モバP「事務所にテロリストがやってきて占拠された……」(196)

テロリスト「……ボス、本当にアイドル事務所なんかでいいんですかい?」

ボス「かまわん。いいか、今やアイドルは社会現象だ。その中でも新規気鋭のこの事務所……」

ボス「若い命も複数ある。未来あるものたちがな。だからこそ我々の主張を聞かせることができる」

テロリスト「ボス……」

ボス「いいか、殺すな。我々は、主張をしたいのだ。むやみに殺しているのでは、意味がない」

テロリスト「わかっています……いきましょう」

ボス「あぁ。計画は万全だ」

ボス「……ミッションスタート」

池袋晶葉(14)
白坂小梅(13)


晶葉「うーん、小梅。ステップが遅れているな」

小梅「ス、ステップ……」

晶葉「最近は歌も上手くなってきてるんだ。自信をもって声を張っていこう」

小梅「わ、わかった……がん、ばる……」

晶葉「私も最近は活動が増えたしな。この調子で上を……」

小梅「……! 何か……」

晶葉「え?」

 ジリリリリリリリ……

晶葉「……なんだ?」

小梅「……何か……来てる……」

ボス「館内用の非常ベルか……連絡手段は切っておいたはずだが」

ちひろ「お、落ち着きましょう。ね?」

部下A「ボス!」

ボス「いい、縛っておけ。外に人が来る前に済ませるぞ」

ちひろ「ひぃーん、お手柔らかにお願いします」

部下A「……わかりました。こい!」

ボス「さて……今のベルで警戒されたか? まぁ、アイドルはしょせん女子供……そこまでの危機感を持っているはずがない」

ボス「さっさと制圧するぞ」

部下B「はい」

南条光(14)
小関麗奈(13)


 リリリリリリリ…

麗奈「どういうこと? 避難訓練……なんてわけでもないでしょうし」

光「れ、レイナ! これって、ひょっとしたらテロリストが!」

麗奈「あのねぇ、バカなこと言ってるんじゃないわよ。そんなことが現実にあるワケ……」

光「……誰か来る。隠れろ!」グイッ

麗奈「きゃっ!?」

光「……」

麗奈「んー! むーっ!」

光「しっ、静かに……」

部下A「どうだ、いたか」

部下C「わかんねーす。でもパッと見は……」

麗奈「……!?」

光「……銃まで持ってる……ダメだ、不意打ちってわけにもいかないな……」

部下C「お? でも……」

部下A「ん?」

麗奈「ヤバッ……スポドリが転がったまま……」

部下B「発見しました! 応援を!」

部下C「なんすてー!? 今いくです!」

 バタバタバタ…

<や、やめてください! ボクに乱暴する気でしょう!!

