岡部「はあ? なんだ、その下らん質問は」
ダル「いや、ただなんとなく聞いてみただけ。ほら、こういう会話って普段できないじゃん」
岡部「クリスティーナたちが居る前でそんな事を話たら間違いなく海馬に電極を刺されるだろうな」
ダル「それにさあ、オカリンの好みってどんなタイプかなって、いう好奇心もある。一人くらいは好みのタイプいるっしょ?」
岡部「下らん。俺がそんな事に現を抜かすなどありえん」
ダル「まあそう固いこと言うなって。たまにはこういう話もいいもんだお」
岡部「……やけに食い付いてくるな。何を企んでいる?」
ダル「べ、別にそんな事ないお!」
ダル(やっべーなんでオカリン、こういう事は妙に鋭いんだよ……)
ダル(最初はフェイリスたんにオカリンの好みを聞かれただけなのに……それがいつのまにか牧瀬氏たちにも広まって……)
ダル(聞くんだったら直接本人に聞けお……)
ダル(しかもわざわざ隠しカメラまで仕掛けさせて、下のブラウン管工房で中継しながら、みんな待機してるとかもうね……修羅場しか予想できないじゃん)
岡部「まあ、たまには我が右腕の下らない話に乗ってやっても構わんか」
ダル「さっすがオカリン!」
ダル(さっさと聞いて逃げる用意しとかないと……)
岡部「しかし普通、そういうのは誰と付き合いたいか、とかではないのか? 結婚はいきなり飛びすぎだろ」
ダル「ま、まあ似たようなもんじゃん」
ダル(フェイリスたんは好みのタイプを聞いただけなのに、牧瀬氏が結婚したい相手聞けなんて言うから……)
岡部「恋人でなく結婚か。それだとフェイリスかルカ子の二択だな」
ダル「ほう」
――――
――
ブラウン管工房
紅莉栖「はあ!?」
鈴羽「ど、どういうこと!?」
萌郁「納得、できない……」
まゆり「オカリン……」
ルカ子「や、やった!」
フェイリス「フニャニャ、当然だニャン」
ダル「ちなみに理由は?」
岡部「俺が今挙げた二人以外の家事スキルを考えてみろ」
ダル「ああーなるほど……」
岡部「恋人関係なら家事ができようができまいが、どうでもいいが結婚となるとな……やはり考慮してしまう」
ダル(……これはもう早速決着が着いたんじゃね?)
――――
――
ブラウン管工房
フェイリス「やっぱり女の子ならお料理の一つや二つはできニャいと。ね、ルカニャン♪」
ルカ子「ぼ、ぼく、フェイリスさんには負けませんっ」
紅莉栖「こ、恋人なら家事関係ないって岡部言ってたし、恋人期間中に家事なんてマスターできるし」
萌郁「私も、カップめんなら、作れる……」
まゆり「ま、まゆしぃだってじゅしーからあげナンバーワン温められるもん」
鈴羽「あ、あたしなんて自給自足で食費なんてほとんどかからないよ!」
ダル「じゃあ、るか氏とフェイリスたんならどっちがいいの?」
岡部「残念ならがルカ子は男だ」
ダル「じゃあ、フェイリスたん?」
岡部「俺はあいつが少し苦手なの知ってるだろ」
――――
――
ブラウン管工房
フェイリス「ニャン、だと……?」
ルカ子「男とか、女とか、そんなの関係ないですよ!」
紅莉栖「いや、あるだろ……」
――――
ダル(ど、どういうことだってばお、オカリン……)
岡部「つまり! この俺、鳳凰院凶真に伴侶など入らぬのだ! フゥーハハハ!」バサッ
ダル「な、ないわーそれはないわーオカリンまじないわー」
岡部「な、なんだ急に……」
ダル(ここで有耶無耶にされるとまた同じような役が回ってくる。なんとしても誰か一人を選んで貰わないと)
ダル「男同士の会話なんだから、そこはビシィと誰か一人選ぶだろ常考……」
岡部「そうは言ってもな……あいつらをそんな目で見たことがないのだから選べと言われても無理だ」
ダル「じゃ、じゃあ結婚までは言わないけど、一緒に居たい子とかは?」
岡部「ふむ……それなら、何だかんだで付き合いの長いまゆりだな」
ブラウン管工房
まゆり「っ!」ガタッ
紅莉栖「くっ、一緒に居た時間の差か……!」
フェイリス「さすがは幼馴染み……」
ルカ子「強い……」
鈴羽「中々、厄介だね」
萌郁「……強敵」
まゆり「オカリンはまゆしぃと一緒に……え、えへへ」
まゆり「まゆしぃ、大勝利、なのかな」
ダル「やっぱまゆ氏か……」
岡部「ラボメンガールズの中で二人きりになって変に気を使わなくていい奴なんてまゆりくらいだからな」
ダル「んじゃさ、まゆ氏と結婚したらよくね?」
岡部「は、はああ!? な、な、何を言い出すのだお前は!」
ダル(手っ取り早くオカリンが誰かを選べば僕は解放される。ここはまゆ氏推しでオカリンを説得して……)
ブーブー
ダル「ん? メール?」
From:牧瀬氏
タイトル:なし
本文
お前を見ているぞ
ダル「」
岡部「お、俺とまゆりはただの幼馴染みであり、そして人質であって! だ、断じて嫁では……どうしたダル。顔が真っ青だぞ?」
ダル「な、なんでもないお!」
ダル(こええ、牧瀬氏めっちゃこええ……こ、これは迂闊な真似はしないほうが良さげかも)ガクブル
岡部「と、とにかく! まゆりは俺の人質なのだ! これからもな!」
ブラウン管工房
まゆり「ずっと人質って事は、まゆしぃが大学生になっても、社会人になってもオカリンが傍に居てくれるって事だよね?」
紅莉栖「まゆり……?」
まゆり「えへへ、それじゃあわたしがオカリンのお嫁さんになるしかないね、仕方ないね、えっへへ……」
フェイリス「もうお嫁さん気取りなんて早すぎるニャン……」
岡部「まったく、変なことを言うでない!」
ダル(でも、この様子だと、僕があのまままゆ氏推してたら決着付いてたんじゃね?)
