ことり「実はね……このとさか>>3なんだ」 (189)
穂乃果「え、えぇぇ!?」
ことり「ごめんね、今まで秘密にしてて……」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390220855
ことり「変身してるメタモンなの」
穂乃果「うっそぉ!?」
ことり「だってこんな髪型そうでもしないとできるわけないもん」
穂乃果「うぅ、確かにどういう構造なのかはすごく気になってたけど……」
ことり「今変身を解いてもらうね」
ベトッ…
メタモン「……」
穂乃果「うわっ、ことりちゃんの頭にブサイクなスライムみたいなのがくっついてる!」
ことり「メタモンの>>7だよ。仲良くしてあげてね」
ホノカ
ことり「メタモンのホノカだよ、仲良くしてあげてね」
穂乃果「うえぇ!? 私と同じ名前なの!?」
ことり「うん」
穂乃果「いや、うんって……なんかやだなぁ…だってこの子ブサイクだし…」
ホノカ「……」
穂乃果「全然喋らないし」
ことり「あはは、ポケモンが話せるわけないよ穂乃果ちゃん」
穂乃果「そ、そうなの? 初めて見たからよく分からないや」エヘヘ
ホノカ「いや話せるよ」
ことり・穂乃果「!?」
ホノカ「ポケモンだって生き物だもん。話せるよ」
ことり「そ、そうだったんだ……」
穂乃果「ご、ごめんね。ブサイクとか言っちゃって……」
ホノカ「気にしてないよ」
穂乃果「……ところで何でことりちゃんのとさかになってたの?」
ホノカ「>>10」
ほのかちゃんを犯すためだよ
ホノカ「ほのかちゃんを犯すためだよ」
ことり「えっ!? そうだったの!?」
穂乃果「わ、私を……お、おか…///」
ことり「なんだ、私と目的一緒だったんだね」
穂乃果「え?」
ホノカ「あ、君じゃないよ」
穂乃果「え?」
ホノカ「平仮名で『ほのか』。同じメタモンの子を犯すためにことりちゃんにくっついて探してたんだ」
ことり「なんと……」
穂乃果「あれ? でもメタモンて性別あったっけ?」
ホノカ「両性具有なんだよ実は。だから受け攻めやりたい放題さ」
ことり「うっへぇ……」
ホノカ「でもことりちゃんが正体明かしちゃったからそろそろ別の人につくことにするよ。じゃあね」ニュルニュル
穂乃果「うわぁ…気持ち悪い動き…」
ことり「あぁ…私のとさか……」
━━翌日
穂乃果「昨日はびっくりしたなぁ……」
穂乃果「この分だと他のみんなにも何か秘密がありそう……」
穂乃果「聞きに行ってみようかな」
>>14
※ことり以外の誰か
kskst
━━弓道場
海未「……」キリキリ…
ヒュッ…ズバン!
海未「ふぅ……」
穂乃果「海未ちゃーん」
海未「おや、穂乃果。何か用ですか?」
穂乃果「海未ちゃんには秘密ってある?」
海未「何ですか唐突に……」
穂乃果「いーからいーから!」
海未「そうですね……>>18」
好きな人がいる
海未「好きな人がいるんです……」
穂乃果「うええぇ!?」
海未「その人のことを思うだけで胸が苦しくて堪らないんです。これが恋なんだと初めてわかりました……///」
穂乃果(ことりちゃんとは別のベクトルでびっくりだよ……)
穂乃果「そっかー、海未ちゃんももうそんな歳なんだねぇ」
海未「親ですかあなたは……」
穂乃果「それでそれで? 誰のことが好きなの?」
海未「は、話さないとダメでしょうか?」
穂乃果「そりゃもちろん! 相談にも乗って力になりたいもん!」
海未「……>>21」
実は相手は女性なんです。
気持ち悪いですよねチラチラ
海未「実は……相手は女性なんです」
穂乃果「ええええぇぇ!?」
穂乃果(なんなの!? みんなこれくらいの秘密は持ってるのが普通なの!?)
海未「気持ち悪い、ですよね?」チラチラ
穂乃果(ん? 海未ちゃんがチラチラ私を見てるような……)
海未「私が一番よく分かってるんです、同性を好きになるなんておかしいと……でも、その人でないとダメだと思うんです」チラチラ
穂乃果(何だろう、何か意見を求められてるのかな?)
穂乃果(ここは……>>25)
私もだよ
穂乃果(まさか海未ちゃんが……なんて思わず驚いちゃったけど、実は私も何だよね)
穂乃果「海未ちゃん、私もだよ」
海未「え?」
穂乃果「私もね、好きな人がいるの。それも女の子」
海未「や、やめてください! 私に気を遣うなん…て」
穂乃果「……」ジッ
海未「……ほんと、なんですか?」
穂乃果「えへへ、私嘘つくの苦手だもん」
海未「誰なんですか、相手は?」
穂乃果「えっ、それ聞いちゃうの? 海未ちゃん私が聞いたのにちゃんと答えてくれなか…」
海未「いいから! 答えてください!!」
穂乃果「ひゃ、ひゃいぃ!」
海未「あ……す、すいません。無理なら無理でもいいんです」
海未(本当は知りたい……穂乃果が好きなのは、誰なんですか? もしかすると…///)
穂乃果(う、海未ちゃんやけに必死だなぁ…こ、ここは>>30)
ことりちゃん
穂乃果(これだけ必死なら教えてあげるのが人情だよね)
穂乃果「えへへ、教えてあげるよ海未ちゃん。私の好きな人」
海未「ほ、本当ですか!?」
海未(恐い……でも、もしかするとという気持ちも捨てきれない…だから)
海未「教えてください、穂乃果の好きな人」
穂乃果「うん。私の好きな人はね……」
海未「……」ゴクッ
穂乃果「ことりちゃんだよ!」
海未「……え?」
穂乃果「わー、言っちゃった!」キャーキャー
海未「こと……り?」
穂乃果「うん。えへへ、気づかないうちに惚れちゃってたみたいで……///」
海未「そん…な……」
海未(よりにもよって……ことり?)