光「さ、幸子の声だ……」

麗奈「……なんとか助かったわね。ここじゃマズいわ、隠れる場所変更よ」

光「レイナ、お前は仲間を見捨てる気か!」

麗奈「声がでかいのよバカ。銃持った相手に対抗する気?」

光「そ、それは……」

麗奈「……それに、見捨てるなんて言ってないわ」

光「レイナ……!」

麗奈「このレイナサマの華麗な活躍でさっさと解決して、一躍大スターよ」

光「……ありがとう、レイナ! よし、どうやって撃退……」

麗奈「いいから隠れる! 見つかれば終わりよ!」

光「あ、あぁ」

きらり「うきゃーこわーい☆きらりんぱわー☆(物理)」

光「ここは……」

麗奈「隠し通路、ね。浜口やらが欲しいってねだっててこの前池袋が完成させてたの……ま、役にはたったじゃない」

光「まるで秘密基地だな……よく知ってたなぁ、レイナ」

麗奈「ま、当然よ。世界はこのレイナサマの掌の上で回ってるんだから! アッハッハハ、ゲホッゴホゴホッ」

光「あぁもう、何やって……」

「動くな!」

光「っ……!?」

麗奈「な……」

「そのまま手を上にあげて……」

光「そ、そんな……くそっ、みんな……」

「……って、あれ?」

光「ん?」

晶葉「……なんだ、光に麗奈か」

光「晶葉……な、なんだ。脅かさないでくれよ」

小梅「あ、あの……私も……」

光「小梅も無事だったのか……よかった」

晶葉「しかし……まぁ、感動の再開ってわけにもいかないな」

麗奈「なんでよ?」

晶葉「……この通路、監視室につながっているんだが……監視カメラが破壊されている」

光「なんだって?」

麗奈「……ちっ。携帯は……繋がんないわね」

晶葉「まったく、やれやれだ。うちのような事務所を襲って何がしたいのやら」

光「……みんなを助けるにも、情報が欲しいところだな……」

小梅「……このまま、だと……スプラッタ……?」

麗奈「冗談じゃないわよ、そんなの」

侵入してきたテロリスト相手に無双する蘭子の妄想かと

晶葉「この通路はちょっとやそっとじゃ見つからないだろうが……」

光「ここに他に逃げてきた人はいないのか?」

麗奈「アンタも知らなかったでしょ? 知ってる人間のほうが少ないのよ」

光「……そうか」

晶葉「なんで麗奈がこの通路を知っていたかというのが、私としても気になるところなんだが」

麗奈「……いいじゃない。イタズラに使えそうだったからよ」

晶葉「変わらないなぁ……さて」

小梅「……」

晶葉「どうする? このまま、ここに隠れて助けを待つか?」

麗奈「……携帯もつながらないのに? 来れるのかしら」

光「……アタシはうってでる。みんなを助けたい」

晶葉「正気か?」

光「あぁ。このままここにいても……あいつらは銃も持ってた。誰かが、ケガをするかもしれない」

麗奈「アンタねぇ……」

光「レイナはいいっていうのか!?」

麗奈「そうは言ってないでしょ? ちょっとは考えて話せって言ってるの!」

小梅「……あの……」

晶葉「どうした、小梅?」

小梅「……みんなは、無事……」

光「わ、わかるのか?」

小梅「うん……たぶん……」

麗奈「……ふん。ほら、見なさいよ」

光「こんな奴らのために、これ以上誰かの涙は見たくない。みんなに笑顔でいてほしいんだ。 だから…見ててくれ。私の、変身!」

晶葉「どうして、そう思う?」

小梅「……あんまり、騒いでない……から……」

麗奈「騒いでない?」

小梅「う、うん……人が、死にそうになると、ざわざわって……するはず……」

麗奈「それってひょっとして幽霊が、とかいうんじゃないでしょうね? 今はオカルトなんて……」

光「わかった、信じる」

麗奈「おいこらアホ南条!」

光「小梅は嘘つかないだろ!」

麗奈「カンチガイって可能性を考えなさいよバカ!」

小梅「あ、あ……」

 ポン

小梅「……え?」
 
晶葉「……非科学的なものはあまり信じないタチなんだがな……」

晶葉「今は、私も小梅を信じるよ。まだ怪我人も、死人もいないんだな」

小梅「……う、うん……そう……」

晶葉「さて、今の状況はこうだ」

晶葉「外部に連絡が取れない。非常ベルで駆けつける人が確認して、刺激してしまう可能性だってある」

麗奈「……確かに、銃持ったテロリストがいるなんて普通は思わないわね」

光「だったら、やっぱり!」

晶葉「とはいっても……ろくな武装も持っていない」

光「あ、あとは勇気で補う!」

晶葉「私たちは人間だ。撃たれたら死ぬ」

光「あう……」

小梅「……どう、するの……?」

晶葉「……とりあえず、ラボに何かないか確かめよう」

光「ラボ……?」

晶葉「やれやれ、あまり周りには見せたくなかったんだが……・」カシュッ

 ピピピッ ウィーン…

晶葉「私の開発室だよ」

光「お、おぉぉぉぉ……!」

麗奈「……うわぁ、いいシュミしてるわね」

晶葉「ま、ほとんどはガラクタだがね」

光「ベルトだ! ベルトがある!」

小梅「……ふふふ……髑髏のビン……」

晶葉「それは触っちゃダメだ」

小梅「あ……」

晶葉「さて、と……とりあえず。プロテクターだ」

麗奈「ダサっ……」

光「カッコいい! すごいぜ晶葉!」

晶葉「まぁ、な。撃たれても……たぶん、大丈夫だろう」

麗奈「そこは保証しときなさいよ」

晶葉「私たちはそもそも体重も体格もできあがっていないんだ。吹っ飛んで骨が折れるぐらいは覚悟しておけ」

麗奈「……ま、ないよりはましってところね」

小梅「……黒……黒がいい……」

晶葉「あぁ、できる限り目立たないカラーリングのほうがいいな……光。その真っ赤なのはやめてくれ」

光「えぇっ!?」

光「じゃあ青でいこうかな……」ブツブツ

麗奈「……で、あとは?」

晶葉「正直、人を倒せるような武器は……ショックガンだとか、スーパースーパーボールとかはあるんだが」

麗奈「すーぱーすーぱーぼーるぅ?」

晶葉「あぁ、弾性を限界まで高めたスーパーボールだ。地面にたたきつければすさまじい勢いで跳ね回る」

麗奈「なるほどね……ふぅん」

光「よし、そいつを投げつけて……」

麗奈「バカ言ってるんじゃないわよ」

光「じゃ、じゃあどうするんだ?」

麗奈「決まってるでしょ?そんな面白アイテムがあるなら……」

麗奈「とっておきの『イタズラ』ができそうじゃない」ニィ…

小梅(悪い顔……かっこいい……)

