咲「安価でリスタート」(244)

咲「……ZZZ」

>>4「咲……起きて」

咲「……ううん……あれ、>>4ちゃん!」

>>4「もう、本を読んでる最中に寝るなんて」

咲「ごめん」

>>4「謝らなくていいわよ、今日はいい天気だしね」

春ちゃん!

咲「すみません、滝見さん」

春「春って呼んで下さい」

咲「春……さん」

春「うん、ところで咲。一緒に来て欲しいところがあるんだけど……」

咲「来て欲しいところ?」

春「ええ」


~学生食堂~

春「頂きます」

咲「これって……」

春「黒糖ドーナッツ、そして信玄餅」

咲「いえ、見れば分かるけど……」

春「咲も一緒に食べるといい……お茶が美味しいな」

咲「は、はぁ……あれ、そのケータイストラップ」

春「ああ、これ?」

咲「春さん、麻雀をやるんですか?」

春「まあ、麻雀部の一員だから」

咲「そうなんですか」

春「……咲、折り入って相談がある」

咲「……麻雀部に入れ、っていうんですか?」

春「ええ」

咲「私、麻雀嫌いだから……」

春「せめて一回でも一緒にやってくれればい。体験入部という奴」

咲「は、はぁ……」


~旧校舎~

咲「えっと……」

春「この屋上に麻雀部がある」ガチャ

咲「失礼します」

>>16「春、遅刻よ」

春「それは許してほしい、仮とはいえ勧誘をしてきたのだから」

咲「あの、貴方は?」

霞「ああ、ごめんね。私は石戸霞、あなたは……一年生かしら」

咲「は、はい! 宮永咲です」

霞「よろしくね」

咲「はい」ジー

霞「……」バインバイン

咲「……」ペターン

春「大丈夫です、そのうち大きくなります」

咲「!?」

霞「後はもう一人だけど……」

>>22「ただいま、買い出し行ってきたよ」

霞「ご苦労様」

>>22「あれ、部長は?」

霞「後から来るそうです」

初瀬

初瀬「あれ、お客さん?」

霞「仮入部だけど来てくれた宮永さん」

咲「よろしくお願いします」

初瀬「そうかしこまらなくていい」

霞「さて、四人揃ったことだしそろそろ初めましょうか」

春「卓の準備は終わってます」

霞「あら、準備がいいわね」

春「当然です…さあ、咲も席について」

咲「分かりました」

咲(……えっと、どうしよう……)

咲の選択>>26
1:プラマイゼロを目指す
2:普通に打つ
3:カン!

~半荘終了~

初瀬「……」プシュー

春「また初瀬が最下位……」

霞「ふぅ……トップになれたのはいいけどもう少しだったわね」

咲(よし、いつも通り出来た)

初瀬「もう一局!」

春「私はかまいませんが……咲はどうする?」

咲「えっと……」

咲の選択>>32
1:やります
2:今日はここまでにしたい
3:いいですけど○○をしてください

3の場合、何らかの条件を追加して下さい

1

咲「私もかまいませんけど……」

初瀬「よし、続行だ」

初瀬(素人じゃないのは分かるけどこのままじゃ終われない)

霞「では…」カラカラカラ

春「……私が親」

>>39「おまたせ!」

春「部長、遅いです」

>>39「あれ、この子は…?」

霞「仮入部の宮永さんです」

咲「は、初めまして」

>>39「こちらこそ」

哩「で、どうなんだ?」

霞「どう、と言われても……」

春「現在、石戸先輩がトップ。そこから私、咲、初瀬の順」

哩「そうか……」

咲「……」

哩(それにしてもこの咲っていう子……どこかで見たような……)

