岡部「スマブラやるぞ」(250)

岡部「これより、第157回円卓会議を執り行う!議題は──」

紅莉栖「またそれぇ?ったく、ホンットに懲りないわね」

岡部「貴様こそ何度も水を指すなっ」

ダル「で、なんなん?エロゲやりたいんだからはよ」

まゆり「まゆしぃはお腹が減ったなー」

岡部「相変わらずのこのやる気のなさ。俺は悲しい!悲しいぞ」

紅莉栖「どうせまた下らない事なんでしょ?勿体つけてないで早く言いなさいよ」

まゆり「おでん缶たーべよっと」

岡部「下らなくなどなぁい!これを見るのだ!」 バァン

ダル「えっと、64?なに?今更そんなん出してきてどうするん?」

岡部「スマブラやるぞ」

紅莉栖「早い話、暇なんですね分かります」

岡部「う、うるさい!これもラボの結束のための重要なミッションであり──」

紅莉栖「はいはいワロスワロス、でも初代なんて中々話が分かるじゃない」

ダル「僕も初代が一番好きだお、それこそプレイ時間は3000時間は超えてる希ガス」

紅莉栖「そうよねー、飛ばした時の爽快感も初代が一番。やってて楽しいもの」

岡部「ほぉう?」

紅莉栖「な、なによ」

岡部「いやなに、ぼっちのクリスティーナがスマブラをやるとは少々意外だったものでな」

紅莉栖「なっ──!」

岡部「一人寂しくCPUと対戦でもしてたのか?ん?」

紅莉栖「し、してないわよ!」

岡部「それとも──」

紅莉栖「パパにメテオしまくってたら相手にされなくなったとか、VIPでネトスマとか、全然してないんだからな!」

ダル「牧瀬氏・・・」

紅莉栖「と、というかまゆりは!?まゆりは経験あるの?」

まゆり「まゆしぃはオカリンのお家に行った時に何回かしてるよー?」 モグモグ

ダル「あ、まゆ氏まゆ氏”してるよー?”ってのもう一回よろ、出来れば──」

岡部/紅莉栖「言わすなHENTAI!!」

岡部「まあ良い、クリスティーナも経験者ならば話は早い」

岡部「早速オペレーション・トールに取り掛かる!みなのもの、コントローラーをもてーい!」

ダル「その前にセッティングだろ常考」ガチャガチャ

紅莉栖「岡部って後片付けとか他人任せのタイプよね、絶対」

岡部「ぐぬぬぬぬ・・・!」

岡部「フゥーハハハ!右腕に宿りし我が魔力、今解き放たん!アルティメットバズゥゥゥクァ!」 ドォーン

まゆり「わわー!」 バシィ ワー \ キラーン /

ダル「ちょ、混戦してるとこにチャージショットとかマジ鬼畜」 ファーコン パーン!

紅莉栖「どさくさに紛れてファルコンパンチすんなっ」 PKファイヤー

まゆり「まゆしぃだけストック1だよぉー」

ダル「まゆ氏の敵は僕が討ってあげるお」 ファーコンキーッ ゲシッ

岡部「ぬわ!」

ダル「ふひひ、逃さないのだぜ」 空中↑A ゲシッ 空中↑A ゲシッ 空中↑A ゲシッ

岡部「おのれダルめぇ・・・!この鳳凰院凶真の分身をお手玉にするなどと!」

 PKサンダー ドォーン ウワー!