麗奈「他のアイテムは?」

晶葉「そうだな、これは遠距離から伸び縮みさせられるロープスティックだ」

麗奈「へぇ、ロープにも棒にもなるのね。便利じゃない」

晶葉「それからこっちが通電性にすぐれた合金の――」

麗奈「……重いわ、却下」


光「……話に混ざれない」

小梅「……でも、麗奈さん、も……みんなを、助けようとしてるから……」

光「あぁ、レイナはそういうやつだからな。なんだかんだ言ってもいいやつだよ!」

麗奈「聞こえてんのよアホ南条。カンチガイしてんんじゃないわよアホ」

光「な?」

小梅「……はい……」

麗奈「よし、計画はできたわ」

晶葉「一気に攻め込まなければ、私たちに勝利はないな」

光「人質の救出が最優先、だろ」

小梅「私、は……」

晶葉「不安なら、ここにいてくれてもいい。隠し通路の奥の隠し部屋だ、安全だろう」

小梅「……」フルフル

麗奈「何よ、ついてくる気なの? 足手まといはいらないんだけど?」

小梅「心配、してくれて……ありがとう……大丈夫、だから」

麗奈「心配なんてしてないっての! ったくもう……」

光「レイナはお礼言われなれてないもんなー」

小梅「うっさい黙れアホ!」

光「断る!」

てへ間違えちゃった

麗奈「うっさいだまれ!」

です

小梅「今、何か……」

晶葉「どうした小梅?」

小梅「……変なこと、言ったような」

晶葉「気のせいだろう……しかし、いいんだな?」

小梅「……たぶん、大丈夫……わかるから……」

晶葉「わかるって……相手がか?」

小梅「うん……どこらへんにいるか、聞こえる……」

晶葉「すごいな、小梅」

小梅「聞いてるだけ、だから……」

晶葉「いや、それでも私たちにわからない情報が入るのはありがたい。頼りにしてるぞ」

小梅「えへ、えへへ……」

小梅「こっちの、出口からなら……大丈夫……」

麗奈「本当でしょうね?」

光「レイナも心配性だなぁ」

麗奈「アンタがノーテンキなのよ。ノータリン」

光「ひどいな!?」

麗奈「……いい、もうふざけてる余裕はないのよ」

光「わかってるって。大丈夫さ」

麗奈「はぁ……」

晶葉「……よし、では扉を開けるぞ」

小梅「……うん」

 カシュッ  ピピピッ
   ウィーン ……

晶葉「……誰もいないな」

麗奈「さて、まずは廊下に出る時の話だけど……」

小梅「……あっ」

光「な、なんだ?」

小梅「……そこ、誰か……」

晶葉「なんだと!?」チャキッ

麗奈「……掃除道具のロッカーですって? それごと通電させてしびれさせるわよ?」

麗奈「抵抗すれば、こっちにも武器がある。おとなしく……」

小梅「あ、あの……そうじゃなくて……」

麗奈「何よ」

 ガチャッ  ギィィィ…

蘭子「わ、我が闇の前に屈せよ俗物どもめ図が高いぞふははは闇の炎は相手をのむぞぉぉ」

光「ら、蘭子?」


神崎蘭子(14)

