キッド『はぁ? お前だって知ってんだろ。今夜はもう犯行予告出しちまったよ』
コナン「蘭がどうしても大人の引率者がいねぇとダメだってんだよ」
キッド『じゃあおっちゃんとか博士に連れて行ってもらえばいいだろーよ』
コナン「バーロー、お前が犯行予告出したせいでおっちゃんも蘭も忙しいんだよ」
コナン「博士はこの間の発明のせいで謹慎中だしな」
キッド『だからオレも忙しいんだよ』
コナン「バーロー、お前が犯行予告出すよりも前にこっちは肝試しの予定立ててたんだよ!」
コナン「なのにお前のせいで予定が狂ったんだ! 責任取れよ」
キッド『わぁったよ、じゃあ演出とかしないでパッと盗んでくるからその後でいいか?』
コナン「それじゃあ何時になるかわかんねぇだろ。犯行予告なんてすっぽかしちまえよ」
キッド『バーロー、そんなことしたら大勢の人に迷惑かかんだろ』
コナン「バーロー、こっちはすでに被害者だってぇの」
キッド『だいたい肝試しなんてガキのやることじゃねぇか』
コナン「あれれー、キッドのお兄ちゃん、まさか怖いのかなぁ」
キッド『バーロー、んなわけあるかよ』
コナン「じゃあ今夜20時、博士の家で待ってるからな。来なかったら毎日深夜に青子の携帯に非通知でわんぎりすっからな」
キッド『わぁったよ、いいか、行くけど殺人事件だけは起こすんじゃねえぞ』
コナン「わぁってるって。じゃあ今夜な。あばよ」ピッ
歩美「ねぇねぇコナン君、キッドのお兄さん、なんだって?」
光彦「僕たちは肝試しに行けるんでしょうか」
元太「俺今夜は外でうな重食ってくるって母ちゃんに言っちまったぞ」
コナン「バーロー、おめぇらは心配しないで待ってればいいんだよ」
灰原「あら、さすが工藤君ね」
光彦「よかったです! 僕一度キッドさんのグライダーで飛んでみたいんです!」
元太「うな重ってことか?」
アガサ「新一、肝試しに行くならこれを持っていくといいぞい」
コナン「何だこのスイッチ」
アガサ「ついに完成したんじゃよ。歩美くんが哀クンをテクノブレイクさせるスイッチじゃ」
コナン「!?」
コナン「ほんとか博士! 今度こそうまくいくんだろうな!」
アガサ「ああ、もちろんじゃよ。前回の開発では歩美くんが哀クンをくすぐるだけじゃったがな、今回は完ぺきじゃ」
アガサ「ついでにサプライズも付けておいたぞい」
コナン「サンキュー博士!」
アガサ「くれぐれも悪用するんじゃないぞ」
灰原「2人でなにをこそこそやってるのかしら?」
アガサ「いや、なんでもないんじゃよ」
コナン「そ、そんなことより光彦! いつあの世には帰るんだ?」
光彦「そうですね、今回はお盆が終わったら帰ろうかと思います」
歩美「さびしくなっちゃうね。でもまたお墓参り行くからね」
元太「うな重持ってくからな」
光彦「皆さん、ええ、お墓で待ってますから僕!」
灰原「うまく話をすり替えたわね。まあいいわ」
灰原「あなた達、少しは今のうちに寝ておきなさい。今夜は遅くなるのよ」
歩美、元太、光彦、コナン「はーい」
アガサ「ほっほっほ、みんないい子じゃのう」
その夜
テレビ『怪盗キッドから犯行予告が出たことを受けて、すでに警視庁では捜査員を通常の5倍に増やし、さらに西の名探偵といわれるハトリ君や、毛利小五郎さんに協力を依頼しているとのことです。また、鈴木財閥も独自に対キッド用の発明を進めているということで……』
コナン「こいつら、今夜キッドが来ないって知らずに準備してやがる」
灰原「あなたもなかなか酷な事をするものね」
コナン「バーロー、せっかくお盆で光彦があの世から帰ってきてるんだ。楽しみたいじゃねぇか」
光彦「コナン君……」
元太「そうだぞ光彦! 楽しんでいけよな!」
歩美「いっぱい楽しもうね、肝試し!」
光彦「あーはいはい」
あ、はい、光彦はすでに故人です。
??「盛り上がってるところわりぃな」
灰原「あら、保護者が来たみたいね」
キッド「バーロー、そんないい方すんじゃねぇよ」
歩美「キッドさん! 今夜はよろしくお願いします」
元太「ちゃんとうな重持ってきてくれたんだろーな」
キッド「ったく、うな重を作って来いとか言うから何かと思ったら、おめーかよ元太。スーパーで一番高いうなぎで作ってきちまったじゃねぇか」
コナン「なあキッド、せっかくだしテレビでお前が来ない所を見ていかないか?」
元太「うっめー、キッドのにいちゃん料理めっちゃうめーなー!」
キッド「いや、やめとく。明日朝からデートだから今日は早めに肝試しも終えて帰りたいんだ」
灰原「あら、世紀の怪盗とはいえ、普段はただの男の子ってわけね」
キッド「バーロー、そんなんじゃねぇよ」
アガサ「ほれ、行くなら早くいかんと、本物のお化けが出てきてしまうぞ」
一同「きゃーこわーい」
アガサ「ではキッド君、悪いが子守は任せるからの」スッ
キッド「お、おお(なんだ? なにか渡されたぞ)』
アガサ「わしのナニじゃよ」
キッド「バーロー!」
アガサ「というのは冗談で、頼まれていた哀クンが歩美くんをテクノブレイクさせるスイッチじゃ」
キッド「え、ついに完成したのか博士!」
