アルミン「嘘発見器?」(33)
*安価でいきあたりばったりで話を進めます。安価来ない時は適当にこっちで展開を決めます。
*もしかしたら既出のネタかもしれませんが、被ってたらめんご☆
キース「そうだ。この装置がちゃんと作動するかどうか、技巧部の方で確認したいそうだ」
キース「壊れている可能性もあるが、訓練兵達に協力して貰いたい」
キース「なお、協力してくれる訓練兵には、後で蒸した芋を贈呈する」
キース「参加してくれる訓練兵を集めてくれ」
アルミン「分かりました」
アルミン「と、いうわけで蒸した芋に釣られていつものメンバーが集まったよ」
アルミン「操作方法は簡単だ。質問に対して全て「いいえ」で答えるだけだよ」
アルミン「その答えが本当だったら、針はそのまま」
アルミン「嘘ついてたら、針がぶれて左右に線を描くらしいよ」
エレン「へー」
アルミン「じゃあ、まずは誰からいこうか」
ミカサ「エレン、やってみたらいいと思う」
エレン「いきなり俺かよ。まあいいけど」
エレン(←装置をつけました)
エレン「お、今はまっすぐ線を書いてるな」
アルミン「平常心だと、線はまっすぐだよ」
アルミン「じゃあ質問するよ」
アルミン「エレンはミカサの事が好きだ」
エレン「いいえ」
ミカサ「?!」
エレンの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「おお、針がぶれてる。じゃあ、エレンはミカサの事が好きってことだね」
エレン「おう。そうだな」
ミカサ「よ、良かった………(ほっ)」
エレン「当たり前だろ。ミカサは家族だからな」
アルミン「そうだね。じゃあ……」
アルミン「エレンはミカサのおっぱいが好きだ」
エレン「!? い、いいえ……」
エレンの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「あはっは! 正直だね、エレン!」
ミカサ(真っ赤)
エレン「う、うるせえ! 別にミカサのじゃなくても、おっぱい嫌いな男はいねえだろ!」
アルミン「ふーん。ま、その通りだけどさ」
アルミン「じゃあ次の質問いこう」
アルミン「エレンは>>3だ」
エレン「いいえ」
実をいうとハンジ分隊長が嫌い
アルミン「エレンは実はいうとハンジ分隊長が嫌いだ」
エレン「いいえ」
エレンの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「へ~嫌いなんだあ(にんまり)」
エレン「え、いや、嫌いとか、そういうんじゃねえけど」
エレン「り、リヴァイ兵長とよくニコニコしながら話してて羨ましいなとは思うけど、けして嫌いとかじゃ」
エレン「…………強いて言うなら羨ましいだけだ!」
ミカサ「へえ、そう……」
アルミン「ふーん」
エレン「ふ、二人共、信じてねえな?!」
アルミン「だって、針がぶれてるからね」
エレン「こ、壊れてるとかじゃねえよな、これ!」
アルミン「それを検証する為に実験してるからね。次はミカサもやってみる?」
ミカサ「分かった」
ミカサ(←装置をつけました)
アルミン「ミカサは>>5だ」
ミカサ「いいえ」
腐女子
アルミン「ミカサは腐女子だ」
ミカサ「いいえ」
ミカサの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「?! ミカサ、腐女子だったの?!」
ミカサ「? 私は婦女子だけども」
エレン「ミカサは婦女子だよな」
アルミン「ああ……ごめんごめん。言い方が悪かった」
アルミン「腐った方の腐女子って意味だよ」
ミカサ「??? 腐った婦女子?」
アルミン「あちゃー……言葉そのものを知らないのか」
アルミン「腐った婦女子っていうのはね……(説明中)」
ミカサ「言っている意味がよく分からないのだけども……(男同士の恋愛に萌える?)」
ミカサ「とにかく、いいえ」
ミカサの針→ーーーーーーーーーーーー
アルミン「あ、意味を説明したら今度は針が正常になった」
アルミン「という事は、ミカサは嘘をついていない」
