悟飯「学園都市……?」(778)
悟飯「ブルマさん、学園都市ってなんですか?」
ブルマ「なんか超能力を使える人達が集まってる街らしいわよ」
悟飯「超能力……?グルドや餃子さんみたいなやつかな」
ブルマ「まぁ悟飯君達にはとっても及ばないと思うけどねー」
悟飯「はぁ」
ブルマ「なんでそんなこと聞くの?」
悟飯「お母さんが僕の進学先を勝手に決めたらしくて……」
ブルマ「そこが学園都市ってわけね」
悟飯「僕大丈夫かなあ」
ブルマ「もう悟飯君も高校生だし、いろんなこと経験するのも良いんじゃない?ねえベジータ」
ベジータ「ふん、くだらん……学校なんぞに行っている暇があったら修行すればいい」
悟飯「あはは、相変わらずですね」
ベジータ「悟飯!貴様また修行をサボっているな……セルと戦った時よりまた一段と気が落ちているぞ!」
悟飯「ひゃあ!失礼しまーす!」
そして――
悟飯「ここが学園都市かぁ、西の都よりは発展してないみたいだけどすごいや」
悟飯「えっと、確かここの寮だっけ……」
上条「ん?あんた誰だ?」
悟飯「あ、どうも初めまして。僕孫悟飯って言います」
上条「悟飯?変わった名前だな。俺は上条当麻だ、なんでここに?」
悟飯「今学期からこの寮に転入することになったんです」
上条「この寮?ってことは俺と同じ学校か、小萌先生からは何も聞いてないけど……」
悟飯「編入試験を急に受けたもんですから……あはは……」
上条「編入試験って、うちの編入試験は無駄に難易度高かった気がするけど、すごいなあんた」
悟飯「まぐれですよマグレ」
上条「っと、禁書目録が腹空かせて噛みついて来たんだった。じゃあな悟飯!」タッタッタ
悟飯「なんだかお父さんみたいに頭がツンツンな人だったなあ」
次の日――
悟飯「えーっと持っていくものはコレとコレと……よし、大丈夫かな」
悟飯「いってきまーす」ガチャ
上条「どわっ! って悟飯か」
悟飯「上条さん、おはようございます」ペコリ
上条「おはようございますってお前……遅刻ギリギリだぞ!」
悟飯「遅刻?」
上条「なに分りませんって顔してんだよ……あと15分以内に校舎に入っとかないと怒られるんだよ!」
悟飯「え、ええ!?」
上条「大丈夫かよお前……ってもう時間がない!走るぞ!」
悟飯「は、はい!」バビューン
上条「……え?」
上条「は、速いというか……オリンピック選手とかそういうレベルじゃないぞ……加速系の能力者か……?」
上条「あの速さだとレベル4はありそうだな……って呆けてる場合じゃない!不幸だぁぁぁぁぁ!!」ダダダダ
キーンコーンカーンコーン
上条「ゼェゼェ……間に合った……」
土御門「上やん今日も遅刻ギリギリだにゃー」
青ピ「どうせまた女の子とフラグ立てよったんやろ、これだから……」
上条「ちげーよ、今日は」
青ピ「うわ、こいつ自覚あんねん」
土御門「カミヤンのフラグ建築能力は今に始まったことじゃないにゃー」
上条「だから違うって!今日は、その、男だよ!」
クラス一同「え?」
上条(しまったぁぁぁぁぁぁ!!)
小萌「上条ちゃん……まさか上条ちゃんにそんな趣味が……」
上条「ち、違いますって小萌先生!俺はその転校生が偶然同じ寮で……」
小萌「転校生?じゃあもう悟飯ちゃんとはお知り合いだったんですねー」
青ピ「お尻合い……」ボソッ
上条「こいつぶん殴っていいかなぁ!?」
吹寄「三馬鹿!うるさい!」
上・青「はい……」
土御門「なんで俺まで……」
小萌「はいはーい、今日は転校生さんを紹介しますー!」
青ピ「で、どうなん?もしかして中性な感じの美少年?」
上条「そっちの気があるのはお前じゃないのか、別に割とでかかったけど普通な感じの奴だよ」
上条(能力のほうは結構すごそうだったけど……)
土御門「お、入ってくるぜい」
悟飯「ど、どうも……」ペコペコ
女子「割とイイ感じじゃん、かわいい系?」
男子「上条がネタばらししたせいで転校生が男か女かのドキドキワクワクが台無しだぜ……」
悟飯「えーっと、孫悟飯です。今日からお世話になります」ペコリ
小萌「そんなにペコペコしなくていいんですよー?」
悟飯「え、あ、はい」ペコリ
小萌「じゃあ席はー……上条ちゃんの隣がいいですねー」
上条「おーうこっちだこっち、改めてよろしくな、悟飯」
悟飯「いやー知り合いがいてよかったですよ、こちらこそお願いします」
小萌「はーい、じゃあ授業を始めますよー?」
昼休み――
上条「お前すごいな……授業完璧だったじゃないか……」
土御門「にゃー、入る高校間違えてないかにゃー」
青ピ「僕はゴミや……特異な保健体育すら負けるなんて……」
悟飯「お母さんが結構スパルタでしたから」モグモグ
上条「それにしてもよく食うな、次体育だぞ?大丈夫か?」
悟飯「モグモグ……別に大丈夫ですよ?」
青ピ「それでもパン10個は食いすぎやろ」
上条「そういえば悟飯は何の能力者なんだ?朝のダッシュを見る限りだと加速系か?」
悟飯「加速?いえ違いますけど、僕なんかおかしかったですか?」
上条「いやいや、車より速いスピードでダッシュしてましたよ悟飯サン」
悟飯(し、しまった~あれでもやりすぎなのか)
青ピ「車より速いのに加速系やないって冗談やろ」
土御門「かみやんはすぐ話盛るからにゃー」
悟飯「ま、ままマグレですよー」ダラダラ
上条「マグレって……そういえばまだ能力スキャンもしてないんだよな、わりいわりい」
青ピ「まあ車より早く走るんやし僕らみたいなレベル0やないやろなぁ」
悟飯「あ、あはは……」
体育の授業――
小萌「今日は体育の先生がお休みなのでみんな自由に遊んでいいですよー」
青ピ「よっしゃ!野球やろ野球!」
上条「お前そんなに野球好きだったか?」
青ピ「あかんでえ、もうそろそろWBCあるやんも~」
土御門「つぐづぐ流行とかイベントに弱い男だにゃー」
上条「よっしゃ!一番バッターは悟飯だ!」
悟飯(力は抑えないと……よし、これでヤムチャさんくらいの気まで落としたぞ……)
青ピ「ほないくで!消える魔球!!」ビュンッ
上条「ばっ!お前ただの暴投じゃねーか!」
悟飯「え?」ガンッ!!
