ほむら「ほむほむ、はじめてのおつかいよ」 ほむほむ「ほむ?」(168)

ほむら「お菓子を作るための材料を買ってきてもらえるかしら?」

ほむほむ「ほむ?」

ほむら「ほむほむとまどまどで小麦粉、タマゴ、バニラエッセンスをマミのお店で買ってきてくれる?」

ほむほむ「ほむぅ……」

まどまど「まど?」

ほむら「二人でお使いもできないの?」

まどか「そんな事ないよね、まどまど、ほむほむ」

ほむほむ「ほむ!」

まどまど「まど!」

ほむら「あら、できるっていうなら行ってくれるわよね?」

ほむほむ「ほむ……」

まどまど「まど!」

ほむら「じゃあお金はここに入っているからマミにちゃんとほしい物を言うのよ?」

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむぅ……」

ほむら「ほら、まどまどはもう行こうとしているわよ?見習いなさい」

ほむほむ「ほむ……ほむほむ!」

ほむら「その意気よ、買ってくるまでは帰ってきちゃダメだからね?」

ほむほむ「ほむ!」

まどか「うぇひひ、じゃあわからないことがあったらここに連絡してね?」

ほむほむ「ほむほむ!」

まどか「まどまどと一緒に行くんだよ?」

ほむほむ「ほむ!」

まどまど「まどー」

ほむら「ほら、まどまどが待ってるわよ?」

ほむほむ「ほむ!」

―外―

買い物ぐらいできると豪語してしまいました
行きたくはないけど、まどまどを一人にする訳にはいかないしいくしかないかぁ

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむ?」

まどまど「まどまど、うぇひ」

まどまどに私達ならできるよと励まされてしまいます、私のほうがお姉さんなのに

ほむほむ「ほむぅ……」

まどまど「まど!」ギュ

まどまどに手を引っ張られ、これでは本当にどちらがお姉さんかわかったものじゃありません

―お家―

ほむら「……」ウロウロ

まどか「ほむらちゃん心配しすぎだよ」

ほむら「で、でも……やっぱりバレないように後ろからつけたら……」ウロウロ

ほむら「……行ってくるわ!」

まどか「ダメだよほむらちゃん!まどまどが大丈夫って言ってたでしょ?

まどか「ほむほむだって買い物ぐらいできるって言ってたでしょ?」

ほむら「で、でもどうせほむほむは強がってるだけだから……」

まどか「もう、ほむらちゃんは二人を信じてあげられないの?」

ほむら「で、でも……」

まどか「めっ!」

ほむら「ほむぅ……」

―外―

まどまど「まっどまど~」

ほむほむ「ほむぅ……」

引っ張られる手を見つめるほむほむ
まどまどはとっても楽しそう、なんでだろう……二人だけで買い物なんてやっぱり怖いよ……

まどまど「まど?まどまど?」

まどまどにまた心配されてしまいます
こんな事じゃダメ!まどまどはお姉ちゃんの私が守るんだから!

ほむほむ「ほむ!」

先ほどとは違い、ほむほむがまどまどの前に出て引っ張っていきます
先ほどまでと違いほむほむも元気が出てきました

最初はどうなるかと思われたお買い物も、二人一緒なら絶対できる
手をつないで二人仲良くマミさんのやっているお店に向かいます

さやか「あれ?まどまどにほむほむじゃん」

マミさんの家に向かう途中で出会ったのはいつもお世話になっているさやかお姉さん
お菓子をくれたり、一緒に遊んでくれたり、いつも優しくてふたりが大好きな人です

まどまど「うぇひ」

ほむほむ「ほむ!」

さやか「へぇ、二人だけではじめてのおつかいってわけだ」

さやか「ほむほむがはじめてのおつかいに出るのはもう少し先だと思ってたよ」

ほむほむ「ほむぅ!」

そんな事ない、お姉ちゃんの私がまどまどを守るんだから!