ダル「おっと、その手には乗らないお、牧瀬氏」 ヒョイッ

 バシィ! \ キラーン /

岡部「なっ──クリスティーナ貴様ぁぁ!これから華麗な体術でダルを翻弄するつもりだったのだぞ!」

紅莉栖「ちょ!避けんな橋田っ」

ダル「そいつは無理な相談なのだぜ」 

 プカップカップカッ

岡部「時にまゆりよ、いい加減下に降りてきたらどうなのだ」 プカップカッ

まゆり「えぇー、だってまゆしぃがいったらすぐ飛ばされちゃうんだもん」

岡部「ふん、下手に生き残った所でこの鳳凰院凶真とタイマンになるだけだ」 ブゥゥゥゥゥン

まゆり「じゃあ降りてくるよーえいっ」 ストーン ゲシッ

岡部「おいまゆり、それは卑怯ではないか?」 \ ドォーン /

ダル「オカリン脱落乙!」

まゆり「えっへへー”ゆだのたいやき”、なのです」

紅莉栖「それを言うなら油断大敵よ!」 ガシッ&スロー

まゆり「わわ!投げられたー」

ダル「おっと牧瀬氏良い所に投げてくれたお」 ファーコン パーン! ドーン

 ワー \ キラーン /

まゆり「あー、まゆしぃのかーびぃ・・・」

紅莉栖「橋田と一騎打ちね・・・ふふん」

ダル「牧瀬氏がここまでやるとは思わなかったお」

岡部「やはりネトスマで鍛えられただけあって──」

紅莉栖「だからしてないってば!」


~時間の壁~


 ゲームセッ

紅莉栖「く・・・橋田あんた強いわね・・・」

まゆり「さっきからダルくんのどくだんじょーだねぇー」

岡部「ダルは高校の頃その鬼神の如き強さからスマブラ王子と呼ばれていたからな」

ダル「いつの話よそれ、てゆか呼ばれてねっつの」

 ガチャリ

岡部「む、ルカ子ではないか」

まゆり「あ、るかくんトゥットゥルー」

るか「あの・・・皆さんこんにちは」

紅莉栖「はろー」

ダル「お、ルカ氏その手に持っているのはスイカではありませんか!」

るか「はい、お父さんが近所からたくさん頂いてきて、食べきれないので皆さんにもおすそ分けしようかと」

岡部「うむ、ラボへの食料提供感謝するぞ」

るか「はい・・・あの、皆さんゲームされてるんですか?」

紅莉栖「スマッシュブラザーズ64、漆原さんもやる?」

るか「え!?ボクもですか?いやあの・・・でもボク・・・やったことなくて」

まゆり「大丈夫だよー、るかくんもやってみようよぉ」



まとめ:オカリン=サムス
     まゆり=カービィ
     ダル=Cファルコン
     紅莉栖=ネス

ダル「じゃあ僕スイカ切ってくるし、ルカ氏交代プリーズ」

るか「あ、スイカならボクが」

ダル「良いの良いの、それにさっきから僕ばっか勝ってオカリン達涙目だろうし」

岡部「おのれダル、言わせておけば・・・!」

紅莉栖「橋田、あんた後で覚えておきなさい」

るか「じゃあお言葉に甘えて・・・皆さんよろしくお願いします」

まゆり「ねーねー、るかくんはキャラどうするのー?」

るか「え?えっと、どうしよう・・・かな」

紅莉栖「初心者ならカービィとマリオあたりが使いやすいんじゃない?」

岡部「リンクもオススメだぞルカ子よ」

るか「えっと、このキャラ・・・ですか?」

紅莉栖「そうね、スマッシュなしでも高い火力、復帰操作のシンプルさ、良いんじゃない?」

岡部「それに清心斬魔流の使い手ならば剣を使うのが──」

紅莉栖「はいはい、厨二病乙」

るか「じゃあリンクにしますね、ありがとうございます岡部さん・・・」

岡部「べ、別に礼を言われる程の事はしておらん!」

紅莉栖「ちょっと岡部!画面端からチャージショットばっか撃つのやめなさい!漆原さんに当たってるじゃない!」

岡部「馬鹿な事を言うな!勝負の世界は甘くないのだっ」 ドォーン

 バシィ ウガァー \ キラーン /

るか「あぁ・・・」

まゆり「オカリーン、ひどいよぉ、るかくんは初心者さんなんだよ?」

紅莉栖「安心して漆原さん、今岡部殺すから」

岡部「おいそこ、さらっと怖い事言うんじゃない!」

 ギャーギャー ガスガス ゲシゲシ \ ドォーン /

 ギャーギャー ガガガガ ベシッ \ キラーン /

岡部「ぐぐぐぐ・・・おのれぇ・・・まゆりもクリスティーナも俺ばかり狙いおってぇぇ!」

   ダル「ちょ、オカリンマジフルボッコ」

紅莉栖「漆原さんを虐めるからよ、自業自得ね」ドヤァ

   ダル「そろそろ休憩しね?スイカ切ったお」

まゆり「ありがとー、ダルくん」

紅莉栖「サンクス」

るか「ありがとうございます橋田さん」

岡部「覚えていろよクリスティーナ、必ずそのすまし顔を歪ませてやるからな」 パクッ モシャモシャ






※ゲーム進行中、ゲームに参加してない外野の発言は名前の前にスペース入れる

岡部「とぉべぇよぉぉぉ!」 ドォーン

ダル「だが断る」 ヒョイッ ゲシッ

岡部「なぁっ!」

まゆり「ねーねーオカリーン。ちょっと食べさせてよー」 スゥー

岡部「自ら進んで食われるバカがどこにいる!却下だ!」 ヒョイッ

ダル「まゆ氏まゆ氏、僕の顔をお食べよ」

まゆり「えー、ファルコンパンチは使いにくいからいやだよー」

まゆり「ねーねーるかくんちょっとこっちに来て」

るか「えっと、どうしたの?」

 スゥー パクッ キラリン

るか「わっ、た、食べられちゃった!?」

まゆり「えっへへー、まゆしぃはリンクさんカービィが一番好きなのです」

   紅莉栖「漆原さん、迂闊に近づいちゃダメよ!」

ダル「まゆ氏、天使な顔して悪魔、マジピンクの悪魔」

 ガチャリ

   紅莉栖「あら、桐生さんじゃない、はろー」

まゆり「萌郁さんトゥットゥルー」

るか「あ、こんにちは、桐生さん・・・」

岡部「スキありだまゆりよ」 橫スマ ゲシッ ワー \ ドォーン /

まゆり「わわ、オカリンひどいよー」

   萌郁「何・・・してるの?」

岡部「スマブラだ!」

   萌郁「・・・」 ハッ

 カチカチカチカチ

 ブーブー

岡部「む・・・プレイ中にメールなど見てられるか!口で言え口で!」

   萌郁「・・・」 ガシッ

岡部「なな、なんだ?」

   萌郁「私も・・・混ぜて・・・欲しい」 ググッ

岡部「わ、わぁかったからその手を離せ!」

るか「あぁ!岡部さん!避けて!」 シェアー! ゲシッ \ ドォーン /

岡部「こういう事になるから・・・」

   紅莉栖「鼻の下のばしてぼーっとしてるからよ」

まゆり「じゃあまゆしぃが代わってあげるねー、はいっ萌郁さん」

るか「ボクもちょっと目が疲れたので・・・あの、牧瀬さんどうぞ」

岡部「しかし意外だな、指圧師がスマブラやるとは」

萌郁「・・・」

ダル「おー、桐生氏はフォックスすかー、玄人好みっすな」

紅莉栖「桐生さんの実力は未知数、橋田に挑むと削り合い、ここは岡部狙い安定ね」

岡部「こら!貴様この俺を何だと思っているのだ!」

紅莉栖「サンドバッグよ」

岡部「ぐぬぬぅ!」

 3 2 1 GO

萌郁「・・・」 キッ

 チュン チュン ババババ ガスッ

紅莉栖「うそっ」 岡部「なっ」 ダル「ちょ」

   まゆり「わわー!」

   るか「すごく・・・速いです・・・」

岡部「おのれシャイニングフィンガー!」 ブゥゥゥゥン

岡部「貴様の好きにはさせん!食らえアルティメットバズゥゥゥ」 ガッガッガ ↑スマ \ キラーン /

紅莉栖「判断が早い・・・そして的確なコンボだわ!」

萌郁「・・・」 タタッ ガシッ&スロー \ ドォーン /

紅莉栖「ふぇっ!?い、いつの間に」

ダル「うは、距離感半端ないお・・・。これは久々に解放するかもわからんね、神の手を」

萌郁「・・・」 チュン チュン タッ

ダル「そこだ!桐生氏覚悟!ゴーッドフィンガー!」 ファーコン パーン!

 ヒョイッ

ダル「え、ちょ」

 ガスガスガス

ダル「マジなんなん、今の絶対当たるタイミングっしょ」

萌郁「・・・残像・・・だ」

 トウッ チュン ガッ ゲシッ

 ガガガガ ヒョイッ ゲシッ イェーン! ワァー

 ファイヤー!

ダル「桐生氏覚悟だお!」 空中↓A ゲシッ \ ドォーン /

萌郁「・・・く」 キッ

岡部「ダルも負けてはない・・・がなんだこのヤムチャ視点は」

紅莉栖「悔しいけど一騎打ちでは勝てる気がしないわね」

    まゆり「も、萌郁さんのフォックスちゃん動きがちょっと気持ち悪いよぉー・・・」

 ガガガガ ガスッ ヒョイッ ゲシッ ガガガガ チュン ゲシッ ガッ \ キラーン /

 ゲームセッ

ダル「だぁー!後ちょっとの所だったのに!完全に判断ミス、やらかしたお、うぅ僕のバカバカ!」

    るか「桐生さんの優勝・・・ですね」

岡部「おい指圧師!貴様なぜそんなに強い」

萌郁「・・・」 カチカチカチカチ 

 ブーブー

岡部「ぐっ!」

 パカッ

件名:ずっと一人で
本文:CPU3体相手にプレイしてたら簡単に強くなれたよ♪ 萌郁」

岡部「喜べクリスティーナ、お前以上のぼっちが今ここにいるぞ」

紅莉栖「だ、だから私はぼっちじゃないといっとろーが!」

 ガチャリ

岡部「む、貴様はフェイリス・ニャンニャン!」

フェイリス「ニャフフ、今日は一段と賑やかなのニャ」

まゆり「あ、フェリスちゃんトゥットゥルー」

るか「あ、こんにちは」

紅莉栖「はろー、続々と集まってくるわね」

ダル「ラボでフェイリスたんに会えるとは僥倖!なんという僥倖!」

フェイリス「それで皆ニャにをしてるのかニャ?」

ダル「スマブラですフェイリスたん、一緒にどうですか?なんだったら僕が手取り足取り──」

フェイリス「ニャニャ!現実戦争(リアルファイト)を引き起こすという曰くつきのあのゲームかニャ!?」

岡部「そう、これをプレイした者には例外なく厄災が振りかかる・・・」

岡部「サラ、クラウディア、シモーヌ、良い奴らだった」

フェイリス「ニャらば死んでいった皆のためにもフェイリスも犠牲となるしかないのニャ!」

紅莉栖「おーい、帰ってこーい・・・」

ダル「でもでもフェイリスたん、スマブラプレイした事はあるのかお?無いなら僕が──」

フェイリス「心配要らないのニャ!フェイリスは大が付くといっても過言ではないほどのスマブラフリークニャ!」

まゆり「そうなんだよー、毎年メイクイーンでね?イベントもやってるんだよ?」

ダル「うそ!まじ!?知らなかったお・・・僕はファン失敗だお・・・」

フェイリス「ニャフフ、近々スマッシュブラザーズ64フェイリス杯を開こうかと思ってた所ニャ」

ダル「参加させて頂きます!全力で!」

岡部「ならばフェイリス、貴様にコントローラーを譲ろう。俺はドクペを買ってくる」

フェイリス「ニャフフ、ありがとニャ!」

紅莉栖「あ!ちょ!岡部!」

岡部「さらばだクリスティーナ!3人の強者に囲まれて枕を濡らすのだなフゥーハハハ!」

 ガチャリ バタン

紅莉栖「逃げたな」 ダル「逃げたお」 まゆり「逃げたねぇ~」

~スーパー~

岡部「ドクペドクペっと」

岡部(皆の分も買っておいてやるか)

岡部(そろそろ小腹も空いただろう、食料も提供してやる) ガサガサ



~ブラウン管工房前~

 ワイワイ ギャーギャー

岡部「って、声が駄々漏れではないか、あいつらめ」 フッ

鈴羽「おーっす岡部倫太郎ー」

岡部「バイト戦士か」

鈴羽「ねえねえ、随分賑やかだけど、何やってるのさ?」

岡部「知りたいか?」

鈴羽「そりゃあね、すっごく楽しそうなんだもん」

岡部「ふむ」

鈴羽「ねえ教えてってばー」

岡部「フフフ、フハハ、フゥーハハハ」

岡部「良い事を思いついた、貴様には今から!ぅ生贄となってもらう!」 ビシィ

鈴羽「生贄ぇ!?」

岡部「付いてこい」

鈴羽「あ、ちょっと!」

 カツカツカツ 



~ラボ~

紅莉栖「う、鬱だ・・・」

萌郁「・・・」

フェイリス「まさかモエニャンがここまで使えるとは恐れいったニャ!」

ダル「そういうフェイリスたんも惚れ惚れする動き!さすがフェイリスたん!」

紅莉栖「プリンでここまで強いなんて・・・玄人ってレベルじゃねーぞ!」

フェイリス「ニャフフ、クーニャンはまだまだ修行が足りないニャ」

 ガチャリ

岡部「聞けい!ラボメンよ!」

まゆり「あ、オカエリーン」

るか「おかえりなさい、おか・・・あ、凶真さん」

岡部「オペレーション・トールの途中経過はまずまずのようだな。ところで皆に支給するものがある」

 バサッ

岡部「ラボメン専用知的飲料ドクターペッパーだ!皆心して飲むが良い!」

ダル「そこはキンキンに冷えたゼロカロリーのコーラだろ常考」

岡部「そしてこの狂気のマッドサイエンティストの選別によるスナック菓子の数々もある」

ダル「うひょー!マジかよ、さすがオカリン!そこには痺れる憧れるぅ!」

岡部「最後にもうひとーつ!」

岡部「ラグナロックを戦い抜く同志としてバイト戦士も加わった、皆よろしく頼む」

鈴羽「う、うぃーっす、大所帯だねー」 ヒョコッ

まゆり「鈴さんトゥットゥルー」

るか「こんにちは」

紅莉栖「はろー」

フェイリス「ニャフフ、スズニャンもスマブラやりにきたのかニャ?」

鈴羽「スマブラ?なにそれ」

ダル「ちょ、阿万音氏スマブラ知らんの?」

紅莉栖「別におかしくは無いでしょ」

鈴羽「あはは・・・いやー・・・」

岡部「簡単に言えば4人同時対戦可能な格闘ゲームみたいなものだ」

鈴羽「良く分からないけど・・・格闘なら任せてよ!戦士だからね!」 グッ

岡部「って、いやいやいや。ゲームの話だからな?」

鈴羽「えっ?そうなの?」

岡部「と言う訳で・・・」

岡部「まゆりにルカ子、コントローラーをもてーい!」 ビシィ

るか「は、はい!」

まゆり「えぇー、でもまゆしぃもお菓子食べたいなー・・・」

岡部「つべこべ言うなっ、期待のルーキーのために一肌脱ごうという気概はないのかっ」

るか「ボクも初心者ですし、気楽にやりましょう・・・」

鈴羽「そうなんだ、よろしくお願いするよ。漆原るか」

岡部「もちろんこの俺も付き合ってやろう」

鈴羽「サンキュー、岡部倫太郎」

まゆり「鈴さんはキャラ何にするのー?」

鈴羽「そうだなー・・・」

岡部「初心者ならばカービィ、マリオ、リンク辺りが──」

鈴羽「マリオ!?マリオならあたしも知ってるよ!」

岡部「奴は全世界で最も有名なゲームキャラと言っても過言ではないからな」

鈴羽「じゃあマリオにする!」

るか「まずは基本操作の説明から・・・ですね」

鈴羽「大体覚えてきたけど」 ドカッバキッグシャ

鈴羽「ゲームがこんなに難しいものだとは」 ガスガス ドカッ \ ドォーン /

鈴羽「あぁー!もう!思うように動かないしーコレ!」

まゆり「鈴さんはまだまだ甘々だよー」

鈴羽「むむっ」

るか「誰だって初めは・・・そうですよ」

鈴羽「むむむっ」

岡部「その体たらくではこの鳳凰院凶真に太刀打ち出来るのはいつになることやらフゥーハハハハッ!」

鈴羽(周りの状況を確認するんだ。そしてスキを見つけたら素早く動く・・・。これさえ出来れば格闘なんて)

