俺「!?・・・ここはどこだ? てめえだれだ!!」ガバッ
パパス「なに?父親の顔を忘れたのか?
わっはっは!ねぼけているな。
眠気ざましに外へでもいって 風にあたってきたらどうだ」
俺「・・・なんなんだこのおっさんは・・・?夢か?」
パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」
俺「理解に苦しむ・・・夢ならいいが、リアリティが並じゃねえ。ここは慎重かつ冷静に判断するべきだ」
酉付きとかきめえ
パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」
俺「少し前に流行った、霊能力者による催眠か?しかしこの俺が催眠術ごときにかかるはずはない・・・」ブツブツ
パパス「父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」
俺「やかましい!俺は今考え事をしている!!!」クワッ
パパス「それなら外へでもいって 風にあたってきたらどうだ。父さんはここにいるから 気をつけていってくるんだぞ」
俺「まともじゃねえ状況にまともじゃねえおっさん・・・ここにいたら気が狂いそうだ。外に出てみるとしよう」ヒョイッ
俺「!!?なんだこのボディは!ガキじゃねえか!!」
パパス「わっはっは!ねぼけているな。お前の年齢は―――」
俺「この体格、体つき、肉体をみる限り6歳ってところか。ずいぶん若返っちまったぜ(ヤレヤレ) 状況確認アーンド状況整理が優先だな。外に行ってみよう」
スタスタ ガチャッ
パパス「私の息子・・・あんなんだっけ?」
<船外>
俺「・・・船の上だったのか」
俺「(俺が覚えている現実の最後の記憶は・・・そうだ、学校のくだらん授業を聞いているうちにウトウトして・・・)」
俺「ちっ、いつの間にか寝てしまったようだな。とすると今の俺はレム睡眠状態・・・
ったく、夢の分際で驚かせやがって」
俺「だがまあ、くだらねえ現実世界に飽き飽きしてたとこだ。せめて目が覚めるまで付き合ってやるか」ニマァ
ガチャ
俺「状況はだいたい掴めた。せいぜい楽しませてく―――」
パパス「そうか 港に着いたか!
村にもどるのは ほぼ2年ぶりだ・・・
お前はまだ小さかったから 村のことをおぼえていまい。
ではいくかっ!
俺。忘れ物をしないように じゅんびするんだぞ」
俺「・・・・・・」
すみません>>4がうざいのでもうやめます
パパス「さてと そろそろ港におりるとするか
おや!船長 どなたか船に乗り込まれるようだな」
船長「おお!ルドマンさま。お待たせいたしました!」
ルドマン「これは旅のお方。お先に失礼しますよ。
ごくろうだったな 船長」
船長「お帰りなさいませ ルドマンさま!
そのご様子では 今回の旅はすばらしいものだったようですな」
ルドマン「もちろんだよ船長。さあ わしの娘を紹介しよう!
フローラや。こちらへあがっておいで。
おや? フローラには この入り口は高すぎたかな?」
パパス「どれ 私が手をかしましょう」
うん
フローラ「あ ありがとう・・・」
ルドマン「これは 旅のお方 ありがとうございました
坊や。待たせて悪かったね。気を付けて行くんだよ」
俺「あんたもな。海をなめてると・・・死ぬぜ?」
フローラ「あなただあれ?え?お父さんといっしょに旅してるの?
わたしもお父さまといっしょに来たのよ。
海ってなんだか広くてこわいのね」
俺「静かにしろ。俺は騒がしい女は嫌いなんだ」
フローラ「」
ルドマン「」
パパス「ご、ごほん 息子は反抗期みたいで・・・
わ、忘れものはないな?タンスのなかも調べたか?」
俺「俺に必要なのは己の肉体のみ。他は足手まといになるだけだ」
パパス「なに?調べていないのか?すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
俺「必要ないな」
パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
俺「いらねえよ」
パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
俺「・・・」
パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
パパス「すぐに見て来なさい。父さんはここで待ってるから」
俺「・・・悪かったよ」スタスタ
パパス「ちゃんととってきたようだな じゃあ船長!ずいぶん世話になった……身体に気を付けてな!」
<ビスタ港>
港の主(あるじ)「あっ あんたは パパスさん!?
やっぱりパパスさんじゃないか!無事に帰ってきたんだね!」
パパス「わっはっは。
やせても枯れてもこのパパス おいそれとは死ぬものかっ」
パパス「俺。父さんはこの人と話があるので そのへんで遊んでいなさい。
とりあえずお前にこの地図をわたしておこう」
俺はふしぎな地図をうけとった!
俺はふしぎな地図を手に入れた!
俺「・・・なんだこのあからさまな地図は」
パパス「父さんの昔の友だちが特別に作ってくれた大切な地図だ。
なくさないように 大事に持っておくんだぞ。
あまり遠くへ行かないようにな」
俺「見知らぬ土地でむやみに動き回るようなアホじゃねーよ。気分転換に散歩でもしてくるぜ」
港の主「・・・パパスさんの息子、しばらく見ないうちに変わっちまったな」
パパス「ううむ、やはり母親の存在は大きいのかもしれん・・・」
俺「港から一歩出たら草原か・・・とんでもなく田舎だな」
俺「見晴らしは良好・・・・危険はなさそうだ――――」
テテテテテテテテテーテ
スライムが あらわれた!
俺「なんだと?突然現れやがった!!この俺に気配を悟られずして忍び寄るとはいいセンスだ・・・
それにしてもなんだこの生物は なんともメルヘンな夢を見るようになっちまったぜ(フゥ)」
スライムAの こうげき!
俺は ひらりと みをかわした!
俺「っと。いきなり攻撃たぁやってくれるじゃねーか。3対1か・・・まあいい、かかってこいよ」コキッ
ID変わったけど>>1です
もう落としてください
スライムBの こうげき!
