ゴーグル「安価で死亡フラグを回避するっす」 (966)

ゴーグル(……嫌な夢見た。しかもかなりエグイ殺され方だった)

心理「顔色悪いわね、大丈夫?」

ゴーグル「へ、平気っす。ちょっと寝不足なだけっすから」

垣根「それでミスやらかしたらぶっ殺すぞ」

ゴーグル「は、はい!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1367247031

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自宅


ゴーグル(最近あの夢ばっかり見るようになって寝付けない……)ボー

ゴーグル「死亡フラグ……!?」

ゴーグル(いやだ、まだ死にたくない!特にあんな死に方はしたくない!)

ゴーグル「なんとか回避すること出来ないっすかね」


死亡フラグを折るには……+1

ゴーグル「もういっそのこと逃げてしまおうか」

ゴーグル(垣根さんに殺される未来しか見えないっすけど)

ゴーグル「仮に逃げるにしても、どこへどうやって逃げればいいのやら」


どこへ逃げよう?+1

ゴーグル「ここは思い切って警備員の家へ匿ってもらおう」

ゴーグル(警備員でも特によさそうなのは……)カタカタ



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

黄泉川宅


黄泉川「ん、どちら様?」

ゴーグル「+1」

ゴーグル「助けてください、自首しにきました」

黄泉川「???」

ゴーグル「あの、俺、実は……」オドオド

ゴーグル(なんて言えばいいんだ、暗部の事なんて口に出来ないし……)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「学園都市上層部に脅されていて…」

黄泉川「脅されてって、何言ってるか分からないじゃん」

ゴーグル「とにかく、俺を捕まえて牢屋にでもぶち込んで欲しいんす!」

黄泉川「話が見えないじゃん、とにかくあがんな」

ゴーグル「し、失礼します」

ゴーグル(ちょっと無理があったかな)



ゴーグル「——で、強盗の際に見ちゃいけないもん見たみたいで、最近命を狙われてるみたいなんです」

黄泉川「+1」

黄泉川「分かったじゃん、ならしばらくウチで面倒見てやるじゃんよ」

ゴーグル「あ、ありがとうございます!」

黄泉川「ただし、ほとぼりが冷めたらきっちり指導するから覚悟しとくじゃん」

ゴーグル(よかった……でも安心するのはまだ早いぞ)

ゴーグル(次はどうやってスクールから抜けるか)


どうやって抜ける?+1

ゴーグル(きっと話しても無駄だろうし、死んだことに出来ないかな)

ゴーグル「ちょっと出かけてくるっす!」

黄泉川「?あぁ」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


路地裏

ゴーグル「っっ!!」ザクッ

ゴーグル(こうしてゴーグルに血をつけて放っておけば大丈夫っすよね)ポタポタ

垣根「おい、何してんだ」

ゴーグル「か、垣根さん!?」

垣根「どうしたそれ、誰かにやられたのか?」

ゴーグル(な、なんで垣根さんが!)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「返り血を浴びただけっすよ…」

垣根「ふーん」

ゴーグル「俺もしかしたら垣根さんの足手まといになってるかもしれませんよね?」

垣根「は?」

ゴーグル「だって、垣根さんや心理定規さんに比べたら能力も力もパッとしないっていうか、いてもいなくてもいいような気がするっていうか……」

垣根「……それで?」

ゴーグル「+1」

ゴーグル「第四位をぶっ潰すくらいになるまで修行したいのでスクールから身を引いて良いですか?」

垣根「……」

ゴーグル「だめ……ですか?」

垣根「+1」

垣根「……寂しくなるな」ポイ

ゴーグル「これって、お金ですか?」

垣根「餞別だ、お前にくれてやるよ」

ゴーグル「ありがとうございます!俺、絶対強くなりますんで!」

垣根「あぁ」
























垣根「三途の川渡るには十分だろ?」

気付けば、俺の身体は六枚の翼に貫かれていた

「……え?」

「知ってるんだよなー、テメェが警備員の家に行ったことも、死んだ風に見せかけようとしてたってことも」

その男は背に白い翼を持っていた。神々しいその姿は地上に舞い降りた天使
——でも、運んで来たのは“死”だった

「お前、逃げようとしたろ」

「どう、し……」

目から、鼻から、口から、身体中から血が噴出し、コンクリート壁を赤く染め上げる
何度も見てきた“死”の光景、夢で味わった“死”の感覚。でも今回は……

「今更遅いんだよ、俺達は“あっち”には行けねぇ、いっちゃならねぇのさ」

考えが甘かった。“死”の運命がそう簡単に覆らないと知ったのは、全てが終わってからだった
血の海に溶けて行く中、俺はあの時どうすればよかったのか一人考えていた



















これが、単なるプロローグだとも知らずに——

はい、今日は以上です
かなりの見切り発車感がありますが、簡単に言うと10月9日で死ぬゴーグル君を頑張って守ろうという感じです
詳しいゲーム内容は後ほど

概要


・10月1日からスタートし、9日までゴーグルを生存させるのが目的
・死亡フラグは%で表され、その数値は生死を分かつコンマ安価の時に反映される

(例)死亡フラグ70%の時
   00-69 死亡
   70-99 生存

・10月9日までに死亡フラグが100%になった場合、その日の終わりまでに下げなければゲームオーバー(死亡)になる
・ゴーグルの行動は安価や選択肢で決まり、内容によって死亡フラグが上下する。場合によってはその時点で死亡する可能性も
・死亡した場合、その日の朝かそれ以前から再開出来る(最長10月1日まで)。記憶は引き継がない
・連続安価は2回まで。3回目、連投は安価下
・安価内容はあまり制限しませんが、直接的な死亡安価や余りにぶっ飛んだ内容と判断した場合安価下


まだまだ改良の余地はあると思いますが、とりあえずこれでやってみようかと思います

死亡フラグ60%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:00
自宅


ゴーグル「……またあの夢」

ゴーグル(これってどう考えても死亡フラグっすよね……)

ゴーグル「どうしよう、なんとか出来ないものか。せめてぐっすり眠れるようになりたいっす」

ゴーグル「……腹減った」


ゴーグルの行動+2
1コンビニへ行く
2ファストフード店へ行く
3家のありもので済ます

上条さんがいれば『救済スキル』で死亡フラグを減るかな?

ゴーグル「家には何もないし、外食しかないな」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:22
ファストフード店


ゴーグル「さーてどこに座ろうかな」テクテク

ゴーグル(意外と込んでるみたいだな、カウンターしか空いてない)

ゴーグル「ここでいいや」


隣に座っていた人物
右+1
左+2

上条

上条「はぁ、毎朝こんなバーガー一つしか食べられないなんて……」モグモグ

ゴーグル(朝から暗い人っすね)

一方「……」イライラ

ゴーグル(こっちはなんか不穏なオーラが飛んでくるし)

上条「不幸だ……」

一方「……」イライラ

ゴーグル(食べづらいっす)


ゴーグルの行動+1

空気を打開するためにおごってみる

ゴーグル「あ、あの……よかったら食べます?」

上条「え?」

ゴーグル「俺、もうお腹一杯なんで」

上条「あ、ありがとうございます!この世もまだ捨てたもんじゃねぇー!」ガツガツ

ゴーグル(泣きながら食べてる……普段どんな生活してるんだろう)

一方「チッ、あのガキどこ行ったンだよ……」ガタッ



上条「ありがとうございます、ごちそうさまでした」フカブカ

ゴーグル「い、いいんですよ別に」

ゴーグル(結局一口も食べられなかった……)


ゴーグルの行動+2
1立ち去る
2少し会話する

安価なら2。「これも何かの縁ッス。連絡交換しないですか」みたいな


正直、上条さんと仲良くなればなんとかなりそう

ゴーグル「気になったんすけど、いつもどんな生活してるんすか」

上条「話せばながーくなるから簡単に言うと、家に居候が現れて生活が苦しいって訳ですよ」

ゴーグル「居候っすか……」

上条「しかもかなりの大食いで、日々飢えと戦ってるんですよ」

ゴーグル「+1」

ゴーグル「大変っすね。でも帰ったら誰かがおかえりって言ってくれる生活って、憧れるっす」

上条「?」

ゴーグル「いや、なんでもないっす。じゃあ俺はこれで」ガタッ

上条「あ、折角だから連絡先教えてくれよ。また今度お礼するからさ」

ゴーグル「……いいですよ」

ゴーグル(仕事以外の人のアドレスっすか……)



上条の連絡先獲得
死亡フラグ-2%

死亡フラグ58%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:02
定食屋


ゴーグル「やっと食べられるっす!」モグモグ


ボソボソ……


ゴーグル(ん、何の話だろう)

話の内容+1

「先の実験で残った妹達、あれが今の第一位の演算を手伝っているらしい」

「そしてその妹達を統括する『最終信号』か……」

ゴーグル(妹達……実験?)

「で、その『最終信号』さえ手に入れれば第一位を従えたも同然と?」

「あぁ、問題はどうやって……」

ゴーグル(第一位って、垣根さんより上の順位じゃないっすか!)


ゴーグルは盗み聞きを……+2
1続ける
2やめる

ゴーグル(これは気になるな、もうちょっと聞いてみよう)

「厄介なことに第一位は『最終信号』と常に行動しているようだ」

「まぁ自分の命に関わるから当然ではあるな」

「それに、他の妹達も第一位に加担しているとか」

「馬鹿な、あれだけ殺しておいて……」

ゴーグル(どこかの組織が第一位の力を手に入れようとしてるみたいっすね。その力で何を企んでるのか)

「おい、誰に聞かれてるかもしれん。場所を移すぞ」ガタッ

ゴーグル「『最終信号』、第一位を味方につける鍵ってとこっすか」

ゴーグル(もしそんな奴がスクールに来たら垣根さんの計画も……)



死亡フラグ+6%

死亡フラグ64%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:18


prrrr


ゴーグル「はいもしもし」

垣根『おう俺だ、これから会議すっからアジトへ来い』

ゴーグル「……了解っす」ピッ

ゴーグル(10月9日についてっすかね)テクテク



裏路地


ゴーグル(……人がいる?)


ゴーグルが見たもの+2

ソギーが一般人をスキルアウトから助けているところ

打ち止め「うぅ〜道に迷っちゃったよ〜、ってミサカはミサカはオドオドしてみたり」

ゴーグル(子供?)

ゴーグル「どうしたの君?こんなところうろついてたら危ないぞ」

打ち止め「よかった!あのね、ミサカ道に迷っちゃったから帰れなくなったのってミサカはミサカはあなたにしがみついてみたり!」ギュー

ゴーグル「痛い痛い!分かったよ、出口まで案内するから!」



打ち止め「ありがとう輪っかさん!てミサカはミサカは大きく手を振ってみる!」ブンブン

ゴーグル「気をつけるんだよー……さて、戻るか」

ゴーグル(輪っかさんか……)



死亡フラグ-2%

死亡フラグ62%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

11:03
アジト


垣根「——まぁ大体こんな感じだ。今日はもう解散」

心理「上手くいくといいわね」

垣根「その為のテメェだろ」

ゴーグル(垣根さんに今日聞いた話してみようかな……)

ゴーグル「あの、垣根さん」

垣根「何だ」

ゴーグル「+2」


1第一位を味方につけるってのはどうっすか?
2やっぱりなんでもないっす

ゴーグル「やっぱりなんでもないっす」

垣根「は?」

ゴーグル(何だか垣根さんを信じてないみたいで怒られそうだ)

ゴーグル「では失礼します!」バタン

心理「彼、最近様子が変ね」

垣根「さぁ?」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12:40


ゴーグル「さて、これからどうするっすかね」


ゴーグルの行動+1

今のうちに頼れる人を探しておく
とりあえず街を歩く

ゴーグル(特にすることも思いつかないし、適当に歩くか)

ゴーグル「そもそも生き残ろうとするにはどうしたらいいんだろう」

ゴーグル(足りないものが色々あるんだろうけど)


ゴーグルに足りないものを2つ+1、+2

そういえばゴーグル能力って安価?
見た目的に光輪とか使わせたいけど……
安価下

>>86
15巻で押し潰されたようなって描写があったのでそれを参考にするつもりです


ゴーグル(真っ先に思いついたのが後ろ楯、その次が資金力)

ゴーグル(暗部の稼ぎがあるからって、結局知れてるんだよなー。誰かが味方してくれるような魅力もないし……)

ゴーグル「……とりあえずお昼にしよう」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ファミレス


ゴーグル(朝のあれに習って、人が多い場所にいたら何かしら情報が得られるかも)

ゴーグル「でも、流石に一人で入るのは恥ずかしいな」ハハッ


ゴーグルの後ろのテーブルには……+1
1グループ
2アイテム
3超電磁砲組

土御門「いやー悪いにゃー、忙しい中集まってもらって」

一方「さっさと始めろ」

ゴーグル(ん?この人朝隣に座ってた……)

土御門「まずはアビニョンへの出張お疲れさん一方通行」

ゴーグル(『一方通行』、確か第一位の能力がそんな名前だったような)

土御門「帰って来て早速だが、お前たちに話しておくことがある」

結標「何の話?」

土御門「+1」

土御門「一人、追加メンバーが必要になりそうだ」

海原「追加メンバー、ですか?」

結標「戦力に問題はないと思うんだけど、これ以上いる?」

土御門「まぁ聞け、最近暗部組織の中でよからぬことを考えてる奴らがいるそうだ」

ゴーグル(えぇっ!?)ドキッ

土御門「詳しくは上も分かってないらしい。俺はその真偽を確かめるのに暫くグループを抜けることにする」

土御門「要するに、その間の穴埋めってやつさ」

ゴーグル(まだ俺達に気付いてる訳じゃないみたいっすね)

一方「ンなもンいらねェよ」

土御門「恐らく俺達にも疑いがかかってるんだろ、監視も兼ねての補充と見てる」

結標「信用されてないのね、私達」フゥ

ゴーグル(でもマズイっすね、下手に警戒されて計画に支障が出たら……)

土御門「そいつが来るのは今日の20時、場所は……だ」

海原「一体どんな人が来るんですかね」

土御門「さぁな」

ゴーグル(彼らはどこの暗部組織だろう。学園都市第一位が所属するなんて、かなり厄介なんじゃ……)

ゴーグル(でも、いい情報を手に入れたぞ。これをどう活用するか……)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:28


ゴーグル「まさか、すぐ近くに同業者がいるとは思わなかったな。運がいいっす」テクテク

ゴーグル「もっと情報が欲しいっすけど、そう簡単に拾えるもんでもないっすよね」


ゴーグルの行き先+1
1路地裏
2公園
3スーパーマーケット

ゴーグル「そうだ、今日の晩御飯今のうちに買っとこ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:40
スーパーマーケット


ゴーグル「コンビニ弁当ばっかりってのもなー、たまには惣菜とかもいいよな」


どのコーナーを見る?+1
1缶詰の棚
2魚売り場
3お菓子売り場

ゴーグル「ここは保存の効く缶詰かな。色々買い溜めしよっと」



「〜♪」ドサドサ

ゴーグル(な、なんすかあの人は。あんなに缶詰をかごに入れて)

ゴーグル「……サバの缶詰が、ない」

ゴーグル(あのかごに全部入れたんすか!?サバ缶だけを!?)

「よーしこれで……っ!」ハッ

ゴーグル(う、目が合ってしまった……+1)


1す、好きなんですね、サバ
2何も言わず立ち去る

ゴーグル「す、好きなんですね、サバ」

「あ、あはははー、ごめんなさい一人で買占めちゃって。よかったらお一つどう?」

ゴーグル「どうも……」

ゴーグル(よく見たら日本人じゃない、どこの国の子かな?)