土御門「こ、これはやばいぜい。顔面に硬球が直撃だにゃー」
ポトン
悟飯「あ、これデッドボールってやつですよね!ラッキー」タッタッタ
クラス一同「」
悟飯「あ、あれ?僕何か間違えました?」
青ピ「い、いや、今顔面にボール当たらへんかった?」
土御門「そうだぜい……」
上条「平気なのか?」
悟飯「はあ」キョトン
上条「な、ならいいけどな……」
上条「よし、気を取り直して守備だ」
土御門「悟飯がピッチャーだぜい」
青ピ「よっしゃ!僕の華麗な打撃みせたるで!」ブンブン
悟飯(おかしいな~ヤムチャさん大リーガーらしいからこのくらいの気でいいはずなんだけど)
悟飯「よーし、いきますよー」ポイッ
青ピ「あっはっは~なんやねんそのヘナチョk」ズバァン!!!!
捕手「い、いってええええええええええ!!」
悟飯「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか?」
捕手「あ、ああ……」ビリビリ
上条「……投手交代するか」
そして放課後――
上条「今日は能力スキャンだったな、じゃあ俺たちは先に帰るわ」
土御門「また明日にゃー、つっても寮で会うかもしれないぜい」
青ピ「ほなねー」
悟飯「さよならー」
研究室――
教師「よし、今日はこの機械で君の能力を測るからね」
悟飯「はい!」
教師「じゃあちょっと君の能力を見せてみてくれ」
悟飯(能力ってよくわからないけど……気を高めれば良いのかな……)
悟飯「はっ!」ボッ
ドカァァァァァァァァン!!!
教師「あ、あれ?故障してたかな……」
悟飯「結局レベル0ってことになってしまった……ベジータさんだったらすごく怒るんだろうなぁ……」
悟飯「ちょっと喉乾いたな、自販機自販機……あった!」
??「チェイサァァァァーー!」バキッ
自販機「ガタン!!」
悟飯(ん?何やってんだ……?)
青は適当に考えた
ちょっと風呂
>>66
ID変わってた、はい
??「チッ、今日はおしるこか……」ビリビリ
悟飯(な、なんて人だ……勝手に商品を盗ってる……)
??「まあもう夏も終わるし、気分変わっていいかしら」ゴクゴク
悟飯(こういう時の為に……えーっと、このバンダナとサングラスと……あとコート!)ササッ
??「ぷはー、さーってともういっちょ……」ビリビリ
悟飯「ちょーーっと待ったぁぁぁ!」ザッ
??「誰よあんた……見ない顔ね……」
悟飯「君!今勝手に自販機の商品を盗ったな!」
??「ってかなにそのバンダナとサングラス……とコート」
悟飯「あ、かっこいいと思わないかな、コレ」
??「えっ?ダッサいけど?」
悟飯「…」ピクッ
??「つーかあんた、私を学園都市の第三位御坂美琴サマと知っての狼藉かしら?」ビリビリ
悟飯「……」
御坂「何よ、もしかしてビビって」
ドカァン!!
悟飯「一生懸命考えたんだぞ僕だって!そりゃあんまり時間も道具もなかったけど!!」ドン!!ドン!!
御坂(こ、コンクリートを踏み抜いてる)
悟飯「はっ……今はそんなことどうでもいいんだ……」
御坂「へえ……肉体強化か物質を脆くする能力ってとこね……私とやるっての……?」ビリビリ
悟飯「僕は別に喧嘩をしたいとは思わない!警察に行こうとも思わない!ただもうこんなことをしないと、誓うんだ!」ビシッ!!
御坂「はっ、何を言うかと思えば……」
悟飯「さあ、どうするんだい?」
御坂「答えはNoよ、ところであんたレベルはいくつかしら?」
悟飯「レベル……?ああ、今日はレベル0って言われたよ」
御坂(無能力者……?じゃあコンクリートを踏み抜いたのは自力?……まあどっちでも)ビリッ
悟飯「それがどうしたって――」
御坂「無能力者の調理法くらい!心得てるわよっ!」バリバリィィィ!!
御坂「無能力者の調理法くらい!心得てるわよっ!」
佐天「 」
悟飯「いっ!?」
バチィィィィン!!
御坂「ふう、これで気絶くらいしたかし……ら?」
悟飯「ひぇー、びっくりしたー。なんかビリッとしたぞ」フーフー
御坂(うそ……片手で……?)
悟飯「僕だったから良かったけど普通の人だったら危なかったぞ!」
御坂「チッ……舐めてんじゃないわよぉぉぉ!!」ビリビリィィィィ!!
バァァァァァァァン!!
御坂「っ! やばっ!……ついアイツの時と同じくらいの力が」
御坂「って居ない……もしかして消し炭にでも……ん?」
悟飯「……ひぇー、地面が焦げてら、飛ばなかったら服が破けるとこだったよ」
ヒュゥゥン、スタッ
御坂「飛行能力……?レベル0なんて嘘じゃない!」
悟飯「さあ、もう分かったろう?もうやらないと誓……」
御坂「あーもう、うっさいわね!」
悟飯(なんかブルマさんみたいな人だなぁ……)
御坂「これで……、黙らせてあげるわ!」ピィンッ……
御坂「超電磁砲!!」バシュゥゥゥゥゥゥン!!
悟飯「はっ!」
パシッ!!
御坂「嘘・・・でしょ・・・?」
悟飯「なんだこれ? お金?」
御坂(指二本で……止めたって……)
悟飯「見たことないなぁって、あれ?」
御坂(ば、バケモノ!!)ダダダダダダ
悟飯「あーっ!逃げた!」
悟飯「くう、慣れてない街だから見失った……」
悟飯「こうなったら気を探って……ん?」
男「オラオラぁ!金出せやぁ!」
男2「俺たちゃワルだぜえええ!!」
青ピ「ひぃーっ!勘弁してやーっ!」
悟飯「青髪ピアスさん?」
悟飯「た、大変だ!助けなきゃ!……この恰好でバレないかな」
上条「青ピ!てめえら何してやがる!」
男1「ちょっと金に困っちまってよぉ、こいつに借りようとしてたってわけだ!」
男2「なんだぁ?お前も金を分けてくれんのか?」
上条「……てめえらがいつでもカツアゲできるって言うんなら、その幻想をぶち殺す!」ダッ
男1「おっと、重力操作(グラビティーコントロール)!」ズンッ
上条「ぐっ!体が……重い……」
男1「こいつぁ通常の3倍の重力だ、どうだ動けねえだろ?」
上条「ンなもん!効く、か!」パキィン!!
男1「なっ!」
上条「おおおお!!」
男1「んちゃってー」チャキ
上条(なっ!銃!?)
男1「俺は大能力者(レベル4)だけどよ、こいつをいつも持ち歩いてるわけよ」
上条「ぐっ……」
男2「流石アニキ!へっへっへ!」
青ピ「かみやん……逃げ……」
男1「てめえは黙ってろ!重力操作!」ズシン!
