男「獣耳を生やせるスイッチ?」(132)
はよ
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \ そんなこと言われても
/ (●) (●) \ どうすりゃいいのさ
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/´ `\
/ / l l .
__l l_.[] _____/_/__
ヾ_ノ
|
|
|__ コロ・・・・
_____\ コロ・・・・
()__)」
んんwwwww>>1は続きを書く以外あり得ないwwwwwwwwww
これは立て逃げか?
けもみみ♪
男 「獣耳が生やせるスイッチが出来た」
男 「本当はやる気スイッチを作ろうと思ったのに……」
男 「とりあえず、我が愛しい妹で試すか」
Z^ヾ、 Zヾ
N ヽヘ ん'い ♪
|:j rヘ : \ ____ _/ :ハ;、i わ
ぐ^⌒>=ミ´: : : :": : :`<ヘ∧N: :| し っ
∠/ : : ヘ: : : : : : : : : : : `ヽ. j: :| l ち
/ /: : /: /: : : /: : : : ^\: : :∨: :| て わ
/ //: : ∧/: : : :ハ : : \/:ヽ : ',: :ハ や っ
/:イ: |: : :|:/|\: / : :_/|ヽ: :|: : :l: : l ん ち
. /´ !: :l: : l代ラ心 ヽ:ィ勺千下 : | : :| よ に
|: :|: : |l∧ト::イ| |ト::::イr'|ノ゙: | : :| l
|: :l: :小 弋少 :. ゞ=‐'/: : ;リ : :| ♪
|: :|: : 八"" r‐― V)"/: : /: : ;.;' />
Ⅵ : : : |>ーゝ _____,.イ⌒^`ーi : :八 </
ヽ{: : !: /: : /IW ,(|_;i_;|_j__j: : : : \ に二}
㍉㍍≒==く: : ヾ:{__;'ノ∠ムム>‐弋 : : : : : : j: : : : '.
㍉㍍≒/竺≧=巛_>''7 | >、!: : : ハ: : : }
レ'´|/く二>{__,|x-</}: / } /∨
/;∠.___ノレ<〕__'´ ´
__厂X/XX{ ) ヾ! \ \ヘヘヘ、_
{{Zんヘ/XXXXじ |! `くxべべイ }
_∧/ん<Xx厶 |! r' ̄〈ヽ_!〈
\ L 辷ヒ二二/ |! _/\「 r┘ーヽ`} ノ}
`ヘ_`¬ヘxヘxヘxヘル^ xヘ厂: :=-: :(◯)'′
~^∀ヘxヘxヘxヘ/∀ー=-一'^ ̄´ ̄
男 「妹ちゃん妹ちゃん」
妹 「ん、何?」
男 「このスイッチを押して」スッ
妹 「何このボタン?」
男 「やる気スイッチ」
妹 「?」
男 「外部から自らに干渉すべく作ったんだけど、自分で押しても意味が無いみたいで……」
男 「だから、妹ちゃんに押してもらおうと」
妹「ぎゃあああああああああああ」メキメキッグチョッ
俺「い、妹の耳が激しく変形していくッ!!」
妹 「いいけど、変なものじゃないよね?」
男 「当然だ。第一僕は変なものを作ったためしがない」
妹 「ダウト」
男 「嘘じゃないよ。実際、その価値が分からない人にとってはガラクタなんかに見えるかもしれないけどさ」
妹 「その価値はお兄ちゃんにしか理解できないんだよ」