ゴーグル「それ、一人で食べるんすか?」

「ホントはみんなの買出しに来たんだけど、おいしそうなサバ缶だったからつい……」

ゴーグル「よかったら手伝うっすよ、そのかごを女の子一人で持つなんて大変そうだし」

「いやーそんな、結局申し訳ないって訳よ!」

ゴーグル「こうして会ったのも何かの縁だし、手伝わせてほしいっす」

「うーん……じゃあお願いしよっかな」

ゴーグル(それになんて言うか、この女の子から俺と同じ“何か”を感じるんすよね……)



今日はここまで
気になる点などありましたらどうぞ

始める前にいくつか説明をば
スクールについて

役割:垣根……仕事の引き受けや遂行、作戦の中枢を担う
   心理定規……前線には出ず、主に情報収集を行う裏方での補佐
   ゴーグル……敵の目を垣根から逸らす為の陽動やかく乱、工作破壊などの前線での補佐
   スナイパー……10月9日の為だけに雇われた暗殺係。その為普段は仕事に参加しない


ゴーグルについて

年齢:15歳、中学三年生くらい。歳相応な言動で割と良識がある方だが、人殺しになんの躊躇いもない少年
能力:『空間圧縮』レベルは3〜4の間くらい
   半径5m以内の空気を圧縮して操作できる。鈍器や刃物のように使ったり、銃弾程度なら余裕で防げる盾も作れる
   また、空気の層で足場を作る事も可能

良い点:応用が効き、攻撃が見えない為相手に読まれにくい
悪い点:空気を圧縮した際どんな形なのかをイメージし続けなければならず、少しでも出来なくなった瞬間崩壊する
    冷静な状態でも3つが限度
    半径5m外の敵には通じない為どうしても接近戦になる   


大雑把に書きましたがまだまだ不明な点はあると思います。能力については15巻の引きちぎられた車、叩き潰された手首の描写を参考にしました。伝わるかな……

「名前、まだ言ってなかったね。私、フレンダ=セイヴェルン」ガラガラ

ゴーグル「フレンダさん、かぁ」ガラガラ

フレンダ「君、変わった機械つけてるんだね、なんだか土星みたい」

ゴーグル「土星っすか?」

フレンダ「土星君って呼んでいい?そっちのが親しくなれそうだし」

ゴーグル「土星君……」

フレンダ「嫌、だったかな?」

ゴーグル「いえ、それでいいっす」

フレンダ「じゃあよろしくね、土星君♪」

ゴーグル(本名言ってないけどいいんすかね?)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「フレンダさんは鯖缶好きなんすね?」

フレンダ「そうなのよー!なんで誰もこの良さが分からないかなー。連れには『超生臭いので近寄らないでください』とか言われたのよ?」

ゴーグル「はぁ」

フレンダ「もー、いっつも鮭弁ばっかり食べてる奴もいるのに何で私だけ生臭い言われなきゃならないのよ!」プンプン

ゴーグル(それで鮭弁当ばっかり入れてたのか……)

フレンダ「思い出したら腹が立ってきた、絹旗のコーラ振ってやる!」シャバシャバ

ゴーグル「そ、それはいくらなんでも」

フレンダ「いいの、年下の癖に生意気なところも多いし」

ゴーグル(仲間内では一番下っ端なのかな)

フレンダ「+2」

フレンダ「ま、結局はいい仲間な訳よ」

ゴーグル「そうっすか」

フレンダ「ここであったのも何かの縁。ここは一つ、連絡先交換などいかがでしょう?」サッ

ゴーグル「え?」

フレンダ「何だかまた会いそうな気がするしね」ニコッ

ゴーグル「……お願いします」



フレンダの連絡先獲得
死亡フラグ-2%

死亡フラグ60%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

15:12
自宅


ゴーグル「あちこち歩いたから疲れたなー」

ゴーグル(あんまり寝られなかったからか、眠気が……)


prrrr


ゴーグル「電話だ、誰だろう」


電話の相手+2
1垣根
2上条
3フレンダ

垣根『おぅ俺だ』

ゴーグル「垣根さんっすか。どうしたんです?」

垣根『最近雇ったスナイパー、覚えてるだろ?そいつと連絡が取れなくなっててな』

ゴーグル「まさか逃げたんじゃ……」

垣根『そいつの家に押しかけたんだが、どうも様子がおかしい。ライフルも狙撃作戦の資料も残ったままだ』

ゴーグル(昼間の奴らがもう嗅ぎつけたのか?)

垣根『荒らされた様子もないところを見ると、外出中にさらわれた可能性が高い』

ゴーグル「助けに行くんですか?」

垣根『+1』

垣根『場合によってはな。もしかしたら向こうから連絡がくるかもしれねぇ、一応いつでも出られる準備はしておけ』

ゴーグル「了解っす……あと垣根さん」

垣根『なんだ』

ゴーグル「上の連中、思ってるより勘が冴えてるかもしれません。もし出るなら俺に先行させてもらってもいいっすか?」

垣根『……好きにしろ』

ゴーグル「ありがとうございます、では……」ピッ

ゴーグル「スナイパーの失踪、昼の暗部組織の補充メンバー……どっちも気になる」

ゴーグル(もし今日スナイパー奪還任務に出るとしたら……)


どちらを優先させる?+1
1昼の暗部組織を追う
2スナイパー奪還

ゴーグル「……やっぱり昼間の奴らを追いかけよう。スナイパー奪還ぐらい垣根さん一人で平気だろうし」

ゴーグル「それより、俺達の敵になる連中について知っておいた方が有利になる筈」

ゴーグル「……寝よう」ゴロン



死亡フラグ+7%

死亡フラグ67%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

19:56
人気のない場所


土御門「もうすぐで到着するそうだ」

結標「どんな奴が来るのかしら」

一方「使えるなら何だっていい」

海原「もし土御門より有能な方でしたらどうしましょう」

土御門「ひどいぜよー」

ゴーグル(構成員は四名……グラサンが土御門で白い奴が一方通行。制服の男が海原、女が結標って呼ばれてたな)

土御門「お、来たみたいだ」


グループの前に現れたのは……+1

アックア「待たせたな、私はアックア。お前達グループに臨時で加わることになった傭兵である」

結標「随分でかいわね」

海原「海外から用意するとはどういう考えなんでしょう?」

ゴーグル(いかついおっさんだな、でもなんで外国人を?)

土御門「悪いな、暫くの間グループを頼む」

アックア「心得た。皆の期待に応えられるよう努力する」

一方「ふン、壁役にはなりそうだ」

土御門「俺が潜る間はアックアに指揮を任せる、ちゃんと従うんだぞ」

ゴーグル(『グループ』って名前か、要注意だな。でももう少し情報を聞き出せないか……)



ゴーグルの行動+2
1引き続き情報収集
2撤退

ゴーグル(……帰ろう、何だかこれ以上いたらヤバイ気がする)スッ

アックア「そこに誰かいるのか」

土御門「何?」

結標「見てくるわ」ヒュン

海原「……どうです?」

結標「誰もいないみたいよ」

一方「おいおい大丈夫かよ」

アックア「気のせいであったか」



死亡フラグ-4%

死亡フラグ63%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

20:28


ゴーグル「ここまで来れば大丈夫っすよね」

ゴーグル(でも、組織名と構成員が分かった程度で、俺の死を回避できるとは言いにくい……)

ゴーグル「今日はもう帰るとしますか」


どの道を通る?+1
1明かりの少ない道
2明かりの多い道

ゴーグル「こっちから帰るっす」テクテク


マテコラー!
イヤデスヨー!


ゴーグル「あれって上条さんじゃないか?何やってんだろ」

ゴーグル(……まぁいっか)




10月1日 終了  残り8日

死亡フラグ63%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:43
自宅


ゴーグル(相変わらずあの夢が出てくるってことは、まだ死亡フラグが残ってるってことっすよね)

ゴーグル「今日はどうしよう……+1」

ゴーグル「ひとまず垣根さんに昨日のことを報告しておきましょう」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:32
アジト


ゴーグル「——とにかく、グループって組織は要注意っすよ」

垣根「お前、いつの間にスパイみてぇなことしてんの」

ゴーグル「フラフラしてたら偶然拾ったんす。ついてましたよ」ハハッ

心理「第一位が暗部に……かなり厄介なんじゃない?」

垣根「確か、ベクトルを操作するんだったっけか。どんな攻撃も跳ね返す絶対防御……」

ゴーグル「でもどうやら上はグループにも疑いの目を向けてるそうです、その為に臨時メンバーを入れたと思われます」

垣根「……」

ゴーグル「+2」

ゴーグル「臨時メンバーのアックアは参謀を任せられる手練みたいです。アックアの実力を図るためにうちもスキルアウト辺りから臨時メンバーを入れてみますか?」

垣根「当て馬を用意するってか?」

ゴーグル「上を通しての補充だとすぐ足がばれるでしょうし、そこいらのスキルアウトなら問題ないかと」

ゴーグル「で、補充の方法なんですが……」チラッ

心理「私にやれって?」

ゴーグル「今度何か奢るんで」

垣根「おもしれぇ、お前の案乗ってやろうじゃねぇか」

心理「……しかたないわね」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:55


ゴーグル(あのアックアって男、一体どんな力を持ってるんだ)

ゴーグル「……あっ」


ゴーグルの目の前に+2
1アイテム勢
2デルタフォース
3アックア


今日はここまで

上条「あ、昨日の!」

ゴーグル「どうも」

青髪「なんや、知り合いか?」

土御門「変わったかぶりものしてるにゃー」

ゴーグル(土御門!グループの奴がこんなところに……)

ゴーグル「今日は学校じゃないんですか?」

青髪「いやーつい寝坊してもうて今から行くとこなんよ」

上条「君こそ学校は?」

ゴーグル「お、俺も今から……」

ゴーグル(昨日の感じからしてこいつが恐らくリーダーだ。これはチャンスか?)



ゴーグル「+1」
1今日はもうサボっちゃいます?
2途中まで一緒についてっていいっすか?
3(何かを見つけて)じゃ、俺こっちなんで

ゴーグル「今日はもうサボっちゃいます?一日ぐらい休んだって大したことないっすよ」

青髪「おー悪いこと考えるね君」

土御門「サボっちゃう上やーん?」

上条「うーん、でも只でさえ出席日数が足りてないのにそれは……」

ゴーグル「学校なんてつまらないでしょ?行きましょうよ」

上条「うー……ごめん!やっぱり無理だ!金ないしこれ以上休むとマジで進級出来なくなる!」

ゴーグル「そうですか……」

上条「また今度遊ぼうな!行こうぜお前ら!」ダッ

青髪「すまんなー、上やんが行かへんならボクも遠慮しとくわ」

土御門「悪いにゃー」

ゴーグル「じ、じゃあせめてお二人の連絡先だけでも!」

青髪「それならかまへんでー」

土御門「お安い御用だにゃー」



土御門と青髪の連絡先獲得

死亡フラグ63%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

11:06
路地裏


ゴーグル(これでグループ構成員との繋がりが持てた。ここからどうやって距離を縮めるか)

ゴーグル(……最悪、おびき出して始末するってことも出来なくはないっすけど)


ドッゴーーーーーン!!!!


ゴーグル「っ、爆発!?」サッ

A「どけ!!殺されてぇか!!」バン

ゴーグル「なんだおま……!?」

A「いいからどk」グシャッ

ゴーグル(死んだ?これは一体……)


ゴーグルの前に現れたのは……+2
1アックア
2フレンダ
3一方通行

一方通行「チッ、手間取らせやがって……これで全部か」

ゴーグル(第一位!てことは今ここにグループが?)

一方通行「あン?」ギロッ

ゴーグル「ひっ!」ビクッ

一方通行「……今見たのは忘れろ。で、二度とここへ近寄るな」クルッ

ゴーグル(あんな華奢な身体で、なんて殺気だ)

ゴーグル(確か、ベクトル操作だっけ?それを使って攻撃を反射してるって話っすけど……)

ゴーグル(見えない攻撃も弾かれるのかな?俺がやったと分からない角度で攻撃……してみる?)


ゴーグルの行動+1
1能力で真上から攻撃する
2声をかけてみる
3黙って見ている

ゴーグル(……駄目だ、下手に怪しまれた時逃げられる自信がない)

ゴーグル「……」ゴクッ

一方「怖いか?」

ゴーグル「……はい」

一方「それを忘れるな。恐怖を持たない奴程早く死ぬぞ」

ゴーグル「あなたも怖いんすか?」

一方「……さァな」



死亡フラグ-7%

今日はここまで

ゴールデンウィークもあとわずか
再開します

死亡フラグ56%


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

11:21


ゴーグル「第一位、一方通行……その名は伊達じゃなかったっすね。垣根さんはアレと戦うつもりなのかな」

ゴーグル「もし俺と対峙したら……やっぱり殺しに来るっすよね」


ゴーグルの行動+1
1もう一度路地裏へ行く
2昼食を食べに行く

ゴーグル「ちょっと早いけどご飯にするか」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

11:51
ファミレス


ゴーグル「今日も一人でファミレス、寂しいっすね……」


ギャーギャー


ゴーグル(後ろの方で揉めてるなー)


どんな内容?+2
1他愛のない会話
2暗部にまつわる話

「何よー悪いのはそっちでしょー」

「んなのお互い様じゃねーか」

ゴーグル(ま、大したことじゃなさそうっすね。俺もこんな風に何気ない会話ができる人が欲しいっす)

「でも、そんなアンタでも一緒にいてあげるんだから感謝しなさい」

「……ありがとう」

「き、急に素直にならないでよ!こっちが照れるでしょ///」

ゴーグル(……)ピッ

フレンダ『もしもし?』

ゴーグル(はっ!気が付いたらフレンダさんに電話かけてた!)

ゴーグル「あ、えっと……+2」


1ま、間違えました!
2今ファミレスにいるんすけど……

ゴーグル「今ファミレスにいるんすけど、よかったら一緒に食べませんか?」

フレンダ『え?うーん……他に誰がいるの?』

ゴーグル「それが、俺一人だけなんです」

フレンダ『一人だけ?』

ゴーグル「はい、なんだか寂しくなっちゃって……」

フレンダ『+1』

フレンダ『いいって訳よ』

ゴーグル「ありがとうございます!場所は……」



フレンダ「お待たせー」

ゴーグル(まさか本当に来てくれるとは)

フレンダ「ファミレスに一人で来るなんて勇気あるね。そんなに好きなの?」

ゴーグル「まぁ、そんなとこっす」

フレンダ「+1」

フレンダ「私は仲間としか来ないなー、1人ぼっちなら家で缶詰食べるかな」

ゴーグル「この前言ってた人達っすか」

フレンダ「そうそう、私って友達いないからあんまり出かけたりしないのよね」

ゴーグル「俺も普段は家に引きこもってばっかで、最近外出が多くなったんすよ。でも一人だと寂しくなりますね」

フレンダ「何だか私達、似たもの同士みたいね」

ゴーグル「かもしれないっす」

ゴーグル(だからかな、彼女から俺と同じ“何か”を感じるのは……)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「もしよかったらまた食事しましょう。俺も同年代で気安くしゃべれるような友達少ないんで」

フレンダ「ふふ、ありがと。さーてどれにしよっかなー」

ゴーグル(こういうのも悪くないっすね。こうしてるとまるで俺達……)

フレンダ「どうしたの?」

ゴーグル「いや、なんでもないっす」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:00


ゴーグル「フレンダさん、このままどこか遊びに行きません?」

フレンダ「いいね!どこいこっか?」


どこへ行く?+1


今日はここまで

こんにちは
ゴーグルの本名が明かされる日はくるのだろうか……
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:43
第二二学区、地下街


ゴーグル「地下にこんなでかい街が作れるんすね。まさに近未来って感じ?」

フレンダ「でも森も川もあるよ?地上と殆ど変わらないね」

ゴーグル「あのビルにあるスパリゾートって街のお風呂ランキングで三位になった程有名らしいっすよ」

フレンダ「へー、じゃあ入ってみようよ!」

ゴーグル「は、入るんですか?」

フレンダ「あ、今やらしいこと考えたでしょー」ジトー

ゴーグル「そ、そんなことないっすよ!」

フレンダ「結局、男ってそんなもんな訳ね」フー

ゴーグル(えぇー)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

14:03
スパリゾート安泰泉


ゴーグル「ふぅー気持ちいいー」カポーン

ゴーグル(やっぱ温泉っていいなー、溜まりに溜まった疲れが一気に吹き飛んでいくっす)

ゴーグル(こうしてると、嫌なことも全部忘れられそう……)ウトウト


キャーキャー


ゴーグル(女の人の声、フレンダさんかな……+1)


1耳を傾ける
2少し眠る

ゴーグル(誰と話してるんだろ……)



フレンダ「な、何でアンタがここにいる訳!?」

???「それはこっちの台詞よ!何でアンタなんかと一緒に入らないといけないの!?」

フレンダ「酷い言い方!ここは公共の場よ!」



ゴーグル(誰かと揉めてるみたいだけど、知り合いかな?+1)


1もう少し聞いてる
2誰か来たみたいだ



ザパーン


ゴーグル(……誰か来たみたいだ)



アックア「……」チャプ

ゴーグル(あっ!)ビクッ

アックア「?」

ゴーグル「ご、ゴホッ、ゴホッ!」

ゴーグル(な、何でここにアックアが!?いや待て、何を恐れる)

ゴーグル(俺はアイツが何者かは知っていてもアイツは俺が何者かは知らない。普段通りにしていればなんてことはない……)

ゴーグル(寧ろこれはチャンスかもしれないぞ?+1)


1話しかけてみる
2やっぱフレンダさんの方が気になる

ギャーギャー


ゴーグル(フレンダさんまだ言い合ってるな……)


???「アンタがここにいるってことは他の女もいるってことよね」

フレンダ「今日は友達と遊びに来てるだけ!」

???「ふーん、アンタみたいなのでもいるんだ」

ゴーグル(随分感じ悪い子っすね)ムッ

???「でも、いつかアンタのやってることがばれる日が来るかもしれないわよ。気をつけてね」

フレンダ「……言われなくても」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

14:30


フレンダ「あーさっぱりした!確かにいいねここ!」

ゴーグル「そうっすね」

ゴーグル(あんな話聞いたんじゃさっぱり出来ないっす。結局アックアはどっか行っちゃったし、これでいいのか?)

