赤沢「あら、妹さん?」鳴「娘よ」(951)

教室

鳴「……」ガララ

?「」トコトコ

勅使河原「おう見崎。おはよ――って、誰だよその子供」

赤沢「見崎さんに瓜二つね。あ、でも髪色が違う。妹さんかしら」

鳴「違うよ」
  「ほら、挨拶しなさい」

?「さかきばらみさきですっ」ペコッ

赤沢「は?」

勅使河原「え?」

三組「え?」

恒一「おはよー……って!?」

美咲「あ! ぱぱー!」

赤沢「パパ!?」

美咲「ぱぱおはよー!」ダキツキ

恒一「お、おはよ。……ちょ、ちょっと見崎。何で連れて来てるの!?」ナデナデ

鳴「いいじゃない。隠す事でもないし、この子もきたがってたし」

恒一「で、でもこんないきなり――」

赤沢「待って! 説明! 説明してちょうだい!」

ソウダソウダ‐ フェアジャナイゾー

鳴「それじゃ、簡単に説明するね」
  「この子は私の娘で」

美咲「あははー」キャッキャ

恒一「……僕の娘です」

赤沢「はあああああああああああ!?」

彩野「こういっちゃんホントなの!?」

恒一「――うん。榊原美咲。美しく咲くって書いて美咲。今まで黙っててゴメンね」

赤沢「はああああああああああああああ!?」

望月「た、確かに髪とか面影はあるけど……」

赤沢「はああああああああああああああああ!?」

小椋「この子、三歳ぐらいだよね? あれ? どういう事?」

鳴「いろいろと事情があって……」

赤沢「はあああああああああああああああああああ!!」

有田「ちゃんと避妊しないからだよー」ウシシ

榊原「いや……そういうのは///」

赤沢「はあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

美咲「ぱぱ……あのひとこわい」ギュウ

榊原「赤沢さんちょっと黙って? 怖がってるから」

赤沢「」

勅使河原「と、とりあえずだ。話を整理しよう」
      「その子――美咲ちゃんはサカキと見崎の子供だと」

美咲「そうだよー」

勅使河原「マジで、二人の子供だと」

恒一「うん」

勅使河原「……マジか?」

鳴「しつこいよ。ちなみに私たち婚約したから」

マジカヨー ステキー フェアジャナイヨネ マカセロー

赤沢「ああああああああああああああああ」

美咲「」ビクッ

鳴「おい無能黙ってろ」

彩野「そ、そんなのおかしいよ! 私たちまだ中学生だよ? いきなりそんなおっきい子供いるわけないじゃん!」

タシカニ ソウダヨネー

美咲「ねーままー。みさきおっきいの?」

鳴「そうね。成長期だもの」

恒一「いつか僕より大きくなったりしてね」

美咲「おおー。みさきぱぱよりおっきくなる!」

鳴「ふふ。それじゃ頑張って人参食べれるようにならなきゃね?」

美咲「うん!」

恒一「じゃあ今夜のご飯は腕によりをかけて作らなきゃね」ニコッ

彩野「」イラッ
   「ちょっとこういっちゃん!」

恒一「あ、ああ、ごめん。それでなんだっけ?」

彩野「その子! 美咲ちゃんの事と婚約の話!」

勅使河原「俺も聞かせろよ」ワクテカ

オレモ ワタシモ ボクモ 

鳴「真実よ」ムフー

美咲「よ」ムフー

恒一「――うん。ここまできたら仕方ない。全部話すから、聞いてくれるかな?」

中尾「まかせろー」

恒一「そう、あれはまだ僕と見崎――鳴がいないものだった頃――」

恒一「二人っきりで過ごす日々の中で、いつしか僕らは惹かれあった」

恒一「授業を抜け出し、学校を出て、お互いの家を行き来して」

恒一「そうした時間の中で僕らは遂に体を重ねた」

小椋(なんでそうなる)

恒一『やっちゃったね……』

恒一『うん。でも私、初めてがあなたで良かった』

望月(語りまで……)

恒一『やっちゃったね……』

恒一『うん。でも私、初めてがあなたで良かった』

恒一『――鳴っ!』

恒一「そうやって僕らは夜を過ごした。何度も互いを貪りあって――気づけば朝日が僕らを包んでいた」

恒一「――そんな時。抱き合っていた僕と鳴の間に何かが居た。そう、それこそが――」

恒一「美咲だったんだ」

恒一「初めは驚愕したよ。なにせ状況が状況だからね。どこからか迷い込んだ子供かとも思ったけれど、その姿はあまりにも鳴に似すぎていた。そして僕らを親と呼んだ」

恒一「戸惑いの中、確信があったんだ。これは僕と鳴の子供だってね」

恒一「そして、僕らは婚約したんだ」

恒一「以上だよ」

美咲「ぱぱかっこいい!」

鳴「立派だったわ」

恒一「はは。ありがとう」

勅使河原「いや意味わかんねぇよ!」

勅使河原「だいたい話飛びすぎだろ! なんでいきなり婚約してるんだよ!」

恒一「男のケジメってやつさ」キリッ

小椋「つーかなんだよ間に居たって!」

鳴「だってそうだったもの。ねー?」

美咲「ねー」

恒一「信じられないかもしれないけど本当なんだよ。原因は――愛の力……かな///」

鳴「///」

美咲「きゃー!///」

望月(うぜぇ)


赤沢「――分かったわ!」

勅使河原「お、おう(復活したのか)」

望月「何が分かったの? 赤沢さん」

赤沢「これは全て――現象の仕業よ!」

ナンダッテー

赤沢「いきなり子供が出来るのも、恒一君が眼帯女と繋がったのも全て現象のせいと考えれば納得がいくわ」

小椋(いや後半はアンタのアシスト込でよ)

千曳「その通りだよぉ」

恒一「あ。千曳さん」

赤沢「ほらやっぱり! その子は鬼の子よ!」

恒一「あ? 今なんつったおい」

千曳「違うよぉ。その子のおかげで今年の現象は終わったんだよぉ」

彩野「え?」

勅使河原「ど、どういう事だよ!」

綾野な

恒一「ウチの美咲になんつったんだよオイ」

赤沢「騙されないで恒一君! その子は――」

千曳「――その子と似たような事例は過去にもあったんだよぉ。今思い出したんだよぉ。今年の厄災が終わった今だよぉ」
   「カップルの間に子供という形で出現し、その年の厄災を強制的に終了させる幸運の子供だよぉ」