さやか「はいはい、ほむほむは強いねー」ナデナデ

ほむほむ「ほむぅ……」

軽くあしらわれてしまいました、さやかお姉さんは優しくて大好きだけど
こうやって子供扱いしてくるところはやっぱり苦手だな……

まどまど「うぇひひ」

さやか「うーん、確かに二人と一緒にお使いに行ってあげてもいいんだけどねぇ」

さやか「今日は二人だけでお使いって言われてるんでしょ?なら私はいけないかな」

まどまど「まど……」

さやか「まどまどにはお姉ちゃんのほむほむがいるでしょ?私なんかいなくても大丈夫大丈夫」

ほむほむ「ほむ!」

まどまど「まど!」

さやか「そうそう、その意気その意気」

さやか「お使いが遅くなって原因が私だとおっかないのが二人もきそうだしあんまり引き止めちゃ悪いね」ケタケタ

ほむほむ「ほむ?」

おっかない?誰のことだろう、いつも気をつけるように言われてるQBのことかな?

さやか「んじゃ暇だしほむらとまどかのとこにでも言って二人の帰りでも一緒に待ってようかな」

さやか「どうせほむらあたりは心配だ心配だって言ってそうだしね」

さやか「んじゃふたりとも気をつけて行ってくるんだよ」

さやかお姉ちゃんはわけがわからないことをよく言います
お母さんが心配だ心配だなんて言っている姿なんて見たことがありません
むしろ早く独り立ちぐらいしなさいとでも言いかねないと思うんだけどなぁ……

ほむほむ「ほむー」

まどまど「まどー」

さやかお姉ちゃんとばいばいしてマミお姉さんのお店に再び歩き始めます

大きな交差点までやってきました、大きな道だから車に注意するようにいつも言われています
確かここの交差点を渡らないとマミお姉さんのお店にはいけないよね?

ほむほむ「ほむ、ほむほむ?」

まどまど「まどぉ……まど」

まどまどに確認してみたけどまどまどは覚えていないみたい
どうしよう……

―お家―

さやか「やっほー遊びに来たよー」

ほむら「……」ジィー

まどか「あ、さやかちゃん、あがってあがって」

さやか「えーと……ほむらは電話を凝視してどうしたの?」

ほむら「……」ジィー

まどか「えっと……じつはいまほむほむとまどまどにお使いをしてもらってて……後をつけようとしてたからとめたんだけど」

まどか「わからないことがあったら連絡してねって二人に言ったからって電話の前にこうやってずっと待ってるの」

ほむら「……」ジィー

さやか「あっそうそう、二人なら来る途中で見たよ」

ほむら「本当!」

さやか「うわ、び、びっくりした」

ほむら「どこで!いつ!」

さやか「ど、どこってほらマミさんのお店に行く前に大きな交差点があるじゃんか」

さやか「そこにからちょっと歩いたところでだって」

ほむら「ふ、二人は無事なのね!」

さやか「い、いやただのお使いでしょ?落ち着きなって」

まどか「わ、私ももっとちゃんと聞きたいなって」

さやか「わ、わかったから!ふたりとも落ち着きなって」

さやか(ほむらのほうが親バカだけど、まどかも結構……やっぱりふたりともほむほむとまどまどに関してはおっかない……)

ほむほむ「ほむぅ……」

まどまど「まど!」ゴソゴソ

まどまどが何かを取り出します、私が渡されたのはお財布
まどまどが渡されていたのは携帯電話だったようです

まどまど「うぇひ!」

これでお母さんに聞けばわかるよ!まどまどがそう言います
でもここで電話をしたら後で二人の力でお使いもできないのねってお母さんに言われそう……

ほむほむ「ほむぅ……ほむほむ?ほむむ」

まどまど「まど?」

本当は絶対に確証があるわけじゃないけど……大丈夫、だってお姉さんだもん
何度かマミお姉ちゃんのお店に行ったことはあるんだからきっと大丈夫
ほむほむは自分にそう言い聞かせて電話しようとするまどまどを止めます

いつもお母さん達に手を引っ張ってもらって渡っていた大きな交差点
今後一人で渡る事になった時は信号が青なことを確認して、左右を確認、そして渡っている間もはよーく車に注意する
うん、大丈夫、言われたことはちゃんと覚えてる……まどまどの手を引いて交差点を渡り始めます