ミス! 俺は ダメージを うけない!
スライムCの こうげき!
俺は 1 の ダメージを うけた!
俺「ふん、無脊椎動物じゃあこんなもんか。もっと強くなってから出直すんだな」
スライムたちは おどろき とまどっている!
俺「とっとと行けぃ!!俺は無駄な殺しはしたくないんだ!!!」クワッ
スライムたちは にげだした!
しかし まわりこまれて しまった!
パパス「俺!大丈夫か!!」
なんと パパスが たすけにきた!
パパスが せんとうに くわわった!
俺「なっ 余計な真似はするな。こいつらは俺の強さを理解したんだ!ほうっておけ」
パパスの こうげき!
スライムBに 47の ダメージ!!
スライムBを たおした!
パパスの こうげき!
スライムCに 50の ダメージ!!
スライムBを たおした!
俺「・・・てめえ・・・・・・・・」ビキビキ
パパス「大丈夫か?俺。
まだまだおもてのひとり歩きはキケンだ。」
パパスの こうげき!
なんと 俺が スライムAを かばった!
俺は 1 ダメージを うけた!
パパスは こんらんした!
いいねえ
でも投下はせめて4分おきにしたほうがいいよ
猿っちまうし
なんで鳥つけたの?そんなにオナニー見せつけたいたらSS速報いけよ屑
俺の こうげき!
パパスに 102の ダメージ!
俺の こうげき!
パパスに 100の ダメージ!
俺の こうげき!
かいしんの いちげき!
パパスに 168の ダメージ!
パパス「ぬわっ!? 俺 いったい何をするんだ。父さんは お前を助けようと・・・」
俺「やかましい!!!!てめえのしたことはただの虐殺だ!!
どうしても戦うってんならせめて正々堂々やりやがれ!連続攻撃なんかしやがって・・・ヘドがでるぜ」カァーペッ
パパス「(3回攻撃してきたのに・・・)す、すまん・・・お前がそんなに優しいとは 思わなかったぞ」
俺「優しさとかそんなんじゃねえよ。俺は快楽殺人者じゃねえ。むやみに命を奪うことになんの意味があるというのだ?
奪わなければいけない命もある。だがどんな場合でも殺めるということの意味をしっかり考えるんだな
でなければ殺すぞ」ギロッ
パパス「うっ うむ・・・」
俺「わかればいいんだ。村に行くんだろ?ぐずぐずするな」スタスタ
パパス「・・・こいつ、本当に6歳なのだろうか・・・・・」
>>34
死ねゆとりまとめ民ゴミ
<サンタローズ>
番人「やや! パパスさんでは!?2年も村を出たまま いったい どこに……!?
ともかく おかえりなさい!おっと こうしちゃいられない。みんなに 知らせなくっちゃ! 」
番人「おーい!パパスさんが 帰ってきたぞーっ!」
俺「ったく、この世界はずいぶん騒がしいな・・・って俺が見てる夢だったな」フゥ
サンチョ「だっ だんなさま! おかえりなさいませ!」
サンチョ「このサンチョ だんなさまのおもどりを どれほど待ちわびたことか……。
さあ ともかく 中へ!」
もう魔王いけるだろコレw
ビアンカ「おじさま おかえりなさい。」
パパス「??? この女の子は?」
おかみさん「あたしの娘だよ パパス!」
パパス「やあ! となり町に住むダンカンのおかみさんじゃないか!」
サンチョ「この村に ご主人の薬をとりにきたってゆうんで 寄ってもらったんですよ。」
俺「いうんで だろボケ」
サンチョ「」
ビアンカ「ねえ 大人の話って長くなるから 上にいかない?」
俺「そうだな、こいつらのくだらん話を聞くよりは有意義な時間を過ごせそうだ」スタスタ
ビアンカ「わたしは ビアンカ。わたしのこと おぼえてる?」
俺「ふぅん?ビアンカねえ・・・?」ジロジロ
俺「興味ないね」
ビアンカ「ほんとかしら……。」
ビアンカ「わたしは8才だから あなたより6つも おねえさんなのよ。
ねっ!ご本を よんであげようか?ちょっと まっててね。」
俺「ったく・・・騒がしい女だぜ」
ビアンカ「じゃ よんであげるね!
えーと……。そ…ら…に…。えーと……。く…せし……ありきしか……。
ビアンカ「これは だめだわ。だってむずかしい字が多すぎるんですもの!」
俺「空に高く存在せし城ありき。しかし、その城オーブを失い地に落ちる……。オーブを取りもどす時、その城ふたたび天空に帰らん……。だ」
ビアンカ「す、すごいわね・・・」
俺「・・・」ニマァ
すいません6つはミスです
ビアンカはアホってことでお願いします
おかみさん「ビアンカ そろそろ宿にもどりますよ!」
ビアンカ「はーい ママ!じゃあね 俺!」タッタッタッ
俺「(しかしあの本にあった内容 空を飛ぶ城・・・天空城ってとこか。そんなものが存在するのか?
やれやれ、ずいぶんとメルヘンな夢を見るようになっちまったなぁ)」
俺「ふぁあ・・・夢の中だってのに眠くなってきやがった
ま、俺は不眠症だからな」ヤレヤレ
俺「ちょうどベッドもあるし、今日のところは寝るとしよう
・・・このマクラで寝れるかな・・・・・・」
テーレーレーレーレッテッテー
俺「ん・・・・・ぁあーーー よく寝た。
まだ夢の中みたいだな。とりあえず下におりるか」テクテク
サンチョ「俺坊っちゃん だんだんとお母上に似てきましたなあ。
お母上のマーサさまはそれは それは おやさしいおかたで――――」
俺「まずはおはようございますだろうがボケ。どんな教育を受けてきたんだ?」
サンチョ「」
俺「たく。・・・お前はどうなんだ?あ?」ギロッ
パパス「お、おはよう俺 昨日は よく寝られたか?」
俺「Good morning.ああ、おかげで元気百倍よ」ムキッ
パパス「そ、そうか、それはよかった。
さて……と。父さんは ちょっと出かけるが、いい子にしてるんだよ。」
俺「心配にはおよばねえ。見知らぬ土地で・・・あとは言わなくてもわかるな?」
パパス「・・・うむ。ではいってくる」
俺「俺も暇だしちょっくら村を見て回るか。 そういやビアンカは宿に泊まってるんだったか?
