八幡「全然嬉しくねぇ......。そういや、お前腋くさくねぇな。」

材木座「それを言うなら八幡、おぬしも臭くない、むしろいい匂いであるぞ？」

八幡「まぁ、俺は性格いい方ではないだろ。ボッチだし。」

材木座「葉山氏も割りといい匂いであったな。」

八幡「あーそういやそうだった気もするな。」

材木座「漢はむしろいい匂いの方がイケメンなのかもしれぬな！戸塚氏は部活後でもいい匂いがするというのも、裏付けになっている。」

八幡「そうかもな、って戸塚は性別『戸塚』だ。例外だろ。」

材木座「まあよいではないか！腋臭のない男ほどイケメンということでな！」

八幡「ま、それはこの際いい。これから女子の腋臭格付けランキングしてくぞ。」

材木座「あい分かった！共にゆこうぞ！八幡！」

八幡「二人だと目立つだろ。ここは俺に任せろ。」

材木座「くっ、八幡、今凄くいい匂いがしたぞ！」

八幡「じゃあな」

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材木座『ｻﾞｻﾞｯ......八幡、聞こえるか、こちら材木座。ｻﾞｯまずは由比ヶ浜女史からだ。』

八幡「了解。よし、ステルスヒッキー発動。目標に接近する。」

由比ヶ浜「うん、由美子の持ってるそのバッグ可愛いよね！」ｷｬｯｷｬ

八幡「......ｸﾝｸﾝｵｴｯ」ｻｯ

由比ヶ浜「そうだよね！私もそう思った！」


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八幡「こちら八幡、任務完了。」

材木座『ご苦労。ｻﾞｻﾞｯでは詳細を頼むぞ』

八幡「ああ、由比ヶ浜は牛乳を絞った雑巾のような、妙に乳臭い吐き気を催すタイプの臭いだった。オ"エッ。」

材木座『ｻﾞｻﾞｯ......ふむ、今の八幡はさぞかしいい匂いがするのであろうな。姿は見えずとも輝いているぞ！』

八幡「そりゃどーも。次は誰だ？」

材木座『ｻﾞｯ次は雪ノ下女史だ。』

八幡「あいつか......あいつの臭いは部室の扉開ける前から臭うからな。おかげで扉を開けることなくサボれるかどうかが分かる。」

材木座『便利なのか迷惑なのか分からぬな。ｻﾞｻﾞｯ』

八幡「よし、逝ってくるわ。」

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八幡「フｳｳｩ、よし。」ｶﾞﾗｯ

ゆきのん「......あら、陸に揚がった魚が動いてるわ。調理部は生きの良いものを使っているのね。」

八幡「うっせ。それより雪ノ下、今日俺体調悪いから帰るわ。また明日な。ｵｴｯ」

ゆきのん「そ、そう。それ以上目に異常をきたすのは世のためにならないから、しっかり治してきてちょうだい。///」

八幡「！！！......あ"り"がどよ"。んじゃな。」ｻｯ

ゆきのん「ええ、さようなら。」


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八幡「にんっむ"かっんりょう"」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

材木座『！。どうした八幡！ｻﾞｻﾞｯ』

八幡「あいつのは目にくる。粘着力のある刺激物が粘膜という粘膜をズタボロにするような臭いだ。」ｸﾞｽﾞｯ

材木座『ぬぅ、そこまでとは......あそこまでハイスペックだとそのレベルに達するのであるか。ｻﾞｻﾞｯ』

八幡「んで、次はどいつだ。」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

材木座『ｻﾞｯ......次は平塚先生だ。』

八幡「了解......」ｽﾞﾋﾞｯ

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八幡「ふう、ようやく全員終わったな。」

材木座「本当にご苦労であった。リストはまとめておいたぞ。」

八幡「どれどれ」

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雪ノ下：刺激臭。粘膜を破壊する攻撃的な腋臭。範囲も広い。
由比ヶ浜：巨乳から発せられる腐った牛乳のような腋臭。吐き気を催す。
平塚：獣臭い。ときどきおっさんのような加齢臭も。
小町：オーソドックスな腋臭。挙手するときに真の力を発揮する。
一色：葉山の前では割りといい匂い。いなくなると粉チーズの臭い。
川崎：なんだっけ。かなり臭い。
三浦：香水で誤魔化しているが、腋臭と混ざり気持ち悪い臭い。
海老名：普通。ときどき臭い。
城廻：範囲は狭いも、そのエリア内では雪ノ下さえ凌ぐほどの刺激臭。
陽乃：無臭。全く分からない。
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八幡「うん、やっぱり可愛い奴はくせぇわ。決定だな。」

材木座「ふんぬほ！我はこれをネタに原稿を書こう！」

八幡「どこに需要あるんだよやめとけ。」

材木座「それもそうであるな。」

八幡「まぁ、結論としては。」




八幡「やっぱり戸塚がNo.1。」