岡部「だいたい、付き合ってもない相手との結婚など想像できん」
ダル「じゃあ、誰と付き合いたい?」
岡部「な、なに?」
ブラウン管工房
紅莉栖「!」
フェイリス「これは……」
ルカ子「……」ゴクリ
鈴羽「気になるね……」
萌郁「……」
まゆり「えっへへ、まゆしぃはオカリンのお嫁さんなのです」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
パン パンパンパンパンパンパンパンパン
パン( `・ω・) パンパンパンパンパンパンパン
(( ( つ つ
),ィ⌒( ・`д'・)
(_(__人__,つ 、つ
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
( ´・ω:;( (;; (´・:;⌒)/
| ,ィ⌒((´:,(’ ,; ;'),`
(_(__人__,つ 、つ
ダル「オカリンさっき恋人関係なら家事スキル関係ないって言ったじゃん? つまり付き合うんだったら誰でも可能性はあるって事だろ?」
岡部「確かに家事スキルは関係ないと言ったが、べ、別に誰でも付き合うとは……」
ダル「でも好みのタイプくらいはいるっしょ?」
岡部「……まあ、な」
ガタッ!
岡部「な、なんだ? いま下の方からもの凄い音がしなかったか?」
ダル「さ、さあ? 気のせいじゃね?」
ダル(牧瀬氏たち、なにやってんだお……)
ブラウン管工房
紅莉栖「キタアアアアアアアアアアアアア!!」ガタッ
萌郁「岡部くん、岡部くん、の好みは、私……岡部くん、岡部くん」
フェイリス「凶真の好みはフェイリスだニャン! さっきのは照れ隠しかニャ? もうっ、凶真ってばかわいいニャン♪」
ルカ子「性別なんて関係ない、そうですよ、性別なんて関係ないんです! 岡部さんの好みはきっと……」
鈴羽「いや~父さんが目の前に居るから今後の挨拶とか色々楽なのは助かるね」
まゆり「オカリンの好み……えっへへ、やっぱりお嫁さんのまゆしぃかなあ」
ダル「それで?」
岡部「な、なんだ?」
ダル「その好みのタイプって誰?」
岡部「……言わなきゃならんか」
ダル「ここで言わなきゃ男じゃないお」
岡部「そこまで言うか! ……わかった。ただし! 一度しか言わないからな」
ダル「さっすが、オカリン!」
岡部「俺の好みは、だな……」
ダル(つ、ついに決着が……)ゴクリ
岡部「>>70」
フェイリス
岡部「フェイリスだ」
ダル「えっ? でもオカリン、フェイリスたん苦手だってさっき言ったじゃん」
岡部「……正確には、フェイリスではない」
ダル「うん? どゆこと?」
岡部「嘘で塗り固めた女に興味はない。フェイリスは別になんとも思わないが……」
岡部「る、留未穂なら……まあ、その、なんだ。いい、と思う」
ダル「つまりオカリンはフェイリスたんの素が好みのタイプと」
岡部「……何度も言わせるな」
えー…
ブラウン管工房
紅莉栖「にゃ、ニャンだと……」
ルカ子「フェイリスさんが……そんな」
萌郁「あ、ありえない……そんなっ」
鈴羽「失敗、した……?」
まゆり「お嫁さんはまゆしぃに変わりないよね……」
留未穂「岡部さんっ、えへへ……」
――――
――
ダル「因みにどういうとこが好みなの? 僕的には素の時よりもフェイリスたんの時の方が好みなのだが」
岡部「意外としっかりしている所とか、あと一人で背負い込もうとする所とか……支えてやりたいとは思うな」
ダル「見た目もタイプなの?」
岡部「俺との身長差が気になるが……まあ、可愛いのではないか?」
ダル「つまりオカリンはフェイリスたんの素が見た目も性格も好きすぎて辛い、と」
岡部「あ、あくまでも好みのタイプだと言った筈だ! じ、実際にその、異性として留未穂を好きという訳じゃないだからな!」
ダル「ツンデレおつ」
岡部「だ、誰がツンデレだ!?」
タタタタタッ
岡部「なんだ? 足音……?」
ガチャ
留未穂「はあ、はあ……」
岡部「なっ!? フェイリス!?」
留未穂「岡部さんっ」ギュッ
岡部「お、おまっ! は、離れろ、フェイリス! なぜお前がここに居る!?」
留未穂「……いまは、留未穂って呼んで」
岡部「なに? あっ、猫耳が……」
留未穂「岡部さん、嬉しい……」ギュッ
岡部「だ、だから! なぜ、抱き締めるのだ……」
留未穂「私も、岡部さんの事が大好きっ」
岡部「は、はあ!?」
ダル「……」
紅莉栖>鈴羽>その他
岡部「すすすす、好きぃ!? お、俺の事を!? というか、私『も』って、どういう意味だ!?」
留未穂「私、岡部さんになら、支えてもらいたいな……」
岡部「き、聞いていたのか……!?」
留未穂「うん。全部、聞いてた」
岡部「」
留未穂「や、やっぱり……いきなりだと迷惑だった?」