鈴羽「・・・」

鈴羽「ふふふっ、あたし必勝法見つけちゃったもんねー」

岡部「なんだと?」

鈴羽(この入力装置・・・本体から有線で接続されている)

岡部「言ってみろ、経験の浅いバイト戦士にどのような秘策があるのかぁを──」

鈴羽「こんなのは!」ズボッ 鈴羽「こうすれば!」ズボッ 鈴羽「良いんだよ!」ズボッ

るか「へ?」

岡部「なっ!?コントローラーを!」

鈴羽「へへーん、隙あり!」

まゆり「わわー!まゆしぃのカービィ止まっちゃったー」

 ガッガッガッガ ガス ヤッフゥ \ キラーン / ヤッフゥ \ ドォーン / ヤッフゥ \ キラーン /

岡部「こ、こら!貴様戦士にあるまじき行為だという事を分かっているのか!」

鈴羽「戦場で情けは無用だよ!」

岡部「ふっざけるなぁぁぁ!」

フェイリス「スズニャン、さすがにコントローラーぶっこ抜きはルール違反なのニャ」

ダル「いやぁ、しかし目の付け所が違うっすな」

まゆり「びっくりしたよぉー」

岡部「今度やったら追い出すぞ!」

鈴羽「あはは・・・ごめんなさーい」

岡部「言っとくがプレイヤーを物理的に殴り倒すとかも禁止だからな!」

鈴羽「わ、分かってるってば!」

岡部「貴様ならやりかねん」

鈴羽「だからー、やんないってばー」

岡部「十分に反省するのだな」

まゆり「鈴さんいっただきまーす」 スゥー パクッ キラリン

鈴羽「うわ!捕食された!」

るか「そこ、スキあり!です!」 ザシュ オウフ

鈴羽「くっ、やるじゃん漆原るか」

岡部「消し飛べバイト戦士よ!アルティ(略)」 ドォーン バシィ ウワーァァ \ キラーン /

鈴羽「ぐぬぬぅ!あんなゆったりした弾避けれないなんて・・・あたしは戦士失格だよ」 ガクッ

岡部「気を病むことはない、貴様が弱いのではなく、このぅおれぇが強いのだからなフゥーハハハハッ!」

岡部「先程の事は水に流して、貴様が一人前の戦士にクラスチェンジするまでビシバシしごいてやる」

   紅莉栖「ねえ、あんたもしかして」

岡部「なんだ助手よ、プレイヤーから外されるのがそんなに気に入ら──」

   紅莉栖「俺TUEEEプレイしたかっただけ・・・じゃあないわよね?」 ニコッ

岡部「なっ──!そ、そんなわけがなかろう!」

   紅莉栖「ふーん、本当かしら」

岡部「き、貴様、野獣の群れに捨て置いたことを恨んでいるのかっ」

   紅莉栖「ひどい有様だったわよ・・・私だけついていけないあの屈辱・・・ウフフ」

岡部「わわっクリスティーナ目が笑ってない、笑ってないぞ!」

   紅莉栖「あんたも味わいなさい!」

萌郁「・・・そろそろ」 ダル「僕らの出番かお?」 フェイリス「狩りの時間ニャ」

岡部「」










                  \ アッー /

~数日後~



岡部「諸君、よくぞ集まってもらった。では本日もオペレーションを遂行する」

鈴羽「よーし、今日もやるぞー!」

まゆり「るかくんも鈴さんも随分上達したねぇー、えっへへー」

紅莉栖「でも8人でやると中々順番回ってこなくて退屈よね」

岡部「そこで俺に1つ提案がある」

フェイリス「ニャニャ!?もしかしてこのカオスな状況を打破する魔技の習得に成功したのかニャ!?」

岡部「ちがぁーう!良いかよく聞け、これからトーナメント戦を行う!」

Ω ΩΩ<な、なんだってー

岡部「それもただのトーナメントではない」

岡部「二人一組によるチーム対抗トーナメント戦だ!作戦名はオペレーション・レーヴァンテイン!」 バサッ

Ω ΩΩ<な、なんだってー

フェイリス「ニャフフ、中々面白そうだニャン」

紅莉栖「岡部にしてはまともな提案じゃない、後その作戦名は痛いから」

鈴羽「足引っ張れないなー、頑張らないと!」

岡部「A,B,C,Dと書かれているクジが二枚ずつ入った箱を用意した!」

岡部「これを一人ずつ引いていき、同じアルファベットの組み合わせがペアとなる」

ダル「おぉ、いつになく用意が良いお」

岡部「それではまず、ラボメンNo.1であるこの俺が引かせてもらーう!」 ガサガサ

岡部「とぉう!」

岡部「Bだ、次、ラボメンNo.2!」

まゆり「はーい、それじゃあ引くねー」 ガサガサ

まゆり「トゥットゥルー、まゆCでーす」

岡部「次、ラボメンNo.3!」

ダル「はいよっと」 ガサガサ

ダル「Dっすなー」

岡部「次!」

紅莉栖「ふむん」 ガサガサ

紅莉栖「げっ」

紅莉栖「B・・・岡部とね、はぁ」

岡部「そこ!露骨に嫌な顔をするんじゃない!次!」

強さ的にこんなとこか
 
萌>フ>ダ>紅>岡>ま>る>鈴

萌郁「・・・」 ガサガサ

萌郁「ん・・・」 ヒョイ

岡部「A・・・か。次!」

るか「はい、引かせて頂きます」 ガサガサ

岡部「残るアルファベットはA,C,Dだな・・・」


安価で決める、スキなアルファベットを選んでおくれ

ルカ子>>75
フェイリス>>80
鈴羽>>85

上手く組合わなかったら無かったら適当に決めるわ

キャラまとめ
オカリン=サムス
まゆり=カービィ
ダル=Cファルコン
紅莉栖=ネス
萌郁=フォックス
ルカ子=リンク
フェイリス=プリン
鈴羽=マリオ

まゆC

安価フェイリスまででいいんじゃないかD

D

>>71

大体想像通り
だがこの数日で逆転したり追いついたり、久しぶりにやった奴が勘を戻してる、などなどあるかもしれないね!