男 「ごちゃごちゃ言わずに押すっ。これは目に見えて変化があるから問題なーし」
妹 「その変化が怖いんだけど……」ポチッ
ぱんつけしとんだ
ボンッ
男 「うわっ。けむっ」
妹 「こほっこほっ」
妹 「なっ何?」フサッ
男 「おおっ。これは狐の耳か」
妹 「耳っ!?」ペタペタ
妹 「??普通だけど……」
>>17
おいっ
>>19
お願いしますかいてください
男 「そっちじゃないよ」チョンチョン
バッ
サワサワ
ハッ
妹 「えっ何これ!?」
男 「だから狐の耳だよ」
妹 「そー言うことじゃなくてっ」
妹 「ねぇっお兄ちゃんっ!あのスイッチ、本当は何っ?」
男 「やる気スイッチだよ。まぁほんのちびっとだけ失敗したけど……」
妹 「ちょっとじゃないでしょっ」
男 「いやいや」
男 「僕は狐耳の妹ちゃんを見ればやる気が溢れてくるよ」
妹 「何の」ジトーッ
男 「二次創作」
妹 「妄想ってこと?」ハァ
男 「様々なものを媒体として妹ちゃんの魅力を表現できるってことさ」
妹 「変態」
妹 「死んじゃえっ」
男 「えっ」ガーンッ
男 「……ゴメン…迷惑だったよね……」トボトボ
男 「僕なんて……僕なんて……」シクシク
男 「結局僕は、自分の中でしか自分が表現できないんだ」ビェーン
妹 「ちょっ、メンタル弱すぎっ
妹 「冗談っ。冗談だからっ」アセアセ
男 「でも死んじゃえって……」
妹 「照れ隠しよっ。獣耳がついた私をお兄ちゃんに見られて恥ずかしかったのっ」
妹 「私っ、私、お兄ちゃんがいなくなったら、寂しいよ……」
男 「妹ちゃん……」
妹 「だから、そんなに落ち込まないで。ねっ?」
男 「うん。僕も妹ちゃんを実験体のようにしてゴメン」
ふむ
男 「こんな駄目な兄だけど、君のそばにいていいかい?」
妹 「やっ」
男 「えっ」ガーンッ
妹 「頭なでてくれたら……ゆるす」
男 「妹ちゃん?」
妹 「うぅ」
男 「?」
妹 「うっ、うにゃぁぁぁっ」
男 「!?」
妹 「頭なでなでしてっ」
男 「わっ、分かったよっ」ナデナデ
妹 「はわぁ……」スリスリ
男 「一体どうしちゃったんだい?」ナデナデ
妹 「ふにゃぁぁ……」
男 「……」ピタッ
妹 「なでなでやめちゃらめぇ……」スリスリ
男 「幼児退行?泥酔状態かな?」ナデナデ
妹 「うにゅぅ…………」
男 「ねぇ、なんで妹ちゃんは僕に撫でて欲しいの?」
妹 「なんだかぁ……とっても体があつくなって……」
妹 「お兄ちゃんになでなでしてもらったら……きもちよくなれるかなって……」
男 「そうなんだ」
妹 「そう…なの……」ウトウト
男 「ん?眠いの?」
妹 「Zzzz」
男 「寝ちゃったか」
男 「とりあえず、妹ちゃんを部屋のベッドに運ばないと……」イソイソ
翌日
男 「おはよう、妹ちゃん」
妹 「お、おはよう、お兄ちゃん///」
…ふぅ
ヒュウゥゥッ
ポトッ
翼の大きなよそ者の機体(プレーン)が地面に落ちる
その距離、約200メートル
よそ者 「だから言ったろ」
よそ者 「俺の機体は空を泳ぐ、ってな」
俺にはそう言った彼が何故かそよ風に包まれているように見えた
俺 「空に愛された男か」
柄にもなく空を見上げる
俺 「完敗だ。この空の広ささえ忘れた俺がお前に勝てる道理はねぇ」
自然と悔しさは無かった
ただ、ひたすらに心地よい風が俺の肌を撫でていく
天の羽衣編 終
んん?
俺、もしかして誤爆しちゃったカンジ?