マジカヨ ジャアモウシヌシンパイモナイノカ

恒一「体が覚えてるとか抜かしやがるようなビッチが美咲に触れないでくれ」

赤沢「ち、違うのあれは」

千曳「よかったよかったよぉ」

>>53マジだ気づかんかった……

鳴「でもこの子は私と恒一の子供です」

千曳「それでいいよぉ。大切にしてあげるんだよぉ」

恒一「はい」キリリッ

赤沢「クソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソがクソが」ガッガッ

中尾「ぶひいいいいいいいいいいいいい」

勅使河原「やったなサカキ! それに美咲ちゃんも!」

恒一「ああ。全部美咲のおかげだ」ヨシヨシ

美咲「えへへー」

スゴイゾー カワイイー

綾野「こういっちゃん」

恒一「ん? どうかしたの?」

恒一「ん? どうかしたの?」

綾野「さっきはごめんなさい。あたし何も知らない癖に酷いこと言っちゃって」

恒一「仕方ないさ。それに謝るなら美咲に頼むよ。僕は全然気にしてないから」ニコッ

綾野「うん――美咲ちゃん。疑うようなこと言っちゃってごめんね?」

美咲「? なんかわかんないけど、あやまってるならゆるしたげるー」ヨシヨシ

綾野「///」

千曳「これにて一件落着だよぉ」

赤沢「あああああああああああああああああ」ガンガン

中尾「いくうううううううううう」ドビュッシー

千曳さんの喋り方にツッコミ誰も入れないのかよぉ

書き溜めおわた

放課後

鳴「楽しかった?」

美咲「うんっ!」

勅使河原「ふーん。じゃあ今は見崎ん家に通い妻してるってわけか」

恒一「まあね。霧果さん――鳴のお母さんがあんまり料理とかしない人でさ。鳴もレトルトぐらいしか作れないし。美咲には美味しもの食べてほしいから」

美咲「ぱぱのごはんすごくおいしいんだよ! こんどてっしーにもたべさせてあげる!」

勅使河原「おお! 美咲ちゃんはママに似ず素直だなー」

鳴「……」ジロッ

恒一「あ、あはは」
   「それじゃ勅使河原、僕ら買出し行くからここで」

勅使河原「おう。美咲ちゃんもまたなー」

美咲「てっしーばいばーい」ブンブン


鳴「やっぱりこの子、性格は恒一似ね」

恒一「そうかな? 外見はまんまキミだけど」

鳴「人見知りしない所とか、そっくり」

美咲「なんのおはなし?」

恒一「美咲はパパとママ両方に似てるねってお話」

書き溜めしてくる
落ちてたら寝る

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

赤沢「…」
小椋「…」
綾野「…」
望月「…」

杉浦「……あの子って今年のもう一人じゃない?」

赤沢「!?」

杉浦「皆が受け入れすぎてるのも現象による記憶の改竄と考えれば……」

赤沢「死者を死に返さないと!!!!」

夜見の黄昏の、うつろなる蒼き瞳の

美咲「ただいまー!」

鳴「ただいま」

恒一「お邪魔します」

美咲「ぱぱだめだよー。いえにかえったらただいま!」

鳴「そうよ。ここは恒一と私と美咲の家なんだから」

恒一「……うん。ただいま」

美咲「へへー」

天根「ああ、おかえり。遅かったじゃないか」

美咲「あ。おばあちゃんただいま!」ダキ

恒一「すいません。晩ご飯の買出しに手間取っちゃって」

天根「そうかい。いつもすまないねぇ」

恒一「いえ、これくらいはさせてください。色々と無理をさせて頂いてますから」

天根「私も楽しんでるからいいんだよ」

霧果「――ちゃんと責任さえとってくれるなら私も構わないわよ」

恒一「」ビクッ

鳴「ただいま帰りました」

霧果「おかえり」

恒一「お、驚かせないでくださいよ」

霧果「そんなつもりはなかったのよ。それよりも、きちんと約束守ってね?」

恒一「はい。鳴と美咲は必ず僕が幸せにします」キリッ

鳴「///」

霧果「……そう。ならいいわ」

美咲「あ! きりかただいまー!」

霧果「美咲たんおかえりいいいいいいいいいいいいいいいいい!!! 霧果美咲たんいなくてさみしかったよおおおおおおおおお!!」ダキッ

鳴(また始まった……)ハァ

霧果「あああああ美咲たん! 今日は楽しかった? お外で遊んで楽しかった?」

美咲「うん! いっぱいおともだちできたよー」ニパー

霧果「きゃあああああああああ! 天使! この子は天使よ! きゃわいいいいいいいいいいいいいい!」ハァハァ

美咲「でもねー。きりかとおばあちゃんがいなかったからちょっとさみしかった」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

霧果「ぶっ!」プッシャー

恒一「ああまた鼻血が……」

美咲「だいじょうぶ?」

霧果「だ、大丈夫よ。……ちょっとお手洗い行ってくるわね」

美咲「いってらっしゃーい」

鳴(もう戻ってこなくていいわよ)

台所

恒一「ちょ、ちょっと待って鳴! それ塩じゃないって! 砂糖だよ!」

鳴「え?」ザー

恒一「ああ!」

鳴「ご、ごめんなさい。だって同じ色だったから……」オロオロ

恒一「……大丈夫だから。鳴はちょっと美咲と遊んでてくれる?」

鳴「はい……」


美咲「それでねー。きむらがすらいすでね、ゆみちゃんがぶりっじなの」

天根「おやおやそうかい。たくさんお友達が出来て良かったねぇ」

美咲「うん! あ。ままおかえりー」

天根「恒一君の手伝いはどうしたんだい?」

鳴「やっぱり私むいてないみたいで……」

天根「血筋かねぇ。あんたも霧果も料理はからっきしで」

鳴「私には恒一がいるから大丈夫」

天根「おやおや。そんな事言ってると他の娘に取られちゃうよ?」

鳴「……大丈夫だもん」

美咲「ままりょーりできないの? みさきままのごはんたべたいなー」

鳴「……ちょっと頑張ってみる。美咲の為に」ナデナデ

美咲「やったー!」ピョンピョン

恒一「出来たよー」

鳴「恒一。私頑張るから」

恒一「? うん」

霧果「ただいまー」ツヤツヤ
   「あら。今日は人参だらけね」テカテカ

恒一「はい。美咲の苦手克服の為に色々作ってみたんです。味は大丈夫なはずですから」

美咲「がんばる!」

鳴「あの……恒一、さっきのは」

恒一「あれもあるよ。せっかく鳴が作ったんだからちゃんと食べなきゃね」ニコッ

鳴「もう///」

ゆみちゃんがブリッジ

美咲「いただきまーす!」パクパク

鳴「きちんと噛んで食べなさいね」

美咲「ふぁーい」モグモグ

霧果「美咲たんこれもおいしいわよ」ネトー

鳴「一回口に入れたものを食べさせようとしないでください」

天根「本当においしいねぇ」

恒一「あはは。ありがとうございます」
   「美咲はどう?」

美咲「おいしいよ!」

恒一「よかった。どんどん食べてね」

美咲「うん!」

食後

天根「あとかたづけはやっとくから」

恒一「すいません。それじゃ僕はそろそろ――」

美咲「えー! ぱぱかえっちゃうの?」

恒一「うん。明日も学校だし、家の人も心配してるだろうから」

美咲「やだー! きょうはぱぱとねるのー!」ジタバタ

霧果(あ。パンツ見えた)ブシャー

鳴「美咲。我侭言っちゃだめよ」

恒一「うーん」

美咲「だめなの?」ウルウル

霧果(涙目の美咲たんマジ天使)ハァハァ

恒一「じゃ、じゃあちょっと待ってね」ピポピポ

恒一「あ。おばあちゃん? 今? うん、鳴の家。大丈夫、ちゃんとやってるから」
   「それでね。今日ちょっと……うん。美咲が……ほんと? ありがとう。うん、怜子さんによろしくね」

美咲「……」

恒一「ごめん。今日泊まっていい?」

鳴「! いいの?」

恒一「僕もたまにはね。二人と一緒にいたいし」

美咲「やったー!」

霧果「ちっ」

美咲「じゃあね! じゃあね! きょうはいっしょにおふろはいろうよ!」

恒一「ええ!? それは」

鳴「いいじゃない。たまには娘に洗ってもらいなよ」

美咲「ね? ね?」

恒一「まぁいいか。じゃあ一緒に――」

霧果「駄目よ!!!」

美咲「えー」

霧果「美咲たんと一緒にお風呂に入るのは私の役目よ!」

天根「もう。いい加減にしないかねこの子は」フキフキ

霧果「美咲たんも霧果と一緒がいーよねー?」

美咲「きょーはいや」

霧果「」

鳴(ざまあ)

恒一「え、えーっと」

天根「まったくもう。この子は片付けとくから、行ってきなさい」

恒一「はい。じゃ、行こうか」

美咲「はーい」

鳴「んじゃ私は寝床の用意しとくね」

恒一「よろしくね」

風呂

美咲「ぱぱきもちいい?」ゴシゴシ

恒一「うん、凄くいいよ。そこそこ、もっと強くお願い」

美咲「はーい」ゴシゴシ
   「ぱぱの(背中)おおきいねー」

恒一「はは、そうかな。――もういいよ。次は僕がしてあげるね」

鳴「」キキミミー

美咲「あはは。くすぐったいよぉ」

恒一「我慢我慢。ほら、動いちゃダメだって」

美咲「はーい」

鳴「」ヌギヌギ

恒一「はい。流すから目ぇ瞑って」

美咲「」ザバー
   「」プルプル

恒一「じゃあ湯船に――」

鳴「」ガラー

美咲「あ。ままだ」

恒一「め、鳴!? なんでいきなり」

鳴「べつに……」プイ

美咲「ままもあらってあげるー」

鳴「そうね。お願いしようかしら」

恒一「じゃ、じゃあ僕はお先に湯船に……」マエカガミー

鳴「……えっち」

美咲「?」

鳴「三人で入ると流石に狭いね」

恒一「そ、そうだね(お尻すべすべだ)」ムクムク

美咲「でもたのしーよ」

鳴「そうね」グイ

恒一(!? 体重をかけてきた!? こ、これじゃ)