>>78

そうだった、すまんこw

萌鈴
オカ・クリ
まゆるか
フェイダル

かな

ダル「キターーーー!フェイリスたんとペアキターーーー!」

フェイリス「ニャフフ、ダルニャンとペアかニャ、これは優勝いただきニャ」

まゆり「トゥットゥルー、るかくん頑張ろうねー」

るか「うん、ボク・・・足引っ張らないように頑張るよ」

鈴羽「桐生萌郁!やるからには優勝目指すよ!」

萌郁「・・・」コクッ

紅莉栖「それで、対戦相手はどう決めるの?」

岡部「回収したA,Bのクジを再び箱に入れ、同じアルファベットを引いたペアが一回戦の相手だ。代表は前に!」

オカリン、まゆり、鈴羽、ダルが引く、さあ再び安価だ、A,Bどちらかを選んでくれたまえ

鈴羽>>90
オカリン>>91
まゆり>>92

ksk

kskst

B

A

これは失敗した
自分でコイン投げた、Aにする




鈴羽「とう!」 B

岡部「だぁ!」 A

まゆり「えいっ」 A

ダル「じゃあ僕はBだお」

萌郁「・・・強敵」

ダル「相手にとって不足なしだお」

鈴羽「絶対負けないよ!」

フェイリス「ニャフフ、フェイリスのプリン、打ち破れるかニャ?」

まゆり「よろしくねー、オカリン、クリスちゃん」

るか「お手柔らかにお願いしますね・・・」

紅莉栖「負けられないわね」



岡部「それではチーム戦をする前にルールを説明する!」

岡部「アイテムあり、ステージランダム、同士討ちあり、ストック3、ハンデはなし」

岡部「異論はないな?」

紅莉栖「良いんじゃない?」

フェイリス「どんな条件だろうと負けるつもりは無いニャ」

紅莉栖「ちょっと岡部、足引っ張んないでよね?」

岡部「貴様こそ!まゆりとルカ子に遠慮して”こうげきできなーい”などと言うなよ!?」

紅莉栖「誰が言うか!」

オカクリREDチームVSまゆるかGREENチーム

 3 2 1 GO

 プカップカップカッ

岡部「いきなり空中散歩とはのんきなものだなまゆりよ、そうしてるうちにも貴様の相棒はやられるのだぞ!」

岡部「いけい!クリスティーナよ!」 ブゥゥゥン

紅莉栖「ちょ、自分でいきなさいよ!何画面端で貯めてんだお前は!」

るか「牧瀬さん隙ありです!」 ザシュ ザシュ ザシュ

まゆり「えーい、ドリルキックなのです」 ガガガガガ

紅莉栖「ふぇ!?」

岡部「フフ、良い感じに固まっているな、食らえい!アルティメーット(略)」 ドォーン

バシィ アウチ 

紅莉栖「ちょ、あんた私に当たってるじゃない!」 PKサンダー

岡部「ええい!お前がそんなところにいるのが悪いのだ、さっさと戻って来い!」  ガスッガスッ

るか「岡部さん、ごめんなさい!」 フッ ザシュ

岡部「ぬな!おのれリンクめ!これでも食らえ!」 B↑ガガガガ

まゆり「オカリントゥットゥルー」  ストーン ゲシゲシッ

るか「ちょっとまゆりちゃん、ボクにも当たってる・・・」

 ドォーン ウワー バシィ

岡部「おいクリスティーナ!貴様この俺に体当りしてどうする!」

紅莉栖「あててんのよ!さっきのお返しだ!」

 ギャーギャー 

    ダル「だめだこいつら、早く何とかしないと」

    フェイリス「ニャフフ、これぞカオスだニャ」

岡部「さっさと正気に戻らんかクリスティーナ、これでは勝てるものも勝てん」

紅莉栖「そ、そうね、ちょっと熱くなりすぎた」

まゆり「はーい、クリスちゃんをパクパクするのでーす」 スゥー

紅莉栖「甘いわよ!」 ヒョイ

岡部「後ろががら空きだぞまゆりよ!」 横スマ ガッ ワー

 ゴゴゴゴゴゴゴ

るか「マグマが浮き上がってくる、逃げなきゃ!」

まゆり「オカリンお返しなのでーす」 空中↓A ドガガガガガ

岡部「う、うおい!よせまゆり!」

紅莉栖「岡部!早く!上がってくる!」

 ゴゴゴゴゴゴ バシャーバシャー

\ キラーン / \ キラーン /

まゆり「えっへへー、二人仲良くお星様になっちゃったねー」

岡部「えっへへーではなぁーい!」

紅莉栖「そこ!」 ダッシュ横A ベシッ

るか「と、飛ばさちゃった!」 ウワー

紅莉栖「復帰させないわ!」 空中↓A ベシッ ウワー バシャー \ キラーン /

るか「あ・・あぁ・・・」

     鈴羽「おぉー、牧瀬紅莉栖、極悪コンボだねぇー」

     ダル「初心者に毛が生えた程度のるか氏に鬼畜だお」

     フェイリス「クーニャンは大人気ないニャ」

紅莉栖「しょ、勝負なんだから仕方ないでしょ!」

岡部「良くやったぞ助手よ、さあ二人でまゆりを挟むのだ!」

まゆり「わわー!」 

まゆり「こんな時はストーンなのです!」 ボン

岡部「甘いぞまゆり、ストーンは投技に弱い!」  Z チャッ

紅莉栖「ちょ、岡部避けてぇ!」

 PKサンダー ドォーン ウワーォ バシィ \ ドォーン /

岡部「おい、貴様もしやわざと・・・」

紅莉栖「ん、んなわけないでしょ!?今のはわざとじゃない!謝る!」

まゆり「危なかったよー。よーしるかくん今度はクリスちゃんを二人で倒すのでーす」

るか「う、うん」 シェアー ザシュ

紅莉栖「ちょ、岡部早く戻ってきて!」

岡部「いやだ」

紅莉栖「なにいってんのよ!やられちゃうじゃない!」

岡部「俺は元々高みから他人を見下ろし隙が有らばとスナイプするタイプなのだ!」 ブゥゥゥゥゥン

紅莉栖「そんな御託はいいから!」 

 ザシュ ガガガガガ オーケイ エイッ \ ドォーン /

紅莉栖「うう・・・こんな時にアピールミスとか」

岡部「フハハ、貴様の犠牲は無駄にはせんぞアルティ(略)」 ドォーン

まゆり「わわ!るかくん避けてー!」

 バシィ ウアー \ キラーン /

るか「うぅ、避けられなかった・・・」

岡部「フゥーハハハ!これぞサムスの醍醐味!」 ブゥゥゥゥン

岡部「もう一発お見舞いしてくれるわ!消し飛べぃ!」 ドォーン

まゆり「ストーンなのです!」 ボンッ

岡部「ぐぬぬ、こしゃくな」

紅莉栖「解除直後隙だらけよ!」 カキーン

     ダル「おぉ、カービィ相手なら一度はやっときたいホームラン」

岡部「ふふ、助手よ!良い所に飛ばした」

まゆり「あうぅ」

岡部「くぁーくご!」 空中↓A ガッ

まゆり「あわわわわ」

 バシャー \ キラーン /

岡部「フゥーハハハ、ナイスアシストだぞじょぉしゅよ!フゥーハハハッハ・・・ゲホッゲホッ!」

紅莉栖「調子のってんじゃないわよ!リンクもやるわよ!」

るか「あ・・・ど、どうしよう・・・まゆりちゃん早くきてー!」

    ダル「あ、るか氏今のもう一度──」

岡部「ダルよ」

紅莉栖「HENTAIは」

岡部/紅莉栖「自重しろ!」 ゲシッ ガッ ウワー \ キラーン /

     フェイリス「ダルニャンに対して言ってるのにルカニャンがボコボコだニャ」

     ダル「それにしてもこの夫婦、息合い過ぎである」

ゲームセッ

まゆり「負けちゃったよー・・・」

るか「ごめんまゆりちゃん・・・ボクがもっとしっかりしてれば」

岡部「フゥーハハハ、これこそ鳳凰院凶真の実力どぅあ!」

紅莉栖「何が実力よ、ほとんど端っこでチャージショット打ってただけじゃない」

岡部「な、なにを言う!あれほど緻密な作戦は──」

紅莉栖「はいはいラッキーラッキー!」

岡部「おのれぇぇ後で目にもの見せてくれるぅぅうぅ」

フェイリス「チーム内で喧嘩はよすのニャ」

ダル「さて、僕達の出番ですねフェイリスたん」

鈴羽「絶対負けないからね!」

萌郁「・・・私も・・・負けない」

鈴羽萌郁REDチームVSダルフェイリスGREENチーム ステージハイラル城

 3 2 1 GO

萌郁「・・・」 タタッ

フェイリス「ニャフフ、開始直後に突っ込んでくるのはお見通しなのニャ」 ヒョイ ガガガガ

ダル「ふひひ、フェイリスたんには近寄らないで欲しいんだお!」 キャッチ ドォーン

萌郁「・・・う」

鈴羽「桐生萌郁!援護するよ!」 ボッボッボッ

フェイリス「ファイヤーボールなんかには当たらないニャ」 プリン プリン バシッ

鈴羽「わわ、やっばーい!」

ダル「高く舞い上がったところをゴーーッドフィンガー!」 ファーコン ガシッ

萌郁「させない・・・」 空中↑A ゲシッ 空中↑A ゲシッ

ダル「うわーもう、桐生氏の意地悪!もう少しで僕の華麗なファルコンパンチが」

フェイリス「ダルニャン、今助けるニャ」 空中↑A ガスッ

萌郁「・・・もう少しで・・・飛ばせたのに・・・」

 キラーン

鈴羽「お、アイテム」

鈴羽「ふふ、レイガンか、良いもん拾っちゃった」

   紅莉栖「中々いい勝負するわね」

鈴羽「えい!えい!」 ガン ガン バシィ ガン バシィ

フェイリス「ニャニャ!」

萌郁「ナイス・・・アシスト・・・」空中↑A ゲシゲシッ プリィィィン \ キラーン /

ダル「ああああフェイリスたーん!」

鈴羽「よっしゃー!いっちょうあがりぃ!橋田至もこの調子で行くよ!」 ガン ガン バシィ

ダル「あわわわわ」

萌郁「橋田至は・・・このフェイントに・・・引っかかる」 ヒョイ 

ダル「あ!」 ガスガス \ ドォーン /

鈴羽「ナイスだよ!桐生萌郁!」

   岡部「やはりシャイニングフィンガーの名は伊達ではないな」

   まゆり「萌郁さんのフォックスちゃん”あらぶってる”ねー」

フェイリス「そこで銃を乱射してるスズニャンにはお仕置きが必要ニャ!」 ガシッ

鈴羽「げげ!フェイリスニャンニャン!いつの間に」 プリンッ

フェイリス「このフェイリスの屠竜破骨、とくと見るのニャ!」 ガッ バシ ガガガ ドォン ガシッ プリンッ

鈴羽「わ!何そのコンボ!全然逃げられないじゃんかー!」

フェイリス「ダルニャン、今ニャ!」

ダル「オーキードーキー!」  空中↑A ゲシッ アーオウ 空中↑A ゲシッ ウワーァァ \ キラーン /

鈴羽「あっちゃあー、やられちゃったよ・・・」

萌郁「・・・油断」 ガッ バババババ ↑スマ ハッ  ゲシッ 

\ フォックス / \ フォックス / \ フォックス /

ダル「ちょ、桐生氏速すぎ」

フェイリス「ダルニャン、これを使うのニャ!」 ヒョイ

ダル「おぉ、それはビームサーベル、フェイリスたんのプレゼントならなんでも──」

萌郁「・・・」

 キュイ 

フェイリス「ニャニャ!?」

 バシーン プリィィィィン \ キラーン /

      紅莉栖「あの状況で投げつけられたアイテムリフレクするってどういうことよ・・・」

ダル「ふぇ、ふぇ、フェイリスたーん」

鈴羽「油断しすぎだよ橋田至っ!」 コイイイイイイン ヤッフゥ ガガガガガ

萌郁「これで・・・止め」 ポイッ バシーン ウァァァァ \ キラーン /

     岡部「まさに萌郁無双・・・」

フェイリス「・・・ニャアアア!」

      まゆり「わわっどうしたのフェリスちゃん」

フェイリス「ニャッフフフ・・・フェイリスの黒い血がふつふつと燃え上がってくるのが分かるのニャ・・・」

ダル「フェ、フェイリスたん?」

フェイリス「ダルニャン、まずはスズニャンを潰すのニャ!」ビシィ

ダル「は、はい!」 ガクガク

鈴羽「えっ、ええー!?」

フェイリス「このフェイリスを本気にさせた事を後悔するのニャ!」 空中横A ゲシッ ゲシッ

鈴羽「く!このぉ!」 ヤッフゥ

ダル「ご、ごめんお阿万音氏!」 ガッ ガッ

 ゴォォォォォォ

フェイリス「たつまき発生、ダルにゃん、こっちに誘導するのニャ」

萌郁「・・・それは・・・させない!」  空中↓A クルルル

フェイリス「そう来ると思ってたニャ!」 ヒョイ ガシッ 

 プリンッ ゴォォォォォォォ

フェイリス「ニャフフ、しばらくたつまきの中で回っているのニャ、モエニャン!」

フェイリス「さあスズニャン、覚悟だニャ!」 プリープーププリー

鈴羽「う、動けない!」

     紅莉栖「空中で的確にうたう当てるとかすごいわね」

ダル「阿万音氏、フェイリスたんを怒らせた罪は重いんだお・・・、これで終わりだお!」 ファーコン パーン!