なんかいきなり別の話が始まって2レスでおわった
男 「その様子だと、昨日のことはしっかり覚えてるみたいだね」
妹 「うん」
男 「耳も健在、と」
妹 「そうみたい」
男 「今日から冬休みでよかったね」
妹 「昨日のことは忘れてくれる?」
眠い
一発抜いて
風呂はいって
コーヒー飲んでくる
それまでに落ちてなかったら最後まで書き切るわ
妹「ん、・・くぅっ、ン・・・は、ぁ・・・」
男「どうしたんだい妹ちゃん、そんなに顔を赤くしてうずくまって」
妹「なんっ、ハァ、ハァ、・・でも、ない・・」
男「何でもないはずはないよ、だって、」
妹「んッ、くゥッ、・・う、そ、・・・か、らだ・・あつ、い・・・おに、ちゃあん///」
男「ボタンに発情期も仕込んだもの」
こういうのまだですか
落ちなかったな
>>40
乗っ取らなくても俺が書くよ
エロ描写苦手だけど
男 「忘れることは出来ないけど、当然他言はしないよ」
妹 「約束だよ?」
男 「うん。じゃ、僕は学校の補習を受けてくるよ」
妹 「行ってらっしゃい」
学校
男 「来年は受験か」
男 「頑張らないとな」
会長 「やぁ男君」
男 「おはようございます、会長さん」
男 「こんな朝早くにどうしたんですか?」
会長 「ん、ああ。ちょっと私用があってな」
会長 「そのついでに生徒会室の物をを片付けようと」
会長 「君は今、時間はあるかい?もし時間に余裕があるなら掃除を手伝ってほしいのだが……」
男 「構いませんよ。補習まで一人で自習するつもりでしたから」
会長 「すまないな」
学校 生徒会室
会長 「以前から思っていたが、君は中々見どころのある青年だな」
男 「突然どうしたんです?」
会長 「いやな、私は周りから少し堅物だという誤解を受けているんだ」
男 「堅物会長なんてあだなも一時期はありましたからね」
会長 「この学校にはそんな私を苦手とするものが少なからずいる」
会長 「表面は取り繕っても、私には潜在的にどのようなことを感じているのか読めてしまうんだ」
男 「読心術ですか」
会長 「それほど大層なものではない」
会長 「が、相手が私を良く思っているか否か、その程度なら容易く分かるぞ」
男 「僕の心も読めますか」
会長 「無論だな」
会長 「君は自己がすさまじく強く確立している」
会長 「そのせいか、あまり他人に関心が持てないだろう」
会長 「私を含めて、な」
会長 「故に、好悪で判断することは出来ない」
会長 「嫌っているということは無いがな」
男 「うーん、曖昧ですね」
男 「僕はバーナム効果というものを実感したことが無いんですよ」
男 「僕が会長をどう思っているか」
男 「好悪で表すなら、どちらでもない」
男 「そこに自分の意見を混ぜて、嫌われているということは無い」
男 「最も無難な答えだと思います」
会長 「まさにそれだよ」
会長 「この学校で私の意見を批評出来る人間など教師を含めてもそう多くない」
会長 「なぜなら私の意見は常に大局の中心にあるからだ」
会長 「言い換えるなら、無難」
会長 「批評するまでもなく間違えではないからだ」
会長 「しかし、君はそんな私の意見を分析し批評した」
会長 「それは私にどう思われようが知ったことではない、という考えの下の行動だろう」
会長 「その考えは私が最初に言った、君は他人に関心が持てない、という言葉の裏付けになる」
会長 「結局はどのような問答をしようと嘘をつかない限り、そこへ論理的に帰結してしまうんだよ」
会長 「だから、私は最も無難で尚且つ、最も正確な表現で君を表した」
会長 「私のことを嫌ってはいない、とな」
会長 「勿論、この言葉は、好いてもいない、という意味も込められている」
男 「会長はやっぱり堅物ですよ」
男 「ただ会話をするだけで貴方の術中にはめられている気分になります」
男 「そんな感覚を好む人は少ないですよ」
会長 「男君は私が嫌いになったかな?」
男 「いえ、然程」
会長 「君も私と同様、冗談と言うものが苦手なようだね」
男 「冗談とは見え透いた嘘のように感じます」
会長 「しかしそれが必要な時もある」
会長 「私は幾分かそんな茶目っ気が欲しいよ」