アルミン「腐女子という言葉そのものを良く知らないなら、そうなるか」
アルミン「やっぱりこの装置、壊れてはいないみたいだね」
アルミン「うん。これは面白い」
エレン「次は別の奴にもやらせてみようぜ」
エレン「お、丁度サシャがいる。おーい、サシャ!」
サシャ「なんでしょうか?」
アルミン「かくかくしかじか」
サシャ「?! 蒸した芋をもらえるんですか? それは是非とも協力します」
サシャ(←装置をつけました)
サシャ「どんと来て下さい!」
アルミン「じゃあいくよ」
アルミン「サシャは>>7が好きだ」
サシャ「いいえ」
ユミル
アルミン「サシャはユミルが好きだ」
サシャ「いいえ」
サシャの針→ーーーーーーーーーーーー
アルミン「あれー? サシャ、ユミルの事が嫌いなのかい? (にやにや)」
サシャ「?! そんなわけないじゃないですか! す、好きですよ?!」
サシャの針→~~~~~~~~~~~~
ミカサ「サシャは嘘をついているようね」
エレン「なるほど。サシャはユミルが嫌いなのか」
サシャ「違います違います違いますー!!」
アルミン「焦ってるところがますます怪しい」
サシャ「そ、そりゃいろいろこき使われて面倒だなとは思いますが嫌いじゃないです! けっして!」
アルミン「まあいいって。そういうこともあるよ」
ユミル「誰が誰を嫌いだって?」
エレン「あ、噂をすればってやつだな」
クリスタ「何をしてるの?」
アルミン「かくかくしかじか」
ユミル「へー嘘発見器ねえ。本当に分かるのか?」
アルミン「今のところ、特に壊れているようには思えないけど、ユミルもやってみる?」
ユミル「いいぜ。実験につきあえば蒸した芋くれるんだろ?」
アルミン「キース教官にそう言われたからね」
アルミン「あ、ちなみに今までの質問と結果は僕がちゃんとメモとってるからね。後で教官に提出するから」
サシャ「のおおおおお?! (恥ずかしいー!)」
ユミル(←装置をつけました)
ユミル「これでいいのか?」
アルミン「ああ、いいよ。じゃあ質問するよ。いいえで全部答えてね」
アルミン「ユミルは>>9にセクハラしたいと思う時がある」
ユミル「いいえ」
ベルトルト
アルミン「ユミルはベルトルトにセクハラしたいと思う時がある」
ユミル「いいえ」
ユミルの針→~~~~~~~~~~~~
ユミル「?!」
クリスタ「きゃあ」
ミカサ「ハレンチね」
ユミル「ちょっと待て。何かの間違いだろ、これ」
アルミン「でも今までの結果だと、全部当たってるからね」
ユミル「ないないない。何でベルトルさんにセクハラしないといけないんだよ」
ベルトルト「……呼んだかい?」
ライナー「何やってるんだ?」
アルミン「ああ、二人共、ちょうどいいところに」
アルミン「実はユミルがね」
ユミル「アルミン! 言うな!」
アルミン「しょうがないなあ(にやにや)……えっと、ね。今、嘘発見器を使ってて」
エレン「壊れてないかどうか検証中だ。協力すれば蒸した芋を後でキース教官から貰えるぞ」
ライナー「ほほう。それはいいな。俺も参加してもいいか?」
アルミン「いいよ。どうぞ」
ライナー(←装置をつけました)
アルミン「質問は全部「いいえ」で答えてね。嘘付いたら針がぶれるからね」
ライナー「了解した」
アルミン「質問いくよ」
アルミン「ライナーは>>11に興味がある」
ライナー「いいえ」
僕
アルミン「ライナーは僕に興味がある」
ライナー「いいえ」
ライナーの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「?!」
ライナー「?!」
ユミル「針がブレブレじゃねえか」
ミカサ「ライナー、アルミンに興味があるの?」
エレン「なんだよ。もっとアルミンと仲良くなりてえのか? 友達として」
ライナー「お、おう……そういう意味なら、興味があるぞ」
ライナーの針→~~~~~~~~~~~~
ユミル「ん? 針がブレたままだぞ。嘘ついてんな? ククク……」
ライナー「?! そんな馬鹿な」
アルミン(ジト目)
ライナー「誤解だアルミン! 俺は決して金髪碧眼が好きとかそういうのでは……」