穂乃果「よかったら…海未ちゃんには応援して欲しいんだ。私とことりちゃんのこと。やっぱり…色々と敵が多いと思うから、信頼できる仲間が欲しいんだ」
海未(穂乃果が…ことりのことを……でも、私は穂乃果のことが…しかし、二人は親友で……)
海未(私は……どうすれば…)
>>36
奪う
海未(……そうだ)
海未(奪ってしまえばいいんです)
海未(ことりのことが好きな、穂乃果の心を)
穂乃果「海未ちゃん? どうしたの?」
海未「なんでもありませんよ…」
穂乃果「そう? それで、協力してくれる、かな?」
海未「もちろんです。穂乃果は私の…大事な人なんですから」
穂乃果「やったー、ありがとう海未ちゃん!」ギュッ
海未「ふふ、まったくもう」
海未(事を急いではいけない……まずは穂乃果には不信感を抱かせてはならないのが大切。外堀から、少しずつ埋めていきましょう……)
━━翌日
海未(まずは>>41ですね)
穂乃果はは
海未(埋めるべきは外堀…まずは…)
海未(穂乃果の母親から!)
━━穂むら
穂乃果母「いらっしゃいませー。あら? 海未ちゃん」
海未「こんにちは」
穂乃果母「一人で来るなんて珍しいわね。お饅頭買いにきてくれたのかしら?」
海未「いえ、今日は別の用事がありまして」
穂乃果母「別の用事? 穂乃果なら今いないけど……なに?」
海未「>>44」
穂乃果をお嫁さんにください
海未「実はおりいってお話がありまして……」
穂乃果母「? なに、改まっちゃって」
ガバッ
穂乃果母「!?」
海未「穂乃果を……お嫁さんにください!」
穂乃果母「は、はいぃ!?」
海未「一生をかけて愛し続けると誓います!」
穂乃果母「い、いやちょっと…」
海未「自分の人生を全て穂乃果に捧げます!」
穂乃果母「う、海未ちゃん?」
海未「どんな困難があろうと……必ず、必ず幸せにしてみせます!」
穂乃果母「ちょ、ちょっと……」
海未「だから…どうか! どうか穂乃果を私にください!」バッ!
穂乃果母(なんて必死な姿…本気、みたいね。私がかけるべき言葉は…)
穂乃果母「>>47」
↑
穂乃果母「……分かってるの? 同性同士で愛しあうことが世間からどんな目で見られるか」
海未「はい……分かっています」
穂乃果母「結婚するなら海外に移住しなきゃいけない。きっとこっちで暮らすより大変なことがたくさんあるわ。それも分かってる?」
海未「……はい」
穂乃果母「そう……それなら何も言わないわ」
海未「! なら…」
穂乃果母「当人同士愛し合ってるなら認めてあげるわ」
海未「……くっ」
穂乃果母「くっ?」
海未「な、何でもありません。じきに穂乃果と一緒に挨拶に来ますからそのつもりでお願いします!」バビュン
穂乃果母「ちょ、海未ちゃん!?」
━━
海未(くそっ…気持ちを無視してでも穂乃果をゲットするチャンスがふいになってしまいました……)
海未(ですが私は諦めません…! 次の策は練ってあります!)
海未(そう、>>51です!)
ことりを留学させる
海未(邪魔者は消し去るのみ…ことりを留学させてしまえばいいんです!)
海未(さすれば行き場を失った穂乃果の気持ちは……)
穂乃果『ことりちゃん…行っちゃった…』グスッ
海未『穂乃果……』ギュッ
穂乃果『! 海未ちゃん、ダメだよ…私はことりちゃんのことが…』
海未『辛い時くらいは私にも頼ってください。胸を貸すことくらいならできますから』
穂乃果『海未ちゃん…うっ……うえぇぇぇぇん!』ギュウッ
海未『うへへ』
海未(こうなること間違いなし……!)
海未(そしていずれは穂乃果と…)
神父『永遠に、アイシアウことをー、誓いますカ?』
穂乃果『はい、誓います!』
海未『もちろんです!』
神父『では…誓いのKissを……』
海未『はむっ…んちゅ…ほのかぁ……』
穂乃果『う、海未ちゃん……/// 激し過ぎ…ちゅむっ…んっ…///』
神父『……』
海未(こうなること間違いなし!)
海未(では……消えてもらいますよことり)
海未(……む、しかしどうやって留学させればいいんでしょうか…)
海未(……! そうだ、>>56すればいいのでは!?)
服飾関係の留学を勧める
海未(ことりは服飾に興味を持っていたはず……留学がことりにとってどれだけ魅力的なことかを勧めることができれば…!)
海未(さっそく資料を集めねば…!)ダッ
━━
ドンッ
ことり「う、海未ちゃん…これは?」
海未「海外の服飾で有名な高校の資料です」
穂乃果「へー、こんなにあるんだね」
ことり「で、でも何でこれを私に…?」
海未「ことりにとってかなり有益な物かと思いまして…見るだけでも価値があると思いますよ?」
ことり「えぇ~……そ、そうなの?」ペラッ
ことり「!」
ことり「……」フムフム
穂乃果「こ、ことりちゃん凄い集中力…」
海未(むふふ、まんまと私の策略にはまりつつありますね……そのまま読み進めれば必ず留学したくなるはずです…!)
ことり「う、海未ちゃん…私…」
海未「え? どうしました? り? り…なんですか?」
穂乃果「ことりちゃんまだ何も言ってないよ…」
ことり「私…>>59」
穂乃果ちゃんや海未ちゃんとお別れしたくない・・・よぉ
ことり「私…確かに服飾には興味あるよ」
海未「おお…では……」
ことり「でも……」
ことり「穂乃果ちゃんや海未ちゃんとお別れしたくない・・・よぉ」ポロッ
穂乃果「ことりちゃん…」
海未「ちっ」
穂乃果「え?」
海未「残念ですよことり。あなたにとって決して悪い話ではなかったはずなのに…」
ことり「う、海未ちゃん?」グスッ
穂乃果「なに、言ってるの?…海未ちゃん」
海未「まあ本人が行きたくないというなら仕方ありません。それでは…」
穂乃果「ちょ、ちょっと待ってよ!」ガシッ
海未「……なんですか?」
穂乃果「海未ちゃんさっきから何言ってるの!? まるでことりちゃんに留学して欲しいみたいに…ううん、いなくなって欲しいみたいな態度とって!」
ことり「海未ちゃん……私のこと、嫌いになっちゃったの……?」
海未「……>>62」
下1
海未「……嫌うはずがないじゃないですか。私はことりのことが大好きですよ」
穂乃果「じゃあなんで……」
海未「でも…私が本当に好きなのは……」
ことり「海未ちゃん……?」
海未「……くっ!」ダッ
穂乃果「海未ちゃん!」
━━屋上
海未(私が好きなのは…穂乃果)
海未(でも穂乃果はことりのことが好き)
海未(ことりがいなくなってしまえば、穂乃果はきっと私のことを見てくれる)
海未(でも…私は親友として、ことりのことも大好きです)
海未(ことりに留学を勧めて、本当は私はことりにどうして欲しかったんでしょうか…?)