蘭子「ふぇっ……」

麗奈「……あきれた。何やってんのよアンタ」

蘭子「我が……友らよ……!(み、みんな……?)」

光「どうしたんだ蘭子、なんでここに……? 無事だったのか、よかった」

蘭子「わ、我が身に傷を負わせることはかなわなかったのだ……(そ、それには理由があって……)」

晶葉「……ほう?」

蘭子「我が友が……自ら、その身を……(一緒にいた人が、おとりに……)」

光「その身を……って、おとりに!? 誰が!」

麗奈「バカ、声がでかい」

蘭子「……幸子ちゃん、が……」

光「幸子が……! くっ!」

幸子…無茶しやがって…

麗奈「……」

光「幸子のやつ……! 絶対に助けなきゃ」

晶葉「蘭子、どうする? ここにいればいずれ見つかる可能性も出てくる」

蘭子「わ、私は……不届き者共を殲滅し……(あ、あの人たちを追い返したいです、けど……)」

晶葉「……そうか、その意気やよしだな」

麗奈「やめときなさいよ。ヘタレを連れてっても足手まといだわ」

光「レイナ、そんな言い方!」

麗奈「事実でしょうが。輿水もオトリだなんて損なことよくやるわね」

晶葉「や、やめないか。な? ここでもめても仕方ないだろう」

麗奈「……ただ、まぁ。あの時アタシたちが見つからなかったのも輿水のおかげよね」

光「……」

麗奈「ちょうどいいわ。ついでに助けてやろうじゃない」

光「……レイナ、相変わらず素直じゃなさすぎるだろ」

麗奈「うっさいわね、ついではついでなのよ。黙ってついてきなさい」

晶葉「……どうしようもないな」

小梅「装備……予備、あるから……」

蘭子「おぉ……我が身に纏いしは漆黒の衣……まるでそれは閻王のごとく……(わぁ、かっこいい……が、がんばります)」

晶葉「さて、作戦の確認だ。我々はできる限り1人ずつ殲滅。人質の解放・救出を最優先で行う」

蘭子「ほう……」

小梅「……廊下は、たぶん……あ」

光「どうしたんだ?」

小梅「ダメ、来る……近くに、来る……!」

蘭子「ほ、ほう、お、おも、おもしろいでは、ないか」

晶葉「蘭子、落ち着け。大丈夫だ……小梅。何人だ?」

小梅「1人……だけ」

麗奈「なら、問題ないわね。まずは1人、叩き潰すわよ」

部下D「流石にもういないとは思うが……あーあー、もし隠れているならおとなしくでてきなさーい」

部下D「お菓子もあるよー、危なくないよー」

部下D「……」

部下D「出てこないよなぁ、はぁ」

部下D「流石に誰も……」スッ

 ガチャ…ビリビリビリビリビリ!

部下D「ビリィィィイイイ!?」

晶葉「シュート!」ピチューンっ

部下D「かっ……は……」

麗奈「……まずは1人ね」

光「不意打ちでもなんでも、今はやらなきゃいけないんだ。ごめんね」

蘭子「お、おぉ……」

小梅「……生きてるから、平気……縛って、おこうかな……」グルグル…

蘭子「今の術式は、いったい?(今、どうやったんですか?)」

晶葉「何、ドアノブを通電させておいただけさ」

蘭子「雷を、流し込んだというわけか……(だから、しびれてたんですね……)」

麗奈「手袋をしてた時のための仕掛けもあったけどね。まぬけで助かったわ」

部下D「う……」ピクピク

小梅「……ケロイドには、ならない電圧だったから……残念だけど……」

光「小梅ー?」

小梅「な、なんでも、ない……うん、なんでも……」

蘭子「私も……共に行こう。貴殿らに、力を(私も……がんばります、力になれるように)」

晶葉「あぁ、さてと……どうするかな。うってでるには」

小梅「1人ずつ、来るわけじゃないから……悩むところ、だけど……」

なんでテロリストはこんな事務所を選んでしょうね戦闘力だけなら1個小隊あるんじゃねぇの?おもにきらりんパワーで

晶葉「ショックガン、これはきちんと頭か心臓に当たる位置に当てなきゃ気絶させるほどの威力はない」

蘭子「ふむ……ならばこれはどうだ?(じゃあ、こういうのはどうでしょう?)」

晶葉「オトリか……あまりやりたくはないんだが……」

麗奈「でも、固まられたままじゃ勝ち目ないじゃない。ひきつけるだけっていっても楽じゃないわね」

小梅「……停電、とか……」

麗奈「させてどうするのよ。今は昼よ?」

光「……やらなきゃいけないなら、アタシが引き受けるよ」

麗奈「アホ南条、あんたね」

光「仕方ないじゃないか。このまま何もしないでいるわけにもいかない、トラップじゃ攻めることはできない」

麗奈「……っち。向こう側で、何か引っ掻き回してくれればね」

光「覚悟は、できてる……大丈夫だよ」

蘭子「……無理をするでない。そなたとて、我らと同じ人の身であろう?(無理、しちゃいけませんよ……私たち、普通のアイドルなんですから)」

光「でもっ!」

晶葉「いいから、落ち着け……私に考えがある」

仁奈「う、うぅぅ……」

薫「こわいよぉ……せんせぇ……」

千枝「……ヒック……グスッ……」

舞「幸子さん……」

幸子「だ、大丈夫ですよ。ボ、ボクがいますからね! ふ、ふふん」ガクガク…

ボス「……気丈だな」

幸子「な、なんですか、あなたたち? さては、このカワイイボクに、サインを……」

ボス「黙っていろ」チャキッ

幸子「ひっ……!」

ボス「……さて、この事務所のアイドルは10人と聞いたが?」

幸子「さ、さぁ?」

よく考えたら全員中学生か

ちひろの霊圧が消えた・・・!?