会長 「そうすれば君に堅物なんて言われずに済む」
男 「それなら一度ボケてみてください」
会長 「君は何を言っているんだ?」
男 「このスイッチを押してください」スッ
会長 「何だこれは?」
男 「ちょっとしたジョークグッズですよ」
男 「さ、これを押して簡単なボケをしてください」
会長 「なるほど。中々面白い趣向だな」
会長 「よし」ポチッ
ボンッ
男 「やっぱりけむい」ゴホッ
会長 「なっ、何だ!?」
男 「今度は犬耳か」ニヤァ
会長 「犬耳?一体何の話だ!?」
男 「……」チョンチョン
ペタペタ
ハッ
会長 「どう言うことだ、男君」
男 「怒らないでくださいよ」
会長 「怒ってなどいない。ただ説明を求めているんだ」
男 「会長の」
男 「頭に耳が」
男 「生えました」
会長 「川柳にするな」
男 「犬耳です」
会長 「分かっている」
男 「可愛いです」
会長 「分かって……」
会長 「年上に可愛いは褒め言葉では無いぞ」
男 「犬年齢なら一歳ですよ。可愛いです」
会長 「男君。いい加減にはっきり説明しないか?」
会長 「いくら冗談に寛容な私とは言え、我慢には限界がある」
男の年齢設定を間違った
高1ってことで
男 「会長さん会長さん」
会長 「何だっ」
男 「お手」スッ
会長 「わんっ」サッ
会長 「はっ!私は何を」
男 「おかわり」スッ
会長 「わんっ」サッ
男 「良くしつけられてるな」
会長 「私は愛玩動物では無いっ」
男 「愛玩動物ですよ。はいっ伏せ」
会長 「わんっ」サッ
男 「よくできたね。よしよし」ナデナデ
会長 「わふっー」ゴロゴロ
男 「あっ、そろそろ補習に行かないと」ナデナデ
会長 「わうぅぅ」ゴロゴロ
男 「おとなしく待っていられるかい?」
会長 「わふっ」
男 「よし、いい子だ」ナデナデ
ちょっと獣耳画像漁ってくる
モチベーションが維持できないんだ
一時間後
男 「やっと補習が終わった」
男 「さて、会長さんはどうしてるかな」
ガラッ
会長 「漸く来たか。男」
男 「ありゃ、敬称が無くなってる」
会長 「当たり前だ。お前に払う敬意など持ち合わせていない」
男 「結構冷たいですね」
会長 「お前のせいだろうが」
会長 「あんなことをされた後で優しくできるやつこそ、頭がおかしい」
会長 「私はお前を勘違いしていたよ」
男 「どんな風にですか?」
会長 「私はずっと君には過現未合わせて、一貫した行動原理があると思っていた」
会長 「しかしそれは全くのまやかしだったようだ」
男 「うーん、会長さん。お手」スッ
会長 「阿呆か」
男 「あれ?さっきみたいにならないや」
会長 「私は本能や欲を律することができるからこそ、人は人足り得てるのだと思っている」
会長 「この程度ならなんの問題も無い」
会長 「今はそれより、お前への仕返しを考えるのに忙しくてな」
会長 「私はお前が来るまでに数百に及ぶ仕返しの方法が思いついた」
会長 「お前の顔を見た瞬間、その数は爆発的に増えていったよ」
男 「か、勘弁してくださいよ」アセアセ
会長 「許すわけ無いだろう」
会長 「本当ならお前を学校から排除してやりたいところだ」
会長 「でもまぁ、私は生徒の代表の生徒会長であり、お前はこの学校の生徒だからな」
会長 「少しぐらいは酌量の余地もあろう」
会長 「何か、私に対する謝罪を行動で示せ」
男 「何かって言われても……」
会長 「無いのなら私が思いついた仕返しの中で、最も貴様に深く、癒えることの無い傷をつけるものを実行しよう」
男 「あ、とうとう僕の二人称が貴様になった」
男 「あ、とうとう僕の二人称が貴様になった」
会長 「何を言う。その昔、貴様とは名を呼ぶのも憚られる者に対して使われる言葉だったんだぞ」
会長 「それほど、私の中での貴様の存在は大きい」
会長 「名前も呼びたくないほどにな」ギロッ
男 「…………」ガクガクブルブル
会長 「さぁ選べ。自分から懺悔するか、私に懺悔させられるか」
会長 「安易に選択するなよ。今の私は上手くボケられそうに無い」
五時半からずっと俺だけなんだけど……
書ききるとは言ったけど、流石に辛いよ
誰かいないの?