咲「カン!」

初瀬「ええ!?」

霞「そこでカンするの?」

咲「ツモ、嶺上開花のみ」


哩「……今日はこれくらいまでにしておきましょう」

初瀬「……うー、素人に負けた」

春「雲行きが怪しくなって来ました」

霞「雨が降るって天気予報で行ってたわね」

咲「じゃ、じゃあ私はこれで」

哩「あっ、宮永……でいいのかな?」

咲「はい?」

哩「もし入部をしてくれるならうちは歓迎するから……あっ、そうだ。これを」

咲「なんですか?」

哩「麻雀のマガジン。気が向いたらでいいから読んでくれ」

咲「あ、ありがとうございます」


~自宅~

咲「ふぅ、疲れた……。麻雀なんて久々にやったな。」

咲「そういえば哩さんから雑誌もらったけど一体何が書いてあるんだろ?」

咲「あっ……」

>>58、二連覇を達成

咲「お姉ちゃん……」

末原さん

咲「……京子お姉ちゃん……」

咲「麻雀をやればお姉ちゃんに会えるのかな?」

咲「…とりあえず、この雑誌は部長さんに返しておかないと……」


~翌日~

咲「ごめんください、部長さんいますか?」

霞「部長はちょっと席を外しております……って宮永さん」

咲「あっ、えっと確か…石戸先輩で良かったですよね?」

霞「ええ……もしかして、正式に入部を!?」

咲「いえ、そうじゃなくてただこの雑誌を返しに来ただけです」

霞「そう、残念だわ…ところで」

咲「なんですか?」

霞「貴方、どうして勝ちに来なかったのかしら?」

咲「!?」

霞「理由を教えて」

咲「>>70

おっぱい揉ましてくれたら教えてあげてもいいですよ?

咲「おっぱい揉ましてくれたら教えてあげてもいいですよ」

霞「ええ!?」

咲「どうします?」

霞「……>>79

1:いいわ
2:やっぱり嫌
3:揉んでもいいけど代わりに入部を

1

霞「いいわ……でも、誰かに見つかるとまずいからこっちに」

咲「分かりました」

霞「……さ、どうぞ」

咲「では……」モミュモミュ

霞「そ、それで……」

咲「それでとは?」モミュモミュ

霞「どうして……んっ、プラマイゼロを?」

咲「それはですね……昔>>85だったからです」モミュモミュ

霞「そ、そうだったの、じゃあ……今度は……勝ちに来て」ハァハァ

お姉ちゃんに調教されたため

咲「それは……お姉ちゃんに調教されたからです」モミュモミュ

霞「ちょ、調教?」

咲「勝ちすぎるとマークされますし負ければ二位と離される。」モミュモミュ

咲「絶妙なバランスで成り立たせられれるようにじっくりと調教されました」グリングリン

霞「や、やめて、ちぎれちゃう」

咲「あっ、すみません」タプンタプン

霞「じゃ、じゃあ今度は……ハンデがあると思ってやってちょうだい」

咲「ハンデ、ですか?」バルンバルン

霞「減ってるのなら取り戻すのが貴方の麻雀でしょ?」ハァハァ

咲「……分かりました、一局だけ」グイングイン


~数十分後~

春「また咲と打てるとは……」

哩「……どういった風の吹き回しだ?」

霞「さあ、やりましょう」

咲(イメージする、点数はマイナス……)

哩「」タン

霞「」タン

咲(あれ?)