海未(……くだらないですね。留学を勧めた以上いなくなって欲しかったのが本心です)
海未(しかし……)
海未(はぁ…頭がパンクしてしまいそうです……)
ガチャ
海未「!」
入ってきた人>>68
ことり
海未「ことり……」
ことり「はぁ……はぁ……海未ちゃん、足速いよぉ……」
海未「一応、鍛えてますから…それで、どうしてここへ?」
ことり「どうしても何も…急に走っていっちゃうんだもん。何かあったのかなって思って」
海未「……」
ことり「さっき、言いかけたよね。私が本当に好きなのは…って」
海未「はい…」
ことり「あれは…恋愛的な意味で誰か好きな人がいるって解釈でいいんだよね?」
海未「それであっていますよ…」
ことり「そっか…」
海未(これは……聞いてもいいんでしょうか。聞けば全て終わってしまうような気がする…でも……私は、聞かなければならない)
海未「ことりには…いますか?」
ことり「え……?」
海未「そういった意味でいう、好きな人は?」
ことり「私は……>>72」
今、目の前にいるよ
犯すのと好きなのは別物ってことで解決
ことり「……いるよ」
海未「! そうですか…どなたか、聞いても?」
ことり「うん……」スゥ…
ことり「今、目の前にいるよ」
海未「……え?」
ことり「ずっと、ずっと好きでした。だから……」
ことり「私と付き合ってください」ペコッ
海未(……え?)
海未(あ、頭がついていかない……私が好きなのは、穂乃果。穂乃果が好きなのは、ことり。そしてことりが好きなのは、私?)
海未(こ、これはいわゆる三角関係というものでしょうか…? 漫画でしか見たことがありません…それが自分の身に起こるなんて…)
ことり「海未ちゃん」
海未「! は、はい」
ことり「お願い、海未ちゃんの正直な気持ちを聞かせて欲しいの」ジッ
海未(ことりの目…穂乃果の時と同じ…)
ことり「どんな答えでも…海未ちゃん自身の思いを聞かせて…?」
海未(私の答え……私の思い…私は…)
海未「>>78」
下1
>>86
3人全員の気持ちを知ってる海未ちゃんだな
海未「……すみません、ことり」
ことり「!」
海未「あなたは勇気を振り絞って気持ちを伝えてくれました。だから私も…嘘偽りのない素直な思いをあなたを伝えます」
海未「私は穂乃果のことが……」
ことり「……そっか、うん、分かった」
海未「ことり……」
ことり「えへへ、気にしないでね。明日からもいつも通り海未ちゃんとお話するし、変に意識することもないから」
海未「…分かりました。私もそうするようにします」
ことり「うん、これからもずっと友達なんだから…いつまでも…仲良くしてね」ポロ…
海未「ことり…」
ことり「私、応援するからね。海未ちゃんの気持ちが穂乃果ちゃんに伝わるように…だから…だから…」
海未「ことり…すいません。あなたが泣いていても、私にはあなたを抱きしめる資格はありません」
ことり「……っ!」
海未「でも……あなたの友人としてなら…」
ナデナデ…
海未「こうして頭を撫でることくらいなら…許してもらえないでしょうか」
ことり「う、海未…ちゃん……うっ……ぐすっ…うえぇぇぇぇん……」
海未「……」ナデナデ
海未(いったい…これからどうすれば……)
━━海未の家
海未(ことりは泣き腫らした目で私を見て、穂乃果とのことを応援すると言いました)
海未(私も、穂乃果にことりとのことを応援すると言いました)
海未(そして…穂乃果とことり、二人の気持ちを知っているのは私ただ一人……)
海未(……ダメですね。こんな状況に陥った経験なんてありませんから、どうすればいいのかさっぱり分かりません…)
海未(>>88すれば解決の糸口が掴めるでしょうか……)
下1
海未(待てよ……?)
海未(今の状態は……)
ことり→海未→穂乃果→ことり→海未…………
海未(このように回り続けるウロボロスのようなもの……これを)
ことり→海未←穂乃果
海未(こうするだけで解決じゃないですか!)
海未(そう、重要なのは穂乃果の向き! ここさえ直せば矢印は私へ収束する!)
海未(そして私のことが好きなことりと私のことが好きになった穂乃果を両方愛せば無問題! 糸口どころか解決策そのものですよこれは!)
海未「ふふ、やることは決まりましたね……」
海未「穂乃果もことりも私のものにすれば解決ですね!」
━━
海未(そうなるとことりはともかく…やはりまずは穂乃果をゲットすることが最優先…)
海未(外堀から埋める策は徒労に終わりましからね…しかし私の頭ではこれ以上策は浮かばない気がします……)
海未(誰かに相談したほうがいいんでしょうか……?)ウーン
>>94
μ's緊急会議の時間でしょう!
海未(やはり…仲間に相談するのが一番ですね)
海未「……」プルルルル
━━部室
絵里「これよりμ's緊急会議を始めるわ」
真姫「急になんなの? 議題すら聞いてないんだけど」
凛「ラーメン…食べたかったにゃ」ガックリ
花陽「ま、また今度いこうよ凛ちゃん」アタフタ
希「実は今回の会議は海未ちゃんが招集かけたんよ」
にこ「海未が? 珍しいわね。……というか穂乃果とことりがいないわよ?」キョロキョロ
海未「その二人は呼ぶわけにはいかないんです。今回の議題は私と穂乃果とことりの関係についてです。では…聞いてください」
━━
絵里「な、なんということに……」
希「これはまた厄介な状況になってるね……」
真姫「いや~な三角関係が出来上がってるわけね……」
凛「幼馴染で三角関係…血生臭くなりそうにゃー」
花陽「凛ちゃん、そういうことは思っても言っちゃダメだよ!」
にこ「で、あんたの解決策が穂乃果とことりの両方を手に入れると」
海未「ええ。そこでみんなの知恵を借りたいのです。どうすれば穂乃果をことりから私に乗り換えさせることが出来るか……」
ウーン……
>>97「……あっ!」
凛
海未「どうしました? 凛」
凛「いいこと思いついたよ!」
絵里「何かしら?」
希「凛ちゃんが発言するなんてこれまた珍しいね。いつもは寝てるのに」
真姫「もしくはラーメンのこと考えてるかね」
にこ「ラーメン食べ損ねたみたいだし、お腹減ったの凛?」
凛「みんなひどいにゃ! 真面目に考えたのに!」
花陽「り、凛ちゃん。私はちゃんと分かってるよ?」
凛「うぅ……かよち~ん」ギュッ
花陽「よしよし」ナデナデ
海未「それで、何を思いついたんですか?」
凛「うん、>>100!」
まずは海未ちゃんが穂乃果ちゃんに告白しなきゃ!