岡部「そ、そんな事はない! ただ、その……まさか告白されるなど思っていなかったから」
留未穂「岡部さんは、私の事どう思ってる……?」
岡部「お、俺は……」
留未穂「……」ジー
岡部「くっ……め、目を瞑れ!」
留未穂「えっ?」
岡部「お前の読心術で先読みされたら、たまらをからな。だから、目を瞑れ」
留未穂「う、うん……」
岡部「よし……あと、その状態で少し踵を上げろ」
留未穂「……? こう?」ヒョイ
岡部「これで届きやすくなったな」
ちゅっ
留未穂「んむっ!? ……んっ」
岡部「んっ……ふぅ、やはり身長差は課題になるな」
留未穂「お、岡部さん……」
岡部「好きだ」
留未穂「!」
岡部「俺も、お前が好きだ」
留未穂「そ、それじゃ……」
岡部「その、まあ……今後もよろしく頼む。留未穂」
留未穂「うんっ。こっちこそ、よろしくね。岡部さん」
ダル「……」
留未穂「ね、ねえ」
岡部「なんだ?」
留未穂「その、岡部さんが私の事を名前で呼んでくれるから、私も……岡部さんの事、名前で呼んでもいい?」
岡部「な、名前で? 俺はあまりこの名前は好きではないのだが……」
留未穂「だめ……?」
岡部「……二人きりの時だけ、だからな」
留未穂「うんっ、ありがとう。倫太郎さん」
岡部「ぐっ、やはり慣れないというか、こそばいな……」
留未穂「大好き、倫太郎さん……」
岡部「俺もだ、留未穂……んっ」
イチャイチャイチャイチャ
ダル「……」トテトテ
バタン
ブラウン管工房前
ダル「……」
ダル「………スゥ」
ダル「リア充のばかあああああああああああああああん!! 爆発しろぉおおおおお!!」
ダル「……ふぅ」
ダル(まっ、オカリンならフェイリスたんを任せられるか……)
キョーマ!フェイリストツイニムスバレルトキガキタニャ!
ソウダ!オレハスベテヲオモイダシタ!ゼンセヨリトモニタタカイ、アイシアッタハンリョ、フェイリス
キョーマ……アイシテル
オレモダ、フェイリス
ダル「……」
ダル「フェイリスたんの時は苦手じゃなかったのかよ……」
こうしてオカリンとフェイリスたんは無事結ばれましたとさ
おしまい
シャイニング
>>64から
岡部「指圧師だ」
ダル「へえ~鬼柳氏か。なんか意外だお」
岡部「まあ、見た目はいいし、その、あれだ……」
ダル「あれ?」
岡部「年上、だからな……」
ダル「年上属性萌えか、オカリン分かってるうう!」
ブラウン管工房
紅莉栖「ま、まあ? 見た目と年上だった所が好みだって話だからべ、別に驚かないけど」
鈴羽「そ、そうだね、あくまでも好みの話だし」
フェイリス「凶真がモエニャンを好きだって決まった訳じゃないニャ!」
ルカ子「だ、大丈夫……まだ僕にもチャンスが」
萌郁「岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん、は私を選んでくれた岡部くん、岡部くん」
変換ミスった……鬼柳→桐生
岡部「今まで年上の女性とは余り接する機会がなかったからな……あいつと居ると緊張してしまう」
ダル「そりゃあ、あんなエロい格好したおっぱいお姉さんがいたら誰だって緊張するお」
岡部「HENTAI発言は止めろ。だいたい、貴様と一緒にするでない!」
ダル「ふひひ、サーセン」
岡部「まったく……」
ダル「う~ん、つまり見た目のタイプは桐生氏って事?」
岡部「俺は見た目だけで判断しない。ちゃんと中身を見て決めている」
ダル「えっ? じゃあ性格も桐生氏がタイプなの? ずいぶんとマニアックすな~」
岡部「マニアックって、失礼な……」
ダル「オカリンってもしかして女の子に依存されたいの?」
岡部「断じて違う!」
ダル「じゃあ、桐生氏の性格のどこが好みなの?」
岡部「なんと言うか、あいつを見てると危なっかしくて放っておけなんだ」
ダル「つまり過保護欲をそそると」
岡部「まゆりもそうだがな。どうにも傍に居てやりたいと思ってしまう」
ダル「しかもそれが年上だからギャップもあって萌える、と」
岡部「だ、だからそういう訳では……!」
ダル「素直になろうぜ、オカリン」
岡部「……少し、そそる」
ダル「うん、それでよろしい」
ブラウン管工房
紅莉栖「……」
鈴羽「……」
フェイリス「……」
ルカ子「……」
萌郁「岡部くんが、私に……そそる……私も、岡部くん、に、そそる」ジュルリ
まゆり「まゆしぃも、これからオカリンに依存しよっかな……」
紅莉栖「私もそうしよ……そうすれば岡部は」
鈴羽「あたしに構ってくれる……」
フェイリス「凶真……」
ルカ子「僕は、もとから岡部さんなしじゃ生きれません」
,...、
_,.-‐---‐''"¨τ三ミ
_ ._,.-‐-'´^ー<.... ,.._ 、,/'"π丿
