オルステッド「野比のび太・・・?」 (103)

のび太「ドラえも~~~ん!!!!」バタバタガチャッ

のび太「あれ・・・?ドラえもんがいないや、この時間なら僕のマンガを読んでるはずなのに」

のび太「まぁいいや、今日という今日はジャイアンに仕返ししてやるんだ!」

のび太「というわけでスペアポケットを借りるか、何の道具で仕返ししてやろうかな~」ガサゴソ


ブゥン

来たれよ・・・

未来の英知を得し者よ・・・

いざなおう・・・

真実を知らしめんがために・・・

フッ ポトッ

のび太「あれ?ここはどこ?」

のび太「それにスペアポケットも無くなってる、たまたま手に持ってた空気砲しかないや」

のび太「とりあえず気味悪いなぁ、出口を探そっと」テクテク



のび太「あっ!あそこに階段があるぞ!行ってみよう」ダッ



のび太「あれ・・・いつの間に屋内に・・・?」

のび太「ここは・・・お城の中?」

のび太「お城の中なのに人の気配がまるでないや、気味悪い」

のび太「とりあえずお城から出よう・・・門はこっちかな?」テクテク


フンッ!ハァッ!エヤーッ!


のび太「どこかから声が聞こえてくる・・・地下かな?」

のび太「なんだかスゴく怖いなぁ・・・一応空気砲を右手に着けておこう・・・」

のび太「うわぁ・・・牢屋じゃないか、ますます怖くなってきたよ・・・」

エヤーッ!エヤーッ!

のび太「この牢屋の中か・・・怖いけど行くしかない!」


キィィ~・・・

???「誰だ!?」

のび太「うわっ!?」

???「なんだ子供じゃないか・・・それに右手に着けてるのは何だ?大砲か?」

のび太「うるさい!一歩でも動いたら撃つぞ!」

???「どこでそんな脅し文句を覚えたんだ?まぁいい、俺は子供を傷付けるのは趣味じゃないし何しろ飛び道具には勝てないからな」

のび太「戦意がないなら空気砲を取り外そう、僕は野比のび太だ、お兄さんは?」

???「俺の名前は高原日勝、世界最強の男を目指している」

のび太「世界最強の男かぁ、かっこいいなぁ」

高原「ところでのび太はどうやってここに?」

のび太「わからない・・・気付いたらいきなりこんなとこに・・・」

高原「やっぱりのび太もか」

のび太「高原さんも?」

高原「俺は宿敵を倒して新たに闘いを挑まれた直後にだな」

のび太「誰の仕業なんだろう・・・」

高原「まずはここから出る事が先決だ、俺と組まないか?」

のび太「そうだね!よろしく、高原さん!」

高原 日勝が仲間になった!

のび太「うわぁ・・・街も人っ子一人いないや・・・」

高原「気をつけろ・・・どうやらここには魔物がいるらしい」

のび太「えっ!?魔物!?」

高原「・・・・・・そこか!」


烈風正拳づき


高原「ふぅ・・・世界最強の男を舐めるなよ・・・」

のび太「スゴイや!ただのパンチであんな威力を出せるなんて!」

のび太「こうしちゃいられない、早く空気砲を着けないと」

高原「空気砲?空気で魔物なんて倒せるのか?」

のび太「22世紀の道具を甘く見ないで!そこに魔物がいるよ!」スチャッ

高原「しまった、背後をとられ・・・」

のび太「ドカン!!!」


バシィッ


高原「なに・・・?今ので魔物を倒しただと?」

のび太「射撃なら任せてよ」

高原「未来の道具は進んでるな・・・」

のび太「あっ、あそこに立て看板があるよ!何か情報がありそう!」

高原「そうだな、何かヒントがあるかもしれないし行くだけ行ってみるか」



のび太「・・・ク・・・ア・・・?何書いてるかわからないよ・・・」

高原「ヒントはなかったか・・・・・・!!!のび太!危ない!」

のび太「えっ?」

???「おのれ物の怪、覚悟ッ!」シャキン

のび太「うわぁっ!!!」


通打


???「ぐっ・・・!」

高原「危ない・・・何とか間に合ったか・・・」

のび太「高原さん、ありがとう・・・」

高原「気を抜くな、敵はまだ倒れてはいない」


???「二人がかりでござるか・・・しかしここで退くわけには・・・」

のび太「待って!こっちには戦う気なんてないんだ!」

???「見えすいたウソはやめるでござる」


シュラのイン


高原「ぐっ・・・!?力が入らない・・・」

のび太「高原さん!」

高原「のび太、あいつは俺達を殺すつもりだ・・・だからお前をあいつを殺すつもりでやれ・・・」

のび太「・・・・・分かったよ」スチャッ

???(・・・?短筒の一種でござるか?)