春「」タン

咲「…ツモ」

霞「……四暗刻…役満」

初瀬「嘘!?」

春「……まさか……」

咲「あがっちゃった……役満で……」

哩「……ス、素晴らしか! ぜひ、麻雀部にはいっちょくれ! この通りじゃ!」ガハッ

咲「え?」

春「部長は興奮をすると九州弁が飛び出す」

霞「私からもお願いします、団体戦に出たいんです。」

初瀬「お願い! 咲!」

咲「わ、わかりました……」

咲「と言うわけで私は麻雀部に入部した」

咲「部長たちと練習を重ねる中、ついに地区予選が始まった」


~部室~

哩「よかか、地区予選で注意しゅるんは例ん三校たい」

咲「三校……」

霞「風越、龍門渕、鶴賀の三校」

春「風越の>>99は要注意」

初瀬「鶴賀の>>101もマークして置いたほうがいい」

哩「なんちゃりいっちゃん危険なんは>>105たい」

すばら

2年大将池田

怜ちゃん竜華

咲「風越の花田煌に鶴賀の大将、清水谷竜華と園城寺怜」

霞「さすがに全部いっぺんにと戦うわけじゃないから安心してね」

咲「わ、解ってます」

春「さて、団体戦ですが順番はもう決まってるのですか?」

哩「ああ、私の考えでは……」

先鋒>>113
次鋒>>116
中堅>>119
副将>>121
大将>>124

哩「に決まっちょる」

霞「じゃあ、それで行きましょう」

初瀬

咲「え? 私が先鋒ですか?」

初瀬「次鋒か、任せとけって!」

春「中堅。わかりました」

霞「私が大将って…いいんですか?」

哩「正直言って大将には霞のほうがあっちょる、心配することなか、最後とビシっと決めてくれればいい」

霞「わかりました、お任せ下さい……」


咲「こうして地区予選が始まった」

咲「清澄は過去見ない勢いで次々と各校を撃破!」

咲「そして、地区予選決勝日」

初瀬「ついに来たな、決勝!」

春「信じられません、部員が足りなくて右往左往してたと思ってたのに」

霞「……これに勝てば……全国なのですね」

哩「ああ……」

春「敵も案の定といったところですね」

春「風越に鶴賀に龍門渕」

咲「絶対に勝とうね」

アナウンス「これより地区予選決勝を開始します」

咲「じゃあ、行ってくる」


~決勝会場~

咲「よろしくお願いします」

>>135「私の名前は風越の>>135、よろしく」

>>139「鶴賀の>>139です」

>>143「龍門渕の>>143です」

花田

愛宕雅枝

咲(この人が要注意人物の花田さん)

咲(手練っぽい愛宕さん)

咲(そして……おっぱいさん)

咲「気を引き締めていこう」


春「……あれは……」

初瀬「原村和!」

霞「まさか、全中の個人優勝者が出るなんて……」

哩「さすが龍門渕といったところか」


咲(さて、どうしよう)
咲の選択>>150
1:削れるだけ削ってみる
2:やっぱりプラマイ0
3:カン!