・・・・・行ってみるかな」
<宿屋>
俺「うぃーす」ガチャ
ビアンカ「あ、俺! おはよう!!」
俺「Good morning everyone.
ん?お姉さん、浮かない顔してどうかしたのか?」
おかみさん「んまあ///お姉さんだねんて・・・///
はっ! そ、それより 薬を とりにいってくれた人がまだ もどってこないのよ。
本当は だれかにさがしに いってもらいたいけど、あんたの父さんのパパスもいそがしそうだしねえ……。」
おかみさん「だれか 洞くつの奥までようすを 見にいってくれる人はいないものかねえ……。」
俺「たく、一級フラグ建築士かっての(ヤレヤレ) 俺が行かずして誰が行くんだ?え?おい
様子を見てきてやるよ」ガチャ
テクテク
俺「ん? ここが洞窟か」
戦士「坊や この先は洞くつだ。迷子になっても おじさんは知らないぞ。」
俺「きえろ ぶっとばされんうちにな」スタスタ
<洞窟内>
俺「ふうん・・・?この感じ・・・・やつらが出るな」スタスタ
まもののむれが あらわれた!
俺「来たな 今回は昆虫か。どっちにしろたいしたことはなさそうだぜ」
セミモグラの こうげき!
ミス! 俺は ダメージを うけない!
とげぼうずの こうげき!
俺は 1の ダメージを うけた!
俺の こうげき!
俺は さついをこめて にらみつけた!
まもののむれは にげだした!
俺「くくく、それでいい。感じるんだ。野生の勘ってのは命を救うんだぜ?」
俺「ここもたいしたMonsterはいないみたいだな やれやれ、期待外れだぜ
ん?お前は無脊椎動物・・・」
スライム「いじめないで!ボク わるいスライムじゃ ないよ。」
俺「いじめること自体が問題なんだ。そこに善悪は関係ない。相手が何者であってもいじめは絶対にだめだ」
スライム「あ!キミは ぼくの仲間を助けてくれた人だね!
そうだ!いいことを 教えてあげる。この世界は 夢でもなんでもないよ。現実だよ!」
俺「ああ。このリアリティ、夢ではないと薄々感づいてはいた。だがお前の言葉で確信に変わったよ。ありがとな」
スライム「りかいりょくが すさまじいんだね・・・ きをつけてね!!」
俺「・・・(ウィンク)」
俺「これが現実、か・・・。にわかには信じがたいが人生とは不思議なことが常につきまとうもの。その現実を受け入れるだけさ」
俺「それに・・・こっちの世界のほうが面白そうだからなァ」ニヤッ
俺「ん?あの岩につぶされているおっさんはまさか・・・
おい!大丈夫か!?」
店主「ぐうぐう……。は! いかん いかん!動けないので いつのまにか ねむってしまったらしい!
歩いていたら とつぜん上から大きな岩が落ちてきて……。
坊や わるいが この岩をちょっと 押してくれるか!もう少しで動かせそうなんだ。」
俺「のんきなおっさんだなぁおい。 オラ!」バコォ!!!
店主「岩が くだけちった・・・なんという パゥワーだ!!
やれやれ たすかった!坊や ありがとう!これでダンカンのおかみさんに くすりをわたせるってもんだ!
おっと こうしちゃいられない!もどって このくすりを調合しなくっちゃな!」
ザッザッザッザッ
俺「俺も戻るか」
戦士「ほう!この洞くつから 無事に帰ってくるとは!
坊や なかなか 腕がたつようだな どれ、おじさんが けいこを つけてやろう!!」
俺「きえろ ぶっとばされんうちにな」
戦士「・・・」
俺「さて、薬を調合する時間を考えると・・・・明日の朝ってとこか。果報は寝て待てとはよく言ったもんだ。
今日は寝るとしよう」
テーレーレーレーレッテッテー
俺「ふぁぁ こっちの世界ではよく眠れるようだな・・・。ククッ 体の調子が最高だぜ」グッグッ
パパス「おきてきたか 俺!薬が手に入ったのでおかみさんと ビアンカは 今日帰ってしまうらしい。
しかし 女ふたりではなにかと あぶない。ふたりを アルカパまでおくっていこうと思うのだが お前もついてくるか?」
俺「二人で来れたんだから帰ることだってできるだろ」
パパス「まあ そういわずに 一緒に いこうではないか!」
俺「甘やかすばかりでは成長できねえよ。世の厳しさってのは身をもって経験しねーとわからねえもんだ」
パパス「まあ そういわずに 一緒に いこうではないか!」
俺「チッ マニュアル人間が・・・。そんなんじゃ社会では通用しねーぜ?」
パパス「よし そうと決まったら さっそく出かけることにしよう!」
サンチョ「だんなさま どうか お気をつけて いってらっしゃいませ!」
俺「俺たちには気をつけての一言もねーのか?俺はいいとしても女性の体を気遣うぐらい当然だろボケが」
サンチョ「」
<アルカパ>
パパス「魔物との戦闘もなく 無事に到着したな!