ほむほむ「ほむ」

まどまど「うぇひー」

後少しで交差点を渡れる!そこでほむほむが気が付きます
ゆっくり左右を気をつけて歩いていたため、信号がすでに点滅し始めていました

ほむほむ「ほむ!」

まどまど「まど!?」

急がなきゃ!ほむほむはまどまどの手を引いて走り始めました

ほむほむ「ほむーほむー」

まどまど「うぇひーうぇひー」

なんとか交差点を渡ることができました

ほむほむ「ほむ、ほむー」

突然走ってごめんねまどまど、大丈夫?
突然手を引っ張られて走ることになったまどまどに声をかけます

まどまど「まど、うぇひー」

ほむほむ「ほむぅ……」

大丈夫みたい、よかったぁ……でもお姉ちゃんの私がもっとしっかりしなきゃ

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむ」

ほむほむ「ほっむほむー」

まどまど「まっどまどー」

この道は見覚えがある!やっぱりこっちであってたんだ!
嬉しくてつないでいる手をおおきく振ります
それに合わせてまどまどもおおきく手を振り、仲良く歩いていきます

ほむほむ「ほむ……」

どうしよう、マミお姉ちゃんのお店ってこんな道通ったかな?
見覚えのある道だったはずなのに気が付けば知らない道を歩いていました
どうやら途中で道を間違えてしまったみたいです、でもどこで間違えたのかわかりません
交差点まではあってたと思うけど……

まどまど「まど?」

まどまどが心配そうにしています、ここで迷ったなんていえないよね……
お姉ちゃんの私がしっかりしてないってまどまどに思われたくないもん

ほむほむ「ほむ!」

まどまど「うぇひ」

きっとこっちだよね、大丈夫、きっとこっち……
まどまどがニコニコしながらついてきてくれてる、私を信頼してくれてるんだ!
だから間違えたなんていえないよ!

ほむほむ「……」

戻る道すらわからない道まで来てしまいました
どうしよう、もう帰れないのかな?

まどまど「まど?」

まどまどが心配そうに私を見てる、意地なんてはらなかったらよかった……
帰りたいよ……お母さんに会いたい……

ほむほむ「ほむ……ほむぅぅ……」ジワ

まどまど「まど?」アタフタ

ほむほむの様子を見てまどまどが慌て始めました
突然どうしたのお姉ちゃん?と聞いてもほむほむは何も言いません

杏子「ん?なんでお前らがこんなところにいるんだ?」

偶然であったのはよくマミお姉さんのお店で会う杏子お姉さん
よかった、これでお姉ちゃんを助けて貰える!

まどまど「まど!まどまど!」

まどまど「まど!まどぉ……」

まどまどがお姉ちゃんが大変なの!助けてください!と必死に伝えます

杏子「な、なんだ?ほむほむが怪我でもしたのか?」

ほむほむ「ほむぅ……」

いつも男の人みたいな強めの口調だけどとっても優しい杏子お姉さん
よかった、これでお姉ちゃんを助けてもらえる……

杏子「おい、どうして泣いてるんだ?怪我したのか?」

ほむほむ「ほむぅぅぅ……」

杏子「なんだ、そんな事か……」

ほむほむは意地をはっている余裕もなくなっているため正直に話しました
自分達だけでお使いを成功させたかったこと、でも迷子になってしまったこと

まどまど「まど?」

杏子「あーいや、ちょっとほむほむは目にゴミが入っただけみたいだ、安心していいぞまどまど」

まどまど「うぇひー」

ほむほむ「ほむぅ?」

杏子お姉さんはまどまどに嘘をつきました、どうしてだろう……
考えてみますがほむほむにはよくわかりません

杏子「さてと、実は私もマミの家に行く途中だったんだよね」

まどまど「まど?」

ほむほむ「ほむ?」

杏子「でもさ、道忘れちゃってさ、よかったらついて行ってもいいかい?」

杏子「二人でお使いだけじゃなくてついでに人助けまでしたってなればほむらもまどかも褒めてくれるだろうしさ」

杏子「な、頼むよふたりとも」

まどまど「うぇひひ」

まどまどが言いました、お姉ちゃんが道を知ってるから一緒に行こうよ!杏子お姉ちゃん

杏子「お、さすがほむほむ、この道は右だな、見覚えのある道にこんなに早くもどれるなんて助かったよ」

ほむほむ「ほむぅ……」

ほむほむが進もうとした方向とは違う方向に進む場合、杏子お姉ちゃんが何か言って進路を変えてくれます
まだ見覚えのある道になんて全然なってないのに杏子お姉ちゃんがここは見覚えがあると教えてくれました

ほむほむ「ほむ?」

もしかして、私がまどまどにはった意地のために嘘をついてくれたのかな?
そんな事を思いながら杏子お姉ちゃんをみつめます

杏子「どうした?ほむほむが進まないと道がわからないだろ」

まどまど「うぇひひー」

それにしてもお姉ちゃんなのに道に迷うんだねとまどまどが杏子お姉ちゃんに言いました

杏子「うっせー生意気いうようなまどまどは肩車の刑だ」ヒョイ

まどまど「まど!?」

ほむほむ「ほむ!」

気がつけばほむほむも見覚えのある道に出ました
ここまで来ればあと少しだ!

杏子「あ、そうそう、お前ら帰る時はあそこに大きな看板があるだろ?」

杏子「あそこで曲がってずっとまっすぐすすんだら大きな交差点にでる近道だから覚えときな」

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむぅ、ほむほむ!」

帰りは二人で帰れるように道をまどまどに気が付かれないように教えてくれる杏子お姉さん
帰りはちゃんと二人で帰れるように、しっかり覚えておかないと

杏子「さて、後は一本道だしあたしは先に行かせてもらうよ」

杏子「あ、そうそう、ほむらやまどかに人助けしたってのは言ってもいいけど私を助けたとは言うなよ?」

まどまど「まど?」

どうして杏子お姉さんを助けたって言っちゃだめなのかな?
それに、マミお姉さんのお店と反対の方向に行っちゃったけどいいのかなぁ?

ほむほむ「ほむ?」

あれ?マミお姉さんがお店の外でそわそわしながら周りを見渡してる
何かあったのかな?

ほむほむ「ほむー」

まどまど「まどー」

マミ「あ、ふたりとも来た!よかったぁ……」

まどまど「まど?」

マミ「あ、い、いえなんでもないわ……それで、今日はおつかいかしら?」

ほむほむ「ほむ!」

マミ「ふふっ二人でここまで来れるなんて偉いわね」ニコニコ

私達をみてなんだか安心してるけど私達がくるってわかってたのかな?

マミ「それで、今日は何をお求めなのかしら?」

マミ「ケーキ?クッキー?それとも材料かしら?」

ほむほむ「ほむ!」

タマゴと小麦粉ください!ほむほむは頼まれていた材料をマミお姉さんに言います
でもなぜかいつもはすぐに準備してくれるマミお姉さんが準備を始めようとしません

マミ「えっと、お菓子作りにおいて香りといったらこれ、そんなバニラエッセンスはどうかしら?」

ほむほむ「ほむ?」

まどまど「まど?」

バニラエッセンス……どこかで聞いたような……
ほむほむもまどまどもうまく思い出せません

【まどか☆マギカ】マミ×キュゥべえスレ3
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって

SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュ
センチメンタルグラフティ2
Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
初恋ばれんたいん スペシャル
ファーランド サーガ1、2
MinDeaD BlooD 4
【シヴァンシミター】WOG【クリムゾンクルセイド】

マミ「た、タマゴと小麦粉を買ってもまだお財布の中に余裕があるならこのバニラエッセンスがオススメよ」ニコ

マミ「ほ、ほら!こんなにいい香りがするでしょう?」

ほむほむ「ほむぅ……」

マミお姉さんのオススメっていっても無駄遣いしたらお母さんに怒られちゃうよ……
でもマミお姉さん買ってほしそうだなぁ……どうしてだろう?

マミ「……そ、そうだわ!少しお菓子を食べて行かない?」

マミ「ね?ごちそうするわよ?」

まどまど「まどー」

ほむほむ「ほむぅ」

お菓子がもらえると聞いてまどまどは大はしゃぎ
結局まどまどもほむほむも少しだけお菓子をごちそうになることにしました
だってお菓子も好きだしまどまども嬉しそうなんだもん

マミ「はい、どうぞ」

まどまど「うぇひー」

ほむほむ「ほむ!」

マミ「ふふっ私があなた達にお菓子をあげたことはお母さんには内緒よ?」

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむ!」

マミ「さてと、今のうちに準備しておいてあげるわね、お財布を貸してもらってもいいかしら?」

ほむほむ「ほむ、ほむほむ!」

マミ「タマゴとバニラエッセンスと小麦粉でよかったわよね?」

ほむほむ「ほむ!」

お菓子は美味しいしマミお姉さんは私が頼んだものを袋にに入れておいてくれるし
マミお姉さんのお家っていいなぁ、毎日お菓子作ってるから毎日お菓子が食べられるし
それにマミお姉さんはとっても優しいんだもん

マミ「ふふっ食べ終わるまでに準備しておくわね」

マミマミ「ブヒブヒヒ、フゴッ」

まどまど「うぇひー」

ほむほむ「ほむぅ」

マミお姉さんの手作りお菓子はとっても美味しくて夢中になっちゃう
まどまどもとっても嬉しそう!

マミ「ふふっ美味しかったかしら?」

まどまど「まど!」

ほむほむ「ほむ!」

マミ「はい、頼まれていた商品よ、タマゴは帰りに転んで割ったりしないように気をつけてね?」

ほむほむ「ほむ!」

まどまどの前で転んだりなんてしないよ!だってまどまどのお姉ちゃんだもん!
ちゃんとおつかいできたってお母さんに報告するんだ!
最初の頃のお使いを怖がっていたほむほむはどこへやら

マミ「ふふっあ、後であなた達のお家に行くからお母さんに伝えておいてね?」

まどまど「まど!」

>>108
デブデブさんの事マミマミって言うのやめろ

ほむほむ「ほむー」

マミお姉さんのお店で目的の物は買えたし、杏子お姉さんのおかげで道もわかるし
あとは帰るだけ、これならまたまどまどと二人でおつかいできるかな?
おつかいの先がマミお姉さんのお店だとお菓子ももらえるし

まどまど「うぇひー」

ほむほむ「ほむ」

それでも妹のまどまどはつかれたみたいでちょっと眠そう……
私の身体が大きかったらおんぶとかだっこしてあげられるんだけど……

ほむほむ「ほむ!」

できるだけ早く帰れるようにしてあげよう、確かこの看板のところで曲がればいいんだったよね

>>119
          意       貴
          味       方           たい事はそ

          が  言語中枢が無い?     い       れ
          わ         何         言       で
          か        言              わ終
          ら         い              り
          な      解 し たく             か
          い   理    い 無い
           ゜    もかの               ??

>>121
おいどんにとってカレーはジュースと同意義でごわすゥ~
                                  __,,....,,__

                              ,.  ''"´     ``丶、               , ´ ̄ ̄`丶.
           ,. ´ ̄`丶.            ,. '′      ,.ヘ       `ヽ、             , '           ヽ
            , '        ヽ           /   ,/ / ./  ヽ ト、      \   .      {             '.,
        /           }          /     / ///   u. ヽ| ヽ l    ',           ',          }
          {            j         ,'      ,l/'"´``     '"´`` ,ソヽ     i          \        く
        )        ,. '′     __i    / 、 、 ,      、 、 ,    '.,  .l__         ヽ ..,,_  _,..へ. .\ __
    ,,__ / , ヘ,,_,,..  '".     ,.へ. ハl     /   ○    、    ○     l  l ハ  _,,_         ̄    ,ゝ、"´  `ヽ
   /  `Y `く            ヽ ヽ_人   l `ヽ.             /´ u l  人人_/ / _          {  (_    ,.}
.  ,'  .   !  }         ,へ.__Y´/  ヽ  l   )、ー------一ァ(   /,/  ヽ/ .ム-,' /          /    ̄\ \
  ヽ.,,_,, 人 ノ           \ ヽ. {    \|   ' Uヽ ..,,_,,.. !|′ ヽ  ′    jヽ/''"/ ./          , '       ,. ヘ〆
/ , へ    `ヽ.        r‐'ニ=ヽ'´ ゝ u             ‐-‐ |{          ノ    ソ〆ニ=-、  , '    u   .j
 / .  ',      ヽ      ノノ      _ ` 、...__..  \        /  、..,,__,,.. く_          ソ ,.'         /
'′    ',   u.   ヽ    '´   , '"´  `Y´    u   ` ー-----一'"     ノ      ``丶      /          ,.'
.      ',        ヽ   ./     _           __,,....,,_ __           __    ヽ__   /         , '
         ',         ヽ _,,/     , '´       ,..-◆-‐'::::。::::::}´: `~``ー-‐- 、_    `丶.   `ヽ′       /
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         , '                                                       ',
           /    u                                                       i
.          i                                                             l
        {                                                u              }

ほむほむ「ほむむ!」

大きな交差点についた、これでもう迷う心配はないや
最初の時と同じように信号が青なのを確認して車によーく注意して進むだけ

まどまど「まどー」

ほむほむ「ほむ!」

まどまどが危ない目に合わないようによーく気をつけて渡ります
それでいて最初の時より早く渡れば信号が点滅して焦ることもないよね

ほむほむ「ほむぅ……」

最後の難関も無事に渡り終え、ほっと一息

ほむほむ「ほむ!」

ちょっと急いで揺らしちゃったからタマゴが割れていないか確認しました
あれ?よく見るとタマゴのパックにクッションのようなものが巻いてある
転んだりさえしなければ割れないようにしてくれたのかな?

まどまど「まどー」

ほむほむ「ほむ」

このおつかいも真っ直ぐ進んでお家に入るだけ、タマゴは割れてないし
もう何も怖くない!そんな事をほむほむは考えていると何かが飛び出してきました

QB「やぁ」

ほむほむ「ほむぅ……」

まどまど「うぇひ……」

あ!見滝原によく出現するQBだ!どうしてこんな時に……
お母さんにはもしも出会ったら見えないふりをして無視することと言われています

ほむほむ「ほむ……」

QBなんか怖がったら駄目、まどまどは私が守らないとだめなんだから!
そう意気込んでまどまどの手をギュッとほむほむが握ります

まどまど「まど……」

QB「やれやれ、君達の素質ならボクが見えないなんてありえないからね、見えないふりなんて必要ないよ」

QBが何か言ってきます、でも耳を傾けてはいけません
ここには私だけじゃない、まどまどだっているんだもん

ほむほむ「ほむぅ」

ほむほむは怖がりながらも一歩ずつ前に進んでいきます
逃げ出したいけれど逃げません、今逃げればほむほむが見えていることがQBにばれちゃう

まどまど「まどぉ」ギュゥ

まどまどがほむほむの腕に抱きついてしまいます

ほむほむ「ほむ!」

まどまどが怖がってる……大丈夫だよお姉ちゃんの私が守ってあげるからね
そう言ってほむほむはまどまどの頭を撫でてあげます

QB「やれやれ、そういう反応をしている時点でボクが見えているのはバレバレなんだけど」

無事にQBをまたいでほむほむとまどまどは進むことができました

ほむほむ「ほむー……」

まどまど「うぇひー……」

QBをまたいで少し歩いたあたりで二人揃ってほっとしました

ほむほむ「ほむ!」

とっても怖かったけど、もう二人の家が見えてきました
思い返すとさやかお姉さん、杏子お姉さん、マミお姉さん……
お姉さん達が助けてくれたり応援してもらえたおかげでこうしてうまくいったのかな?

まどまど「まど?」

ほむほむ「ほーむ!」

でもやっぱり一番助けになったのはまどまどの笑顔かな?
今ではまどまどと一緒ならどんなときも勇気を出せる!ほむほむじゃそんな気さえしていました

QB「そんなに嫌わなくてもいいんじゃないかい?ボクは君たちの願いを叶えてあげているんだよ?」

突然背後からQBの声がしました、驚いたまどまどがバランスを崩してしまいます
危ない!気がつけばほむほむはまどまどをかばうように転びました

ほむほむ「ほみゃ!」

まどまど「まど!まどまど!」

慌てて起き上がったまどまどがほむほむを起こします

ほむほむ「ほむぅ……」

よかったぁ、ほむほむも何事もなさそう!

ほむほむ「ほむ!ほむぅ……ほむ……」

あ、おつかいのタマゴが割れてる……お家の前まで無事に帰ってきてたのにそんなぁ……

ほむほむ「ほむぅ……ほむぅ……」

ほむほむは悔しくて思わず泣いてしまいます、ここまでまどまどと頑張ったのに……
おつかいもできるんだってお母さんに自慢したかったのに……

QB「タマゴが割れてしまったのかい?ボクと契約すればそんなタマゴすぐに元通りさ!」

QB「だからボクと契約してまほうしょう……」

ほむら「懲りないわねあなたも」ギュム

QB「やぁ、ほむら」

ほむら「泣きそうなほむほむとまどまどの声が聞こえて急いで外に出てみればまったく……」

ほむら「今日は見逃してあげるからさっさとどこかに消えなさい」ポイ

QB「君が出てきたんじゃボクも無駄に個体を減らしたくないからね、退かせてもらうよ」

ほむら「ふん」

ほむら「まったく、マミの店程度で時間がかかりすぎよふたりとも」

まどまど「ま、まど!まどまど!」

ごめんなさい、私のせいでタマゴを割っちゃって……
私が足を引っ張っちゃったから……まどまどはタマゴが割れたのは自分のせいだと言い始めました

ほむほむ「ほ、ほむぅ!」

違うよ!私が転んだからタマゴが割れちゃって……
だからまどまどは何も悪くないの!ほむほむも自分のせいでタマゴが割れたと説明しました

ほむら「二人共お疲れ様、頑張ったわね」ナデナデ

まどまど「まど?」

ほむほむ「ほむ?」

あれ?タマゴ割れちゃったのに怒ってないの?
二人共泣きそうだったのにほめられてきょとんとしています

ほむら「どうせタマゴは今から使うから割れていても問題無いわよ」ナデナデ

ほむら「それよりも疲れたでしょう?早く家に入りなさい」

ほむら「そうだわ、二人共今日のおつかいの出来事を話してもらえるかしら?」

まどまど「うぇひひ」

まどまどがほむほむの事をお母さんにとっても自慢げに語り始めました
こうして自分のことを話されているとちょっと恥ずかしいな

ほむほむ「ほむぅ///」

まどか「結局皆に助けてもらっちゃったんだね」

ほむら「そうね、さやか以外には助けられたわね」

さやか「いやいや、そんなにピンチじゃない状況から助けたら二人のおつかいにならないって」

まどか「マミさんももうすぐくるからお礼を言わないと」

ほむら「杏子も呼び出しておいたわ、まぁ素直に理由を言うとあの子はこないから違う理由でよびだしたけど」

さやか「話を聞いてて気になったんだけどさ、なんでメモとか地図とか持たせなかったの?」

ほむら「別になくてもあの子達ならできるとおもったのよ」

まどか「うぇひひ、こう言ってるけど本当はいっぱい電話させて今どこにいるか確認したかったからなんだよ」

ほむら「だ、だってまどかと私の大切な///」

さやか(二人揃ってバカップルで親バカなのが玉に瑕だね……)


さやか「まぁでもいい経験だったんじゃない?ほむほむとか結構引っ込みがちだったし」

ほむら「そうね、誰に似たのやら」

さやか「いや、ほむほむは完全にあんた似じゃん」

さやか「強がってるけど本当は弱いとかまどかもといまどまどのためなら頑張れるとか」

ほむら「う、うるさいわよさやか」

まどか「ほむらちゃん、大きな声出しちゃだめだよ、二人が寝てるんだから」

ほむほむ「ほむ~……ほむ~……」

まどまど「うぇひ~……」

ほむら「ごめんなさい……」

さやか「まどかに頭が上がらない所とかもそっくり」

ほむら「さ、さやかー!」

まどか「ほむらちゃんめっ!」



終われ

まどほむ成分が最近足りないと思っているときにはじめてのおつかいを見て
これでやってみようとやってみたもののはじめてのおつかいナレーション風に全然かけねぇ
ほむらちゃんやまどっちって親バカになりそうだよね、んでさやかちゃんがなぜか二人のカバーをしてあげるイメージ
ネタはないし眠くてうまく妄想できないしでなんかごめん、ごめんなさい
暇つぶしにでもなってりゃ幸いってことでおやすみなさい

誰かまどほむ書いてくれるととっても嬉しいなって

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月24日 (木) 12:42:50   ID: Y64u4_xC

人様のスレ荒らすキチガイ愛で派()

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