勇太「最近六花の人気が上がってきてる?」(128)

六花ちゃんの可愛いさっていうのは付き合いたいとかいう可愛いさじゃなくて
はたから一喜一憂するのを見てて
ニヤニヤするマスコット的な可愛いさだと思う

勇太「最近六花の人気が上がってきてる?」

一色「ああもう一度かわい子ちゃん選手権を開催したらもしかして丹生谷を抜くかもしれない」

一色「もともと4位になるほどの実力の持ち主だからな」

勇太「なんでまた六花が・・・」

凸守「直人!」チュッ


俺「おいwwwいきなりやめろよ~wwwこいつめっ」ギュッ


凸守「はうっ…///」トロン

勇太「なんか知ってるのか一色?」

一色「知ってるも何も勇太のせいだろ」

勇太「俺のせいだと?」

一色「小鳥遊さんお前と付き合う様になってからやたらと女の子っぽくなったからな」

勇太「そうか?未だにあいつ中二病だけどな」

一色「そういうんじゃなくて、勇太と話してる時とか恥ずかしそうにしてることがあるだろ」

勇太「まぁな、目があったりすると急にそらされたり」

一色「そうそういうの、今までの小鳥遊さんはなかっただろう?」

勇太「まぁ付き合いはじめてからかな?、そういう表情をするようになったのは」

一色「つまり恋する乙女はより可愛くなるってことだ」

勇太「なんだその結論は」

・・・

昼休み

勇太「さてと、今日の昼はどう・・・ん?六花か、どうした?」

六花「ゆ、ゆうた!///」

六花「あ、あの・・・その///」

勇太「ん?」

六花「きょ、今日は・・お、お弁当を・・・///」

勇太「お弁当?」

六花「ゆ、ゆうたのためにお弁当を作ってきた!///」

勇太「お、おう//」

六花「ゆ、ゆうたに食べて欲しい!///」

「おい聞いたか今の」

「ああ聞いた」

「ついに手作り弁当か、見ろよ小鳥遊さんの顔」

「ああ真っ赤だな、ヤバイ」

「かわいすぎてヤバイ」

六花「ど、どう美味しいぃ?」

「不安げに彼氏に聞く顔もたまらんな」

「ああ」

勇太「うん、美味いぞ六花。一人で作ったのか?」

六花「う、うん。今回は全部一人で作った」

勇太「前に比べて随分上達したな、本当に美味い」

六花「よ、良かったぁ、嬉しいゆうたぁ///」

「ああ、本当によかったな小鳥遊さん」

「もしまずいとか言ってたら俺はいくら彼氏といえど殴っていた」

「しかしあの様子だと富樫は何度か小鳥遊さんの手料理を食べた事があるみたいだな」

「正直富樫のやつが憎い」

「まぁそうゆうな、今みたいな表情をするのは富樫の前だけだ」

「俺たちが見れるのも富樫のおかげともいえる」

「ああ富樫さまさまだ」

勇太(なんかやたらと俺たちのこと見られてる気がするな)

勇太(それにしても六花に人気があるって本当のことなのかな)じ~っ

六花「ゆうた?」

勇太(確かに以前に比べて恥ずかしがることは増えたけど)じ~っ

六花「ゆ、ゆうた?」

勇太(基本的にはいつも通りだし)じ~っ

六花「な、なんでそんなにじっとみるのぉ?」

勇太(六花の可愛さは変わらない気がするけどなぁ)じ~っ

六花「や、やめてゆうたぁ/// そんなに見ないでぇ、恥ずかしいぃ///」目逸らし

勇太(でも確かに恥ずかしがってる顔はもっと可愛い///) 目逸らし

「すまんやっぱり俺は富樫のことが憎い」

「俺もだ」

勇太(えっ俺なんか睨まれてる?)

・・・

放課後

勇太「ごめん六花。今日母さんに用事頼まれてて、同好会に行くことが出来ない」

六花「今日はゆうたと一緒に帰ることが出来ないの?」

勇太「まぁそうなるな。帰りも多分遅くなるから8時過ぎぐらいになるかもしれない」

六花「・・・」

六花「仕方ない我慢する。帰ってきたらゆうたの部屋に行くから」

勇太「一時間ぐらいしか一緒にいれないけど来るのか?」

六花「時間は関係ない。会いたいから行く///」

勇太「そ、そうか///」

「時間は関係ない、会いたいから行くだってさ」

「こっちまで恥ずかしくなってくるな///・・・それにしても可愛いな」

「ああ」

六花「ゆうた」

六花「ゆうたのミッションの健闘を祈っている」

六花「・・・小指を」

勇太「・・・ああ」

「おい、あれがでるぞ!」

「ああ、間違いない!」

「あれってなんだ?」

「今にわかる!」

六花「・・・///」ちょん

勇太「・・・///」ちょん

六花「・・・///」にこっ

六花「じゃあまたあとで///」たたっ

「!!!」

「!!!」

「!!!!」

「!!!」

「「「「あの笑顔はヤバイ!」」」」

・・・

休み時間、廊下

「・・・の協力に感謝する」

「いや、別にたいしたことじゃないから」

勇太(あれは六花と・・・?)