美咲「ぱぱどうしたの?」

恒一「な、なんでもないよ」

鳴「ふふ。ほんと……変なパパ」グイグイ

寝室

恒一(結局、イジメられただけ……)ハァー

鳴「それじゃ、もう寝ましょ」

美咲「はーい。ぱぱこっちだよー」ポンポン

恒一「うん」ゴソゴソ

鳴「じゃ、電気消すね」

パチ

美咲「えへへー」

恒一「そういえばこうやって三人で寝るのって久しぶりじゃない?」

鳴「そうだね」

美咲「いっつもいっしょがいいのに」

恒一「……ごめんね」

鳴「恒一……」

恒一「もう少しだけ待ってて。そうしたら、ずっと一緒だからね。今だけは――」ギュ

美咲「……うん。こんかいはとくべちゅにゆるしますっ」ギュギュー

恒一「はは」

美咲「」スースー

鳴「寝ちゃったね」ツンツン

恒一「だね。じゃ、そろそろ僕たちも……」

鳴「そうね。おやすみなさい」

恒一「…………うん。そうなるよね」ビンビン

鳴「それはまた今度。明日も学校でしょ」

恒一「はい。――それじゃ、おやすみ」

鳴「うん」

そして夜はふけていく――

霧果「」ゴクゴク
   「ぷはっ」

霧果「ふぅ……美咲たんの入ったお湯。美味しい」ペロペロ

霧果「ちょっと濁りがあるけど」チューチュー

霧果「こうやって美咲たんおぱんちゅでろ過すれば――」ゴクゴク

霧果「甘露甘露」ペロリーヌ

なんで霧果こんな設定になっちゃったんだよ・・・

赤沢宅

赤沢「今日は少し取り乱してしまったわ」
   「気づいたら放課後で何故か木村しか居なかったし」

赤沢「明日はきちんと対策立てて、あの眼帯チビと眼帯じゃないチビから恒一君を取り戻さなきゃ」

赤沢「そしたら――」

赤一「泉美。あの根暗眼帯チビにかけられた呪いを解いてくれてありがとう。結婚しよう」
赤沢「でも貴方と根暗眼帯チビの間には子供が……」
赤一「そんな事関係ないよ。結婚しよう」
赤沢「恒一きゅん……」
赤一「イズミーヌ……」

チュ

赤沢「なーんちゃってなーんちゃってきゃあああああ!」ニヤニヤ

赤沢「よし! 頑張れ私!」

――――

切りいいしここまで
残ってたらまた

今起きた
出かけるから再開は夜で

>>254
絶対完結させろよ

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

保守はまかせろー

ただいま
鳴たんスリーブ何処にも売ってなかった……

はよ

学校

恒一「おはよー」ガララ
鳴「……」

望月「おはよう。あれ? 美咲ちゃんは?」

恒一「来てないよ。昨日はたまたま鳴が連れて来ちゃったから……」

小椋「なーんだ。残念」

鳴「美咲も来たがってたんだけどね。恒一がダメって」

きたああああ

綾野「遠慮することないのに」

勅使河原「そうだぜー。いわばあの子は俺たちを救ってくれたんだから」

恒一「流石に子供連れで登校はやばいよ」

綾野「じゃあ今度美咲ちゃんと遊びにいこうよ! いいでしょ?」

恒一「そういう事なら是非。あの子も喜ぶだろうしね」

勅使河原「じゃあ今週の日曜日にでも――」

赤沢「おはよう」

小椋「あ。おはよ泉美。珍しいじゃんこんな時間なんて」

赤沢「ちょっと対策をね。それで何の話してたの?」

綾野「みさきっちゃんの事」

赤沢「……ふぅん」
   「ちょうどいいわ。恒一君」

恒一「何かな無能沢さん」ニコッ

そりゃ自分の嫁と娘を目の前でボロクソ言われたらキレるわw

赤沢(ぐッ! や、やっぱり怒ってる――でも恒一きゅんに怒られるなんて……濡れちゃうわ///)ジュン

赤沢「昨日の事、謝りたいの。ごめんなさい」ペコッ
   「私ちょっと混乱してたみたいで……美咲ちゃんを怖がらせたり、酷い事言っちゃって……」

赤沢「でもあれは本心じゃないの。許してなんて言えないけど……」

恒一「akatherさん……」

赤沢(よっし!)

赤沢「腐れ眼帯――見崎さんもごめんなさい」ペコ

鳴「……ううん。美咲も気にしてなかったし、恒一が許すなら別に……」チラッ

恒一「僕も、鳴がそう言うなら」

赤沢「! ありがとう二人とも」
   (目でマイダーリン恒一きゅんと会話してんじゃねぇよアイパッチ女)
   (ともかくこれでファーストミッションはコンプリーツ。次は……)

このあかざーさんじゃ無理や…

望月「じゃあ何処にいこうか。せっかく美咲ちゃんも来てくれるんだから……」ウーン

勅使河原「んじゃ海とかどうよ? 夏だし」

綾野「いいねー」

鳴「美咲も行ってみたいって言ってた」

小椋「たまにはいいこと言うじゃない。でも海だったら車とか……」

赤沢(――チャンス!)

赤沢「それじゃ私の家の車を出すわ。お詫びもかねてね」

望月「良いの?」

赤沢「ええ。罪滅ぼしじゃないけど、お詫びぐらいさせてちょうだい」チラッ

勅使河原「でもこの人数じゃ一台じゃ足りなくねー?」

恒一「じゃあ怜子さんに頼んでみるよ。怜子さんも美咲に会いたいって言ってたしちょうどいいや」
   「赤沢さんも、わざわざありがとうね」ニコッ

赤沢「気にしないで」
   (っしゃ!!!)

キーンコーンカーンコーン

望月「あ」

久保寺「皆さん席についてください(今日はみーたん来てないのかよ糞が)」

綾野「じゃあ詳しい話は後でね」

勅使河原「おう」

久保寺「それでは出席を――(ああメンドくせぇ……中学生なんてババアじゃねえかよ。やっぱ幼女だな)」

赤沢(よっしゃ! これであの子にもエンカウントできる! ふふ。風向きは完全にこっちに来てる)
   (それに行き先は海! あんなまな板洗濯板なんて私のナイスバデーには勝てない! マイスイートも私のおっぱいで……)

赤一(な、なんて素晴らしい肢体なんだ! あんなペッタンコとは比べモノにならないよ! 結婚しよう!)
赤沢(そんな……もうっ! 恒一のえっち)
   (でも……あなたになら、いいよ?)
赤一(イズミーニャ! 結婚しよう!)ガバァ
赤沢(ああ! こんなところでなんて!)

赤沢「うふふふふふふふふ」

久保寺「うっせーぞババア」

赤沢「ハッ! す、すいません!」

杉浦(? 何か様子おかしいわね泉美)

昼休み

恒一「それじゃ食べようか」

鳴「うん」

小椋「おぉ! お揃い弁当なんておアツイねぇ榊原夫妻は」ニヤニヤ

恒一「あはは。今に始まったことじゃないんだけどね」

綾野「美味しそー。見崎さん一個分けてよー」

鳴「駄目」ムシャムシャ

    /      . : : :  . : : :  . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゙、
.    /      . : : : : . : : : : . : : : : : . . . .          ハ
    '     .:  . : : : . . : : : : . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . . : : :.
   '    . : . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :  : : :',
  '    . : . . : : : : : : : : : : : : : : : : : :,ィ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : i!
. ,'    . : : . : : : : : : : : : : : :.∧|、: : ,' |: : : : : : : : : : : : : : : : : : :|lii!
 .   . : : : : : : : : : : : : : : :/-リ-、: |=ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : / li!

 |   . : : : : : : : : : : : : : :Ⅳィ≠≠i{ニ∨: : : : : /!:.,イ: : : : : : ,'  li!

 l   : : : : : : : : : : : : : : :|介!弋::ノ::}ヾミ l:/!: : : /r!//: : : : : :〈   l!
 l  :. : : : : : : : : : : : : : : :l!ヾ乂:ツソ ` |' |从/// ,': : : : : : : !   |!
 ∨ : : : : : : : : : : : : : : : :、ド、´¨""´    Yiソ/  イ/: : : : : : |    i!
.  ∨: : : : : : : : : : : : : : : |ム===='" ̄ ̄ヽ! ゝ、_,.:': : : : : : : !   |  モグモグ…
   `}: : : : : : : : : : : : : : :.! ヽ        '  ゙̄フ: : : : : : : : :!   i!  恒一のお弁当は私のもの
  ノ-!: : : : : : : : : : : : : : |\  ο ノ‐_-   "7: : : : : : : : :,    |!   モグモグ…
   _/ノ!: : : : : : : : |: : : : :!   ヽ       _..ィ": : : : : : : : :j     .l|!
      |ト: : : :!: : : !、: : :.∧    `> 、.. -‐:.´: : : : : : : : : : : : '     l!|
     ヽヽ: :.!ヽ:.∧\: :.ヘヽ、 ,'、: : : :,ィ:,: : !//!: : : : : : /:.,'    lil|

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 \   ∨三三三三i、 |:::`":::::::|:::゙;::\::\ニニ!`ヽ、  `ー=''"

綾野「えー」ブーブー

恒一「僕の食べる?」

綾野「いいの? じゃああーん」アー

恒一「はい」ヒョイ

綾野「うわ! おいしー!」モグモグ

鳴「……」ゲスッ

恒一「痛い!? な、何で蹴るの」

鳴「……何でもない」プイ

小椋「あはは嫉妬してる見崎さんカワイー!」プニプニ

綾野「いいなあこんなお婿さん。ねぇねぇ、ちょっと私にこういっちゃん貸してー?」

鳴「やだ」

綾野「ちぇー」
   (……ま、仕方ないかな。みさきっちゃんもいるし)

恒一「そうだ、二人も一緒に食べようよ。海の事も話しときたいし」

小椋「んじゃ私勅使河原達呼んでくるね」タタタ

綾野「あ。私も行く」
   (ちゃんとフォローしときなよ、こういっちゃん)

