モバP「温泉行きたいなぁ」 (42)
モバマス・堀裕子のSSです。
書き溜めてあります。何かあれば指摘してもらえると幸いです。
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―事務所―
モバP「もうすぐ冬ですねー」カタカタ
ちひろ「ですねー。すっかり寒くなってきました」カタカタ
モバP「こう寒いと温泉でも行きたくなりますね」
ちひろ「温泉ですか?」
モバP「はい、前にライブで行った時にはやっぱり仕事でゆっくり浸かれなかったので」
ちひろ「行ってもいいですよ?」
モバP「えっ」
ちひろ「私の親戚が経営してる旅館があるので、部屋取りましょうか?」
モバP(まさかスタドリ温泉とかないだろうな…)
モバP「でもちひろさんに悪いですよ」
ちひろ「私の事なら気にしなくても。ちょうど年末に向けての仕事も片付く目途が立ちましたし」
ちひろ「流石に一泊二日程度しか無理ですけどね」
モバP「うーん…」
ちひろ「私も年末に休み取って海外旅行に行く予定ですし、むしろプロデューサーさんに旅行に行ってもらえると私も気兼ねなく年末に休めるので」
モバP「ちひろさんがそう言うなら…甘えさせていただきましょうかね」
ちひろ「じゃあ、早速部屋開いてるか聞いてみますね」
ドア「ガチャ」
裕子「エスパーユッコ、ただいま帰りましたー!」
モバP「おう、レッスンお疲れ様」
ちひろ「あ、せっかくだし裕子ちゃんと二人でなんてどうですか?」
モバP「はああああん!?」
裕子「むむむ?なんの話ですか?」
ちひろ「プロデューサーさんが温泉行くって言うから、裕子ちゃんと二人でどうかって話よ」
裕子「温泉ですか!?」キラキラ
モバP「さ、さすがにアイドルと男が二人で旅行したらまずいんじゃ…」
ちひろ「大丈夫ですよ、バレなきゃ平気ですって」ニッコリ
裕子「温泉かー…気持ちよかったなー温泉…」ホワホワ
ちひろ「裕子ちゃんはもう乗り気みたいですよ?幸い仕事もしばらく入れてないですし」
モバP「あー…んー……なああああ!よし、ユッコ行くか!」
裕子「サイキック温泉旅行ですね!」
モバP「なんでもかんでもサイキック付けるのやめなさい」
ちひろ「さて、おばさんに電話しなきゃ…」ピポパ
ちひろ「あ、おばさま?私です。ちひろです……」
―駅―
モバP「到着ーっと。ユッコはまだ着いてないみたいだな」
裕子「あ、プロデューサー!おはようございます!」
モバP「お、ちょうど着いたか。おはよう」
裕子「昨日は楽しみ過ぎて8時間しか寝れませんでした!」
モバP「うん、ぐっすり寝れたんだね」ニッコリ
モバP「じゃあ駅弁でも買って電車乗るぞー」
裕子「はーい!」
―電車内―
裕子「しんかんせーんがはしるよー♪」
モバP「なんだその歌。しかも新幹線じゃないし」
裕子「それくらいわかってますよ!気分です、気分!」
モバP「変装してるとはいえ、あんまりはしゃぐなよ?バレたら大変なんだからな」
裕子「合点承知の助です!」
モバP(にしても、マスク付けて伊達眼鏡かけて髪下ろしただけでも随分印象変わるなー)
モバP「じゃあさっき買った駅弁でも食うか」
裕子「わーい、駅弁♪駅弁♪」ウキウキ
モバP(こんなに楽しそうにされるとこっちまで楽しくなってくるなー)
モバP(アイドルと温泉旅行なんて乗り気じゃなかったけど、連れてきてよかったかもしれん)
裕子「いただきまーす!」
モバP「いただきます」
裕子「もぐもぐ…んまいっ!」テーレッテレー
モバP「ねるねるね懐かしいなー」モグモグ
裕子「食べた事あります?」
モバP「あるぞ。結構好きだったなー」
裕子「3つくらい買って混ぜたりするのはやめた方がいいですよ」
モバP「やらねーよ」
裕子「あと、凍らせるのもやめたほうがいいです」
モバP「やらねーよ」
裕子「これから行くところってどんなところなんですかね?」
モバP「一応ネットでちょっと調べてみたけど、今の季節だと紅葉が綺麗なんだとさ」
モバP「部屋に露天風呂が付いてるとかなんとかで結構人気のある旅館らしい」
裕子「へぇー、さすがちひろさんのおばさんが経営してるだけはありますね!」
モバP「そうだな。千川一族は商才のある一族かも知れんな、ははは」
裕子「プロデューサー?どうしたんですそんな遠い目しちゃって」
モバP「いや、なんでもないよ。そう、なんでもないさ…」
ねるねるねーるねが昼飯とかサイキック大丈夫か?