ライナーの針→~~~~~~~~~~~~
ベルトルト「あーあ」
サシャ「ブレブレですねえ」
クリスタ「だねえ」
アルミン「半径10m以内に近づかないでくれる?」
ライナー「のおおおお?! (涙目)」
クリスタ「次は私もやってみていい?」
アルミン「いいよ」
クリスタ(←装置をつけました)
アルミン「じゃあいくよ」
アルミン「クリスタには今現在、>>13のパンツをはいている」
クリスタ「いいえ」
アニ
アルミン「クリスタは今現在、アニのパンツをはいている」
クリスタ「いいえ」
クリスタの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「え……?」
クリスタ「え……?」
ユミル「おいおい、何やってるんだよwwwww」
クリスタ「は、はいてない! 人のパンツ、借りてないよ?」
クリスタの針→~~~~~~~~~~~~
ミカサ「針がブレブレだけども」
エレン「あーあ、クリスタ、バレちまったな」
クリスタ「はいてないよ~! (涙目)」
アニ「何やってるの? 騒がしいけど」
アルミン「あ、アニ。実はクリスタがね」
クリスタ「だからはいてないってば!」
アニ「?」
アルミン「まあいいや。真相は後でいいとして」
アルミン「アニもやってみるかい?」
アニ「何を?」
アルミン「かくかくしかじか」
アニ「興味ないね。蒸した芋程度じゃ私は釣られないよ」
アルミン「あーやっぱり? それなら仕方ないか」
ライナー「待て! アニも参加するなら俺が個人的にポケットマネーを出してやろう」
アニ「………なんだって?」
ライナー「是非とも聞きたい事があるんでな」
アニ「………そこまで言うなら」
アニ(←装置をつけました)
アニ「何? 聞きたいことって」
ライナー「じゃあ質問するぞ」
ライナー「アニは今現在、>>15してやってもいいと思うくらい好きな人がいる」
アニ「いいえ」
暗殺
ライナー「アニは今現在、暗殺してやってもいいと思うくらい好きな人がいる」
アニ「いいえ」
アニの針→~~~~~~~~~~~~
アニ「?!」
ライナー「針がぶれてるな。ということは、好きな人はいるんだな」
アニ「んなわけないでしょ」
アニの針→~~~~~~~~~~~~
アニ「……この機械、壊れてるんじゃないの?」
エレン「いや、そんなハズはねえぞ」
アルミン「ヤンデレってやつだね」
アニ「そんな馬鹿な……」
ユミル「いや、さっきから怪しいところはあるぞ」
クリスタ「そうね。私、嘘ついてないし、誤作動しているのかもしれない」
アルミン「そう? じゃあ確実に嘘をつかない奴に登場してもらおうか」
エレン「誰を呼んでくるんだ?」
アルミン「ジャン」
ジャン「呼ばれて飛びててジャジャジャジャーン」
ジャン「……って、何をやらせるんだよアルミン!」(←アルミンにやれって言われた)
一同「しらー」
ジャン「場が凍りついたじゃねえか! 何の罰ゲームだよ!」
アルミン「実はかくかくしかじか」
ジャン「嘘発見器? なんじゃそら」
アルミン「確実に嘘をつかない人にも参加して欲しくて」
ジャン「はあ? 俺だって嘘をつくことくれえあるぞ」
アルミン「それは分かってるけど、ある一点のみ、嘘をつけないでしょ」
アルミン「はい、どうぞ(ガッシャン)」
ジャン「?」(←装置をつけられた)
アルミン「質問は「いいえ」で答えてね」
アルミン「ジャンはミカサを異性として意識している」
ジャン「?! いいえ」
ジャンの針→~~~~~~~~~~~~
アルミン「ほら、正常じゃないか」
ジャン「?! お、おいアルミン! (勘弁してくれええええ!)」
ユミル「くそ、まじか」
ライナー「みたいだな」
ミカサ「そうなの? 知らなかった」
エレン「俺も初めて知った」
ジャン「違う違う違う! 俺はミカサの事は、異性として好きじゃねえよ!」
ジャンの針→ーーーーーーーーーーーー
アルミン「あれ? 針がまっすぐになった」
ジャン「! ほ、ほらな!」
アルミン「あれえ? やっぱりこれ、壊れてるのかな?」
