はい
ミミ「トトリ、あなたこっちに来てからおかしくないかしら」
トトリ「え?どこもおかしなところなんてないよ?」
ミミ「なんていうか、落ち着いたというか冷たいというか」
トトリ「そんなことないよ?」
トトリ「そんなこというならミミちゃんも普通の女の子らしくなっちゃって気持ちわるーい」
ミミ「なっ!そんなことないわよ!」
ミミ「ったく、私はあなたの心配をしてるのよ?」
トトリ「別に心配なんかしなくてもいいのに」
トトリ「私は一人でもやっていけるから」
トトリ「なんだかミミちゃんお姉ちゃんみたいにうるさい……」
ミミ「わ、私はあんたの親……うとして」
トトリ「え、何聞こえないよ?」
ミミ「なんでもないわよ!」
トトリ「いくら親友でもうるさいと私嫌いになっちゃうな」
ミミ「……え?」
ミミ「ってさっきの聞こえてたんじゃない」
トトリ「ミミちゃん、さっきのって何?」
ミミ「……」
トトリ「ミミちゃん?」
トトリ「言ってくれないんだ、親友って」
ミミ「あ、あんたは私の親友じゃなくて……」
トトリ「そっか」
トトリ「じゃあ帰って、私、メルルちゃんに教えることがあるから」
ミミ「……え?」
ミミ「ちょっと待ちなさいよ!」
トトリ「何?知り合いのミミちゃん」
トトリ「ごめんね、話があるならジーノ君を通してね」
ミミ「……トトリ」
トトリ「あ、私にはトトゥーリア・ヘルモルトってちゃんとした名前が」
ミミ「……っ」
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