さて、おかみさん ダンカンに 薬を!!」
おかみさん「ええ、これで主人もよくなると思うわ。」
パパス「俺。もし たいくつなら そのへんを散歩してきてもいいぞ」
俺「言われなくてもそのつもりだ」
パパス「う、うむ・・・」
ビアンカ「お散歩に いくの?わたしも つき合うわ。」
俺「ちっ ・・・どうせ断ってもついてくるんだろ? 勝手にしろ」プイッ
ビアンカ「あら? あの子たち なにしてるのかしら? ねえ、なにしてるの?」
悪がきA「なんだよう!今こいつをいじめて遊んでるんだ!ジャマすんなよなっ!」
ネコ「ガルルルルー!」
悪がきB「かわったネコだろ!?変な声でなくから面白いぜっ ほら もっとなけ!」
ビアンカ「やめなさいよ!かわいそうでしょう。その子を―――」
シュンッ ボゴォッ!!!
悪がきA「!!? おげぇぇぇぇぇえええええええ!!!!」ゲロゲロゲロ
悪がきB「!? い、いっしゅんで 悪がきAとの まあいを つめやがった!!!」
ビアンカ「・・・!!?」
俺「クソどもが。弱者をいたぶって楽しむとは、哀れな人生だなオイ。
死にたくなけりゃとっとと失せるんだな」
悪がきB「ひ、ひぃぃ」ガクガク
俺「俺は同じことを二度も言わんぞ!!!!!!!死にたくなけりゃとっとと失せろ!!!!!!!」クワッ
悪がき「びゃあああああああーーーーーーー」スタコラサッサ
ビアンカ「あなた・・・強いわね・・・ おじさまより 強いんじゃない?」
俺「ったりめーだ。あんな片乳出したおっさんなんて、ワンパン余裕だぜ
っとそれより、こいつどうする?」
ビアンカ「そうだわ! このネコさんに 名前をつけてあげなきゃ!なにか いい名前はある?」
俺「雷迅愚周徒ー武なんてどうだ?」ニマァ
い、いいネーミングですね・・・ははは・・
ビアンカ「…………
ね、ねえ…… ゲレゲレってどうかしら?」
俺「げっ ゲレゲレ・・・・・・!!」
俺「なんという秀逸な名前だ・・・ 一見単純な文字列だがその実 艶やかでもあり、かつ凶暴さも兼ね備えている・・・
こいつにはピッタリだぜ ククッ 気に入った。お前は今日からゲレゲレだ」
ゲレゲレが 仲間に くわわった!
ビアンカ「ゲレゲレも助けたことだし 宿にもどりましょうか。
・・・なにか 大事なことを見落としてる 気がするけど・・・・・」
俺「悩んでばかりいるとシワになるぜ(ウィンク)」スタスタ
<宿>
パパス「待たせたな俺。ダンカンの病気はどうやらただのカゼらしい。
さて そろそろサンタローズの村に帰ることにしよう!」
俺「もう帰るのか・・・俺としたことが少し口惜しいぜ」
おかみさん「パパスさん パパスさん このまま帰るなんてとんでもない!せめて今日だけでも泊まっていってくださいな!」
パパス「それではお言葉にあまえることにするかっ」
おかみさん「ああよかった。どうぞこちらへ じゃあパパスさん どうぞごゆっくり」
パパス「さてと……。明日は早く出るぞ。村の皆が待っているからな。
今日はもう 眠ることにしよう。おやすみ 俺」
夜
ビアンカ「俺 おきて……。俺……。 」
俺「夜這いか・・・だが俺ぁてめえに興味はねえ。失せな」
ビアンカ「? おきたわね 俺。じゃあ はやくいきましょう……」
俺「あぁん?どこへ?」
ビアンカ「どこへって?もちろん レヌール城へよ。なぜだかわからないけど お化け退治をしなくっちゃ いけない気がするの」
俺「お化け退治だぁ? 」
ビアンカ「レヌール城は この町から ずっと北にあるそうだわ。さあ いきましょう」
俺「・・・まぁそのお化けってやつなら 少しは俺を楽しませてくれそうだな(クックッ) オーケー、ついていってやる」
パパス「ぐうぐう……。
マーサ… わが妻マーサ… おまえの息子 俺は グレてしまったようだ。うーん…」
ビアンカ「・・・おじさま、うなされてるみたいね・・・かわいそうに」
俺「本当は起きてて嫌味言ってんじゃねえだろうな?」
ビアンカ「(将来、わたしの息子がこうなったら うなされる自信があるわ・・・) さ、いきましょう・・・」
ビアンカ「(将来、わたしの息子がこうなったら うなされる自信があるわ・・・) さ、いきましょう・・・」
フラグたったな
<レヌール城>
ビアンカ「すごく 不気味ね・・・」
俺「ふぅん?西洋の城ってのも悪くねえな。 最上階にはひこにゃんとかいるのか?なーんてな(ニヤリ)」
ビアンカ「あなた、すっごくかわってるわね・・・ 入るわよ」
ガチャガチャ
ビアンカ「かぎがかかって いるわ。こまったわね。どこか ほかのところから中に 入れないかしら……」
俺「どけ」
バキッ!
俺「ほら、開いたぜ?」スタスタ
ビアンカ「・・・」
ビアンカ「魔物もおばけも、ぜんぜん出ないわね・・・」
俺「・・・・ああ(女が一緒だからな、危険が迫らないよう殺気を出しているのさ)」ゴゴゴゴゴ・・・
スカルサーペント「ガクガクガクガク」
くびながイタチ「ガクガクガクガク」
おおねずみ「ガクガクガクガク」
バブルスライム「ガクガクガクガク」
ゴースト「ガクガクガクガク」
おばけキャンドル「ガクガクガクガク」
あたりから まものの けはいが きえさった!