アガサ「ああ、もちろんじゃよ。ただのう、新一には歩美くんが哀クンをテクノブレイクさせるスイッチを渡してしまったからのう」
キッド「な、なんだって!」
アガサ「たぶん両方のスイッチを押したらただの百合プレイになるじゃろうのぅ」
キッド「やだやだー! 百合×ノンケがいいのー!」
アガサ「そこは新一と話し合ってくれんか」
キッド「バーロー、オレはキッドだぜ。盗むに決まってんだろ」
アガサ「まあどっちがどっちを攻めるにしても、録画だけは忘れんようにな」
歩美「早く行こうよー」
キッド「おお、わりぃわりい」
アガサ「ではのぅ、気を付けていってくるんじゃぞー」
アガサ「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」
アガサ「行ってしまったわい。こうしてみんなわしみたいな老いぼれからはだんだん離れていくんじゃのぅ……」
アガサ「まあいいわい、歩美くんが座ってたソファーをクンカクンカしながら、哀クンの下着でも拝借するとするかのぅ」スタスタスタ
その頃
鈴木さん「キッドめ、もうすぐあらわれるな、今夜こそはわしが作ったこの対キッド用迎撃専門メタルギアでお縄にしてやるわい」
ハトリ「なんやえらいいかついもん用意しとるんやな」
小五郎(なんだこの胸騒ぎは……今夜の犯行予告、何かがおかしいぞ)
蘭「どうしたのお父さん、難しい顔して」
小五郎「いや、なんでもないんだ」
和葉「なんやえらい真剣やな」
蘭「コナン君を連れ歩かないようになってから、お父さん、記憶が飛ぶこともなくなって凄く頭良くなったんだよ」
蘭「最近はいつも犯罪が起こる前に事件を解決しちゃうんだから」
和葉「なんやそのクイーンの問題みたいなんは」
ハトリ「なに難しい話しとるんや和葉。わいもう頭がパーン行ってまいそうや」
和葉「ああ、ごめんなヘジ。ヘジの前で難しい話はご法度やったわ」
小五郎「うるせぇぞガキども。今はいつ来るのかわからないキッドに集中するんだ」
小五郎(だが果たして本当にキッドは来るのか……)
そして
コナン(途中一件の殺人事件が起こったがなんなく解決しオレ達は無事に肝試しの会場へとたどり着いた。探偵役にされて眠っている元太を運ぶのはかなり骨が折れたが)
光彦「ほら、着きましたよ元太くん」
元太「うな重?」
歩美「あー哀ちゃんが元太くんのうな重食べてるー!」
灰原「え?」
元太「おい灰原! なんてことしてんだよ!」
灰原「馬鹿ね、私があなたの触れたものに触れるわけないでしょ」
元太「おおそっかー、ならいいんだけどよ」
元太「それなら歩美、うな重はどこだよ」
歩美「えー歩美わかんない」
キッド「ほらおまえらうるせーぞ、ちゃっちゃとペアを作るんだ」
キッド(よし、ここでうまく哀ちゃんとあゆみたんのペアを作って)
コナン「ほら、この割り箸を引け、数字が同じ人同士でペアを作るんだぞ」
コナン(歩美と灰原、そこだけはもう決定だけどな)
歩美(コナン君か哀ちゃんと一緒がいいなぁ)
元太(うな重は一体どこへ)
光彦(本当のお化け出そうですね……できればペアは大人のキッドさんがいいんですが)
コナン「よし、じゃあみんな引いたな」
コナン「まずは歩美、何番だ?」
歩美「えっと、歩美は1だよ」
灰原「あら、私とね」
歩美「哀ちゃん? やったー、元太くんとじゃなくてよかったー」
コナン「よし、じゃあ他の人はてきとーにペア作ってねー」
光彦「ちょ、なんですかそれコナン君」
キッド「光彦、空気。わかるな?」
光彦「は、はぁ」
元太「じゃあコナン、俺と組もうぜ」
コナン「しまっ、空気読めない奴がいた」
灰原「ちょうど全コンビ決まったようね。では順番はどうする?」
歩美「コナン君は元太くんとかぁ、かわいそう」
光彦「では、僕はもう死んでいるのである程度お化けにも話付けられますし、僕とキッドさんが最初に行って危険なお化けがいないか確かめましょうか」
キッド「光彦、空気」
光彦「は、はぁ」
コナン「わりぃ灰原、どうしても光彦が灰原たちに最初に行ってもらいたいんだとさ、頼めるか?」
灰原「仕方ないわね」
灰原「行きましょう、吉田さん」
歩美「えー、歩美達が最初なのー? こわいよー」
灰原「大丈夫よ、この世に幽霊なんていないわ」
灰原「そう、幽霊なんかよりよっぽど怖いのは人間なのよ……私のように復讐にとらわれた人間がね」
元太「なに訳の分かんないこと言ってんだこいつ」
歩美「ひどいよ元太くん、哀ちゃんがわけわからない時はいつも突っ込まずに生温かく見守ってあげてたのに。哀ちゃん、怖いから手つないでもいい?」ギュっ
灰原「……好きにしなさい」スタスタスタ
キッド、コナン「……いいなぁ」フッ
コナン(さあて、それじゃああとはこのスイッチをおせば)
コナン(あれ、スイッチがねぇ、まさかキッドのやつ)
キッド「あれれー、どうしたのかなコナン君。なにかさがしものー?」ニヤリ
コナン「やられた!」
キッド(さあて、それじゃああとはこのスイッチを押せば)
キッド(あれ、このスイッチ全く見た目が一緒じゃねぇか、どっちがタチ哀ちゃんスイッチなんだ!)