σ λ _,,.._ /`‐、_'´´.._,,./`ヽ', --'ゞ
,.... ~~~~" ,.-、 リ´ ,/´  ̄
_,,.._-'" _,. (´・ω・`) ..,,_ノ-''"
_/´ `ーヽ、ヽ.`ニニ´.λ'´ .{
,. '´ '{′ ; ,, ' _゙.`ーv''´ , ' ,|
_/〉-._,人,._,.,.'__≠''´ .',│ ,.. ' /
,'´ ヽ_,ィ /'"λ `゙ } 、_, .ノ <まだかなぁ まゆしぃ暴れちゃうのです☆
/.'"`ー、ノー-‐へ ,ノ 《 ゙ヽ、.__.. ノ , ', リ
ヽ. 、. 、!_,-'.ー. \ヽ._ - 、._, '",)ノ
ヽ、ヽ,-'"ニ  ̄} .ヾミ゙ヽ_,'"´ /,、_〃
`ヽ._ ヽ '"〉 {ヘ, ,(`ー_,./,.-'/
``ー--''
ダル「年上のお姉さんに依存されたいとか、オカリンもできるようになったお……」
岡部「もう反論するのも面倒になってきた……」
ダル「オカリンのタイプは桐生氏って事でFA?」
岡部「あくまでも好みはな。最初に話してた結婚は難しいと思うが……」
萌郁「岡部くんが傍に居てくれるなら、それでいい……」
岡部「っ!」ビクッ
岡部「し、し、指圧師!? き、貴様! いつからそこに居た!?」
萌郁「つい、さっき……岡部くん、事、考えてると、会いたくなって」ギュッ
岡部「な、何の真似だ!?」
萌郁「岡部くん……岡部くん」
岡部「だ、だから何だ!」
萌郁「岡部くん……私、岡部くん、が居ればいい、岡部くんが傍に居てくれるだけ、あとは何もいらない、なにも……」ムギュー
岡部「……くっ、だからお前は放っておけないだよ」ギュッ
萌郁「あっ……」
岡部「……萌郁」
萌郁「なに?
岡部「依存するな、とは言わん。だがな、何もいらないなんて言うな」ギュッ
萌郁「岡部、くん……」
岡部「お前にはダルやまゆり、紅莉栖や鈴羽、ルカ子にフェイリスとたくさんのラボメンがいる。そいつらをいらないなんて言わない」
萌郁「………ごめん、なさい」
岡部「依存はともかく、まあ……傍になら居てやる。お前はラボメンだからな」
萌郁「……うんっ」
ダル「………」
>>210
失敗した
放っておけないんだよ、のんが抜けてた
>>215
また失敗した
言わない→言わせない
萌郁「岡部、くん……」
岡部「なんだ?」
萌郁「家事……できるように……なったら」
岡部「……?」
萌郁「結婚、してくれる……?」
岡部「は、はあああああ!!?」
萌郁「結婚、したら……岡部くん、と……ずっと、傍に居れる」
岡部「さ、さっきの、全部聞いていたのか!? け、結婚なんて出来る訳ないだろ!!」
萌郁「……どう、して?」
岡部「過程を飛ばしすぎだ。結婚の前に、その、あるだろ」
萌郁「………子作り?」
岡部「違う!」
岡部「恋人とか、そうい関係の事を言ったんだ!」
萌郁「恋人……岡部くんは、恋人になってくれるの?」
岡部「……それは告白なのか?」
萌郁「……」コクリ
岡部「なっ!……本気か?」
萌郁「……うん」
岡部「そ、そうか……ならば俺も返事をしなくてはならんが」
萌郁「……」
岡部「少しだけ、返事を待って貰ってもいいか?」
萌郁「……どう、して?」
岡部「……そういうのは、もう少し互いの事を知ってからの方がいいと思う」
萌郁「……」
岡部「確かに、お前は俺の好みのタイプだ。だが、それだけが理由で付き合っても関係は長くもたん。だから……」
萌郁「わかっ、た……」
岡部「そうか……なら、良かっ」
ズイッ
岡部「……何故俺の手を掴んで引っ張っる」
萌郁「早、く……いこ……?」
岡部「どこに?」
萌郁「私の、家……」
岡部「……なぜ」
萌郁「私の事……もっと知ってもらうため」
岡部「……確かに互いを知ってからだと言ったが、それが何故お前の家に行く事に繋がる。一体何をするのだ?」
萌郁「……」ポッ
岡部「お、おい、なぜ顔を赤らめる!? 何をする気だ!? 止めろ! 離せ!」ズルズル
萌郁「橋田、くん……」
ダル「えっ、僕……?」
萌郁「岡部くん、一晩……借りる、から……みんなに、謝って、おいて」
ダル「わ、分かったお……」
岡部「おい、ダル! 何をしてる!助けてくれ! ダル!」ズルズル
ダル「……」
萌郁「……それじゃ、……また、ね」
岡部「この裏切りものぉおおおおおぉおおおおおぉおおおおおぉおおおおお!!!」
バタン
ダル「オカリン、強く生きろ……」
次の日、オカリンはげっそりした顔で嬉しそうな桐生氏と腕を組んでラボに来ましたとさ、おしまい
次のラボメンガールズ>>238
ksk
ksk
ksk
紅莉栖
くりす
>>238
お前最高だよ
っしゃあああああああ!!!!!!
んあー(ふぅ…………)
んあー(欣喜)
>>64から
岡部「紅莉栖だ」
ダル「ああーやっぱり?」
岡部「な、なんだ! その微妙そうな顔は!」
ダル「なんていうか、やっぱりなって感じ」
岡部「別に好みが紅莉栖だが、あいつの事が好きという訳では……」
岡部「……」
ダル「どしたの? 急に黙って」
岡部「……いや、紅莉栖が好きだから好みの異性が紅莉栖なのか?」
ダル「えっ?」
岡部「あっ……」
んあー(>>1最高)
んあー(クリスティーナhshs)
ブラウン管工房
フェイリス「そ、そんニャ……」
鈴羽「失敗した……」
ルカ子「ぼ、僕の岡部さんが……」
萌郁「くっ……」
まゆり「あれれー? おかしいなあ、オカリンのお嫁さんはまゆしぃなのに、どうしてオカリンの好きな人が紅莉栖ちゃんなのかなー?」
紅莉栖「ふ」
紅莉栖「ふふっ」
紅莉栖「フゥーハハハ!!」バサッ
紅莉栖「まあ? 当然の結果よね。私は岡部を愛してるし岡部も私の事を愛してるんだもん。何もおかしくないわ」
紅莉栖「ふふっ、岡部と、ううん、倫太郎と結婚かあ。子供の名前はどうしよ……二人の名前をとって紅莉倫とか? えへへ」
くりりんわろた
ダル「オカリン、いま……好みのタイプとかどうでもいい発言したよな」
岡部「あ、いや、違う! いまのは、その……」
ダル「言い訳は見苦しいのだぜ、オカリン。全部吐き出しちゃえよ」
岡部「はい、紅莉栖が好きすぎて辛いです」
ダル「それでいいんだ、それで……リア充爆発しろ」
岡部「な、なぜまだ付き合ってもないのにリア充呼ばわりされなきゃならんのだ!」
ダル「まだ、って事はいずれは付き合う予定なんだ」
岡部「無論だ。これはシュタインズゲートの選択だからな」
ダル(うわっ、開き直ったお……)
紅莉倫wwww
このオカリンって人はまゆしぃを選ぶといいとおもうのです
>>274
まっちょしい乙
ブラウン管工房
まゆり「……どういう事かなあ、これ。オカリンはまゆしぃが好きすぎて辛い筈なのに
フェイリス「ここまで惚れ込んでるニャンて……」
鈴羽「やはり天才か……」
ルカ子「岡部、さんっ……」グスッ
萌郁「……岡部、くん」
紅莉栖「わ、私も岡部が好きすぎて辛いんだからな! 責任取れよ! ……住むならアメリカより日本になるのかな。で、でも岡部の事だからきっと私の望む方を選んでくれるだろーし。もうっ、優しすぎるんだからっ!」
ダル(つーか、これ……もう決着付いたよね)
ダル「そんなに好きなら、なんで結婚したい相手聞いた時に牧瀬氏挙げなかったの?」
岡部「物事には順序がある。付き合って恋人同士になり、デートを重ねプロポーズをするという過程を飛ばして紅莉栖と結婚なんて出来ない」
ダル「ああーそうっすか……」
ダル(普段の態度で牧瀬氏がオカリンに激デレなのは知ってたけど、まさかオカリンもここまで牧瀬氏にぞっこんだったとは……)
ダル「でも、牧瀬氏って料理できんでしょ? 結婚は難しくね?」
岡部「家事なんて掃除と洗濯、食器洗いが出来れば十分だ。料理は俺がすればいい」
ダル「オカリン、料理できんの?」
岡部「……ま、まあ結婚まで時間がある。二人でゆっくり覚えればいい」
ダル「……そう」
これだっけ?
_
σ λ
~~~~
/´・ω・ ) <数分後の貴様の姿だ
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
_
σ λ
~~~~
/ ´・ω・) <ラウンダーさん♪ラウンダーさん♪
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
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σ λ
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/´・ω・ ) <数分後の貴様の姿だ
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
これでおk?
ブラウン管工房
フェイリス「……」
ルカ子「……」
萌郁「……」
鈴羽「……」
まゆり「えへへ、やっぱりオカリンと結婚するのはまゆしぃだったんだ。だってまゆしぃはお料理苦手だし、でもオカリンと二人でこれから上手くなっていくから平気だよね」
紅莉栖「岡部の手料理が毎日食べられるとか……ああっ、やばい……幸せすぎて涙出てきた。大好き、岡部」
_
σ λ
~~~~
/ ´・ω・) <ねえねえ紅莉栖ちゃん♪
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
_
σ λ
~~~~
/´・ω・ ) <数分後の貴様の姿だ
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、 ノ、 | _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、 ー / ー 〉
\`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
まゆしいが病んでる……
岡部「……少し、喋りすぎたな。ダル、この事は」
ダル「うん、分かってる。誰にも言わないお」
ダル(中継されてるけど……)
岡部「ならいい」
ダル「そんなに好きなら告白しちゃえばいいのに」
岡部「そう、だな……うむ、お前の言う通りだ。次に紅莉栖と会う時にこの想いを伝えよう」
ダル「えっ、まじで?」
岡部「ああ、二言はない」
タタタタタッ
ガチャ!
紅莉栖「は、ハロー! 岡部!」
岡部「」
ハ{::::::::/::::::::::::::::::辷,_:ヽ:::\:::::::::::::::::::::::::::}/:::::::::::::::人ノ丿
∧/⌒ヽ─-::::::::ユ /^ー-ニ:;_:::::::::::::::::::ノヘ:::::::::::彡::/
/ :∨ ハ ':::::::::爻 { /⌒^'ー--‐¬}弌-ァ<⌒ヽ
/ /ハ l }:::::彡 { { ,リ } {:{::l ヽ ',
. / / ∨ }::リ __ { / / 从:{ ハ} :}
', / ', }::l ⌒^弌、 ヽ / ハ::::}/ }
∨ ,rヘ //∧:l l朷トミ≧ュ_ _,x≦ /ノ乂 /
/ V /////ハ `¨ - 'j `-‐´ /f拆テァ ああ、俺だ
ノ「 / ////'  ̄ ̄) / ^¨ ′ '
/ |: / /./ / ̄'.'. ,′ / 新スレを支援した
_.. -‐'^ / |: l {/ ≠::::; -‐- 、 , : /│
. -‐''^ ││ ./ ∧:/ . - \ ヽ ノ / }| 機関の妨害が入っている!気をつけろ!!
l | ./ // /:::::::ヘ ┘rー- .._ . リ
∧〈 { ' /_,. -─ヘ. `二ニ´ / / 取り合えず、
/ ヽ', '´ ,.‐ァ寸 ; ; / | }/
\ / } / / `ー++チ' │ / このまま観測するとだけ伝えておこう………
\ { { //| | /
\ { }_ _彡 | l } ………エル・プサイ・コングルゥ………!!
岡部「く、紅莉栖!? な、なぜお前が……」
紅莉栖「私だってラボの一員なんだから、来たって構わないでしょ」
岡部「そ、そうだが……くっ、なぜこのタイミングで!」
ダル「あっ、そうだー僕これから用事があるんだったーそういう事でオカリン僕帰るわー(棒)」
岡部「はあ!? お前、何を言って」
ダル「そんじゃねー(棒)」
バタン
岡部「……」
紅莉栖「……」ドキドキ
,,,,_____,,
,/::::::::::::::::::::::::::::::::\
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. /:::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::::::::ヽ,
/::::::::::/ヽ:::::::::::::::::/.\:::::::::::::::::::}
{::::::::// \::::::/ ヽ\::::::::::::::}
|:::::::{ ● ∨′ ● `}:::::::::|| ハロー岡部////////
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∠;;/
岡部「……く、紅莉栖!」
紅莉栖「な、なに?」ドキドキ
岡部「だ、大事な話がある」
紅莉栖「だ、大事な話?」ドキドキ
岡部「あの、だな……」
紅莉栖「う、うん……」ドキドキ
岡部「その……」
岡部「お、俺と……」
岡部(落ち着け、付き合ってくれ、と一言、言うだけだ。付き合ってくれ、付き合うという事は恋人同士になる、恋人になってくれ、恋人になってする事はデート、デートを重ねて、それから)
紅莉栖「岡部と……」
岡部「け、結婚してくれ!」
紅莉栖「ふぇ!?」
岡部「えっ?」
紅莉栖「あっ、えっと、その……」アセアセ
岡部「ち、違う! 今のはなしだ! 結婚じゃなくて、その……」アセアセ
岡部(いや、待て)
紅莉栖「そ、そうよね、さ、さすがに早いもんね、け、ケコーンは」ドキドキ
岡部(……どの道、言うならば早いか遅いかの違いではないか。ならば)
岡部「改めて言う、紅莉栖」
紅莉栖「う、うんっ」
岡部「結婚を前提に付き合ってくれ」
紅莉栖「ええっ!?……ほ、本気?」
岡部「無論だ。俺はお前の傍に……一生居たい」
紅莉栖「な、なら目を瞑れ!」
岡部「なぜ?」
紅莉栖「いいから瞑れ!……答えて、あげるから」
岡部「……こうか?」
紅莉栖「私も、岡部とずっと一緒にいたい……大好き、岡部」
ちゅっ
岡部「んっ……紅莉栖、愛してる」ギュッ
紅莉栖「私も、愛してるよ、岡部」
ちゅっ
ブラウン管工房
まゆり「」
ルカ子「」
鈴羽「」
フェイリス「」
萌郁「」
ダル「……リア充、末永く爆発しろ」
こうしてオカリンと牧瀬氏は末永く幸せに暮らしましたとさ、おしまい
最後のラボメンガールズは>>325
ルカ子
すずは
男だから下の鈴羽で!
鈴羽で!