俺「寝室か・・・ん? 誰だ!!!」クルッ
ソフィア「お願いです……。わたしたちの お墓をとりかえして下さい…。
ビアンカ「ゆ、ゆうれい・・・?」ビクビク
ソフィア「この小さな お城で…子供のいない わたしたちは たった2人きりで…
ソフィア「…でも 平和に暮らしていたのです。 どうか お願いです…わたしと エリックを――――」
俺「破ァ!!!!!」
ソフィア「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
シュ――・・・ン
ソフィアを ひかりのなかへ けしさった!
俺「もう大丈夫だ。怖がることはない」(手を差し伸べる)
ビアンカ「あ、ありがとう・・・ でも あの幽霊 わるい人には 見えなかったけど・・・」
俺「や、やかましい!!先に進むぞ!!!」
エリック「い、いまの悲鳴は なんじゃ!!?ソフィアは!ソフィアはどこじゃ!?」
ビアンカ「逝ったわ・・・」
エリック「おお…ソフィアをけしさったのは そなたたちが 初めてじゃ……
その強さを みこんで お願いじゃ! どうか――」
俺「おそらく何年か前から この城にゴーストたちが住みついてしまい、あんたとソフィアは 眠りにつくことも できなかった」
そこで俺たちに ゴーストたちのボスを追いだしてくれと頼むつもりなんだろう?」
ビアンカ「・・・・」
エリック「・・・・」
俺さんは寺生まれだったのかwww
俺「そのボスってのは、ここいらで一番強いとみた。ようやく冒険っぽくなってきたぜ さっそく行くか」スタスタ
エリック「た、たのんだぞ」
俺「あ、それから ソフィアのことだが安心しな。ちゃんと成仏させてやったからよォ。親玉を追い出したら、あんたも安らかに眠らせてやるさ」
エリック「本当か!?それは よかった!」
ビアンカ「ほんとかしら・・・」
俺「いちいちうるせーぞ!!オラついてこい!!」
俺「最上階だな・・・」
ビアンカ「ええ・・・」
俺「・・・・・明らかに怪しいやつが玉座に座ってるな」
ビアンカ「ええ・・・話しかけてくるのを まってるみたいね・・・・・」
俺「HIPHOPなナリしてやがるぜ Hey!!」
ボス「ほほう……。ここまで来るとは たいしたガキどもだ。
ほうびに お前たちを おいしい料理に してやろう……」
ガタンッ
ビアンカ「!! 落とし穴だわ! 落ち―――」
シュッ ガシッ!!
俺「大丈夫か?」
ビアンカ「え、ええ・・・ありがとう ・・・・・とんでもなく スピーディな動きね・・・」
俺「穴が開き重力に支配される寸前で横に回避しただけだ。なあに、慣れりゃだれにでもできる」
ボス「な、なんと… がいこつどもは お前たちを 食べそこねたようだな……
では このオレさまが 食ってやろう!」
デンッテテテテテテテテテテテテ…デーデンッドドンドンドドーンドドドドンドドーン テレンテテレンテテーテンッ!
おやぶんゴーストが あらわれた!
俺「おやぶんっていうぐらいだ。相当強いんだろうな?」
おやぶんゴースト「ひっひっひ あたりまえだ!オレさまは このあたりで最強の モンスターさ!」
俺「くっくっく そいつは楽しみだ。よし、一発無料(タダ)で殴らせてやる。 本気の一撃見せてみろよ」クイックイッ
おやぶんゴースト「つくづく かんに さわるヤローだ!!!」
おやぶんゴーストの こうげき!
つうこんの いちげき!
俺は 2の ダメージを うけた!
おやぶんゴースト「え?」
ビアンカ「え?」
俺「チッ そこらの雑魚と変わらねえ・・・期待して損した」
おやぶんゴースト「ば、ばかな!!これならどうだ!」
おやぶんゴーストは メラを となえた!
俺「!? なんだこれは!! 貴様《イフリート》との契約者だったのか!!」
俺は ひらりと みをかわした!
おやぶんゴースト「ひゃっひゃっひゃ さすがに 呪文は 避けるようだな!
ならば これならどうだ!!グループ攻撃だー! うけざるを えんぞ!」
おやぶんゴーストは ギラを となえ―――
俺「ちょ待てよ(キムタク風) 次は俺たちの番だろ?なに連チャンで攻撃しようとしてんだ?あ?
ルールも守れねえやつが・・・何を守れるっていうんだ!!!!!!てめえだけは許さん!!!」
ビアンカ「とつぜん 怒り出したわ・・・ ほんと かわってるわね・・・」
俺の こうげき!
おやぶんゴーストに 110の ダメージ!!
俺の こうげき!
おやぶんゴーストに 105の ダメージ!!
おやぶんゴーストを やっつけた!
それぞれ
300ポイントの けいけんちを かくとく!
180ゴールドを てにいれた!
ビアンカは レベル5に あがった!
さいだいHPが 14ポイント あがった!
さいだいMPが 18ポイント あがった!
ビアンカの のうりょくが ふえた! ちから +8 すばやさ +8
かしこさ +8 みのまもり +4
うんのよさ +6
ビアンカは メラの じゅもんを おぼえた!
ビアンカは マヌーサの じゅもんを おぼえた!
tueeeeeeeeeeeee
おやぶんゴースト「たっ……助けてくれー!王と王妃の 墓は もとの通りにするから!」
俺「あぁ?そんなもんで俺の気が収まると思うか?」ギロッ
ビアンカ「まぁまぁ・・・許してあげましょうよ」
俺「ちっ 甘いな、アマチュア野郎が・・・ 勝手にしろ」
おやぶんゴースト「へっへっへ。ありがたい。あんた りっぱな 大人になるぜ……。」シュウン
エリック「よくぞ やってくれた! 心から 礼をいうぞ。」
俺「破ァ!!!!!」
エリック「」ショワアアアアア・・・
俺「安らかに眠れ・・・。南無ダーマ」
ビアンカ「よかったわね。 これからは 2人 幸せに 眠りつづけるはずよ」
ピカーーーー
ビアンカ「あら? なにかしら? きれいな宝石ね。きっと お礼よ。 ねえ 持ってゆきましょう」
俺は ゴールドオーブを てにいれた!