ライナー「かもしれないな。ジャンがミカサの事を異性として好きじゃないってありえないもんな」
ユミル「そうだな。これ、不良品かもしれんぞ」
アニ「やっぱり壊れてるんじゃないの?」
クリスタ「うん……壊れてるんだよ。きっと」
エレン「なんだ。つまんねえの。本当に嘘が分かる機械だと思ってたのに」
ミカサ「残念ね」
ジャン「なんで皆、俺を信じてくれねえの?!」
サシャ「あの、ひとついいですか?」
アルミン「なんだい?」
サシャ「異性として意識するって質問と、異性として好きって事は同じではない気がしますが」
アルミン「どういう意味だい?」
サシャ「そのままの意味です。えっと、私から見れば、微妙にニュアンスが違うように思うんですが」
アルミン「ああ、そうか。そういう事もあるかもしれない」
アルミン「じゃあここはストレートに聞きなおそう」
アルミン「ジャンはミカサの事を嫁にしたいと思うくらい愛している」
ジャン「い、いいえ………」
ジャンの針→~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アルミン「過去最高に針がぶれてる」
エレン「だな」
ユミル「ん? じゃあなんでさっきはぶれなかったんだ?」
クリスタ「なんでだろ」
サシャ「異性としての好きって、ただたんにヤリたいだけのようにも聞こえませんか?」
ライナー「あーそういうニュアンスの違いを読み取ったのか? もしかして」
サシャ「だと思うんですけど……違ったらすみません」
アルミン「つまりなるほど。ジャンはミカサとステディな関係になりたいと思ってるのか」
ジャン「のおおおおおお?! (赤面中)」
アルミン(なんて図々しい奴だ)
アルミン「でもこれでこの機械が壊れてる可能性は低くなったね」
アルミン「他にやってないのは……」
ベルトルト(ギクリ)
アルミン「………コニーやってないね。呼んできてもいい?」
サシャ「あ、じゃあ私が呼んできます」
ベルトルト(………ここにいるのに)
サシャ「連れてきました」
コニー「何やるんだ?」
サシャ「コニーが嘘をついたら、それを暴く装置をつけて貰います!」
コニー「ふーん。芋くれるんだったら、まあいいけど」
コニー(←装着しました)
コニー「で? いいえって答えればいいんだよな?」
アルミン「そうだね。質問していいかい?」
コニー「いいぜ」
アルミン「コニーは>>19とエッチな事をしたいと思った事がある」
コニー「いいえ」
サシャ
アルミン「コニーはサシャとエッチな事をしたいと思った事がある」
コニー「いいえ」
コニーの針→ーーーーーーーーーーーー
アルミン「おお? そうなんだ」
コニー「別にねえよ。サシャとはそういうんじゃねえよ」
サシャ「友達ですもんね」
アルミン「ふーん……(さっきのジャンの質問のようにちょっと変えてみるか)」
アルミン「じゃあサシャと、一緒に手を繋ぎたいと思った事がある」
コニー「いいえ」
コニーの針→~ー~ー~~ー~~~~~
アルミン「おお? なんか今、一瞬、針が」
エレン「ああ、今までとちょっと違うな」
ミカサ「ぶれたりまっすぐになったりした」
コニー「うーん……まあ、あるっちゃあるかなあと思って」
サシャ「そうなんですか?」
コニー「おう。街に一緒に買い物行った時とか? 迷子になるのは困るだろ?」
サシャ「う……耳が痛いです」
コニー「こいつ、食べ歩きしながら、連れがいるのを忘れる悪い癖があるんだよ」
アルミン「ああ、なるほどね。そういう意味か」
アルミン「でも、コニーの反応は初めてのケースだ」
アルミン「ちゃんと思考の迷いまで読み取ってると思っていいみたいだよ」
エレン「じゃあやっぱり、この機械は故障してねえって思っていいのかな?」
ミカサ「そうなのかもしれない」
アニ「納得いかないね」
ユミル「うーん、私もアニに同感だな」
クリスタ「うんうん」
アニ「それにまだ、やってない奴、いるだろ」
ベルトルト(うぐっ……今度こそ、気づかれたか?)
アニ「ミーナ達を呼んでくる」
ベルトルト(完全に忘れ去られてるー?!)