裕子「とうちゃーく!」
モバP「ん~!やっぱ1時間も乗ると身体ばっきばきだなー」ノビー
裕子「プロデューサー、おじさんくさいですよ!」
モバP「おじさんだから温泉入りに来たの」
裕子「じゃあ温泉入って若返りましょう!」
モバP「ユッコも若返って8歳くらいになったらどうしようか」
裕子「8歳ですか…8歳だとスプーン曲げられないですね…」グヌヌ
モバP「お、おう」
モバP「ここ…だよな…」
裕子「ここ…みたいですね…」
モバP「立派な旅館だなぁ……」
裕子「さすが千川一族ですね」
モバP「いやぁ、本当にすごい一族なのかもしれんな」
ガラッ
モバP「こんにちはー」
裕子「こんにちはー」
女将「いらっしゃいませ。ようこそ旅館千川へお越しいただきました」
モバP(どことなくちひろさんに似てるなー)
モバP「あの、モバPという者なんですが…」
女将「あぁ、ちひろちゃんの同僚さんですね。お部屋の用意出来てますのですぐ案内しますね」
モバP「ありがとうございます」
裕子「わー、本当に部屋に露天風呂が付いてますよ!」
モバP「おー、すげーなこれ」
女将「大浴場も別でありますよ」
モバP「そうなんですか。でもお忍び旅行みたいなもんだし、こんなに立派なものが部屋にあるなら大浴場は利用しなさそうだなー」
裕子「そうですね、下手にバレて騒がれると居づらくなりますし」
モバP「だな。じゃあ次は僕の部屋案内してもらえますか?」
女将「こちらでございます」
モバP「ほー、この部屋かー!」
モバP「って二人同室なんですか!?」
女将「はい、他の部屋もいっぱいなんですよ。申し訳ございません」
モバP「そ、それなら仕方ないですね…」
女将(本当は空いてますけどね)
――――――――――――――――
ちひろ『というわけで、二名予約出来ます?』
女将『はい、大丈夫よ』
ちひろ『あ、同室にするとプロデューサーさんが何か言ってくると思いますんで、他の部屋が空いてないって伝えてくださいね♪』
――――――――――――――――
女将(あの子ったら、お節介なんだか余計なお世話なんだか…)
裕子「私はプロデューサーと同じ部屋でも大丈夫ですよ!」
モバP(俺の理性大丈夫かな…)
モバP「ご飯まで時間もあるし風呂入るにはまだ早いし、どうするユッコ」
裕子「そうですねー、少し外を歩きませんか?結構色んなお店ありましたし」
モバP「そうだな、お土産も今のうちに色々見てた方がいいか」
裕子「よーし、早速いきましょー!」
――――――――――――――――
モバP「おぉ、この辺は本当に紅葉が綺麗だな」
裕子「そうですね。なんだか焼き芋食べたくなってきますね!」
モバP「そうだな。焼き芋も美味しい季節だな」
裕子「結構みやげ屋ありますね」
モバP「そうだな。あの店入ってみるか」
店員「いらっしゃいませー!」
モバP「へぇ、色んなもの置いてあるんだな」
裕子「招き猫がありますね。これがあれば仕事が増えるかも!」
モバP「みくとちひろさんにも喜ばれそうだし招き猫は買って帰るかー」
裕子「一石二鳥…いえ、一猫二人ですね!」ドヤッ
モバP「なるほど、分からん」
裕子「おや、これは…」
モバP「ん?ルービックキューブか」
裕子(これサイキックトレーニングに取り入れてみようかな)
モバP「ルービックキューブじゃサイキックトレーニングにならんと思うぞ」
裕子「こっ、心を読まれた!?」
モバP「あ、やっぱそんなこと考えてたのか」
裕子「ぐっ、図星ですけど…」
モバP「ユッコは分かりやすいからなー。まあいいや。それ俺が買ってやるよ」
裕子「えっ、悪いですよ」
モバP「いいっていいって。これで世界一を目指してくれ」
裕子「せっ、世界一ですか!?が、頑張ります…」
モバP「ギネス記録は5秒くらいらしいぞ」
裕子「えっ、それ立派な超能力じゃないですか!私もがんばります!」
モバP(単純だなぁ)
モバP「よし、結構見て回ったしそろそろ戻るか」
裕子「はい。あっ、プロデューサー」