男 「はっ…はいっ」
男 「申し訳ありませんでしたぁぁ」ドゲザー
会長 「足りんっ」ゲシゲシッ
男 「ちょっ痛っ」
会長 「私の心のほうが痛い」
会長 「貴様の謝罪はその程度か」
会長 「到底、許せるレベルでは無いな」
会長 「貴様、これを見ろ」
男 「口?いや歯ですか」
会長 「見ての通り、犬のように犬歯が発達している。貴様に押させられた妙なスイッチのせいだ」
会長 「今からこの人ならざる牙で貴様の肉を裂く」
会長 「最後に情けをかけてやる。どこを裂かれたい?」
男 「えっそれって死ぬんじゃ……」
会長 「何、病院には連れて行ってやる」
会長 「野犬に噛まれた、とでも言ってな」
男 (勝負は一瞬だな)
男 (噛みつく瞬間に撫でまわして、今度こそ籠絡してやる)
男 「じゃあ、チンコで」
会長 「汚らわしい。そう言えば私が躊躇するとでも思ったか」
会長 「さっさと男性器を出せ」
男 (やべぇぇぇっ)
会長 「どうした、早くしろ」
男 (やべぇぇぇ。フル勃起してるぅぅぅぅ)
会長 「おい貴様、喉元を噛み千切られたいのか?」アァ?
男 (終わった…………)イソイソ
ボロンッ
会長 「…………」ジーッ←嘲るような目
会長 「貴様、ずっと欲情していたのか?」
男 「申し訳ありませんっ」ゲザーッ
会長 「いや、いいさ」
会長 「死は人の罪を洗い流す」
ガブッ
男 「うぎゃぁぁぁあああああぁ」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデッ
会長 「!?」
男 (よしっ噛む力が弱まった!)
男 「そぉぉいっ!!!」ナデナデナデナデナデナデナデッ
会長 「ぐるぅぅぅっ」
男 「くそぉぉっ」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデッ
会長 「くぅぅんっ」
男 「よーしゃよしゃよしゃ」
会長 「きゃぅぅんっ」
男 (やっと離れた)
男 (で…も……出血…が止まら…な…い…)
バタッ
病院
男 「んんーっ」
会長 「おっ、男ぉ!」ダキッ
男 「ん?会長じゃないですか」
男 「というかここどこですか?」
会長 「病院だっ。君は私との揉め事のあとに倒れたんだ」
男 「揉め事……ってあぁぁっ!!」バッ
男 「チっ…チンコがっ……」
会長 「済まない。私が我を失って君を襲ったばかりに……」
男 「あっ、君に戻った」
会長 「そんなこと、どうでもいいだろっ」
会長 「私はっ、私は君に取り返しのつかないことをしてしまった」
男 「分かってますよ。あれは会長の意思じゃない」
男 「獣耳がつくと人は本能に忠実になるみたいです」
男 「会長はそんな自分が許せなかったんですね」
男 「だから、ああやって自分が望むことと反対の行動をしたんでしょう?」
会長 「気付いていたのかっ。いやっ…例えそうだったとしても私に非がある」
会長 「本当にすまない」
男 「あれっ…会長さん、犬耳はどうしたんです?」
会長 「それなんだが……」
会長 「自我を取り戻した時には無くなっていたよ」
男 「そうですか。残念です」シュン
会長 「ただ、その……なんというか……」
会長 「君に撫でられたことを思い出すとだな……」
男 「思いだすと?」
会長 「また生えてきてしまうんだ」
男 「耳が、ですか?