凛「まずは海未ちゃんが穂乃果ちゃんに告白しなきゃ!」
海未「えぇ!?」
凛「だって言ってみなきゃ分かんないよ?」
絵里「一理あるわ。穂乃果はことりのことが好きっていったみたいだけど、海未が穂乃果に気持ちを伝えなきゃ何も始まらないと思う」
希「そうやね。海未ちゃんの気持ちを穂乃果ちゃんに知ってもらわないことには何も始まらないと思う」
真姫「下手したら穂乃果がオッケーだしたりしてね」
にこ「そしたらその時点で解決、よね? ことりがそれでいいのかはまだ分からないけど……」
花陽「海未ちゃん、頑張って!」
海未「穂乃果に、告白……」
海未(正直かなり緊張しますが…確かに伝えてみないことにはなにも始まらない……)
海未「……分かりました。やってみます」
━━屋上
穂乃果「海未ちゃーん」
海未「来てくれましたか、穂乃果」
穂乃果「もちろん。この前はどうしたの? 急に走ってどこかに行っちゃったけど…」
海未「大したことじゃありませんよ。……それより膝に絆創膏が貼ってありますが」
穂乃果「あー、海未ちゃん追いかけようと走ったら転んじゃって」タハハ
海未「そうでしたか…申し訳ありません」ペコッ
穂乃果「いいのいいの。私がドジだからいけないんだし。でも海未ちゃん何もなかったみたいでよかったよー」
海未(他者に対して常にまっすぐな姿勢で接する……私はあなたのそういうところを好きになったのかもしれませんね…)
穂乃果「それで用事って?」
海未「ええ……穂乃果、私は>>103」
ゾロア…だったんです(ドロン)
とりあえず今回はここまで。
さくっと終わらせるつもりがこんなことになるとは……
海未「ゾロア…だったんです」
穂乃果「え?」
ドロン!
穂乃果「!?」
ゾロア「……」
分類 : わるぎつねポケモン
タイプ : あく
高さ : 0.7 m
重さ : 12.5 kg
人や 他の ポケモンに 化ける。自分の 正体を 隠すことで 危険から 身を 守っているのだ。
※ポケットモンスターホワイト、ポケモン図鑑より引用
穂乃果「こ、これは…ポケモン! ことりちゃんのとさかと同じ!?」
ゾロア「……」グニャ…
穂乃果「え!?」
ゾロア→ホノカ「久しぶり」
穂乃果「め、メタモンになったぁー!?」
ホノカ「ホノカってよんで欲しいな」
穂乃果「ということはつまり……海未ちゃんに化けたゾロアに変身したメタモンのホノカの仕業だったんだね! うわ、すっごいややこしい!」
ホノカ「二段式とは予想できなかったでしょ?」
穂乃果「う、うん。いやー、びっくりした。……でも何でこんなことしたの?」
ホノカ「>>110」
穂乃果ちゃんに成り代わるため
ホノカ「穂乃果ちゃんに成り代わるため
だよ」
穂乃果「へ? 私に成り代わる?」
ホノカ「うん」
穂乃果「うんじゃないよ! いきなりそんなこと言われても意味分からないよ!」
ホノカ「色々と事情があって…」
穂乃果「というか私に成り代わるのに何で海未ちゃんに化けたゾロアになってたの? ホントにイミワカンナイよ…」
ホノカ「油断させて気絶させようとしたんだけど…良心が痛んでね。事情を説明してから成り代わることにしたんだ」
穂乃果(さりげなく恐ろしいこと言ってる……)
穂乃果「じ、事情ってなに?」
ホノカ「>>112
風邪をひいた海未ちゃんに頼まれたんだ
ホノカ「風邪をひいた海未ちゃんに頼まれたんだ」
穂乃果「あ…そういえば海未ちゃん今日学校来てなかったっけ……」
穂乃果「え、でも待って。それって海未ちゃんがホノカにゾロアに変身して海未ちゃんに化けて穂乃果を油断させたところを気絶させて穂乃果に成り代われって言ったってこと?」
ホノカ「穂乃果ちゃん、何言ってるの?」
穂乃果「このややこしい状況を説明したんだよ!」
ホノカ「ジョークだよジョーク。ま、失敗しちゃったみたいだからホノカは消えるね」
穂乃果(一人称ホノカだったんだ……やっぱりやだなぁ……)
穂乃果「……いや待ってよ! 何で海未ちゃんはホノカにそんなこと頼んだの!? ていうか海未ちゃんホノカのこと知ってたの?」
ホノカ「それは本人に聞いてよ。ホノカは元宿主の友人のよしみで協力しただけだし。海未ちゃんは前々から知ってたよことりちゃんの髪セットした時に気づかれた」ニュルニュル
穂乃果(うわやっぱり気持ち悪い)
穂乃果(これは直接海未ちゃんに聞いてみるしかないのかなぁ……)
━━園田家
海未「ごほっ、ごほっ!」
海未(うぅ…告白の緊張から知恵熱をだしてしまうとは…不覚。ホノカの方はうまくやっているでしょうか……)
ピンポーン…ガチャ…スタスタスタ…バーン!