光彦「それでは僕たちも行きましょうキッドさん」
キッド「あ、ああそうだな(ええい、ままよ!)」ポチ
元太「コナン、俺うんこしてくるな」たったった
コナン「あ、ああ。行っちまった……だが」
コナン「大変だキッド、元太がいなくなっちまった!」
キッド「あっそ、大変だな」
コナン「オレ達で探しに行くぞ」
キッド「えー」
コナン「光彦はここで待っててくれ、元太が戻ってくるかもしれない」
光彦「そ、そんな僕も一緒に」
コナン「光彦、空気」
光彦「は、はあ」
コナン「いくぞキッド」
キッド「えー」
一方
歩美「哀ちゃん、怖いよー」
灰原「大丈夫よ、そもそも円谷君だって幽霊なんだから一緒じゃない」
歩美「でも光彦君はお盆とかそういう特別な時しか現れないし」
灰原「あら、他の幽霊だって肝試しの時にしか現れないわよ。円谷君と一緒じゃない」
歩美「そっかーじゃあみんな光彦君なんだね」ドクン
灰原「それはそれで怖いわね。あら、吉田さん? 大丈夫?」
歩美「ねえ哀ちゃん、なんだか歩美胸が痛くなってきちゃった……」
灰原「胸?」
歩美「うん、なんだかちくちくするの」
灰原「そう、虫に刺されたのかしらね。だとしたらあぶない虫もいるかもしれないから……」
歩美「ここの所なんだけど」
灰原「よく見えないわね」
歩美「じゃああっちの陰の方行こうよ。ここで見せるのは恥ずかしいよ」すたすたすた
灰原「ここなら他の人にも見つからないわね。で、どこかしら?」
歩美「ここだよ」
灰原「なんともないわね(傷一つない綺麗な肌ね。こんな胸が数年後には膨らむのかしら)」
歩美「ねえ哀ちゃん、哀ちゃんはお胸膨らんでる?」
灰原「え、どうしたの吉田さん」
歩美「哀ちゃん、すごく大人っぽいから、どうかなって」
灰原「そんなわけないじゃない」
歩美「嘘だよ哀ちゃん」ばっ
灰原「きゃっ、ちょっとなにするの吉田さん!」
歩美「哀ちゃんのお胸みたいなぁ」ヌガセヌガセ
灰原「ちょっと、だめよ、ぬがせないで」
歩美「哀ちゃんのお胸、ぺったんこだね。歩美と一緒だー」
灰原「や、やめ」
歩美「きれーい、さわっちゃえー! えいえい」
灰原「や……」ビク
歩美「あはは、哀ちゃんビクってしたおもしろーい」
灰原「……」ビクン
歩美「哀ちゃんは今日もスカートの下はなにも履いてないのかなぁ」
灰原「だめ、吉田さん、そこは」
歩美「やっぱりノーパンだー、哀ちゃんえっちー」
灰原「あの、隠れメタボ博士の仕業ね……」ビクン
歩美「哀ちゃん、やっぱり歩美と一緒で毛生えてないんだねー」
灰原「だめ……見ないで……」
歩美「あれ、哀ちゃんなんかお水出てるよー?」
灰原「いやぁぁぁ」ビクンビクン
歩美「すごーい、哀ちゃんのここ温かーい」
灰原「吉田さん、もうやめて……」ビッビビクンクン
歩美「歩美哀ちゃんのこと大好きー!」
灰原「らめぇぇぇぇぇぇ」
一方
コナン「バーローキッド、おめぇも見たかったんなら最初から素直に言えばよかったんだ」
キッド「だってお前は歩美たんが哀ちゃんをテクノブレイクさせる派なんだろ!」
コナン「バーロー、そんなもん関係あるかよ。オレはエロければなんだっていいんだよ!」
キッド「新一……」
コナン「それにお前だって少年探偵団の一員だろ。仲間の為ならオレは自分ではなくお前の意見を優先させる」
キッド「……悪かった、オレが間違ってたよ。ところで結局テクノブレイクってなんだ?」
あ、ID変わりましたね。以下このIDでよろしくお願いします。
コナン「オレが知ってるわけねーだろ。ググれよ」
キッド「テクノブレイク……ウィキペデアさん出ないな」
キッド「えーっと、過度な自慰行為が原因で死亡してしまうこと……こえー、高校生が死んでるんだってよー。青子にもテクノブレイクには気を付けるよう言っておかねーとな」
コナン「バーロー、そんなことよりももしそれが本当だったらとりあえず今は先に灰原たちを見つけるぞ。早くしないとどちらかがテクノブレイクしちまう!」
キッド「ああ、テクノブレイクしちまったらたすからねぇ!」
コナン「ったく、博士もとんでもないスイッチを作ってくれたもんだぜ……」
キッド「ああ、あの博士、絶対に許せねえな」
キッド「!?」
キッド「おい待て新一。さっき博士から聞いたんだけどよ」
コナン「何だよこんな時に」
キッド「このテクノブレイクスイッチ、二つとも押したらただの百合展開になるらしい」
コナン「なんだと! それならあの2人が助かるのか!」
キッド「ああ、そういうこった」サッ