青ピ「ぐぁあああ!」
男1「ほーらお友達が10倍の重力で苦しんでるぜ!!」
上条「く…っそ、紅茶さえあれば……!」
悟飯(……許せない!)
禁書は新約2巻までしか読んでない
悟飯「はぁぁぁぁ……!」ボッ!!
シュインシュインシュインシュイン
悟飯「お前たち……もうやめるんだ……」シュインシュイン
上条「あ、あれは……」
男1「せ、セルゲームの時の……」
男2「黄金の戦士!?」
悟飯「弱い物いじめをして面白いか?」ヒョイ
男1「は?って銃がねえ!」
悟飯「これのことか?」グシャ
男2「こいつ銃を片手で潰しやがった!!」
男1「調子に乗んじゃねえ!!重力操作!!」ズシン!
悟飯「……」スタスタ
男1「はっ?ちょ、なんでだ!30倍!!フルパワーだ!」ズシン!!
悟飯「何かやったか?」シュインシュインシュインシュイン
男1(地面がめり込んでる、確かに重力は30倍になってるはずだ!)
男1「なのになんでテメエは平気なんだよお!」
悟飯「はっ!」トン
男1「がっ……」バタリ
悟飯「お前はどうする」ギロリ
男2「ひ・・・ひぃ!ごめんなさい!もうしません!自首しますううう!!」
上条「す、すげえ……」
青ピ「なんやでもどこかで見たことあるような……」
悟飯(良かった、二人とも大した怪我はしてないみたいだ)
上条「あ、あの、ありがとうございます」
青ピ「君のおかげで助かったわ」
悟飯(しまった、喋ると流石にバレる……えっと)
サッ、ササッ
上条「き、気にしなくていいってことか?」
青ピ「なんでボディランゲージ?」
悟飯「…!」
サッ
上条「さらばだ、みたいな」
バビューン!!
青ピ「飛んでってもうたな、ってあの制服……?」
上条「どうした?」
青ピ「いや、コートの下に着てた服が僕らの制服に似とったなぁ思て」
上条「まさか、うちにあんな奴いないぞ?」
悟飯「ふぃー、危なかった……」バビューン
悟飯「よっと……寮に到着……」スタッ
禁書目録「…」ポカーン
悟飯「あ」
禁書目録「すごーい、空を飛んでたんだよ!」
悟飯「あ、あははそうかな」
禁書目録「当麻も空を飛んで帰ってきてくれたら早くご飯作ってくれていいかも」
悟飯「? 君は上条君の知り合い?」
禁書目録「知り合いっていうか、一緒に住んでるんだよ!」
悟飯(あれ?ここって男子寮じゃないっけ)
禁書目録「そろそろ当麻が帰ってくる気がするんだよ!」
悟飯(やばっ!まだコートのままだ!)
禁書目録「じゃあ私は行くね、ってもういないんだよ……」
部屋――
悟飯「ふいー……一日目から大変だった……」
悟飯「これからうまくやっていけるのかな」ゴロン
その頃御坂は――
御坂「何なのよアイツ何なのよアイツ何なのよアイツはぁぁぁぁ!!」ビリビリビリィ!!
上条「ちくしょぉーーーー!不幸だーーーーー!!」ダダダダダ
寝る
着地点考えてなかった
寝ながら展開考えて明日書くわ
起きたら同居人にパソコン占拠されてた
スタートボタンの取れたpspしかない
三度寝からめぞん一刻読んでた
書き溜めしてないし何も考えてないけど続き書く
悟飯が学園都市に来てから一か月が過ぎた――
小萌「はーい今日の授業は終わりですー」
上条「くはー!やっと今日も終わりだー!」
悟飯「大げさだなあ上条君」
青ピ「僕らはごーやんと違ておつむが悪いから毎日が長いんやで!」
土御門「否定はしないが何かむかつくぜい」
上条「悟飯も結構学園都市には慣れたか?」
悟飯「上条君達が仲良くしてくれてるお蔭でなんとかってとこかなぁ」
青ピ「ほんまごーやん人間できとるなぁ」
土御門「ほんと、俺たち三馬鹿とつるんでるのがウソみたいだにゃー」
帰り道――
青ピ「僕ちょっと喉乾いたからジュース買うてええ?」
上条「げっ、お前そこの自販機使うのか?」
青ピ「なんかまずいん?」
上条「いや、ラインナップが不味いというかなんというか……」
土御門「まぁ別に青ピが良いならいいんじゃないかにゃー」
悟飯(ん?……ここの自販機ってそういえば)
青ピ「うわっ!おしることか黒蜜ジュースとかゲテモノばっかやん!」
上条「だから言ったろ……」
悟飯「あのー、上条君、ちょっと聞きたいんだけど」
上条「なんだ?」
悟飯「この自販機を蹴ってジュースを万引きしてる人がいるって聞いたことない?」
上条「ああ、ビリビリのこと――」
悟飯「ビリビリ?」
上条(待てよ、そういえばアレは普通に犯罪、なんだよな?あんまりおおっぴらに話すべきじゃないか)
上条「あ、え、いや、かか上条サンは何もシリマセンヨ?」
青ピ・土御門(めっちゃ顔に出てるな)
悟飯「?? そっか、それなら良いんだけど」
青ピ(普通にどうみても知ってる顔やん!)
土御門(純粋だにゃー……)
上条「さ、さあ青ピもジュース買ったしそろそろ帰ろうぜ!」
御坂「はぁー喉渇いたー」スタスタ
上条「げえっ!ビリビリ!」
御坂「だからビリビリって言うなって!言ってんでしょ!」ビリビリ
上条「どぅわ!あっぶねえ!」パキィン
悟飯「あぁーー!君は!!」
上条(しまった!顔見知りだったのか!?)
御坂「誰よアンタ」
悟飯(そ、そういえば変装してたんだっけ)
青ピ「えっなんなん?ごーやん第三位と知り合いなん?」
悟飯「あ、あーその、前に雑誌で見た人だなーと思って」
御坂「ちょっと待って、その声どっか……で……」ホワンホワンホワーン
御坂『これで……、黙らせてあげるわ!』ピィンッ……
御坂『超電磁砲!!』バシュゥゥゥゥゥゥン!!
悟飯『はっ!』
パシッ!!
御坂(似てる、というか声も背格好も全く一緒……)
上条「なんだよ、顔見知りじゃないのか。一応紹介しとくか、こいつは学園都市の第三位超電磁砲の御坂――」
??「お・ね・え・さ・まぁぁぁぁぁぁぁん!!」ヒュッドカッ!!
上条「みおぁぶぅ!?」
ゴロゴロゴロ!!
