咲「やっぱりハギ京こそ至高だよね」 京太郎「ねーよ」(114)

咲「むぅ…京ちゃんにはこの素晴らしさが分らないの?」

京太郎「ぜーんぜんわかりませーん」

咲「キィイ!!最初は興味のなかった京ちゃんがハギヨシさんのテクで無理やり」

咲「イカされてそこから京ちゃんもハギヨシさんの事が気になっていくんだよ」

京太郎「そもそも俺ホモじゃないし」

咲「口ではそう言っていても下の口は正直ですね展開キタよ!!」

京太郎「それこそねーよ。それにお前前はハギ京の純愛こそ至高って言ってただろ」

咲「//でも最近は無理やりもいいかなーって」

京太郎「節操ねーな」

咲「龍門さんのお屋敷へ修行に出る京ちゃん…」

咲「でもある時ミスをしてしまって怒った龍門さんの命令でハギヨシさんに犯される京ちゃん」

咲「その時は憎むんだけど。ある晩ハギヨシさんのテクを思い出して自分を慰める京ちゃん」

咲「そして始まる恋…キャアアアア!!キマシタワー」

京太郎「やっぱりねーよ」

京太郎「そもそも龍門渕に修行なんか行かないし」

京太郎「まあハギヨシさんにはタコスの作り方を習ってるけど」

咲「!!それはフラグだよ!!京ちゃん!!」

京太郎「お前は何でもフラグにするな」ポカッ

咲「うう…痛いよ…京ちゃん」

京太郎「知るか」

咲「あ!それはそれとして明日の休み京ちゃん何か用事ある?」

京太郎「明日?家でダラダラするという重要な使命がある」

咲「無いんだね!!じゃあした一緒に来てよ」

京太郎「無視かよ…どこに行くんだ?」

咲「ハギ京の妄想力を高めるためにデートスポット周りをしたいの」

京太郎「一人で行け」

咲「何言ってるの!!ハギ京の妄想なのに京ちゃんが行かなくてどうするの!!」

京太郎「すっげー行きたくない」

咲「お願いだよー」

京太郎「はあ…分ったよ」

咲「やった!!明日の9時に駅前でね!!」

京太郎「はあ…気が重い」


咲「京ちゃーーーーん!!!こっちこっち」

京太郎「…おお…朝から元気ですね…」

咲「当然でしょって!!何で京ちゃん制服なの!!何でおめかししてないの!!?」

京太郎「擦る必要ないからって…何でお前はそんなに気合入った服着てるんだよ」

咲「今日はハギヨシさんになりきろうと思ったの!!なのに京ちゃんは!!」

京太郎「とりあえずどこに行くんだ?」

咲「えっと…おしゃれなカフェとか?」

京太郎「何で疑問形なんだよ…まあいいけど」



咲「このケーキ美味しいよ!京ちゃん」

京太郎「そうですねー」

咲「むぅ…何でそんな投げやりなの」

京太郎「そしゃもう幼馴染の腐った妄想に付き合わされているからですよー」

咲「腐ってないもん!美しいもん!真実の愛だもん!!」

京太郎「はいはい」

咲「ふん!!もういいよ!!」バクバク

京太郎「そんなに食ったら太るぞ」

咲「残念でしたー私は太らない性質なんだよ!!」

京太郎「胸がか…」

咲「キィイイイイイ!!!!乙女に向かってそんな事言うなんて!!」

京太郎「今日はハギヨシさんなんじゃないのか?」

咲「そ、そうだった」

京太郎「で・妄想の方は捗りましたか?」

咲「そうだねーやっぱりケーキの食べさせ合いはやりたいよねー」

咲「ハギヨシさんの突き出したフォークから一口食べる京ちゃん…」

咲「食べた後間接キスしちゃった//って赤面する京ちゃん…」

咲「キャアアアアア!!キタよ!!!!!!」

京太郎「さいですか」

京太郎「あ…咲頬っぺたにクリーム付いてるぞ」

咲「え?どこ?」

京太郎「ここだよ」ヒョイパク

咲「////な、何してるの京ちゃん!!!」

京太郎「クリーム取ったんだけど」

咲「だだだだって…いいいいいま…食べた///」

京太郎「妄想が捗るだろ?」

咲「そそそうだよね///」

咲「さて次に行くよ」

京太郎「おー」

咲「また投げやりな声出して!」

京太郎「さっきのケーキ俺の奢りだったからな…」