六花「あ、ゆうた」

六花「あ、ゆうた」

勇太「おお六花、さっきはどこに行ってたんだ?」

六花「ななちゃんに頼まれてクラスの男子と協力して職員室にプリントを運びに行った」

勇太「そ、そうか」

六花「ゆうた、どうかしたの?」

勇太「いや、なんでもないよ」

「さっき小鳥遊さんと話してただろ、どうだった?」

「いや、いつも通りだったよ。やはり小鳥遊さんの魅力を引き出せるのは富樫だけみたいだ」

「そうか・・・ぜんぜん表情違うもんな」

・・・

一色「小鳥遊さんが他の男子と話しるのがいやだった?」

勇太「ああ六花が他の奴と話すことはいいことのはずだと思ってたんだけどな・・・」

勇太「どうも何かいやだった・・・」

一色「小鳥遊さんが他のやつとももっと話すようになればいいと思ってたのは付き合う前のはなしだろ?」

一色「今は付き合ってるんだから彼女が他の男と話してるのを見るのはそりゃあ面白くないだろう」

一色「勇太、お前嫉妬してたんじゃないのか?」

勇太「・・・嫉妬かぁ・・そうかもしれないな」

勇太「・・・」

勇太「なぁ一色」

一色「なんだ?」

勇太「六花に人気が出てきてるっていうのは本当のことなのか?」

一色「おうよ!俺独自の調査によるといまや小鳥遊さんの人気はうなぎ上りだ!」

一色「今集計中だがこの分だと第二回かわい子ちゃん選手権第一位は小鳥遊さんでほぼ間違いないな」

勇太「俺は聞かれてないぞ?」

一色「なに言ってんだ、勇太には聞くまでもないだろ?」

勇太「・・・まぁな//」

勇太「・・・」

勇太「それにしてもそうか、本当のことなのか」

一色「まぁ勇太が心配するようなことは全くないな」

一色「人気があるって言っても、付き合いたいとかそういうのじゃないらしいし」

勇太「そうなのか?」

一色「聞くところによると、むしろもっといちゃいちゃしろとか言ってたぞ?」

勇太「は?」

一色「なんかよくわからないが、ムカつくけど見たい。見たくないけど見たい。とかで壁叩きながら話してくれた」

勇太「おいおい大丈夫かそいつ、誰か知らないけど」

一色「まぁ他にも小鳥遊さんに投票はするけど、二人のことを応援してるってのはかなりいる見たいだ」

勇太「そ、そうかなんか照れるな」

一色「ところで勇太」

勇太「ん?」

一色「もう二人はキスとかしたのか?」

勇太「い、いや、まだだ///」

一色「なんだまだだったのか、こうして応援してくれるやつもいるんだからさ、もっと積極的になれよな!」

一色「もう二人はキスとかしたのか?」

勇太「い、いや、まだだ///」

一色「なんだまだだったのか」

一色「こうして応援してくれるやつもいるんだからさ、もっと積極的になれよな!」

間違えた

勇太「そう言われてもな」

一色「小鳥遊さん毎日お弁当作ったりして頑張ってるのに、あんまし勇太がヘタレてると愛想つかされちゃうぞ」

勇太「・・・」

勇太「もっと積極的にか・・・」

・・・

放課後、教室

「おい、聞いたか?最新の情報によるとあの二人まだキスもまだらしいぞ?」

「すでに聞いてる。何が最新だ遅すぎるな、朝には聞いたぞそれ」

「なんだもう知ってたのか、つまらん」

「付き合って結構経つらしいのにずいぶんプラトニックだな」

「だがそれがいい」

「でも結構富樫にはっぱかけたとも聞いたからな、もうすぐキスしちゃうかもしれない」

「余計なことしやがって、今のままで充分だというのに」

「まったくだ」

一色(あれ?なんか見られてるような。もしかして俺のことが気になってる女子か?ああでも俺にはくみん先輩が・・・)