 \ ドォーン /

鈴羽「うわわわわ・・・%溜まってないのに」

   岡部「端でファルコンパンチを食らえばひとたまりもなかろう」

フェイリス「さあダルニャン、今のうちにモエニャンも畳み掛けるのニャ!」

萌郁「う・・・」

   岡部「さすがの指圧師もダルとフェイリスに囲まれていては迂闊に動けんようだな」

   紅莉栖「でもじっとしてるだけじゃ阿万音さんが復帰するだけね」

フェイリス「ニャフフ、どうしたニャ?」

萌郁「相手するなら・・・」

萌郁「橋田至・・・」 タタッ

ダル「おおう!?」

フェイリス「ダルニャンしばらく任せるニャ!」

鈴羽「桐生萌郁今助けに──」

フェイリス「行かせないのニャ!」 ガガッ

鈴羽「ってええっ!?」

   岡部「一気にマリオを片付けるつもりか」

フェイリス「スズニャンにはそろそろご退場願うのニャ!」 ガスガスッ ガッ

鈴羽「う、うごけなーい!」

フェイリス「これで終いニャ!」 プリーン・・・ ガッ ウワーァァ \ キラーン /

\ プリン / \ プリン / \ プリン /

鈴羽「ああぁ・・・やられちゃったよー・・・」

 ガガガガ ファイヤー ガッ ファイヤー ガッ

萌郁「・・・大丈夫、私のストック・・・使って」

 ガスガス ファイ \ ドォーン /

鈴羽「ええー!?でも!」

萌郁「はやく・・・」

フェイリス「ニャフフ」

鈴羽「ごめん桐生萌郁!」 フッカーツ

    紅莉栖「これで橋田スト2 フェイリスさんスト1 桐生さんスト1 阿万音さんスト1ね」

    岡部「説明乙」



さるってた

フェイリス「スズニャン、また復活したところ悪いのニャけど・・・」

フェイリス「また眠ってもらうのニャ!」 ガッ

ダル「これもフェイリスたんに勝利を捧げるため、許して欲しいお!」 ガガッ

萌郁「・・・だめ・・・させない」 チュン チュン

鈴羽「わっちょちょ!」

フェイリス「このフェイリス達を敵に回した事を懺悔するのニャ!」

 ガッ ゲシッ ヤッフ ガガガガ ファーコン パーン! \ キラーン /

\ Cファルコン / \ Cファルコン / \ Cファルコン /

鈴羽「うっ・・・失敗した失敗した失敗した、あたしは失敗・・・」 ガクッ 

ダル「さあ桐生氏、覚悟は良いかお」 ジリジリ

フェイリス「逃げ場はどこにも無いのニャ」 ジリジリ

ドドド チュン ファイヤー 

ガガガ ヒョイッ プリィィィン \ キラーン /

フェイリス「ニャニャ、フェイリス達相手にここまでやるとは・・・さすがモエニャン」

    るか「これで橋田さんと桐生さんの一騎打ち・・・ですね」 

ダル「フェイリスたん、僕のストックを使うんだお」

   紅莉栖「まぁ・・・そうするわよね」

フェイリス「ニャフフ、ありがとニャ、さすがダルニャンは頼りになるニャ」 フッカーツ

ダル「うおおおお!フェイリスたんのデレキターーーーー!」

フェイリス「ダルニャンはフェイリスの一番のパートナーなのニャ」

ダル「ハフッハフッハムッ!フェイリスたんのためならどこへでも!なんでもしますお!」 ファーコンキーッ

   紅莉栖「橋田って単純ね」

   岡部「だが今のフェイリスの言葉で動きが良くなっている」

鈴羽「桐生萌郁!頑張って!」

萌郁「・・・く」 チュン チュン ヒョイ

ダル「桐生氏、その避け方はもう通用しないんだお!」 ガッ 

 空中↑A ゲシッ 空中↑A ゲシッ

   岡部「ダルが萌郁をとらえた!」

フェイリス「ここでフェイリスが独り占めニャ!」 空中横A ガガッ 

 \ ドォーン / \ ドォーン /

 ゲームセッ

萌郁「あ・・・」 ガクッ

鈴羽「あちゃー・・・」 ガクッ

ダル「ああん!フェイリスたんに蹴られて昇天・・・でも感じちゃう!」

岡部「決勝の相手はダルとフェイリスか、フハ、フハハ!相手にとって不足なーし!」

紅莉栖「・・・勝てる気がしないんだが」 ガクッ

フェイリス「ニャフフ、いくら凶真が相手でもフェイリスは一切手加減しないのニャ」

ダル「今僕は鬼になったお、今ならなんでも出来る気がします、はい」



オカクリREDチームVSダルフェイリスGREENチーム ステージ プププランド

 3 2 1 GO

フェイリス「ニャフフ、狭いステージでは端っこにいてもすぐ距離を詰められるのニャ」

岡部「うぐっ!こ、こっちに来るんじゃない!」 ガガガガ ゲシッ 

ダル「牧瀬氏遅いお」 ガシッ トゥッ 空中↑A ゲシッ 空中↑A ゲシッ

紅莉栖「ちょ!」

   まゆり「わわー、ダル君とフェリスちゃん、息ぴったりだねー」

岡部「おい助手!早く抜けだしてこっちに来い!」 プリン バシィ ガッ

紅莉栖「それが!」 PKサンダー

紅莉栖「できたら!」 キャッチ ドォーン 

紅莉栖「苦労しないわよ!」 PKサンダー ベシッ ウワー \ ドォーン /

紅莉栖「ぬ、抜けられなかった・・・」

   るか「す、すごい・・・」

フェイリス「ニャフフ、モエニャンとスズニャンの方が手ごわかったニャ」

ダル「今の僕達に敵はないお」

岡部「ぐぐぐ・・・おのれダル!フェイリスと組んだからと言って調子に乗りおってぇ・・・!」

紅莉栖「しかも微妙に賢者モードになってるのがムカつく」

岡部「えっ」 まゆり「んー?」

紅莉栖「えっ?」

紅莉栖「なななななんでもないわよ!」

フェイリス「クーニャン油断しすぎなのニャ!」 ガシッ プリンッ ドドド ベシッ \ キラーン /

 \ プリン /\ プリン /\ プリン /

紅莉栖「ふぇっ!?」

岡部「ぬぁーにをやっている助手!ぼーっとするな!」

ダル「オカリン、一人の女性も守れないなんて・・・オカリンは男失格だお」

岡部「んなっ!」

   まゆり「おぉー、ダルくんのいい男オーラメラメラバーニングしちゃってるね~」

岡部「言ったなダルよ・・・後悔させてやるぅぅう!

岡部「紅莉栖!こいつらを叩きのめすぞ!」

紅莉栖「!?」

岡部「俺達の力をこいつらに見せつけてやるのだ!」

紅莉栖「ちょ///」(今・・・名前で・・・)

フェイリス「今から本気を出してもおっそいのニャー」

紅莉栖「岡部!私やるわ!」

岡部「むむっ!なんだか知らんが本気になったようだな」

紅莉栖「フェイリスさんの相手は任せろ!あんたは橋田を抑えてて」

岡部「あ、あぁ・・・」

紅莉栖(フェイリスさんのプリン相手に空中戦は禁物、隙の少ない攻撃で応戦・・・)

紅莉栖(できるだけ地面から離れず空中↑A・・・ガードが出たら削る!)

紅莉栖(飛ばしたらメテオと空中↑Aの連携をひたすら・・・!)

紅莉栖(いける・・・なんだかいける気がしてきたわ!)

紅莉栖「そこ!」 ベシッ ガッ オーウ ベシッ ガッ オーウ

フェイリス「ニャニャ!?」

ダル「ふぇ、フェイリスたん!?」

岡部「ダルよ!隙だらけだ!」 チャキッ

ダル「オカリン、サムスで投げは無いだろ常考」 ヒョイッ

岡部「はうっ!」

フェイリス「く、クーニャンの動きが突然洗練されてきたのニャ!」

紅莉栖「これで終わりよ!」 ガッガッ

紅莉栖「ガードしても無駄っ!」 ガッバリーン! プリィィィィイン \ キラーン /

フェイリス「ぎにゃあぁー!」

    まゆり「クリスちゃんすごーい」

紅莉栖(すかさず岡部の相手をしている橋田を殲滅)PKサンダー 

ダル「だからその手には乗らないって言ってるだろ常──」 ヒョイッ

紅莉栖「そう避けると思ってた!」 ウワー ドォーン バシィ ウアァァァ \ キラーン /

ダル「うそ、まじ?」

   るか「す、すごいです、牧瀬さん」

\ ネース / \ ネース / \ ネース /

岡部「ダルが避ける方向を予測して体当たりとは・・・恐れいったぞ」

紅莉栖「私の記憶力と分析力を侮ってもらっちゃ困る。私は天才脳科学者なのだぜ?」

岡部(キャラちげええ)

~時間の壁~

全員ストック1

フェイリス「フェイリスをここまで追い詰めるとは・・・正直言ってクーニャンをナメていたのニャ」

フェイリス「でもフェイリスの愛によってダルニャンが覚醒することを忘れているニャ!」

     鈴羽「覚醒した橋田至は危険だよ!」

フェイリス「さあフェイリスのNo.1パートナーことダルニャン!凶真とクーニャンを懲らしめてやるのニャ!」

     まゆり「おぉー、ここでまさかのフェリスちゃん、ラブ注入~」

紅莉栖「フェイリスさんの作戦には1つ弱点があるわ」 クスッ

ダル「うん、わかったおフェイリスたん」 ポケー

フェイリス「ニャニャ!?ダルニャンどうしたニャ!?」

岡部「フハハ!目論見が外れたようだなフェイリス!」

岡部「ダルはすでに!」

岡部/紅莉栖「賢者モードだ!/よ!」

岡部「えっ」 紅莉栖「えっ」

紅莉栖「な、なんでもないから!」

   、._、..ヽ ,_ _,.,
  vX壬ゞ!三ミ彡ヾノ
  ソ彡ミ~~ヽ~l`´ソ~リヽ
  彡ミ` ー-  ― |
  ξ`  (●)(●)|           ,. -──- 、
  彳   (__人__)ノ           /   §   ヽ.
   .|    ` ⌒´ }       、ιゝ|,.<ニ二二二ニ>、|ノν,
   .ヽ      .}       .):::::::/ ─  ─  \::::::ε
    ヽ   .. ;:.; ,ノ       χ::/.―{(●)}-{(●)}―.\::ζ
    /ニ=ヽく    ,=、   γ|ミ.    (__人__)   彡|(
    |   ´⌒\  |Dr|      \.    `⌒´    ./
     |    /|ヽ、二」.⌒)    /           \