キッド「!?」
コナン「どうした、早くもう一個のボタンを押せよ」
キッド「だめだ新一、さっき押したボタンがどっちだかわからねぇ……」
コナン「なん……だと」
キッド「どうする、両方とも押しちゃう?」
コナン「バーローわかってんのか! ハズレを押した瞬間にテクノブレイクだぞ!」
キッド「そんなこと言ったって、どっちかなぁ」
コナン「アガサ博士……サプライズってのはこのことかよ」
キッド「テクノブレイクするのかな」
コナン「……キッド、テクノブレイクする時は、一緒だぜ(歩美と灰原が)」
キッド「新一///」
佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」
初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」
初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」
初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」
初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」
初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」
佐天「初春?」
ガサっ
コナン、キッド「!? だれだ!!」
??「あああん、らめらめらめー、ああああ!」
コナン「このあえぎ声は……」
キッド「歩美たんか!」ばっポチ
アガサ「わしじゃよ」
アガサ「そこの繁みでオナニーしとったんじゃが、虫がひどくてのう。困ったもんじゃわい」
佐天「完結しててもつまんない奴も多いんだね……」
初春「本文がよくても、後書きや合いの手で興醒めするのもですね」
初春「糞スレが伸びてる理由もわかりませんし」
初春「百番煎じのSSは、書いてる奴も読んでる奴も何考えてるんですかねえ」
初春「独自性出せないなら創作やるんじゃないっつーの」
初春「臭過ぎて鼻が曲がるわ」
佐天「初春?」
キッド「んだよ博士、おめー今謹慎中じゃねぇのかよ」
アガサ「そんなこと言ってものぅ、オナニーくらいは好きにさせてくれんか」
コナン「バーロー、これが灰原にばれたらまた晩飯ぬかれっぞ」
アガサ「そうそう、その哀クンなんじゃがな、スイッチはどうなっとる?」
コナン「そうだ博士! さっきボタンを一つ押したんだけどよ、灰原たちが見当たらないんだ!」
キッド「両方ともボタン押したら百合になっちまうんだろ、オレ達はテクノブレイクがみたいんだ! どうすればいいんだ」
アガサ「はて、わしには二つとも押してあるように見えるがのう」
キッド「あっ」
コナン「バーロー! キッドのバーロー!」
キッド「てへ」
アガサ「とりあえず灰原クンと歩美くんを探すんじゃ! 早くせんと手遅れになってしまうぞ」たたた
一方
ハトリ「和葉は相変わらず将棋強いなぁ、手も足も出ぇへん」
和葉「もう、いつもルール覚えてから挑んでってゆうとるやんヘジ」
ハトリ「せやかて和葉、漢字ってごっつむずいやん」
蘭「お父さん、キッド来ないね」
鈴木さん「はっはっは、わしのメタルギアに恐れをなしたか、あるいはまた毛利さんが事件前に解決してしまったのかのぅ」
小五郎(おかしい、最初からすべてがずれている気がする)
ハトリ「なあ和葉、わいHTL48つくろおもうとるんや」
和葉「なんなんそれ」
ハトリ「わいを48人集めて高校生探偵アイドルにするんや」
和葉「どこにヘジが48人もおるん?」
ハトリ「キッドと博士に頼めば何とかなるやろ」
和葉「博士はともかくキッドは協力してくれへんやろ」
ハトリ「そうかなぁ、ちょっと聞いてみるわ」ぷるるるる
ハトリ「つながらへんなぁ」
和葉「当たり前やん、今頃盗みの準備で忙しいやろ」
ハトリ「せやけど友人の電話くらい出るやろ」
一方
元太「なぁ光彦、コナンたちいつ帰ってくるんだよ」
光彦「わかりませんよ、でもコナン君がここで待ってろって言うんですから待ってないと」
元太「もう我慢できねぇ、いくぞ光彦、オレ達で肝試しだ!」たったった
光彦「もう、待ってくださいよ元太くーん」
一方
ぷるるるる
キッド「だれだこんな時に」
コナン「バーロー、携帯の電源くらいきっとけよ」
アガサ「おーい、哀クーン、歩美くーん」
キッド「ヘジか、もしもし」
コナン「バーロー、電話してて迷子になってもしらねぇぞ」
