事務所


P「そんなわけで晶葉に作って貰った''タイプ変更光線銃''をみんなに当ててみるか」

P「お！早速来たな！」

ガチャ

ありす「おはようございます」

P「おはよう、ありす」

ありす「はい！」ﾆｺｯ

P(前まであんなに名前呼びは嫌がっていたのに‥‥‥成長したなあ‥‥‥)

ありす「♪」

P(むしろ橘って呼ぶと不機嫌になるからな)

P「！」

P(ありすをキュートにしてから橘って呼ぶとどうなるだろうか？)

P(やってみるか！)

P「メーターをキュートに合わせて‥‥‥」

P「発射！」ｶﾁｯ

ウィンウィンウィンウィン

P(成功したのか‥‥‥？呼んでみるか‥‥‥)

P「‥‥‥橘、少しいいか？」

ありす「あー！また橘って言いましたね！」

P「えっ」

ありす「ありすじゃなきゃ嫌です！」

P「」

P「ご、ごめんな、ありす」

ありす「もう、Pさん最近意地悪になってますね。それじゃあ女の子に嫌われちゃいますよ？」

P「そ、そうだな‥‥‥ごめん‥‥‥」

ありす「‥‥‥でも‥‥‥」

P「？」

ありす「そんな意地悪なPさんも大好きです！えへへ‥‥‥/////」

P「オウフ」

P(そ、そうだ！あの質問をしてみよう！)

P「なあ、ありす」

ありす「はい？」

P「ありすは‥‥‥自分の名前をどう思ってるんだ？」

ありす「私の‥‥‥名前ですか？」

P「ああ、ありすの本心が聞きたいんだ」

ありす「大好きですよ」

P(即答！？)

ありす「ありすってあの童謡のアリスから来てるんですよね？」

ありす「女の子っぽくて可愛い名前だと思います」

P「‥‥‥そうか‥‥‥」

P(タイプが変われば性格や考え方も変わるみたいだな)

ありす「女の子は誰でも可愛くなりたいんです。私もありすって名前に相応しいように頑張らなくちゃ、って思いますよ！」

ありす「‥‥‥お父さんとお母さんはこの名前を気に病んでるみたいです」

ありす「‥‥‥でもいつか私の名前がありすで良かったと思って貰えるように頑張りたい‥‥‥」

P「‥‥‥」

ありす「‥‥‥だからPさんも私を支えてくださいね？」

P「ああ、もちろんだ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ありす「えへへ‥‥‥//////」

P「ええ話やった‥‥‥」


P「さて、次は誰にしようか？」

ガチャ

輝子「お、おはようございます‥‥‥」

P「おはよう輝子」

輝子「おはようP‥‥‥ﾌﾋ」

P(輝子は‥‥‥迷うなあ‥‥‥。クールな輝子‥‥‥で行こうか！)

P「ああ、そうだ。輝子、あっちに新しい衣装が届いたから確認してきてくれないか？」

輝子「り、了解‥‥‥行ってくる‥‥‥」

クルッ

P(今だ！)ｶﾁｯ

ウィンウィンウィンウィン

輝子「‥‥‥」

イメージと違ってたらすまん

輝子「‥‥‥」

ガチャ

P(着替えが終わるまで待つか‥‥‥)

10分後

P「輝子、入っていいか？」

輝子「‥‥‥どうぞ」

ガチャ

P「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

輝子「‥‥‥////」

P(輝子が白いワンピースみたいな衣装を着ている‥‥‥)

P(サイズが合ってなくてブカブカだけど‥‥‥)


P(‥‥‥ありかも‥‥‥)

輝子「そんなに見ないで‥‥‥////」

P(輝子の白い髪もあって儚い感じの女の子になってる‥‥‥)

P(美しい‥‥‥)

輝子「P‥‥‥私の衣装‥‥‥どう？」

P「すごく‥‥‥綺麗だ‥‥‥」

輝子「‥‥‥本当？」

P「ああ」

輝子「Pが喜んでくれるなら私も嬉しい////」

P(やばいよ‥‥‥この儚さは他の誰にも出せないぞ‥‥‥)

輝子「‥‥‥じゃあ着替えるから、少し外で待ってて？」

P「わかった」

輝子「ふふっ」ｸｽｯ

P(！？)

P(輝子がはにかんだ！)

輝子「ありがとう」ﾆｺｯ

P「」ﾉｯｸｱｳﾄ

P(結局輝子が元に戻るまでのあいだ、俺はぼーっとしているしか無かった‥‥‥)

P(白い髪の女の子 白いワンピースは反則だわ‥‥‥)

P(どうやら輝子はクールになるとアッパーなあの性格が無くなるみたいだった)

P(‥‥‥あの儚い感じの輝子を一回売り出してみようかな‥‥‥)