鳴「……私は、二人っきりが良かったのに」

恒一「大丈夫。変な心配しなくても、僕は鳴一筋だよ」キリッ

鳴「……バカ///」

綾野「おまたせー」

勅使河原「わりーな。お邪魔させてもらうぜー」

赤沢「あら。美味しそうね」

鳴「恒一の手作りなの」モシャモシャ

赤沢(つまりマイスイートの体液とか垢とかで味付けされてるのね)
   「そうなの。ちょ、ちょっと食べさせてくれない?」

恒一「あ、うん、でも……」チラッ

鳴「」パクパク

綾野「もう。駄目だよ泉美、あれは鳴ちゃん専用なんだから。私は貰っちゃったけど」テヘヘ

恒一「ごめんね、赤沢さん」

赤沢(ノオオオオオオオオオオオオオオオオ!!! ホーリィシット!! しかしここでごねてマイエンジェルの機嫌を損ねる訳にはいかない……)

赤沢「気にしないで」キリリ

中尾「あ、赤沢様。俺の弁当食べてくださいませんか?」

赤沢「え?」

勅使河原「え?」

望月「え?」

小椋「は?」

綾野「は?」

恒一「ん?」

鳴「え?」

中尾「な、なんだよ」

勅使河原「いや、何でお前が……」

小椋「ストーカーか?」

中尾「ち、ちげぇよ!」

杉浦「ごめんなさい。私も加わっていい?」

赤沢「多佳子ならもちろん」

小椋「いいよ。ね? 榊原くん」

恒一「うん」

望月「ここ座りなよ」ガタタ

杉浦「ありがと」

中尾ってだれだっけ?

中尾「お、俺も……」

小椋「えー」

綾野「あんたただ泉美狙いでしょ。今回の趣旨はみさきっちゃんを楽しませることなんだよ」

赤沢「気持ち悪い」

中尾「な、何で……昨日はあんなに激しく何時間も攻めてくれたのに……」

恒一「え?」

赤沢「何フカシこいてんだよスライスすんぞ木村」

>>410

> 綾野「あんたただ泉美狙いでしょ。今回の趣旨はみさきっちゃんを楽しませることなんだよ」
>
> 赤沢「気持ち悪い」
あれ、赤沢さんは・・・?

中尾「そ、それに美咲ちゃんなら昨日仲良くなったし!」

望月「え? ロリコンだったの木村君」

恒一「おいちょっと屋上いこうぜ」

鳴「手伝う」

中尾「違う! 俺はオッパイが、赤沢ッパイが好きなんだ! 信じてくれ!」

赤沢「おい」

小椋「つーか木村美咲ちゃんを喜ばせられるの? 無理じゃね?」

中尾「ふふ。いいだろう、見せてやるよ。美咲ちゃんを虜にした渾身のギャグを」

勅使河原「ギャグ?」

中尾「いくぜ――中尾……」

中尾「スライスッ!」スルルーン

綾野「ぎゃあああああああああ」

望月「きゃああああああああ」

ナカオガー イヤアアア!! キモーイ

中尾「どうよ?」シュルシュル
   「昨日美咲ちゃんに見せたら馬鹿ウケでよー」ガシッ

恒一「ウチの娘に何てもの見せてんだよテメェ」

中尾「え? だ、だって喜んでたし……」

鳴「喜んでると思っただなんて……典型的犯罪者の台詞よね」

勅使河原「擁護できねーぞ」ウップ

中尾「ち、違う! 信じてくれよ! 赤沢様!」

赤沢(あ。ちょうちょ)ボケー

恒一「覚悟しろよ」

中尾「う、うわあああああああ!!!」

タバコ離席

由美ちゃんブリッジてパンツ丸見えってことですね

望月「ホントに木村になっちゃったね、スライス君」

勅使河原「まあそんなのほっといて話しよーぜ」

綾野「そだね。とりあえず行くのは私と由美。泉美と多佳子とてっしーもっちー、榊原家かな?」

赤沢「(その帰りには榊原家の構成は変わってるでしょうけど)そうね」

恒一「あと車を出してくれる赤沢さん家の人と、怜子さんかな」

望月「ホントに怜子さん来てくれるの?」

恒一「そこは心配しなくても大丈夫。場所だけど――」

ワイワイ

鳴(美咲……今頃何してるのかな)ボー

夜見の(ry

霧果「美咲ちゃあああああああああん!!! 今度はこっち!! このお洋服着てみましょう!!!」

美咲「ひらひらだー」

霧果「イヤッはあああああああああああ!!」パシャシャシャシャ

美咲「へんしん! せーらーむーん!」キメッ

霧果「キャンワイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」パシャシャシャシャシャ

霧果「つ、次はこっちのを――」ハァハァ

美咲「きりかもうつかれたー」ダルー

霧果「ハッ! ご、ごめんね? 霧果のこと嫌いにならないでぇ」

美咲「ならないよー。きりかすきっ」ニコー

霧果「(うおおおおおおおお!!!)じゃ、じゃあご飯にしましょうか。パパが作っておいてくれてるから」

美咲「おー! きりかだっこして」

霧果(もう死んでもいいわ)ダバー

美咲「ごちそーさまでした」

霧果「はい、お粗末様」
   (後でスプーンとお茶碗とコップ回収しなきゃ)

美咲「そういえばおばあちゃんは?」キョロキョロ

霧果「お出掛け中よ。今日はお店も休みだから」

美咲「それじゃあいまふたりっきりなんだね」

霧果「…………………………そうね」フヒヒ

霧果(そう。今は二人っきり。だれも私を止められはしない)
   (例え私が美咲たんをペロペロしようと、パンツを脱がせて被ろうと)
   (ふひひ)

美咲「? どーしたの?」

霧果「な、なんでもないわよ美咲たん」

美咲「へんなかおしてたよ? どっかいたいの? かぜ?」ペト

霧果「!」
   (美咲たんのエンジェルハンドライトが私のおデコに! 目を瞑ったエンジェルフェイスが目の前に!!)
   (イ く し か ね ぇ!)

美咲「んー。おねつはないみたいですねー」

霧果(んー)チュー

美咲「もうちょっとまってくださいねー」

霧果(もうちょっとよ! 美咲たん初めての相手は恒一ではない! この霧果だああああああ!)ムチュー


天根「ただいま」

美咲「あ。おばあちゃんおかえりー」タタター

霧果(BBAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!)

天根「ただいま。ほら、お土産だよ」

美咲「わー! ありがとー!」

天根「……それで、何してたんだい?」ジロリ

美咲「あ! きりかがね、へんなの!」

天根「もとからだよ」

天根「あとは私が見ておくから、美咲はテレビでも見てなさい。いいとも終わっちゃうよ」

霧果「え?」

美咲「あ、そうだった! それじゃおねがいね!」ピュー

霧果「……」

天根「……」

霧果「……私もいいとも見てこよ」

天根「おい待てよ変態」ガシッ

アシタモミテクレルカナー?

美咲「いいともー!」

美咲「ふー」
   「なんかつかれちゃった……」ネムネム

美咲「ぱぱもままもいないから、きりかといっしょにねよう」テクテク

美咲「……いまなにしてるのかなぁ」ポケー

放課後

恒一「んじゃ帰ろっか」

鳴「うん」

ガララー

三神「ちょっと榊原君、来て」コイコイ

恒一「え? あ……」

鳴「いいよ。私昇降口で待ってるね」

恒一「ごめん。すぐ行くね」タタター

廊下

恒一「お待たせしました。何ですか三神先生」

三神「その……今は怜子でお願い」

恒一「いいんですか?」クスッ

怜子「だって恒一君、今日も帰ってきそうにないんだもの」

恒一「昨日は少し美咲がごねたんですよ。今日は帰ります、多分」

怜子「その美咲ちゃんは今日も向こうの家に?」

恒一「はい(まさか……)」

怜子「……っざけんなよ」ボソッ

恒一「へ?」

怜子「こちとらタダでさえストレス溜めてるってのによぉ……愛しのみさちゃんにはサッパリ会えねぇし……」

恒一「ちょっと、怜子さん落ち着いて――」ガシッ

怜子「あ?」ギロッ

恒一「なんでもないです」フルフル

怜子「――ねぇ、恒一クン? お願いがあるのだけど」グググッ

恒一「痛い痛い僕に出来ることなら何でもしますから」

怜子「美咲ちゃん連れて来てくれる?」

恒一「ですよねー」

怜子「じゃ、おねがいね」パッ

恒一「は、はい」

怜子「とびっきりおめかししなきゃ。あ、お母さんにも連絡して、ケーキ何かも用意しちゃお」ルンルン

恒一「……はぁ」

赤沢(ふふふ。今日の立ち回りは中々だったわね……)
   (でも焦っちゃだめよ泉美! 少しづつ、タゲが感づかないように攻略するのよ!)