会長 「そ、そうだ」
男 「そいっ」ナデナデ
会長 「やめろっ」ピコッ
男 「おお、本当に生えてきた」
会長 「あまり見ないでほしい」
男 「可愛いのに」
会長 「わふぅぅ///」
男 「もっと甘えてくれていいんですよ」ナデナデ
会長 「くぅぅん///」スリスリ
男 「でももう飼い主を噛んじゃ駄目ですよ」ナデナデ
会長 「わおぉぉんっ」
男 「ふふふふ」ニヤァ
寝てた
家
男 「ただいまー」
妹 「おかえり///」
男 「なんで赤くなるんだ?」
妹 「だって外……」
男 「確かに太陽は出てるけど、天気雨が降ってるよ」
妹 「だから///………」
男 「??」
妹 「きゃぁっ///」ダダダッ
男 「ん?部屋に戻っていった」
男 「どうしたんだろ?」
男 「そう言えば、耳が無くなってたな」
男 「おーい、妹」
男 「んん?妹の部屋から何か声が聞こえる」
世の中に 冠婚葬祭の四つの礼儀ある
其が中に 大礼と言ふものは 婚儀なり
畜生道にありながら 狐は人の学びを成し まず
結納を取り交わし 方角日柄を選びたり
男 「歌?民謡かな?」
中段(ちゅうだん)下段(げだん)吟味して
山の召し日(やまのめしび)や山林亡(さんりんぼう) 豹尾(ひょうび)は格別大禁物
いよいよ日柄を取りきわめ
そもそもその日の行列は 先箱 台傘 猩々緋
六尺ぞろえの折鶴紋
先提灯に後提灯 ぶらりぶらぶら
長き尾の 引きもちぎらず うち続く
男 「うわー分かった」
嫁御は籠の うら若き かづき帽子や 白装束
同じ尻尾の長々と
長道中の半ばより 晴れたる 日よりの村時雨
降るかと思へば 照りわたり
照るかと思へば バラバラバラ
実にもオキツの 嫁入り日和
男 「実にもオキツの 嫁入り日和」
程なく祠へ着きにけり
男 「程なく祠へ着きにけり」
いはねど知るき コンコンの あな目出度しと祝ふらむ
男 「いはねど知るき コンコンの あな目出度しと祝ふらむ」
ガチャッ
男 「や、妹ちゃん。なんだか懐かしいものを謡っていたね」
妹 「お兄ちゃんっ」ピコッ
男 (あっ、狐耳が出てきた)
妹 「お兄ちゃん。あのね、今外で天気雨が降ってるの」
男 「そうだね」
妹 「それで私は今、狐さんなの」
男 「どこかの狐が嫁入りでもしたのかなぁ」
妹 「私は狐なの」
男 「確か、嫁入りする狐は死んじゃうんだよな」
妹 「私は死なないよ」
男 「ねぇ妹ちゃん。一体その狐はどこに嫁入りをするんだろうね?」
妹 「お兄ちゃんのとこっ」ニコニコ
男 (理性が無くなってるっぽいな)
男 (若干、精神も退行気味だし)
男 「妹ちゃん、妹ちゃん」
妹 「なーに?」
男 「ウェスターマーク効果って知ってるかい?」
妹 「知らなーい」
妹 「知らなーい」
男 「それはね、ずーっと一緒にいる人達には特別な関係なんて要らないってことなんだ」
男 「もし今、嫁入りをしているかもしれない狐が妹ちゃんだったら、そんな必要は無いよ」
男 「僕達は何をしなくたって互いに唯一無二で代替の効かない関係なんだ」
妹 「うーん、よく分かんない」
男 (知能まで退行してるのか)
男 「僕は妹が大好きだってことだよ」
妹 「私もお兄ちゃんだーいすき」ニコニコ
男 「ずっとこのままでいいかい?」
妹 「うーん……だめー」
妹 「お兄ちゃんともっと仲良くなるー」
男 「今が一番だよ」
妹 「いーやー」スリスリ
妹 「なーでーなーでーしーてー」スリスリスリスリ
男 「よしよしっと」ナデナデ
妹 「んにゃぁぁぁ……」ゴロゴロ
男 「ごろごろするなー」
妹 「うにゃにゃにゃぁぁ……」スリスリ
男 (妹ちゃん。いろいろ当たってるよ)
男 (でも僕のジョニーは当分、使い物にならないんだ)
男 (清々しいまでの賢者タイム)
妹 「お…にぃ……ちゃ…Zzz…Zzz…」スヤスヤ
男 「今の僕には君がただただ愛らしい天使に見えるよ」
男 「ふぅ、ベッドまで運ぶか」イソイソ
どうしようか
一応ここで一区切りってことで
もう終わりにすべきか
次スレはいるのかな。俺は今から寝る
要望があれば続き書くよ
続き書くのはいいけど、俺が書いたこのオサレポエムを見ても同じこと言える?
詩情豊かな朝
朝の部屋を包み込む優しい光
それは僕を絶望の淵へと突き落とす
障子に落ちる気の影
窓越しに感じる朝の冷気
恣意的に僕へ働き掛ける様々なファクター
さぁ、夜は明けた
僕は己の愚行を悔い
思い体を引きづり立ち上がる
俺、これをクラスメイトにメールで送ったんだぜ
朝起きて天啓を授かったかのようにこれ書いたんだよ
足の踏み場も無い汚部屋のソファで寝てたのによ
死にたい……
DHCとvip
本当にすごいIDだな
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