咲「一番かわいかった所が優勝?」(158)
代行: ID:crDA7lXd0
洋榎「32000――思ったより痛いんちゃうか?」
いちご「そんなん考慮しとらんよ…」
「第9中堅戦終了――!!」
「姫松高校主将愛宕洋榎!役満直撃で麻雀では逆転――!!」
「さぁ気になる点数はー!?」
佐々野いちご(鹿老渡) 『9』『10』『9』『8』『9』 計45
愛宕洋榎(姫松) 『6』『4』『5』『9』『5』 計29
「可愛さポイントでは鹿老渡が圧勝!!」
「佐々野いちごが一気に鹿老渡を逆転へ導きましたーー!!」
オ~~~!! ワーーワーー!! ナンデヤ!? フクザツナキブンジャ…
健夜「意外と差が開いたね」
咏「まぁ基本的にこのルールは麻雀で負けた子に優しいっすからね~」
えり「それがあのちゃちゃのん。佐々野いちごともあれば推して知るべしですか」
こーこ「たしかにかな~りそそる泣き顔でしたよね」あはは
永水が強すぎる
健夜「それにしても開き過ぎな気もするけど…。愛宕さんも十分可愛くなかった?」
こーこ「またすこやんはテレビに写ってる訳でもないのに好感度上げにかかって~」ウリウリ
健夜「そ、そんなんじゃないからっ!」
咏「麻雀でプラスだった事は勿論大きいと思いますけど」
咏「それ以上にあのドヤ顔を見て、腹立った審査員が素直に点数を入れたくないって思ったんじゃないすか?知りませんけど」
健夜「あーそれはあるかも…」
えり「というか麻雀でプラスだった事がマイナスに働くというのも変な話ですよね。今更ですけど…」
咏「それは本当に今更だねぃ」
こーこ「でもその中で、愛宕洋榎選手に9点を入れてる人が居るのもこのルールの面白いトコですよね!」
健夜「面白い所というか不条理な所というか…」
えり「最初にこのルール変更を聞いた時は耳を疑いましたよね」
咏「会長の台詞は爆笑もんだったよね~」
咏「『もうめんどいから一番可愛いとこが優勝でよくね?』って」ケラケラ
えり「無駄に似てますね…」
健夜「それで猛反発が起こった結果、妥協案として」
健夜「麻雀の試合を行って、その試合を見た上でかわいかった所が勝ちって事になった訳だけど…」
えり「完全に妥協すべきポイントを見失ってますよね、コレ」
咏「もう麻雀が打てるんなら何でも良いって気分になったんじゃないの?知らんけど」
えり「はぁ…まぁ私ももう何でもいいですけれど」
こーこ「何でもいいとも言ってられませんよ!私達だって審査員候補に入ってるんですから」キラキラ
健夜「なんでこーこちゃんそんなに楽しそうなの?」
こーこ「麻雀ほぼ関係無いといえど折角のインハイ!テンション上げてかないでどーすんのすこやんっ!」
咏「フフフ。私はこーこちゃんのそういう姿勢は好きだよ。えりちゃんも見習わないと」フフフ
えり「何でですか。…まぁ仕事ですからちゃんとやりますけど」
健夜「私達の担当試合ってどの試合でしたっけ?」
えり「えーと…Bブロックの二回戦第一試合。出場校は…」
そして、時は流れ全国高校麻雀大会(インターハイ)二回戦第一試合の日が訪れた
こーこ「いよいよですね!楽しみですね!」わくわく
はやり「そーだねっ☆はやりもすっごい楽しみだよ」ニコッ
健夜「五人目はやりちゃんだったんだ…」
咏「よろしくお願いするっす~」
えり「よろしくお願いします」
はやり「二回戦第一試合に出場して来たのは、第三シードの永水女子と」
はやり「清澄、宮守女子、姫松の四校だね☆」
健夜「なんで試合直前にそんな確認を…」
えり「姫松はよくあそこから逆転しましたよね」
咏「ま~鹿老渡は可愛さ的にはちゃちゃのんのワンマンみたいな所あったからねぃ」
健夜「清澄は初出場なんだっけ?」
こーこ「初出場で二回戦に出て来るなんて凄いよね~。麻雀でもブッチ切りだったみたいだし!」
健夜「うんまぁ…本来麻雀でブッチ切りならそれで良いはずなんだけどね」
「それでは一回戦を開始します!」ビーーッ!!