穂乃果「お邪魔します海未ちゃん!」
海未「穂乃果!? いくら気心の知れた友人といえど勝手に家に侵入しないでください!」
穂乃果「堅いことはいわないで、何で穂乃果にホノカをけしかけたのか説明してもらうよ」
海未「? なにいってるんですか穂乃果?」
穂乃果「ああややこしい! 何で人間の穂乃果にポケモンのホノカをけしかけたのかってこと!」
海未「そ、それは……>>114」
何ですかそれ?頼んだ内容と違うんですが
海未「何ですかそれ?頼んだ内容と違うんですが」
穂乃果「え、えぇ~!?」
海未「私がホノカに頼んだのは>>116ですよ」
穂乃果とことりを私のも・・・ゴホゴホ
いえ、穂乃果とことりを遠ざけてほしかったのです
海未「穂乃果とことりを私のも・・・」
穂乃果「え?」
海未「げっほ、ごほぉっ!」
穂乃果「うわわ、大丈夫海未ちゃん!?」
海未「い、いえ…大丈夫ですよ……」
海未(私は何を言おうと…!? そのまま言ってしまったら元も子もないじゃありませんか! ここは遠回しな感じでいかないと…
穂乃果「そ、それで海未ちゃん。今なんて?」
海未「いえ、さっきのは間違いです。本当は……穂乃果とことりを遠ざけてほしかったのです」
穂乃果「え……?」
海未(……ん? 遠回しですよね、これ? 熱で微妙に頭が回りませんが多分大丈夫でしょう)ボーッ
穂乃果「海未ちゃん…何でそんなこと言うの…? 私がことりちゃんのこと好きなの知ってるよね? それに応援してくれるって……」ジワ…
海未(し、しまった…! 今のは悪手!? な、何か言わないと……)
海未「穂乃果、その…>>118」
だって私もほのかが好きだったんですから。
海未「そうではないんです……穂乃果とことりの仲を引き裂こうとしたわけではないんですよ」
穂乃果「え……?」
海未「……」トクン…トクン…
海未「だって━━」
海未「だって私もほのかが好きだったんですから」
穂乃果「海未…ちゃん?」
海未「私はあなたのことが好きです。迷いのないまっすぐな瞳も、転んでも必ず立ち上がり挑戦し続ける強い心も、あなたの全てが大好きなんです」
穂乃果「で、でも…私……」
海未「いいんです。私は自分の思いの丈を吐き出しただけ。あなたに答えてもらおうとは思っていませんよ。……さて、ではそろそろ床に就…」
穂乃果「待って!」ガシッ
海未「…穂乃果」
穂乃果「わたし…私……」
穂乃果「>>120」
気づかずに海未ちゃんに負担かけちゃってたのかな、ごめんね
穂乃果「海未ちゃんは私のことを好きになってくれてたのに……私、ことりちゃんとのこと応援してなんて言って…」ポロッ…
海未「穂乃果…」
穂乃果「海未ちゃんの気持ちに気づかずに…海未ちゃんのこと傷つけて…負担、かけちゃってたのかな……」ツゥ
穂乃果「ごめんね……海未ちゃん……」ポロポロ
海未「…穂乃果がそんなことを気にする必要はありませんよ。私には私の思いがあって、穂乃果には穂乃果の思いがある。ただそれだけです」
穂乃果「海未ちゃん……」
海未「それがたとえ…別の方向に向いたものがあっても、それは仕方のないことなんです」
海未(そうです…それが普通……。しかし、私のやろうとしていることは真逆…今にして思えば正しいことなんでしょうか……?)
穂乃果「海未ちゃん……ごめんね、ごめんね…」ポロッ…ポロッ…
海未「そんなに泣かなくてもいいんですよ穂乃果。あなたは何も悪くないんですから。……でも、先ほどはああ言いましたが、やはり…ちゃんとした返事をもらえませんか?」
穂乃果「返事……」
海未「ええ、そうすれば綺麗に収まります」
穂乃果「……>>122」
ご、ごめん明日、明日ちゃんとはっきりと答える。
今頭の中ぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからない。
穂乃果「……ご、ごめん明日、明日ちゃんとはっきりと答えるから。…今頭の中ぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからない……」
海未「そうですか…。分かりました、無理に聞き出そうとしてすいません」
海未(穂乃果はことりのことが好き…ならばここではっきりと言ってくれてもいいんですがね…穂乃果のこと、私に気を遣っているんでしょう……)
穂乃果「じゃあ…今日はこれで」
海未「ええ。また明日、学校で」
穂乃果「うん。海未ちゃん、ちゃんと風邪なおしてね」
海未「ええ…」
海未「……」
海未(き、緊張しました……緊張しすぎて…穂乃果が帰ったら…一気に…)
バタッ…
━━穂乃果んち
穂乃果(え、え~と…頭の中を整理しなきゃ)
穂乃果(まず私と海未ちゃんとことりちゃんは幼馴染)
穂乃果(それで私は…ことりちゃんのことが好き…)
穂乃果(でも海未ちゃんは私のことが好き、か)
穂乃果(…どうすればいいんだろ。私が、私が海未ちゃんの気持ちを傷つけてたのは間違いないし…やすやすと海未ちゃんの気持ちを無碍にするわけにもいかないよ…)
穂乃果(でも私が好きなのはことりちゃん…)
穂乃果「うぅ~……もーーーー!!」
穂乃果母「穂乃果! うるさいわよ!」
穂乃果「わっ、お母さん!?」
穂乃果母「まったく…近所迷惑を考えるようにっていつも言ってるでしょ」
穂乃果「ご、ごめん……」
穂乃果(…そうだ。お母さんに相談してみようかな。私より人生経験断然豊富なわけだし)
穂乃果「ねぇ、お母さん」
穂乃果母「なに?」
穂乃果「>>124」
いつも一緒にいる子を好きになっちゃって……もう1人のずっと一緒にいた別の子にも好きだって告白されて、
でも、やっぱり私は別の子が好きで、告白を断ったら今まで好きでいてくれた子に申し訳がなくて、
でも告白を受け入れても私は別の子のことを忘れられないと思うの。それもやっぱり告白してくれた子に失礼で、
どうすればいいのかな?
穂乃果「いつも一緒にいる子を好きになっちゃって……もう1人のずっと一緒にいた別の子に好きだって告白されて、
でも、やっぱり私は別の子が好きで、告白を断ったら今まで好きでいてくれた子に申し訳がなくて、
でも告白を受け入れても私は別の子のことを忘れられないと思うの。それもやっぱり告白してくれた子に失礼で、
どうすればいいのかな?」
穂乃果母「ご、ごめん。ちょっと待って」
穂乃果母(急にすっごい重い相談をされた…)
穂乃果母「要するにあれよね? 三角関係で板挟みの状態になってるわけね?」
穂乃果「うん……」
穂乃果母(誰だかまでは聞かない方がいいわよね……あれ? そういえば前に海未ちゃんが…いや今は考えちゃダメよね)
穂乃果「私…どうすればいいのかな。二人ともとっても大切な人なのは変わりないんだ……だから苦しいの……」
穂乃果母(穂乃果……母親として私が言えるのは…)
穂乃果母「>>127」
友人としての好きなのか恋愛として好きなのか自分の心に聞いてみなさい。
同情はお互いに傷つけるだけだわ。
穂乃果母「友人としての好きなのか恋愛として好きなのか自分の心に聞いてみなさい。
同情はお互いに傷つけるだけだわ」
穂乃果「友人としてか、恋愛としてか……?」
穂乃果母「そうよ。よーく考えてみなさい」
穂乃果「で、でも…それでどっちかを傷つけちゃったら…?」
穂乃果母「その時はその時よ」
穂乃果「そんな…」
穂乃果母「穂乃果、よく聞きなさい。恋愛にはね、幸せになる人がいる一方で必ず不幸になる人もいるわ。……視野をもっと広げてみれば、あんたの友達のことを好きな子は他にいるかもしれない」
穂乃果「そう、なのかな…」
穂乃果母「そうよ。思いの強さに違いはあっても心のどこかで憧れを持ってた子がいるかもしれない。そんな子をまで含めて全員が幸せになるなんて…無理なの」
穂乃果「……」
穂乃果母「今は、ね」
穂乃果「え……?」
穂乃果母「時間っていうものはそういう傷を癒してくれる。今すぐってわけにはいかないけど……いずれは失恋を良い経験だったと思うようになることもできるわ。だからね……」
穂乃果母「あんたは周りの迷惑なんて考えずに、やりたいようにやんなさい」
穂乃果「……えへへ、ありがとうお母さん。ちょっとすっきりしたかも」
穂乃果母「そう、じゃ、そろそろお風呂入っちゃいなさい」
穂乃果「はーい」タタッ
穂乃果母(私に言えるのは…これくらいよね。あとはあの子次第…)
━━翌日
穂乃果(よっし! 今日はちゃんと海未ちゃんの気持ちに答えるぞー!)