黒子「お姉さまに寄りつく害虫がいち、にのさんのしの。四匹もいますの!」
上条「し、白井か……」
青ピ「風紀委員が一般人に飛びゲリて」
土御門「世も末だにゃー」
悟飯「うわーすごいや!全然気を感じなかったのに!」
黒子「気?よく分かりませんが瞬間移動(テレポート)を使えるから当然ですの」
悟飯「瞬間移動かー、お父さん以外にもできる人がいたんだ」
上条「いや、お前の親父は何者だよ……」
御坂「く、黒子!丁度良かった。きょ、今日は帰るわよ?」ダラダラダラ
黒子「お姉さま?すごい汗ですの一体どうされたのですか」
御坂「なななななんでもないわよ」
黒子「はっ!まさかこの猿人類共に何かされましたのですわね!!」
御坂「いや、違」
上条「おい、雲行きが怪しくないか?」
青ピ「かみやんのフラグ建築に付き合わされる悪寒がするわ……」
土御門「俺らを巻き込むのはやめにしてくれにゃー」
悟飯「?」
黒子「風紀委員の名にかけて痴漢未遂で事情聴取しますのおおおおお!!」
上条・青ピ・土御門「逃げろ!!」ダダダダダダダダ
悟飯「えっ?」ポカン
黒子「チッ 三人逃げましたが一人は確保ですの」ジリジリ
悟飯「ぼ、僕何もしてませんよ!むしろそっちの人が!」
御坂「」ビクッ!!
黒子「あなたお姉さまに濡れ衣を着せるつもりですの?」ピクッ
悟飯「じゃなくて、自販機を」
黒子「ふぅ、軽い事情聴取程度で済ます予定でしたが……これは問答無用ですの!」ヒュンッ
悟飯「うわっまた消えた!」
悟飯「ってうわあ!」ドテッ
カカカカッ
黒子「拘束させてもらいますの、お姉さまに罪を着せるなんてあの猿以上に猿人類ですの」
悟飯(も、もしかしてサイヤ人の血が混じってるのがバレてる?)
なんやかんやあって風紀委員の初春達がいる支部――
悟飯(結局連れてこられてしまった)
黒子「で、では本当に何もされてませんのね」
御坂「そう言ったじゃないの……」
黒子「これは、大変な失礼をしましたの」ペコリ
悟飯「い、いえいえ誤解が解けたなら良いんですよ、あはは……」
初春「白井さんが誤逮捕なんて珍しいですね」カタカタ
佐天「どうせまた御坂さん関連だったんでしょ~」ボリボリ
初春「佐天さん支部で煎餅食べるのやめてください!」
いかん、風邪薬のせいでボーっとして変なことになってきた
黒子「お詫びと言っては何なのですが、少しゆっくりしてくださいな」
悟飯「はぁ……」
悟飯(う~ん、この感じだと御坂さんの自販機の件は黙っておいたほうがよさそうかな)
初春「お茶どうぞ」
悟飯「あ、どうも」
佐天「あ、あの~悟飯さんってレベルはおいくつなんですか?」
悟飯「まだ一回しか測定はしてないけど0って言われました」
佐天「わっ!じゃあ私と同じじゃないですか!」
御坂(嘘……絶対嘘よ……)ガクガクブルブル
佐天「御坂さん?何か言いました?ってこっちに来て一緒にお話ししましょうよ~」
御坂「こ、ここでいいわ」
初春「いつもはもっと偉そうなのに今日は謙虚ですね~」カタカタ
佐天「ちょっ、初春!」
御坂「アハハ・・・」
黒子「謙虚なお姉さまも素敵ですの!」
初春「そういえば、ここ最近スキルアウトの活動が活発なんですよね」
悟飯「スキルアウト?」
黒子「能力値が低くてのけものにされた人達が集まっているグループのことですの」
佐天「結構過激なんですよねえ、それが」
悟飯「へぇ~、僕見たことないなぁ」
初春「悟飯さんの通ってる学区のスキルアウトは私達が根こそぎ検挙しましたからね」カタカタ
黒子「お姉さまの活躍は目を見張るものでしたの!」
佐天「まあレベル4と5のお二人がいればスキルアウトなんて目じゃないですよね」
黒子「それほどでもないですのよ、ねえお姉さま」
御坂「う、うん……」チラチラ
悟飯(なんで御坂さんはこっちを見てるんだろう……、あの変装は完璧だったから気づかれるはずはないのに)
ビーッ!ビーッ!
初春「通報あり!第5学区、スキルアウト!」
黒子「第五学区、遠いですわね。人数は?」
初春「……30人です!能力者をいたぶっていたところを通報されたようです」
初春「現在男子高校生3人と戦闘中とのことです!」
佐天「3人と30人って無謀すぎでしょ!はやく行ってあげなきゃ!」
黒子「佐天さんは今日はお留守番ですの」
御坂「わ、私も行くわ黒子」
黒子「毎度ながらご助力感謝いたしますの!」
悟飯「僕も行くよ」スクッ
御坂「」ビクッ!!
黒子「だ、ダメですの!あなたはレベル0ですし危険ですわ!」
黒子「……お姉さま?何をしていますの?」
御坂「な、なんでもない」
黒子「さあ、行きますわよ!」シュンッ
悟飯「……」
佐天「大丈夫ですよ、あの二人なら」
初春「監視カメラのモニター見ます?人がゴミのようですよ」
悟飯「30人、大きい気が一つある……」
佐天「悟飯さん?」
悟飯「僕も行かなきゃ!」ダッ
佐天「ちょっ!」
バビューーン!!
佐天「ウソ……飛んだ……?」
ヒラヒラ
佐天「あれ、これ能力通知だ……ほんとにレベル0なんだ……じゃあ悟飯さんは一体……?」
上条「クソ!流石に人数多すぎだっての!」ダダダダダ
青ピ「なんでかみやんは勝ち目のない喧嘩を挑むんや!」
土御門「モノローグで男子高校生の喧嘩は1vs3を超えたらダメとか語ってたくせににゃー」
上条「うるせえ!あんな寄ってたかっていじめられてる奴を見過ごせるかよ!」
スキルアウト達「まてやゴラァァァァ!!」
上条「ちくしょぉぉぉ!!不幸だ!!」
土御門「ちょうど道が三つだにゃー、ここは三分割するぜい」
青ピ「ちょー!僕は君らとちがって喧嘩とか苦手なんや!」
上条・土御門「グッドラック」b!
スキルアウト「あいつら3つに別れたぞ!」
スキルアウト「追え!あの黒いツンツンが一番弱そうだ!」
上条「なんでだぁぁぁぁぁーーー!!」ダダダダダダダ
悟飯「ここだ!上条君達の気も感じるぞ」スタッ
スキルアウト達「ぐ……う……あ……」
悟飯「御坂さん達はまだ着いてないのか、それにしても酷いや」
悟飯(ざっと30人、みんな満身創痍だ)
悟飯(上条君達の気は……ちょっと離れてるな、逃げ切れたんだ)
悟飯「じゃあこの人達は誰が……?」
??「あーあーあーあー、なンなンですかァ?まァだ仲間がいたのかァ?」
悟飯(ここいらで一番大きい気だ!こいつがやったのか?)