ヘジ『おーやっと出たか、なんやいつも3コール以内に出ぇゆうとるやないか』
キッド「バーロー、こっちにだって用事があるんだよ。で、なんの用だ?」
ヘジ『えっとな、なんやっけ和葉。おおそうやったそうやった!』
ヘジ『あんなぁ、わいHTL48つくろ思うとるんやけど、一緒にやらへん?』
キッド「はあ? なんだよそれ」
ヘジ『ワイを40人くらい集めて探偵アイドルを作るんや』
キッド「パス、アパルトヘイトが起きそうだ」
ヘジ『なんやつれへんなぁ。ん、なんや和葉』
ヘジ『和葉がバカな話につきあわせてごめんゆうとるで』
キッド「ああ気にすんな。それより今オレ待ちだろ。今夜はいけないけどおっちゃん達によろしくな」
ヘジ『ああおおきにー』ぷつ
キッド「ったく、なんなんだよあいつは。あれ、新一? はかせー? どこー?」
キッド「……」
キッド「……」
キッド「……バーロー……」ぽつん
一方
アガサ「おい新一、キッドがいなくなったぞ」
コナン「気にすんな、あいつはうまいことやれるだろ」
コナン「それよりも近いぞ、灰原たちはたぶんこの辺だ!」
アガサ「新一、こっちじゃ!」
灰原「あら、吉田さん、あなたもうこんなに濡らしてるのね。駄目じゃない」
歩美「どうしたの、哀ちゃん、おか、しいよ。こんなのおかしいよ」ビクンビクン
灰原「あら、またイってしまったの?」
歩美「歩美イってないよ? それよりも哀ちゃんこそ息が苦しそうだよ。触ってあげるね」
灰原「だ、ダメよ吉田さん! こん、なこともう、やめ、ましょう」びびびくん
コナン「こ、これは……」
アガサ「うっ……ふぅ」ビクン
コナン「おい博士」
アガサ「なんじゃ新一どうした?」ふきふき
コナン「なにが起こってるんだよ」
アガサ「どうせ両方のスイッチを押したからどちらかがテクノブレイクするまで交互に責めてるんじゃろ。興味ないわい」
コナン「しまった! 博士は賢者か!」
アガサ「あー、なんでわしこんな発明したんじゃろ。恥ずかしいわい。死んでしまいたいのぅ」
コナン「くそ! とりあえず麻酔銃でどちらかを眠らせて」
コナン「だめだ! さっきの殺人事件で元太に麻酔銃を使っちまった!」
コナン「どうすりゃあいいんだ……」
歩美「哀ちゃんやめて……歩美テクノブレイクしちゃうぅぅぅぅ!」ぷしゃぁぁぁ
灰原「きゃっ、吉田さんの潮が当たって、だめよ、吉田さんー!!」ガクガクガク
アガサ「はぁぁぁ、新一、もう帰らんかー?」
コナン「くそっ、このままじゃ博士の発明のせいで2人が死んじまう! いったいどうしたらいいんだ」
コナン「う!……」どぴゅぴゅ
一方
キッド「しんいちー、はかせー、もう悪いことしないから出てきてくれよー、オレが悪かったからー……」
キッド「そうだ、電話すりゃあいいんじぇねえか。どうせ新一は電源切ってるだろうから、ハトリだな」ぷるるるる
ハトリ『なんやーキッドー』
キッド「ハトリか!? 今警察と一緒にいるんだろ? ちょっと迷子になったから捜索願出してくんねぇか? オレの」
ハトリ『しょうもないやっちゃなキッドは。いったいどこにおるんやー?』
キッド「えーと、あれだ、あの山ん中だ」
ハトリ『んー、ほんまかー? のう和葉ー、キッドが今山ん中で迷子らしいねんけどどこの山かわかるかー?』
キッド「もうあんま携帯の電池がないんだ。急いでくれよ」
ハトリ『あんまりがなるなや和葉。すまんキッド。どこの山かわからんとこっちも動けんわ。こっちも張り込みで忙しいんや。じゃあまた動きあったら電話くれやー、ほななー』ぴっ
キッド「……」
キッド「……」
キッド「……しんいちー」しょんぼり
一方
元太「おい光彦、なんかさっきから声聞こえねぇか?」
光彦「声、ちょっと元太くん静かにしててください」
光彦「ほんとだ、なんだかあんあん聞こえますね。きっとこの声は歩美ちゃんですよ」
元太「歩美か! どっちから聞こえるんだよ光彦!」
光彦「こっちです元太くん!!」たったった
光彦「あれです! おーい、コナンくーん」
コナン「ああ、光彦か」
光彦「いったい何が起きてるんですか?」
コナン「かくかくしかじかテクノブレイクだ」
アガサ「そういうことじゃ」
元太「テクノブレイクってなんだー?」
光彦「ちょっとコナン君、なんでそんなにやる気ないんですか!」
コナン「ははは、穴があったら埋まりてぇよー。ああ誰か穴掘ってくれねぇかなぁ。元太ー、そこにうな重埋まってるからちょっと掘ってくれよー」
元太「ほんとかコナン! よっしゃぁぁ」がっしがっし