ボス「半分しかいないんだ。おかしいな」

幸子「ボクに聞かれても困りますね、し、知りませんよ」

ボス「そうか……そっちのお嬢さんたちはどうだ?」

千枝「し、しらない、です……」

薫「せんせぇ……せんせぇ……」

ボス「ふむ……せんせえ、というのは……プロデューサーか。留守だったみたいだな」

ちひろ「あのー、私は」

ボス「大人の女は嘘つきだからな。信じないよ」

ちひろ「は、はーい……」

部下C「やべーすよ!」

ボス「どうした?」

部下C「Dが、階段を転がり落ちてきたんす!」

ボス「……ほう」

部下B「いってきましょうか」

ボス「そうだな、2人一組でいってこい」

部下C「えー、Bさんって真面目でやりにく」

部下B「なんだって?」

部下C「なんもないす……」

幸子(……神崎さんはともかく、池袋さんたちなら、なんとかしてくれる、はず……)

幸子「こんな時こそ、ヒーローに助けてほしいものですけどね、ふ、ふふ……」

ボス「ん?」

……用事できたの……ごめんなさい……

おい!







おい!

   ∩_______∩
  (  の  の )  ヴァイ

  (    ワ  )      
 /│ 保守命 │\        
 \ \____/ /

    ┃   ┃
    =   =
全自動保守支援ロボだよ
自動でスレを保守してくれるすごいやつだよ

   ∩_______∩
  (  の  の )  ヴァイ

  (    ワ   )      
 /│ 代行命 │\        
 \ \____/ /

    ┃   ┃
    =   =
全自動スレ建て代行ロボだよ
自動でスレを代行してくれるすごいやつだよ

テロリストの殲滅はきっと森久保ちゃんがしてくれる

>>82
乃々「むーりぃー……」

>>81
凛「プロデューサーを掛けて私と子供達で決闘に挑む」
で頼む

>>85
凛「プロデューサーを掛けて私と子供達で決闘に挑む」
スレ建て代行だよきらりん☆

いやむしろ女テロリストにPを人質に取られたほうがやばい

女テロリストに人質にされたPを救出するべく立ち上がった3人のアイドル!
佐久間まゆ!和久井留美!佐城雪美!

木場さんとのあさんは絶対波紋使いだと思うんだよ
何あのジョジョ立ち

P「・・・ブルッ」

女テロリスト「あん?今さらぶるってんのかい?さっきまでは余裕ヅラしてたのによう」

P「いや・・・あの、逃げたほうがいいと思います」

女テロリスト「なに言ってんだテメェアタシを舐めてんのか!?」

ガタッ

女テロリスト「!誰だ!?」

猫「ニャー」

女テロリスト「何だ・・・猫か・・・脅かしやがって」

P「ニゲテー」

という感じのを誰か頼む

>>103
のあさんはどちらかというとサイコパワーとかあの手のっぽいイメージ

保守
P「あ、女テロリストさん頭下げて」

女テロリスト「あぁ!?さっきからなんだおmヒュン ガス

まゆ「ふふ・・・ふふふ・・・Pさぁん助けにきましたよぉ~」

女テロリスト「てめぇが投げたのか!!どっから入ってきやがった!」

P「女テロリストさん早く逃げてほんと早く」

雪美「…P …助けに…来た・・・」

和久井「まったく、私との結婚式をほったらかしてなに遊んでいるの?」

女テロリスト「テ、テメェらなにもんだ!!!」

まゆ「うふふ・・・Pさんのお嫁さんですよぉ」

雪美「…Pは…私と…一緒…永遠に…」

和久井「花嫁よ」

保守
P「3人ともやめるんだ、後俺はまだ結婚してないしアイドルと結婚するつもりもない」縄抜けスルスル

女テロリスト「てめぇなんで縄抜けれるんだ!おとなしくしてろ!!」

まゆ「ふふふ・・・どうしてそんなこと言うんですかぁ?Pさんはまゆと赤い糸で結ばれてるんですよぉ?」

雪美「…Pは…私と…繋がってる…魂で…」

和久井「すでに実印は確保してあるのよ、後は二人で役所に持っていくだけ」

P「女テロリストさん・・・一緒に逃げましょう・・・」

女テロリスト「っはぁ!?てめぇなにふざけたこtヒュン ガス

まゆ「Pさぁんなんで逃げようとしてるんですかぁ?まゆと一緒に帰りましょうよぉ~それともその女に惑わされてるんですかぁ?」

雪美「…P…惑わす…許さない…」

和久井「いきなり浮気ってこと?浮気は男の甲斐性とは言うけれど私は許さないわ」

姉御、育てられ方を間違えたんだね……どうか幸せに

保守

まゆ「ふふ・・・Pさぁん今日の晩御飯ハンバーグでいいですかぁ~?丁度良いお肉を見つけたんですよぉ」

女テロリスト「な・・・て、てめぇら近づくな!!!」

雪美「…捕まえた…許さない…絶対…」

和久井「さぁ、泥棒猫は駆除しないとね」

女テロリスト「ッヒ・・・た、たすけて・・・」

P「モウダメダー」

早苗「みんなのお巡りさん片桐早苗参上!テロリストは私が連行します!」

P「キタ!メインポリスキタ!これで勝つる!!」

テロリストは改心してその後アイドルとしてデビューしたとさ

おしまい

乙ー

そして、ありがとう

後の姉御である


そして>>1帰ってきたー!