のび太「ドカン!!!」

???「ッ!」サッ

のび太「そんな・・・空気砲が避けられた!?」

???「これで終わりにするでござる」


忍法矢車草


高原「・・・!今だのび太、撃て!」

のび太「ドカン!!!」

バシイッ

???「ぐはぁっ・・・」

???(拙者が忍法矢車草を仕掛ける一瞬の隙を見破られたとは・・・)

のび太「・・・君、忍者だよね」

???「ッ!!」

のび太「そんなに驚かなくても格好でわかるよ、僕の名前は野比のび太・・・君は?」

???「くっ・・・忍は自ら名乗る事はないでござる・・・」

のび太「まだ僕達の事を信用できていないんだね」クルッ

高原「おいのび太!何で背中なんて向けてんだよ!」

のび太「これで君はいつでも僕を斬れる、そしてもう一度聞くよ、君の名前は?」

???「・・・・・・・・拙者、おぼろ丸と申す」

のび太「安心したよ、僕の事をようやく信用してくれたんだね」

高原「忍者は戦いに敗れたら自害すると聞いたが」

おぼろ丸「そうでござるな・・・しかし、のび太殿の心意気に感服したでござる」

のび太「えっ僕が殿!?やだなぁ殿様だなんて!」

高原「多分そういう意味で使ったんじゃないと思うぞ」

おぼろ丸「・・・・・・」

のび太「ところで、おぼろ丸もいきなりここに連れてこられたの?」

おぼろ丸「・・・!のび太殿も同じでござるか・・・」

おぼろ丸「拙者は竜馬殿と日本の夜明けを見ていたらいきなりここに連れてこられたでござる」

高原「竜馬!?竜馬ってあの坂本竜馬か!?」

おぼろ丸「そうでござる」

高原「すげぇな~さすが忍者だよ」


のび太「・・・・・・・・・!あそこに人が!」

???「・・・・・・」スタスタ

のび太「あっ・・・行っちゃった」

高原「のび太?誰かいたのか?」

のび太「・・・!い、いやぁ誰もいないよ?」

おぼろ丸「・・・そういえば付近の山小屋で
人影を見たでござる」

高原「本当か!?行ってみよう!」

のび太「ぜぇぜぇ・・・キツい・・・ちょっと休憩・・・」

高原「何言ってるんだ、まだ登りはじめたばっかりじゃないか」

おぼろ丸「あそこが山小屋でござる」

のび太「ちょうどいいところに・・・あれ?誰もいないよ?」

高原「足跡を見る限り・・・もっと上の方だな」

のび太「えぇ~!?まだ登るの!?」

おぼろ丸「諦めるでござる」

高原「やっと頂上か・・・」

のび太「はぁ・・・はぁ・・・やっと・・・着いた・・・」

おぼろ丸「しかしここ一帯の物の怪は手強かったでござるな」

のび太「僕なんか空気砲構えるので精一杯だったよ・・・」

高原「・・・・・・おい、いたぞ」

のび太「えっ!?どこ?」

おぼろ丸「あそこの墓前でござるな」


???「老師様・・・こんな時貴方なら・・・」


高原「老師様?こいつ格闘家か?」

のび太「格闘家と言うより拳法家かな」

高原「世界最強の男として闘わない訳にはいかないな」スッ

のび太「待って待って!あの人は闘おうというオーラがないよ!」

おぼろ丸「わかるのでござるか・・・?」

のび太「あの・・・ちょっといいかな?」

???「はい・・・?何の用でしょうか」

のび太「君も見た感じだとこの世界の人じゃないと思うんだけど」

???「君も?って事はあなたも?」

のび太「僕も同じだね、僕の名前は野比のび太って言うんだ」

???「のび太さんですか、僕は心山拳師範のユン・ジョウと言います」


高原「こうもあっさりと名前を聞き出すとは・・・」

おぼろ丸「短絡的な考えの高原殿には真似できないでござるな」

高原「余計なお世話だ」