           , ・ ´  ̄ ̄` ヽ   っ っ
            /: : : : : : : : : : : : : \  っ っ
         /,::'/i : : : : : : : : : : 、: :ヽ  っ っ
        i : {_{从: : : i }人 i| l: :|: :i|

        |::小● \,リ'● 从: :|、i|

         | :|l   、_,、_,  * : :|ノ│  ク、クリスティーナでも助手でもないと言っとろうが!
      /⌒ヽ__|ヘ   j_|    j /⌒i !   
     \ /〃|: :l>,、 __, イァ/  /::|
.        /〃/|:リ  v只v´ {ヘ、__∧ |
      `ヾ< ´   j j 「 ̄ヾ、三シ:|

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        ,> イ〃〃/    {! ヾ   \     Ⅵ人.\ゝ
     〃 ノル人( _               _ 乂込\ト
     ムイ( /Ⅵ   ≧ェz-ミ       ,彡xz≦   ル'Y ト、「`
       (( Ⅵ {l  ヾ弋tダ> `   ^´ <弋tダノ   リ | ll´リ
         八 ゙,    ̄   ∧        ̄    / ノ 从
        人\ヽ       / |         //ル′
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ノ:::::::::::::::::::::::::::巡、/:A:::/:::::::::::A∧厶ィ:::::::::::::::::::::::\
    ー=彡:::::::::::::::::::::/レ′ ム勹ネ::/:/フ厂 ̄  ヾ:::::::::::::::::::::::::::\
    〃::::::::::::::::::::レイ ィ手¨ヾミ レル′ ;仰¨マヾレ:::::::::::::!:::::::::::ヾ⌒

     ケ ::::::/|::::i::::::从 込...ノ      弋...ノ 厶イ::::::::;l::::::::::::「`
    ムイ,/V|::::|:::::::∧      .:::        /:::::::::::/ !:::∧:::|
         Vヘ::::::::∧     ..::::::      厶イ/::/ j:/  V
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        _//                    |从   ,ィ

   ミー` ̄: : :/   ____             リ: : `ー彡ー''ソ
     >': : : : :/  ィ彡二≧z=ミ ̄二 テ=zzzェェェェェ彡: : : : : : : : <
    =彡イ.: : :厶イ: 「「 <ゞ-'う l´ヘ `l <ゞ‐'> lフ: :j: : : : : : : : : : 彡
    勿 ;イl: : : : : :ゝ ー――‐'   | ミ`ー――‐'厶小|: : : : : : ミ<

    〃ハ从: : ヽ: :ト     /   |        ノ: : : : :ノ: :人:|⌒
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        /: : : : : : ;イ:/\:\: : :ーミ: :ヽ\: ミメ、: : : : ヽ

          : : : ;イ: :/≠‐-ミ\:\: : :.〈>‐=V\「: : : : :人
          以イ: レイ'弋l=ミメミ\ヾメ、:ヽ彡=ヨアl:}小: : : : \
      /: : : : : :.:l  弋_グ 人 ヽ! ヽ! 弋_グ  リ リ人: : : : :.\
     〃イ: : :l: : :ト:ヽ        .:        / ,.イ: : ヽ.:.l:ヽ: :.)
      // |: :.:.|: : :| :ヽ\     .::::          /手::ト: : : l: l: :リ/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

フェイリス「まさかダルニャンが篭絡するニャンて」

岡部「落としたのは貴様だがな、フェイリス・ニャンニャン!」

紅莉栖「もうさっきみたいな橋田は期待できないわよ」

岡部「この鳳凰院凶真を敵にしたことを地獄で悔いるのだな」 ブゥゥゥゥン

フェイリス「ニャニャ!」

紅莉栖「動揺してるのがまるわかりよ!」 ガッ ゲシッ 空中↑A ベシッ プリィィィィン \ キラーン /

フェイリス「フェイリスが負けた・・・ニャ」

     鈴羽「おぉー、まさか脱落者一人目がフェイリスニャンニャンとは。やるねー牧瀬紅莉栖」

岡部「フゥーハハハ!良くやったぞ助手!」

紅莉栖「ふぅぁーはっはっは!油断しすぎよフェイリスさん」

ダル「今日のお前が言うなスレはここみたいですね」 ファーコン パーン! ドォーン

紅莉栖「ふぇっ!?」

岡部「おい、賢者モードとは言えダルを甘く見るな!」

紅莉栖(場外に飛ばされた!)PKサンダー

ダル「牧瀬氏、悪いけどメテオで眠ってくれだお」

 バチッ

紅莉栖「あ、PKサンダーが・・・」

ダル「あ、失敗したお・・・まぁ良いや、これでネスは脱落っと」

岡部「紅莉栖!」



~その時、岡部倫太郎の思考速度は加速を始め、意識は密度を増した~



岡部(↑Bで紅莉栖を巻き込み助けるか!?しかしそれでは復帰直後無防備に・・・)

岡部(↓Bで爆弾を当てれば隙も少ない・・・しかしそれにはタイミングが重要、難易度も高い)

岡部(どうする!)

岡部(迷ってる暇はない!とにかくネスに近づかなくては!)

岡部(紅莉栖)

岡部(俺はお前を・・・助ける!)