丁度良く終わらせられてよかった!お帰り!!はよ続き!

部下C「しかし、こんな子供ばかりの事務所で大丈夫すかねぇ……」

部下B「ボスの決めたことだ。問題ない」

部下C「いやいや……だってほら、しゅちょーとか、あるんでしょう?」

部下B「ボスが言ったんだ。間違いない」

部下C「……永井秀和かなんかすか」

部下B「なんだそれは」

部下C「いや、いいんすよ。さてと……」

光「アイドルゥゥウウウキイィィイイイイック!!!!」

部下C「おっと、あぶねっ」

光「くそっ、かわされた!」

部下B「……動くな」チャキッ

光「あ……くっ」

部下C「いやぁ、いいキックすね……当たってたらヤバかったかも」

光「鍛えてますから」

部下B「Dをやったのはお前か」

光「そうだと言ったら?」

部下B「……ボスのところへ連れていく」

光「へぇ……悪党どものボスか。上等だ」

部下B「……貴様、ボスは!」

部下C「はいはい、やめやめ。いやぁ、小さいのにがんばったんすねー」

光「小さくない!」

部下B「縛らせてもらうぞ」

光「……わかった、好きにしろ」

亀甲縛りだな

――――
――

蘭子「……これが、世界の選択だとでも?(本当に、やる気なんですか?)」

晶葉「正直、賭けだが……でも、相手側に人質を握られたままではできることも少ない」

光「いいよ、やる。アタシに任せろ」

麗奈「……ほんっと、救えないほどアホね」

光「4人のことを信じてるから、ね」

小梅「……危ない、よ……?」

光「だから、アタシがいく。蘭子は作戦伝達に向かないし、晶葉はここの頭脳だ」

光「レイナほどの機転はきかない。小梅みたいに、察知する力もない」

光「この中なら、アタシがいくべきなんだよ」

蘭子「わ、私とてその程度の任務容易く!(わ、私だってそれぐらいなら!)」

光「それに、さ……助けられる側の気持ちも味わってみたいから」

麗奈「……勝手にしなさいよ、バカ」

光「信じてるよ、待ってるから」
――
――――

部下C「じゃあ連れてくとしますかー」

部下B「あぁ」

光(……幸子に、合流して、それから……)

部下C「ところで、縛るのって普通に縛るんすね」

部下B「なんの話だ」

部下C「え、だってBさんてロリコ」

部下B「……最近は冷えるな。風通しを良くする気はあるか」チャキ

部下C「ないです」

部下B「それでいい」

光(信じてるぞ、みんな……)

麗奈「……いったわ」

晶葉「それで、どうする?」

小梅「……たぶん、あと……4人……」

蘭子「……ほう、面白い。ククク、血が滾る……(き、緊張するけど、頑張りましょうね)」

麗奈「あのバカからの連絡待ちね」

蘭子「我らが呪力、確かに託した……もはや『時』を待つのみよ……(そうですね、信じて待ちましょう……)」

晶葉「私たちも、準備だ。覚悟を決めよう」

小梅「……リアルなのは、やっぱり、まだ……だめ……・」

麗奈「本当に大丈夫なんでしょうね?」

晶葉「私は天才だ。信じろ」

部下C「連れてきましたすー」

ボス「うむ、ご苦労」

光「お前がボス……なのか……?」

ボス「あぁ、そうだ」

光「なんてことだ……これなら……」

部下B「いいか、ボスの質問に答えろ」

光「……あぁ、わかったよ」

ボス「まず、ほかのアイドルはどこにいる?」

光「さぁ、わからない。アタシはただ、1人でも戦おうとしてただけだ」

ボス「……そうか」

光「あぁ」

ボス「……」カチャッ

光「……銃を、向けられても。知らないものは、知らないな」

ボス「では、向こうなら?」スッ…

光「向こう……?」

幸子「な、南条さん……」

千枝「……やだよぉ……千枝、こんなの……」

光「さ、幸子! それに、みんなも……」

ボス「できれば怪我人は出したくないんだ。わかってほしい」

光「……わかった、いうよ。アタシ達は、秘密通路に隠れていたんだ」

ボス「秘密通路?」

光「あぁ。事務所を改造して作ったんだ。何人かの要望で」

ボス「そうか……場所は?」

光「2階、廊下。非常ベル横の植木鉢のしたのボタン」

ボス「……確かめてこい」

部下B「わかりました」

ボス「そうだな、Cもついていけ」

C「かしこまりー」

ボス「さて、これで君は用済みだ」

光「……撃つのか?」

ボス「撃たないさ。さ、しばらく転がっていてくれ」

光「……」

幸子「南条さん、どうしてあなたは……」

光「幸子、みんな」

幸子「……?」

光「アタシ達の勝ちだ」

 コロン ッ カラカラ……

部下A「なっ……」

ボス「ばくだ……!」

   キイィィィィィィィイィィイイイン!