俺「ったく、どんな最強の魔物がいるかと思えば とんだ期待はずれだったぜ」
ビアンカ「まぁいいじゃないの これから きっと もっと強い魔物が 現れるわよ」
俺「ククッ 楽しみだ・・・」
ビアンカ「じゃ、帰りましょ」
レヌール城の お化けを
俺が退治したというウワサは
その夜のうちに ひろまった……。
そして 夜が明けた……。
テーレーレーレーレッテッテー
おかみさん「子供ふたりだけで お化けを退治したとはねえ……。
でも ビアンカ。夜中に出歩くなんて あぶないマネは これっきりだよ」
ダンカン「坊やは たいしたもんだ! その勇気はきっと 父親似だな」
俺「この片乳を出したおっさん似だと? へっ冗談じゃねーぜ」
ダンカン「・・・」
パパス「・・・ごほん
さ、さて そろそろ いくとするかっ!?」
俺「そうだな」
パパス「ダンカン 世話に なったな!」
俺「あばよっ」
ビアンカ「俺!
しばらく 会えないかも知れないから これを あげる……」
俺「あん?」
俺は ビアンカのリボンを
手に入れた!
ビアンカ「そうだわ! ゲレゲレちゃんに つけてあげるね」
ビアンカ「俺。 また いつか いっしょに 冒険しましょうね! ぜったいよ」
ビアンカ「元気でね 俺。」
俺「・・・・・・・・あばよ」(ウィンク)
パパス「ところで 俺……お化け退治のこと この父も 感心したぞ。
といっても、今のお前なら 驚くこともない… しかし 一応 お前はまだ子供だ。あまり 無茶を するでないぞ」
俺「そんなことはどうでもいい。それより聞きたいことがある。答えてもらおう」
パパス「・・・・」
俺「レヌールの親玉が呪文とやらを使ってきた。炎の能力・・・イフリートとの契約だと俺は睨んでいる
そこでだ、精霊との契約方法を教えてくれ。俺も呪文とやらを使いたいんだ」
パパス「呪文か? はっはっは 呪文は ほとんどのものが 使えるのだ! 精霊との契約など 必要ない。わっはっは」
俺「なにがおかしい!(クワッ) ならば俺にも使えるんだな? よし、さっそく教えてくれ」
パパス「うむ、それはいいが 呪文を覚えるには、経験が必要だ。お前には まだはやいと 思うがな」
パパス「だがまあ、物は試しと いうやつだ。 まずは回復呪文《ホイミ》を 試してみるがよい
無理だとは おもうがな わっはっは」
俺「やってやる・・・・うぉおおおおおお!!ホイミ!!!!!!」
テレテレテレッ
俺は ベホマを となえた!
俺の キズが かんぜんに かいふくした!
パパス「あれ?」
俺「できた・・・が、唱えた呪文と違うものが発動したぞ?どうなってんだこりゃあ」
パパス「ば、ばかな・・・ベホマは ホイミの 上級呪文! お前、そんな呪文を覚えるほどに レベルアップ したのか!?
しかし、私に100以上のダメージを与えたり 6歳とは思えない言動の数々・・・。相当レベルが高いのかも しれんな」
あっ・・・(察し)
⇒つよさみる
⇒俺
パパスのむすこ?
せいべつ:おとこ
レベル:1
HP: 20
MP: 0
ちから: 12
すばやさ: 255
みのまもり: 16
かしこさ: 1
うんのよさ: 999
さいだいHP: 20
さいだいMP: 0
こうげき力: 12
しゅび力: 16
Ex: 0
パパス「・・・・・・頭が悪いな・・・・
い、いや 驚くべきは レベルが1だということ・・・!!
そして 運のよさが 異常なまでに高い・・・・・いままでの行動 すべてが 運任せだと いうのか・・・?
あれ?てかMP0やのに魔法唱えてるやん・・・もう運とかそういう次元ちゃうやん・・・・・
しかも運の最大値255や・・・999て何?バグ? 意味わからん・・・もういやや 堪忍して・・・」
パパスのむすこ?wwwwwww
俺「なにをごちゃごちゃ言ってんだよ。それよりもっと他の呪文 教えてくれよ」
パパス「あ、いや・・・私はホイミとベホイミしか使えんのだ・・・・・ここから先は自分で なんとかしてみるんだな」
俺「しゃーねえな。 おやぶんゴーストが使ってきた呪文・・・確かメラとギラだっけな?それも試してみるか」
パパス「待て 修行は おあずけだ! まずは サンタローズに かえるぞ」
俺「そうだな・・・たまには素直に従ってやる」
パパス「(ほっ) では いくとしよう!」
めがさめると そこは みしらぬばしょ。 そして かたちちを だした おとこ。
そんな じょうきょうでも れいせいに はんだんし こうどうする 俺。
じょじょに このせかいにも なれ、あっとうてきな パゥワーを みせつけ みごと おばけたいじを なしとげた。
はたして 俺は ぶじ もとのせかいへ かえれるのか!? また、この せかいで いったい なにを するのか? ▼
<サンタローズ>
パパス「おはよう 俺 よく ねむってたようだな。
父さんは 調べることがあるので 今日は家にいるが お前も村の外に出たりしないようにな」
俺「おっはー。 村の外に出ても大して面白くないからな。新しい呪文でも習得しとくさ」
ザッザッザッザッ
サンチョ「おはよう 坊っちゃん。
ところで 坊っちゃんは まな板を どこかにしまったりしませんよね。
おかしいなあ。どこへ やったんだろ……」
俺「俺がまな板を隠しててめぇを困らせてるって言いたいのか?あん?