~なんとこの間約0.5秒~

岡部「紅莉栖!」

紅莉栖「岡部!?」

岡部「俺はお前を・・・助ける!」 ポチッ

 ドォーン バシィ ウワー 

 \ キラーン /

紅莉栖「ちょ、おま」

 \ サムス / \ サムス / \ サムス /

岡部「あ・・・あぁ・・・」

   まゆり「オカリーン・・・なんでクリスちゃん倒しちゃったのー?」

ダル「放っておいても死ぬのに追い打ちとかさすがの僕も引くレベル」

フェイリス「なんだかよくわからニャいけど今のは酷いのニャ」

    萌郁「岡部君・・・最低・・・」

岡部「いや、あの」    

    鈴羽「手柄独り占めしようなんて、さすが岡部倫太郎、悪逆非道だねー!」

    まゆり「さすがにクリスちゃんかわいそうだよぉー」

 \ ドォーン /

 ゲームセッ

岡部「違うのだ、今のは手が滑って」

    るか「その・・・誰にだって操作ミス・・・はありますよ」

岡部「わ、分かってくれるかルカ子よ!」 

ダル「とりあえず、サムスも落ちてったし僕達の勝ちですね分かります」 

フェイリス「ニャフフ、世界はフェイリスの味方みたいなのニャ」

紅莉栖「ないわー、今のはさっすがに無いわー・・・」 フルフル

岡部「あわわわあわわわわ」

紅莉栖「おーかーべー!」 フルフル

岡部「す、すまん!今のばかりは俺が悪かった!だからその振り上げた洋書を──」

紅莉栖「許さない!絶対許さないからなー!」

岡部「」




                            \ あおおーっ /

さるくらってますた、保守の皆に感謝

後もうちょっとだけ続くんじゃよ

~数週間後~

 \ ワァァァ /

フェイリス「みんニャー、今日はスマッシュブラザーズ64タッグマッチフェイリス杯に来てくれてどうもありがとニャー!」

 \ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン! /

ダル「うぅぅ、フェイリスたんどうして僕と組んでくれなかったん?」

岡部「”フェイリスは皆のフェイリスなのニャ”と、いつものように断られていたではないか」

ダル「フェイリスたんと僕が組めばぶっちぎり優勝できるのに」 ブツブツ

ダル「阿万音氏はバイト、桐生氏は用事。僕だけぼっちとかひどすぎだろ、納得いかんすー!」

岡部「甘いなダルよ」

紅莉栖「そうよ橋田」

岡部「何しろ・・・この大会」

岡部/紅莉栖「俺達/私達が貰い受けたのだから!」

まゆり「オカリンとクリスちゃんが仲良しになってくれて嬉しいのですーえっへへー」

ダル「あんな事があったのにすっかり意気投合してやんの、リア充爆発しろ」

るか「あの、凶真さん・・・頑張ってください・・・」

岡部「何を言ってるルーカー子」

岡部「ラボメンとしてエントリーしているからにはまゆるかコンビも優勝を目指すのだ!」

るか「え!?でも僕優勝なんて・・・」

岡部「だがしかぁーし、このチームフェニックスがいる限りどれだけ頑張ろうが準優勝止まりだろうがなフゥーハハハ!」

岡部「そろそろ俺達の試合が始まる。行くぞ助手!」

紅莉栖「準備オーケイよ!助手じゃないけどね」

まゆり「それじゃあまゆしぃ達は別のお部屋で試合だからしばらくお別れだねー」

紅莉栖「まゆりと漆原さんも頑張ってね」

るか「はい、牧瀬さんも」

ダル「ちくしょー!僕も参加したかったお!」

~Aルームにて一回戦~

岡部「食らえい!」 ドォーン

参加者A「そんな棒打ちチャージショット当たるかよ!」

参加者B「初心者かよお前!」 プギャー

岡部「今だ!」 紅莉栖「オーケイ!」

 \ カキーン / ドォーン \ キラーン /

参加者A「なん・・・だと」

参加者B「跳ね返して当ててきやがった・・・だと」 

岡部「甘い、甘すぎるぞ貴様ら」

岡部「兵は詭道なり、と言う言葉を知らんのかフゥーハハハァッ!」

岡部「勝利は」

紅莉栖「私達の」

岡部/紅莉栖「手の中にある!」

ダル「それにしてもこの夫婦ノリノリである」

岡部「フハハ!この大会のレベルもたかが知れているというものどぅぁ」

紅莉栖「ちょっと岡部、フェイリスさんに失礼じゃない」

ダル「そうだお!その発言は万死に値するお!」

紅莉栖「私達が強くなりすぎたのよ」 ドヤァ

岡部「あるいは・・・そうなのかもしれんな。フフ、クリスティーナも言うようになったではないかフゥーハハハハッ!」

まゆり「トゥットゥルー、オカリンとクリスちゃん勝ったんだねー」

岡部「む、まゆりにルカ子、試合はどうだったのだ?」

まゆり「えっへへー、それがねー、なんと!まゆるかだいしょーり!なのです」

ダル「おぉ、まゆ氏渾身のVサインktkr」

紅莉栖「あら、すごいじゃない」

岡部「それでこそ我がラボの一員だ、良くやったぞ」

るか「はい・・・ボク・・・勝ちました!」

紅莉栖「決勝で会えると良いわね」

岡部「ラボメン同士の決勝戦となればこの未来ガジェット研究所の知名度も上がるというもの」

岡部「二回戦も気を抜くなよ、まゆり、ルカ子」

ダル「でも確か次のまゆ氏たちの相手って・・・」

岡部「知ってるのか?」

ダル「噂だとかなり卑怯な手を使ってくるって話だお」

~二回戦~

岡部「フゥーハハハ!」

紅莉栖「ふぅーははは!」

ダル「息ぴったりすぎ、どうしてこうなった」



まゆり「うぅー、負けちゃったよー・・・」

るか「ごめんまゆりちゃん・・・ボクがもっとしっかりしてれば・・・」

岡部「なんだ、負けてしまったのか」

紅莉栖「残念ね・・・」

まゆり「相手の人たちずるいんだよ!るかくんにずっと話しかけてきてさー!」

るか「うぅ・・・」

ダル「どうやら噂通りみたいだお・・・ヴァイラルアタッカーズ」

紅莉栖「知ってるの?」

ダル「雷ネットアクセスバトラーズでも自称”宿敵”としてフェイリスたんにしつこく絡んでくる奴らだお」

岡部「スマブラでも粘着とはな・・・ご苦労な事だ」

ダル「対戦相手に話かけまくったり、レーザーポインター目に当てて妨害してくるって話もあるほどのDQNだお!」

紅莉栖「ひどい話ね、人として最低の行為だわ」

ダル「スマブラでも妨害してくるなんて・・・許さない、絶対にだ」

岡部「フフ、ならばこのチームフェニックスが直々に敵をうってやろう!」

るか「ありがとうございます・・・岡部さん・・・」

岡部「凶真だ!」

るか「は、はい!」

紅莉栖「任せて、まゆりと漆原さんの雪辱は必ず私達が晴らすわ」

まゆり「うぅー、ありがとうクリスちゃん」




ウキッ

~三回戦~

 ゲームセッ

岡部「覚えておくが良い・・・”鳳凰院凶真” お前達を破った者の名だ」

~準決勝~

 ゲームセッ

紅莉栖「覚えておきなさい・・・”牧瀬紅莉栖” あなた達を破った者の名よ」



まゆり「おぉー・・・オカリンとクリスちゃん、決め台詞まで被っちゃってるよー」

ダル「なんかもうお腹いっぱいだお・・・」

るか「岡部さん・・・素敵です・・・」

~決勝会場~

岡部「ついにここまできたか」

紅莉栖「ええ、これが正真正銘最後の戦いね」

岡部「しかし」 紅莉栖「けれど」

岡部/紅莉栖「今の俺達に/私達に! 敵はない!」 



フェイリス「さってさてみニャ様お待ちかね!ついに決勝戦がはじまるのニャ!」

 
 \ ワァァァ /

フェイリス「それではAルームの覇者に登場して頂くのニャ!」

フェイリス「その身に渦巻くは煉獄の炎!チーーッムフェニーーーックス!ニャ」

 \ ワァァァ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン! /

紅莉栖「改めて見るとすごい人数ね」

岡部「と言うかこいつら全員フェイリス目当てではないくぁ!」

フェイリス「そして!対するはBルームの覇者ニャ!」

フェイリス「失われし古代の魔道具を扱う美女と野獣!ブラウン管工房チーーッム!ニャ」

 \ ワァァァ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン! /

岡部「な、なにぃ!?」

紅莉栖「はぁ!?」

天王寺「よぉ岡部と紅莉栖嬢じゃねーか。ははっまさかおめーらが決勝の相手とはな」

綯「こ、こんにちは・・・オカリンおじさん・・・と助手のおねーちゃん」

岡部「なぜあなたがここにいるのだミスターブラウン!」

天王寺「いちゃワリーのかよ。いやな?綯がスマブラの大会に出てえっつうもんだから」

天王寺「バイトに店任せて遥々来たってわけよ」

岡部「まさかあなたがスマブラプレイヤーだとは・・・意外でしたよ」

天王寺「昔世話んなった人に勧められてな」

天王寺「ゲームなんてのはそれまでやったこたぁ無かったんだがよ」

天王寺「楽しそうにプレイするあの人の横顔見てたら俺もやってみたくなってよ、このザマだ」

天王寺「ははっ、俺も良い年したオヤジなんだがなぁ」

紅莉栖「綯ちゃんもスマブラするんだ・・・こちらも意外ね・・・」

天王寺「なめたらいけねぇぜ紅莉栖嬢、綯はつえーぞぉ?」

綯「ウチでね、お父さんと良く対戦してるの」

紅莉栖「へぇ~、羨ましい、仲良いのね」 ニコッ

天王寺「ほら、あんまり綯がつえーもんだから学校でも相手がいなくてよ」

岡部「そ、それは今のガキどもの時代はX・・・」

天王寺「あぁ!?何か言ったか岡部ぇ!」

岡部「いいいいえ、なんでもないです、はい」

岡部「と、と言うか!ヴァイラルアタッカーズは!?」

天王寺「あぁ?ヴァイラルアタッカーズゥ?」

紅莉栖「黒ずくめの相手なんですが」

天王寺「あぁー・・・もしかして準決勝の相手か?あいつらいちいち話しかけてきて鬱陶しいったらありゃしなかったぜ」

天王寺「それによぉ、綯をビビらせるもんだからついガン飛ばしちまってよ」

綯「お父さんカッコ良かったよ?」

天王寺「おぉ、そうか、ありがとなー綯」

岡部「フッ、決勝の相手がヴァイラルアタッカーズでないのは少々拍子抜けだが」

岡部「ちょうど良い、普段の鬱憤をここで晴らさせてもらいましょうミスターブラウン!」

天王寺「あぁ!?そりゃこっちのセリフだっての」

岡部「時にミスターブラウン、こちらが勝った暁には家賃の値下げを・・・」

天王寺「じゃあ俺達が勝ったら家賃倍な」

岡部「そ、それは困る!」

天王寺「うっせぇ!というかこんな時にまでいちいち家賃の話すんじゃねぇ!」

天王寺「来いよ岡部、紅莉栖嬢、全力で・・・な」

フェイリス「ニャフフ、お喋りは終わったみたいニャ」

フェイリス「それではキャラを選ぶのニャ」



岡部「ドンキーですか、フフッ、あなたの体を表す良いキャラですねミスターブラウン」

天王寺「おめーもひょろっちいサムスじゃねーかよ岡部」

紅莉栖「綯ちゃんはピカチュウね・・・」

綯「PKサンダー体当たりには当たらないよっ」

フェイリス「それでは準備は良いかニャ?」

まゆり「オカリーン!クリスちゃーん!頑張ってー!あ、店長さんも綯ちゃんもー!」

 3

 2

 1

フェイリス「GOニャ!!」 \ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン /

 ピカッチュウ ピッカチュウ ピッカチュウ

 ブンブンブン 

紅莉栖(くっ・・・遠距離からヒットストップ狙い) ガッ ベシッ

岡部(動きが止まったところにドンキーのハードパンチ、シンプルだが強力な戦術ではないか) ガガガ ピッカー ベシッ ベシッ

 PKサンダー ドォーン ウワー

 ガシッ 

紅莉栖「そんな!掴まれた!?」 ピッカッ

綯「体当たりの距離なんて把握してるよおねーちゃん」 バッバババババ

フェイリス「投げと同時に矢のように飛び出すピカチュウ!回転電撃がネスを襲うニャ!」

岡部「クリスティーナ!今行く!」

天王寺「おっと、邪魔すんじゃねえよ岡部」 ベチィ ベチィ ベチィ

岡部「おのれミスターブラウン!後ろ蹴りばかり連発しおってぇぇぇ」

岡部「これでも食らうがいい!アルティメットバズゥゥゥクァ!」 ドォーン

天王寺「んなの当たるかよ」 ヒョイ

綯「・・・」 ガシッ

紅莉栖「ふぇっ!?」 ピッカ ドォーン ウワー \ キラーン /

フェイリス「ニャニャ!敵のショットにネスを投げ込むピカチュウ!これは極悪ニャ!」

天王寺「仲間の事ばっかし気にしてっと、おめーも死ぬぜ?」 ガシッ ヴォフ

岡部「ぬなっ!」

天王寺「ほらよっと、いっちょ上がりだ」 空中→A ガッ \ ドォーン /

フェイリス「ドンキー、ステージ端からのバックスローアーンドメテオが炸裂ー!サムス復帰ならず!強い!強いのニャ!」

岡部「うぐぐぐぐ!」紅莉栖「ぐぬぬぬぬ!」

天王寺「決勝まで来た割には大した事ねーなぁおい」

岡部「ぬぬぬぬぬっ 言わせておけばっ ミスターブラウンめっ」

紅莉栖「・・・ふー」

紅莉栖「聞いて岡部、私に作戦がある」 ヒソヒソ

岡部「──! 言ってみろ」 ヒソヒソ

紅莉栖「まず綯ちゃんを集中攻撃、その後──」 ヒソヒソ

天王寺「おうおう、なんだか作戦練ってるみてーだけどよ、そろそろ無敵時間はおしまいだぜ!」

綯「電撃サポート行くよお父さん」 ピッカチュウ ピッカチュウ ピッカチュウ

フェイリス「ステージに復帰したサムスとネスに電撃が容赦なく襲い掛かるー!そしてドンキーが接近ニャ!」

岡部「よし、行くぞ!クリスティーナ」

紅莉栖(まずは店長さんを足止め──)

 PKファイヤー PKファイヤー ボォォ

天王寺「ちっ」

紅莉栖「綯ちゃんごめん許して!」

綯「!?」

岡部「覚悟しろ小動物!!」 空中←A ゴォォォォ

紅莉栖「上に逃げても無駄よ!」 空中↓A ガッ ピガー

天王寺「なっ!てめえら寄ってたかって綯を!」

 ガスガス ピガー PKファイヤー

フェイリス「ここでサムスとネスがピカチュウを集中攻撃!%がみるみるうちに溜まっていくのニャ!」

綯「お父さん・・・」ジワッ

天王寺「な、綯ぇ!」 PKサンダー

天王寺「て、てめぇら!」

岡部「スキありですよミスターブラウン!」 空中↑A ガガガガッ

岡部「今だクリスティーナ!」

紅莉栖「任せろ!」 ドォーン ウワー! バシィッ \ キラーン /

フェイリス「動きが止まったドンキーにPKサンダーアタック炸裂ニャー!これは良い連携ニャ!」 

 \ ネース / \ ネース / \ ネース /

綯「お、お父さん・・・」

天王寺「やるじゃねぇか・・・くそ、俺とした事が頭に血ぃ昇っちまった」

岡部「見くびってもらっては困りますねミスターブラウン」



~時間の壁を超えました~



フェイリス「残るストックは全員1!ダメージもじわじわ蓄積されお互い警戒心が高まっているのニャ!」

フェイリス「ニャフフ、そろそろ決着が付きそうだニャ!はたして先に仕掛けるのはどっちニャのか!」

紅莉栖「岡部!もっかいあれやるわよ!」

岡部「了解した、右腕の封印を今再び解こう!」 ブゥゥゥンン

岡部「食らえ小動物!アルティメットバズゥゥゥクァァァァ!」 ドォーン

綯「そんなの当たらないよっ」 ヒョイ

天王寺「綯!そのまま上に居ろ!ネスが打ち返すつもりだ!」

紅莉栖「はたして」 タッ

紅莉栖「そうかしら!?」 ガシッ

フェイリス「ニャニャニャ!?チャージショットを打ち返すと思いきやネスがドンキーを掴んでそのまま──」

紅莉栖「店長さん、私たちはね」 エイッ ドォーン

天王寺「うお!?」

フェイリス「サムスの放ったチャージショットを当てつつバックスルー!ドンキー吹っ飛んだニャー!」

岡部/紅莉栖「無敵なのだ!/なのよ!」 空中←A ゲシィ!

フェイリス「追い打ちと言わんばかりにドンキーにサムスの後ろ蹴りが入る!ドンキー脱落ニャ!」

\ キラーン /

\ サムス / \ サムス / \ サムス /

天王寺「くっ・・・そう!」 

フェイリス「チームフェニックスの連携が光る!光る!光るのニャ!」

岡部「クッフフフ、残るは小動物一匹、恐るるに足らず!フゥーハハハ!」

綯「あぅ・・・」

天王寺「岡部ぇ!てめー綯をいじめやがったら承知しねぇぞ!」

岡部「ここここんな時くらい親ばかは勘弁して頂きたい!」

綯「うぅぅ・・・おとーさーーん!」 ピッカチュウ ピッカァ

紅莉栖(店長さんが脱落した事で動揺してるわね。今なら・・・)

岡部「フゥーハハハハッ、そんなものは当たらん!この鳳凰院凶真の動きに翻弄されるがいい!」 ヒョイッ ヒョイッ

紅莉栖(良い感じに岡部が綯ちゃんを煽ってる・・・。今回ばかりはその厨二病もGJだわ!) PKサンダー

綯「あ、当たってよぉぉ!」 ピッカー

 ドォーン ウワー! バシィッ

 ピッカァァァ \ キラーン /

岡部「おぉぉ!」

フェイリス「き、決まったニャー!」

フェイリス「サムスの動きに気を取られていたピカチュウ!背後からPKサンダーアタックに気づかずヒットー!星になったのニャー!」

フェイリス「優勝はチームフェニックスに決定ニャー!!」   \ ワァァァ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン! /

岡部「良くやったぞクリスティーナ!それでこそ我が助手だ!」 ガシッ

紅莉栖「ふぇっ!?お、岡部こそ・・・陽動作戦ご苦労なのだぜ///」

岡部「欲を言えば俺の手で引導を渡したかったがこの際贅沢は言うまい!」

岡部「さあミスターブラウン!約束通り家賃を半分に──」 

紅莉栖「おい」

天王寺「綯を泣かせやがったから家賃倍な」

綯「・・・」 ジワッ

岡部「なっ!そんな!約束が違うではないかミスターブラウン!」

岡部「しょ、小動物もこれしきの事で泣くんじゃない!」

天王寺「こら岡部ぇ!泣いてる綯に怒鳴るんじゃねえよ!家賃三倍にすっぞ!」

岡部「待ってくださいミスターブラウン、それはあんまりでは!」

紅莉栖「ゴ、ゴメンね綯ちゃん・・・泣かないで。あなたは本当に強かったわ」 ナデナデ

フェイリス「ニャフフ、凶真にクーニャン、優勝して浮かれてる所悪いのニャけど」

岡部「浮かれてなどおらんっ」

フェイリス「まだ戦ってもらわなきゃいけない相手が残っているのニャ」

岡部/紅莉栖「なんだと?/ど、どういうこと?」

フェイリス「その相手とは・・・」

岡部/紅莉栖「その相手とは?」




フェイリス「フェイリスなのニャ!」

 \ ワァァァ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン! /

岡部/紅莉栖「なんだと!?/は、はぁ!?」

ダル「な、なんですとー!?」

まゆり「わわー、フェリスちゃんがらすぼす?」

るか「さ、さすがですね・・・フェイリスさん」

フェイリス「これこそフェイリス杯の醍醐味、真の黒幕は姿を隠しておくものなのニャ!」

フェイリス「今この時のためにダルニャンとの友情も今は亡き兄との約束も反故にしたのニャ・・・」

フェイリス「さあ凶真!クーニャン!命を賭してこのフェイリスの相手を──」

岡部「いや、待て待て待て、戦うのは良いがもしかしてお前一人で相手するつもりか?」

フェイリス「そこまで甘く見てはいないのニャ」

フェイリス「いかにフェイリスと言えども、ラブラブ天驚拳をマスターした二人に一人で挑むほど──」

紅莉栖「ら、ラブラブじゃねーし!全然ラブラブじゃねーし!///」

フェイリス「二人とも話は最後まで聞くのニャ。実は前回のフェイリス杯優勝者に来て頂いているのニャ!」

岡部「前回優勝者だとぉ!?」

フェイリス「さあ二人とも慄くがいいのニャ!フェイリスと前回優勝者のコンビネーション!打ち破れるかニャ!?」

フェイリス「それでは前回優勝者にご登場頂くのニャ!」

 \ワァァァ フェイリス!ニャンニャン!フェイリス!ニャンニャン!/

フェイリス「その名も」

フェイリス「ドォークター中鉢こと」

フェイリス「牧瀬章一さんなのニャ!」

中鉢「やあ、どうも、どうも」 ドヤァ

岡部/紅莉栖「ドゥオクター!?/パパァ!?」

中鉢「ん?」

中鉢「なっ!お前は紅莉栖!なぜここにいる!」

紅莉栖「パパこそ・・・」

中鉢「ぐぅぅ・・・!またしても、またしても紅莉栖・・・お前は私の前に立ちはだかるのかぁぁ!」

中鉢「お前が私のルイージを上から叩きつける様・・・」

中鉢「あの時のお前の勝ち誇った顔・・・忘れはせんぞ!」

紅莉栖「パパ・・・」

中鉢「なんだその目は・・・親に向かって!」

中鉢「哀れんどるのか?蔑んでいるのか?娘の分際で!」

中鉢「お前に分かるのか!大した%も溜まっていないのに復帰力が足りず地に堕ちていくあの時の私の気持ちが!屈辱が!」

フェイリス「ま、待つニャ!ここはフェイリス杯の会場、今は優勝者と前回優勝者の夢のバトル」

フェイリス「な、何か事情があるみたいニャけど、そこは一旦忘れてスマブラでお互いの魂をぶつけあうのニャ」

岡部「フ、フフ」

岡部「フゥーハハハハッその通りだフェイリス・ニャンニャン!」

岡部「聞けいドクター!」

中鉢「な、なんだ若造!」

岡部「この勝負・・・貴様らが勝てばこの狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真が何でも言う事を聞いてやろう」

中鉢「なんだと?」

岡部「だがしかぁーし!」

岡部「俺達が勝ったら逆に俺たちの言う事を聞いてもらおう!」

中鉢「突然何を言い出している?」

岡部「怖いのか?怖いのだな?所詮貴様は紅莉栖に、いや俺達には勝てん」

紅莉栖「ちょっと岡部やめてよ・・・こんな時くらい・・・」

中鉢「良いだろう!その条件、乗ってやる!」

岡部「来いよドクター!親子のわだかまりなんて捨ててかかってこい!」

中鉢「後で泣き言を言っても無駄だからな?」 ニヤァ

紅莉栖「ちょっと岡部そんな約束・・・」

岡部「大丈夫だ」

岡部「俺は負けない」

岡部「さあドクター!この俺が操るサムスの数々の美技、見きれるかな?」 ドヤァ

中鉢「ほざくな!この私のヨッシーで目にもの見せてくれる!」

フェイリス「ニャフフ、ニャらばフェイリスのプリンも全力で行かせてもらうのニャ!」

中鉢「紅莉栖!お前のPKサンダーは私が消し去ってやるからな!覚悟しとけ!」 ニヤァ

紅莉栖「パパ・・・」 クスッ

中鉢「わ、笑うな!そのためにふんばりのあるヨッシーにキャラチェンジまでしたのだぞ!」

岡部「心配するな。消されても俺が救い上げてやる。何度でもだ」

紅莉栖「岡部・・・」



紅莉栖「チャージショットは・・・禁止だからなっ///」

                                   おしまい
                                   なのだぜ

途中何度もさるさん食らってすまんこ
見てくれた人、保守の人、感謝なのだぜ

後は相変わらずメテオ食らいまくって顔面緑の中鉢さんなり、無事リベンジ果たしてデレる中鉢さん、その他の中鉢さんを妄想してください
お付き合いありがとうございました

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