ボス「っ……!」

部下A「……!」

晶葉「チェックメイトだよ、テロリスト諸君」

ボス「ばか、な……」

部下A「ぐっ……!」

麗奈「動くんじゃないわよ……って聞こえてないか」

蘭子「さぁ、ひれ伏せ。こうべを垂れよ!(抵抗しないでください!)」

光「みみいたい……めがくらくらする……や、やったか……?」

麗奈「……なんであんたは巻き込まれてるのよ」

ナンジョルノ!やったかはあかん!

なん・・・だと・・・!?

 プシュッ…

幸子「な、なんですか、今の?」

晶葉「池袋晶葉特性、ショッキングクラッカーくんだ」

幸子「クラッカー?」

晶葉「あぁ。音と光の設定を間違えてスタングレネードもどきになってしまったできそこないさ」

幸子「……ボクらは、音も光もほとんど来ませんでしたよ」

晶葉「音と光をシャットアウトする、プラネタリウム君用の暗幕を圧縮して持たせた。光がそれを張ったおかげだな」

光「さぁ、どうだ! 悪党どもめ!」ビシッ

小梅「……あの、そっち、誰もいない………」

麗奈「どうやら、あんたら側に張ったせいで自分は巻き込まれたみたいだけど?」

ボス「ばかな……中学生しかいない、はずなのに、こんな……」

蘭子「ふっ……痴れ者め。我らは偶像にして絶対!(残念でした、私たちは、アイドルですから!)」

晶葉「ま、この天才がいるときに攻め込んできたのが間違いだったんだ。人質にとらせてもらうぞ」

ボス「くそ……くそっ……!」

部下B「ボス、いったなんの……!」

部下C「なっ……」

麗奈「……さ、あんたらもおとなしくしなさい。大好きなボスがどうなってもいいの?」

部下B「や、やめろ……!」

小梅「スプラッタ……ふふふ………」

麗奈「全員お縄ね。ま、アタシらにとっては朝飯前よ」

ボス「………」ガクッ

部下「ボス……」

ボス「くそっ……私は……!」シュルッ

晶葉「なっ、ナイフ!?」

ボス「くそおぉぉ!」ビュッ!

 がしっ!

ちひろ「……はい、ここでカットで♪」

ボス「なっ……なに!?」

幸子「ち、ちひろさん?」

ちひろ「いやぁ、いいですね。中学生が協力してテロリストを撃退だなんて!」

ボス「な、なっ……!?」

部下A「バカな、さっき縛って……」

ちひろ「抜けました。事務員なので」

幸子「だ、だったら最初から助けてくれればよかったじゃないですか!」

ちひろ「そんなの面白くないでしょう!」

麗奈「うわぁ……」

晶葉「……そこまでいくと尊敬するよ」

蘭子「まさに暗黒の化身よ……」

まぁ事務員だから縄抜けくらい出来て当然か

ボス「ふ、ふざけるな! そもそも、そんな」

ちひろ「ちなみに映像も記録してあります。今度発売してみましょうかね」

部下B「監視カメラは破壊した!」

ちひろ「やだなぁ、監視カメラなんてダミーですよダミー♪」

部下B「なんだと……!?」

ちひろ「こんな面白い映像! 残さずにどうするんですか!」

麗奈「おーい、南条。敵よ、敵がいるわよ」

光「え、なに? スシ?」

小梅「……スプラッタ映像に、なってたかも……? それは、それで……」

ちひろ「あと、それから」

ボス「くそ、くそぉ……!」

ちひろ「そろそろプロデューサーさんが帰ってくるころです」

薫「あっ……ほんとうだ! せんせぇがくる!」

 ズゥン… ズゥン…

幸子「……」

 ズゥン…… ズゥン……

晶葉「……」

 ズゥン……ガチャッ!