咏「って、話してる間に始まっちゃいましたね。えりちゃん選手紹介よろしく~」
えり「清澄は一年の片岡優希選手。東場での高火力を得意とする選手です」
咏「ロリ枠だねぃ」
健夜「なんだろあのマント…」
はやり「はやりはロリだからって甘い採点しないからね~☆」
えり「永水は二年の神代小蒔選手。去年の超新星の一人ですね」
こーこ「ハンパ無いおっぱいしてますね…!これは強い!」カキカキ
咏「去年も凄かったけど、今年はより一層成長してきたねぃ。たしかにこれは要注目だよ」フフフ
健夜「そういう基準なの…?」
えり「宮守の先鋒は三年の小瀬川白望選手」
はやり「背高いね。羨ましいな~」
こーこ「可愛いよりカッコ良い系の選手っぽいですね。このルールだとやや不利でしょうか?」
咏「いやぁそうとも言い切れないと私は思うよ?」
えり「最後に姫松は二年の上重漫選手。去年は一年にして副将を任されてました」
咏「この子もロリ気味だよね」
こーこ「そして巨乳…。小瀬川選手もなかなかだったし、この卓巨乳率高くありません?」
こーこ「これは片岡選手すこやん票ゲットのチャンス…!」
健夜「うるさいよっ!」
そして………
「リーチだじぇ!」
「ここからは私の連荘で終わらせる」
(話がちゃいますやん末原先輩!)
「ここからは――全力以上であたせてもらいます!!」
(ここはダマじゃすまさない…!)
「やっとかぁ…」
「ロン」
―――先鋒戦は終わった!!
清澄99900(-100) 宮守115000(+15000) 永水100700(+700) 姫松84400(-15600)
※麻雀のスコアです
はやり「さぁ採点発表の時間だよ☆」
健夜「うぅ…なんか緊張するなぁ。これって誰がどの点数かも放送されるんでしょ?」
えり「ヘタな点数付けたらネットで叩かれちゃいそうですよね…」
はやり「大丈夫☆ヘタなことしなくてもネットは叩くから!」
健夜「なにその悲しい発言…」
こーこ「よーしじゃあ出しますよ~!せーのっ!」
(左から、健夜,恒子,咏,えり,はやりの順)
片岡優希(清澄) 『8』『8』『8』『7』『6』計37
小瀬川白望(宮守) 『7』『7』『7』『8』『6』計35
神代小蒔(永水) 『6』『9』『9』『8』『7』計39
上重漫(姫松) 『8』『8』『9』『7』『9』計41
こーこ「お~結構良い勝負?って感じじゃないですか?」
咏「まぁ実際可愛い子揃いだったしねぃ」
えり「やはり皆さんも麻雀でイマイチだった人を高めにしてるんですか?」
咏「私はそういう訳でも無いよん。自分の好みが入ってるっていうのは認めるけどねぃ」
こーこ「すこやんの神代選手への評価が妙に低いのが気になる…」
健夜「えっだって試合中に寝てたんだよ?それは駄目でしょ」
こーこ「そういう所を可愛いと思わない所が何ともすこやんらしい…」ニヤニヤ
~清澄控室~
優希「ぐっ…どっちにしても中途半端な結果になってしまったじぇ」
久「今回の審査員は特別ロリ好きの人は居ない様ね」フム
和「はぁ……」
優希「めんぼくないじょ…。染谷先輩がんばー…」
ポンッ
まこ「そんな落ち込む必要は無い。今度こそ本当に…」
「―――カタキ、とっちゃるけえのう」
「次鋒戦終了――――!!!」
清澄112800(+12900) 宮守103500(-11500) 永水93100(-7600) 姫松90600(+6200)
はやり「次鋒戦の採点結果はこちらっ☆!」
染谷まこ(清澄)『6』『5』『5』『5』『4』計25
エイスリン(宮守)『8』『10』『9』『9』『8』計44
狩宿巴(永水) 『8』『7』『7』『7』『7』計36
真瀬由子(姫松) 『8』『9』『9』『9』『6』計41
こーこ「おぉっと!これは結構な事になっちゃってますね…」
咏「…いや、別に悪意とかじゃないんだよ?」アセ
えり「ちょっと写り方が悪かったですよね。悪役的というか…」
健夜「ていうかはやりちゃん辛口過ぎない?真瀬選手に6は無いと思うけど…」