ことり「ほ、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「あれ、ことりちゃん。どうしたの?」
ことり「海未ちゃんが風邪で倒れて……>>129な状態になっちゃったって……!」
穂乃果「!? そんな……」
意識不明
━━西木野総合病院
ピッ…ピッ…
海未「……」
穂乃果「海未ちゃん…どうしてこんな…」
ことり「おうちの人が見つけた頃には…既に意識はなかったんだって……」
ガララ
真姫母「風邪もなめると恐いからね、いつ頃目を覚ますかは分からないわ…」
穂乃果「真姫ちゃんのお母さん…」
真姫母「とりあえず一度学校に戻りなさい。終わってからまたみんなで会いに来たらいいわ」
ことり「……はい」
━━
穂乃果「海未ちゃんがあんなことになるなんて…」
ことり「放課後みんなでお見舞いに行こうね」
穂乃果「うん…」
ことり「……そういえば穂乃果ちゃん。昨日急に屋上に行ってから早退してたけど何かあったの?」
穂乃果「実は……」ハッ
穂乃果(これ…話していいのかな……海未ちゃんが私のことを好きってことと…私がことりちゃんのことを……ど、どうしよう…でも……そういえば私、ことりちゃんの気持ちは知らないんだよね…)
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「あ…えっと>>131」
ナンデモナイヨ、ナンデモ
穂乃果「ナンデモナイヨ、ナンデモ」
ことり「えぇ~、それ私の…」
穂乃果「じゃあ先に行くね!」ダッ
ことり「ほ、穂乃果ちゃーん!?」
ことり(あ、怪しいにも程があるよ…絶対何かあったに違いない…!)
━━学校
ことり「……」ジーッ
穂乃果(や、やばい……ことりちゃんに疑われてる…でも昨日のことはそうそう話すわけにはいかないんだよ…!)タタッ
ことり(穂乃果ちゃん…またどこか行っちゃった……これは聞いても素直に教えてくれそうにないなぁ…)
ことり(>>133してみよう)
μ'sのみんなに相談
ことり(μ'sのみんなに相談してみようかな…)
━━部室
絵里「ではこれよりμ's緊急会議を始めるわ」
真姫「最近やったばっかりだけどね」
ことり「え、そうなの?」
にこ「にこぉ!」ドズン
真姫「う"ぇあ!?」
凛「な、何でもないよことりちゃん。真姫ちゃんの妄言だよー」
花陽「そ、そうそう。真姫ちゃん次の新曲作るのにスランプ状態で…ちょっと疲れてるんだよ!」
希「その通り。さ、今日招集かけたんはことりちゃんやろ? どんな相談事?」
ことり「実は……」
━━
絵里「なるほど。それで穂乃果は呼ばなかったのね」
希「海未ちゃんも入院中やし、放課後になったらみんなでお見舞いに行かなきゃね」
にこ「ま、海未のことも心配だけど、今はことりの相談事を解決しなきゃね」
真姫「うぅ…まだ痛い……」
花陽「だ、大丈夫真姫ちゃん?」
凛「それで…穂乃果ちゃんの様子がおかしいんだよね?」
ことり「うん、みんな何か心あたりないかなって」
絵里「う~ん……」
絵里(多分…まず間違いなく三角関係絡みのことよね……)
希(そうやね…早退して向かったのはおそらく…)
にこ(海未の家、でしょうね…)
真姫(そこでどんな会話があったのかは知らないけど、結果的に穂乃果は何かに悩むことになった…?)
花陽(ことりちゃんに海未ちゃんの作戦とか穂乃果ちゃんの思い人のことは話せないよね…どうすればいいんだろ…)
凛(……あれ? これ会話してるの?)
絵里(誰か…いい手段の浮かんだ人はいない?)
>>135(……はい!)
希
希(ウチにお任せやん!)
絵里(希……他に案のある人はいなさそうだし、頼んだわ)
希(ラジャー!)
希「ことりちゃん」
ことり「希ちゃん…?」
希「穂乃果ちゃんは多分>>137なんやと思うんよ」
生理
希「多分穂乃果ちゃんは生理やと思うんよ」
ことり「ふええぇ!?///」
絵里(ちょ、いきなり何いってるのよ希!?)
希(だ、だって…素直に全部話すわけにはいかないし……)
にこ(だからってその言い訳はないでしょうが!)
ことり「ほ、ほほ、穂乃果ちゃんが……///」プシュー
真姫(ほら、ことりが沸騰しちゃってるじゃない!)
花陽「あ、あわわ……///」プシュー
真姫(花陽も!)
凛(生理ってなんだっけ……?)
希(で、でもうやむやにはできたと思うんよ!)ドヤッ
絵里(どうなのかしらね……)
絵里「ことり」
ことり「ぴぃっ!? な、なに……?///」
絵里「これで疑問は解けたかしら?」
ことり「えぇ!? え、えっと……>>141」
下1
ことり「生理周期的にそれはおかしいよ!」
希(なんと!?)
絵里「え……穂乃果の生理周期把握してるの?」
ことり「もちろん。私の目的は穂乃果ちゃんを犯すことだもん。いつ間違いを起こしてもいいように1時間単位で把握してるよ」
真姫(どんだけ綿密に調べてんのよ……)
にこ「生理周期ってそこまで正確に分からないでしょ!?」
ことり「幼い頃からの研究とそのなかで身についた嗅覚と勘を用いれば容易いことだよ」
花陽「こ、ことりちゃんてすごい人だったんだね…」
凛「かよちん、そこで感心するのはおかしいよ」
ことり「というわけで生理はあり得ないよ。他の意見はあるかな?」
絵里(くっ……どうすれば…)
>>145(はい!)