モバP「ん?どうした?」
裕子「頭に紅葉が…」
モバP「ん、どこだ?」
裕子「私が取りますよ」
裕子「フンー!!」グヌヌ
モバP(背伸びしてるユッコくそかわええええええええ!!!!!)
裕子「ほりゃー!取れました!取れましたよ!」
モバP「お、ありがとな、ユッコ」ナデナデ
裕子「えへへ…」
モバP「じゃあ夕食の時間だしさっさと戻るか」
裕子「はい!夕飯なんでしょうね。楽しみだなあ」ウキウキ
ガラッ
女将「お夕食お持ちいたしました」
裕子「わーい鍋だー!」
モバP「やっぱこの季節は鍋だよなぁ」
裕子「いただきまーす♪」
モバP「いただきます」
裕子「どれどれ、まずは豆腐から…はふっ!はふいっ!うひゃあい!」
モバP「落ちついて食えよー火傷するぞー」
裕子「ふぁ…はーい…ふー、ふー」
裕子「ごちそうさまでした!」
モバP「あー、あったまるわー…」
裕子「今度はみんなで鍋パーティとかいいですね!」
モバP「おー、それはいいな。ただ人数多いからなぁ。何組か分けてやることになるかな」
裕子「カニ食べましょう!カニ!」
モバP「カニ食う時静かになる奴いるけど茜にカニ食わせたら静かになるんかな」
裕子「う~ん…静かになるイメージないですねぇ」
モバP「きらりはなんか静かに食ってそうだなあ…今度カニパーティでもするか…」
裕子「プロデューサー、温泉入りましょう!」
モバP「先に入っていいぞ」
裕子「えー、一緒に入らないんですか?」
モバP「年頃の女の子と一緒に入れるわけないだろ!」
裕子「私は気にしないけどなぁ」
モバP「俺が気にするの!」
裕子「むむむ…分かりました、せめてプロデューサーが先に入ってください」
裕子「元々プロデューサーが来たくて来た温泉ですし」
モバP「分かった、じゃあ先に入るぞ」
裕子「はい、ごゆっくり!」
カラカラ
モバP「おぉ…すごいなこの温泉…紅葉は綺麗だし月も見えるし」
モバP「これがこの値段だもんなぁ。ちひろさんと同僚でよかった」
モバP「しかも熱燗まであると。神!天使!ちひろ!」
モバP「さてと、身体を洗って…」ゴシゴシジャバー
モバP「露天風呂に入るぞおおおおお」チャプン
モバP「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
モバP「きもちえ~…」カポーン
モバP「熱燗飲むか…」トクトクトクトク
モバP「いただきまーす…」
モバP「……美味い。天国だなここは」
カラカラ
モバP「ん…?」
裕子「しつれいしまーす…」
モバP「おいユッコ!ダメだって言っただろ!」
裕子「大丈夫です!水着借りれましたんで!」
モバP「そういう問題じゃ……まぁ、水着着てるならいいか…」
裕子「わーい!ちゃっちゃと身体洗って入りますねー」ゴシゴシジャバー
裕子「それじゃ、水着でしつれいしまーす…」チャプン
裕子「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」
モバP「おっさんかお前は」
裕子「いやー、それにしても本当に紅葉が綺麗ですねー。温泉からも見えるなんて」
モバP「そうだな。風流だ。きっと雪が降っても綺麗なんだろうなここは」
裕子「…プロデューサー、本当は一人で来たかったんですよね?」
モバP「んー?まあ、そうだな。一人で行こうと思ってたよ」
裕子「私、邪魔じゃないですか?」
モバP「そんな事ないよ。お前はアイドルだし男と二人で旅行なんてさせるわけにはいかないって思っただけだ」グビー
裕子「じゃ、じゃあなんで一緒に旅行してくれたんですか?」
モバP「天使が言ってただろ?『バレなきゃ平気です』って」
裕子「天使?…あぁ、ちひろさんですね!」
モバP「だから、裕子と行きたいって思ったんだよ」ナデナデ
裕子「…いきなり名前で呼ぶの、ずるいです」ブクブクブク
モバP「顔、真っ赤だぞ」
裕子「サイキックじぶん紅葉ですぅー!」
裕子(いきなりあんなこと言うなんてプロデューサーずるいよ…ん?)
