島風「第一次鎮守府こたつ大戦」 (6)

金剛「こたつは最高デース…」

比叡「ひええ…そうですね、お姉様」

榛名「この世にこんな楽園があるなんて…榛名、感激です!」

霧島「全くですねぇ…あ、司令。おせんべ補充よろしくです」


提督「お前ら…さっさと出撃しろぉぉぉ!!!」

提督「まったく。皆が喜ぶかと思ってわざわざ注文したんだが…」

長門「仕方ないな。かくいう私でもこの文明の利器からは逃れ難い」

雷「あ、こたつ空いた!? 電、はやくー!!」

電「待って…! 司令官さん、これボーキサイトです」

提督「ああ、外は大雪なのにわざわざすまなかったな」

電「大丈夫なのです…へくちっ!」

雷「もー! 早くはいらないと風邪引くって!」

電「う、うん…それじゃ」

長門「ははは、微笑ましいな」

提督「しれっと入ろうとするな長門。お前はこれから演習だろう」

長門「そんな!」

天龍「ちっ、この寒さはこたえやがらァ」

龍田「あははっ♪ 早くこたつで温もりましょう~」

天龍「ああ、そうだな。こんな時には全く有り難ぇ」

龍田「……あら~、執務室でな~んか揉めてるみたいね」



長門「後生だ! あと5分…いや3分!」

提督「いいから行け! ビッグ7の誇りはただの飾りなのか!?」

長門「やだやだー! もう少し暖を取りたい!」

提督「駄々っ子かお前は!」

雷「……あんな大人にはなりたくないわよね、電?」

電「う、うん…そうだね」

天龍「なんの騒ぎだァ、これはよ? …ま、大体見て分かるけどな」

龍田「うふふっ♪ 案外可愛い~ところあるわね、長門ちゃん?」

長門「ううう…くっ! 良し!暖は取った!」ガバッ

提督「うぉっ!?」

長門「見ていてくれ提督。連合艦隊旗艦の本領、とくとお目にかけよう!」

長門「ふんす! 戦艦長門、出る!!  …さむっ」


龍田「寒いなら、何か羽織ればいいんじゃないかしらね~?」

天龍「ま、旗艦様にゃ旗艦様で色々あるんだろうよ。 …お、マジで天国だぜこりゃ」

雷「あれ、おせんべが無い。 ちょっとー、取ってきてよー!!」

提督「自分で取ってこい!」

龍驤「まぁまぁ、そない目くじら立てると禿げるでぇ。 これやろ?」

龍田「あらぁ、気が効くじゃない♪」

雷「ありがとー! うん、どこかのオニと違って優しいわね!」(チラッチラッ

提督「うぬぬ」

龍驤「ほな、ウチもちょっちコタツに……って、もうスペース無いやんか!」

天龍「悪いなRJ。このこたつは4人用なんだ」

龍驤「RJちゃうし!ウチは龍驤や! ていうか、もうちょっと開けてやー!」

電「あ、私が出ますね……へくしょんっ」

龍驤「いやいやええで。風邪気味なんやったら無理せーへんとき」


天龍「ま、オレは出る気は無いがな」

龍田「天龍ちゃんに同じく」

雷「右に同じく」

龍驤「キミら外道やな! 恩を仇で返すってこういうことを言うんやな…」

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