ゴーグル「フレンダさん、あのー」

フレンダ「?」

ゴーグル「+2」

ゴーグル「誰と争ってたんですか」

フレンダ「げ、聞こえてた?」

ゴーグル「盗み聞きするつもりはなかったんですが……」

フレンダ「いやーお恥ずかしい。結局ちょっとした知り合いって訳よ」

ゴーグル「それにしては失礼な人じゃないですか?」

フレンダ「いやいや、自業自得でもある訳だし」

ゴーグル(うーん、聞かない方がよかったかな)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「喋るの嫌なら無理して言わなくてもいいスよ」

フレンダ「ごめんね、折角いい気分でいられたのに」

ゴーグル(こういう時どうするんすか垣根さん……)

ゴーグル「あの、俺、フレンダさんがどんな人でも絶対フレンダさんの味方でいますから!」

フレンダ「へ?」

ゴーグル「大丈夫っす、ちょっとやそっとじゃ離れたりしませんから」

ゴーグル(何せ俺は狂った殺人鬼っすからね)

フレンダ「……ありがと」

ゴーグル「ここにはまだ色んなものがありますからどんどん行きましょう!」

フレンダ「そうね!」


死亡フラグ-10%

死亡フラグ46%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

16:12


キャー!
ワーワー!


ゴーグル「何の騒ぎっすかね。皆逃げてるけど」

フレンダ「事件かな?」

ゴーグル「あの、どうかしたんですか?」

「何か男が突然暴れだして近くにいた兄ちゃんを襲ってるんだ!」

ゴーグル「止めないんですか?」

「あんなの見たら何人来ようが無理だ!俺達まで巻き込まれちまう!」ダッ

ゴーグル(……嫌な予感がする)


ゴーグル「あれは!」

上条「くっ……」


上条を襲ってるのは?+2
1アックア
2一方通行
3垣根帝督

アックア「ふむ、どうやら助けは来ないようだな」

ゴーグル(アックア!どうして上条さんを?)

アックア「どうする、まだ抵抗するか幻想殺し?」

上条「こんな…とこで、やられてたまるか……!」フラフラ

アックア「ならば戦うのみ!」ヒュッ

上条「がはっ!!」

俺は全く見えなかった。気付けばアックアは上条さんを蹴り飛ばし、呉服店のショーウィンドウへ叩きつけていた

ゴーグル(何だあれ、今何をしたんだ!?能力か!?+2)


1助けよう!
2駄目だ、今出ても……

ゴーグル(駄目だ、今出てもアイツの能力が分からないんじゃ勝てる見込みがない)

ゴーグル(いや、さっきので確信したんだ、アイツは俺なんかがどうにかなる相手じゃないって……)

アックア「まだやるか?」

上条「……」フーフー

アックア「その様ではまともに話すことも出来ないか」

フレンダ「ちょっとあれヤバイんじゃないの、本当に殺されちゃうよ」

ゴーグル「……」

ゴーグル(何ビビッてんすか俺、こんなのいつも見てきたじゃないっすか。人が死ぬなんて珍しくもない)

ゴーグル(なのに、何で……!)

アックア「見物人か」

ゴー・フレ「「!!」」

フレンダ「土星く……」


ゴーグルは……+1
1逃げ出した
2立ち向かった

ゴーグル「うわああああああああ!!」

アックア「!」

勝算があるとは思っていない、でも身体が勝手に動いていた。
俺は一気に詰め寄り、圧縮して固めた空間の槍を奴にめがけて投げた。致命打までとは言わない、少しでも怯んでくれればその隙に上条さんを連れて逃げるだけだ

アックア「……何かしたか?」

だが、現実は思いの他残酷だった

ゴーグル(そんな!形状はちゃんと記憶しているのに!)

俺が放った槍はアックアの身体を貫くどころか、逆に弾かれ砕け散った

ゴーグル「駄目だ……」

“死”が、すぐそこに迫っていた


ゴーグルの行動+1
1会話
2逃げ出す


今日はここまで

こんにちは
少し空きましたが再開

「あ、アンタさっき温泉にいた人だろ!これいじょうやっちまったら死んじまうよ!」

何でもいい、とにかく時間を稼ぐんだ。その間にこの状況を打開しないと……

「無論、殺すつもりでいる」

「なっ……!」

こうもあっさり答えるとは、やはりこちら側の人間

「貴様はあの男の仲間か?」

「……」

ここでそうだと答えてしまえば、この男との戦いは避けられなくなるだろう……+1


1そうっす
2違うっす

「違うっす、ただやり合うなら他人の迷惑のかからないとこでやれって話っすよ」

「それを伝える為にこの『神の右席』に立ち向かったのか。勇敢なのかそれとも無謀なのか……」

アックアが何か一人で呟いてる隙に俺は上条さんの方に目線を向ける。ガラス片があちこち刺さって、まるで死んだようにピクリとも動かない
俺が気を引いているうちに自分で逃げてくれないかと願ったが、あの様子では無理だ

(結局何も好転してないじゃないっすか!)

暗部において、自分はそこそこやれる方だと勘違いしていた。その実、垣根さんという頭脳と武力に頼りきっていただけだというのに

(情けないっすね……)

所詮自分にはヒーローのような真似は出来ないらしい……+1


1それでもやるんだ!
3そうだ、フレンダさんは……

間違えた
2そうだ、フレンダさんは……

(そうだ、フレンダさんは……)

「危ないよーーー!!」

彼女が叫ぶと同時に投げられたぬいぐるみが爆裂する

「これは……煙幕か」

アックアは動じることなく冷静に言った
一方で俺は訳が分からないまま誰かの手に引っ張られていく。この小さくか細い手、フレンダさんだ


「何考えてんのよ!さっきの見たでしょ?あんなの勝てっこないよ!」

逃げながら彼女は叱るように言う

「で、でも上条さんが……」

「土星君の知り合い?悪いけど諦めるのね、じゃないと君も殺されてるよ」

「……」

「酷いと思った?でも生き残るには時に犠牲が必要になることもあるの。力が足りないなら尚更」

年頃の女の子とは思えない冷ややかで的を射た発言
俺は何も言えなかった。何故なら自分も同じことをしてきたから。そして今も見えない何かから生き延びる為に犠牲を生み出そうとしている

(すみません、上条さん)

俺はもう二度とあの人と会うことはないだろう



死亡フラグ-3%

死亡フラグ43%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

20:32
自宅


ゴーグル「——あのアックアって男と戦いました」

垣根『何だと?素性がバレたりはしてねぇだろうな?』

ゴーグル「今のところは大丈夫っす。あれはとんでもない化け物っすよ、一瞬で間合いを詰めたり蹴りで人をぶっ飛ばしたり、あまつさえ素で攻撃を弾かれました」

垣根『肉体強化系能力者か?』

ゴーグル「分かりません、ただ『神の右席』がどうたらと呟いてました……」

垣根『だがお前は生きて帰って来た、ならその程度の奴だったんだろう』

ゴーグル「いえ、俺の完敗です。惨めに逃げ帰って来ただけっすよ」

垣根『……』

ゴーグル「すみません、何にも成果を挙げられなくて」

垣根『ふ、お前にそんな大層な期待はしちゃいねぇ。俺の指示通りに動いてりゃいいんだ』

ゴーグル「……はい」

垣根『一応名前だけは覚えとくか。この話はこれで終わりだ、俺も暇じゃないからな』

垣根『じゃあな』ピッ

ゴーグル「……もっと力があれば、こんな苦労しなくて済むのにな」



10月2日 終了 残り7日

今日はここまで

こんばんわ
少しだけ再開

死亡フラグ43%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:11
アジト


ゴーグル「おはようございます……」

垣根「おう来たか、早速だが仕事だ」

ゴーグル「それは、垣根さんの計画とは別の?」

垣根「上からの依頼だ、少しは忠誠心をみせないとな」

心理「どんな仕事?」

垣根「+1」

垣根「学園都市の情報を持ち出してイギリスに帰ろうとしたスパイの処理、だそうだ」

ゴーグル「へぇ、やっぱ学園都市の技術って貴重なんすね」

心理「まぁここにしかないもので溢れてるんだし、一つぐらい持って帰ったってばれないとでも思ったのかしら」

垣根「既に他の部隊がそいつを追いかけてるんだと、俺達は誘導先で仕留めるだけ、簡単だろ?」

ゴーグル「早朝から脱出を図ろうとは大胆な……」

垣根「……そろそろ目標地点へ行くぞ」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

目標地点


ドドドド!
ガガガ!


垣根「おいでなさったな」

ゴーグル「!」


コンマでターゲット+2
00-40 モブ
41-60 アックア
61-99 土御門

土御門「くそっ!どうなっている!?何故俺が狙われているんだ!」

土御門「結標海原一方通行……誰にも繋がらない!罠か!」

ゴーグル「あれは、土御門!」

土御門「お前はこの間見た……まさかお前が!」

垣根「ゴチャゴチャうるせぇ、学園都市に仇なすものはもれなく死ね!」ゴッ



土御門「……」ゼーハー

垣根「意外としぶといな、まぁその体じゃ動くことも出来ねぇだろうが」

ゴーグル「……」

土御門「おまえ……こっち側、の、人間だっ……たの、か」ゴフッ

ゴーグル(上条さんに続き、今度は土御門さんを犠牲にした)

ゴーグル(でも仕方ないっす、これも俺が生き残る為に必要な……)

ゴーグル「残念だ」



死亡フラグ-7%

死亡フラグ36%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:45
アジト


ゴーグル「まさかこんな形でグループのリーダーを始末してしまうとは思いませんでした」

垣根「連中には裏切り者として扱われるだろうな。これであのアックアって奴が正式にリーダーって事か」

心理「計画の障害が一つ減ったわね」

ゴーグル(あの感じ、土御門は何故狙われたのか分かってなかったみたいだけど……)

垣根「だがこんなもんで安心しちゃいけねぇ、俺達がやり合おうとするのは学園都市そのものなんだからよ」

ゴーグル「はいっす」

ゴーグル(まだまだ誰かを犠牲にしなくちゃいけないって事っすか)



ゴーグル「さて、仕事も終わったし……+1」

ゴーグル「フレンダさんに電話してみよう」ピッ

フレンダ『もしもしー!?』ドドドド

ゴーグル「うわっ!」

フレンダ『ごめん、今ちょっと忙しくて……きゃっ!』ドカーン

ゴーグル「どうしたんですか!?」

フレンダ『ちょっとやりすぎ……ごめんて麦野ー!』ガガガ

ゴーグル(ノイズ?いや爆音?)

フレンダ『とにかく、今は相手出来ないから!ごめん!』ブツッ

ゴーグル「切れた……どうしたんだろ」

ゴーグル「じゃあ……+1」

ゴーグル「街をブラブラして時間を潰すか。結局やることは同じっすね」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:07


ゴーグル「暇だなー」テクテク

ゴーグル「ん?」


ゴーグルが見つけたのは……+1


今日はここまで

お待たせしました
誰かの生き死にとゴーグルの死亡フラグは少なからず関係しています
では再開

ゴーグル(ファイル?道端に落ちてるけど誰のかな……)パラッ

ゴーグル「こ、これ、スクールの構成員の名簿が載ってるじゃないっすか!」

ゴーグル「……」キョロキョロ



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ファストフード店


ゴーグル(グループ……ブロック……メンバー……一人ひとりの出生から能力まで詳しく載ってる。こんな大事なものを誰が落として……)ペラッ


1続きを見る
2見ない

ゴーグル(これはアイテムの構成員か、ページ数的にこれが最後かな)ペラッ

ゴーグル(リーダー麦野沈利、超能力者第四位『原始崩し』……何だろう、この人とは絶対会いたくない気がする)

ゴーグル「……え?」

ゴーグル(フレンダ=セイヴェルン、アイテム構成員!?)

ゴーグル「フレンダさんが、暗部の人間……」



ゴーグル「これ、どうするっすかね……+1」
1アジトへ持っていく
2捨ててしまう

ゴーグル(これがあれば垣根さんの計画も有利に進められる。早速アジトへ持っていこう)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:17
アジト


ゴーグル「誰もいないみたいっすね。後で連絡だけしておこうか」

ゴーグル「……フレンダさん」


ガチャ


コンマで入ってきた人物+1
00-50 垣根
51-79 学園都市上層部 
80-99 麦野

上層部「失礼するよ」

武装兵達「……」ゾロゾロ

ゴーグル「な、なんすかアンタら!」

上層部「教育委員会……みたいな感じかな」

ゴーグル(教育委員会、教師より上……上層部!?)

上層部「私としたことが、今朝大事な書類を落としてしまいましてね。どうやら君が拾ってくれたらしいから受け取りに来たのさ」

ゴーグル「……だからって勝手に人の住居に大勢で押しかけるんすか」

上層部「すまない、私としてもこんなことはしたくないのだが、そうもいってられんのさ」

上層部「その机に置いてあるファイル、返してくれるかな?『スクール』の下っ端君」

ゴーグル(断れば力ずくで奪うって?……+2)


1返す
2断る
3焦らす

ゴーグル「こんな大群引き連れてまで取り戻したい程大事なファイルを、道端なんかに落とすもんなんすか?」

上層部「何?」

ゴーグル「ケースに保管されてるでもなく、その辺に落ちてる雑誌みたいな扱いでしたよ。本当に大事な書類なんすか?」

上層部「何が言いたい?」

ゴーグル「+1」


1ちょっと迂闊すぎるんじゃないかなーって
2俺のこと見てたんじゃないっすか?

ゴーグル「俺のこと見てたんじゃないっすか?暗部の情報を見せて俺がどう行動を取るのか……」

上層部「ほう」

ゴーグル「何を疑ってるのか知らないっすけど、こんな大事なものを置いておくなんてどうかしてますよ。もし一般人に見られたらどうするつもりだったんすか」

上層部「……」

ゴーグル「あ、そういえば今日外国に情報を持ち出そうとした暗部の人間がいましたね。これはその餌って奴っすか」

上層部「もういい、十分だ」

ゴーグル「?」


コンマで発言+1
00-35 死ね
36-99 疑って悪かった

上層部「疑って悪かった。実は最近暗部の中に反乱分子がいるともっぱら噂でね。今日の事件をきっかけに本格的に動き出したという訳さ」

ゴーグル「それでこんなことを……」

上層部「でも君は違った。外部に漏れまいと自主回収してくれたようでよかった」

ゴーグル「危うく殺されるところでしたよ」

上層部「本当に悪かった。君は意外と勘が鋭いね。その力、今後も私達の為に発揮してもらいたい」

ゴーグル「頑張るっす。ではこれはお返しします」サッ

上層部「どうも、では失礼するよ」クルッ



ゴーグル「あっぶね〜」ヘナヘナ


今日はここまで


所で死亡フラグは減らないのか?

こんにちは
>>289
今回は下がりません
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:46
アジト


ゴーグル(上層部がネズミ捕りに走る程必死なんすね。土御門はこの方法で捕まったのか?)

