あ

孫悟飯「母さんによると父さんが外で農作業をしていたら、父さんの体がいきなり蒸発して、細胞の一片も残さずに死亡したらしい」

孫悟飯「自然現象ではそんなことは起きないから、父さんは殺されたに違いない」

ビーデル「確かに話に聞くかぎりだと殺人事件にみえるわね。でもそれって・・・」

孫悟飯「ああ、容疑者は復活したフリーザかビルス様か、僕を含む父さんの身近な人間だ。今更ベジータさんやピッコロさんがしたとは思いたくはないが・・・。」

ビーデル「とりあえず、安価下2に話を聞いたら」

ビーデル「セルマックスの動向を調べてみたら？　貴方に倒された怪物でも、また再生産はできるでしょうし、レッドリボン軍ならお義父さんにも恨みはあるでしょう」

孫悟飯「確かにセルマックスなら父さんを倒せても不思議はないか。ありがとう、早速調べに行ってみる」

ビーデル「気をつけてね」

新・レッドリボン軍基地

レッドリボン軍兵士「そ、孫悟飯だ！　なにしにきやがった！」

レッドリボン軍兵士2「よせ、俺たちの敵う相手じゃない」

マゼンタ「これは、これは・・・。こちらのミスで暴走したセルマックスを倒したことは感謝しているが、なんのようだ孫悟飯！」

マゼンタ「孫悟空は、敵さえも味方にしたようだが我々は君の味方になったつもりはないぞ？」

孫悟飯「単刀直入にいう。僕の父さん、孫悟空が殺された！」

孫悟飯「ご自慢の情報網で把握しているかもしれないが、お前たちレッドリボン軍の仕業か？　答えろ！？」

マゼンタ「確かに孫悟空はかつてレッドリボン軍に打撃を与え、愚かとはいえ私の父を殺したが・・・」

マゼンタ「孫悟空の殺害に我々は安価下2だ」

マゼンタ「孫悟空の死は、我々にも初耳だ。本当に孫悟空の殺害には関与してないし、何も知らない」

マゼンタ「だからマジギレするのはやめてくれ～」

孫悟飯「どうやら嘘はついてないようだな。わるかった、これで立ち去るよ」

マゼンタ「」ほっ

孫悟飯7「それと父さんによるとあんたの父のレッド総帥を殺害したのは、ブラックとかいう部下らしいぞ」

マゼンタ「なに、そうだったのか？」

孫悟飯「父さんによるとそうらしい。それじゃあ」

孫悟飯「う～ん、レッドリボン軍とセルマックスが犯人じゃないなら一体？　とりあえず安価下2しよう」

あ

孫悟飯「ビーデルを殺害しよう・・・。何故だか無性に殺意が湧いてきた」

ビーデル「貴方、はやかったわね。お義父さんを殺害した手かがりは見つかった」

孫悟飯「悪いが、死んでくれ。」

ビーデル「な、なにいってるの、あなた。なんでそんなこと・・・」

孫悟飯「本当に[ﾋﾟｰｰｰ]か安価下2」

あ

孫悟飯「ビーデル、[ﾋﾟｰｰｰ]ぇ！　魔閃光！？」

ビーデル「いやぁぁ！」


ドカァーン！

孫悟飯「ベジータさん風にいうなら汚ねえ花火だ！」

パン「お父さん、なに今の音！」

パン「お母さんはどうしたの！」

孫悟飯「パンか。安価下2だよ」

あ

孫悟飯「ビーデルならしんだよ。僕が殺したんだ・・・」

パン「う、嘘だよね。お父さんがそんなことするはずない。」

孫悟飯「いいや、本当だよ。僕がビーデルを魔閃光で跡形もなく吹き飛ばしたんだ・・・。」

パン「そ、そんな・・・。どうしよう、安価下2」

パン「よくも！　　よくもおお！　よくもおおお！」

パン「よくもお母さんを殺したなあ！」

孫悟飯「な、なんだこの力は・・・! 神の域に達してる力だ！」

パン・ビースト「お前なんてもう父じゃない・・・[ﾋﾟｰｰｰ]！！」

パン・ビースト「うおりゃあああ！」

孫悟飯「は、早い、それに力強い！　なんて勢いの気弾だ！」

孫悟飯「やめるんだ、パン！　この力だと地球を破壊してしまうぞ！」

パン・ビースト「お前がお母さんを殺したからだろう！」

孫悟飯「ぐふぅ・・・。内臓にモロにくらったか・・・」

パン・ビースト「トドメよ・・・。遺体なんてかけらも残さずに殺してやるんだから」

パン・ビースト「死ねえええ！？」

孫悟飯「あの気弾は、まずい！　安価下2」

孫悟飯「ハハハ、最近サイヤ人としての戦闘衝動を抑えられなくてさ・・・」

孫悟飯「父さんを不意打ちで殺したから罰が当たったのかな」

孫悟飯「子が親を殺す、それがサイヤ人か・・・」

チュドーン！

パン「仇を取ったよ、おかさあん！」

パン「ウェェーン！」

ピッコロ「な、なにがあった・・・」