「でも早く進展して欲しいというのもわかるな」

「ああ、わかる」

「俺はどっちかというとそっちの方だな」

勇太「・・・」

六花「ゆうた、なんかあったの?」

六花「今日一日朝からずっと何かを考えてるようだった」

六花「はっ!もしや今夜管理局からの襲撃が?」

勇太「・・・いや、今夜は管理局の襲撃はないだろう」

勇太「事前にやつらのアジトの一つを壊滅させておいたからな」ふっ

六花「おお、さすがはDFM、カッコいい!」

勇太「だが、いつ復活して報復に来るかはわからない」

勇太「邪王真眼よ、くれぐれも油断はせぬようにな」

六花「わかっている。いつでも応戦できるように魔力の練成は怠っていない」

勇太「・・・」

六花「・・・」

六花「やっぱり今日のゆうたは様子がおかしい」

勇太「そんなに変だったか?」

六花「変だった。・・・邪王真眼はいつなんどきもゆうたのことを捉えてるからわかる///」眼帯ずらし

勇太「くっ・・・///」

「ぐはっ!」

勇太「!?」

六花「!?」

「ああごめん。ちょっと胸焼けしちゃって、構わず続けて」

勇太「な、なぁ六花、そろそろ部室にいかないか」

六花「う、うん」

・・・

「おいお前なにやってんだよ、あの二人部室に行っちゃったじゃねえか!」

「すまん、これ程のものとは思わなくて」

「これだから新参者は・・・」

「まぁいい、こちら側へようこそ」

「それよりも眼帯外した小鳥遊さんは見れたか?」

「い、いやこちらからは見れなかった」

「そうか、やはり眼帯の下を見たことがあるのは富樫のやつだけか・・・」

部室

勇太「・・・まだ誰も来てないみたいだな」

六花「うん・・・」

勇太「・・・」

六花「・・・」

勇太「り、六花、大事な話しがあるんだが//」

六花「・・・な、なに?//・・・ゆうた//」

勇太「あの・・・だな、その・・・//」

六花「・・・うん//」

勇太「ああくそっ///」

勇太「や、闇の炎に抱かれしものよ、我と恋人の契約を結んで三ヶ月が経つな?//」

六花「・・・うん//」

勇太「こ、恋人の契約を更新をするには唇による儀式をする必要がある//」

六花「・・・うん//」

スラッシュ多用しまくりだけど
どうしていいかわかんね

勇太「そ、その儀式を今から行うが、いいか、六花///」

六花「・・・///」こくん

勇太「じゃあ六花、目つむって///・・・」

六花「ん・・・///」

勇太「・・・///」

勇太「・・・///」ちゅっ

勇太「け、契約更新の儀式はこれにて完了した、これで、より六花と深い契約を結んだことになる///」

六花「ダメっ!」

勇太「ダ、ダメ!?」

六花「こ、この程度で儀式が完了したとは思えない。もっとすること///」ちゅっ

勇太「そ、そうだな、とても大事な契約だ。念のためにもう一度しておくか///」ちゅっ

六花「ゆうたぁ、もっと///」ちゅっ

勇太「り、六花!これ以上はいつ一色たちがくるかわからないから、まずいって!///」

部室前

丹生谷「こ、こんなの中に入れるわけないじゃない!///」

一色「お、落ち着け丹生谷。声が大きい、中に聞こえる」

くみん「らぶらぶだね~二人とも。でも私は早く入って中で寝たいな~」

凸守「ふんっ。マスターのことは応援しているデスが、納得はしていないデース」

凸守「月のない夜はせいぜい背中に気を付けるがいいデース!DFM!」

・・・

朝、教室

六花「ゆうた//」ちらっ

勇太「さっきからどうしたんだ?」

六花「なんでもない//」ぷいっ

勇太「・・・」

六花「ゆ~たっ//」ちらっ

勇太「なんだ六花?」

六花「名前呼んだだけ//」ぷいっ

「おいなんだアレ?」

「知らん、朝きたらこうだった」

「可愛い、可愛いけどなぜか胸が痛くなってくるな」

「いったい昨日何があったんだ・・・」

一色「ああアレか?」

「おお一色おはよう。で、なんかアレについてなんか知ってるのか?」

一色「昨日二人でキスしてたんだ、誰もいない部室で」

一色「たぶんそのせいじゃないか?」

「なん・・だと・・?」

「おいおいマジか?しちゃったのか?」

「あああ!なんてこった!キスなんかしなくてもよかったのに」

「おい一色!、お前が富樫のやつを煽ったりするから・・・」

「そうだ一色!お前のせいだ」

一色「ちょっ・・、お前ら二人のことを応援してるって言ってたじゃないか」

「「それとこれとは別なんだよ!」」

勇太(なんかさっきから騒がしいな・・・)

六花「ゆうたぁ、どこ見てるの?」

六花「DFMは恋人の契約を結んだ私だけしか見ちゃダメ!//」

勇太「なに言ってんだ、見たら見たで目があったら顔ごと逸らすくせに//」チョップ

六花「あぅ///」

「くそっ、富樫のやつ爆発しろ!マジで!」

「まったくだ!」

勇太(あれっ?また睨まれてる?)

もしかして勇六は需要がない?
本編でいちゃいちゃしまくってるし

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom