声が出なかった。突然の出来事に混乱していたのだろうか・・・。
いや、そうじゃなかった・・・。ただ目の前の男に。そのあまりの上半身に。
───俺は、言葉を失っていたんだ。
~Fate/tite night~
師匠「問おう。アンタがオレのマスターか─」
師匠「サーヴァント・帯人、召喚に従い参上した。これより我が剣は汝と共にあり、アンタの運命はオレと共にある」
士郎「ステータスってなにさ?」
師匠「目を凝らしてよくみてみな。見えるはずだ」
士郎「これがステータス?」
久保帯人
筋力A 魔力B
耐久D 幸運C
敏捷C 宝具??
保有スキル
ポエムEX 鬼道A+ 完現術B
宝具 斬魄刀
ミスった…
師匠「とりあえず、マスター。オレのステータスを確認しておけ」
士郎「ステータスってなにさ?」
師匠「目を凝らしてよくみてみな。見えるはずだ」
士郎「これがステータス?」
久保帯人
筋力A 魔力B
耐久D 幸運C
敏捷C 宝具??
保有スキル
ポエムEX 鬼道A+ 完現術B
宝具 斬魄刀
師匠「まだ外に敵がいるな…」スッ
ランサー「なんだテメエは!?見たところセイバーって訳じゃあなさそうだが…」
師匠「──ライター(Writer)とでも呼んでもらおうか」
ランサー「抜かせ!ライターのサーヴァントなどいるものか!」
師匠「ふん、信じようが信じまいが貴様の勝手だが──」
師匠「お前はここで消えろ…」ゴオオ…
ランサー「あいつはヤベェな。一瞬でケリをつけなきゃ殺られんのこっちだな…」
ランサー「ならば──その心臓、貰い受ける…」
ランサー「 刺し穿つ死棘の槍(ゲイボルク)!!!」ヒュン ズサァ
師匠「グアアァァ!」
ランサー「終ったな…」
師匠「ゲイボルグの呪いか…。だが」
師匠「──私は拒絶する」キュイーン
ランサー「治った…だと!馬鹿なゲイボルグで貫かれた心臓は治癒不可なはずだ!」
師匠「事象の拒絶だ…。いくらゲイボルクといえどはなかったことにされてはどうしようもあるまい──」
ランサー「くっ、とりあえず撤退だ!」
師匠「さて──<<13にするか」
1.ここで倒す!
2.深追いはやめよう
師匠「深追いは止めるか…」
士郎「一体、何がどうなってんだぁ?」
師匠「マスター、丁度いい。聖杯戦争の説明を受けに教会にいってもらうぞ」
士郎「えぇ、なんでだよ!何でオレがそんなところに」
師匠「いいからこい!そこで全て分かる…」
~言峰教会~
言峰「いいか聖杯戦争というのはな~~~」
~言峰教会外~
師匠「どうだった?」
士郎「ああ、オレは一般人が巻き込まれるこんな戦いは認めない!絶対に止めてやる!」
師匠「いい返事だ!さてとりあえず帰るぞ」
士郎「あぁ、師匠よろしく頼む!」
スタスタスタ
???「こんにちは、お兄ちゃん…」
イリヤ「さっそくだけど、お兄ちゃんには死んでもらうね」クスクス
イリヤ「やっちゃえ!バーサーカー!!」
バーサーカー「!!!!!!」
士郎「な!?」
師匠「さて、どうするか──」
師匠「>>19だ」
1. 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう?
2.──撤退だ!
1
師匠「 別に、アレを倒してしまっても構わんのだろう? 」
イリヤ「な!?なによ、あの上半身お化け!粉々にしちゃえバーサーカー!」
バーサーカー「!!!!!!」
師匠「──面を上げろ 侘助」スチャ
士郎「師匠の刀が変化した!?」
カキィン カキィン キィィン!
バーサーカー「!!!???」
師匠「効いてきたな」
イリヤ「バーサーカー!どうしたの!?早く敵を殺しなさい」
師匠「無駄だ…侘助は切り付けた物の重さを倍にする刀 一度切れば倍、二度切ればそのまた倍 やがて重みに耐えかねた相手は地に這い蹲り、詫びるかのように頭を差し出す───ゆえに侘助 」
師匠「さらに本体にも」カキィン キィン
バーサーカー「!!!!!!」
師匠「もはや、動けまい…止めだ!」
師匠「戦いこそすべて」
オサレポエムにより爆発的に攻撃力が上昇した!
師匠「吠えろ 蛇尾丸!啼け 紅姫!裂けろ 鬼灯丸!咲け 藤孔雀! 羽搏きなさい 劈烏! 弾け 飛梅!鳴け 清虫! 水天逆巻け 捩花!砕けろ…」
バーサーカー「!!!!!!」
師匠「終ったな…」
イリヤ「嘘…」
士郎「だろ…」
~衛宮宅~
士郎「あんた、すげぇんだな…」
師匠「まぁな。今夜は寝てから明日の夜、次のサーヴァントを狙う」
士郎「師匠、どいつを狙うんだ?」
師匠「そうだな>>28のサーヴァントを狙う」
ランチャー
師匠「よぉランチャー」
ランサー「誰がランチャーだ!クラス名くらいちゃんと覚えやがれ!ここはムーンセルじゃねぇ!」
師匠「いつぞやの決着、つけに来たぜ」
ランサー「ほう、いいだろう…」スチャ
師匠「 恐怖を捨てろ 前を見ろ 進め 決して立ち止まるな 退けば老いるぞ 臆せば死ぬぞ! 叫べ!!我が名は…『斬月』!!! 」
チャキィ
ランサー「いざ!!」
カキィン キィィン キン!
ランサー「そらそらそら!!」
師匠「くっ、流石に槍とはやりづらいな…」
ランサー「オラオラ、腰が引けてっぞぉ!」
師匠「押されるか…仕方ない」
師匠「卍解 天鎖斬月!! 」
ランサー「!?急に動きが速くなりやがった!」
ランサー「くっ、ランサーのオレが白兵戦で押されるとはな!」ザッ
師匠「距離を取った?」
ランサーダッシュ
ランサー「突き穿つ死翔の槍(ゲイボルク)!!!」
師匠「ほう、ゲイボルクの呪いを最大限に開放し投擲するか──ならば正面から打ち砕くのみ!!」
師匠「月牙──天衝!!!」
カッ!!!!
──立っていたのは久保帯人
ランサー「グッ、負けちまったか…まぁくそったれなマスターの割りには楽しめたか…」シュン
師匠「ギリギリだったな…」
士郎「師匠、無事か!?」
師匠「マスターか、次は>>37のサーヴァントを狙うぞ」
キャスター
師匠「よぉ、てめえがキャスターか?」
キャスター「な、なぜここに!?アサシンはなにをしているの!?」
キャスター「まぁいいわ。こいつは私が倒します。アサシンには後で躾がいるようね…」
師匠「御託はいい…はやくかかってこい」
キャスター「!?そんなに死に急ぎたいならいいわ…即、死になさい!」
キャスター「圧迫(アトラス)!」
師匠「 君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 焦熱と争乱 海隔て逆巻き南へと歩を進めよ
破道の三十一 赤火砲 」
ドカン!
キャスター「相殺した!?」
キャスター「病風(アエロー)!」
師匠「 君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 真理と節制 罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ
破道の三十三 蒼火墜 」ドカン!
相殺!
キャスター「逆巻(アリアドネ)!」
師匠「 散在する獣の骨 尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪 動けば風 止まれば空 槍打つ音色が虚城に満ちる
破道の六十三 雷吼炮 」ドカン!
相殺!!
師匠「この程度か?」
キャスター「くうっ!」
キャスター「フッ、なめるな!!」
キャスター「高速神言!!」
ドドドドドド!!
キャスター「ふふ、街中から集めた魔力を使えばこんなものよ。フフ、アハハハハハ!!」
師匠「いい感じに腕が焦げたな…」
キャスター「な、まだ生きて…」
師匠「焼き焦げた己が腕を触媒にして発動する禁術──」
師匠「 一死 以て大悪を誅す。 それこそが護廷十三隊の意気と知れ。 破道の九十六『一刀火葬』!!! 」
ドン!!!!
キャスター「ああああああああ!!!宗一郎…様…」シュン
師匠「腕は帰って治すか…」
士郎「師匠、あんた本当に大丈夫なのか!?」
師匠「構わん、次行くぞ」
士郎「残るはアサシン、ライダー、アーチャーだけど…」
師匠「なら決まりだ。>>44の所に行くぞ!」
ライダー
師匠「ライダー探しに街に出るぞ!」
士郎「師匠、まじかよ」
~街~
師匠「ここら辺にサーヴァントの気配が…」
士郎「師匠、危ない!」
キィィン!
ライダー「受け止められましたか…さすがですね」ヒュ
師匠「ビルの上に登って行きやがる!誘ってやがんな…」
士郎「師匠、罠だ!」
師匠「分かっちゃいるが、ここで逃す手はねぇ!」ヒュン
~屋上~
ヒヒィーン!
師匠「なんだ?ライダーが乗っているのは…天馬?」
ライダー「フフッ、この子の疾走からは逃れませんよ。加えてこの高さ…あなたはなすすべもないでしょう」
師匠「さて、どうかな?」
ライダー「終わりです!」
ライダー「騎英の手綱(ベルレフォーン)!!」
師匠「──卍解 黒縄天腱明王!! 」
このSSまとめへのコメント
fateで師匠ったらスカサハ想像したけどイキリ漫画家やんけ...