咲「ふーんだ!私に変なことした罰だよ//」

京太郎「へいへい」

咲「じゃあ次は…えーっと…あの」

京太郎「考えてなかったのか」

咲「!!しょうがないよ!!デートなんかしたことなかったんだから!!」

京太郎「じゃあ今日が初めてか」

咲「///ち、ちがうよ!!今日はハギ京の妄想強化のためだよ!!」

京太郎「じゃあそこら辺ブラブラするか」

咲「そ、そうだね」



咲「ふぅーむなるほどなるほどなるほどー」

京太郎「妄想は捗りますか?」

咲「や、やっぱりこういう大通りは…どちらからともなく手をつなぐのが良いよね//」

咲『京太郎君寒くはないですか? す、少し//』

咲『それはいけません』ギュッ

咲『は、ハギヨシさん//』

咲「キャアアア!!!ハギヨシさん大胆!!!!」

京太郎「へー」

京太郎「こんな風にか?」ギュッ

咲「ひゃう!!きょ、京ちゃん//」

京太郎「あーハギヨシさんの手は暖かいなー(棒」

咲「!!私は咲だもん!!!京ちゃんの馬鹿!!」

京太郎「今日はハギヨシさんなんだろ?」

咲「そ、それはそうだけど…」

咲「見て見てあのウサギの人形可愛いよ」

京太郎「俺にそんなファンシーな趣味はないぞ」

咲「あ…そ、そうじゃないよ!!わt…ハギヨシさんの趣味だよ!!!」

京太郎「あの人にそんな趣味なさそうだけど」

咲「チチチ…分ってないなあ京ちゃんは…ああいう完璧な人に限って」

咲「こういう趣味があるもんなんだよ」

咲「和ちゃんのエトペンを直したりしてたでしょ」

咲「実はハギヨシさんの部屋は可愛い人形だらけなんだよ」

京太郎「そんなもんかなー」

咲「たくさんの人形に囲まれながら行為に及ぶ京ちゃんとハギヨシさん…//」

咲『だ、だめですよ…//ハギヨシさん…汚れちゃいます…//』

咲『構いませんよ…もっと素晴らしいものが手に入ったのですから』

咲『そ、それって//』

咲『君ですよ…京太郎君』

咲『は、ハギヨシさん//』


咲「うはああああああ!!!!!みなぎってきたよ!!!」

京太郎「それは良かったですねー」

咲「もう!!ちゃんと聞いてよ!!それで…そのあと」

ちょっと風呂

京太郎「あーこれ下さい」

デネデネ キョウチャンハ ハギヨシサンノアイブニミヲマカセテ

京太郎「包装してください」

フタリハエイエンノアイヲチカウノ//

アレ?キョウチャン…?

京太郎「まだやってたのか咲」

咲「んもう!!折角いいところだったのにどこに行ってたの!!」

咲「京ちゃんとハギヨシさんが永遠の愛を誓ってキスをするのn…」

京太郎「あー分った分った。お詫びにこれやるよ」

咲「え?これなに・…ってさっきの人形…」

京太郎「欲しかったんだろ?」

咲「//う、うn…って違うよ!!ハギヨシさんの趣味だよ!!!」

京太郎「じゃあいらなかったか?返品して来よう」

咲「だ、駄目!!!一度貰ったんだから私の物だよ!!」

咲「そ、それに//…これを見ながら妄想するから!!」

京太郎「さいですか」

咲「ふん!!………………アリガト」

京太郎「ん?何か言ったか?」

咲「何も言ってなよーだ!!」ベー

京太郎「昼飯はマクダナルドでいいよな?」

咲「うん」


京太郎「結構いけるな」モグモグ

咲「ホントだねー」モグモグ

咲「あ!!またビビッときたよ!!!」

咲「ハギヨシさんって龍門さんの執事だからこんなところ来たことないでしょう?」

京太郎「多分な。あの人なら超高級ハンバーガーとか作りそうだし」

咲「そこだよ!!今まで行ったことのなかったところに来る二人」


咲『すいません…ハギヨシさん…こんなところに連れてきてしまって』

咲『構いませんよ』

咲『で、でもこんなところ…ハギヨシさんの口に合わないんじゃ…』

咲『んふ…京太郎君と一緒ならこのハンバーガもどんな高級料理にも勝るものに見えますよ』

咲『ハギヨシさん//』


咲「くううううううう!!!最高!!!!!!

