モバP「誰も俺に振り向いてくれない」 (113)

・百合、レズ要素マシマシ
・キャラ崩壊
 が嫌いな人はそっ閉じするべし



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1393756231

P「飛鳥、最近レッスンの調子はどうだ?」

飛鳥「ふふ、そうだね…個人的には順調なつもりだけど………そういうのはトレーナーの人に聞いた方が良いんじゃないかな?」ナデナデ

P「そうだな、それもそうか」

飛鳥「そうさ、主観が混じっていては情報として信用ならないからね、………」モミモミ

飛鳥「……それで、今後の方針の話だったかな?」ムニー

P「そうだ。そろそろ方針を固めて仕事もどんどん入れていきたいところだが……」

飛鳥「望むところさ。ふふふ、キミがボクにどんな世界を見せてくれるのか楽しみだね」スリスリ

P「……………」

飛鳥「…………?どうしたんだい?急に黙り込んだりして」ギュ

P「…………なぁ飛鳥…」





P「取り敢えず俺の前で蘭子を弄るのを止めようか」

蘭子「??♪」ぎゅーっ

飛鳥「ダメかい?」

P「ダメだろ」

P「何?その………何?」

飛鳥「蘭子だよ」

P「知ってるよ」

飛鳥「可愛いだろう?」

P「よく知ってるよ」

飛鳥「そうだろう……」






飛鳥「ダメかい?」

P「ダメだろ」

飛鳥「可愛いのに?」

P「可愛いけど」

二宮飛鳥(14)
http://i.imgur.com/p3Z4QoC.jpg
http://i.imgur.com/RjRVqIX.jpg

神崎蘭子(14)
http://i.imgur.com/yYJOkLz.jpg
http://i.imgur.com/CrbKSCE.jpg

画像兄貴あざっす!



P「何?いつからお前らそんな関係になってたの?」

飛鳥「聞きたいのかい?」ニヤニヤ

飛鳥「ボクと蘭子の馴れ初めが聞きたいのかい?」ニヤニヤ

P(うぜぇ)

P「別に惚気話が聞きたい訳じゃ……」

飛鳥「あれは先月の初め頃だったかな………」

P「勝手に話を………」

飛鳥「急に蘭子のパンツが嗅ぎたくなってね………」

P「待てぃ!!」

飛鳥「なんだい」

P「俺の知る中で史上最低の惚気話が始まろうとしている!!」

飛鳥「キミは人の恋路に優劣を付けるのか………」

P「人間性の話!!」

飛鳥「蘭子のパンツを嗅ぎたくないのか……」

P「嗅ぎたくなるのをさも当然のように扱うな!」

飛鳥「そんなに怒鳴らないでくれ、蘭子が怖がってるじゃないか」

蘭子「あ……えと……」

蘭子「飛鳥ちゃん……」ギュッ

P「今はめっ!!あっち行ってなさい!!」

────────…………

───………

………

P「…………って事がありましてね…」カタカタ

P「確かに男とくっつかれるよりは都合がいいんですけど……」カチカチ

P「それでもあいつらがなぁ………」カタカタ

ちひろ「ふーん………」カタカタ







ちひろ「クッソ今更ですね」ッターン

P「!?」ガタン

P「知ってたんですか!?」

ちひろ「そりゃもう」カチリ

ちひろ「ていうか知らなかった事の方が驚きです」シゴトシテクダサイ

P「マジか………」カタカタ

ちひろ「そうですよ、鈍感ってレベルじゃないです」カタカタ

P「いや、色々と問題のある新人の面倒見てたもんで……」カチ

ちひろ「そもそもですよ」ッターン








ちひろ「この事務所にまだノンケが残ってるとでも思ってたんですか?」

P「」カタ…

P「は?……え?………」

ちひろ「まじかよ…………」ヤレヤレ

P「こっちの台詞だぜ………」

ちひろ「考えてみてくださいよ」

ちひろ「アイドルなんて基本的に恋愛禁止」

ちひろ「けれども乙女としてはやっぱり恋はしてみたいワケです」

ちひろ「そして一つの事務所に集められた乙女達」

ちひろ「自然とコミュニケーションは増えていく」

ちひろ「寮暮らしなんかは特に」

ちひろ「そのうち深まっていく関係」

ちひろ「気付いたときには『あれ、この感情は何だろう』」

ちひろ「その上女同士なら余計な煙は立ちません」

ちひろ「さすればハッピーレズハッピー」

P「oh……」

P「そんなバカな話……」

ちひろ「酷でしょうがそれが現実」

ちひろ「皆にモテモテ女天然ジゴロのイケメンPなんてこの世界線には存在しません」

P「何の話をしてるんですか……」



                     ガタン>




P「!?」

ちひろ「仮眠室の方ですね」カキカキ

P「何やってるんだ?………」ダッ

ちひろ「まぁまだ私はノンケですけどね!…………ってもう居ない」

ガタガタ

ヤメロッ

マンザラデモナイクセニ

ソンナンジャ

ソレキキアキタヨ

モットアバレテイインダヨ?