光彦「ああもう、とにかくあの2人を止めればいいんですね!」だっ
灰原「も……う、だめ……吉田さん、今まで、ありがとう……あぁ、ん」ぷしゃぁぁ
吉田「哀、ちゃん……私も、哀ちゃんと、友達で……あっ、あはぁ」ぶるぶるぶる
光彦「2人ともなにをしてるんですか! とりあえず離れてください!」
光彦「うわぁぁぁぁ」
コナン「あー、光彦がふっとばされたー」
アガサ「そうじゃのー、ふっとばされたのー」
コナン「だめだなー、あいつー」
アガサ「だめじゃのー、しんいちー」
元太「おいコナン、まだうな重でてこねぇのかよ!!」
光彦「なんでなんですか灰原さん! 歩美ちゃん! 2人とも少年探偵団の一員じゃないですか! なんでこんな友達同士でひどいことし合ってるんですか!」
灰原「あんあん」
光彦「僕は皆が笑い合ってる日々が好きなんです。こんな誰かが傷つくような日々嫌なんですよ!」
歩美「あんあん」
光彦「僕はもう死んでしまったから皆さんと今まで通りにはいられません! でも、でも心はずっと一緒なんですよ」
コナン「光彦ひっしだなー」
アガサ「そうじゃなー、くさいのー。ほんといかくさいわいー」
光彦「みんな変わってしまっても僕はずっと昔の少年探偵団でいたいんです!」
元太「うな重! うな重!」
光彦「お願いですから今までのお2人に戻ってください! 灰原さん! 歩美ちゃん! 僕たちは、少年探偵団じゃないですかー!!」
灰原「あんあんあーん」ぷしゃああぁぁぁ
歩美「あーあーあー」ぷしゃぁぁぁ
アガサ「のう知ってるかー新一。昔から処女の経血ってすごく神聖なものじゃったんじゃよ」
コナン「へー、そうなのかー」
アガサ「ああ、そうじゃー。一説では巫女さんの袴、あれが赤いのも経血を意識してるんじゃないかって話らしいぞ」
コナン「へー」
アガサ「じゃあ処女の潮、それも2人分。それを光彦君が浴びたらどうなるんかのー」
コナン「成仏するんじゃねぇか?」
アガサ「やっぱそうかのー」
コナン、アガサ「なーむー」
元太「おい博士、巫女さんは神道だから成仏とかなむーは関係ねぇぞ。おー! やっとうな重出てきた! いただきまーす」
光彦(まずいです、2人の潮が飛んできます! あれにあたるとまずいって本能が言ってます! う、うわぁぁぁ)
一方
和葉「なあヘジ。キッドだいじょぶなんー?」
ハトリ「大丈夫ちゃうんか? なんやかんやなんとかなるやろー」
和葉「そんなもんかなぁ」
ハトリ「オレらはここで宝が盗まれんよう待機しとればええんやろー」
蘭「ねぇ2人ともー、お父さん見なかった?」
和葉「小五郎さん? 見てへんよー?」
蘭「そっかー、いなくなっちゃったんだよねー」
ハトリ「どうせキッド捕まえ行ったとかそんなんちゃうんか?」
蘭「ならいいんだけど……(おとうさん)」
一方
光彦「う、うわぁぁぁぁ」
ばしゃばしゃばしゃー
??「よくがんばったな」
光彦「??」
光彦「おじさん!!」
コナン「おっちゃん!!」
元太「小五郎のおっちゃんじゃねぇか! うな重!」
アガサ「あー、先っちょが衣ずれでくすぐったいわい」
コナン「おっちゃん! おっちゃん! おっちゃーーーん」
小五郎「あいよ」
小五郎「まったく、まるで地獄絵図じゃねぇか」
灰原「……」ビクン……ビクン
歩美「あ……はぁーはぁー」
光彦「一体どうしてここに?」
小五郎「話は後だ。ひとまずはこの場を収めるぞ」
光彦「え、でもどうやって……」
小五郎「この2人の性欲を減退させればいいんだろ? ならちょうどいいのがいるじゃねぇか」
アガサ「……何かのぅ」
元太「ごちそうさまでしたー」
コナン「そうか、さすがおっちゃんだぜ! この2人の絡みでも見せれば!」
小五郎「いや、そんなものじゃまだ足りねぇな。とりあえず博士と元太を脱がせるんだ」
光彦「は、はい!」
コナン「光彦、元太を頼む」
コナン「おい博士、いつまで賢者やってるんだ! とっとと脱げ!」
アガサ「いやー、やめてー!!!」ビクンビクン
光彦「コナン君、こっちは準備オーケーです!」
元太「おい光彦ー、本当に脱いだらうな重出てくるのかよー」
コナン「ちょっと出ちまったみてぇだけど博士の方もオーケーだ!」
アガサ「あー、もうほんとわし帰る。こんな森でオナニーとかわしおかしかったんじゃ。もう絶対わしオナニーとかしない。ぜったいじゃ」
小五郎「よし、そしたら元太が掘った穴に2人を放り込め」
コナン「よし来た!」
小五郎「2人を興奮させろ」
光彦「元太くん、博士の中にうな重ありますよ!」