ユン「のび太さんもいきなりここに連れてこられたんですか?」

のび太「そうだね、後ろにいる高原さんとおぼろ丸も同じだよ」

ユン「3人で原因を突き止めてるんですね」

のび太「まだ手がかりはゼロだけどね」

ユン「あの・・・この墓の前に置いてあった剣って手がかりになります?」

のび太「随分立派な剣だなぁ、これは間違いなくこの世界の物だしヒントにはなりそうだね」

ユン「あの・・・僕も一緒に連れていってくれませんか?」

のび太「大歓迎だよ!人数は多いに越した事はないしね!」

ユン「ありがとうございます!よろしくお願いします!」


ユン・ジョウが仲間になった!
ブライオンを手に入れた!

______

下山中
______

ユン「そういえばこんなものも拾ったんですけど・・・」

のび太「何これ・・・黒い箱?」

おぼろ丸「カラクリに関係がありそうでござるな」

高原「バカだなぁお前ら、これはアレだよアレ」

ユン「アレって?」

高原「ほらその~なんて言うか・・・なんかの部品だよ!」

おぼろ丸「高原殿の言葉が一番説得力ないでござる・・・」

のび太「全くだよ」

高原「のび太まで言わなくていいだろ!」

のび太「このままだとお城に戻っちゃうよ」

高原「あそこに立て看板があるだろ」

おぼろ丸「いや・・・西の方に道ができているでござる」

ユン「誰かが住んでいるのでしょうか?」

のび太「とりあえず行ってみよう!」

高原「俺の話聞けよ・・・」

???「・・・・・・・・」

のび太「いた!」

高原「今風の少年だな」

おぼろ丸「のび太殿、行ってくるでござる」

のび太「わかったよ!いってきます!」

ユン「頑張ってください!」

高原「何かあったらすぐ駆けつけるからな!」



のび太「ねぇねぇ、ちょっといい?」

???「・・・なんだよ」

のび太「いきなりで悪いんだけど」

???「この世界の人じゃないでしょって言いたいんだろ?」

のび太「どっ・・・どうしてそれを!?」

???「やっぱりお前も俺を怖がるのか・・・」

のび太「そんな事ないよ!確かに最初はビックリしたけど!」

???「・・・・・・・・・どうやら本当に怖がってはないな」

のび太「そりゃそうだよ、人の心を読むなんて22世紀じゃ当たり前らしいから」

???「・・・・・・名前は?」

のび太「えっ?僕の名前?」

???「野比のび太か・・・」

のび太「あちゃー・・・言う前に読まれちゃったよ」

???「俺の名前はアキラだ」

アキラ「・・・なるほど、お前もいきなり連れられたのか」

のび太「いやーテレパシーって便利だね!喋らなくて済むからいいや!」

アキラ「そんな反応をするのはお前が初めてだよ」

のび太「それでアキラ君に頼みがあるんだけど」

アキラ「仲間の件ならお断りだ」

のび太「えぇ~!?何で?」

アキラ「うるせぇな、俺は一人がいいんだよ」



ユン「苦戦してますね」

高原「あの野郎・・・なんかイライラしてきたぞ」

おぼろ丸「抑えるでござる、ここで相手に存在がバレたら拙者たちの心も読まれるでござる」

______

40分後
______


のび太「おーい!みんなやったよ!」

アキラ「チッ・・・」

おぼろ丸「流石のび太殿でござるな」

ユン「粘りの交渉が効きましたね」

高原「・・・・・・・・・」

のび太「高原さん?」

ユン「高原さんなら途中で寝ましたよ」

おぼろ丸「のび太殿の交渉は飽きたと言っていたでござる」

のび太「ちょっと高原さん起きてよ!終わったよ」

アキラ「チッ・・・なんだよこいつら・・・」


アキラが仲間になった!