にこ
にこ(ここはにこに任せなさい!)
絵里(OK、頼んだわにこ)
にこ「ことり、きっと>>148なのよ」
ぶっちゃけると穂乃果は海未が自分の事好きだって知ったんじゃないの?
穂乃果→ことり→海未→穂乃果
一方通行の三角関係よね。
にこ「ぶっちゃけると穂乃果は海未が自分の事好きだって知ったんじゃないの?
穂乃果→ことり→海未→穂乃果
一方通行の三角関係よね」
ことり「え……?」
他(ぶっちゃけやがった……!)
絵里(にこおぉぉぉ! そのまんま伝えてどうするのよ!)
にこ(いずれは分かることでしょ、隠しておいても仕方ないわ)
希(それはそうかもしれんけど……)
にこ(どうせ解決できるのは本人達だけなんだから、にこ達はちょっとアドバイスするだけが限界よ)
真姫(ん……言われてみればそうかもね)
花陽(で、でも……大丈夫かなことりちゃん)
凛(信じるしかないにゃ!)
ことり「ちょ、ちょっと待ってにこちゃん…海未ちゃんが穂乃果ちゃんのこと好きなのは知ってたけど、穂乃果ちゃんが好きなのは…?」
にこ「言ったとおりよ。あんたよことり」
ことり「わ、私……?」
にこ「何でにこ達がそれ知ってるのかは言えないけど…確かな情報よ」
ことり「穂乃果ちゃんが…私のことを……そんな、そんなのって…」
にこ「…あんたがどう思うのかは別だけど、一度穂乃果と話してみなさいよ。ここで悶々としてても本当はどうなのか、穂乃果しか知らないんだから」
ことり「う…うん……」
絵里(私達にできるのは見守ることだけね…)
希(どうにか丸く収まるといいんだけど……)
━━(いつもの)屋上
ことり(穂乃果ちゃんは……私のことが好き…? じゃあ…私はどうすれば……)
ガチャ
穂乃果「こ、ことりちゃーん…なにかな?」
穂乃果(ことりちゃんに呼び出されるとは……うぅ、今朝のこと追求されたらなんて答えればいいんだろ……)
ことり(聞かなきゃ…穂乃果ちゃんに……)
ことり「穂乃果ちゃん……>>150」
えっち……しよ?
いま……ここで………ね?
ことり「えっち……しよ?
いま……ここで………ね?」
穂乃果「え?……えええぇぇぇぇ!?」
ことり(ふひひ、もう考えるの面倒くさいや。穂乃果ちゃんを犯すという我が悲願さえ達成できれば……全てが解決する!)
穂乃果「こ、ことりちゃん…なにいってるの!?///」
ことり「言葉の通りだよ。普通なら勉学に励むべき学び舎、人のいない屋上、そこで情事にふける。これほど背徳感を感じるシチュエーションもそうそうないよ」ジリジリ
穂乃果「ま、待ってよことりちゃぁん……///」
穂乃果(そ、そりゃいずれはそういうこともしたいと思ってたけど…///色々すっ飛ばしすぎでしょこれ!)
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「こ、ことりちゃん…/// >>152」
下1
穂乃果「う、海未ちゃんとちゃんとお話してからにしようよ…///」
ことり「ん? なんでそこで海未ちゃんが出てくるのかな?」
穂乃果「だ、だって……」
穂乃果(言わなきゃ……ダメみたい…)
穂乃果「海未ちゃんは…私のことが好きなんだもん! それがちゃんと解決してからじゃないと…ことりちゃんとそういうことはできないよ!」
ことり「!」
ことり(やっぱり…昨日早退したあとに海未ちゃんとそのことを話したんだね……それで…穂乃果ちゃんは板挟みの状態になって…だから今朝は様子がおかしかったんだ…)
ことり「……ふふ、ごめんね。分かった、海未ちゃんと話してからにしようか」
穂乃果「う、うん…」
穂乃果(……あれ? これってどういうこと? ことりちゃんが私とそういうことをしたいというのは…つまり……)
穂乃果「……ねえ、ことりちゃん」
ことり「なに?」
穂乃果「……」スゥー…ハアァァ…
穂乃果「ことりちゃんは私のこと、どう思ってるの?」
ことり「!」
穂乃果「お願い、教えて……」
ことり「……>>156」
好きだよ、犯したいくらいに
ことり「好きだよ、犯したいくらいに」
穂乃果「お、おか…/// で、でもそっか……嬉しいな。私達、両思いだったんだね……ことりちゃん、私もことりちゃんのことが好きだよ! 友達としてじゃなく、恋人として!」
ことり「穂乃果ちゃん…」
ことり(穂乃果ちゃんも海未ちゃんも好きになるのってやっぱりずるいことなのかなぁ……ふふ、でもここは喜んでおいても罰は…あれ? そういえば海未ちゃんに穂乃果ちゃんとのこと応援するって言ったんだっけ……)
ことり(……)
ことり(ど、どうしよう……考えられるのは…三人一緒に幸せになっちゃう、とか? うぅ、とりあえず海未ちゃんと話さなきゃ)
ことり「そ、それじゃあみんなで海未ちゃんのお見舞いにいこっか。続きは帰ってきてからということで」
穂乃果「あ…うん!」
穂乃果(ほ、本当はキスとかしたかったけど…まずは海未ちゃんとお話しなきゃね!)
━━西木野総合病院
真姫母「あら、みんな。丁度よかったわ、さっき目を覚ましたところよ」
絵里「本当ですか? よかった…」
希「大事にならなくて一安心やね」
真姫「ええ」
花陽「明日には学校来れるのかな……?」
凛「そうだといいよねー」
にこ「じゃ、最初は幼馴染組から行きなさい」
穂乃果「うん、分かった」
ことり「お邪魔しまーす」
ガラッ
海未「>>158」
ばぶー
海未「ばぶー」
ことり「え?」
穂乃果「う、海未ちゃん…?」
絵里「ちょっと、どうしたの?」
希「何かあったん?」
穂乃果「う、海未ちゃんが…」
海未「ばぶばぶぶー」チュパチュパ
真姫「な…これは…」
にこ「赤ん坊みたく指しゃぶってるわね」
凛「貴重な光景だねー」
ことり「み、みんな冷静すぎない…?」
花陽「い、いったい海未ちゃんの身になにが…?」
真姫母「どうやら風邪の後遺症で赤ん坊のようになってしまったようね」
穂乃果「か、風邪ってこわいんですね…」
絵里「なにか…治す方法は?」
真姫母「>>160」
愛する人からのキス
真姫母「愛する人からのキスがあれば治るでしょうね」
絵里「ほ、本当ですか……?」
希「人体って不思議やね」
真姫「ま、そういうことなら話は早いわね」
にこ「ええ。穂乃果、さくっとやっちゃいなさい」
穂乃果「え、えぇ~!?」
凛「穂乃果ちゃんがキスしなきゃ海未ちゃんずっとこのままだよ?」
花陽「が、頑張って!」
穂乃果「他人事だと思って~!」
ことり「穂乃果ちゃん、お願い!」
ことり(おそらく海未ちゃんも穂乃果ちゃんも初体験…でも海未ちゃんが元に戻らなきゃどうしようもない……!)