ミーナ「呼んだ?」
ハンナ「何やってるの?」
アルミン「かくかくしかじか」
ミーナ「ええ? 嘘発見器? 本当にできるの?」
アルミン「その検証をやってる最中だよ」
アルミン「二人もやってみるかい?」
ミーナ「うう、怖いけど、まあ、やってみてもいいわよ」
ミーナ(←装着しました)
ミーナ「いいえって答えればいいのよね?」
アルミン「うん。じゃあ質問いくよ」
アルミン「ミーナは>>22に罵られたいドМ願望がある」
ミーナ「いいえ」
ジャンにきつく、よりきつく
アルミン「ミーナはジャンにきつく、よりきつく罵られたいドМ願望がある」
ミーナ「いいえ」
ミーナの針→~ー~ー~~ー~~~~~~~~~~~~
アルミン「おおっと、ちょっと迷ったけど、針がブレたね!」
ミーナ「ちょっと待ってよ! 何でブレるの?!」
アルミン「そういう願望があるからだよ」
ミーナ「ないから! ジャンに罵られたい願望なんてないわよ!!」
ジャン「ほー」
ミーナ「ちょっとその目、やめてくれる?! 興奮なんてしないんだから!!」
ユミル(怪しい……)
アルミン(怪しい……)
ミーナ「皆やめて! 私、そんな目で見られたら……」
アルミン「………興奮する?」
ミーナ「するに決まってるでしょ!! は……! (しまった!)」
ミーナーの針→ー~ーー~ーーーーーーーーーーーーー
アルミン「おお、沈静化している。これは黒だねえ」
ミーナ「うわあああん!」
ハンナ「なんて恐ろしい機械なの……」
アルミン「ハンナもやる? 後で蒸した芋を貰えるけど」
ハンナ「うう……まあ、一回だけなら」
ハンナ(←装着しました)
アルミン「じゃあいくよ」
アルミン「今現在、ハンナは>>24とつきあっている」
ハンナ「いいえ」
安価間違えた。すまん。take2
アルミン「今現在、ハンナは>>26とつきあっている」
ハンナ「いいえ」
エレン
アルミン「今現在、ハンナはエレンとつきあっている」
ハンナ「いいえ」
ハンナの針→ー~ーー~ーーーーーーーーーーーーー
アルミン「ん? なんかミーナの時と同じような動きをしたね」
アルミン「どうしてだろう?」
アルミン「もしかして」
アルミン「ハンナは今現在、つきあっている人がいる」
ハンナ「! い、いいえ」
ハンナの針→~~~~~~~~~~~~~~~~
アルミン「やっぱり!」
ミカサ「ハンナ、今、恋人がいるの?」
ハンナ「ち、違う! いない、いないよ!」
ミーナ「嘘~フランツとつきあう事になったって言ったくせに」
ハンナ「ばらさないでよ! うわあん!」
アルミン「今のですごい事が分かったよ」
エレン「ん? どういう意味だ。アルミン」
アルミン「部分的な嘘が混ざっても、この機械は反応を示すんだよ!」
アルミン「つまり今までの質問も、もしかしたら、部分的にしか反応してない可能性もある」
エレン「ん? つまり、ミーナのやつもそうなるのか?」
アルミン「多分。さっきのは「ジャン」の部分が間違っててただけなのかも」
アルミン「つまり、ミーナの場合は「ドМ願望」は本当だったんだよ」
ミーナ「く、くううう……(否定できない)」
ライナー「待ってくれ。だったら、それ以前の奴らも、部分的に当たってて、そのせいで反応した可能性もあるってことか?」
アルミン「恐らくそうだよ。ユミル、クリスタ、アニ、そうじゃないの?」
ユミル&クリスタ&アニ「ギクリ」
アルミン「ほらやっぱり……」
アルミン「だとしたら、これはやはりすごい機械だよ」
アルミン「これはいいレポートが書けそうだ」
ベルトルト(次は僕の番かな…)
アルミン「これだけ検証結果が得られればもう十分だね」
アルミン「結果をまとめてキース教官に提出するよ」
ベルトルト(結局、出番無し?!)