3

咲「カン!」

和「!?」

咲「もういっこカン」

愛宕「え?」

咲「ツモ、リンシャン、ドラ4」

実況「決まったァ! 先鋒戦は清澄だぁ!」

和「そんなオカルトありえません」

花田「すばら!」

愛宕「あー……」


咲「ただいま」

春「さすが咲」

初瀬「あの花田を完璧に抑えるなんてやるな!」

哩「だが、試合は終わっとらん」

霞「そうね、もしかしたら様子見をしているだけかもしれないわ」

―龍門渕―

和「すみません……」

透華「仕方ありませんわ、清澄を甘く見ていた私の責任です」

和「で、ですが……」

龍華「大丈夫や、透華に任せぇ」

透華「行ってまいりますわ」


実況「さて、次鋒戦が始まりますね」

初瀬「いよいよ出てきたか、龍門渕のお嬢様」

透華「和の敵を打たせてもらいますわ」

>>159「あの、私達風越も忘れないで」

>>162「鶴賀もだ」

姫子

衣「「フッフッフ」

透華「天江衣?」

姫子「今年の鶴賀は全く読めん」

初瀬「ふん、相手が誰だろうと勝つのは清澄だ!」

初瀬の結果
>>170

ハコ

まさかのプラマイゼロ

咲「結果から言わせてもらうとよく頑張りましたね」

初瀬「と、当然だ」プシュー

春「仕方がない、相手はあの天江衣」

霞「龍門渕さんもかなりの手練でしたね」

咲「増えなかったのは残念ですけど守ったのは高評価です」

哩「気にすることはなか! 中堅戦、頑張っちょくれ」

春「分かりました」


春「……」

>>167「龍門渕の>>167です」

>>170「風越の>>170です」

>>173「鶴賀の>>173です」

間違えた、再安価
龍門渕>>178
風越>>181
鶴賀>>184

末原

咲「……え?」

初瀬「……どう見ても無理ゲーだろ?」

霞「宮永照に高校生チャンピオンの末松さん、二年でキャプテンの巽さん」

哩「無謀なんはわかっちょる、でも頼んど、春」


春「…よろしくお願いします」

照「よろしく」

由華「よろしく」

末原「よろしくおねがいします」


春の戦果>>190

-10000で収める

春「只今戻りました」

咲「奇跡ってあるんですね」

霞「偉いわ、特に南四局」

初瀬「末原さんに上がられたときはどうしようかと思ったけど裏ドラのおかげで助かったな」

哩「さて、次は私たい」

咲「部長、頑張って」

霞「お帰りをお待ちしております」


哩「さて……ここで稼がんとな」

竜華「ようやく出番やな」

>>200「風越ファイ! オー!」

>>203「鶴賀の底力、みせてやる」

文堂

―鶴賀控え室―

照「……副将戦、どうなると思う?……」

華菜「菫なら大丈夫だし!」

衣「池田の言うとおりだ」

華菜「……池田って言うなだし!」

衣「池田は池田ではないか」

愛宕「ほら、そろそろ始まりますよ」


哩(安牌がなか……なら突っ張るしかなかと)

竜華(見えるんやけど……あの弓が狙っとる)

文堂(お互いを牽制してるって感じ……そのほうがやりやすいんですけどね)

哩の戦果>>210

哩+3万で文堂が一人でマイナス背負って他同じぐらい

咲「さすが部長です!」

初瀬「あの倍満! 綺麗に決まったスカッとした!」

春「でも、風越の文堂さん、シャープシューターの餌食になりましたね」

咲「まあ、仕方ないよ。あんなの避けられっこないんだから」

哩「最後は頼んだぞ、霞」

霞「では、行ってきます」

霞「よろしくお願いします」

>>218「龍門渕の名にかけて」

>>220「このままじゃ終われないわ」

華菜「鶴賀の大将、華菜ちゃん参上だし!」

とき

シズノ

―風越控え室―

文堂「ああ、私が飛びさえしなければ……」

花田「大丈夫、穏乃はすばら! ですから」

姫子「……問題は円城寺ですね」

末原「後、大将の池田」

花田「まあ、信じましょう! 穏乃を」


霞「……」タン

穏乃(うーん、誰か鳴いてくれないかな)

円城寺(上手く噛み合えば……跳満は確実)

華菜(カナちゃんにてきはないし!)

結果>>228

池田が死ぬ

実況「試合終了! 優勝したのは今年初出場の清澄だ!!」

咲「やったぁぁぁぁぁぁ!」

哩「よか!」

初瀬「やったよ! さすが霞先輩!」

霞「いいえ、これはみんなで勝ち取った優勝よ!」

華菜「か、かなちゃんがまさかフルボッコとは思わなかったしィィィィィィィィ!」

穏乃「……あー、負けちゃったか……」

円城寺「でも、楽しかった……」フラァ

アナウンサー「それでは清澄の選手である宮永さんにインタビューをしてみましょう」

アナウンサー「優勝、おめでとうございます!」

咲「ありがとうございます」

アナウンサー「では、記念に何か一言」

咲「>>234!」

レズは最高

咲「レズは最高!!!」

しばらくお待ちください

アナウンサー「以上、現場からでしたー!」


咲「こうして私たちこと清澄は全国への切符を手に入れた」

咲「あのインタビューの後、暫くの間靴箱に女子からのラブレターがひっきりなしに入っていた」

咲「もちろん、私だけじゃなく部長たちにも……」

咲「え? 麻雀は? もちろん続けてるよ、全国のレズ雀士を倒して世界を目指します!」


終わり

安価出すのが下手くそでごめん

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年09月11日 (日) 11:59:20   ID: -fOGakeH

レズは最高!!!

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