穂乃果「こ、ことりちゃん…」
穂乃果(うぅ……でも海未ちゃんがこのままは嫌だなぁ……ファーストキスはことりちゃんて決めてたけど、これはノーカンだよね!)
穂乃果「よーし、やってやる!」
海未「ばぶ?」
穂乃果(海未ちゃんの顔…いつも思ってたけど近くでみると本当に端正だなぁ……)
穂乃果(……って、余計なことは考えないでさっとしちゃおう!///)
穂乃果「んっ!」チュッ
海未「>>162」
最低です・・・
あなたは最低です!
バチーン!
穂乃果「!?」
海未「最低です・・・
あなたは最低です!」
絵里「ちょ、海未!?」
希「元に戻ったみたいだけど……」
真姫「な、なんでビンタかましたのよ!?」
海未「穂乃果…あなたはことりのことが好きと言っていたじょないですか……それなのに私の唇を奪うなど…!」ギリッ
にこ「落ち着きなさいこのアホ!」
花陽「そ、そうだよ。穂乃果ちゃんは海未ちゃんの赤ん坊化を治そうとしてキスしたんだよ?」
海未「……え?」
穂乃果「……」ジワッ…
凛「助けてくれた人に向かってフルスイングビンタなんて海未ちゃんも人が悪いにゃー」
ことり「り、凛ちゃん追い打ちかけちゃダメだよぉ!」
海未「ほ、穂乃果すいません、さっきまでの記憶は私にはな…」
穂乃果「うえええええぇぇぇぇぇん!!」
海未(ほ、穂乃果が泣き出してしまいました…! こ、ここは>>164)
下1
海未(ここは……!)
チュッ
穂乃果「ふぇ?」グスン
海未「すいません、穂乃果。突然のことで少し取り乱してしまっただけですから、落ち着いてください」
穂乃果「海未ちゃん…」
海未(少しショックを与えて冷静さを取り戻させる…ついでに穂乃果とキスまでできるという完璧な作戦ですね。さすがは私です!)
ことり(海未ちゃんと穂乃果ちゃんがキス…私の思い人がキスし合う……いい!)グッ
穂乃果(わ、私ことりちゃんのことが好きなのに…海未ちゃんとキスしちゃった…でも何だろう…心があったかいや)
希「何やねんこれ」
にこ「完全に蚊帳の外ね」
真姫「なんかイラっときたわ」
花陽「もう三人で付き合えばいいのに…」
凛「凛たちバカみたいにゃ」
絵里「帰りましょう」
真姫母「あ、気をつけて」
━━
海未「……ふー、そうですか。三人がそれぞれの気持ちに気づいてしまったわけですか」
ことり「うん……」
穂乃果「な、なんか面白い関係だよね私達」アハハ
海未「そしてこの現状を打破するために考えた私の策が……もう言ってしまったほうがいい気がするので説明しますが…かくかくしかじかというわけです。二人はどうでしょう?」
ことり「わぁ…いいねそれ、私は賛成! 穂乃果ちゃんも海未ちゃんも大好きだもん!」
海未(あれ、意外とあっさり……)
海未「穂乃果はどうですか?」
穂乃果「>>170」
下1
穂乃果「……そっか、三人一緒かぁ」
海未「穂乃果?」
穂乃果「私ね、昨日いっぱい考えたんだ。誰も傷つかずにすまないのかなって。お母さんには無理だよって言われちゃったけど」
ことり「穂乃果ちゃん……」
穂乃果「でも……そうだよね。三人が三人全員のことが好きで、一緒に思いを共有できるならそれが一番いいよね」
穂乃果「やろう、三人で」
海未「…ふふ、ファーストライブの時のことを思い出しますね」
ことり「えへへ、あの時も三人一緒だったね」
穂乃果「うん、私達はいつまでも三人一緒だよ!」
穂乃果「さぁ、始めよう! 私達のファーストライブ(初体験)を!」
ことり「うん!」
海未「もちろんです!」
真姫母「いや病院のベッドでやるのはやめてくれない?」
FIN
くぅ疲
ポケモン歴は金銀で止まってます
━━後日、部室
穂乃果「海未ちゃん、あーん♪」
海未「は、恥ずかしいですよ穂乃果…みんな見てますし///」
穂乃果「えぇ~、もっと恥ずかしいことしたんだし今更だよ海未ちゃん。ほら、あ~ん」
海未「……あ、あ~ん」パクッ
穂乃果「どう? おいしい?」
海未「え、ええ…とても美味しいです///」
穂乃果「えへへ、よかったぁ」
ことり「ふふ、一緒に特訓した甲斐があったね穂乃果ちゃん」
穂乃果「うん! はい、ことりちゃんもあ~ん」
ことり「あ~ん♪」パクッ
海未「……よ、よかったら私のお弁当も食べますか?」
穂乃果「え? いいの!?」
海未「ええ。貰ってばかりだと悪いですから」
ことり「やった~、じゃあ海未ちゃん。はい」スッ
海未「?…!……わ、分かりましたよ。あ、あ~ん」
ことり「はむっ、んん~、おいし~」
穂乃果「あ~、ことりちゃんばっかりずるいよぉー。海未ちゃん、私にもちょうだい」
海未「ふふっ、はいはい」
穂乃果「そしたら次はことりちゃんのお弁当も食べたいなぁ」
ことり「えへへ、もちろん。三人で一緒に食べよ♪」
穂乃果「わーい、二人とも大好き!」
海未「もう、食事中に抱きつかないでください。……わ、私も大好きですよ二人とも」
ことり「私も穂乃果ちゃんと海未ちゃんのことだ~いすきだよ」ニコッ
穂乃果「これからも三人、ずっと一緒だね!」ギュー
海未「ええ。ずっとです」ギュッ
ことり「うん。いつまでもずっと♪」ギュッ
穂乃果「えへへ、嬉しいなぁ」ニコッ
他「部室でいちゃつくな」
本当に終わり
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