八幡「俺の青春ラブコメが終わった・・・」 (13)
由比ヶ浜「もう半年で卒業かぁ」
八幡「うるせぇよ、黙って勉強しろ」
受験を控えた奉仕部内ではピリピリとした空気が漂っていた。その時
コンコンガラ
葉山「・・・やあ」
由比ヶ浜「は、葉山くん?」
葉山「依頼があるんだけど、いいかな?」
八幡「もうすぐ受験なんだぞ。無理に決まって・・・」
葉山「雪ノ下さん、俺と付き合ってくれえええええええええええエエエエエエエええええええええ!!」
雪ノ下「・・・・・・」
葉山「ずっと好きだったんだ・・・小学生の頃から」
葉山「当時ぼっちだった俺は、比企谷、君のような人間だった」
葉山「そんな時に雪ノ下さんと出会い、友達の大切を知った」
葉山「だけど中学に上がって雪ノ下さんとは別々の学校になり、再び俺は一人となった」
葉山「友達の大切を知った俺は自分を変えるためにさわやかなキャラを演じるようになり、実際友達も増えた」
葉山「けど・・・やっぱり・・・・・・つまらないんだ!!!!雪ノ下さんと過ごした日々と比べると!!全然!!!!」
雪ノ下「あなたも、同じことを思っていたのね」
葉山「同じって・・・じゃあ・・・」
雪ノ下「付き合いましょう、葉山くん」
八幡「悪ぃ、俺帰るわ」
八幡は奉仕部の部室を出ていった
由比ヶ浜「ま、待って!」
八幡「く、来んじゃねーよ」
由比ヶ浜「ヒッキー、泣いてるの?」
八幡「ほっとけ」
由比ヶ浜「・・・大事な話があるの」
八幡「今はそんな気分ではない」
由比ヶ浜「葉山くん、裏では何度も浮気を繰り返してるような人なの」
八幡「・・・それは本当か」
由比ヶ浜「うん。こないだは優美子振ってたし、私も一昨日告られた」
八幡「由比ヶ浜、奉仕部最後の一仕事だ」
由比ヶ浜「そうだね!早くゆきのんにこのことを知らせないと」
八幡「奉仕部は・・・釣り人に魚を与えるのではなく釣り方を教えるのが仕事だ」
由比ヶ浜「どういうこと?」
八幡「葉山に女遊びをやめさせる」
由比ヶ浜「そうだよね・・・そこまでやってこそ奉仕部だもんね!」
次の日
葉山「俺雪ノ下さんと付き合うことにしたからwwww」
相模「はぁ?なんであんな女となんかと?」
八幡(この1年でこの学校の人間関係もだいぶ変わったな)
材木座「おはよう、八幡ー!!」
八幡「おう。例のものの準備はできたか?」
材木座「無論」
このSSまとめへのコメント
何でこう中途半端で終すんかな、