ゴーグル(てことは、俺に矛先が向いた瞬間他の組織にも裏切り者の始末の依頼が来てたってことっすか)

ゴーグル(フレンダさんの電話越しに聞こえた騒音はまさにネズミ捕りの最中だった……そして今日の上層部の反応……)

ゴーグル「もしかしたら俺、余計なこと言っちゃったかも」



死亡フラグ+10%

死亡フラグ46%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

11:18
街中


prrrr


ゴーグル「電話……」


電話の相手+1
1垣根
2フレンダ

フレンダ『さっきはごめんね、ちょっと用事があったから』

ゴーグル「いえ、いいんです」

ゴーグル(用事……殺しの仕事っすか)

フレンダ『で、どうかしたの?』

ゴーグル「+2」

ゴーグル「普段どんなバイトしてるんすか?」

フレンダ『バイト?私は別にバイトなんかしてないよ』

ゴーグル「そうなんすか」

フレンダ『結局、親の仕送りがあるからそんなことする必要ないって訳よ』

ゴーグル(信じたくないんすかね、俺……)

ゴーグル「実家はお金持ちなんすね」

フレンダ『まぁねー、土星君は?』

ゴーグル「お、俺はまぁそのへんの飲食店とかで……」

フレンダ『仕事中はあの輪っか外すの?』

ゴーグル「そうっすね、流石に邪魔ですし……」

フレンダ『あの輪っかってなんの為につけてるの?』

ゴーグル「秘密っす」

フレンダ『えーいいじゃんいいじゃん教えてよー』

ゴーグル(そろそろ本題に戻さなきゃ)


ゴーグルの本題+1

ゴーグル「電話してた時の用事って何してたんスか?」

フレンダ『あ、あれはー、ちょっとしたトラブルに巻き込まれて……』

ゴーグル「麦野って人は前に言ってた仲間?」

フレンダ『聞こえてた?そうそう、麦野ってば乱暴なとこがあるから止めるの大変なのよー』

ゴーグル「一体何があったんすか」

フレンダ『秘密っす、なんてね』

ゴーグル(麦野沈利が“仲間”、これでも彼女がアイテムじゃないと否定出来るんすか……+2)


1いやいや、寧ろこれは絶好のチャンス……
2きっと敵対するのが嫌なんだろうな……

ゴーグル(きっと敵対するのが嫌なんだろうな……情けないっす)

フレンダ『土星君?』

ゴーグル「あ、すみません」

ゴーグル(アイテム……ますます関わりたくない組織だ)

フレンダ『あ、そうそう土星君』

ゴーグル「はい?」

フレンダ『+1

フレンダ『私を抱いて』

ゴーグル「!?」ドキッ

フレンダ『ち、ちょっといきなり何するのよー!あ、今のは忘れて!友達が勝手に喋っただけだから!』

ゴーグル「は、はぁ」ドキドキ

フレンダ『わ、分かったわよー。ごめん、また後でね!』ブツッ

ゴーグル「……ビックリした」


死亡フラグ+1%

死亡フラグ47%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12:00
お食事処


ゴーグル(……何か落ち着かないっす。皆が俺を見てるような気がして……)

ゴーグル(やっぱり俺、監視されてる?あんなこと言ったから上層部が俺にマークを……)

ゴーグル(だとしたら、最悪スクールそのものがマークされてる可能性が?)

「隣、失礼」

ゴーグル「あ、どうぞ」


隣に座ったのは……+1
1心理定規
2アックア
3麦野

麦野「いただきますっと……」ムシャムシャ

ゴーグル(む、麦野沈利!こいつがアイテムのリーダー、第四位『原子崩し』!)

麦野「?」チラッ

ゴーグル「!」プイッ

ゴーグル(ほんの微かだけど血痕がついてる。さっき“仕事”を終えて来たんだろうか)

ゴーグル「……っ」ゾワッ

ゴーグル(やっぱり変だ、この人の傍に居たくない、離れたくてしかたないって本能がそう言ってる!)ハァハァ

ゴーグル(もしかして俺を消す為にわざと隣に?“仕事”はまだ終わってない!?)ハァハァ

麦野「……」モグモグ

ゴーグル(に、逃げないと!)ガタッ

ゴーグル「あ、れ……?」グラッ


キャー、ヒトガタオレタワ!
キュウキュウシャヨベ!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:08


ゴーグル「……あれ?」

ゴーグル(確か俺、あの時目眩で倒れてそれから……)


ゴーグルが目覚めた場所+1

ゴーグル「ここは、病院?」ムクッ

冥土帰し「やぁ、目が覚めたかい」ガラッ

ゴーグル(カエルみたいな顔だな……)

冥土帰し「この頃ちゃんと眠れてないんじゃないかい?目に隈が出来てるよ」

ゴーグル「確かに、最近ぐっすり眠れてないっす」

冥土帰し「暫く横になってるといい。夕方には退院しても大丈夫だろう」

ゴーグル「はい……」

冥土帰し「では失礼するね」ガララ

ゴーグル「……はぁ、情けない」

ゴーグル(人を見ただけで気絶するなんて、暗部の人間が聞いて呆れるっす)

麦野「あ、いた」ガラッ

ゴーグル「!」ビクッ

麦野「+1」

麦野「アンタ大丈夫だった?喧嘩に巻き込まれてたけど」

ゴーグル「え?」

麦野「ほら、あの時第二十二学区で起きたアレ」

ゴーグル「み、見てたんすか……」

麦野「たまたまね。よくあんなのに突っ込もうなんて考えたわね」

ゴーグル(もしかして、あの時から既に監視されて?)

麦野「あとこれ、ヘッドギア?大事なものなんでしょ」

ゴーグル「あ、ありがとうございます……まさか付き添ってくれたんですか?」

麦野「隣でぶっ倒れられたからね、面倒見ない訳にいかないでしょ」

ゴーグル「すみません、ご迷惑をおかけして」

麦野「いいのいいの、その代わり……」


コンマで発言+1
00-70 テメェらが大人しくしてくれてたらいいから
71-99 死んでくれない?

「テメェらが大人しくしてくれてたらいいから」

「え?」

空気が瞬く間に濁っていくのを感じた

「スナイパーから聞いたよ、親船最中を暗殺するって」

「!!」

「今日はその“警告”を言いに来たの、『スクール』の坊ちゃん」

既に俺の正体はばれていた。調べたのか、スナイパーが喋ったのかは知らない
とにかく窮地に立たされていることで頭がいっぱいだった

「……殺しに、来たんすか」

恐怖を悟られないよう必死に冷静を装う。貧弱で空気のような鎧はとても頼りない

「殺して欲しいのかにゃーん?」

俺の横に座り、指で腹をツーっとなぞる。その艶めかしい仕草すら狂気となり、背筋を凍りつかせた

(ヤバイヤバイヤバイ、殺される!)

何故か俺はアックアと戦った時以上に脅えていた。こっちの方がより“死”の臭いを感じるからかもしれない
そう、いつも見るあの夢に近い感覚……

「まぁ、ここだと迷惑かかるし、場所を変えない?」

……断ることなんて出来やしなかった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:14
病院の屋上


見晴らしのいい屋上、俺は逃げられないよう金網を背にして立たされていた

「さて、聞きたいことは色々あるんだけど……」

うーん、と腕を組んで考えている。俺にはどうやって殺そうか考えてるようにしか見えなかった

「単刀直入に聞くわ、何で暗殺しようとしたの?」

「それは……」

この質問をするということは、スナイパーからは満足に聞き出せなかったということか
俺は悩んだ。もし全て話したとして仮に見逃してもらえても、今度は垣根さんに殺されるだろう
垣根さんからはどう足掻いても逃げられはしない。でもこの女はどうだろう?ほんの僅かでも可能性はあるんじゃないか?


コンマで脱出+1
00-50 成功
51-99 失敗

「うわっ!?」

背中の金網が突然外れ、俺は屋上から下へ真っ逆さまに落ちた

「な!?」

麦野も驚き、慌ててこっちに向かって来る。でももう遅い



——作戦は成功した
俺は金網を空間の刃で切り取り事故に見せかけ落下、更に空中に足場を作って一番下まで降り、そのまま走って逃走
屋上を振り返ると、あの女は鬼のような形相で俺を睨んでいた。追いかけてくる気がして、俺はとにかく走った

「……危なかった」

本日二度目の危機回避。かなり神経をすり減らしている

「……でも」

まずいことになった。アイテムは完全にスクールを敵視している。あのスナイパーはもう助からないだろう
しかし幸いなことに、向こうはまだ計画の本質に辿り着いていないようだ

「ん?」

携帯が鳴っている、相手はフレンダさんだ
フレンダさんはアイテムの一員、だとしたら俺の素性も知ってるんじゃ……

「この子とも、お別れかな……」

俺はそっと、着信を切った



死亡フラグ-6%


今日はここまで

こんにちは
今日はいつもより早めにスタートします

死亡フラグ41%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

15:30
アジト


垣根「……アイテムがスナイパーを捕まえてやがったのか」

心理「やるわね、アイテムの連中も」

ゴーグル「ヤバイっすよ、下手したら上からの監視が強化されて計画は……」

垣根「うろたえんな、これくらいどうってことねぇよ。奴には親船暗殺のことしか話してねぇからいくら拷問かけても一緒だ」

垣根「お前も何も喋ってねぇんだろ?なら問題ないさ」

ゴーグル「はぁ」

心理「にしても、第四位からよく逃げてこられたわね」

ゴーグル「もう怖くて外歩けないっす」

垣根「話を聞く限りじゃ大したことなさそうだな、アイテムのリーダーは」

ゴーグル(学園都市第四位を大したことないって、流石垣根さんっす)

ゴーグル「ところで、今後どうします?迂闊に動いては他の組織に怪しまれてしまいますよ」

垣根「いつも通りでいい、必要な情報はもう揃えた、後は時が来るまで待つだけだ」

心理「できる上司ね」

垣根「どうも、後はスナイパーを補充しとくぐらいだ。それと……」チラッ

ゴーグル「?」

垣根「当日まで死なないことだな」

ゴーグル「……頑張ります」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

15:50
街中

ゴーグル「これからどうしよう。下手に動けばまた危ない目に遭いそうだし……+1」

ゴーグル「引きこもるにしても食料を買い溜めしとかないといけないっすね。人通りの多い場所なら狙われることも……」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

16:16
スーパー


ゴーグル(くそ、店を間違えた……!)


何故間違えた?+1

フレンダ「〜♪」

ゴーグル(フレンダさんがいるじゃないっすか!違う店にしよう)ソソクサ


コンマで逃げろ!+1
00-49 逃げ切れた
50-99 見つかった

フレンダ「あ、土星君!」

ゴーグル(しまった、見つかった!)

フレンダ「ち、ちょっと待ってよ!」ダッ

ゴーグル「ごめんなさい!」ダッ

フレンダ「何で逃げる訳!?そういえばさっき携帯にも出なかったし!」ダダダ

ゴーグル「ごめんなさい、ごめんなさい!」ダダダ


オイカケッコ?
ガキジャアルマイシ
ウラヤマシケイ!


ゴーグルは……+1

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

16:15
ファミレス


フレンダ「ごめんね、無理矢理連れてく形になっちゃって」

ゴーグル「い、いやぁ……」ハハッ

フレンダ「どうしても今日会いたいってうるさくてさー」

ゴーグル(まさか、麦野沈利が……)サー

フレンダ「あ、来た!」


コンマで来た人物+2
00-30 麦野
31-70 フレメア
71-99 アイテムメンバー全員

フレメア「初めまして、にゃあ」ペコリ

ゴーグル「え?」

フレンダ「紹介するね、この子は私の妹のフレメアよ」

フレメア「よろしくお願いします、土星さん」

ゴーグル「どうも……」

ゴーグル(フレンダさんの妹か……可愛いな)

フレメア「この人がお姉ちゃんの彼氏?」

ゴーグル「!」

フレンダ「な、なーに言ってんのこの子は!ただの友達って訳よ!」

フレメア「あやしい」ジー

ゴーグル(ま、ませた子だなー)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「よろしくフレメアちゃん。お姉さんにそっくりだね」

フレメア「違うよ、私の方が可愛い」フンス

フレンダ「む、生意気なー!こうしてやる!」コチョコチョ

フレメア「きゃー!くすぐったいよー」キャハハ

ゴーグル「仲良しなんですね」ハハッ

フレメア「土星くん助けてー、お姉ちゃんがいじめるー」ヒシッ

ゴーグル「お?」

フレンダ「こら!土星君にくっつくんじゃないの!」

フレンダ「いいじゃんいいじゃん、お姉ちゃんのじゃないしー」

ゴーグル「こ、困ったなー」アハハ



フレメア「zzz……」ムニャムニャ

フレンダ「ごめんね、フレメアが迷惑かけちゃって」

ゴーグル「いえ、いいんすよ」

ゴーグル(フレンダさんは俺の正体を知ってるんだろうか、もし仮に知ってたとしたら何で妹を……+2)


1思い切って核心に迫る
2なぁなぁで済ませる

ゴーグル「……『アイテム』」

フレンダ「!」ピクッ

ゴーグル「リーダーは麦野沈利、超能力者第四位『原子崩し』。その他には絹旗最愛、滝壺理后……」

フレンダ「……」

ゴーグル「あなたもその一員、ですよね」

フレンダ「……知ってたの?」

ゴーグル「知ったのは今日が初めてです。信じたくなかったっす」

フレンダ「……」

ゴーグル「フレンダさんは俺が誰だか分かりますか?」


フレンダは正体を……+1
1知ってる
2知らない

フレンダ「……『スクール』の構成員、だよね」

ゴーグル「俺達が何を企んでるのかは?」

フレンダ「親船最中の暗殺……」

ゴーグル「その通りです。フレンダさん、俺を呼んだ目的は捕獲……」

フレンダ「違う!今日呼んだのは本当にフレメアが会いたがってたからよ!」

ゴーグル「二十二学区での出来事、麦野に見られてたようです。その時からもう目をつけられてたんすかね」

フレンダ「知らない!麦野がいたなんて初めて聞いたし、君のことも朝麦野から……」

ゴーグル「どうですかね、もしかしたらもう囲まれてるかも……」ハッ

フレンダ「……じゃあ、何でここへ来たのよ。あの時突き飛ばしてでも逃げればよかったじゃない」

ゴーグル「……+2」

ゴーグル「……結局フレンダさんから逃げたくなかったんすね、自分は……」

フレンダ「え?」

ゴーグル「温泉で言った言葉、覚えてます?フレンダさんがどんな人でも俺は味方だって」

ゴーグル「だから俺はフレンダさんが敵だと分かってても信じたくなるんす。その結果罠にかかってしまうとしても」

フレンダ「土星君……」

ゴーグル「暗部失格っす。どこで死んでも文句言えないっすね」

フレンダ「私だって土星君とは戦いたくない……そうよ、暗殺なんてしなければいいじゃない!こんなことがなければ私達はいつものように!」

ゴーグル「無理です、俺の力じゃ止めるなんて不可能っす。そもそも、この計画に進んで参加したのは俺ですから」

ゴーグル「でも、フレンダさんの気持ちが知れて嬉しかったっす。今日は会えてよかった」

フレンダ「そんな……」

ゴーグル「こうして会うのも最後にした方がいいっすね。俺はともかく、フレンダさんが裏切り者扱いを受ける心配があるので」

フレンダ「……」

フレメア「んむぅ……」

ゴーグル「ごめん、起こしちゃったっすね」

フレメア「土星君……?」ゴシゴシ

ゴーグル「俺、もう帰らなきゃダメなんだ。また今度遊ぼうな」

フレメア「ばいばーい」フリフリ

ゴーグル「……会わないことを願います」

フレンダ「……うん」



帽子で隠してても分かる。フレンダさん、泣いてた
あんな顔が見たいんじゃないのに、また会おうって言いたいのに……

「……残念だ」

家に帰って、ちょっとだけ泣いてみた


10月3日 終了 残り6日


今日はここまで
まだ3日なのに急展開なんだよ!

こんにちは
今のところ途中で死んでないみたいですね
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


ゴーグル(……ここは?真っ暗で何も見えないな)

           ——さぁ、こっちへ

ゴーグル「誰だ!?」

      ——こっちへ

ゴーグル「……声のする方向へ行くしかなさそうっす」



                   ——生きたいか?

ゴーグル「?」

            ——どうやって生き残るのか、考えはあるのか?

ゴーグル「アンタは誰っすか!俺の何を知ってるんすか!?」

    ——全て

ゴーグル「全て?」

——さぁ、答えろ。どうやって生き残るつもりだ?


どうやって……+2
1誰かを犠牲にしてでも生き延びる
2とにかく逃げて逃げて逃げ延びる
3分からない

ゴーグル「分からないっす……」

   ——そうか。見えたぞ、お前の未来

ゴーグル「え?」



暗闇の先にいたのは、血糊のついたヘッドギアを握り締める麦野の姿だった



死亡フラグ+10%

死亡フラグ51%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:30
自宅

ゴーグル「何だったんだあの夢……」ハーハー

ゴーグル(俺の未来は、麦野に殺されることだって言いたいのか?)

ゴーグル「冗談じゃねぇっす」


ゴーグル「無闇に外に出るのは危険だけど……+1」
1外に出る
2家で大人しくする

ゴーグル「いや、何もしなかったらあの夢の通りになるだけな気がする」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8:46
街中


ゴーグル「出てみたものの、特に考えもないからどうしたものか……+1」

ゴーグル「ノート買って日記をつけよう」


ゴーグル「さて、どこへ買いに行こうかな……+2」
1文房具屋
2コンビニ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

文房具屋


ゴーグル「日記なんて書くの初めてだからなー、すぐ飽きなきゃいいけど」


エーダメナノー?