??「なンだよ、だンまりかァ?別にいィけどよォ」
一方通行「あんま人サマに迷惑かけてンじゃァねェぞ」カチッ
ギュオッ!!
悟飯「おっと」
一方通行「あァ?うまくよけたなァ三下、お前がこいつらのボスってわけか」
悟飯「違うよ!ちょっと落ち着いてくれないかな」
一方通行「そういッて待つバカがどこにいるよォ!」ダァン!!
ヒュンッ
悟飯「おわっ!石!?」
一歩通行「避けたか……テメエただの三下じゃねェな」
三下(格上)
悟飯「だから落ち着いてってば!」
一方通行「ッは!おもしれェ!久しぶりに遊べそォな獲物だァ!!」ヒュンッ
悟飯「くっ、しょうがない……せいっ!」
一方通行「腕、頂きィ」ニヤリ
ガッ!
悟飯「いてっ!なんだ?」
一方通行「は?なんだそりゃァ?」
悟飯「おーいちち……みえない壁があったぞ……」
一方通行(ンなバカな話があるかよ、常人なら骨が砕ける勢いで反射したはずだァ)
一方通行(こいつの能力を把握する必要がありそうだな)
悟飯「止まった?話を聞いてくれ――」
ギュゥゥゥゥゥン
一方通行「圧縮圧縮ゥ!空気を圧縮ゥ!!」
悟飯「ないか……、あの壁ってどんくらい力入れれば壊せるんだろ」
一方通行(こいつをどォ処理するかだ)
悟飯「ヤムチャさんじゃ微妙だから……ううん、ただ力を入れすぎると」ブツブツ
一方通行「何ブツブツ言ッてやがる!オラァ!」
ドカァァァァァァン!!
一方通行「おいおい直撃ですかァ、避けたわけでもガードしたわけでもねェよな」
一方通行「ッたくスキルアウト共が、ガキがいッちょ前にはしゃぎ過ぎなンだよ」スタスタ
モクモク
一方通行「あ?」
悟飯「あーあ、折角の制服が破けちゃったじゃないか!どうしてくれるんだ!」
一方通行「冗談だろ、直撃はしたがノーダメージッてかァ?」
一方通行「ホントおもしれェな!オイ!」
悟飯「はっ!」ヒュンッ
一方通行(な、速――)
悟飯「せえい!」バキィ!!
一方通行「ぐっ!」
ズザァァァ
一方通行(おいおい嘘だろォ……反射越しに衝撃が伝わりやがッた……)ズキズキ
悟飯「僕はあんまり戦いが好きじゃないんだ!もうやめないか?」
一方通行(ンでもッてなンでアイツは平気なンだよ!)
一方通行(こいつァただもンじゃねェな……本気を――)
悟飯「やめないなら――」
上条「お、おい!やめろ悟飯!」
一方通行「あァ?」
悟飯「上条君?」
上条「一方通行も、なんでお前らが喧嘩してるんだよ!」
一方通行「こいつの部下共が絡ンできやがッたからよォ」
悟飯「だから違うって言ってるじゃないか……」
上条「……もしかして勘違いでこんな大ゲンカしてたのか?」
悟飯「大ゲンカ?」
ボロッ……
悟飯(あちゃー……)
黒子「ジャッジメントですの!……ってあら?」
死屍累々
黒子「どういうことですの?」
御坂「みんなノビてるわね」
悟飯「危ないとこだったぁ、見つかったらまた逮捕されちゃうとこだ」
上条「な、なんだ今のスピード……酔った……」
一方通行「あの一瞬でビルの屋上までジャンプたァ、こりゃすげェな」
上条「オエー」
事情を説明して――
一方通行「悪かッたな、どォにも勘違いしてたらしい」
悟飯「いえ、こちらこそ乱暴なことしてすみません」
上条「まったく、気を付けてくれよな……」
黒子「とりあえず救急車を呼びますの」
御坂「そうね」
初春「み、観ました佐天さん?」
佐天「モニター越しで早すぎて見えなかったけど、すごかったね」
初春「彼、本当にレベル0なんでしょうか……第一位と互角以上に戦ってましたよ」
佐天「うーん……」
アレイスター「孫悟飯か、彼の戦闘データを使えば面白いことができそうだ……」プカプカ
ポポポン ポポポン ポポポン テーテテッテーテテッテテッテー テン!
>>14
最初の段階では悟空の戦闘力、サタンより下だったんだろ?
ということは、サタンは銃弾食らっても平気なのかwww
ぱねえwwww
それからまた時が経って――
悟飯「今日は一人で下校かー」ホワンホワンホワーン
小萌『上条ちゃんと青ピちゃんと土御門ちゃんはバカだから補習ですー♪』
悟飯「やっぱり待っとけばよかったかなぁ」
佐天「あ、あの!」バッ!
悟飯「あ、君は……えーっと……」
佐天「佐天です、佐天涙子って言います」
悟飯「そうそう、佐天さんだ。僕に何か用?」
佐天「あの、私を……その……」モジモジ
悟飯「?」
佐天「で、弟子にしてくださいっ!」
悟飯「いっ!? 弟子?」
佐天「コレ……」スス
悟飯「あ、僕の能力診断書、風紀委員の支部に行ったときに落としたんだ」
佐天「悟飯さんってレベル0なのに、その、空飛んだり、すごい強かったり……」
悟飯(そういえば監視カメラで見えてるって言ってたっけ……)
佐天「私もレベル0で、それで全然自分に自信持てなくて」
佐天「わ、私も悟飯さんみたいに強くなりたいんです!」
悟飯「え、ええ……?」
佐天「駄目ならせめて、空の飛び方教えてください!」
悟飯「うーん、どうしようかな……」
佐天「お願いしますっ!」
悟飯(一応気を探ってみたけど、やっぱり普通の女の子……ん?)
