【モバマス】満ち足りた幸せ【ss】 (12)

たったらかきます

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駄文です。
塩見周子のssです。
コレジャナイ感がした人はそっと閉じてください。
全部書きためですが、タブレットからなので投稿ペースは遅め。

よろしければ↓へどうぞ。

何の事はなく日々を浪費して、適当な10代が終わって、別にやりたいこともないし
何かの目標も無い、どこにでもそんな人が居る様な。
どこにも「あたし」は居ないそんな人生。
ひとつは「あたし」を探し続けて、人生中途半端でバッドエンド。
もひとつは「あたし」を探すのは諦めて、実家の和菓子屋ついで。
そのうちどこかで結婚して。ハイ。これで大団円。
うん。後者はきっとシアワセな人生に違いない。
でもそれって?
   そこに「あたし」は居ますか?
                    満ち足りた幸せですか?
「あたし」、塩見周子はここでいつも考えが行き詰ってしまう。
「ふぅー!おなかすいたーん!」
考えるのをやめた後の独り言も溶け込む深夜二時、駅前通にあたしは居た。
いや、正確には居なかったかな?と心の声に微笑してしまう。
手持ちも多くないしファーストフードで何か食べて帰ろうか、
家で何か探して食べて寝てしまおうか。
趣味のダーツももう行って来てしまったし、時間をつぶせるものはもうない。
とりあえずおうちかえろうかな?
独り言にもならない心の声だった。

【live控え室】
・ワァ・・・
・・ワァーワァー!
・・・ワァーワァーワァー!!
「そんな時、「あたし」を見て叱ってくれたのはPさんだったっけ・・・」
「唐突だな。」
「でもまぁ・・・なつかしいな。」
「んんー?なになに?深夜に「あたし」を叱った挙句、
いきなり口説き落としてきた人の思い出の感想がそれなわけー?」
「ばっ!ちがうぞ!」
「ふふっPさん動揺しすぎ。」
「そこはわかってますやーん♪んでー♪わかってて言ってますやーん♪」
「周子おまえな・・・、でもまぁ・・・なんだ・・・
原石ってほんとにあるんだなーとは思った。」
「うわ・・・くさっ・・・」
「うっせ!!うっせ!!」
「あのときは・・・」
・・・
・・

「おじょうさん・・・って年でもないかな?
こんな深夜にお一人様、車通りの減ってきた駅前通は感心しないなぁ?」
街灯だけが照らす世界の訪問者、一名。
「んー?しゅーこちゃんにお説教ですかぁ?」
暇だしかまってみるのもいいだろう。
「ははは、そりゃぁこんな時間に駅前通でぼーっとしてる子を見たらほっとけないね」
テンプレートのような回答。
「それはおにーさんもこんな時間にふらふらしてんじゃん。」
「ふむ、まったくもってその通りだ。」
「きみ少し時間いいかな?」
「見ての通り暇ですけど?」
「ちょっとまっててね!」
・・・5分後。
「おまたせ。」
「あたしのあまりの可愛さにつられてしっかり戻ってくるなんて♪ヒトメボレってとこr・・・うひゃぁ!」
「隣いい?コーヒー飲める?ブラックだけど。」
「冷たい缶コーヒーを顔に押し付けんな!飲むけど!隣は勝手にどうぞ!」
初対面の人に缶コーヒー押し付けるとはなかなかいい度胸してるじゃん・・・。
 アーヨッコラセット・・・・・カシュ・・・フウ・・・

「まぁ・・・なんだ・・・実はほっとけない半分、つられた半分かな。」
「ナンパへたくそでしょ?」
「ナンパじゃないやい!」
「俺、実はCGプロダクションってとこのプロデューサーをやってるPって言うんだけど。」
「ふ、ふーん・・・」
「な、なんだよー!その意味ありげな「ふ、ふーん・・・」は!!」
「いやー、実在する職業なんだなーと。」
「目の前に居るんだが・・・それはいいとして。」
「単刀直入に言おう、周子ちゃんだったかな?君の事をアイドルの原石として一目惚れだった。俺にプロデュースさせてくれないか?俺がトップアイドルにしてみせるから!返事はすぐじゃなくてもいいから!連絡先これ(紙切れ)だから!じゃ!」
「あっ、ちょっと!」
行ってしまった、・・・まぁ暇つぶしにはなったかな?
街灯だけが照らす世界に紙切れ一枚。
それにしても・・・
「・・・・マジで一目惚れかよ・・・」
街灯が返事をしてくれる訳もなく。
かーえろっと。やはり独り言にはならなかった。
そして夜が明ける。


・・
・・・
コーヒーを買う合間にに書きなぐった感のある紙切れ、なんとなく。
そう、なんとなく気になって連絡してみたのが1年前の話。
今、私はCGプロダクションの一員になった。
            満ち足りた幸せですか?
今なら言える気がする。
ここに「あたし」はちゃんと居て、和菓子屋もついでなければ、結婚もしていない。
ましてや、中途半端でもないし大団円になんてなってない。
でも、満ち足りない幸せなら満たすまで。
そう・・・だって「あたし」は・・・。
「・・・・・うひゃぁ!」
「おんなじ反応すんのな、ほら水。」
「う、うるさい!飲むけど!」
「飲んだら行って来い、みんながお前を待ってるぞ?」
「わかってるって!」

そうだね、行ってきます。

「あたしは・・・アイドル、アイドルの塩見周子「あたし」だから!」

以上です。


短め、かつ駄文にお付き合いいただきましてありがとうございます。

しおみーとpの出会いってこんな感じじゃないかなーと妄想してたら
気づいたらキーボード叩いてました。

行間はすみませんした…

次回はきちんとpcでかきます(猛反省)
htmlだしてきまー

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