ゴーグル「あの子は……+1」
1フレメア
2打ち止め

店員「ごめんねー、ちょっとお金が足りないみたいだからお母さんとまた来てくれるかな?」

打ち止め「けちーってミサカはミサカは駄々をこねてみたり!」

ゴーグル「どうしたっすか?」

打ち止め「あ、この前道案内してくれた人ー!ってミサカはミサカは期待の眼差しを向けてみる!」キラキラ



打ち止め「これでいっぱいお絵かきが出来るぞーってミサカはミサカはウキウキでお家へ帰るのだ!」

ゴーグル「よかったっすね」

打ち止め「ありがとう輪っかさん!ってミサカはミサカは丁寧に頭を下げてみたり」ペコリ

ゴーグル「いいんすよ」

打ち止め「それでね、悪いとは思うんだけど……」


コンマで発言+1
00-49 迷子探しを手伝って欲しい
50-99 家まで付き添って欲しい

打ち止め「家まで付き添って欲しいなーってミサカはミサカはお願いしてみたり」

ゴーグル「別に構わないっすけど」

打ち止め「やったー!ってミサカはミサカは輪っかさんの背中に飛びついてみたり!」ピョン

ゴーグル「うわっと!危ないっすよ!」

打ち止め「歩くの疲れちゃった、お家の場所まで案内するね!」

ゴーグル「よ、よろしくお願いします」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:21


打ち止め「あれー、おかしいなーってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

ゴーグル(しっかりしてくれー)

打ち止め「あっちかも!ってミサカはミサカは指差してみる!」ビシッ

ゴーグル「あっちっすね」


辿り着いたのは……+1


今日はここまで

こんにちは
アイテムがいよいよテレビで活躍するそうな
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

公園のトイレ


打ち止め「ちょっとそこで待っててーってミサカはミサカはいそいでお花を摘みに行ってくる〜」イソイソ

ゴーグル「はいはいっと」

ゴーグル「……はぁ、俺何やってんすかね」

一方「……」

ゴーグル「あ、あれは第一位!」


一方通行の様子は?+1

一方「チッ、バッテリーが切れかかってやがる。今朝充電しておいたはずだが……」カチッカチッ

ゴーグル(ん?)

一方「これじゃあいざって時に使いもンにならねェじゃねェか」

ゴーグル(バッテリー?チョーカーの?)

一方「……」ギロ

ゴーグル「っ!」サッ

一方「……いつかの輪っか野郎か」スタスタ

ゴーグル(こっち来た!?)


ゴーグル「こ、この前はどうも……+2」
1体、どうかしたんすか?
2あの時は一体何を?

分かりづらいでしょうが、安価下ではありません。(自分の秘密を)漏らしたという風に進めてます



ゴーグル「体、どうかしたんすか?前は杖なんてついてなかったから……」

一方「話す義理はねェ」

ゴーグル「す、すみません」

一方「……一つ言っておく」

ゴーグル「はい?」

一方「今連れてるガキを目的地まで無傷で送らなかったら死ぬぞ」クルッ


ビューン


ゴーグル「……頑張ります」

打ち止め「お待たせーってミサカはミサ……どうしたの?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:40
黄泉川宅前


打ち止め「ここだよ!ってミサカはミサカはでっかいマンションを指差してみたり!」

ゴーグル「でっけー、金持ちなんすか?」

打ち止め「あとはもう大丈夫、送ってくれてありがと!」

ゴーグル「次からはお母さんと一緒に出かけた方がいいっすよ」

打ち止め「うん、じゃあねー!ってミサカはミサカは大きく手を振ってみる!」ブンブン

ゴーグル「ははは……はぁー緊張した」



死亡フラグ-2%

死亡フラグ49%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:13
自宅


ゴーグル「さて、日記だけど……どんなのを書こう」


どんな日記にする?+2
1暗部や学園都市の現状を記す
2自分の心境を記す

ゴーグル「自分が思っていることでも書けばいいっすかね。うーんと……」



ゴーグルが一番思っているのは?+1

フレンダさん
あの人は今どうしてるんだろう、妹と仲良くやっているだろうか?それとも俺達を殺す作戦でも立てて……


ゴーグル「……未練タラタラっすね」


あの人がこっち側の人間だと知った時は驚きと絶望と、ほんの少しの安心感がごちゃごちゃしてた
あのタイミングで知ったのはある意味運がよかったんじゃないかと思う。もし当日に知ってしまうと俺は何も出来なくなるだろうから
こんなに誰かを思ったのは初めてだ。多分——


ゴーグル「あーーーー駄目だ、フレンダさんのことしか考えてねぇ!」

ゴーグル「このままじゃ……+1」

ゴーグル「迷惑かけてしまう、スクールにもフレンダさんにも」

ゴーグル「こんな半端な気持ちはさっさと捨ててしまわないと」カリカリ


そんなことよりも、今の状況を整理しないと
スナイパーが捕まった、アイテム(特に麦野)にマークされてる、フレンダさんt
グループのリーダーが変わった(恐らくアックア)、フレンd
作戦の準備は整っている、でもフレn


ゴーグル「……忘れようとすればするほど頭から離れない。これは重症っす」

ゴーグル(こんなんで当日出くわしたら……)

ゴーグル「気持ちを切り替えなきゃ。どうしよう……+2」

10ガツデスガイマダニキビシイザンショノノコルココデハカワデオヨグ……


ゴーグル「川か……この時期でも気持ちよさそうに泳ぐんだな。どこだろ?」

ゴーグル「でもこの辺に川なんてないし、そうだ、風呂でも入るとするっすかね」



ゴーグル「ふいー、朝から風呂なんて贅沢な気分っす」チャプ

ゴーグル「……フレ、いやいや駄目だ!」

ゴーグル(とにかく、早いところ決心しないと危ない気がするっす)

ゴーグル「……」ウトウト

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


ゴーグル「これは、夢?」

    ——迷ってるな   

ゴーグル「またこの声……!」

                    ——お前は何故に苦しんでる?

ゴーグル「それは、自分が生き残る為に……」

        ——なら、今抱えている悩みは解決だな。自分のことだけ考えていればいいのだから

   ——でもそうじゃない。だろ?

ゴーグル「……」

           ——お前は最終的にどういう結末を望んでいる?お前にとってのハッピーエンドは?



ゴーグル「俺にとって一番の結末……+3」


ゴーグル「生き残ること」

  ——どんな手を使ってでも?

ゴーグル「そりゃ、生きる為なら……」

      ——敵を、味方を、自分をも裏切ってでも?

ゴーグル「……」

     ——あらゆるものを投げ捨て、自分が生き残ることだけを考える


——そうなんだな?+1
1そうだ
2ちょっと待ってくれ


ゴーグル「そうだ、もう迷ってなんかいられない」

          ——分かった。なら最後にお前の覚悟が本物か試してやる

ゴーグル「え?」

     ——お前の一番の枷は、これだ



フレンダ「土星君」

ゴーグル「フレンダ、さん……!」

フレンダ「学園都市の反乱分子『スクール』、死んでもらうって訳よ」

ゴーグル「これは一体!?」


    ——お前が生きることだけを考えるのに最も邪魔な因子だ。こいつはお前を殺すべくナイフを持っている

——どうすべきかは、言わなくても分かるな?

ゴーグル(フレンダさんを、殺す?)

フレンダ「私だって暗部の人間、必要とあらば殺すのは当然よね?」

ゴーグル「く、来るな!」

——さぁ殺せ。敵を、自分の心を!

「うっ」

  ——相手はナイフしか持たないただの女、これくらいならどうとでも出来るだろう?

                  「土星君……」

「来るな、来るな!」

         ——逃げるのか?どこへ逃げる?


「いやだ、俺はフレンダさんだけは!」

    ——だがそれではお前が死んでしまう。生きたくないのか?

「フレンダさん、やめてください!」

                    「弱虫」

——殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ

「いやだ……」

          「そんな男は嫌い」

     ——殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ

——殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ


         

    「だから、死んで?」


コ ロ セ

「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」






コンマで運命が決まる……+2
00-48 殺せなかった
49-99 殺してしまった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12:29
自宅


ゴーグル「泣きながら目覚めたのは初めてだ」

ゴーグル(ついにやってしまった。俺は、自分が生きるために大事にしたかった筈のものをこの手で壊した)

ゴーグル(でも、不思議と心は晴れやかだ……)チラッ


多分——俺はフレンダさんが好きなんだろう


ゴーグル「……こんなものいらないっすね」ビリッ



死亡フラグ-15%



今日はここまで。愛深き故に愛を捨てた男!


人は愛ゆえに苦しまねばならぬ!愛ゆえに悲しまねばならぬ!ならば愛などいらぬ!!

遅くなりました
>>481
彼にとっての“お師さん”はまだ生きているが果たして……?

では再開

死亡フラグ34%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:00
路地裏


ゴーグル(何としてでも生き残る、どんな手を使ってでも)テクテク

ゴーグル(もちろん計画は成功させたい、でも場合によっては……)

ゴーグル「……あそこでなにやってるんだ?」


ゴーグルが見たのは……+2

博士「……あぁ、そうか。引き続き警戒を続けたまえ」

ゴーグル(犬型のロボット……と会話?)

博士「珍しいだろう?これは新しい電話のようなものだ。犬の目を通して向こうから映像が見れるんだよ」

ゴーグル「はぁ」

博士「ところで君はこんなところへ何をしに来たんだい?」

ゴーグル「まぁ、近道しようとしただけっすけど」

ゴーグル(こいつ、確か組織表に載ってたような……誰だったか)

ゴーグル「+1」

ゴーグル「あのコンビニいきたいんですけど最寄りはどこですかね?」

博士「君は近道をしようとここへ来たのでは?」

ゴーグル「それが、途中で分からなくなっちゃって……」ハハハ

博士「フ、若者にはよくあることだ。己の進む道を見失い、途方に暮れ、絶望する……」

ゴーグル「?」

博士「少年にはまだまだ時間がある、大いに迷い、寄り道を繰り返すがいい。道は一つとは限らん」

ゴーグル(何言ってんだ?)

『博士』

博士「っと、私は失礼するよ。『仕事』があるのでな……」クルッ



ゴーグル「博士……か。どこの組織だ?」

ゴーグル「アイテムにもグループにもいないとなると……『メンバー』だか『ブロック』だか、そんな名前の組織があったような」テクテク

ゴーグル(記憶にないのは本能的に危険視しなかったってことか?)


キャー!


ゴーグル「……?」


悲鳴の先には……+1

フレンダ「ちょっと、離しなさいよ!このっ!」ジタバタ

男1「うっせぇな、大人しくしろってんだよ!」

男2「おい、とっとと黙らせてヤっちまおうぜ」ハァハァ

フレンダ「キモイ鼻息吹きかけないで!」

ゴーグル「フレンダさ……アイテム!」

ゴーグル(これは一体?男二人に連れられて……まぁ大体察しはつくっすけど)

フレンダ「触るなー!」

ゴーグル「……」


安価でアクション+1
00-20 すぐに助ける
21-80 少し様子を見る
81-99 見捨てようとする

ゴーグル(少し様子を見よう、もしかしたら仲間が助けに来るかもしれない。そうだとしたら、俺が出て鉢合わせした時厄介なことになる)

男1「いい加減にしろ!」バシッ

フレンダ「あうっ!」ドサッ

男1「よーしそのままじっとしてろよー?」

フレンダ「や、やめて!どいてよ!」

男2「諦めな、ここは特別死角が多い箇所だから誰も分からないさ」ヒヒッ

フレンダ「麦野ー!絹旗ー!滝壺ー!浜面ー!」

ゴーグル(浜面……初めて聞く名だ)

男1「念のために口を塞いどこう」グッ

フレンダ「もがっ……」

男2「さーいよいよご対面だぜぇ〜?」

フレンダ「うぐっ」ジワッ

ゴーグル(まだか、まだ来ないのか仲間は……!)

男1「まずは上から……」ビリビリ

男2「っひょー!白くてキレイな肌だー」

フレンダ「うー、うー!」

ゴーグル(ダメっすよ俺、この感情は持っちゃいけない。生き残るのに邪魔になるだけっす!)

男2「さーてぇ、どんな味がするのかな〜?」ジュルリ

フレンダ「……ッ!!」ゾワァ

ゴーグル(さっき自分を殺したばっかっすよ?そんな簡単に曲げて言い訳……)

男1「そうだな、時間はたっぷりあるんだ、じっくりいただくとしよう」ニタァ

ゴーグル(ダメだ、ダメだダメだダメだ!!)



ゴーグルは……+1
1助けに出てしまった
2逃げ出した

「ごぺっ!!」

「おぶぁ!?」

二匹の下衆の頭が弾け飛んだのを確認し、すぐさまその場から逃げた

「くそ……!」

非情になりきれなかった。中途半端な自分が悔しい
これで嫌という程実感させられた。俺はあの人をどうあっても放っておくことなんて出来ない。必ず助けてしまう
これがもし敵に、仲間に知られたら生き残る可能性は限りなく0に等しくなるだろう

フレンダさん——彼女は俺にとって生きる希望であり、死を呼ぶ絶望である



死亡フラグ+6%

死亡フラグ40%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:18


ゴーグル「フレンダさん、大丈夫かな……」

ゴーグル(もう隠す気すらないとは、とんだピエロっすね)ハァ

ゴーグル「俺が生きる上で、10月9日当日に最も起きてほしくない事態は……+2」



今日はここまで
選択安価の多数決化は考えておきます
時間によっては人がいなくて〜なんてこともあるかと思うので

こんにちは
このスレで終われそうにないですね。では再開

ゴーグル「……もしかして、垣根さんの存在が一番危険なんじゃ」

垣根「俺が危険だって?」

ゴーグル「か、垣根さん!?」

垣根「来い、話がある」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

13:33
アジト


垣根「コイツを見ろ」

ゴーグル「これは、死体の画像……」

垣根「アイテムの上司だかが送りつけてきやがった。スナイパーの死体だとよ」

心理「こんなにしたんじゃ誰だか分からないわよ」

垣根「あっちも相当イラついてたんだろうさ。『警告』のつもりだろう」

ゴーグル「完全にマークされてますね、俺達」

心理「もしかしたら他の組織にも知られてたりして」

垣根「恐れることはねぇ、所詮餌に釣られる雑魚共。これにビビッて暗殺はないと思われれば尚好都合さ」

垣根「アイテム?んな格下、相手すんのも面倒だ」

ゴーグル(こうも言い切るとは、それだけ計画と自分に自信があるんすね)

垣根「それはそうと……お前」

ゴーグル「はい?」

垣根「どうやらアイテムの奴と仲良くやってるそうじゃねぇか」サッ

ゴーグル「え!?何でそれを……!」

垣根「上司が画像を添えて教えてくれたぜ?『次はコイツを殺るぞ』ってな」

心理「ふーん、意外とやるじゃないあなた」

ゴーグル「し、知らなかったんす!仮に知ってたとしても計画のことは!」

垣根「分かってるよ、あの様子じゃお前が喋った訳ではないこともな」

ゴーグル(ほっ)

垣根「が、これからは一切関わるな。お前みたいな奴でも死なれちゃ計画に狂いが生じる、喋るなんざ以ての外」

垣根「もしお前が敵になったら、誰よりも最初に俺がぶっ殺す。覚えとけ」

ゴーグル「は、はい……」

心理「怖い人」

垣根「言っとくがお前もだぞ心理定規、女だろうが容赦しないことぐらい分かってるよな?」

心理「そうね」

ゴーグル「あの、垣根さん……」

垣根「あん?」


ゴーグル「+1」
1計画が成功したら、その後俺達は……
2もし失敗したら……

ゴーグル「計画が成功したら、その後俺達はどうなるんすか?」

垣根「さぁ、お前らのことなんざそこまで面倒見きれねぇよ」

心理「スクールが残るか潰れるか、それで結果は変わってくるんじゃない?」

垣根「んなもん後だ、計画が成功してからじっくり考えりゃいい」

ゴーグル「はい……」

ゴーグル(やっぱり、生き延びるには計画は成功させる必要がありそうっす)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

14:00


ゴーグル「そういえば……」


ゴーグルは何かが気になる様子……+2

ゴーグル「フレンダさんを襲った二人、ただのゴロツキだったのかな?」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

路地裏


ゴーグル「まだ死体は残ってるかな……」


死体は……+1
1残ってる
2残ってない

ゴーグル「……醜い死に様っす。まぁ自業自得っすけどね」

ゴーグル「……」ゴソゴソ

ゴーグル「うーん、これといった情報はなし。しかし、ホントにここは誰の気配も感じないっすね」

ゴーグル「ん?これ……フレンダさんの帽子」

ゴーグル「っ、誰か来る!」


コンマで来たのは……+2
00-50 アックア
51-99 フレンダと絹旗

アックア「む、死体が転がっているな。先程まで誰かいたのか」

ゴーグル(アックア。今はグループの正式リーダーってことでいいんすかね)

アックア「私だ。……あぁ、幻想殺しは取り逃がした」

ゴーグル(幻想殺し、きっと上条さんのことだ……生きてるみたいっすね)

アックア「それよりも、私に考えがある。今なら科学の連中を内側から一網打尽に出来るかもしれん」

ゴーグル(科学の連中?一網打尽?一体誰と話してるんだ……)

アックア「すまない、話は後だ。ネズミが嗅ぎつけていたようだ」

ゴーグル(バレた!!)