悟飯(潜在能力は結構あるみたいだ、これなら何とかなるかも)
佐天「あの……」
悟飯「えーっと、空を飛ぶっていうか気の扱い方くらいなら教えられるかな」
佐天「気?」
悟飯「学園都市で言う能力みたいなモンだよ」
佐天「私能力者になれるんですか!?」
悟飯「ちょ、佐天さん近い近い……」
佐天「あ、すすすすみません私ったら!」
鳥山が「苦手だから」と言って描けなかった恋愛模様の描写期待
佐天「それじゃ、また明日ここに来ますね!さようなら!」フリフリ
悟飯「うん、また明日」
悟飯(とは言ったものの――、学園都市内でおおっぴらに気を使った修行は難しいな)
悟飯(うーん、やっぱり外に出なきゃ駄目かー)
悟飯(明日からは少し忙しくなりそうだな……)
初春「佐天さん、うまくいきましたね」
御坂「そ、そうね……」
黒子「お姉さま、もしかして悟飯さんが怖いのですか?」
御坂「ば、ばか!んなわけないでしょ!」
翌日――
佐天「す、すみません!待たせちゃって!」
悟飯「いいよいいよ」
佐天「昨日はああ言ってなんですけど、お友達とかの付き合いって大丈夫ですか?」
悟飯「ああ……うん……」
小萌『バカだから今日も(ry』
悟飯「大丈夫だよ、たぶん」
悟飯「じゃあ行こうか」
佐天「そういえば、どこで修行するんですか?」
悟飯「外だよ、僕の実家辺りが静かでいいかな」
佐天「じ、じじじじ実家!?」ボンッ
悟飯「佐天さん?顔が赤いよ?」
佐天「あわわわ、何でもないです! で、でも外に出るのって色々手続きが……」
悟飯「それなら大丈夫だよ、筋斗雲!」
筋斗雲「ピューン」
佐天「……雲?」
悟飯「これに乗って移動すれば大丈夫、なんかチップ?みたいなのがあるみたいだけど一定以上の速度を出せば反応しないみたい」
佐天「その前にこの雲に乗れるんですか?」
悟飯「乗れるよ?ほら、お父さんが心が綺麗なら乗れるって」
佐天「な、なら……えいっ!」ポフッ
佐天「わっ、本当に乗れた!」
ヒューン
佐天「うわーっ風が気持ちいー!」
悟飯「はは、喜んで貰えて良かった」
佐天「でもこれ、どういう原理で飛んでるんだろう……」ポンポン
ヒューン
悟飯「ほいっ、到着っと」スタッ
佐天「こ、ここが悟飯さんの実家ですか……」
佐天(どうしよう、すごいド田舎だ!)
悟飯「何もないでしょ、でもとっても良い所なんだ」
ガチャッ
悟天「兄ちゃん!おかえりー!」
悟飯「おー悟天、良い子にしてたかー?」
チチ「どうしただか悟飯ちゃん、急に帰ってくるなんて」
悟飯「彼女に気の扱いを教えてあげようと思って」
佐天「佐天涙子です、はじめまして」ペコリ
チチ「まだ子供でねえか……ご、悟飯ちゃんがろりこんになっちまっただー!」ダダダ
悟飯「あっお母さん!違いますって!」
悟天「にししー、兄ちゃんろりこんだー」
悟飯「意味も分かってない癖に適当言うんじゃないって……」
ヤムチャ「き、君可愛いね、いくつ?」
ビーデル「はぁ?おじさん誰?ナンパなら余所でやって頂戴、私はミスターサタンの娘よ!このロリコン!」バキッ
ヤムチャ「ぐはっ!」
悟飯「さ、ここなら誰に見られることもないし始めよう」
佐天「は、はい!」
悟飯「じゃあまずは気を高めてみて」
佐天「えっと、それをどうやれば……」
悟天「こうやってやるんだよお姉ちゃん!はぁっ!」ボッ
ドォン!
佐天「わ、手からビームが出た!」
悟飯「悟天……いつの間についてきてたんだ。まぁ、これが気だよ」
佐天「これって何か特別な能力とかなんじゃ……」
悟飯「いや、気は誰にでも流れてるものなんだ。それの扱いを知っているか知っていないかの差さ」
佐天「私にもできるかな……」
悟飯「もちろん、いきなり気弾を出すのは難しいからまずは気のコントロールからだね」
休憩する
佐天「気を扱う能力・・・かぁ」
一週間後――
悟飯「ごめん!今日もちょっと用事あるんだ!」
上条「悟飯のやつ、最近忙しそうだな」
土御門「それだけ学園都市に慣れたってことだにゃー」
青ピ「……女の香りがするでえ」
佐天「気を集中~」ググ
悟飯「そうそう、その感じ」
佐天「ん~~!」
フワッ
佐天「あ!浮いた?今私浮きましたよね!」ストッ
悟飯(予想以上に呑み込みが早い、佐天さんは僕が思ってる以上に力を秘めているかも)
悟飯「すごいよ佐天さん!これなら空を飛ぶなんて簡単だ!」
佐天「そ、そうですか、えへへ」
悟天「にいちゃ~ん、佐天ちゃんばっかりに構ってないで僕とも遊んでよ~」
悟飯「じゃあごはん食べたら休憩にしよう」
悟天「やったー!」
佐天「いつもすみません、食事までごちそうになっちゃって……」
悟飯「いいさ、お母さんも佐天さんのこと気に入ってるみたいだし」
悟天「僕お腹ペコペコだよ~」
ご飯+サテン=ゴテン
悟飯「ふぅ~お腹いっぱいだ」
佐天「この後は休憩でしたっけ」
悟天「兄ちゃん!僕組手やりたい!」
悟飯「組手? そうか、ベジータさんやトランクス君とたまに遊ぶ、というか修行してるもんな」
佐天「私見てみたいです、悟飯さんの組手」
悟飯「佐天さんが良いなら。悟天、久しぶりにやるか」
悟天「わーい!」
悟天「よーし、いっくぞぉー!」ギュンッ
悟飯「来い!」
バッ バババッ シュッ ブオッ ガッ
佐天「うわぁすご……悟天君もまだ小さいのに……」
悟飯「はは、悟天、強くなったな」
悟天「くっそー、兄ちゃんまだまだ余裕だな」バババババッ
悟飯「おっと、当たんないぞそんなの!」
悟天「むぅ~こうなったらアレをやってやる!」
悟飯「アレ?」
悟天「はぁっ!」ボッ!!
シュインシュインシュインシュイン
悟飯「悟天!超サイヤ人になれるのか!?ってバカ!」
悟天「へ?」
佐天「……」ポカーン
佐天「黄金の……戦士……?」
悟天「しまった!佐天ちゃんいるの忘れてた!」シュゥゥ
悟飯「はぁ……」
佐天「そういうワケがあったんですね」
悟飯「あの、これは秘密にして貰えると……」
佐天「もちろんですよ!誰にも言いません!」
悟飯「ありがとう、佐天さん」
佐天「あ、そのかわりに……その、悟飯さんが超サイヤ人になったとこを見たいなー、なんて」
悟飯「? 別にいいけど……はぁっ!」ボッ!!
シュインシュイン
悟飯「これでいいかな?」シュインシュイン
佐天(わぁ~、雰囲気変わるなぁ~。なんかワイルドって感じ)
佐天「あ、ありがとうございます。もういいですよ」
悟飯「ふう」シュゥン
P「誰だお前?」美希「そんな……ひどすぎるの!」
73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/10/22(月) 17:42:39.63 ID:p3YXV1nOO
俺ボカロの作曲家だけどアイマス2は隣に とspuallが完成度が凄い高いと思う
アイマススレ
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2012/10/22(月) 18:09:02.51 ID:p3YXV1nOO
俺一応ボカロPなんだがsquallと隣に って曲は凄い完成度高いな
曲提供してるのってニコニコクリエイターなんでしょ?どうやって応募してるの?