京太郎「すいませんーダブルバーガーもう一つ」

咲「って!!また聞いてないし!!!」

咲「もう!京ちゃんの未来の予想図なんだから真面目に聞いてよね!!」

京太郎「はいはい」

咲「さっきから空返事ばっかりだよ!!」

京太郎「また口にケチャップ付いてるぞ」フキフキ

咲「」カァア//

咲「京ちゃんはまた!!//」

京太郎「で次はどこ行くんだ」

咲「えっ…んーと」

京太郎「やっぱり喪女だな…咲は」

咲「!!!もう!!失礼だよ!!!京ちゃん!!!」

咲「次は服を見に行くの!」

京太郎「へいへい」

咲「ここだよ!和ちゃんや国広さんにお勧めされたお店」

京太郎「…へへえ…大丈夫かよ」

咲「ねえ京ちゃんどれがいいと思う?」

京太郎「咲ならなんでも似合うんじゃねーの」

咲「//…じゃあちょっと試着するから待っててね」


咲「ど、どうかな//に、似合う?」

京太郎「おお…似合ってるぞ。でも和や国広さんとは違う服なんだな」

咲「カァア!!!京ちゃんの変態!!!スケベ!!!」

京太郎「でもさ…この店女向けだよな」

京太郎「幾らなんでも俺とハギヨシさんが来る店じゃないよな」

咲「…バカ」

京太郎「どうした?」

咲「なんでもないよ!!!京ちゃんが受けだから女装するの!!!」

京太郎「ブフッ!!お、俺はそこまで変態じゃねー!!」

咲「で、でも結構いけそうだよ…京ちゃん線細いし…//」

咲『は、ハギヨシさん//恥ずかしいです…//』

咲『んふ…そんなことありませんよ…よくお似合いです』クチュ

咲『あっ…//そ、そんなところ…』

咲『おやおや…大きくなってますよ…京太郎君』

咲『い、いや…//言わないでください//』


咲「すごい来てるよ!!!!!」

京太郎「店の中で大声を出すな」ポカッ

咲「あう…」

京太郎「じゃあ行くか」

咲「う、うん…でもいいの?服なんか買ってもらって?」

京太郎「清澄がインハイに出場したお祝いということで」

京太郎「俺はあんまり役に立てなかったからな…」

咲「ううん!!!そんなことないよ!!」

咲「部長も染谷先輩も優希ちゃんも和ちゃんも私も京ちゃんには感謝してるよ!!」

咲「雑用を文句の一つも言わずにやってくれてありがたいって」

咲「京ちゃんは縁の下の力持ちだよ!!」

京太郎「はは…ありがとうな咲」ポンポン

咲「ううっ…//」

咲「さてそろそろ夜になってきたよ…」

京太郎「じゃあ帰るか。お疲れ様」

咲「何で!!ここからが本番だよ!!!」

咲「日も暮れてきて、雪も降りだしたある日…」

咲「手を繋ぎながら二人は歩いている…」


咲『は、ハギヨシさん帰らなくて大丈夫なんですか//』

咲『んふ…透華様や衣様からたまにはゆっくりしてきなさいとお休みをいいただきまして』

咲『京太郎君は大丈夫なんですか?』

咲『ハギヨシさんと一緒ならどこへだって//』


咲「そして二人は手を取り合いながら歓楽街を進んでいく…」

京太郎「ホットコーヒー二つ」

咲「二人の進む先に現れたのは煌びやかなネオン輝く欲望のお城…」

咲「そう…ら//ラブホテル//…」

京太郎「何でそこだけ恥ずかしがるんだよ」

咲「もう夜も遅い…どちらともなく相手の手をとり中へ消えていく…」

咲「そう…二人は結ばれるんだよ…」

京太郎「お前の妄想ではもう100回は結ばれてるけどな」

咲「もう!!横槍を入れないで」

咲「中に入った京ちゃんはそのあまりの豪華さに驚くんだよ…」

咲『ハギヨシさん//…お、俺こんな豪華なところじゃ落ち着かないです』

咲『大丈夫ですよ…どんなところだろうと私たち二人の愛の巣です…』

咲『あっ…//』

咲「そう言うとハギヨシさんは豪華なベットに京ちゃんを押し倒すんだよっ…//」

咲「そして部屋の中に漂う豪華な香りとハギヨシさんの臭いで理性を失った京ちゃんは…//」

京太郎「さっきから豪華豪華しか言ってないな」

咲「んもう!!しょうがないでしょ!!入ったことなんてないんだから!!」

京太郎「じゃあ…入ってみるか?」

咲「え…//」

咲「ななななな何言ってるのかななな!!!!」

京太郎「これもハギ京のためだろ?」

咲「あうううう!!!ででででもこればっかりは!!!!////」

咲「………で、でも京ちゃんとなら……」

京太郎「なんてな!!」

咲「へっ?…」

京太郎「流石に妄想に付き合うって言ってもそこまではしないよ」

京太郎「そもそも今日制服着てるからな」


咲「むうう!!!京ちゃんの馬鹿!!!おっぱいに挟まれて死ね!!」

咲「ハギヨシさんの上で腹上死しろ!!!!」ダッ


京太郎「あ…咲」

京太郎「ってな事があったんですよ」

京太郎「あの後咲を追いかけたら泣き出して警察に事情聞かれるわ」

京太郎「罰だって高い飯奢らされるは大変でしたよ」

久「うわ…悲惨ね…」

京太郎「でしょう?」

久「…咲がよ」

まこ「この色ボケ男にはきついお仕置きが必要じゃけえ」

優希「いいいいいぬうううううう!!!!そこに直るじぇ!!!!」

久「あとで永水の大将にお仕置きしてもらいましょう」



カン

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