大事な事だから(ry
>>64から
岡部「ルカ子だ」
ダル「アッー!」
岡部「か、勘違いするな! あくまでルカ子のような女性が好みだと言ったのだ」
ダル「いわゆる大和撫子って奴?」
岡部「そうなるな」
ブラウン管工房
紅莉栖「アッー!」
フェイリス「ふぇ、フェイリスだって大和にゃで子だニャン」
鈴羽「大和撫子って、なに?」
萌郁「漆原、さん……みたいな、子の、こと」
ルカ子「や、やっぱり性別なんて関係ないんですよね!」
まゆり「なでこならまゆしぃにだって当てはまるのです」
まゆしぃwwww
岡部「あと、家事ができるのも魅力的だな」
ダル「おんにゃの子の手料理は男の夢だお」
岡部「だが、男だ」
ダル「だが、それがいい」
岡部「HENTAIめ」
ダル「いや~それほどでも」
岡部「誉めとらんわ!」
ダル「性格とかもるか氏がタイプなん?」
岡部「性格か……あくまで大和撫子の立ち振る舞いや、家事スキルがタイプであって、性格は少し好みと違うな」
ダル「んじゃ、どんな性格が好みなの?」
岡部「明るく真っ直ぐな奴だな。自分の意志をしっかりと見せる女性は好意を抱く。その点は鈴羽あたりが当てはまるか」
鈴羽ktkr
ブラウン管工房
紅莉栖「漆原さんと阿万音さんの二段構え、だと……?」
フェイリス「フェイリスも明るくて真っ直ぐなメイドだニャン!」
萌郁「明るい……」
まゆり「まゆしぃも、明るくて真っ直ぐだよ」
ルカ子「阿万音さんのような性格……僕と正反対だよぉ」グスッ
鈴羽「へへっ、やっぱ元気が一番だねっ」
支援
ダル「でも大和撫子で元気な真っ直ぐな子ってレベル高くね?」
岡部「まあな、高望みしすぎてるとは自負している」
ダル「好みのタイプ通りの子なんて、実際にはそうそういないもんだお」
岡部「わかっている。それに俺は好みだけを基準に異性と付き合ったりはしない」
ダル「意外とオカリンってそういうところ、ちゃんとしてるよな」
岡部「意外とはなんだ、意外とは」
岡部「……付き合うなら、互いによく知った仲でないと長くは続かんと思うがな」
ダル「ほう、例えばまゆ氏とか?」
これは……………
まさか全ラボメンガールズに対する>>1の優しさの現れなのか…………!?
岡部「だから何故そこであいつが出てくる?」
ダル「だって、オカリンにとって互いによく知った仲の異性ってまゆ氏くらいじゃね?」
岡部「確かに、よく知った仲であるが、逆に俺とまゆりでは互いの距離が近すぎて異性として殆ど感じられん」
ダル「そんなもんなの?」
岡部「そういうものだ」
ダル「でも、殆どって事はまゆ氏の事、異性として感じる事もあるって事でしょ?」
岡部「ま、まあな」
_
σ λ
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_,,,,、-ー(´・ω・`) ,,,,,、 とぅっとぅるー♪
/~ _,,,,、</ ∧ -/ヽ, ,/~ .ラ、\
( /~>>、\~Y'''~~'''゙r''゙゙~ヽ,r'''゙~>''~  ̄
ト/'''T~  ̄ i゙ ∧ ヽ/ノ /
V ト、--'''^'ー-<ノ.^ヽ-ニ-ー''
/''゙~~゙''-i ヽ `i (ニニYノ-ー''~ ̄~'''ヽ
/ `ー- \,,Y'゙'''''ー'''''7 -ー ヽ `ヽ、
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i /i ノ ~~''ー-ー'^''ー-='~ ̄ ゙ヽ,__、 .\
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岡部「あいつだって女の子なんだ。いつまでもガキではない。長年一緒に居た俺ですら、たまにふとした仕草にときめいたりもする」
ダル「へえ~」
岡部「まあ、これはラボメンガールズ全員に言える事だがな」
ガタンッ!
岡部「なんだ? 今の音……下からか?」
ダル「き、気のせいだお」
ブラウン管工房
まゆり「お、オカリン……あぅ、恥ずかしいなあ、もぅ」
紅莉栖「まゆりだけじゃない、私全員に……」
ルカ子「岡部さんが……僕に……」
留未穂「岡部さんが、わ、私に……ふふっ」
萌郁「岡部、くんが………」
鈴羽「お、岡部倫太郎があたしに発情してたって事!?」
ダル「えっ、オカリンってそういうの意外と反応してたんだ」
岡部「人を不能みたいな言い方するな。俺だって男だ。ほら、フェイリスの目を見てまぜまぜだったか?」
ダル「うん」
岡部「あれをされてお前がフェイリスに嵌った理由が分かったよ」
ダル「と、言うと?
岡部「……正直、もえた」
ダル「まさかオカリンが理解者になってくれる日が来るなんて、思わなかったお」
ダル「他は?」
岡部「他って……何故聴きたがる」
ダル「普段牧瀬氏たちと何も思ってなさそうに装っていて実はむっつりなオカリンがどう思ってるのか気になるじゃん」
岡部「む、むっつり!?」
ダル「ほらほら、男だったら最後まで言おうぜ!」
岡部「……いいだろう。どうせ黙っててもしつこそうだしな」
ダル「wktk」
岡部「例えば……そうだな。紅莉栖とか」
ダル「普段は口論ばっかだけど、実はむっつりエロい事考えてました的な?」
岡部「ち、違う! 断じて違う! 紅莉栖は……あのストッキングが時々目にちらつくんだ」
ダル「たしかにあれはエロい」
岡部「いい加減にしろ。それで、だ。本人が無意識にやってるか知らんが、俺がソファーに座ってると、よく隣に座ってくるんだ」