P「そろそろ3時だな、響、パンツをとってくれ」
15 :9[]:2012/10/22(月) 15:23:58.65 ID:p3YXV1nOO
もっとへりくだってお願いしないと書いてやらねえよ
この俺のssをなんの対価もなく読めると思うなよ
学園都市――
佐天「今日もありがとうございました」
悟飯「こちらこそ、なんか先生になったみたいだ」
佐天「あはは、悟飯さんは私の師匠ですよ」
悟飯「大袈裟だって」
佐天「じゃ、さよならー」
悟飯「くれぐれもあのことは言わないようにね!絶対だよ!」
佐天「分かってますってー!」
佐天「悟飯さんと私だけの秘密か~、なんかちょっと嬉しいかも」
間違えた、恥ずかしい
語彙が貧困だから他にも間違いがいっぱいあると思う
さらに一週間――
佐天「うわぁ~ホントに私飛んでる!」スイスイ
悟飯(かなり気をコントロールできるようになってる、やっぱり彼女には才能があるんだ)
悟天「お姉ちゃんだけずるい!僕も飛びたい!」
悟飯「ん?お前飛べないのか?」
悟天「飛べないよぉ~」
悟飯「なんだそりゃ……順番があべこべだ……」
佐天「ふっふーん、いいでしょー」フワフワ
悟天「ぶー!ずるいぞー!」
悟飯「悟天、お前も今日から一緒に空を飛ぶ練習だ」
悟天「やった!」
ナッパの「クンッ」を会得すれば簡単にスカートめくりができるね佐天さん
佐天「~♪」
初春「佐天さん、最近楽しそうですね」ニヤニヤ
佐天「え?分かる?」
初春「そりゃぁもちろん、こんなにウキウキしてる佐天さんは珍しいですよ」
佐天「たはー、こりゃ参ったね」
黒子「そんなに悟飯さんとの修行が楽しいんですの?」
佐天「ええ、ほんと楽しいですよ。もう無能力者だなんて言わせません!」
御坂「あはは、なにそれ」
初春「御坂さんは悟飯さんが最近学園都市から離れ気味で楽しそうですね」ニコニコ
御坂「…」
佐天「それにー、気を応用すればこんなことだって!えい!」クンッ
フワッ
初春「きゃっスカートが!って佐天さんですね~!」
黒子「まったくすごい技術ですの……」
初春「はぁ、それはそうとして、皆さん知ってますか?最近――」
悟飯「スキルアウトが過激になってる?」
佐天「はい、初春が言ってたんですけど、何か結構大きい犯罪とかを計画してるらしくて」
悟飯「そうか、結構学園都市は治安が良いと思ってたんだけど」
佐天「何しろ数が多いですから」
悟飯(やっぱりアレの用意をしておかなきゃ……)
佐天「さ、今日も修行がんばろう!」
悟天「おー!」
そして一か月が過ぎた頃――
悟天「ひゃっほー!」ギューン!!
悟飯「やっぱり悟天はコツを掴めばすぐに飛べるようになったな」
佐天「やっほー」ヒューン
悟飯「佐天さんもかなり上達してる」
佐天「よ、っと どうですか、悟飯さん!」スタッ
悟飯「うん、完璧だ。もう僕が教えることはないかな、あとは日々の鍛練を忘れずに」
佐天「やった!免許皆伝ってやつですね!」
悟天「兄ちゃん!僕も僕も~!」
悟飯「はは、悟天もね」
>>576
佐天さんの「クンッ」で人類滅亡
学園都市――
初春「じゃあ今日からはまた一緒に遊べますね」
佐天「一か月も寂しい思いをさせてごめんよ初春~」ギューッ
初春「痛いですよ佐天さん~」
佐天「ふっふー、体を鍛えて体重も落ちたし!格闘の仕方も教えて貰ったんだ!」
初春「あら、そんなことまで」
佐天「たぶんそこら辺の不良になら負けないよ!」
黒子「私から見ても随分たくましくなりましたの」
佐天「ありがとうございますっ」
御坂「か、帰ってくる……アイツが……当麻の周りに……ブツブツ」
佐天「ど、どうしたんですか御坂さん……」
黒子「わかりませんの、よっぽど悟飯さんに怖い目に遭わされたんでしょうか」
佐天「悟飯さんはそんなことしませんよ!」
黒子「わかっていますの、あの方はとても澄んだ瞳をしていますの」
御坂「ブツブツ」
佐天さんのかめはめ波 vs ビリビリのレールガンが見たい
上条「なんだお前、そんなことしてたのか」
悟飯「はい、なんか言いづらくて」
土御門「にゃー、悟飯が家庭教師をしてるとは思わなかったぜい」
青ピ「じょ、女子中学生に家庭教師とかどんなご褒美やねん……」
悟飯「あはは……(真相は言えないや、流石に)」
上条「よっしゃ!今日は久しぶりにゲーセンにでも行くか!」
アレイスター「ついに完成した、彼の戦闘データを集め作成した人造人間……」
アレイスター「さぁ悟飯君、君はどう私を楽しませてくれる?」
人造人間「……」
アレイスター「ついに完成した、彼の戦闘データを集め作成した人造人間……」
アレイスター「さぁ悟飯君、君はどう私を楽しませてくれる?」
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| | L.._・人・___ノ!| リ
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ゲームセンター――
上条「うわぁぁぁぁぁ小銭入れたのにクレーン動かねえ!不幸だぁぁぁぁぁーー!」
悟飯「て、店員さんに言えば大丈夫ですよ……」
土御門「かみやんはすぐに不幸自慢するからなぁ」
青ピ「ほんまやでこのフラグ王が」
上条「てめえらは悟飯の優しさを少し見習え!」ブワッ
ドカッ オラオラドケヤァ!!
上条「ん?なんか外が騒がしいぞ」
シャーーーーッハッハッハ!
スキルアウト「動くな全員!」ジャキッ
上条「!」
スキルアウト「この学区は我々スキルアウトが占拠する!」
炎使い「はぁ?てめえら何言ってやがる!無能力者が!」ボワ
スキルアウト2「黙れ!」パァン
炎使い「がっ!」
スキルアウト「能力者だからと言って偉いと思うな、我々はこの支配体制に反逆する!!」
上条「んなこと――」
土御門「静かに、かみやん。奴らは武装している、かみやんの右手は役に立たん」
上条「でも!」
悟飯「すごい人数が動いてる……この学区だけで数千人…・…」
青ピ「まさか、交通機関とかも」
悟飯「間違いなく封鎖されています」
土御門「最近の奴らの動きは怪しいと思ったが、まさかここまでするとはな」
スキルアウト「能力者諸君、隙あらば我々の虚を突こうと思っていやしないか?」
スキルアウト「だがそれは叶わない、なぜならば!」サッ
キィーーーーン!!