P(話し声……?三人組か……)

P(この時間は誰が開いていたかな……)

P「おい、何やってんだ……………、」ガチャリ









凛「あっ」

加蓮「やべっ」

奈緒「ぷはっ、……………」

P「…………」

凛「…………」

加蓮「…………」

奈緒「これはだな………」

P「……………」


ガチャン

渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/5TL4Wko.jpg
http://i.imgur.com/beyGOj7.jpg

北条加蓮(16)
http://i.imgur.com/VDbYvwA.jpg
http://i.imgur.com/NzmsUdN.jpg

神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/QEhKiif.jpg
http://i.imgur.com/I1W1jvW.jpg

P「」スタスタ

P「」ストッ

P「……………」

P「」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

ちひろ「何見てきたんですか」カチカチ

P「何も話しかけないでくださいいまぼくは目の前で起こっていた惨状を忘れるのに必死なんでござる」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

ちひろ「めっちゃ意識してるじゃないですか」コト

P「私は何も見てません凛が奈緒を羽交い締めにしてたとか未成年がどうやって手に入れたのかわからない器具持ってたとか」

P「加蓮がシャツ一枚しか着てなかったりとか口から糸引いてたとか」

P「構図だけ見たらモリモリ犯罪なのに奈緒がわりかし満更でもなさそうだったとか」

P「儂はそんなもん一切見てなんかいないぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」ガッターン

P「何で!?何でそうなっちゃったの!?」

ちひろ「だからさっき……」

P「俺は!?俺は男としてカウントされてないの!?」

ちひろ「じゃないんですか」

P「そもそも同性愛なんてダメでしょうが!!」

P「お前等の×××はナニを突っ込む為に存在してんだと思っとんじゃぁ!!!」

ちひろ「おい」

P「俺だって!!俺だってあいつ等のことを親身になって考えてぇ!!」

P「誰か一人ぐらい俺になびいてくれたっていいんじゃないかなぁ………!!」

ちひろ「下心丸出しじゃないですか」



               オハヨウゴザイマス>


P「この声は!?まゆ!」

P「そうだまゆなら!!」

P「まゆぅうううううううううああああ!!!」ダダダダ…

ちひろ「まぁまだ私はノンケ…………居ねぇや」

まゆ「おはようございます」ガチャリ


……ダダダダダダダダ


P「まゆぅ!!まゆぅぅぅぅぅっ!!」

P「お前は俺の味方だよn「うわキモっ」


P「……………」

P「……………は……」

まゆ「あ……すいません、つい……」

まゆ「私はレッスンがあるので………」スタスタ……

P「」








P「」

ちひろ「………一応、まゆちゃんはまだノンケです」

ちひろ「まぁ………想い人は間違ってもアナタじゃありませんが」

P「」

P「ナグサメニナッテネェヨ」

深夜:某居酒屋



P「ぐっ……うっ………」グビクビ

留美「ちょ、ちょっと?………」

早苗「悪酔いは駄目だよ?」

P「うるへぇっ!………うぅ……」

留美「何か悩みでもあるの?」

早苗「嫌なことがあったらお姉さんに言ってみなって!」

P「ざな゙え゙ざん゙……る゙み゙ざん゙………」グスッ

早苗「ほら涙拭いて」

P「ゔぅ……………」ゴシゴシ



P「俺゙っで……そんなに魅力無いですか……?」

早苗「あっ……」

留美「あら………」


佐久間まゆ(16)
http://i.imgur.com/b8IT0AT.jpg
http://i.imgur.com/0g3mlek.jpg

和久井留美(26)
http://i.imgur.com/DequGaG.jpg
http://i.imgur.com/soYeuh2.jpg

片桐早苗(28)
http://i.imgur.com/x1AM1BI.jpg
http://i.imgur.com/OY80kLX.jpg

留美「それは………その……」

P「や゙っばり゙かぁぁぁ………」

P「魅力無いんだぁぁぁぁあ………」エグエグ

早苗「…………」

P「言っでぐださい!!」

早苗「えっ」

P「具体的に何処が駄目なのか言ってぐださい!!」

P「騙されたと思って!!」

留美「使い方が違うわよ!?」



早苗「……………」




早苗「後悔しないでね」

留美「!?」

留美「ちょ………」

早苗「Pくんってさ………」

P「…………」ゴシゴシ



早苗「仕事以外取り柄あんの?」

P「」


早苗「金払いあんまり良くないし」

早苗「甲斐性無いし」

早苗「下心丸出しだし」

早苗「あと下ネタももうちょっと控えようか」

早苗「それにヒョロい」

早苗「栄養状態が心配になる」

P「」

P「」

留美「わ、私からは一つだけ……」


留美「ごめんなさい?…その……」




留美「雄として魅力を感じないの」

P「」


P「」


早苗「お、おーい」


P「」ガタッ


留美「Pさん?」



P「釣りは要らねえっ!!」ダンッ


諭吉「」


  ダダダダダダダダ………


早苗「Pくん!?」

留美「行っちゃったわ………」

事務所



P「はぁっ………はぁっ……」

P(逃げ出してきてしまった……)

