たのんだ!
巨人「ゴハンガイイ?オフロニスル?」
エレン「ああ、先に飯にしてくれ」
巨人「ソレトモ・・・」
巨人「ワ・タ・シ?」
エレン「いや、そういうのいいからマジで・・・それより飯の準備をするか!」
巨人「ハーイ」ドスドス
ミカサ「なにこれ」
エレン「うん、旨いな!さすが俺の嫁」モグモグ
巨人「オカワリモアルカラ、イッパイタベテネ!」
エレン「ああ・・・」
ミカサ「エレンがあの巨人と暮らしてから1か月が経つ」
ミカサ「だけど私は保護者として心配なので毎日壁外調査の下調べと言って様子を見に来ている」
ミカサ「保護者として、だ。ええ。保護者。」
巨人「エレン」クイクイ
エレン「ん?」
巨人「ホラ、アーン」スッ
エレン「自分で食うから、よ!」ジャキッ スパッ
巨人「モウ、エレンッタラテレチャッテ」サッ スカッ
エレン「く・・・外したか・・・ごちそうさまでした。」
ミカサ「エレンは夫を装っているが、こうして殺すチャンスをうかがっている」
ミカサ「さすがコニーの母親!すばしっこくて刃をかすりさえもさせてくれない」
ミカサ「・・・私だったら3秒でうなじを削いでみせるのに」
巨人「オヤスミ」
エレン「ふあぁ・・・おやすみ。」
巨人「・・・」
エレン「って寝るの早いなー」
エレン「でもこうして安心してうなじを削げる!」サッ
巨人「zzz」ゴロン
エレン「あああああ!寝返りうちやがった!あああああ!!」
エレン「仰向けで寝やがって・・・これじゃ狙えねえよ・・・くそ・・・」グス
エレン「・・・駆逐してやる・・・zzz・・・」クカー
ミカサ「夜になると活動が鈍くなる巨人を狙うも巨人の寝相が悪く狙えなくて泣きながら寝るエレン」
ミカサ「かわいいなぁ。私の嫁になればいいのにぃ」
ミカサ「なんてな、わははは!」
ミカサ「・・・私もそろそろ帰りましょうか。アルミンたちが心配する」
ミカサ「明日も来るからね、おやすみなさいエレン」
のっとってみたが、SSは初めての書く側なので下手でも許して欲しい。
それと、3DSで書くので遅い。ので、ゆっくり読んでほしい。
翌日
サシャ「ミカサぁもう朝ですよー」
ミカサ「うーん、あと5分だけぇ・・・」ムニャムニャ
サシャ「朝ごはん食べなくていいんですか?だったら私がミカサの分まで・・・」ムシャムシャ
アルミン「ミカサ寝坊してるの?もう7時なのに兵長に怒られるよ」ヒョコ
サシャ「アルミン代わりに起こしてみてくださいよ」
アルミン「わかった、必ず起こしてみせる」
アルミン「・・・エレン」ボソッ
ミカサ「はっ!!」ガバッ
サシャ「さすが幼馴染み!ミカサのことを理解している!」
こうして1日が始まった
アルミン「・・・そしてミカサは思い出した」
アルミン「エレンに会いにいくということを」
アルミン「エレン以外に起こされる屈辱を・・・」
ミカサ「いや、そんなナレーションみたいなことしなくていいから」ゲンナリ
ミカサ「(今日はエレンを起こしに行ってあげたかったのに・・・)」
ミカサ「班の起床時間に遅れるなんてきっとエレンはもう起きている」ガーン
アルミン「昨日遅くに帰ってくるから今日起きられないんだよ。無理しないでちゃんと早く寝な?」
ミカサ「わかってる。わかってるのよ。でもエレンの寝顔を見届けなきゃ安心できないの」ハァ
アルミン「ミカサは家族想いだね。ジャンが惚れるのもわかるよ」
ミカサ「ジャン、か・・・」ジャジャジャーン
アルミン「ジャジャジャーンって何・・・ま、元気出さなきゃ!今日もエレンに会いに行くんだろ!」
ミカサ「そうだ、エレンに会いに行こう」
アルミン「今日僕ついていっていいかな?」
ミカサ「構わない。秘密を共有してるのはアルミンだけ。立体機動装置持ってくから忘れないで」
サシャ「二人とも何話してるんですかー?」
アルミン「げ!サシャ!」
ミカサ「・・・散歩。サシャは来ないで。解った?」
サシャ「え!?なんか来たいと言ってないのに来るな言われましたぁ」
アルミン「(エレンが巨人と住んでることを知ってるのは僕とミカサだけ)」
ミカサ「(これはリヴァイ班にまで影響が及ばないための重大な秘密。エレンは私逹以外には内地で1か月巨人化についての実験を行っていることにされている・・・)」
アルミン「(だけど本当は1か月以内にコニーの母親の巨人を誰にも気付かれずに抹殺する計画。理由はコニーの母親が実験中逃走したからだ。しかしその巨人は恐ろしく強く、速い。エレンに刃をかすらせもしない。そのため、もう1か月が過ぎたがいっこうに殺せる気配がない)」
ミカサ「(なのにエレンは俺が殺すときかない。まぁなんて意地っ張りでかわいいのか。)」
ミカサ・アルミン「(と、いうわけで)」
ミカサ「来るな」
アルミン「来るな」
サシャ「よくわかりませんが来ませんよ!」
アルミン「まさか身近なところに危険が潜んでいるなんて」フィー
ミカサ「時間がない。行こう」
リヴァイ「今日も遅くまで出るのか?今日はアルミンまで何の用事なんだ?」
ミカサ「山まできのこ狩り」
リヴァイ「・・・ならいい。間違ってもエレンに会おうとだなんてするなよ」
アルミン「そんなことするわけないしゃないですかやだー」キャピ
リヴァイ「気をつけて帰ってこいよ」チッ
ミカサ「はーい」ガチャ バタン
アルミン「・・・」
ミカサ「・・・」
アルミン「毎日こうしていくの?」
ミカサ「ええ」
~ラガコ村~
ミカサ「おいでよ ラガコの村」シュタッ
アルミン「僕もうへとへと・・・毎日一ヶ月間こうして来てたの?」ゼェゼェ
ミカサ「家族の為ならどこにだって」キリッ
アルミン「・・・で、ここが」
ミカサ「コニーん家!」
アルミン「(コニーの家は大部分が潰れているがこれは・・・巨人の硬質化したものだろうか?雨をしのげる造りになって、窓もアニが結晶に閉じ籠ったときと同じものでできているが、これは女型と同等の能力があったと考えられる)」
ミカサ「アルミン、今はエレンの様子が確認できればいい」
アルミン「そうだね」
アルミン「巨人は家には入れないから、外で寝ているのかー寝る必要もない癖にこれは人間としての本能が残っているからか」メモメモ
ミカサ「で、エレンは昨日の巨人を削ごうとした状態で寝ちゃってる・・・外で、巨人と寝てる」ムッ
ミカサ「とても可哀想」プクー
アルミン「待って!エレンが起きるみたいだ、隠れようか」コソッ
エレン「朝か・・・眠いな」
エレン「巨人寝てるし」
エレン「(これは・・・殺るチャンス!!)」
エレン「でやあああああああ!」ダッ ジャキッ
巨人「オアヨウ!」グッドモーニン
エレン「うわああああおおおはよう!さ、さーてとこのブレードで朝ごはん何つっくろーかなぁ♪」エヘヘヘ
巨人「モウアナタッタラヤサシイノネ」
アルミン「・・・!?」
このSSまとめへのコメント
何この巨人ww