ほむら「ふぅ、冬のお風呂は最高ね……ここにまどかがいれば」 (118)

ガラガラ

まどか「ほむらちゃん呼んだ?」

ほむら「まどかぁ!」

まどか「あっ、ほむらちゃん今何時かわかる?」

ほむら「……21時よ」

まどか「え!……ごめんね」

まどか「そろそろ他の魔法少女を導く時間なんだ」

まどか「じゃあ行くね、私はいつでもほむらちゃんの近くにいるから」

ほむら「まどかぁ!」

最初の「まどかぁ!」で笑った

…………

ほむら「まさかお風呂に入ってる時にまどかがくるなんて……」

ほむら「……」ブルブル

ほむら「やっぱりお風呂上がりは寒いわ、オシッコ」

ほむら「はぁ、まどか……」

ガチャ

まどか「ほむらちゃん、呼んだ?」

ほむら「まどかぁ!」チョロチョロ

まどか「あ、ごめんね」

ほむら「いいのよ」

まどか「そっか、あ!そろそろ他の魔法少女を導かないとさやかちゃんに怒られちゃう」

まどか「またね、ほむらちゃん」

まどか「私はいつでもほむらちゃんの近くにいるから」

ほむら「まどかぁ!」チョロチョロチョロチョロ

「まどかぁ!」って叫ぶのやめてくれよ

………………

ほむら「まどかにオシッコみられちゃった」

ほむら「まぁよしとしましょう、ああいうプレイもたまには有りね」

ほむら「今日はもう寝ましょう」

ほむら「はぁ、布団ぬくぬく……まどか」

スッ

まどか「呼んだ?」

ほむら「この時を待っていたわ」ギュッ

まどか「ほむらちゃ!」

ほむら「もう、離さない」

まどか「……ほむらちゃん」

あれ?「まどかぁ!」は?

ほむら「まどかぁ!まどかぁ!」スリスリ

まどか「ティヒヒ、くすぐったいよほむらちゃん」

ほむら「まどかぁ!」ギュッ

まどか「ほむらちゃん」ギュッ

ほむら「まどか、暖かいわ」

まどか「私もだよ」

さやか「……」

ほむら「まどかぁ!」

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「……ねぇ」

ほむら「まどかぁ!」

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「ねぇてば、お二人さん」

ほむら「……何しにきたの美樹さやか」

さやか「いやぁ、盛り上がってるところ申し訳ないんだけどさ」

さやか「まどかの戻りが遅かったから」

まどか「……」

さやか「まどか、休憩時間は5分って言ったよね?」

ほむら「まどかはもう円環の理に戻らないわ」

さやか「それは認められないね、円環ではお断りだよ」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「さぁ、行くよまどか」

まどか「やだ」

さやか「いやいや、やだじゃなくて」

まどか「私もたまにはオフがほしいもん」

さやか「神様が何言ってんのさ」

まどか「じゃあさやかちゃんが代わりにやってよ」

さやか「いやぁ、私はまどかのマネジメントだけだから」

まどか「やだ」

ほむら「ということよ、帰りなさい美樹さやか」

ガラガラ

まどか「ほむらちゃん呼んだ?」

ほむら「まどかぁ!」

まどか「あっ、ほむらちゃん今何時かわかる?」

ほむら「……21時よ」

まどか「え!……ごめんね」

まどか「そろそろ他の魔法少女を導く時間なんだ」

まどか「じゃあ行くね、私はいつでもほむらちゃんの近くにいるから」

ほむら「まどかぁ!」

さやか「はぁ、しょうがないな」

さやか「それじゃああと10分だけ休憩していいから」

まどか「やだ!」

さやか「はぁ」

まどか「今日はもうオフがいいなぁって」

ほむら「そうよ」

ほむら「もし、無理にでも連れて行くつもりなら私は悪魔になるわ」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「まどかぁ!」

さやか「はいはい、わかりました」

さやか「じゃあまどか、神の力貸して」

まどか「え?」

ほむら「あなたに何故まどかが力を貸さなければならないの」

さやか「いや、そうしなきゃ他の魔法少女導けないし」

ほむら「そんなの自分でなんとかしなさい」

さやか「無理無理」

まどか「もう、さやかちゃんはわがままばかりだなぁ」

さやか「……」

ほむら「本当あなたって昔からそう」

ほむら「だから私は美樹さやか、あなたが嫌い」

さやか「……」

さやか「いや、意味がわかんない」

ほむら「あなたってホント、バカ」

さやか「じゃあ円環の理は昨日停止ってことでいい?」

まどか「そんなのダメだよぉ!」

さやか「じゃあどうしろってのさ!」

まどか「ウェヒー」

ほむら「ずっと気になっていたのだけど」

さやか「なに」

ほむら「なんであなたが仕切っているの?」

ほむら「円環の理はまどかが作ったんじゃない」

ほむら「まどかの好きにさせてもいいんじゃないかしら」

まどか「ほむらちゃ……」

さやか「まどかがあまりにもアレだったか
ら……」

ほむら「アレ?」

さやか「いやぁ、私が導かれるまでは真面目にやってたんだけどさ」

さやか「親友の超絶可愛いさやかちゃんがきたら怠けはじめちゃって」

ほむら「……」イラッ

ほむら「そう」

さやか「だからこれはもう私が面倒見なきゃなーって」

さやか「つまりまどかは私の嫁になったのだ!」

まどか「それはないよ」

ほむら「ありえないわ」

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