コンマで……+1
00-40 見つかる
41-99 別の人物だった

アックア「ほう、この間の少年か。こんなところまで尾けてくるとは余程私の存在が気になるようだな」

ゴーグル「か、勘違いするな!俺は別件でここに用があって、アンタが来たから隠れたんだよ!」

アックア「何故隠れる?」

ゴーグル「そりゃ、あんなのがあったんじゃ狙われるかもしれないだろ。敵いっこないことは知ってるし」

アックア「ふ、賢明な判断だ。そうとも、私は聖人である。無闇に挑むと寿命を縮めることになるだけだ」

ゴーグル(あんなことする奴のどこが聖人だ……)

ゴーグル「じゃあ、見逃してくれるんすか?」


コンマで回答……+1
00-50 失せるがいい
51-99 そうはいかん

アックア「失せるがいい」

ゴーグル「そうさせていただくっす」

ゴーグル(科学の連中ってどういう意味っすかね。科学とは逆の立場の人間……?)



アックア「が、先程の話を聞かれたのではみすみす返すのも心許ない」

ゴーグル「え?」

アックア「確か、人は脳に一定の衝撃が加わると記憶をなくすと聞いたな」グッ

ゴーグル「何を……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

17:25
路地裏


ゴーグル「あれ?」

ゴーグル(俺、なんでこんなところで……)ムクッ

ゴーグル「いてて、頭が痛い……なんでこんなことになったんだっけ?」

ゴーグル(確か男共が気になってここへ来て……ダメだ、思い出せない)

ゴーグル「もう遅いし、帰るか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自宅


ゴーグル「……帽子、持って帰ってきてしまったっす」


10月4日 終了 残り5日

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


          ——情けない男

ゴーグル「……」

     ——捨てる覚悟もないのに生きるなんて口にするな

ゴーグル「俺は」

        ——選ばせてやろう

ゴーグル「っ!垣根さん、麦野、アックア、フレンダさん……」

 ——どれに殺されたい?敵か?味方か?好きな女にか?

   「裏切り者め」

        「ぶち殺す」

            「死ぬがいい」
                
               「死んでよ」

ゴーグル「うぅ、やめてくれ……」

——それとも














ゴーグル『俺にか?』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:23
自宅


ゴーグル「……俺?あれは俺なのか?」ハーハー

ゴーグル「うぷっ、気持ち悪……」



死亡フラグ+3%


今日はここまで。後半全然安価出せなくてすみません

こんばんわ
こんな時間になりましたが再開

死亡フラグ43%



ジャー


ゴーグル「うー、今日は気分悪くて外に出られそうにないな」


家で何しよう?+1

ゴーグル「フレンダさん……何回呼ぶんだって話」

ゴーグル(俺が生き残る上で最も邪魔になる存在だって『アイツ』は言ってた)

ゴーグル(でも殺すなんて無理だ。どうしても殺さなきゃダメなのか?)

ゴーグル「……はぁ、甘いっすね、俺」


次はどうする?+1

ゴーグル「俺の命とフレンダさんの命、もしどっちかを諦めなきゃならない状況になったら……」

ゴーグル(フレンダさんには妹がいる。守るべき人がいるんだ。でもだからって死ぬのは怖いし)

ゴーグル「うぐぐ……」


どっちが大事?
1自分
2フレンダ

安価忘れてましたので現在で多い方を選択します



ゴーグル「フレンダさん、だよなー」

ゴーグル(もうダメだ、本気で生きる気ないんじゃないか俺?)

ゴーグル「……ちょっと横になろう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


フレンダ「土星君!」

ゴーグル「へ?なんでフレンダさんが?」

   ——お前、本気でその女のことが大事なのか

ゴーグル「またお前か!」

——じゃあ試させてもらおう

ゴーグル「!垣根さん……」

垣根「テメェ、アイテムの回し者だったらしいな。おかげで計画はパーだ」

ゴーグル「ひぃ!」

垣根「許すつもりはねぇ。だがその女を殺すなら考えてやってもいい」

フレンダ「え……」

ゴーグル(落ち着け、これは夢だ。だからここで俺が死んだって……)

垣根「とっとと決めろコラ」ドシュッ

ゴーグル「ッッッああああああ!!!」ブシュゥゥゥゥ

フレンダ「土星君!!」

ゴーグル(腕を切られた!!っいてぇ!!なんで夢なのに痛みが!!?)

垣根「オラ、とっととやれ。次は目ん玉いっとくか?」スッ

ゴーグル「うぅっ!?」ゾクッ

ゴーグル(本当に死んじまう!フレンダさんを殺さないと、俺は死ぬ!?)


ゴーグルはフレンダを……+1
1殺した
2殺せなかった

ゴーグル「む、無理です!!俺には出来ませんっっっ!!!」

垣根「そうか、じゃあ死ね」



その翼は、俺の体をいともたやすく真っ二つに切り裂いた
あぁ、これが“死”か……
誰かが何か言っているようだが、俺には全く聞こえない。垣根さんなのかフレンダさんなのか『アイツ』なのか……
景色が歪み、徐々に暗転していくのが分かる。俺はこの選択でよかったんだろうか?
最後に見たのは、遠くで雑巾のように転がる自分の下半身だった——








コンマで……+2
00-42 夢から覚める
43-99 まだ終わらない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


フレンダ「土星君!」

ゴーグル「あ、あれ?」

   ——どうだった、死ぬって感覚は?

ゴーグル「どうなってんだ!さっきと同じ……」

——さぁ、選べ

垣根「テメェ、アイテムの回し者だったらしいな。おかげで計画はパーだ」

ゴーグル(やっぱり、また同じことを繰り返すのか!)

垣根「許すつもりはねぇ。だがその女を殺すなら考えてやってもいい」

ゴーグル(フレンダさんを殺さなかったら、また垣根さんに殺される……夢なのか?また蘇ってしまうのか?俺がフレンダさんを殺すまで?)

フレンダ「土星君……」

ゴーグル(くっ……!!)


ゴーグルはフレンダを……+2
1殺した
2殺せなかった

ゴーグル「……いやです」

垣根「あん?」グシャッ

ゴーグル「うぎゃあああああああ!!い、いや……です!!!」

ゴーグル(やっぱり痛い!こんなのを何度も繰り返すのか!?)

ゴーグル「俺はフレンダさんを殺しません!!」

垣根「チッ、じゃあとっとと死ね!」



今度は全身の骨をバキボキに折られ、最後に心臓を一突きだった
次もあるのだろうか、それとも今度こそ死んでしまうのだろうか……







コンマで……+1
00-42 夢から覚める
43-99 まだ終わらない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


フレンダ「土星君!」

ゴーグル「また……」

   ——まだ死に足りないのか?

ゴーグル「くそっ、早くこの悪夢から開放しろ!」

——開放されたいなら……

垣根「テメェ、アイテムの回し者だったらしいな。おかげで計画はパーだ」

垣根「許すつもりはねぇ。だがその女を殺すなら考えてやってもいい」

ゴーグル(フレンダさんを殺さない限り何度でも続くのか?)

フレンダ「土星君……」

ゴーグル(あんなのが続くと気が狂ってしまいそうだ……)


ゴーグルはフレンダを……+2
1殺した
2殺せなかった

ゴーグル「……ごめん!!」ドスッ

フレンダ「っ……どせ…く……」ドサッ

垣根「ふん、また1からやり直しだな」スタスタ

ゴーグル「ごめん、ごめんなさい」

ゴーグル(フレンダさんの血……本当に夢なのか?)

ゴーグル「これで夢から覚めるのか?」

    ——まずは第一関門突破だ

ゴーグル「なんだと!?」

       ——次もお前は生きる方を選べるのかな?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12:24
自宅


ゴーグル「はっ!」ガバッ

ゴーグル「……手もある、痛みもない」

ゴーグル(ようやく出られたか……なんて悪夢だ。夢とはいえ、あんなに痛い思いをするなんて)

ゴーグル「うぷ、また吐き気が!」バタバタ



チャレンジ回数……3回
フレンダを選んだ回数……2回
自分を選んだ回数……1回

——まだまだ自分を優先出来ずにいるようだ

死亡フラグ-3%

死亡フラグ40%



ゴーグル「もう無理っす、体が重いっす」

ゴーグル(ここで寝たら、またあの夢が出るんじゃ)

ゴーグル「気を紛らわそう。+2」


今日はここまで

こんばんわ、では再開します

ゴーグル「応急処置の練習でもしとくか。いつ怪我しても大丈夫なように」

ゴーグル「えーっと、傷口を縛る時は……」



ゴーグル「ちょっとは気を紛らわせたかな。他には……+1」

ゴーグル「あの時博士って呼ばれてた奴、ちょっと気になるっすね」

ゴーグル「うえっぷ、でもどこにいるのかも分からないし、体もこんなだし。ネットとかに情報落ちてないかなー」カタカタ



ゴーグル「まぁ、ある訳ないっすよね。他にすることあるかなー……+2」

ゴーグル「いざというときのための防具を用意しとこう。衝撃吸収とか防弾、防刃スーツとか」ガチャガチャ

ゴーグル「これじゃあまるで軍人みたいっすね。拳銃も一応持っといた方がいいかな……」



ゴーグル「ふー、疲れた……+1」

ゴーグル「ちょっと休憩しよう……」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


    ——おはよう

ゴーグル「!」

   ——お前は女の為に命を懸けられるか?

フレンダ「……」

ゴーグル「フレンダさん?」

      ——女に死ねと言われたら喜んで死ぬのか?

フレンダ「ごめん土星君、君を殺さないと私仲間に殺されちゃうの。妹も一緒にね」

ゴーグル「え?」

フレンダ「私、死にたくないし、フレメアを死なせる訳にはいかないの!だからお願い、私に殺されて!」

ゴーグル(これは、さっきと逆の立場!?)

     ——お前はどうなんだ?死んでもいいのか?

ゴーグル(フレンダさんには守るべきものがある、生きなくちゃならない理由がある。でも俺には……)

ゴーグル「俺は……」


ゴーグルはフレンダに……+2
1殺される
2抵抗する

ゴーグル「いいっすよ。一思いにやっちゃってください」

フレンダ「……恨まないでね」



どうせ夢だしってのもあったけど、それ以上に彼女に殺されるのならそれでいいと思ってしまう自分がいた。最初は自分の命惜しさに殺したというのに
銃弾がこめかみをぶち抜いてるってのに何を笑ってるんだか。いよいよおかしくなってきたんだろうか
散々死に怯えてたってのに、今は何故か心が晴れやかだ

生きる理由、俺にはこれが足りないようだ——







コンマで……+1
00-39 夢から覚める
40-99 まだ終わらない

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

???


フレンダ「ごめん土星君、君を殺さないと私仲間に殺されちゃうの。妹も一緒にね」

ゴーグル「やっぱりか……」

フレンダ「私、死にたくないし、フレメアを死なせる訳にはいかないの!だからお願い、私に殺されて!」

     ——夢だからって適当に考えてはいないか?

ゴーグル「そんなことない」

  ——これが現実だったらどうする?やり直しは効かないぞ?



ゴーグルはフレンダに……+2
1殺される
2抵抗する

ゴーグル「ダメだ!俺は死ねない!」

フレンダ「どうして!?私にはフレメアがいるの、分かってよ……」

ゴーグル「俺にも生きる理由があるんだ!」

ゴーグル(生きる理由、それは……+2)

ゴーグル「表の世界で胸を張って生きていきたい。そしてフレンダさんを幸せにしたい!」

       ——何だと?

フレンダ「な、何言ってるのこんな時に!」

ゴーグル「君には悪いけど、もう一度だけ死んでくれ!現実では必ず死なせないから!」


  ——それがお前の生きる理由か

ゴーグル「そうだ、お前がどんな夢を見せようと絶対にこの気持ちは変わらない!」

——そうか

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

18:00
自宅


ゴーグル「……決めた」

ゴーグル「俺はフレンダさんと一緒に生き残る。敵だろうが知ったことじゃない」

ゴーグル「きっと自分だけで生き残る以上に難しいだろうけど、やってやるっす」



チャレンジ回数……2回
フレンダを選んだ回数……1回
自分を選んだ回数……1回

——自分とフレンダ、二人で生き残る道を選んだ

死亡フラグ+10%



10月5日 終了 残り4日

死亡フラグ50%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:00
自宅


ゴーグル「よし、体調も直った。最初にうなされた夢もあまり出てこなくなったし、いい方向に進んでるんじゃないっすかね」

ゴーグル「こういう日は……+1」

ゴーグル「昨日の続きでもするか、武器の整備でも……」

ゴーグル「俺みたいな中途半端な能力じゃ心許ないからな、何らかの武器は持ってて損にはならないだろ」カチャカチャ

ゴーグル「……このゴーグル、凶器になりそう」



ゴーグル「こんなもんか。さて、整備も終わったし……+2」

ゴーグル「人通りの多いところへ出てみよう。ちょっと危ない気もするけど」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:12
大通り


ゴーグル「ん?あれは……」


見つけた人物+1

ゴーグル(確か、グループの結標ってやつだったか)

結標「……」キョロキョロ

ゴーグル(どこへ行くんだ?)



結標はどっちへ行った?+1
1人が多い方
2人が少ない方


今日はここまで

こんばんわ。昨日はサーバーエラー?みたいなので書き込めませんでした
では再開

ゴーグル(追いかけてみよう)ザッ



結標「……」テクテク

ゴーグル(ばれてない……よな?)

結標「あ、いたいた」

ゴーグル(誰かと待ち合わせしてたのか)


結標と会った人物+2
1グループの誰か(人物名も一緒に)
2それ以外の誰か(人物名も一緒に)

海原「待ってましたよ」

結標「ごめんごめん、さ、行くわよ」

ゴーグル(仲間っすか、もう少し尾けてみよう)



ゴーグル(建物の中に入っていったみたいっすね)


どこへ入った?+1

ゴーグル「銭湯か、こんな朝っぱらから?」

ゴーグル(それに男女二人っきりで行くなんてまるで……いやいや、もしかしたらカモフラージュの為に選んだのかもしれない)

ゴーグル「追跡続行っす」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

9:43
銭湯〜男子更衣室


ゴーグル「あの男は先に入ってったようっすね」


どうする?+2
1自分も入る
2備品を物色する

ゴーグル「とりあえず俺も入るか」ヌギヌギ



海原「ふー」

ゴーグル「……」ワシャワシャ

ゴーグル(今男湯には俺とあの男のみ……)


どうする?+1

ゴーグル(ここは普通に挨拶でもするか)

ゴーグル「どうも」

海原「はい」

ゴーグル「……」

海原「……」

ゴーグル「……」

海原「……」

ゴーグル(うーん、普通っすね)


海原に動きが……+2

海原「……」ザバー

ゴーグル(あれ、今から体洗うの?てっきりもう洗ってたのかと……)

ゴーグル(確か銭湯では体を洗ってから入るのが礼儀だとかなんとか)

海原「……」バシャバシャ

ゴーグル(まぁ、何でもいっか)

海原「結標」

結標「なにー?」

海原「+1」

さん付けじゃないの?

>>700
見なかったことに……



海原「石鹸くれませんかー」

結標「投げるよー」ポイッ

ゴーグル「いてっ」コツン

海原「あ、すみません、これは失礼しました」

ゴーグル「いえ、大丈夫っす……」

海原「どこ投げてんですか」

結標「見えないんだもん仕方ないでしょー?」

海原「貴方の能力を使えばよかったじゃないですか」

結標「それで失敗したら壁にめり込むかもしれないし、こんなのでいちいち能力使ってられないっての」

ゴーグル(能力で……ものを転移させるってことか?)