P(事務所に来たって何もすること無いのに……)

P「は、はは…………」

P「はははは………はは…」

P「は………?」

P(これは……)



   『トレーニングルーム』



P「………………」



  早苗(ヒョロい)



P「……………………」

??ロッキーのテーマ??


P(その日からというもの)

P(俺は来る日も来る日も体を鍛え続けた)

P(摂った栄養は全て筋肉に変換した)

P(酒や煙草は断ち切った)

P(飲み会は烏龍茶で我慢した)

P(下ネタも封印した)

P(人の我が儘は出来るだけ聞くようにした)

P(ストレスが溜まった)

P(ストレスはトレーニングで発散した)

P(苦しかったが、我慢した)

P(そう、全てはこの事務所に健全な恋愛を取り戻すため)





P(そして何より、可愛いアイドル達とイチャイチャするために)

未央「最近のプロデューサーさぁ」

卯月「ん??」

未央「雰囲気変わったよね」

卯月「そうかな?」

未央「そうだよっ!なんて言うか……」

未央「そう!男らしくなった!」

卯月「あー、言われてみれば……」

卯月「そうかも、この前さ………」





   トレーニングルーム



P「ふっ……!ふっ………!」ギッ!ギッ!

P(この生活にも慣れたもんだな……)

P(今では自分の筋肉が成長する事が一種の快感になってきた………)

P(ふふふふ………そろそろ誰かが俺の魅力に気付き始める頃だな………)

P「ふっ………!ふっ………!」ギッ!ギッ!

本田未央(15)
http://i.imgur.com/h6RlWPR.jpg
http://i.imgur.com/dQhUJZt.jpg

島村卯月(17)
http://i.imgur.com/HZR1rfy.jpg
http://i.imgur.com/S5iKWdR.jpg

P「ふぅ……今日はこの程度にしておくか……」



ギィ……


社長「やっているかね?」

P「あ…社長……」

社長「いやぁ、噂は聞いていたが、本当に頑張っているようだね」

P「いや、それほどでも……」

社長「そんなことないさ、皆の間でも話題になっているよ?」

P「本当ですか!」

社長「……ふむ」

社長「どれ、見せてみなさい」

P「はい?」

社長「トレーニングの成果だよ」

社長「ちょっと力こぶを作ってみなさい」

P「そういうことなら………」

ムキッ

社長「うん…なかなかじゃないか」

P「ありがとうございます」

社長「だが、まだまだだな」

P「それは………」

社長「見たまえ」バサッ

P「これは…………!」




P(言葉を失った)

P(正直、スーツの上から見る社長の体は、ただ贅肉を貯めただらしない物だとばかり思っていた)

P(俺は人生で初めて本物の美に出会ったと言うべきだろう)

P(均等のとれた美しい肉体)

P(これこそが俺の目指すべき物なのだと)

社長「私は……この分野においては多少自信がある」

P「社長…」

社長「見れば……キミには素質があるようだ」

P「社長」

社長「私に……キミをプロデュースさせてくれないか」

P「社長…」

社長「キミィ…」

P「社長!」

社長「キミィ!」

P「社長ォ!!」

社長「キミィィ!!」


───────……………


───……………



…………

P「…………」カタカタ

ちひろ「…………」カタカタ




飛鳥「♪」イチャイチャ

蘭子「?」イチャイチャ




ちひろ「…………」ッターン

ちひろ「何も、言わないんですか」

P「ええ……俺、気付いたんです」カチカチ

P「人の恋路を気にするなんかより、もっと大切なことがあるって」カチリ

ちひろ「………そう、ですか」

P「ええ、……それに気付かせてくれたのは………」



   「おはよう、諸君」


社長「はっはっはっ、よく働いているね」

ちひろ「あ、社長、おはようございます」

P「…………社長」


社長「………キミか」

P「………………」

社長「………………」






  グッ!




ちひろ「………………」

ちひろ「なんじゃありゃ」


百合要素はあると言ったが百合スレだとは一言も言ってない(迫真)

初めてなので反省する点が多々ありました

終わり

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