杉浦「泉美」

赤沢「ん? どうしたの多佳子」

杉浦「何か様子おかしいけど大丈夫?」

赤沢「そそそそそんな事ないわよ? もう多佳子ったらお茶目さん!」ワタワタ

杉浦(挙動不審……)

杉浦「何か悩み?(だいたい察しはつくけど)」

赤沢「べべべ別にぃ?」

杉浦「……そう」
   (ま、いいか。何かあったらそれとなくフォローすれば)

赤沢「じゃ、じゃあ帰りましょ!」

杉浦「はいはい(可愛いなあ)」

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

帰り道

恒一「そう言うわけで、今日は美咲僕ん家に連れて行きたいんだけど……」

鳴「私はいいけど――問題は霧果ね」

恒一「そうだよねぇ……」ハァ

鳴「まぁ美咲がどう言うかしだいかな。あの子恒一の家にはあんまり行った事ないし」

恒一「美咲が嫌って言うならいいよ。無理強いはしたくないし」

恒一「……いつかちゃんと、三人で一緒に暮らそう」ギュ

鳴「――うん。私も美咲もそう思ってる」ギュ

恒一「そんなに遅くなるつもりでもないから。待っててくれるかな?」

鳴「ずっと待ってるよ。でも無理しちゃ嫌。恒一、結構危なっかしいから」

恒一「あはは。鳴に言われたくないな」

鳴「ふふ」

イチャイチャ


勅使河原(こ、声掛けずれぇ……)コソコソ

風見(確かに……)コソコソ

望月(あ、風見君いたんだ)コソコソ

夜見の(ry

美咲「ぱぱのいえ?」

恒一「うん。いやならいいけど」

霧果「駄目よ!!! 絶対駄目!!!!」

天根「あんたは大人しくしてなさい」ガシッ

美咲「んー……いく!」

霧果「いやああああああああああああああああ!!!」ジタバタ

鳴「じゃ、早く行こ」イソイソ

恒一「え? 鳴も?」

鳴「当然でしょ。あんなのと一緒は嫌」チラッ

霧果「うわあああああああああああん!!! もう生きていけないいいいいいいいいい!!!」

美咲「よしよし」ナデナデ

天根「あれはしばらくほっときなさい。仕事も溜まってるんだ」

恒一「す、すいません! ずっと美咲のお世話を――」

天根「いいよ、楽しいからねぇ。あれは美咲の写真を撮ったりしてるだけだから」

恒一(サボリかよ)

天根「はい、これ持って行きなさい。町内会で貰った美味しい野菜だよ」ポン

恒一「ありがとうございます」

天根「そっちの人にもよろしくね。近いうちに挨拶に行くから」

恒一「はい。伝えておきます。――美咲ー、そろそろ行くよー」

美咲「はーい。じゃあきりかまたねー」パタパタ

霧果「ノオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

三神家

恒一「ただいまー」

鳴「ただいま」

美咲「ただいまー」

祖母「はいはいお帰り。鳴ちゃんも美咲ちゃんも」

鳴「今日はお世話になります」ペコ

祖母「そんな固くなくていいのよぉ。ここはもう鳴ちゃんの家でもあるんだから」ニコニコ

鳴「……はい」

美咲「おばーちゃんこんにちわー」

祖母「はい、こんにちわ。会うのは久しぶりだけど相変わらず元気だねぇ」ナデナデ

美咲「みさきはいつでもげんきだよー!」ムフー

祖母「それは何よりだねぇ」

恒一「これ、天根さんがお土産だって」スッ

祖母「あらまあ。気を使って頂いて」

鳴「気にしないでください。恒一にはお世話になってますから」

恒一「近いうちに挨拶に来るってさ」

祖母「じゃあその時にでもお礼を言わないと。――それにしても」

恒一「?」

祖母「恒一ちゃんもすっかりお父さんだねぇ。少し昔の洋介さんに似てきたよ」ウフフ

恒一「そ、そうかな?」


怜子「おかえりー」

美咲「あ! れーこだ!」ダダダー

怜子「みさちゃん久しぶりー! 会いたかったわー」ギュギュー

美咲「みさきもー!」

鳴「今晩は」

怜子「今晩はー。鳴ちゃんも久しぶり――ってのは違うか」アハハ
   「今日は三神先生じゃなくて怜子さんでよろしくね。私、公私混同しないタイプだから」

鳴「はい」

恒一(嘘つけ)

食卓

祖母「今日は美味しいもの一杯作ったからね。遠慮せずにどうぞ」

怜子「食後にはケーキもあるよ」

美咲「けーき!」

怜子「後で一緒に食べようねー」

美咲「うん! じゃあ、いただきまーす!」パクパク

祖父「これこれ。急いで食べるもんじゃないよ」
   「ほれ、ご飯粒が付いとる」ヒョイ

美咲「ん……。おじいちゃんありがとー」ニコッ

祖父「いいんだよ。良く味わってな」

祖母「」ニコニコ
祖父「」ニコニコ

怜子「みさちゃんが来てから、おじいちゃんのボケもすっかり治っちゃって」

鳴「そうなんですか」

怜子「……鳴ちゃんも明るくなったよね」

鳴「そう……でしょうか」

怜子「うん。やっぱあれ? 愛?」ニヤニヤ

鳴「ッ! ――そう、かも……しれません///」チラッ

恒一「?」モグモグ

怜子「で? で? どうなのよ。恒一君は」

恒一「ちょっと怜子さん。変な事聞かないでくださいよ」

怜子「でも恒一君も気になるでしょ?」

恒一「酒臭ッ!? 飲んでるんですか?」

怜子「軽くよ軽く。で? 鳴ちゃん答えは?」

鳴「とても……優しくシてくれます///」

怜子「」

恒一「ちょ、ちょっと!?」

美咲「あはは。ままおかおあかーい」

祖母「あらま。これお酒じゃないか。鳴ちゃん飲んじゃったのかい?」

鳴「///」コクン

恒一「ちょっと怜子さん!」

怜子「優しくシてるのかー。青春だねぇこのこのー」

恒一(ダメだこいつ……早く何とかしないと……)

食後

怜子「みさちゃん、ショートケーキとチョコレートケーキどっちが好き?」

美咲「りょうほう!」

怜子「そっかー。じゃあ半分こしよっか?」

美咲「うん!」

鳴「恒一くぅん///」

恒一「(酔った鳴も可愛いなあ)ほらしっかり。美咲が見てるよ」

怜子「ほら見てみさちゃん。パパとママラブラブねー」

美咲「ほんとだー! みさきもらぶらぶしたい!」

怜子「じゃあ叔母さんとラブラブだー!」ギュー

美咲「らぶらぶー!」ギュギュー

怜子(やっぱり小さい子はいいわぁ……心が癒される)クンカクンカ

怜子「ねえみさちゃん。一緒にお風呂入ろうか」

美咲「うんいいよ! せなかながしてあげる」

怜子「ほんと? ありがとー」ギュー

祖母「鳴ちゃん大丈夫かい?」

恒一「た、多分」

鳴「///」スリスリ

祖父「早く寝床に連れて行ってやりなさい。恒一の部屋に布団敷いてあるから」

恒一「うん。鳴、立てる?」

鳴「だっこ///」

祖母「あらまあ」ニヤニヤ

恒一「ちょ、何を」アセアセ

鳴「はやくぅ」

恒一「――ああもう」グイッ

怜子「わー。お姫様抱っこなんてやるねぇ」

美咲「やるねぇ」

祖父「美咲の方はこっちで見てるから、早く休ませてこい」

恒一「う、うん(後で覚えといて下さいね怜子さん)」

鳴(いいにおい)クンクン

恒一の部屋

恒一「ふぅ……ほら着いたよ鳴。いつまでしがみついてるの」

鳴「ずっと///」

恒一「もう……」

鳴「恒一ぃ///」スリスリ

恒一「……」

鳴「好き。好きだよこういちぃ///」クンクン

恒一(やべぇ勃ってきた)ムクムク

風呂

美咲「れーこのおっぱいおっきー!」

怜子「でしょ?」プルン

美咲「ねぇねぇ。触っていい?」

怜子「いいわよー。でも優しくね?」

美咲「やったー! えい!」ムギュ

怜子「ん……ッ、もっと、優し……くンアッ!」

美咲「おー。ぽよぽよだー」ムニムニ


望月「――この気配! 三神先生か!」キュピーン

カポーン

怜子「二人だとちょうどいい広さねー」

美咲「ねー」

怜子「……ねぇみさちゃん」

美咲「んー?」ブクブク

怜子「パパとママ、好き?」

美咲「だいすき!」ニコー
   「あのね。みさきおおきくなったら、ぱぱのおよめさんになってままのおむこさんになるの!」

怜子「あはは。――そっかぁ。うん、じゃあおっぱい大きくならないとね」

美咲「れーこよりおっきくなるもん!」

怜子(いらない心配だったわー)

美咲「おばーちゃんお風呂いいよー」ホカホカ

祖母「あらら。わざわざありがとうねぇ」

怜子「? 恒一君と鳴ちゃんは?」

祖父「部屋だ。お前のせいだぞ」

怜子「反省してまーす」

美咲「まーす」

祖母「もう……」

祖父「ほれ美咲。アイスでも食べなさい」

美咲「やったー! ありがとー!」

怜子「私二人の様子見てくるね」スタスタ

美咲「いってらっしゃーい」ペロペロ

怜子(さーて。恒一君と鳴ちゃんは大丈夫かなー……)ヌキアシサシアシ

怜子(人の目の前であんだけイチャつけるんだから、二人の時とか凄いんだろうなぁ)シノビアシ

怜子(邪魔しちゃ悪いし、そーっと……)チラリ


恒一「鳴! 鳴!」パンパン

鳴「いいっ……よぉ! もっとしてぇ!」パンパン


怜子「oh……」

怜子(まさか最中だなんて……/// やるわね恒一君)

鳴「んぁ! そ、そこっ、そこもっ、と……!」

恒一「鳴! 好きだ!!」パンパン

怜子(恒一君激しい……)ジュン

恒一「鳴! 膣内(ナカ)に射精(だ)すぞ!」パンパン

鳴「うんっ! 来て!」

恒一「うをおおおおおおおおお!」ドビュッシー

鳴「ああっ! 出てる、奥に……」ビクビク

怜子「恒一君……」クチュクチュ

美咲「あ! おかえりー」

祖母「ずいぶん遅かったけど、二人はどうだった?」

怜子「うん。大丈夫そうだったよ。二人でイチャイチャしてた」
   (まさか三回戦もするなんて……)

祖母「お父さんも寝ちゃったし、私もそろそろ眠くなっちゃったよ」
   「美咲ちゃんはお父さん達の所戻るかい?」

美咲「うーん」ムムム

怜子「ま、まだここ居てもいいんだよー? 私とお話しよう?」
   (流石に今行かせるのは不味い!)

美咲「んじゃそうするー」

怜子(っぶねー)

祖母「そうかい。怜子、ちゃんと見ときなさいよ」

怜子「はーい」

美咲「おばーちゃんおやすみー」

祖母「はい。じゃあまた明日ね」

スタスタ

レーちゃん「ドーシテwwwwwwれーちゃんwwwwwww」

美咲「おおー!」

怜子(相変わらずウッセェな)

ガララ

恒一「あ。すいません怜子さん、お世話しててくれたんですね」

美咲「ぱぱ。ままは?」

恒一「今お風呂入って寝てるよ。美咲はどうする?」

怜子「今日は一緒に寝るんだもんねー?」

美咲「ねー」

恒一「それならお願いしますね。――ああ、あと怜子さんって日曜日暇ですか?」

怜子「うん。なんで?」

恒一「皆で海に行こうかって話なんですけど、運転手お願いできないかなって。美咲も一緒なので」

美咲「うみ!? うみつれてってくれるの!?」

恒一「うん。勅使河原たちも一緒だけど」

美咲「いく! うみ!」

怜子「そういう事ならもちろん。大船に乗ったつもりで任せなさい」

恒一「ありがとう怜子さん。詳しい事は明日にでも」ファア

美咲「うみー。おおきいうみー」

恒一「それじゃおやすみ。美咲、あんまり夜更しするとだめだよ?」

美咲「はい! みさきいいこ!」

怜子「おやすみー」

恒一「怜子さんも、お酒とか飲ませないように」ジー

怜子「……楽しんでたくせに」ニヤリ

恒一「な!? なななにを!?」

美咲「?」

恒一「お、おやすみなさい!」ダダダー

怜子「ふふふ」

美咲「ねー。なんだったの?」

怜子「んー……みさちゃんが大人になったら分かるコト」

美咲「?」

離れ

怜子「それじゃ、電気消すよー」

美咲「はーい」

パチ

美咲「れーこ。はやくはやく」

怜子「みさちゃんは意外と寂しがり屋さんねー」モゾモゾ
   「はい、ぎゅー」

美咲「やわらかーい」

怜子「良く寝れそう?」

美咲「zzzz」

怜子「って早!」

赤沢宅

赤沢「駄目だよぉ恒一きゅん……そんなにしたら壊れちゃう……ぐふふ」ムニャムニャ

赤沢「あん、止めちゃいやぁ……もっとしてぇ。イジワルしちゃだめぇ」ムニャムニャ

赤沢「んふふ。一杯でたね」ムニャ


赤沢兄「うるせぇ……」

三神宅

怜子(私の勘が確かならまた……)ソー


恒一「くっ……! いいよ鳴!」

鳴「こうふぃちくん、もっひょちゅきあげひぇえ!」ズンズン

怜子(凄い……まだあんなに)グチュグチュ
   (私どうしちゃったんだろう。あの二人が、 恒一君がシてるのをみたら……)グチュ

鳴「いきゅ! いっひゃうよぉ!」

恒一「僕もイクよ! また膣内に出すからね!」

鳴「だしてぇ! いっぱいちょうだい!」

怜子(いいよ! 恒一くん! 恒一!)クチュクチュ

恒一「く……ぅ!」ドビュッシー

鳴「あ――んぁ、ああ……」

怜子(いきゅうううううううううううううう!!!)ビクビクッ

恒一「――ふぅ。気持ち良かったよ」

鳴「私も……」フフ

怜子(凄い……これしゅごいぃ!)ビクッ

鳴「美咲の姉弟……意外と早いかもね」スリスリ

恒一「……だね」ニコッ


怜子(――最低だ、私って)


こうして夜はふけていく――

寝る
終わりが見えねぇ

そし

誰か富山県民の方Anotherキャラで富山ブラックを紹介するSSをはよ

>>635
鳴「塩が強い…」
赤沢「私、もう要らない」
中尾「まかせろー」
高林「」ビクンビクン!!

お前ら保守感覚短すぎだろ
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

何で残ってるんですか(驚愕)

はよ

日曜日

鳴「これで全員かな?」

望月「うん。車出して貰ってありがとうございます三か――怜子さん。赤沢さんも」

怜子「いいのいいの。みさちゃんの為だもん」

赤沢「そうよ(今日は一泊だから……ぐへへ)」

美咲「てっしーのかばんおっきーね」

恒一「何入ってるんだ? それ」

勅使河原「せっかく海行くんだから色々な」

綾野「みさきっちゃーん!」タタタ
 
美咲「あ! あやちゃんだー!」

綾野「おお我が愛しの子よー! 元気だったかい?」

美咲「ちょーげんき! あやちゃんは?」

綾野「私も元気だったよー!」

キャッキャウフフ

小椋「仲良いわねー」

美咲「ゆみちゃんおはよー!」

小椋「おはよう。あんまりはしゃぐと海行く前に疲れちゃうよ?」

美咲「! おとなしくしてる!」ジー

小椋「あはは。相変わらず素直だなぁ」ヨシヨシ

恒一「鳴も結構大荷物だね。美咲の着替えなら僕持ってるよ?」

鳴「……これ全部カメラだよ。霧果が持って行けって」ハァー

恒一「そ、そうなんだ……(まあついて来なかっただけマシか)」
   「それ思いでしょ? 僕持つよ」

鳴「いいよ。恒一も荷物持ってるじゃない」

恒一「うーん……じゃあこれ持ってよ。着替えとか入ってるから。その代わりそっち持たせて?」

赤沢「……」ジー

鳴「でもこれ重いよ?」

恒一「だから鳴には持たせられないんだよ。ね?」

鳴「……もう」スッ

恒一「ありがと」ニコッ

赤沢「……」ジー

杉浦(そういう事か。諦めの悪い娘だ)

怜子「それじゃそろそろ行きましょうかー」

赤沢「(キタ!)そ、それじゃあ振り分けを――」チラッ

恒一「僕たちは怜子さんの方だね」スタスタ

鳴「美咲、ちゃんとお手洗い行った?」スタスタ

美咲「いったよー」スタスタ

赤沢「決めましょうよおおおおおおおお!」

綾野「んじゃあ私もそっちー」スタスタ

小椋「ちょっと、私もそっちがいい」

綾野「えー」

望月「ぼ、僕も……(怜子さんの生スメルを真近で吸うチャンスを逃せるか)」

赤沢「それじゃあジャンケンで決めましょ」

綾野「え?」

小椋「え?」

望月「え?」

赤沢「え?」

小椋「いや……泉美はあっちでしょ?」

赤沢「へ? 何で?」

綾野「だってあれ泉美ん家の車でしょ? あっち乗らないの?」

赤沢「は? 何で?」

望月「何でって……」

赤沢「ごめんちょっとわからない」

杉浦「(駄目だこいつ……)泉美も美咲ちゃんと話したいんじゃない?」

綾野「なーんだ。それならそう言いなよー」

赤沢「え、ええ。そうなの(ナイスフォローよ多佳子! でも何で……?)」

杉浦(モロバレだって)