元太「ほんとか光彦!」
アガサ「な、なにをするんじゃ元太くん、わしはもうエロとは無縁な世界で生きていくんじゃあああアッー」
小五郎「その上に女の子2人を優しく入れろ」
光彦「は、はい!!」
歩美「哀ちゃん……ごめんね、ごめんね……」
灰原「吉田さん……」
光彦「ごめんなさい2人とも!」ぽーい、どさどさどさ
小五郎「これで大丈夫だ。あとはお湯を注いで2人の体温が下がらないようにして3分待つ」
小五郎「それで出来上がりだ」
光彦「よかったです。本当によかったです」
コナン「ったく、博士の発明には本当に困ったもんだぜ」
小五郎「ああ、だがお前らが無事で本当によかった」
光彦「でもなんでここがわかったんですか?」
小五郎「簡単なことだ。さっきキッドからハトリに電話があってな。山で迷子になってると言っていた。山といえばお前らが肝試しに行くと言っていた場所だ。まさかと思って博士に電話をしたらだれもでない。そこで嫌な予感がしてここまで来たってことだ」
光彦「そうだったんですか。推理も減ったくれもないですね」
小五郎「考えるのがだんだんめんどくさくなってきてな」
光彦「そういえばキッドさんはどうなったんでしょう」
小五郎「そもそもあいつの犯行予告からしておかしなことがあった。おそらくだが、お前らが肝試しに行く事を知って嫉妬したあいつは、日程を合わせて犯行予告を出したんだろう。そうすれば肝試しに行ける保護者がいなくなりお前たちの予定もつぶれる。それが狙いだったんだ」
光彦「なるほど、でも僕たちがキッドさんを保護者に選んだ事でまた事情が変わったと……」
コナン「ほげー」
チン!
小五郎「お、できたみたいだな」
光彦「灰原さん、歩美ちゃん!」
歩美「光彦君? 小五郎のおじさん」
灰原「目覚めがデブ2人の上って最悪ね……」
小五郎「まだ無理に動くな。2人とも限界まで体力を使ってるんだ。ほら、そんな恰好じゃ寒いだろ」スーツファサ、ワイシャツファサ
光彦「うわ、小五郎さん凄い筋肉……」
小五郎「ふっ、こんな筋肉、過去の栄光に改めてすがろうとした惨めな結果さ……」
コナン「おっちゃんがダメ人間だったのも、すべて博士が発明した麻酔銃で毎回撃たれていたからなんだ。これもすべて博士がわりぃんだ」
灰原「本当に博士はクズな人間ね」
小五郎「とりあえずこのまま博士は埋めてしまおう。なぁに、一週間くらいで出てこれるさ」
光彦「そうですね、埋めてしまいましょう!」ざっざっざ
アガサ「哀クン!哀クーン!」
元太「うな重を、せめて一週間分のうな重をー!!!」
コナン「これでいいな。2人とも当分出てこれねぇだろ。そういえばキッドはどうする?」
小五郎「あいつも今回は博士にスイッチを渡された被害者なんだろ。それなら探してやらないとな」
キッド「しんいちー!!」
灰原「あら、噂をすればというやつね」
キッド「うわぁぁぁぁん、新一こわかったよぉぉぉ」
歩美「キッドさんかわいそう」
キッド「なぁなぁ、ちんいちぃ、なんでおっちゃんがここにいるんだよぉぅ?」
小五郎「なあに、ただの通りすがりさ」
キッド「オレを捕まえるのか……」しゅん
光彦「でも、キッドさんも少年探偵団の一員ですし」
歩美「そうだよおじさん、キッドさんは歩美達をここまで連れてきてくれたんだよ!」
灰原「それにテクノブレイクしそうな私たちを必死に探してくれたみたいだしね」
キッド「お前ら……」
小五郎「ふっ、俺の仕事は探偵だ。探偵の仕事はあくまで謎を解くこと。人を捕まえることじゃあない。それに今回は解く謎すらないしな」
コナン「おっちゃん……」
小五郎「おいキッド、涙を拭け。そんな顔、オレのライバルとしてふさわしくないぜ」
キッド「バーロー、これは涙じゃなくて精子だい!」
一同「あっはっはっはっは」
アガサ「ほれ、あんまり長居していると日が変わってしまうぞ、さっさと帰るとしようじゃないか」
歩美「あのね、哀ちゃん……」
灰原「あら、なにかしら吉田さん」
歩美「あのね、あのね」ごにょごにょ
灰原「あら、そんなこと、そうね、私も同じことを考えていたわ」
アガサ「ほらほら、2人とも遅れないようになー」
歩美「はーい」
キッド「そういえば、お前は2人のテクノブレイクを見たのか?」
コナン「ああ、見たぞ」
キッド「どうだったんだ?」
コナン「ん、ああ、賢者だったからよく覚えてないな」
コナン「ただ、今の幸せそうな2人を見てればそれでいいじゃないか」
歩美「哀ちゃーん、歩くの早いよー」
灰原「まったく、ほら、私の手を握ってなさい……歩美……ちゃん」