ダル「ふむ」
岡部「あの太ももがあんな近くでちらついてみろ。悶絶ものだぞ」
ダル「確かに……」
ダル(これ、下で中継されてるんだよな……オカリン、ご愁傷様)
ダル「ほうほう、次は?」
岡部「バイト戦士……鈴羽はもっと危険だ」
ダル「kwsk」
岡部「あいつとはたまにサイクリングに誘われてな。気が向いた時は付き合ってやるんだが」
ダル「……」
岡部「そのサイクリングの際は何故かいつもあいつが後ろに乗って、俺がペダルを漕ぐのだが……分かるだろ?」
ダル「当たってんのよ、か」
岡部「……あいつ、着痩せするタイプだった」
ダル「……そう」
岡部「なぜ、不機嫌そうな顔をしているのだ」
ダル「別に」
④
風呂りん
ダル「次いこ、次」
岡部「次って、そうだな、ルカ子は修行している時が中々」
ダル「まあ、巫女服はエロい罠」
岡部「いや、最近は巫女服ではなく、体操服で修行をしているのだが……」
ダル「なん、だと……」
岡部「ほら、体操服の上って薄いだろ? だから汗をかくと透けて」
ダル「るか氏のレベル制限B地区が発動する、と」
岡部「男だとわかっているのだかな……」
ダル「まあ、るか氏が相手なら仕方ないお」
ダル「そういや、さっき言ってたまゆ氏にときめいたって、どんな時だったの?」
岡部「ああ、あれは……別にこう、エロいとか、そういうのではないのだが」
ダル「なんだ、エロなしかよ」
岡部「聞いておいてそんな顔をするな。まゆりと一緒に電車に乗っていた時なんだかな」
ダル「うん」
岡部「あいつ、席に座ると疲れて途中で寝てしまうんだ。だから、よく俺が肩を貸してやるんだが、その日は俺自身も寝てしまってな」
ダル「ほうほう」
岡部「互いに寄り添い合って寝てしまったから、その起きたら……れてたんだ」
ダル「えっ?」
岡部「だ、だから! 起きたらまゆりに頬をキスされた状態だったのだ!」
ダル「Oh……」
岡部「おかげでその日は眠れなかった……」
ダル(しかしこのオカリン、意外とぴゅあである)
ダル「桐生氏はそういうの、ないの?」
岡部「指圧師か? あいつは……」
ダル「なに?」
岡部「……何もしなくてもエロい」
ダル「禿同」
岡部「正直、近くにいると結構緊張する」
ダル「だって男だもの、仕方ないお」
岡部「っと、随分と話が逸れてしまったな」
ダル「まあ、これはこれでいいんじゃね?」
ダル(こんだけオカリンのむっつり話聞かされたら好みのタイプがどうこう言ってられないだろうし……)
ダル「あっ、いっけね。もうこんな時間だ」
岡部「結構、話していたからな」
ダル「僕、これからちょっと用事あるから帰るわ」
ダル(逃げるな、今しかないお)
岡部「そうか、分かった。じゃあな」
ダル「うん、また明日~」
ダル(オカリン、生きろ……)
バタン
岡部「さて、今日はまゆりたちも来ないようだしラボを閉めて久しぶりに実家に戻るとするか」
ドタドタドタドタ
岡部(足音……? しかも複数の)
ガチャ!
紅莉栖「……はあ、はあ」
岡部「クリスティーナ?」
まゆり「オカリン……はあ、はあ」
ルカ子「岡部、さん……はあ、はあ」
鈴羽「岡部倫太郎……」ジュルリ
萌郁「岡部くん、岡部くん、岡部くん、岡部くん……」
岡部「珍しいな、こんなに大勢がラボに集まるなん」
岡部(なんだ……? 紅莉栖たちの様子がおかしい)
岡部「せっかく来てくれたところ悪いが、俺はこれから実家に帰る予定だ。戸締まり、頼んだぞ」
ガシッ
岡部「えっ……?」
鈴羽「岡部倫太郎っ!」ムギュ
岡部「ば、バイト戦士!? 一体なんの真似だ!?」
鈴羽「もうっ、あたしに発情してるなら言ってくれたら良かったのに……」
岡部「は、発情!? 何を言って」
ちゅっ
まゆり「んっ……」
岡部「えっ……? ま、まゆり?」
まゆり「えへへ、今度はほっぺじゃないから、まゆしぃの事、もっと意識してくれたかな」
岡部「なっ! あ、あの時起きてたのか!?」
まゆり「うーうん、違うよ」
岡部「じゃ、じゃあ何故それを知って……ま、まさかダルが!」
紅莉栖「橋田が言ったんじゃない。私たちは実際に見てたのよ」
岡部「な、に……?」
紅莉栖「そこのゲロカエルん人形や、うーぱクッショシ、ソファーに机、掃除機も、含め計34個の隠しカメラでこのラボを見ていたのよ」
岡部「はああ!? い、一体、なんの為に」
フェイリス「凶真を手に入れるためニャン」ギュッ
萌郁「岡部くんの、ため……」ギュッ
岡部「フェイリス、それに指圧師……な、なぜ俺の両手に絡んで」
ギュッ
ルカ子「えへへ、これで逃げれないですね、岡部さん」
岡部「う、後ろからも!?」
紅莉栖「私たちが岡部を意識してるように、岡部も私たちを意識してくれてた」ちゅっ
岡部「なっ」ビクッ
鈴羽「だったらこうすれば互いに満足できるよね」ギュッ
留未穂「岡部さんも、我慢するのは大変でしょ?」
ルカ子「だったら我慢しなければいい」
萌郁「こう……すれば、みんな……」
まゆり「ハッピーエンドになれるのです」
岡部「じょ、冗談、だよな?」
「岡部」「オカリン」「岡部倫太郎」「凶真」「岡部さん」「岡部、くん」
「「「「「「愛してる」」」」」」
こうしてオカリンはみんなとハッピーになりましたとさ、おしまい
書き溜ないから遅くてごめんね。最後はみんなのオカリンエンドで
読んでくれた人、保守してくれた人、ありがとニャンニャン
このSSまとめへのコメント
リア充爆発しろ