杏子「安価でさやかでも落とすか」(59)
杏子「さやかの家に住む事になってからけっこう経つのに、今だにお風呂でばったり、つまづいて押し倒すなどというイベントが一つも起こらない…」
杏子「何故なのか…」
杏子「とりあえず安価でさやかを落とそうと思う」
杏子「まず、何をしようか>>2」
学校の屋上から突き落とす
さやえんどう
中沢
病室
杏子「さやか、見舞いに来たぜー」ガラッ
杏子「ほら、さやかの好きなさやえんどうと」
杏子「中沢連れてきてやったぜ!」
中沢「み、美樹さん、大丈夫?屋上からダイブしたって聞いたけど…」
さやか「…杏子」
杏子「ん?」
さやか「>>7」
さやえんどうありがとう!杏子大好き!
さやか「…」
杏子「ん?何だよさやか」
さやか「さやえんどうありがとう!杏子大好き!」
杏子「!」
杏子「さ、さやか///」
中沢「>>10」
55446545(45
中沢「55446545(45」
さやか「!?」
杏子「お、おい。中沢、どうした…?」
中沢「いや、ごめんなんかラブシーンが始まりそうだったからつい」
さやか「>>15」
なに言ってんのアンタ頭大丈夫?(真顔)
さやか「何言ってんのアンタ頭大丈夫?」
中沢「えっ、えぇ?」
さやか「病室でラブシーンとか、あんたアニメの見過ぎなんじゃない?」
杏子「もう良いから帰れよ中沢…疲れてんだよ」
さやか「…中沢、お大事にね」
中沢「なんでこうなるんだ…」ガラッ
さやか「…本当に帰っちゃった」
杏子「>>18」
大変だ!ほむらがうんこまみれで死んでる!
杏子「さ、さやか!大変だ…!」
さやか「な、何?」
杏子「ほむらが…」
杏子「ほむらがうんこまみれで死んでる…!」
さやか「なっ…!…どおりでこの病室、妙に臭うと…」ゴクリ
杏子「ほむらっ!くっ!誰がこんな…」
さやか「きょ、杏子…このうんこの跡、何がメッセージみたいになってない?」
杏子「!…ダイイングメッセージか」
杏子「何なに?…こ、これは!?」
メッセージ《>>22》
タ す ケ テ
杏子「…タ す ケ テ。…ふむ、助けてか」
さやか「ほむら…一体誰がこんな」
杏子「…」
杏子「さやか、あたしが来る前誰か来たか?」
さやか「え?…うーん。>>27」
「誰も来てないよ」ガタガタ
さやか「…」ガタガタ
杏子「さやか?」
さやか「…だっ」
さやか「誰も…き、来てないよ」ガタガタ
杏子「…?」
杏子(さやかの様子がおかしい…)
杏子(何か隠してるのか?)
杏子「なぁさやか…>>32」
もしかして……あたし、か?
ここに来る前何してたか記憶がないんだ
杏子「さ、さやか…もしかして」
さやか「…」
杏子「あたしか…?ここに来る前の記憶がないんだ」
さやか「…」ガタガタ
さやか「知らない…知らないよ」ガタガタ
杏子(さやかのこの怯えよう…一体これは)
杏子「はっ!…こ、これは!?」
杏子はあるものに気付いた>>35
st
杏子「これは…濁ったソウルジェム?」
さやか「…ひぃっ」ガタガタ
杏子「さやか?」
杏子(さやかの怯え方が酷くなった…このソウルジェムはほむらの件と何か関係が?)