歩美「うん、歩美、哀ちゃんと手つなぐー」ぎゅ
キッド「百合、素晴らしいな」
コナン「ああ、間違いねぇな」
アガサ「じゃあ次の発明はもっと平和にふたなりとかかのぅ」
コナン「ふたなりだとやっぱり、ある日目が覚めるといきなり生えていたってシチュエーションがいいな」
キッド「でも処女厨としてはあの2人に破瓜してほしくないな。とするとふたなりは厳しくないか?」
アガサ「破瓜しないふたなりじゃな?」
コナン「男の娘は勘弁だぜ?」
アガサ「お安い御用じゃ」
キッド「よし、じゃあさっそく発明頼むぜ!」
アガサ「くれぐれも悪用するんじゃないぞ」
光彦「そういえばキッドさん。僕1つお願いがあるんですが」
キッド「なんだ光彦」
光彦「あの、ハングライダーで空を飛んでみたいです」
キッド「バーロー、もし落ちたらどうするんだよ」
光彦「だって僕すでに死んでますし、大丈夫ですよね」
キッド「それもそうだな。よし、じゃあ使い方を説明するぜ」
光彦「はい!!」
一方
テレビ局の人「キッドきませんねー。これだけでっかく中継しといてキッド来ませんでした。じゃ洒落になりません」
テレビ局の人2「も、もうすでに多くの視聴者からクレームがぁぁぁ、炎上するー!!!」
和葉「なあヘジー、聞きわけないこと言うたらあかん」
ハトリ「いややーいややー! もう飽きたー! 帰るー!!」
和葉「しゃあないなぁヘジはー」
蘭「あ、もしもしお父さん? 今キッドと一緒にいるの? うん、わかった。今日は解散? うん、わかったー。警察の人に伝えとくね」
和葉「すまん蘭ちゃん、なんかヘジがもう辛抱きかへんみたいやから蘭ちゃんも一緒にかえろ」
蘭「うん! 警察の人には、まあ後でメールすればいいよね。あれ、あれなんだろ?」
和葉「あの山んところにあるやつか? なんや白いのとんどるなー」
蘭「キッドだったりして(お父さんと一緒にいるからあり得ないけどね)」
鈴木さん「なに? キッドじゃと? よし、今こそメタルギア起動の時! 核発射ー!!!!」どぉぉぉん
一方
キッド「おーい、どうだー操縦できてるかー?」
光彦「はーい、すごくいい眺めですー」
キッド「それはよかったなぁ」
小五郎「おい新一、お前晩飯は食ったのか?」
コナン「いや、まだだけど」
小五郎「そうか、他の奴らは?」
一同「まだでーす」
小五郎「仕方ないな。みんな今日は頑張ったからな。俺のおごりで飯でも行くか!」
アガサ「アルコールと女子はありかいの? なしなら焼き肉がええわい!」
小五郎「焼き肉か、せっかくなら蘭たちも誘っていくか。おいキッド、お前の彼女も呼べるなら呼んでいいぞ」
キッド「え、マジで? よぶよぶー」ぷるるるー
光彦「え、みなさーん、やきにくいくんですかー!!」
コナン「ああ、早く降りてこいよー!!」
光彦「はーい!!! あれ、なんかこっちに飛んできますね。まあいいや」
このとき、だれも気づいてはいなかったんです、核が飛んできていることに。そしてその核が、あの悪夢のような事件の始まりになることも。
続
次回予告
元太「一週間ぶりのシャバか……」うな重
ハトリ「なあ和葉ー、どこいったんー?」
蘭「和葉ちゃん……」
和葉「蘭ちゃん……うちな、蘭ちゃんのこと……」
アガサ「何じゃと、殺人鬼じゃと!?」
小五郎「メタルギア……あいつはここで俺が破壊する!」
灰原「歩美ちゃん……お別れね」
歩美「もう会えないなんていやだよぉぉぉ」
光彦「ぐぇへへへへ」
コナン「次週、名探偵コナン『灰原の涙と蘭の角!』真実はいつもひとつ」
ねくすとこなんずひーんつ!!
ブピーブピーブピー
コナン「はっとり!」
でてれてててれてーでーれん
コナン「おっちゃんとメタルギアはどっちが強いのか!」
蘭「私が最強よぉぉ」
楠田さん「この後は、世界丸見え、テレビ特捜部!」
フェイト「満点青空レストラン!」
くうー疲れました。というかまだ見てもらえてるんでしょうか……
ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
実はこれも時系列上第2話だったりします。第1話は『歩美 下の毛』もしくは『歩美 陰毛』でググってください。
続きは、たぶん単独でも成り立つようにして一週間後くらいに書こうかと思っとります。見かけたらぜひ支援してください。コメントないと辛いです……。
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