てめーじゃあるまいし、そんな陰湿なことするかよボケ」
サンチョ「」
俺「じゃあな、俺は忙しいんだ。まな板ぐらい自分で見つけろ」スタスタ
俺「さて さっそくメラとギラを唱えてみよう。炎を奏でし者・・・か(ニマァ)
いくぜ!メ―― んん?教会の横でこっちをみているあいつ・・・あのイケメン、どこかで見た面だな」
俺「へい なにジロジロ見てんだよ。喧嘩ならいつでもやってやるぜ?」シュッシュッ
?「ふん・・・この俺に向かって生意気な口を利きやがる。やはりまだまだガキだな。
それに、俺の姿を見ても気づかねえとは。我ながら情けないぜ」ヤレヤレ
俺「あ?何言ってやがる・・・?俺はコケにされるのが大嫌いなんだよォ・・・ぶっ殺―――」
シュンッ
俺「!?消えた!!?後ろか!」クルッ
?「残念、上だ」
俺「知っている。オラァ!!!!」ブンッ
スカッ
?「残像だ」
俺「な、二重トラップだと・・・?てめぇタダもんじゃねーな。正体を明かせ!!!」
?「ったくよォ・・・いい加減気づけっての(フゥ) おい、俺の顔、よく見ろ」
俺「あぁん?・・・」ジロジロ
俺「!!? 思い出した!! その顔・・・・・・・・
ここにくる前の 俺の顔!!!!!」
俺(青年)「Exactry. ようやくわかったかマヌケ」
俺「ああ、そういうことか・・・・」
俺(青年)「(ふっ さすがは俺。最初は取り乱したものの、一瞬で頭の中を整理したようだな)
もう説明はいらねえな?」
俺「ああ。お前は未来から来た俺ってわけだろ? そしてわざわざ未来からきたってことは
この先なんらかの重大なトラブルが待ち受けている・・・。それを回避するためってとこか」
俺(青年)「ああ。ある程度の問題なら 俺のことだ、簡単に切り抜けられるだろう
だがどうしても・・・過去を変えてでも回避しなきゃいけねえことができちまってな」
俺「レヌールで手に入れた、この光る玉が関係してそうだなァ」
俺(青年)「さすがは俺、よくわかってるじゃねーの(ククッ) 詳しいことはいえねーが、その玉ちょっと貸せ」
俺「ほらよっ」ポイ
俺は ゴールドオーブを 手わたした。
俺(青年)「助かったぜ。ほらよ」ポイ
俺は ゴールドオーブを 返してもらった。
俺(青年)「さて、目的は達成したことだし 俺は帰るぜ。
てめえに一つ、いいことを教えてやる。これから先、冒険を続けて損はねーぜ?少なくとも、退屈はしない」
俺「ほんとかよ? 今んとこ、あっちの現実世界よりはマシって程度だぜ」
俺(青年)「俺が言うんだから 間違いねえよ」ニマァ
俺「くくっ そりゃそうだ」ニマァ
俺(青年)「じゃ、そろそろ行くわ。
・・・・・パパスを 大切にしてやれよ」シュンッ
俺「あぁ?なんだそりゃ?
いっちまった」
俺「だが、これから先の冒険・・・続けて損はない、か・・・・・
ふっ 面白くなりそうだぜェ」
俺「未来の俺が来たことによって この村になにか変化はないか調べてみる必要があるな
よし、聞き込み開始(すたーと)だ」
呪文の修行を すっかり忘れている かしこさ1の 俺であった・・・・
シスター「教会の前にいた ステキな人が 洞くつの方へ 行くのを 見かけたけど 大丈夫かしら?
坊やは あぶない所へ 行っちゃ ダメよ」
武器屋「さいきん 村に おかしなことが おこるんだ。
先日 村にやってきた あの変なヤローのせいじゃ ねえのかなあ……」
武器屋の奥さん「あらあら タンスのなかに入れたと思った おさいほう箱が イスの上に。
おかしなことが あるものねえ」
婦人「ありゃ? おなべのなかが いつのまにか からっぽだわ。
おじいちゃんも おなかが すいたなら そう いえばいいのに……」
老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」
宿屋「ありゃりゃ 宿帳に おかしな いたずら書きが してあるぞ。
坊やじゃないだろうね?」
老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」
老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」
老人「わしゃ 食べとらんぞ!わしのことを子供あつかいして こまったヤツじゃわい」
俺「ふむ・・・・・・ サンチョのヤロウやジジイの話だけ聞くと、ただのボケかと思ってしまいそうだが
こうも不思議なことが起こっているとなると・・・これぁなにかあるな」
俺「物がいつの間にか移動していたり、なくなっていたりする・・・
これは村人に見えない《何か》の仕業と見て間違いないだろう。これといって害はなさそうだが、その何か を突き止める必要があるな」
俺「Mission accepted.
そういやまだ、酒場に行ってなかったな。行ってみるか」
カランカラン
俺「へいマスター 最近どぉ?」
マスター「おや? コップが ないぞ……。 うん? こんな所にあったか。
どうも 最近 こういうことが多いなあ……」
俺「ここもか・・・ ったく、肝心の犯人はどこにもいねえってのに――
!!!なんだてめぇ~~~~~~ッッ!?いつからそこにいやがった!!」ガタッ
エルフ「まあっ!あなたには 私が見えるの!?」
はよ
マスター「ど、どうした とつぜん 大声を出して!」
エルフ「よかった! やっと私に きがついてくれる 人を見つけたわ!