上条「これは!」
スキルアウト「AIMジャマーだ、改良に成功し効果範囲はもはやこの学区全体、演算できず能力を制御できない君たちに勝機はない!」
青ピ「まぁ僕らには関係ないよね」ヒシヒソ
土御門「まぁ演算なんかしないしにゃー、ただ耳障りな音だぜい」
上条「クソ、あいつらただの学生のはずなのに妙に統率されてやがる……」
土御門「なぁかみやん、あいつらの銃、なんかロゴが入ってないか?」
上条「本当だ……赤いリボン?」
悟飯「あれは、レッドリボン軍のもの!?」
土御門「これは裏がありそうだにゃー……」
一方その頃――
佐天「せいっ!やあっ!」バキッ
スキルアウト「ぐあっ!」
バタッ
黒子「せいっ!」
御坂「はっ!」
スキルアウツ「ぐぁぁ!」
バタッ
黒子「能力が使えない事態程度、想定していますの」
御坂「ま、ちょろいもんよね」
佐天「実戦は初めてだけど、すごい……私本当に強くなってる」
初春「スキルアウト暴動なう」カタカタ
黒子「ひとまず、支部に侵入してきたやからは排除しましたの」
佐天「とりあえずどこかに避難しないと」
初春「それならいい隠れ場所がありますよ、ここです、ネット環境もあります」カタカタ
黒子「ネット環境はともかく、現状それがマシですの、外はとりあえず数が多すぎますの」
御坂「能力さえ使えればこんな奴ら……」
佐天(悟飯さん……大丈夫かな……)
悟飯サイド――
悟飯(このゲームセンターと周辺にいる敵は……40人ってとこか……)
悟飯(レッドリボン軍の関わりが気になるけど、今は街の皆を救わないと……!)
上条「おい悟飯、どうした」
悟飯「僕がやつらを倒します、上条さん達は人質の非難を!」ダッ
上条「ちょ、悟飯!」
スキルアウト「動くなと言っただろ!!」パン! パン!
悟飯「こんなもの!」パシッ
スキルアウト「は?銃弾を弾――がっ!」
スキルアウト2「てめえ!人質をうt」バタッ
スキルアウト3「う、撃て!人質を撃っちま!」バタッ
悟飯「はぁぁぁぁ!」バババババッ
スキルアウト40「が、……なんて、やつだ」バタッ
上条「す、すげえ……」
2時間後――
悟飯「大分数は減ってきたな……この気はアンチスキルの人達かな」
上条「この区域の人達の非難は終わったぞ!」
青ピ「つ、疲れるわぁ」
土御門「かみやんと俺はちょこちょこ奴らを倒しながらだがお前は何もしてないにゃー」
青ピ「僕は善良な市民やもん……」
悟飯「はい、あと少しで鎮圧でき――」
??「そこまでだ」ブン
悟飯「なにっ!?」ガッ
ザッ
??「久しぶりだな、孫悟飯」
悟飯「お、お前は……」
上条「な、こいつは……」
青ピ「あ、ああ
途中送信しちまった
上条「な、こいつは……」
青ピ「あ、ああ……僕テレビで見たで……」
土御門「こいつは驚きだにゃー」
悟飯「……セル!」
セル「どうやら私は新しい体を得て、復活したようだぁ」
悟飯「なん……だと……貴様は確かに僕が殺したはずだ!」
セル「そーうとも、あのかめはめ波は効いたぞぉ」
上条「な、なんだ?知り合いなのか?それに殺したって……」
青ピ「もしかしてごーやんって、あのテレビで戦ってた一人……?」
土御門「それならさっきまでの動きも納得だぜい」
悟飯「そ、それでも新しい体でお前の記憶があるのはおかしい!」
セル「なんだったかな?この街の長が言うには孫悟飯、お前の記憶から私の情報を取り出して私を創りだしたとか言っていたぞ」
悟飯「な、に……?」
セル「私にも詳しいことは分からないがね、ただもう一度お前と戦えるチャンスを貰えるとは思わなかった」
土御門「チッ……アレイスター、何を考えてやがる……」
悟飯「そんなことが可能だなんて、なんてことだ……」
セル「私を自由にする条件としてこの暴動に加担しろ、とも言っていたな。悪いが君達の雄姿もここまでだ」
夜の分の風邪薬のせいでまたおかしいことになってる……
セル「さぁ、行くぞ!」ギュオッ!!
悟飯「くっ!」
バババッ ガッ シュンッ!! バババババッ!!
悟飯「上条君、青髪ピアス君!土御門君逃げろ! 君達も巻き添えを食らってしまう!」
上条「で、でも……」
土御門「行くぜ、かみやん。どうみても俺たちの入れる領域じゃない」
上条「くっ……死ぬなよ!悟飯!」ダダダダ
セル「戦闘中に余所見とは、余裕だな孫悟飯!」バキッ
悟飯「ぐぁっ!!」
ズザァァ
セル「どうした孫悟飯?昔のお前はそんなものではなかったろう、さあ早く超サイヤ人になれ」
悟飯「くっ……」チラ
悟飯(まだ人の目がある……正体が多くの人にばれるのマズイ……)キッ
セル「ふうむ、私を甘く見ているのか、それともまた別の理由か。だが前回油断のせいで痛い目を見たのでね、手加減はせん!」
悟飯(くっ超サイヤ人になれば、まだどうにかなるかも知れないけど……)
ベジータ『また修行をサボっていたな?』
悟飯(はは……ベジータさんにまた怒られるかも……)
セル「消し飛べ!孫悟飯! か~め~!」
悟飯「くっ……!」
セル「は~め~!」
悟飯「もう……やるしかっ……」
セル「波ぁぁぁぁーーー!」ギュゥゥゥゥゥーーン!!
パキィン!!
セル「なっ!」
上条「は、はは……死ぬかと思ったぜ……」
悟飯「上条……君……」
※このままじゃDBだけの戦いになることに気づいたので少し強引になります
恐らく色々言われるかと思いますが禁書リスペクトってことで勘弁してください
上条「言ってなかったな、俺の右手は異能を打ち消す力があるんだ……」
悟飯「打ち消す……?」
上条「あいつの撃ったビームみたいなのが異能かどうかは賭けだったが、どうにかなってよかった……」
セル「こ、小癪なぁ!これはどうだぁ!魔貫光殺砲!!」ギュゥゥン!!
パキィン!!
上条「はっ、消せると分かったらお前の攻撃なんて怖くないぜ!」
セル「な、ならば直接!」ゴォッ
バチィ!!!!
セル「なっ!跳ね返され……」
一方通行「なンだァ?その素敵ボディ、緑色とかギャグてもやッてンですかァ?」
悟飯「一方通行さん……!」
一方通行「前にこいつと戦った時の応用だァ、1を2で返して効かねえなら100でも1000でも10000にでもして返してやりゃあイイだけじゃねェか」
セル「ぐうっ……拳が……」ズキズキ
違う、これは熱のせいで本当は悟飯そっくりの人造人間が出てきて悟飯がみんなと協力して倒すとかそんな展開だったんdな
今熱でぶっ倒れて目を覚ましたとこで何が言いたいかと言われれば同居人にまたPCを奪われて俺は布団に突っ込まれた
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