海原「ところで結標さん」

結標「今度はなにー」

海原「+2」

海原「シャンプーは何使ってますか、好きな香りだったので教えて下さい」

結標「えっと、確か華桜のやつじゃなかったかな。ほら、CMとかでよく見る」

海原「そうですか」

ゴーグル(グループはプライベートでも一緒に過すくらい親密?それにしたって今の会話はちょっと怪しい……)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ホール


海原「いい湯でした」ウィンウィン

結標「ホント」ウィンウィン

ゴーグル(はー気持ちい……じゃなくて、あーでもこれいい〜)ウィンウィン

結標「あのさ」

海原「はい?」

結標「+1」

結標「一方通行呼ぼう」

海原「来ますかね、彼」ピッ

海原「……あ、自分です。もしよかったら……そうですか。分かりました」

結標「なんて?」


コンマで発言+1
00-49 来るそうです
50-99 断られました

海原「断られました」

結標「ま、そうよね」

ゴーグル(こうも何もないと、ただ温泉でリラックスしに来ただけじゃないっすか〜)ウィンウィン

海原「……土御門のこと、どう思います?」

ゴーグル「!」

結標「そうね、死んじゃったのはちょっと残念だけど、それくらいしか思ってないわ」

結標「何でも学園都市の情報をよそへ流そうとしたとか。おかげで関係ない私達まで疑われていい迷惑だわ」

ゴーグル(仲間とは思えない発言っすね。いや、これが普通なのか……)

海原「新しいリーダー……アックアといいましたか。彼が何を考えているのかさっぱり分からないんですよ」

結標「そう?戦力としては土御門より圧倒的に上だし、戦い慣れてるって感じね」

海原「そうなんですが……+2」

海原「ローマ正教臭いんですよね」

結標「何それ?」

海原「簡単に言えば学園都市の天敵といったところでしょうか」

結標「いつか聞いたわねそんなの。“魔術サイド”だっけ?」

ゴーグル(学園都市の敵、“魔術サイド”?魔術ってあのゲームの魔法?)

海原「はい、それに土御門だけがグループを離れたのにも引っかかるんです。外国から雇ったばかりの人間を臨時リーダーになんかします?しかも監視役も兼ねてですよ」

結標「確かに、その“学園都市によからぬことを企んだ”土御門が死んだにも関わらず監視は続き、果ては正式なリーダーになった……」

ゴーグル(謀殺されたってことか?)

海原「もしかしたら彼は上層部並に注意すべき人物かもしれません」

ゴーグル(グループ内で問題が発生してるようっすね……)

結標「考えすぎじゃない?そんなことより……+2」

結標「アイテムの子と知りあったけどどうすればいいかしら」

海原「アイテム?他の組織ですか?」

ゴーグル(アイテム!?グループと接触を図ってきた!?)

結標「そ、どんな子だったかな……」


どんな子?+2
1年上っぽい女の人
2ジャージ来た不思議な感じの女の子
3言葉にやたら“超”をつける女の子
4金髪の外国人の女の子

結標「そう、金髪の外国人の女の子だったわ。フレンダって言ってたっけ」

ゴーグル(フレンダさんが……)

海原「向こうが素性を明かしたんですか?」

結標「えぇ、何で私がグループだって分かったのかしら」

海原「それで、何か言われたんですか?」

ゴーグル「……」ゴクリ

結標「+2」

結標「アンタらが勝って私が死んだら妹と土星くんの面倒を見てほしい、だって」

ゴーグル(え?)

海原「妹はともかく、土星君って誰ですか」

結標「さぁ……あんなのとか?」チラッ

ゴーグル(げっ!ね、寝たふり寝たふり!)グースカ

海原「まさか、土星って名前なのかあだ名なのかどっちでしょう」

結標「まぁいずれにせよ、いきなりあんなこと言われたって困るだけよ」

海原「勝つって、誰と戦って勝つんでしょうか?」

結標「アイテム……にしたって戦う理由なんてないし」

ゴーグル(俺達スクールと……ですか、フレンダさん)

海原「さて、そろそろ出ましょうか」

結標「ん、待って」

海原「どうかしましたか?」

結標「+1」

結標「臭うわ」

海原「臭う、とは?」

ゴーグル「?」

結標「+1」

結標「そのフレンダの匂いがいま一瞬」

海原「犬ですかあなたは、そんなキャラじゃないでしょう」

結標「気のせいかな?」スンスン

ゴーグル(フレンダさんのにおい……はっ、俺は一体何を!)


コンマで+1
00-40 いた
41-99 いなかった


今日はここまで
二人がどういう関係なのかは……

こんばんわ
こんな時間ですが再開

フレンダ「でね、その時に言ってやったのよ」

絹旗「その話は前にも聞きましたよ」

ゴーグル(いた!ホントにいたよ!)

海原「馬鹿言ってないで行きましょう」

結標「そうね、いこいこ」

ゴーグル(グループの連中はどっか行くみたいだ。気になるけどフレンダさんの方も……)


どっちを追う?+2
1グループ
2アイテム

ゴーグル(やっぱりフレンダさんの方が気になる!)

フレンダ「さーて仕事終わりのひとっ風呂ひとっ風呂♪」

絹旗「早く帰ってレンタルビデオ見たいんですが……」

ゴーグル(今から風呂に入るのか、これはもう一回入る必要がありそうだ)



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男湯


ゴーグル(傍から見たら俺ってただのストーカーじゃないっすか……)


ゴーグルの行動+2

ゴーグル(何か喋ってないかな……)



フレンダ「……にしても、アンタってホント胸ないよね」

絹旗「私よりない人に言われたって何とも思いませんよ」

フレンダ「ムキー!いいもん、私には脚線美という最高の武器があるから!アンタには何が残ってるって訳?」

絹旗「ほほう、ではそのキレイなキレイなお御足をボコボコにしてあげましょうか」

フレンダ「何平気でおっかないこと言ってんのよ!」



ゴーグル「……///+1」



1もう少し聞いてる
2行動を起こす

ゴーグル(そうだ、ここって石鹸とかついてない場所だったな。これを利用して……)

ゴーグル「す、すみません。石鹸がないとは知らなかったので貸していただけませんか?(野太い声)」

絹旗「石鹸だって、貸してやったらどうです?」

フレンダ「えー、何か嫌だなー」

ゴーグル(聞こえてるっすよ……)

フレンダ「しょうがないなー、じゃあ投げるよー!」ポイ

ゴーグル「すみません(野太い声)」

ゴーグル(よし、この石鹸に爪で文字を書いて……)

ゴーグル「ありがとうございますー(野太い声)」ポイ

フレンダ「はいどーもー……ん?」

ゴーグル(気付いたかな?)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:40
ホール


フレンダ「絹旗、もう先帰っていいよ」

絹旗「どうかしましたか?」

フレンダ「ちょっと寄り道があって……これ以上付き合わせるのもあれだから」

絹旗「分かりました。では超お言葉に甘えさせて……映画見るぞ〜♪」

フレンダ「……」キョロキョロ

ゴーグル「……こんにちは、フレンダさん。驚かせてごめんなさい」

フレンダ「まさか土星君がいたなんて、どうしたの?」

ゴーグル「+1」

ゴーグル「頼みがあります」

フレンダ「頼み?」

ゴーグル「俺の事は気にせず、自分と妹さんが生き延びることに全力を尽くして欲しいんです」

フレンダ「そ、そんな……どうしたのさ急に」

ゴーグル「フレンダさんには生きていてほしいんですよ。ただそれだけなんです」

ゴーグル「実は俺、夢でフレンダさんを何度も殺してるんです。自分の命惜しさに」

フレンダ「……」

ゴーグル「+1」

すみません、今日は眠いのでここまでで
そういえば10月5日のまんまだったな……

こんにちは
ゴーグル君に別のフラグが……?では再開

ゴーグル「俺はフレンダさんが好きです」

フレンダ「へ!?」

ゴーグル「それが言いたかっただけっす。じゃ……」

フレンダ「ち、ちょっと待ってよ!」

ゴーグル「あ、この帽子フレンダさんのじゃないっすか?落ちてましたよ」

フレンダ「っ、拾ってくれたの?ありがとう」

ゴーグル(顔が一瞬引きつった、あの日のことを思い出させてしまったっすかね)

ゴーグル「じゃ、今度こそ」


コンマで……+1
00-70 何も起きない
71-99 手を掴まれる



ガシッ


ゴーグル「え?」

フレンダ「私だって言いたいことがあるのよ。自分だけ逃げないで」

ゴーグル「すみません……」

フレンダ「私ね、あれから麦野に土星君をおびき出せって何度か言われてたの」

フレンダ「でも私はそうしなかった。番号が変わっただの何だのでやりすごしてきた」

フレンダ「私だって土星君に生きていて欲しいの。それだけは分かって」

ゴーグル「……ありがとうございます」

フレンダ「あ、あとー……さっきの言葉、素直に嬉しいって訳よ///」

ゴーグル「あっ///」

フレンダ「じゃ、じゃあね!いつ誰に見られてるか分からないし!」

ゴーグル「は、はい!」



死亡フラグ-5%

死亡フラグ45%



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

10:50
大通り


ゴーグル「勢いで告白しちゃってたっす///」

ゴーグル(肝心の答えをまだ聞いてないのが気になるけど……)

ゴーグル「おっと、腑抜けてる場合じゃないっす。次はどうしよう……+2」

ゴーグル「ちょっと早いっすけどスーパーで買い物でもしようかな」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

12:00
自宅


ゴーグル「さて、買い物も終えたし……電話だ」

垣根『おう、俺だ』

ゴーグル「どうしましたか?」

垣根『新しいスナイパーを雇った、明日にはこっちへ来る。資料送っといたから確認しとけ』ピッ

ゴーグル「新しいスナイパーか、今度はどんな奴が来るんだろう」カチカチ

ゴーグル「砂皿緻密……傭兵か」



今日はここまで

こんばんわ
9日までに死亡した場合の再開ポイントを考え直そうかなーとか思ってます
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

自宅


ゴーグル「……ん?」

ゴーグル(何だろう、この違和感)


どこに違和感を感じる?+1
1室内
2ベランダ
3玄関

ゴーグル「ベランダから?」ガララ

ゴーグル「……まだ違和感を感じる、どこから?」


どこを調べる?+1
1室外機
2壁
3外

追いついた。面白い
ゴーグルってスクールの活動以外の時はわっかの奴外してるよ

>>794
ありがとうございます



ゴーグル「室外機の隙間とか?……何だこの臭い」

ゴーグル(!?頭がクラクラする……)

「……」

ゴーグル「だ、誰だ?」

「……」

ゴーグル(部屋に誰かいる、でも目眩でよく見えない)


ゴーグルの判断+2
1見えない誰かに応戦する
2ベランダから飛び降りる

「く、恨むなよ!」

ぼやけた視界に移る黒い影に俺は戦うことを選んだ

(槍をイメージするんだ、この距離なら当たるはず……!)

空間を認識し、圧縮させた形を人影に叩き込む……はずだった

「……」

(外した?それとも形が不完全?)

理由は分からない、でも攻撃に失敗したという事実は理解した。影は動かず、じっとこっちを見ているようだった

「がっ!」

直後、腹に鋭い衝撃を受け、ベランダの手すりに叩きつけられた。手をやると、そこから鉄臭い液体が流れていた

(マズイっす……)

敵襲だ。どこの誰だ?考えようにも思考が上手く働かない。でも本能的にこれは危機的状況だというのは把握した


ゴーグルの判断+2
1再度応戦する
2ベランダから飛び降りる

「逃げるっす!」

俺はこの『誰か』との戦闘を避けるべく、ベランダから身を投げた
三階くらいの高さだが、空間を圧縮させ少しづつ勢いを殺しながら下まで転がり落ちた

(いてて、何とか作ることは出来てよかった)

腹を押さえながら、とにかくマンションから離れようと走る。べランダを覗く余裕なんてなかった



一旦離れます。多分12時以降戻るかと

再開



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ゴーグル(ピントが合わない……道を歩くにも一苦労っす)

ゴーグル(狙われたのは俺なのかスクールなのか……電話は手元にないから連絡もつけようがないし)


コツ…コツ…


ゴーグル(足音?この感じ、さっきの奴か!)


ゴーグルの行動+1
1走って逃げる
2隠れる

ゴーグル(どこか隠れられる場所!)


      コツ…コツ…


ゴーグル(頼む、どっか行ってくれ……)


          コツ…コツ…

   コツ…コツ…


ゴーグル(頼む……!)


コツン


コンマで……+1
00-50 回避
51-99 見つかる

    

        コツ…コツ…


ゴーグル(……行った、みたいっすね)

ゴーグル「今のうちに場所を変えよう!」


行き先+1
1アジト
2表通り

今日はここまで

こんにちわ。二人は組織内で唯一の死人ですからこう繋がるものがあると思うんです
では再開

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

大通り?


ゴーグル(……やけに静かっすね。人の気配を感じない)

ゴーグル「やっぱりよく見えない、何かのガスを吸わされたのか?」ゴシゴシ

ゴーグル「あの人影は一体……」


ゴーグルの行動+1
1人を探す
2歩き回る
3家に引き返す

ゴーグル(不気味だな、ホントにここは学園都市か?)ウロウロ

ゴーグル「いて!これは電柱か?まいったな……」

ゴーグル(どんどん視界がぼやけてきてる……何とかしないと)


ゴーグルの行動+1(ただしコンマ00-50で影出現)
1人を探す
2家に引き返す

ゴーグル「誰かいないか探そ……」

「……」

ゴーグル「み、見つかった!」ダッ

ゴーグル(どっちに逃げよう!?)


逃げる方向+1
1狭い通路へ
2道路の向こう側

ゴーグル(通路の方へ!入り組んだ道なら撒けるはず!)ダッ

ゴーグル(さっきより前が見えにくくなってる……)

「……」

ゴーグル「いつの間に!?ならこっちだ!」


コンマで……+1
00-49 回避成功
50-99 回避失敗

ゴーグル(……何とか撒けたみたいだな)ハァハァ

ゴーグル「……人を探そう」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ゴーグル「いない……っすね」ゴシゴシ

ゴーグル「まだ明るいのに不自然すぎる……うわ!何かにぶつかった?」

ゴーグル「色々おかしいぞ、どうしたらいいんだ……」


ゴーグルの行動+1(ただしコンマ00-60で影出現)

「……」

ゴーグル「く、またっすか!」

ゴーグル(何が目的なんだ!殺すつもりならさっさと来ればいいのに)


逃げる先+1
1自宅
2アジト

ゴーグル(アジトはどっちだ!いや、待てよ。もし敵だとしてアジトがばれたら……)

「……」

ゴーグル「いや、考えてる余裕はない!」ダッ



「……」

ゴーグル「どこまで追ってくるんだ!くそ!」


コンマで……+1
00-39 回避成功
40-99 回避失敗

「あ……」

ゴン!
後ろに気をとられていた俺は壁と衝突してしまったようだ。あまりの衝撃に耐えられず、ついに俺は倒れた
何度も走り回ったことによる疲労と顔に伝わる痛み、判別がつかない目、もう立ち上がるなんて無理だ

(もう終わりっす……)

結局影の正体は掴めないままだった。俺はこれからどうなるんだろう。殺されるんだろうか、捕まるんだろうか……

(すみません、フレンダさん……)

全てを諦め、俺は眠りにつくことにした——























「起きた?」


コンマでこの人物は……+2
00-45 心理定規
46-75 フレンダ
76-99 麦野

ゴーグル「ここは……はっ!」ギシ

麦野「路地裏でぶっ倒れてるのを見つけたから運んでやったのよ、感謝しなさい」

ゴーグル(椅子に縛り付けられて……捕まったのか!)

ゴーグル「こ、これはどういう」

麦野「ちょーっと聞きたいことがあるからそれまで我慢してくれない?大丈夫、素直でいてくれたらすぐ返すから」

ゴーグル(まさか今回のことは全部この女が仕掛けたのか!?)

ゴーグル(何を聞き出すつもりだ?それにこの女は本当に返すつもりはあるのか?)

ゴーグル(能力は……ダメだ、使えない!)

麦野「能力使おうったって無駄だからな。テメェにつけた手錠は警備員御用達の対能力者用拘束具の改造版だ、私ですら外すのに難儀するのよ?」

ゴーグル「く……」

麦野「大人しくしてくれるよね?」


ゴーグル「+2」
1はい……
2ふざけるな!

ゴーグル「ふざけるな!いきなりこんなことされて大人しく出来るか!」ガタガタ

麦野「ふーん、まだ自分の立場が分かってないのね……」ガシッ

ゴーグル「ぐ、が……!」

麦野「今テメェの運命を握ってるのは私なの、分かる?その気になれば今殺すことだって出来んだよ」ギリギリ

ゴーグル「は……ぁ、がはっ」

麦野「テメェに選択肢はねぇ、従う以外道はねぇんだよ」

ゴーグル「げほっ、げほっ!」

麦野「大人しくしてくれる?」


ゴーグル「+1」
1はい……
2いやだ!