私が 何者か――」
俺「破ぁ!!!!!!!!!!!!!!」
エルフ「!?ぎゃあああああ!!!!!!!!!!」
シュウウウ・・・・
エルフ「げふっ こ この村に は 地下…室のあ…る家が あったわ……ね
そ その地下室 に… いってて! 私も すぐに 逝く…か ら……」……シュウウン
俺「悪霊退散・・・」ナムナム
マスター「いったい どうしたって いうんだ?」
俺「この村で起こっていた怪奇現象 ありゃ全て悪霊の仕業だ
だが安心しろ、その悪霊は この俺がたった今消し去った。もうこの村でおかしなことは起きないだろうよ」
マスター「おお! あんた やっぱり パパスさんの息子だな!!」
ゲレゲレ「クゥン・・・」
俺「ん?どうしたゲレゲレ。何か不満か?」
ゲレゲレ「・・・・・クゥン」
俺「まいったな、俺ぁ動物の言葉なんざわからねえ
しかしあの悪霊の件が関係しているように感じ取れた・・・
地下室か・・・俺の家にあったはず。 行ってみるか」
俺「ただいま」ガチャ
サンチョ「なんと まな板が タンスのなかから 見つかったんですよ。
どこかに イタズラ者が いるんですかねえ……」
俺「Fuck off.」
サンチョ「」
<地下室>
俺「来たはいいが、何もねえな。 ガセネタ掴まされたか?」ペッ
ヴゥー・・・・・・ン
俺「!! 上から光の階段・・・? なるほど、来いってか?
おもしれえ 行ってやるよ」スタスタ
俺「ここは・・・異世界か とすると、酒場にいたあいつは 悪霊じゃなかったってことか?
お前はそれを伝えたかったのか ゲレゲレ」
ゲレゲレ「ゥン・・・」
ベラ「よくもまぁ、来てくれやがったわねっ。 さあ ポワンさまに会って!」
俺「言葉に敵意が含まれてやがる・・・ やれやれ、根に持つタイプなんだな」
ベラ「殺されかけたのよ? 当然でしょ。 まっ 私は不死身で最強だけど
さ、はやくきて!こっちよ」
ベラ「ポワンさま おおせのとおり 人間族の戦士を 連れてまいりました」
ポワン「まあ なんて かわいい 戦士さまですこと」
ベラ「め めっそうもありません。
こう見えましても 彼は 下界での私を瞬殺したのです!
下界では本来の力を出せないとはいえ、私を倒した彼の実力は本物です」
ポワン「いいわけは いいのですよ ベラ。すべては 見ておりました。
あなたの実力は その程度と いうことです」
ベラ「ぐぬぬ・・・・・・・」
ポワン「俺と いいましたね。 私たちの姿が見えるのは あなたに不思議な力が あるためかも知れません。
俺 あなたに たのみが あるのですが 引き受けてもらえますか?」
俺「ふぅん? ま、聞くだけ聞いてやろうじゃねーの」
ポワン「じつは 私たちの宝 はるかぜの フルートを ある者に うばわれて しまったのです。
このフルートが なければ 世界に 春をつげることが できません。
俺 はるかぜのフルートを とりもどしてくれませんか?」
俺「断る」クルッ スタスタ
ポワン「そうですか。 ざんねんですが しかたありませんわね……」
ベラ「どうして ことわったの? みそこなったわ!」
俺「てめえに見損なわれたところで どうってことねえよ。
そもそも盗まれたのは てめえらの責任だ。俺は便利屋じゃねえ。盗まれるのが嫌なら 名前でも書いて肌身離さず持ってることだ
第一、てめーは不死身で最強の妖精なんだろ?だったら自分で行って取り戻してこいよ」
ベラ「ぐぬぬ・・・」
俺「じゃあな。頑張れよ不死身の妖精さん」テクテク
ベラ「あ、ちょ、ちょっと待っ――」
ゲレゲレ「Wait.待ちなよ俺。力を貸してやってもいいんじゃないか?メリットとデメリットの比率を計算すれば、悪い話じゃないと思うが
今回のデメリットってのは“めんどくさい”ってことだけだろう?でもここで妖精の親玉に借りを作っておけば・・・
俺には必要のないことかもしれないが、万が一困ったときには助けてもらえるかもしれない。それにフルートを盗んだってやつ
結構なやり手かもしれないぜ?強いやつならここで見逃しちゃもったいないと思わないか? まぁ最終的な判断は任せるがね」
ベラ「・・・・・・え?」
ベラ「しゃべったああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
俺「スライムとかいう無脊椎動物だって喋るんだ。こいつが喋ったところでなんら不思議じゃあない
それより・・・お前の言うことはもっともだな 恩を売るつもりはないが、強いやつがいる可能性ってのは拭い去れねぇ
可能性があるならそれに向かって突き進むまでだ」
ゲレゲレ「さすが俺(ヒュウ) そうと決まればさっそく出発だ。Let`s go.」
俺「くくく 血の気の多いヤロウだ。 だが気に入った。俺に気に入られるなんて ついてるぜ?」ニマァ
ベラ「またしゃべったああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
ゲレゲレ「おい うるせーぞ」
俺「むんッ!!」ドスッ!!
ベラ「!?? オロロロロロロロロロロ」ビチャビチャ
俺「悪いが眠っててもらうぜ。安心しな、フルートは俺が取り返してやる
だがてめえがついてきても 邪魔になるだけだ。そこでゆっくりしていてくれ。 いくぞゲレゲレ」スタスタ
ゲレゲレ「オーケー じゃあなお嬢さん、悪く思わないでくれよ?あいつ、騒がしい女が嫌いなんだ。COOLだからよォ
ま、あんたを気絶させて置いていくのは、あいつなりの優しさなのかもしれないな・・・ 女を危険な目に合わせたくないってことさ
俺たちについてきたら、苦しみを味わうことになる・・・・・ そう考えての行動だと思うぜ?その想いに甘えて、のんびり待ってな」タッタッタッ
ベラ「ぐぅぁああ・・・・・!!!!!は、はらがぁああ!!!!!!ごふっ・・・・おげぇえええ!!!」ゴロゴロ
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くっさ