アルミン「皆、ありがとう。後で蒸した芋を貰って配るから。待っててね」
サシャ「楽しみにしてますよ~」
ライナー「まあ、この程度で貰えるなら安いもんだな」
アルミン「あ、でもライナーのホモ疑惑はまだ消えてないからね、ライナー」
ライナー「うぐ?! (なんでそうなる?!)」
アルミン「まあ、これがあればいろいろと役立つことがあると思うよ」
アルミン「罪人に事情聴取を取る時にも使われるのかもしれないし」
エレン「そうだな」
ミカサ「そうね」
アルミン「んじゃ、キース教官に機械を返してくるね!」
スタスタスタ………
アニ「…………」
ユミル「………」
クリスタ「………」
ミカサ「で、結局三人は、どの部分を嘘をついたの?」
アニ「…………好きな人がいるってところ」
ミカサ「へえ」
アニ「暗殺したい奴がいるのは、本当」
ライナー「え……お前、そっちが本当だったのか」
ユミル「……セクハラしたい奴がいるのは本当だ」
ベルトルト「え……つまり、僕じゃない奴をしたいの?」
ユミル「まあな」
クリスタ「パンツを借りたのは、本当……」
アニ「?」
クリスタ「ごめんなさい。悪いことをして。ユミル、あなたのを借りました」
ユミル「は? なんだよ。私のだったのか。別にいいよ。それくらい」
クリスタ「本当? 許してくれるの?」
ユミル「洗わないで返してくれればそれでいい」
クリスタ「良かった!」
ベルトルト(ええ?! それでいいのか? ユミル)
アルミン「はい、皆。蒸した芋だよ。食べて」
サシャ「うひょおおお! 沢山貰えましたね!」
アルミン「うん。キース教官も喜んでたし、サービスだって」
コニー「やった! いいおやつになったぜ! (はむ!)」
サシャ「美味しいー!」
アルミン「一人一個ずつだからね!」
マルコ「あちゃー……残念」
アルミン「あ、マルコ。今、来たの?」
マルコ「うん。出遅れちゃったよ」
アルミン「ははは……参加しない方が良かったかもしれないよ」
ジャン「まあな。俺は酷い目に遭わされたし……」
ミカサ「?」
アルミン(ミカサはよく意味が分かってないみたいだね。聞いてなかったのかな?)
アルミン「まあでも、どういう理屈であの嘘発見器が動いているのが気になるよね」
ミカサ「多分、平常時の脈拍と呼吸の差ではないだろうか」
アルミン「え?」
ミカサ「嘘をついた瞬間、人間は少しだけ、リズムが狂ったり、心拍数が上がる……ので。それを読み取っているのでは?」
アルミン「え? なんでそう思うの? ミカサ」
ミカサ「装置の反応と、装置をつけている人の様子を見比べていて気づいた」
アルミン「……えっと、つまり、ミカサには嘘をついているのが分かるってことかな?」
ミカサ「だいたいは。なんとなく、のレベルだとは思うけど」
アルミン「なんだ。じゃあ、嘘発見器なんて要らないね」
エレン「そうだなーミカサには嘘ついてもすぐバレる」
ミカサ「ふふ…教えてもらったのは、カルラおばさん」
エレン「げえ……まじかよ。母さん、余計な事教えるなよなー」
わいわいわい………。
芋を皆でもぐもぐもぐ………。
嘘発見器を作った人「え? 嘘発見器を何故作ったか、ですって?」
嘘発見器を作った人「ははは……需要があれば供給しますよ」
嘘発見器を作った人「つまり、浮気調査の為ですよ。馬鹿売れしましてね、これが」
嘘発見器を作った人「ま、ここだけの話、精度は8割程度なんですが」
嘘発見器を作った人「それでもこれにかけられた奴は、だいたいゲロするらしいですね」
嘘発見器を作った人「ま、嘘発見器にかけられたくなかったら、浮気はしないことですよ」
嘘発見器を作った人「女の勘が、一番の嘘発見器ですからね」
キース教官(嫁の私物からこれが出てきたという事は、私は疑われてる証拠なんだろうか……)
キース教官(こっそり処分しておこう。うん)
(アルミン「嘘発見器?」おしまい☆)
過去最短の執筆時間だったので……めんご☆
こんなにあっさり終わるとは自分でも思わなかったです。
まあ、たまにはこういうのもよかろうと思って。挑戦してみた。
このSSまとめへのコメント
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