ゴーグル「いやだ!」

麦野「……あっそ」


バシュッ


ゴーグル「ッッッあ゛ぁ!!!」

ゴーグル(足がぁ!!い、今のが麦野沈利の能力!?)

麦野「次はその足消し炭にすんぞ」

ゴーグル「わ、分かった!話を聞かせてくれ!」

麦野「最初からそう言えっての」

ゴーグル(スナイパーの奴もこんな風に尋問されたのか……)



麦野は少し苛立っている
死亡フラグ+3

死亡フラグ48%



麦野「アンタら『スクール』が親船最中暗殺を企てたってのは事実よね?」

ゴーグル「……はい」

麦野「どうして殺そうと思ったの?」

ゴーグル「それは……気に入らなかったから」

麦野「気に入らなかった?」

ゴーグル「はい。出来もしないような理想ばかり言って支持を集めて、いい人ぶってるのがたまらなくムカついたんすよ」

ゴーグル(核心さえ話さなければ大丈夫……)

麦野「ふーん、それだけ?」

ゴーグル「それだけっす」

麦野「……」

ゴーグル「+2」

ゴーグル「悪いけどこれ以上は本当に何も知らないっす。大体こんな簡単に捕まる人間にあのリーダーが情報を渡すと思いますか?」

麦野「あのリーダー?そういえば構成員のことをあまり詳しく知らないんだけど、教えてくれない?」

ゴーグル(しまった!てっきり俺達のことを完全に把握しているもんだと……)

ゴーグル「……」

麦野「黙ってても分からないなー」

ゴーグル(どうする、言っても大丈夫なのか?)


ゴーグルは……+2
1はぐらかす
2黙る
3喋る


今日はここまで。ゴーグル君ピンチ!

こんにちは
場合によってはとんでもない展開が?では再開

ゴーグル「それが、肝心のメンバー、特にリーダーとは顔を合わせることが殆どなくて、どんな人物なのかイマイチよく分からないんす」

ゴーグル「リーダーは俺達のことを信用してないのか、仕事でも電話やメールでの指示だけでどんな顔なのか……」

麦野「おい、あんまり舐めたこと言ってっと体のどこかしらをぶっ飛ばすぞ」

ゴーグル「ほ、本当だ!信じてくれ!」

麦野「私の目を見て、もう一度言ってみろ」

ゴーグル「……!」

麦野「……」


ゴーグル「+2」
1本当っす
2嘘っす
3綺麗っすね

ゴーグル「本当っす」

麦野「チッ!」バキッ

ゴーグル「ぐっ、もうこれ以上は聞くだけ無駄だと思うんす」

麦野「それを決めるのは私、テメェが決めることじゃねぇ」ドスッドスッ

ゴーグル「……まだ聞きたいことがあるんすか」

麦野「あぁ?何だその態度……まあいい、時間はたっぷりある。せいぜい怯えて待ってな」ガチャ

ゴーグル(すみません垣根さん、俺捕まっちゃいました……)



死亡フラグ+1%

死亡フラグ49%



ゴーグル(どれくらいたったんだろう、時計も窓もないから時間が分からない)


ガチャ


ゴーグル(来た……!)ゴクリ


コンマで来た人物+2
00-09 フレンダ
10-40 浜面
41-99 麦野 

麦野「はーい、お食事持ってきたわよー」

ゴーグル「え?」

麦野「腹が減ってるんじゃ喋るにも喋れないでしょ?」カタッ

ゴーグル(出来たてのステーキ……美味そうっす)ジュル

麦野「あ、これは私が食べる分だから。アンタのはこれ」ゴトッ

ゴーグル(何だこのケース?何が入ってるんだ?)


コンマで入ってたもの+1
00-30 殻付きのエビ(仕込みなし)
31-70 蝉の抜け殻
71-99 生きたトカゲ

ゴーグル「……トカゲ?」

麦野「何もないよりましでしょ?ほら、口開けな」

ゴーグル(食べるのか!?生きたまま!?)ゾクッ

麦野「女の子にあーんしてもらえるなんて嬉しいでしょ?」ニヤニヤ

ゴーグル「うっ……」

ゴーグル(欠片も嬉しくねぇ!)

麦野「はい、あーん……」


ゴーグルは……+2
1口を開けた
2抵抗した

(く、食べるしかないっすよね……)

言われた通り、俺は口を開けた。ピンセットに挟まれジタバタするトカゲがゆっくりと口内へ侵入する

「うぶっ!」

麦野がトカゲを離した瞬間、口の中をものすごい勢いで這い回りだした。モゾモゾ、ガサガサと暴れる感触に背筋が強張る

「さ、じっくり味わうのよ」

嬉しそうに言いながら俺の口を手で塞ぎ、出そうとするのを許さない

「んん!んんんーー!!」

涙目になりながら必死に耐える。すると麦野はまた恐ろしいことを口にした

「噛め」

ぞわりと全身の毛が逆立った

「吐き出したらその倍食ってもらうからな」

痛みを伴う以外に、こんなおぞましい拷問があるなんて知らなかった
覚悟を決め、俺は一思いにトカゲを噛み千切った——



麦野は少し機嫌がよくなった
ゴーグルの精神がやや削られた

麦野「——あー美味しかった。アンタもそうでしょ?」

ゴーグル「……」

麦野「さーて、そろそろ質問しよっかな」ズイ

ゴーグル「?」

麦野「リーダーの名前くらいなら知ってるでしょ?教えて」


ゴーグル「+1」
1無理っす
2分からないっす
3……

ゴーグル「……」

麦野「何とか言えよコラ」グイ

ゴーグル「あの、一ついいっすか」

麦野「あん?」

ゴーグル「スナイパーを殺され、さらに俺達の存在がばれたおかげで俺達の計画はもう失敗してるんす。こんなことをして何の意味が?」

麦野「そうね、殆ど失敗したかに見えるけど、念のためきつく“注意”しとかないとまたやっちゃうかもしれないだろ?」

麦野「それと、単純にテメェが気に食わないってのもあるね。テメェみたいな雑魚に一度出し抜かれたってのがムカついてしょうがねぇ」

ゴーグル(腹いせっすか、ていうかそっちが目的になってるような……)

麦野「つーことで、もう一匹いっとくか?」

ゴーグル「ひぃ!ちょ、待っ……ッ!!」



ゴーグルの精神がやや削れた




ゴーグル「……まだ、こんなことが続くのか」

ゴーグル(もしかしたらもう一生出られなくなったりして)


ガチャ


ゴーグル「またか……」


コンマで来た人物+1
00-15 フレンダ
16-50 滝壺
51-99 麦野

麦野「おいおい、まだへばるには早いぞ」

ゴーグル「もう話せることは話したっす、そろそろ……」

麦野「まだ元気があるみたいだな」ガンッ

ゴーグル「づぅっ!」

麦野「ほーら痛いよなー、さっき原子崩しで開けた傷口を広げてるんだからよー」グリグリ

ゴーグル「ぐああぁあぁぁあああ゛!!」

麦野「まだ何か言ってないことがあるはずだろ?素直に話せよ」ボソッ

ゴーグル(まだ言ってないこと……!?)


ゴーグル「+3」
1ない!
2じ、実は……
3綺麗な人だなー

「ない!」

俺は思い切って叫んだ
すると麦野は傷口を抉る手をピタリと止めた

「……そうか」

低い声でそう呟くと、彼女の周りにポツポツと光の玉が現れた

「ならもういい、死ね」

その一言の後、光球は矢となり俺の体を容赦なく貫いた

「あ……」

噴水のように溢れ出る血。俺はろくに抗うことも出来ず、玩具を壊す感覚で殺されたんだ

「あーすっきりした。後でシャワー浴びてこっと」

返り血を浴びながら清々しく笑う彼女は間違いなく悪魔
俺はその悪魔の背中を眺めながら、やがて意識は消えていった——



DEAD END

今日はここまで
遂に1回死んでしまった……

この時のゴーグルと麦野の精神状態ですが
ゴーグル……精神が削られていくと思考が鈍っていく。5回削られるとゲームオーバー
麦野……イラつく程に過激なことをしてくる。3回連続イラつかせるとゲームオーバー

その他にも一発アウトな選択肢も混ざってます。脱出の鍵は
コンマで入ってくる人
ゴーグルが精神を維持したままどこまで耐えるか

コンマと選択肢が大きく関係していきます
再開ポイントは麦野に捕まって直後からにしたいと思います

ではまた

補足

麦野を口説こうとすると……?

こんばんわ
ゴーグルは果たして脱出出来るのか?では再開

ゴーグル「ここは……はっ!」ギシ

麦野「路地裏でぶっ倒れてるのを見つけたから運んでやったのよ、感謝しなさい」

ゴーグル(椅子に縛り付けられて……捕まったのか!)

ゴーグル「こ、これはどういう」

麦野「ちょーっと聞きたいことがあるからそれまで我慢してくれない?大丈夫、素直でいてくれたらすぐ返すから」

ゴーグル(まさか今回のことは全部この女が仕掛けたのか!?)

ゴーグル(何を聞き出すつもりだ?それにこの女は本当に返すつもりはあるのか?)

ゴーグル(能力は……ダメだ、使えない!)

麦野「能力使おうったって無駄だからな。テメェにつけた手錠は警備員御用達の対能力者用拘束具の改造版だ、私ですら外すのに難儀するのよ?」

ゴーグル「く……」

麦野「大人しくしてくれるよね?」


ゴーグル「+2」
1はい……
2ふざけるな!

ゴーグル「はい……」

麦野「素直でよろしい。でも……」


バシュッ


ゴーグル「ッッッあ゛ぁ!!!」

ゴーグル(足がぁ!!い、今のが麦野沈利の能力!?)

麦野「私の機嫌を損ねるようなことをする度に自分の体に穴が空くのを忘れるな」

ゴーグル(スナイパーの奴もこんな風に尋問されたのか……)

麦野「アンタら『スクール』が親船最中暗殺を企てたってのは事実よね?」

ゴーグル「……はい」

麦野「どうして殺そうと思ったの?」

ゴーグル「それは……気に入らなかったから」

麦野「気に入らなかった?」

ゴーグル「はい。出来もしないような理想ばかり言って支持を集めて、いい人ぶってるのがたまらなくムカついたんすよ」

ゴーグル(核心さえ話さなければ大丈夫……)

麦野「ふーん、それだけ?」

ゴーグル「それだけっす」

麦野「……」

ゴーグル「+1」

ゴーグル「あなただって気に入らないと思ったことはありません?」

麦野「確かに上はぶっ殺したい連中で溢れてるが、それにしたって親船を狙うのは違うような気がするんだよねー」

麦野「だって、言ってしまえば役立たずじゃない。それをわざわざ危険を冒してまで殺す意図が分からないのよ」

ゴーグル(鋭いっすね、流石は第四位といったとこっすか)

麦野「ねぇ、実は他に何か企んでるんじゃないの?」

ゴーグル(この質問にだけは答えちゃならない!)


ゴーグルは……+2
1はぐらかす
2黙る
3喋る

ゴーグル「知らないっす!俺は親船暗殺以外の話は聞いていない!信じてくれ!」

麦野「はいそうですかって信じるわきゃねぇだろ」ドカッ

ゴーグル「信じてくれとしか言えないっす……」

麦野「じゃあリーダーの名前は?」

ゴーグル「……ミスターD」

麦野「……」

ゴーグル「本当だ!自分からそう名乗ったんだ!でも信用してないのか、俺の前に姿を見せたこともないし!」

麦野「私の目を見て、もう一度言ってみろ」

ゴーグル「……!」

麦野「……」


ゴーグル「+2」
1本当っす
2嘘っす
3綺麗っすね

ゴーグル「綺麗っすね」

麦野「あ?」

ゴーグル「こ、こんな時に何言ってんだろうとは思うんす。でもよくみたら綺麗な人だなーって」

麦野「媚びてんのか?それとも舐めてんのか?」

ゴーグル「まさか!つい口に出てしまっただけっす!」

麦野「……」

ゴーグル(でもホントに黙ってたらスゲー美人だよなー)

麦野「……ちょっと待ってろ」

ゴーグル「え?」


バタン


ゴーグル「どうしたんだ?」

ゴーグル(はぁ、もうダメっすかね……)

ゴーグル(垣根さん、は多分助けに来ないだろうなー。最後の希望は……)


ガチャ


ゴーグル(来た!)


コンマで来た人物……+2
00-20 フレンダ
21-99 麦野 

麦野「……」

ゴーグル(ん?何か様子が変だな……)

麦野「入って来い」

ゴーグル「?」

フレンダ「土星君……」

ゴーグル「フレンダさん!」

麦野「聞いたよなフレンダぁ、コイツ私が綺麗なんだって。フレンダより私のがいいんだってさ」

ゴーグル「はぁ!?」

フレンダ「……」

ゴーグル「ち、違う!俺はフレンダさんが……!」

麦野「フレンダが、何だ?」

ゴーグル「うっ!」

麦野「知ってんだよ、お前らが仲良しこよししてたのは。フレンダが嬉しそうに話してたし、そりゃあもう仲がよかったんだろうなー」

フレンダ「は、話してなんかない!」

麦野「うっせぇ!フレンダ、お仕置きだ。これから起きることに決して目ぇ離すなよ」

ゴーグル「何を……うわぁ!?」

麦野が俺のズボンのチャックを下ろすとその中へ手を入れまさぐり出した

「な、何すんだ!」

「イイコト」

ニタリと笑うと、女は俺の大事な部分を握り絞め、パンツから取り出した
ズルリ、と第二の己が周囲の目に晒される。しかも女性で、その一人は好意を寄せる人だった

「あぁ……!」

フレンダさんは顔を真っ赤にして俺のモノを凝視した。それを嘲笑うように麦野は手に持つそれを弄ぶ

「あはは!見ろよフレンダ!コイツこんな状況だってのに勃ってやがんぞ!」

「やめろ!み、見ないでくれ!」

あまりの羞恥に女のような声で叫んだ。それでも体は刺激に対して素直に反応していくのが情けない
恥ずかしくて情けなくて悔しくて、でも気持ちよくて……

「頼む、話すからもうやめてくれ!!」

「ダーメ、これはフレンダへのお仕置きでもあるんだから……フレンダぁ!もっとこっち来い!」

「ひっ!」

怒号に身を竦ませる彼女を強引に引っ張り、顔を股間にまで近付けさせた

「よーく見てろよー、テメェの好きな男が違う女にみっともなくヒーヒー言わされる様を」

「うぅ!!」

そう言って麦野は更に強く俺をしごきあげる。暴力的な速さと力に、快感に混じって痛みも感じた

「もういいよ麦野、私が悪かったから……」

「この×××の肩を持つのかフレンダぁ?」

弱々しく言うフレンダさん。こんな時でも俺のことを思ってくれてるのか。息がかかるくらい近くにソレがあるのに、臭いもするだろうに
なのに俺はただ下半身から来る刺激に身を震わせ、あまつさえこの状況に興奮さえしてしまっている。つくづくどうしようもない男だ……。そう思うと涙が込み上げた

「そんなに好きならくれてやるよ」

「え?」

女の手が一層早く動く。俺はいよいよ危機を感じた

「まさか!?それだけは!!」

「じっとしてろよーフレンダー。今ぶっかけてやるからよ」

容赦ないピストン運動によって体の奥から込み上げてくるものを必死で抑えようとする

(ダメだ!それだけはダメだ!)

そんな抵抗も虚しく

「ぐぅぅぅッッ!!」

俺は自分の精を彼女の整った顔にぶちまけた。白い肌が、金糸のような髪が、衣服が、その白濁とした粘液に汚れていく

「あーっはっはっはっは!盛大にイキやがった!」

麦野はいまだビクビク痙攣するソレを玩具のように振り回して大喜びしていた
尊厳もへったくれもない。陵辱され、食い散らかされたんだ

「フン、人間の屑がこの野郎。あーあ、きったねぇもん触っちまったなー」

最後に罵声を浴びせ、魔女は部屋から出て行った



二人きりになって静寂が訪れる

「あぁ……ごめん、ごめん」

泣きながら謝った。こんなに惨めなことはない。もう抵抗する気力もまともな思考も働かない。あるのは圧倒的な虚無感……
彼女は汚れた顔を拭うこともせず、虚ろな目で一言

「私の方こそ、ごめん」



DEAD END

今日はここまで

麦野を口説こうとした場合
その次のコンマでフレンダが来れば脱出成功、麦野だった場合は逆レイーポで死亡(精神的に)

でした。一発逆転を狙える安価ってとこですかね
次スレは……次回かな?
ではまた

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