P「よし、気を取り直して次行くぞ！」

ガチャ

P「来た！」

「おはようございます」

P「おはよう、千秋」

千秋「おはよう、Pさん」

P(お前はもう決まったぜ‥‥‥)

P(パッションにしてやる！)

Cu「ウッヒョー！」
Pa「ウッヒョーゥ！！！」
Co「う、ウッヒョー…///」
あれ？

P「千秋、新しい衣装が来たから確認してきてくれないか？」

千秋「分かったわ」

P(さあ、お前の内なるパッションを見せてくれ！)

ｶﾁｯ

ウィンウィンウィンウィン

千秋「‥‥‥」

ガチャ


10分後

P「千秋、入っていいか？」

千秋「ええ」

ガチャ

P「‥‥‥ああ、いいんじゃないか？」

P(普通の黒いドレスだ‥‥‥変わってない‥‥‥失敗か？)

千秋「そう言ってもらって嬉しいわ。さあ、行きましょう。今日は大型ライブがあるでしょう？」

P「‥‥‥そうだな」

ライブ会場

P(結局千秋にあまり変化は無かった‥‥‥失敗したな‥‥‥)

千秋「‥‥‥行ってくるわ」

P「頑張って来い！応援してるぞ！」

たったった

千秋「あ、そうだわ。Pさん」

P「？どうした千秋？」

千秋「(｀・ω・´)bｸﾞｯ」

P「！？」

会場

ファン「千秋さまー！」

ファン「今日も凛々しい千秋様が見られるぞ！」

ファン「千秋！千秋！千秋！」

千秋「‥‥‥」

ファン「千秋さまだあ！」

千秋「みんなー！」

ファン「！？」

千秋「今日は千秋のライブに来てくれてありがとうー！！！！」

ファン「」

P「」

千秋「みんなどうしたの！？元気ないよ！！」

ファン「‥‥‥」

千秋「千秋のライブだよ！？もっと盛り上がろうぜ！！」

P「(゜д゜)」

千秋「いやでもね、確かにさ、いまの私を見て違和感あるよね」

千秋「‥‥‥でもね、今のアイドルをやってる私はなりたい私になれてるんだ！」

ファン「‥‥‥」

千秋「やっぱりさ、皆には本当の私を、なりたい私を隠さず見せたいの」

千秋「私は思うんだ‥‥‥」

千秋「ホントの自分をさらけ出すって凄く難しいよ？」

千秋「‥‥‥でもなりたい自分になるってもっと難しいと思うの」

P(なんか語り出したぞコイツ)

千秋「私は、今、本当の自分じゃなくて、なりたい自分になれた！」

千秋「親は反対だったよ？私がアイドルをやるの」

ファン「‥‥‥」

千秋「だから私は喧嘩した。たくさん喧嘩した」

千秋「それは良くないかもしれない‥‥‥みんなは悪く思うかもしれない‥‥‥」

千秋「でも人は、人には言葉が、音楽がある。」

千秋「心の中にはしまってばかりじゃ人は一生わかり合えないから」

千秋「その言葉を、その心を歌に、音楽に、手紙にして」

千秋「ぶつけていく必要があるの！」

千秋「私らしくないよね、分かってる」

千秋「‥‥‥でも人は笑いあって、泣きあって、喧嘩して‥‥‥でもちゃんと仲直りして」

千秋「‥‥‥そうやって分かりあっていくのが大事だから‥‥‥」

千秋「わたしはそう思う」

ファン「‥‥‥」

千秋「みんなは‥‥‥こんな私‥‥‥嫌かな‥‥‥？」

ファン「‥‥‥」

ファン「‥‥‥」

P「‥‥‥」

ファン「‥‥‥千秋は千秋だ！どんなに変わっても俺たちが好きになった千秋はただ一人だ！」

ファン「そうよ！私は千秋ちゃんがなりたい自分をさらけ出してくれて嬉しいの！」

ファン「俺たちは！千秋を！応援してるぞ！」

ファン「熱い千秋様もステキです！」

ファン「千秋！千秋！千秋！千秋！」

千秋「‥‥‥みんな‥‥‥みんなありがとう！！！」

千秋「こんな私だけど‥‥‥精一杯歌うから！」

千秋「みんなついて来い！！！！」

ファン「うおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」

千秋「いくぞ！私が！シンデレラガールだあああ！！」

ファン「うおおおおおおおおおおおおおおおお！！！」

パーン！(紙吹雪)

ファン「千秋！千秋！千秋！千秋！」











P「‥‥‥どうするんだよこれ‥‥‥収集がつかない‥‥‥」

P「パッションな千秋は危険だな‥‥‥一生封印しておくか‥‥‥」

P「まあ、気を取り直していくか！！」

今日はここまで

あと5人を予定してます