はやり「なんかねー。内面が見えるというか…キャラ被ってるというか」ボソッ
こーこ「すこやんの基準も割と謎だけどね」
咏「エイスリンちゃんはまぁズルいよねぇ。元から可愛いのにあんなの点入れちゃうよ」
えり「ネット見てても人気凄いですね彼女…」
健夜「ネットの人達に採点してもらうのじゃ駄目なのかなぁ?」
戦いのバトンは中堅戦へと渡る
咏「清澄の竹井ちゃんは、なかなか本調子になれないって感じだねぃ」
こーこ「一回戦の時は不敵っていうか、自信満々な感じだったんですけどね」
こーこ「しかしこのギャップはこれはこれで…」フム
健夜「あ、それ切っちゃうんだ」
はやり「健夜ちゃん。マジダメ出しは今は控えてあげなよ」
えり「愛宕選手は本当に麻雀では圧倒的ですね」
そして、中堅戦は終わった
清澄97700(-15100)宮守90000(-13500)永水84800(-8300)姫松127500(+36900)
「愛宕洋榎一人浮き!!中堅戦は姫松高校愛宕洋榎の一人舞台となりましたっ!!(麻雀では)」
健夜「姫松が全体でも一人浮き。流石名門校だね」
こーこ「麻雀の点数は勝ち上がりに何の関係も無いけどね~」
健夜「…よくみんな打つ気になるなぁ、コレ」
咏「では、採点発表としゃれこみますかっ」トンッ
竹井久(清澄) 『9』『8』『9』『8』『9』計43
鹿倉胡桃(宮守)『8』『8』『7』『9』『7』計39
滝見春(永水) 『8』『8』『7』『8』『7』計38
愛宕洋榎(姫松)『7』『7』『7』『5』『9』計35
こーこ「おぉっ!竹井選手が高得点でまとまりましたね」
こーこ「すこやんが9点付けるなんて珍しい」
健夜「やっぱり目立ってたし。後半の楽しそうに打ってるとこが印象的だったかな」
はやり「分かる分かる。後半東四局の時の笑顔とか良かったよね~☆」
こーこ「針生アナは鹿倉選手9で愛宕選手5ですか。針生アナらしいですねー」
えり「竹井選手も7にしようかと迷ったんですけどね」フム
勝負も折り返しを越える副将戦――
「よろしくですよー」
(逆に人じゃないみたいですねー)
(この人……!!ホントにですかー!!)
(ないない!そんなの……っ!!)
(また完全に封じられてますかー!?)
「ふぅっ」
「ツモ。8000・16000ですよー」
――が終わった
清澄99600(+1900)宮守85700(-4300)永水87100(+2300)姫松127600(+100)
健夜「点数はほぼ変動無かったけど、見所の多い試合だったね」
えり「というかこれ放送して良いんでしょうか…?」
はやり「訴えられた時に考えればいいんだよっ☆」
こーこ「採点発表の時間でーす!!」
原村和(清澄) 『7』『9』『9』『9』『7』計41
臼沢塞(宮守)『9』『7』『7』『8』『7』計38
薄墨初美(永水)『7』『9』『9』『8』『6』計39
愛宕絹恵(姫松)『8』『9』『8』『9』『8』計42
咏「ほう。これはまた全体的に高得点で揃ったねぃ」
こーこ「誤解を恐れずに言うけど、すこやん何か美少女に厳しくない?」
健夜「なっ何がっ?」アセ
咏「瑞原さんは何で薄墨ちゃんを6点にしてるんすか?」
はやり「あざとい☆」
健夜「はやりちゃんだけは言う資格無いでしょそれ…」
えり「小鍛治プロが臼沢選手に9点を付けてるのも、意外と言えば意外ですね。そう目立っていた訳でも無いですし…」
健夜「…頑張った分って所かな」
咏「大将戦前にこれまでの点数をおさらいすると…」
清澄 146
宮守 156
永水 152
姫松 159
はやり「わりかし接戦だね」
こーこ「全体的にこの組はやたらレベルが高かったですからね~」
こーこ「清澄が若干苦しいですけど、大将戦は点数倍ですからまだ分かりませんよ!」
健夜「私達の点数+ネット投票のも入るんだっけ。どうなるのかなぁ…」
和「咲さんなら麻雀でも可愛さでも100点満点間違い無しですっ!」