小椋「それじゃ、ジャーンケーン――ポン!」

綾野「」グー
小椋「」グー
望月「」グー
赤沢「」パー

綾野「あちゃー。負けちゃった」

小椋「……しゃあないか」ハー

望月「あはは、残念……(ちくしょおおおおおおおおおおおおおおお)」

赤沢「っしゃこらああああああああああああああああ!!!!」グッグッ


勅使河原(赤沢まだかなー)ワクワク

車内

美咲「あ! あかざーだ!」

赤沢「こんにちは」ニコッ

恒一「あれ? なんでこっちに?」

赤沢「美咲ちゃんとお話したかったの。この前の謝罪もまだしてないし」
   「美咲ちゃん、この前はゴメンね? お姉さん少し混乱しちゃってて……」ペコッ

美咲「もういーよ。それよりおはなししよー」ニコー

赤沢「ええ。ゆっくりと、ね」ニヤリ

鳴(海……魚介類……)ボー

怜子「ちんたら右走ってんじゃねぇよカス死ね」プワー

恒一「ちょっと! 飛ばしすぎですって!」

鳴(お腹減った)

美咲「でねー、そのとききりかがねー」ニコニコ

赤沢「あらあら」クスクス

赤沢(げへへ。もうこの子は完全に心を開いてくれた。アイパッチは油断している)
   (そしてマイスウィートハニー恒一きゅんの好感度もこの一週間の地道な工作と先程の謝罪でMAXのハズ! 後は実行の時を待つだけよ)フヒヒ
   (至福の時は近い! 楽園は目の前よ!)

美咲「」ブルルッ
   「あ……あの、ぱぱぁ」コソコソ

恒一「ん?」

美咲「おしっこしたいの///」

恒一「え。ちょ、ちょっと待ってね」
   「怜子さん、パーキングエリアとかって……」

怜子「え? 今通っちゃったけど」

恒一「美咲がトイレにって」

怜子「えぇ!? 次のトコまでまだ結構あるわよ」

鳴「我慢できそう?」サスリサスリ

美咲「が、がんびゃる」

怜子「飛ばすから少し待っててねみさちゃん!」ブオー


霧果「――はッ! 今何か、途轍もないチャンスを逃した気がする」

パーキングエリア

恒一「ほら美咲掴まって! 走るよ!」ダダダー

鳴「私も」ダダダー

怜子「ふぅ……何とか間に合った」
   「ジュースでも買ってくるわ。赤沢さん何がいい?」

赤沢「カッフィーで」エクストラファンスィー

怜子「コーヒーね。じゃあ行ってくるから、車見ててねー」ガチャ

赤沢「ごゆっくりー」


赤沢「――ふふふふふ」

赤沢「なぜ私がマイ(ryと眼帯(ryとのイチャつきなんて拷問に耐えてこの車に乗ったのか……」ゴソゴソ

赤沢「眼(ryへの牽制。美咲への接触。そして恒一きゅんえの愛故に」ゴソゴソ

赤沢「しかしそれは手段であって目的ではない。私の目的はただ一つ――」ゴソッ

赤沢「あった――恒一きゅんの着替えと水着!」

赤沢「ひゃはああああああああああああ!!!」クンカクンカ

赤沢「いい匂いだよおおおおおおおおおおお!!! 恒一きゅん! 恒一きゅんの匂いしゅごいのおおおおおおおおおお!!!」

赤沢「味もみておこう」ペロペロ

赤沢「うめえええええええええええええええ!!!」

赤沢「やっべマジやっべ」モグモグ

赤沢「ふぅ……。それじゃメインといきましょうか」ゴソゴソ

赤沢「恒一きゅんの、おぱんちゅ」ゴクリ

赤沢「どうしよう。とりあえず被ってみましょ」スポッ

赤沢「――ッ!!!」

赤沢(私今、恒一きゅんの股間に頭突っ込んでる! 突っ込んでるよおおおおおおおおおお!!)ビクビク

赤沢(ああでも、でも足りない! 足りないよお! もっともっと欲しい!)ペロペロ

赤沢「そうだ! 恒一きゅん靴下を口に入れて恒一きゅんが座ってた場所を嗅げばいいのよ!」

赤沢「そうと決まれば早速――」ヒョイモグ

赤沢「さぁいざ! 恒一の園へ――」バッ

ガチャ

望月「え?」

赤沢「」

望月「え? え? 何してるの? 赤沢さ――」

赤沢「違うのッ!」

望月「違うって……それ榊原君の下着だよね?(足出す所からツインテが生えてるwww)」

赤沢「こ、これは対策……そう対策なの! 恒一きゅんから不浄を祓うための儀式なのおおおおおおおお!!」ペロペロ

望月「とりあえずそれ取りなよ。股間の所ビッチャビチャじゃないか」

赤沢「」スポン
   「ともかく、そういう事だから。他言無用よ。効果が無くなってしまうわ」キリッ

望月「口周り濡らして何言ってんだこの変態が」

赤沢「変態じゃないわ!」

望月「――まぁいいよ。榊原君には黙っててあげる。その代わり、今から起こる事も黙っていてほしいんだ」ニコ

赤沢「……いいわ。乗ってあげる」
   「それで? 私は何を――」


望月「FOOOOOOOOOOOOOOOOO!!! この運転席怜子しゃんスメルで一杯だよおおおおおおお!!」クンカクンカ

望月「ハンドルも手汗や垢の味がしゅる///」チューチュー

望月「ああ僕もアクセルの様に激しく踏まれたい……」

赤沢「うわぁ……」ドンビキ

望月「しゃいこうだよぉ……」スリスリ

赤沢(望月君ってこんな人だったのね……気持ち悪い)ペロペロ

本日のお前が言うなスレはここですか?

望月「――ふぅ……。とりあえずこんなものかな」テカテカ

赤沢「サイテーね望月君。相手の気持ちを考えた事あるの?」クンカクンカ
   「あ。水着の中に唾液入れときましょ」ダラー

望月「赤沢さんの諦めの悪さには負けるよ」フー

赤沢「うるさい! マイ(ryは私が奪い返すの!」

望月「(現実見ろよ……)僕は行くよ。赤沢さんも早くそれなおしなよ」

赤沢「わかってるでしょうね」

望月「キミもね。じゃ、また後で」ガチャ

赤沢「ふん。流石は私ね。完璧な言い訳だったわ」

赤沢「名残惜しいけどここまでで……。あ、換気換気」ウイーン

怜子「ごめんごめん! 色々買ってたら遅くなっちゃった」

鳴「こっちもトイレが混んでて……」

赤沢「気にしないで」キリリ

恒一「ほら。美咲も迷惑かけてごめんって言いな」

美咲「ごめんねあかざー」ペコ

赤沢「いいのよ。誰にでもあることだし(しばらくのオナネタも入ったしね)」

怜子「? あれ? なんだろコレ? 濡れてる」ネチャー



綾野「とーちゃーく!」

小椋「んん――。疲れたぁ……」

勅使河原「ははは。だらしねぇぞ小椋」

美咲「ぞー」

小椋「黙れ勅使河原。美咲ちゃん、お着替え行こ」

美咲「うんっ!」

勅使河原「……なんで俺だけ」シクシク

綾野「諦めろてっしー」ポンポン

更衣室・女

赤沢(ふふふ。この勝負ビキニで恒一きゅんも……)ゲヘヘ

綾野(ちょっと大胆過ぎたかなぁ……こういっちゃんの事は応援するって決めたのに)

小椋(やっべぇパッド忘れた)

杉浦(面白い顔してるなぁ皆。――ん?)

美咲「」ジー

杉浦「? どかした?」

美咲「たかこって、おっぱいおっきーね」

鳴「」ブッ!