P「おっはよー!」

北斗のP

ボス「で、でかい……!」

P「あれ? なにこれ」

千枝「プロデューサーさん、あの……」

P「……んー」

部下C「な、なんすか」

P「なるほど! なるほどね」

小梅「……」

P「アイドル志望の子たちが来たと」

麗奈「違うわよバカ!」

P「え、違うの?」

ボス「……もう終わりだ。好きにしろ」

P「だってさ、ほら。女の子だよ?」

麗奈「女=アイドルって考えやめなさいよ!」

P「そんなことを言われてもなぁ」

ボス「私は、私は……!」ポロポロ…

部下A「申し訳ありません……力が至らぬばかりに」

部下B「ボス! ボスぅ!」

部下C「やっぱBさんってロリコ」

部下B「黙れ!」

部下D「きゅぅ……」

P「ほら、選り取り見取り」

まさか本当に女性だったとは

女テロリストだった

ちひろ「いや、違いますよプロデューサーさん」

P「そうなんですか?」

ちひろ「えぇ、この子たちはテロリストだったんです」

P「テロリストですか! なるほど!」

ボス「国に、民に、私たちの思想を知らしめたかったのだ……歪んでいると、そう……」

P「よーしわかった、アイドルになろう!」

ボス「ふざけるなぁ!」

P「俺は本気だ! 人に自分の考えを知らしめるなんてアイドル向けの考え方じゃないか!」

ボス「なっ……」

P「それに、これは新しいよ! テロリスト系アイドル!」

ボス「あ、アイドルなど、そんな軟弱なもの、私は……」

部下B「ボスに猫耳をつけてスクール水着だと! やめろ! そんな軟弱なことはさせん! させんぞ!」

部下C「……あのー、辞めさせてもらっていいすかね」

部下A「ボス……」

P「ねぇ、ちひろさん!」

ちひろ「そうですねぇ。それだったら新アイドルの宣伝としてもさっきの映像が使えるので……」カタカタ…

ちひろ「よーし、5人まとめて面倒見ましょう!」

P「よっしゃ! 目指せトップアイドルだ!」

ボス「……勝手にしろ。私は私の考えを知らしめたいだけだ」



晶葉「……これ、私たちが無理をしなくともプロデューサーが帰ってきたら決着だったんじゃないか?」

麗奈「言わないでよ、頭痛くなってきた」

光「ん……あれ? なにがあったんだ?」

小梅「……終わりよければ、すべてよし……だったかな……」

@おまけ もしも違うアイドルたちがいるタイミングだったら


ボス「さぁ、抵抗するな!」

部下C「ケガをしたくなければおとなしく伏せるんすよー」

巴「あぁ!? どこの組のもんじゃワレ!」

桃華「まぁ、巴さん。そのような言い方はお下品ですわ」

巴「うちにはそんなチャラチャラしとうのは似合わんのじゃ」

桃華「ふふっ、ですがPちゃまとのお仕事では……」

巴「な、なんいうとんじゃ!」

部下B「おい、貴様ら! なにを……」

 ドドドドドドド…

部下B「な、なんだ!?」

黒服「お嬢ォォオオオオオ!」

SP「お嬢様ああああああああぁー!」

ボス「ひっ!?」

桃華「まぁ、お座りくださいまし。ゆっくりと『お話』でもしませんこと?」

バックボーン最強きた!

@おまけ2 Co年上組の場合


ボス「さぁ、おとなしくしろ!」

真奈美「ほう、いい銃だな……だが」

 カインッ! ガッ

真奈美「持ち手が甘い」

部下D「かはっ……」ガクッ

ボス「ば、バカな!」

志乃「あら、可愛い……ワインはいかが?」

ボス「や、やめっ……はなせ!」

瑞樹「いやぁーん、こわいわぁー」クネクネ

部下B「ババアがそんなことしても可愛くない!」

瑞樹「な……なんですって……!? この……エイジングボンバァアアア!」

部下B「ぐあああああああ!」

部下C「うわぁ、車田飛び初めて生で見たっす……」

美優「あ……これは、どちらを助けたらいいんでしょう……?」

木場さんvsきらりん

@おまけ3 高校生組の場合


部下A「動くな!」

きらり「こわーい! やめてー!」ブンブン

部下A「だ、だからうごっ……ぐあっ!」

杏「ねぇねぇ、このまま制圧されたままだったら仕事なくなるかな?」

部下C「は?」

翠「動いたら撃たれるのはあなたたちのほうです」

有香「押忍! ……銃弾より、私の拳や翠さんの矢のほうが速いですよ」

部下D「おっけー、降参します。勘弁してください」

まゆ「あれ……? やめちゃうんですかぁ? プロデューサーさんが助けに来てくれるように、このままでもいいんですよぉ?」




結論:アイドルに手を出すな

>>183
木場さんは賢いので危ない橋は渡りません

これで終わり
途中で外してごめんなさい

保守支援ありがとうございました

おっつおっつばっちし☆

おっつおっつばっちし☆
そうか、中等部組以外だと戦力的に向こう側が不利だったんだな…

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