優希「恐怖で審査員をも脅してくるんだじぇ!」
咲「いっいって来ます!」
塞「私達は何にも心配してないよ」
エイス「トヨネ!カワイイ!」
姉帯「そ、そうかなぁ…///」
巴「霞さん頑張って下さい!」
初美「まぁ可愛いという表現も出来なくはないですからガンバですよー」
霞「うふふ。初美ちゃん帰ったら覚えときなさいね?」ニコッ
末原「私にとっては酷なルールですが…何とかリードを守って来ます」
由子「どこにだって需要はあるのよー」
赤阪「ウチなら10点どころか100点入れたい位やから心配せんとき~」
――そして、運命を分かつ大将戦の幕が上がり
咲「ツモっ。400・800です」
―――幕が降りた
最終結果(麻雀の)
清澄109700(+10100)宮守87400(+1700)永水101200(+14100)宮守101700(-25900)
健夜「麻雀だと、清澄が1位通過で姫松が2位通過だったんだね」
はやり「無駄に麻雀も面白い試合だったよね」
えり「無駄っていうのはどうかと…まぁ、無駄ですけれど」
咏「今回は先にネット投票の結果から出るんだったよね?」
こーこ「ハイ。膨大な量から平均を取って、10点満点で出すらしいです」
はやり「視聴者はこの大将戦をどう見たのか。結果はCMのあとすぐ☆!」
健夜「そういうのいいから」
ネット投票の結果
清澄→零時35分になってからの先着5票の平均(10点満点)
宮守→零時38分に(略)
永水→零時41分に(略)
姫松→零時44分に(略)
こーこ「ネット投票の点数の平均値はこちら!五捨六入!」
宮永咲(清澄) 9
姉帯豊音(宮守)7
石戸霞(永水)8
末原恭子(姫松)8
はやり「この点数に私達の採点が加わった結果!」
咏「準決勝へと進出した高校はこちらっす~!」
宮永咲(清澄) 『8』『6』『6』『6』『5』計31+45=76
姉帯豊音(宮守)『7』『8』『8』『7』『7』計37+35=72
石戸霞(永水) 『9』『7』『7』『6』『9』計38+40=78
末原恭子(姫松)『8』『8』『8』『8』『8』計40+40=80
最終結果
1位姫松高校 239
2位永水女子高校 230
3位宮守高校 228
4位清澄高校 222
「結果が出ました!二位通過は永水女子高校!」
「そして一位通過は南大阪代表っ!姫松高校です!!」
ワアアアアアアーーーッ!!! パチパチパチパチーーーッ!!
えり「宮永選手ネットだと平均9入ってるんですね」
こーこ「すこやんで慣れてる私ですら、恐ろしくて仕方無かったですけど可愛いと思う人も居るんですね~」
健夜「どういう意味かな…?いや、言わなくていいけど」シュン
はやり(種類は違うけどトラウマが刺激されちゃった…)ブルブル
えり「末原選手が見事にオール8達成してますね」
咏「末原ちゃんは補正抜きにしても可愛いかったと思うよ。外見というか、その姿勢がねぃ」フフフ
はやり「ついつい応援したくなっちゃうよね☆9でも良かったけど、伸び白に期待ってことで」
健夜「それにしても、折角麻雀では一位だったのに清澄はここで敗退なんだね。勿体無いなぁ」
こーこ「しょうがないよ、それが麻雀だもん」
健夜「いやそれは絶対違うと思うけど…」
えり「控室も各々微妙な空気になってますね。特に清澄は…」
咏「ま、この敗北を糧に来年はもっと磨きを掛けて来てくれるだろうさ」
はやり「麻雀が強いだけじゃ勝てないっていうのはこれで思い知っただろうしね☆」
健夜「またそんな適当な締めを…」
咏「それでえりちゃん、次の私達の担当はどこなんだい?」
えり「えーと…次は」
「―――Aブロックの準決勝ですね」
カン
終わり。
ネタの料理の仕方を間違えた感が凄いです。
でもまぁ咲キャラは皆可愛いから、そもそも無理があったね。仕方なし。
何かよく分からんけど気に障ったならごめん
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