裕子「ぷっ、プロデューサー!見てくださいよあれ!」
モバP「あれって…効能が書かれてるやつか」
裕子「あれの一番下!」
モバP「えっとー…なになに、効能に…サイキックパワー増幅…だと…!?」
モバP(明らかに手書きで書き足されてるな…ちひろさんが何か手回ししたのかな。さすがにこんなの引っ掛からねえだろ…)
裕子「すごい温泉です!これは…真・エスパーユッコが見れますよ!!!」
モバP(だっ、騙されてるー!!!)
裕子「ふっふっふ、今ならすごいことが出来そうです…!」
モバP「ほう、例えば?」
裕子「テレポートとか!…いやでも着替えが…」
裕子「うーん…サイキック間欠泉!」ザパーン
モバP「蹴ったろ」
裕子「けっ、蹴ってませんよ!」
モバP(相変わらずだめだめだなー)グビッ
モバP(だが、それがいい)
裕子「ぐぬぬ…あ、プロデューサーも何か超能力に目覚めてるんじゃないですか?」
モバP「えっ」
裕子「きっとそうに違いありません!」
モバP「うーん…」
モバP(超能力か…)
モバP「………」ジーッ
裕子「どうしたんですか、急に私なんか見つめて」
モバP「透視」
裕子「ひゃああああおおおおうぃっ!?」ザプン
モバP「おいお湯の中に入ったら見えないじゃないか」
裕子「みっ、見ないでくださいよ!///」アセアセ
モバP「嘘だよ、見えてないよ。そんな突然超能力なんて使えるようになんないって」
裕子「そっ、それもそうですね…」
モバP(見えてるわけないのに焦っちゃって可愛いなあ!)
裕子(念のためバリア張っとこ…)
裕子「全く、プロデューサーはお酒飲むとからかう事しかしないんですから…」
モバP「そうかー?」グビッ
モバP(いつもからかってると思うけどなぁ)
裕子「プロデューサー、お酒って美味しいんですか?」
モバP「あぁ、ものにもよるけど、美味しいのは美味しい。これは美味しい」グビッ
裕子「へぇー、そうなんですね」
モバP「…飲ませないぞ。未成年なんだから」
裕子「わ、わかってますよー」
モバP「飲ますのは無理だけど、試しに匂い嗅いでみるか?」
裕子「え、いいんですか?」
モバP「熱燗だから結構上の方にクるぞ」
裕子「へぇー、どれどれ…」クンクン
裕子「くっ!」
裕子「これは確かに…上の方にキますね!」フラフラ
モバP「お、おい大丈夫か」
裕子「なんのこれしき~」バシャー
モバP(アカン)
モバP「ユッコ!」ガシッ
裕子「はえ~…」
モバP「うーん、温泉に入ってたのも相まってのぼせてるな…」
モバP「仕方ないな…よいしょ」
裕子「おっ、お姫様だっこなんてしてもらわなくても…一人で立てます!///」
モバP「いいから、黙ってろ」ギュ
裕子「はっ、はい…」
裕子(ヤバいなにこれ夢!?超能力!?さすがはサイキックパワー増幅湯!)
裕子「うぅ…」グルグル
裕子「なんか…グルグルします…」
モバP「目閉じてていいから」
裕子「うぅ~…」
モバP「さて、布団まで運んだはいいが…」
モバP「どうしよう」
モバP「さすがにこのままの格好では風邪をひいてしまう」
モバP「かといって、俺が身体拭いたり着替えさせたりするのも気が引ける」
モバP「どうすればいいんだ」
悪魔P『へっへっへ、自分の手で着替えさせちまえよ。緊急事態なんだよしよぉ』
天使P『ダメですよ。相手は意識がほぼないんだから。無防備な年頃の女の子を触るなんて』
悪魔P『固いこと言ってんじゃねーよ。お前も本当は触りたいんだろ?』
天使P『そ、そんなことは!』
悪魔P『バレなきゃいいんだよバレなきゃよぉ。バレても緊急事態だったってごまかせるじゃねーか』
ちひろ『そうですよプロデューサーさん!バレなきゃいいんです!やっちゃいましょう!!』
悪魔P『えっ』
天使P『えっ』
モバP「千川アアアアアアアアアアアアア!!!!!!!?」
コンコン
モバP「あっ、ハーイ」
従業員「あの、今うちの旅館名を叫ばれていたようですが何かお気に召されないことでもありましたでしょうか…?」
モバP「いえ、めっそうもない!今の千川は別の千川ですので気になさらないでください」
従業員「そうですか…もし何かあれば、遠慮なく申しつけください」
モバP「あ、じゃあすみません。うちの連れがのぼせてしまって、女性の方に着替えさせてもらってもいいですか?」
従業員「あら、それは大変ですね。女性の者を呼んで参りますので少々お待ち下さい」
モバP「お願いします」
モバP「……これで、よかったんだよな。これで…」
チュンチュンチュン
裕子「うーん…むにゃ………アスパラガスッ!!!!!」ガバッ
裕子「なんだ…夢か…」
裕子「あれ、ここは………なっ!なんでプロデューサーが隣に!?///」
裕子「……!そうか、私は今温泉にいるんだ。あれ、でもいつ寝たんだろう…」
モバP「んー…んんんー!!!おはよ…」
裕子「おはようございます。プロデューサー」
モバP「…元気そうだな。熱は…ないみたいだ」ペタッ
裕子「あの、私いつ寝ましたっけ?」
モバP「なんだ、覚えてないのか。温泉入って酒の匂い嗅いでのぼせて倒れたんだよ」
裕子「あ!そういえばそんな記憶がおぼろげに…」
裕子「ってあれ?」
裕子(私は浴衣を着ている。しかも水着を着ていたはずなのに水着じゃなくて下着になっている)
裕子「ぷっ、ぷろっ、プロデューサー…私の裸…みっ、見ました…?」
モバP「見てない見てない。旅館の人に着替えさせてもらったんだよ」
裕子「そ、そうですか…」ホッ
モバP「お世話になりました」
女将「いえいえ、またぜひいらしてくださいね」
裕子「はい!また来ます!!」
モバP「ですね。またぜひ利用させてもらいます」
女将「それでは、帰りの道中気を付けてくださいね」
モバP「はい、ありがとうございました」
裕子「サイキックさよなら!」
―電車内―
裕子「とてもいい旅館でしたね~」
モバP「ああ、そうだな。ぜひまた来たいな~」
裕子「また来ましょうね、プロデューサー」
モバP「そうだな、新婚旅行で来るか」
裕子「しんこっ…!?えっ!!?」
モバP「冗談だよ、冗談」
裕子「なんだ、冗談ですか…」
モバP「今はな」
裕子「えっ?」
終わり
以上です。書き始めたころはまだ秋だったはずなんです。
>>9
「ねるねるね懐かしいな~」は「うまいっ!」テーレッテレーに対するツッコミでユッコが駅弁と称してねるねるねーるねを食べてたわけじゃないのでそこはよろしくお願いします!!
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