杏子(…思えば、今日はおかしな事ばかり起こる…)
杏子(中沢の不可解な言動…うんこまみれの死体…消えたあたしの記憶…そして…濁ったソウルジェム)
杏子「…はっ!そうか…そういう事だったのか…!」
名推理頼む>>40
さやかとほむらがスカトロプレイをして杏子がそれを目撃、ショックでアボン。
杏子の記憶がぶっ飛んだことをこれ幸いにと証拠隠滅にさやかがほむらをボコすも、罪に罪を重ねた罪悪感からソウルジェムだだ濁り。
これが限界…中沢は知らん。
杏子「分かったぜ…さやか」
さやか「えっ…」ガタガタ
さやか「分かったって…何が?」
杏子「この事件の真相だ…」
さやか「…」
杏子「思い出したんだ…。あたしと中沢がこの病室に来た時、あんたとほむらが何をしていたのか…」
さやか「な、何の事…?」
杏子「そう。全部思い出した…さやかとほむらが、スカトロプレイをしていた事をな…」
さやか「…」
さやか「それで?」
さやか「それでどうしてほむらはこんな姿で死んでる訳?」クスクス
杏子「…ほむらを殺したのは…中沢だ」
さやか「へぇー。そう思うんだ?じゃあ早く中沢を追いかけないと」
杏子「…いや。その必要はない。何故なら、中沢はあんたに操られていただけなんだからな」
さやか「…」
杏子「あたしと中沢が病室に来た時、さやかとほむらは既に事に及んでいた」
杏子「あたしはその光景を見てたショックで記憶がぶっ飛んじまったんだ。あたしの記憶がないのはこれで説明がつく」
杏子「そして中沢の不可解な言動と、その発言に対する曖昧な記憶…。あれは、魔法少女に操られていた事による副作用だ。中沢はきっと自分が何をしたのか、一つも覚えていないだろうな」
さやか「…」
杏子「…ほむらの死体がうんこまみれだったのは、説明しなくても分かるな?」
さやか「…」クス
杏子「あんたは、自分の手を汚したくない為に、他人を利用したんだ…。これは許される事じゃない」
杏子「今ならまだ間に合う…罪を償「あーあ!残念だなぁ…残念だよ。杏子」
杏子「!?」
さやか「このまま忘れてくれてたら、あんたは生かしておこうと思ったのに…」
杏子「さやか…っ!」
さやか「さよなら…」
杏子「やめろさやか…本当はこんな事、あんたも望んでないはずだ」
さやか「…は?」
杏子「見ろよ。このソウルジェム、あんたのだろ?こんなに濁っちまうくらい、本当は罪悪感に苦しめられてるはずだ…」
さやか「…っ」
杏子「…ほむらを殺してプレイの証拠隠滅を図ろうとしたのも、あたしに対する優しさなんだろ?」
さやか「…なら、死体はどうしてそのままにしといたのよ。証拠隠滅したいなら、普通隠すか棄てるでしょ」
杏子「本当は、気付いて欲しかったんだろ?自分の罪を…」
さやか「…」
杏子「さやか、心配すんなよ。>>48」
さやか「…杏子」
杏子「さやか…」
杏子「一思いに殺してやるから」
さやか「え?」
杏子「痛いようにはしない。安心しろよ…」
さやか「え?え?ちょっと待ってよ…」ガタガタ
杏子「さやか…さやかの罪は、あたしが全部受け止めるから」
さやか「…ゃ…こ…来ないで…」ガタガタ
杏子「さやか」
殺し方>>52
急所に中沢をぶつける
「話しは聞かせてもらった!」ガラッ
さやか「!?」
杏子「!」
中沢「…まさか、こんな事が起こっているとはね」
さやか「中沢…」
杏子「…いつからそこに」
中沢「いつからも何も最初からさ。帰るふりをして様子を伺ってたんだ」
さやか「…なっ」
中沢「よくも…よくも僕に暁美さんを…っ」ワナワナ
杏子「お、おい中沢…」
中沢「う…うわああああああっ!」ダッ
さやか「!?」
ドーン!…パリン
杏子「…中沢がさやかのソウルジェムにぶつかり、ソウルジェムは木っ端微塵となってしまった…」
杏子「さやか…」
杏子「…堕ちたか」
おわり
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