杉浦「そうかしら? 意外と邪魔なのよコレ(今見崎さん良い顔した)」

鳴「……」ツルーン

美咲「みさきね、おおきくなったらきょにゅうになるの!」

杉浦(それは……)チラッ

綾野(ちょっと……)チラッ

小椋(同士よ!)チラッ

赤沢(貧乳wwww希少価値()wwwwプゲラwwww)チラッ

鳴「……恒一は喜んでくれるもの」グスッ


怜子「青春ねー」

更衣室・男

恒一「うわ、なんだこれ」ビチャー

勅使河原「ん? どうしたサカキ」ゼンラー

恒一「水着が濡れてる……しかも内側だけ。――くさっ!」

望月(そりゃ唾液を放置してればね……)

勅使河原「乾いてなかったんじゃねーの?」ゼンラー

恒一「かなぁ?」

勅使河原「なんなら俺の貸してやろうか? 二つあるし」ゼンラー

恒一「そうしようかな」

望月(アッー)

恒一「さて。行こうか」

望月「うん」

勅使河原「おう」ゼンラー

美咲「うおー! でっかいねー!」キャッキャ

勅使河原「だなー」

恒一「ちゃんと準備運動しなきゃだめだよー」

美咲「はーい」グイー

勅使河原「よっし! 美咲ちゃんの為に持ってきた秘密兵器を見せてやるぜ!」ゴソゴソ

小椋「秘密兵器?」

美咲「なになにー?」

勅使河原「じゃーん。特大シャチの浮き輪だー!」

美咲「おおー!」

小椋「へぇ。勅使河原にしちゃ面白いもん持ってきてるじゃん」

美咲「えらいぞてっしー!」

望月「でもこれどうやって膨らませるの?」ペラー

勅使河原「あ」

勅使河原「」プープー

小椋「空気入れ忘れるなんて……やっぱ勅使河原は勅使河原ね」

望月「らしいじゃない」

勅使河原「」プー

美咲「がんばれてっしー」

恒一(あっちは任せといて大丈夫そうだな……)ザクッ

恒一「怜子さーん。パラソル出来ましたよー」

怜子「ありがと。恒一君も泳いできたら?」

恒一「そうなんですけど……鳴は?」キョロキョロ

怜子「綾野さん達とジュース買いに行ってるわ。そろそろ――」

怜子さんの水着は無事だったのか

>>842
もっちーは賢いから使用後を狙ってるんだよ

綾野「おまたせー」

杉浦「食べ物も買ってきました」ドサー

赤沢(上半身ハダカの恒一きゅん……)ハァハァ

鳴「恒一、美咲は?」

恒一「」ポケー

鳴「恒一?」

恒一「え!? ご、ごめん何か言った!?」

綾野(ほぅ……)ニヨニヨ

杉浦(彼も分かりやすいわね)

赤沢(恒一きゅん今私を見てた! もうマイダーリンったら///)

鳴「どうかした?」

恒一「いや、な、何でもないよ」

綾野「こーいっちゃん」ピトッ

恒一「うわっ!? ちょ、ちょっと綾野さん!?」ワタワタ

綾野(あ……私でも反応してくれるんだ。やっぱ嬉しいなぁ)
   「ねーこういっちゃん。この水着似合ってる?」

鳴「む」

恒一「う、うん。凄く……その、可愛いよ」

赤沢「(おい彩そこは私の居場所だ退け)ちょっと彩。恒一君放してあげなさい」

鳴「何デレデレしてるの」ゴゴゴ

杉浦(いいぞもっとやれ)

恒一「ほ、ほら。皆ああ言ってるし……」

綾野「えー。どうしよっかなー」ニヒヒ


美咲「あー!」

美咲「ぱぱうわきしてるー!」

恒一「ち、違う!」

美咲「おしおきだー! こいゆみちゃんごう!」

小椋「おうよ! さあ乗って美咲隊員!」ブリッジー

美咲「よいしょ、よいしょ」ノボリノボリ
   「よしいけー!」マタガリ

小椋「おう!」カサカサ

キャー ナニアレー スゲェウゴキダ

望月「うわぁ。凄いね」

杉浦「どんな体してるのよあれ」

怜子「ブリッジしたまま凄い速度で恒一君を追いかけてる……」

鳴「いいきみ」ムスー

赤沢(待ってぇ恒一きゅーん)
赤一(ははは。捕まえてごらーん。結婚してあげるよー)

綾野「あはは。やりすぎちゃったカナー?」

美咲「こらまてー!」

小椋ブリッジ号「待て待てー……うっぷ」

恒一「誤解だって!」

美咲「にげるなー! ゆみちゃんもっとはやくはやく!」

小椋ブリッジ号「……ごめんもう無理」ベシャー

綾野「おーい。みさきっちゃーん」

美咲「あやちゃん! だめだようわきしちゃ! ぱぱはままのなの!」

綾野「違う違う。あれはね、スキンシップって言うの」

美咲「すきん?」

綾野「好きな人とくっつきたいなーって時にするものなの。みさきっちゃんもパパとかママにするでしょ?」

美咲「する」

綾野「みさきっちゃんとパパがそうしたら浮気?」

美咲「……違う」

綾野「よね?」

綾野「それにパパもそう思ってるよ? あなたのパパはとても優しくてカッコいいから、私も調子乗っちゃった」アハハ

美咲「あやちゃんはぱぱのことすきなの?」

綾野「……鋭いなーみさきっちゃんは」

美咲「だめだよ?」

綾野「分かってる分かってる。でもこういっちゃんは優しいから、私みたいに勘違いする人が沢山いるの」
   「そう言う人からママとパパを守るのが、みさきっちゃんの役目」

美咲「みさきがんばる!」

綾野「うん。ごめんね。これからもお友達でいてくれる?」

美咲「うん!」ニコ

綾野「んじゃ戻ろっか?」

美咲「はーい!」

綾野(詭弁だけど、この想いに決着がつくまでは……)

小椋(頑張ったね……彩。――うっぷ)

鳴「……」ムスー

恒一「……その、すいません」

綾野「ごめんって! もうあんな悪戯しないから。ね?」

美咲「まま。ぱぱのこときらいになっちゃったの?」ジワァ

赤沢(いいぞ! もっといけ!)

杉浦「あれはね。仲のいい男女がするの。嫌いになったわけじゃないのよ?」

鳴「じゃあ、質問に答えて」
  「正解したら許してあげる」

恒一「分かった。何でもやるよ」

鳴「じゃあ問題」

鳴「この中で、恒一が一番興奮する女性はだれ?」

恒一「は?」

綾野(なるほどねー)

小椋(ホント意外に嫉妬深いなぁ)

赤沢(当然私だろJK)

杉浦(おもしれー)

恒一(そりゃ鳴だけど……)

鳴「ちなみに正解かどうかは私が判断します」

恒一「……」

鳴「さぁ。答えてよ」

赤沢(さぁ! 高らかに我が名を呼ぶのよ恒一きゅん! 泉美! IZUMI!)

恒一「――鳴。こんな質問、意味ないよ」

赤沢(え?)

恒一「だって、僕が答える名前なんて一つしかないじゃないか」
   「鳴――好きだ。愛してる。僕は君が一番興奮するよ」ギュ

鳴「……正解です」ギュウ

ワー パチパチー イイゾー

杉浦「いつの間にか野次馬が……」

小椋「まああんだけ目立てばね」

綾野「由美が言うなよー」アハハ
   (二人とも……いや、三人か。お幸せに)

赤沢「」

望月「あれー? あかざわさんどうしたのー?(プゲラwwww)」

恒一「美咲もごめんね。いらない心配させちゃったね」

美咲「ううん。みさきこそごめんなさい」

鳴「美咲が謝ることないよ。悪いのは全部パパだから」クスッ

恒一「め、鳴ぃ……」

アハハハ


勅使河原「おーい! やっと膨らんだぞー!」
      「あれ? なにこの空気」


美咲「よーし! しゅっこーだ!」

勅使河原「あいあいさー!」グイ

シャチ「」ザブザブ

美咲「お。ぜんぽーにもっちーがいるぞー! こうげきだ!」

小椋「あいあいさー」ガシッ

望月「ちょ、バックドロップは――」

ザバーン

美咲「あははー! いいぞゆみちゃん隊員!」

望月「クソ貧乳ゴリラめ……(あはは。酷いなぁもう)」

小椋「あ?」

望月「い、いや何でもないよ!?(危な)」

美咲「……」

望月「? どうかした?」

美咲「もっちーってなんで女の子なのに男の子の格好してるの?」

勅使河原「ぶふぉあ!」

小椋「ププー」

美咲「ねーなんで? おっぱいはずかしくない?」

望月「あ、あはは。僕は男の子だよ?」

美咲「うそだー」

望月「ほ、ホントだって」

勅使河原「別にいいじゃねぇか女の子だって」プスプス

小椋「そうよ。可愛いんだから」ププー

望月「(黙ってろや)信じてよ美咲ちゃん。僕は男の子だて」

美咲「えー。そんなにかわいいのに?」

望月「可愛い男の子なの!」

小椋「自分で言ったよ」ククク

勅使河原「自覚あったのな」ブフー

美咲「? なんでわらうの?」

望月(――今だ!)ダッシュ

小椋「あ! 逃げた!」

美咲「にがすなー!」

勅使河原「あいさー!」

鳴「ふふ。美咲楽しそう」ピトッ

恒一「だね。連れて来た甲斐があるよ」ダキシメー

鳴「綾野さん達に感謝しないとね」スリスリ

恒一「うん」ギュー

イチャイチャ

綾野「……あの一角だけピンク色だー」グビグビ

杉浦「いいじゃない。幸せそうで」ポリポリ

怜子「そうよー(あのぶんだと今夜もまた……///)」

赤沢「」

ごめんね朝から仕事なんだ

仕事終わったら名前変えて立てるお
鳴「恒一と私の子供」で

どうでもいいが完結させてくれ

>>937おう

寝る

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