アキラ「そういえば東の方に薬草の群生地があるんだが」

のび太「薬草の群生地?」

アキラ「そこで人影を見たぜ」

おぼろ丸「本当でござるか!」

高原「今度こそこの世界の人であってくれよ・・・」

ユン「じゃあ早速行きましょう!」


のび太「・・・・・・またあの人だ」

???「・・・・・・・・・」スタスタ

のび太「一体何者なんだろう?」

______

分かれ道
______

アキラ「おいのび太、その手に持ってる黒いのを見せてくれ」

のび太「えっ?これ?」

高原「お前には何もわかんねえよ、世界最強の俺ですらなんかの部品としか分からなかったんだからな」



アキラ「これはバッテリーだな、言わば機械を動かす為の電池だ」

おぼろ丸「ばってりぃ・・・でござるか・・・」

ユン「凄いですね!」

のび太「アキラ君物知りだなぁ!」

アキラ「こんなもん俺がいた世界じゃゴロゴロ転がってるぞ」

高原「」

高原「そういえば」

のび太「高原さん?どうしたの?」

高原「城の中に宝物庫があった気がするぞ」

アキラ「宝物庫?」

高原「その時は興味なかったし城のどこにあるか覚えてないな」

ユン「でも宝物庫って事は強い武器とか置いてあるかもしれませんよ」

おぼろ丸「一理あるでござるな」

のび太「じゃあ先にお城に寄っていこうか」

アキラ「待てのび太、城門の近くに人が・・・」

のび太「えっ?・・・・・・あっ!あの人だ!」

のび太「今度こそ逃げられないように・・・」



のび太「あの~・・・」

???「・・・何故さっきから俺をつけ回す?」

のび太「えっ・・・別にそんなつもりじゃ」

???「こっちは迷惑なんだ・・・早く消えてくれ」

のび太「そういう訳にはいかないかな・・・あなたも僕達と同じみたいだし」

???「・・・・・・・・・服装でわかる」

のび太「もしよかったら一緒に原因を突き止めてみないかと」

???「これ以上の詮索は命を落とすぞ」チャキッ

のび太「っ・・・!わかった、決闘だ」




高原「おい大丈夫かよ!?」

おぼろ丸「のび太殿の射撃の腕は生半可なものではないでござる」

???「お互いに背を向け、共に5歩歩いたら撃つ」

のび太「それがルールか・・・」

高原「のび太・・・大丈夫か?」

のび太「高原さんは気にしなくていいよ、射撃なら負ける気がしないし」

???「いくぞ・・・」

のび太「よし・・・」


「「1・・・」」ザッ


「「2・・・」」ザッ


「「3・・・」」ザッ


「「4・・・」」ザッ


「「5!」」


???「っ!」バキュン
のび太「ドカン!!!」

高原「・・・」

おぼろ丸「・・・」

ユン「・・・」

アキラ「・・・」

のび太「・・・」

???「ぐっ・・・貴様・・・わざと足を・・・!」ドサッ

のび太「僕の勝ちだね」スチャッ

高原「うおおおおおおお!!!!!すげぇよのび太!!!!!」

おぼろ丸「声が大きいでござる・・・」

のび太「僕の名前は野比のび太、一緒にこの事件の原因を突き止めよう!」

???「・・・・・・・キッド・・・・・・サンダウン・キッドだ・・・」


サンダウンが仲間になった!

______

ルクレチア城内
______


のび太「ここが宝物庫かぁ」

おぼろ丸「こんな所にかすていらでござるか・・・」

アキラ「ポーションNO9が何故ここに・・・?」

高原「おい!のび太!上!上!」

のび太「なんだようるさいなぁ」

高原「上に機械が置いてあるんだよ!」

のび太「えっ!?機械!?」ダッ



のび太「壊れてる・・・?」

アキラ「いや、これはバッテリーが入ってないだけだな・・・そのバッテリーをはめ込めば動くだろう」

のび太「いくよ・・・」カチャッ

ピーッ‼ガチャ!ピロピロピロピロピロピロ・・・

のび太「おぉ!動いた!」

アキラ「まぁこの世界にバッテリーが落ちてるのはまずないし十中八九こいつのだと思ったけどな」

おぼろ丸「最新のカラクリでござるな・・・」

高原「アシモに比べてかなり小型で素早いな・・・こいつも俺らと同じか」

のび太「アシモはどうでもいいよ、とにかく外を見て」


高原「っ・・・!」

おぼろ丸「これは・・・!」

ユン「かなり大きな城ですね・・・」

サンダウン「黒幕は恐らくあそこにいる・・・」

のび太「あの城に犯人が・・・」

高原「よっしゃ!そうなったら今すぐあの城に向かうしか」

アキラ「ちょっと待て、薬草の群生地にいた奴の話はもう忘れたのか?」

おぼろ丸「そういえばそうだったでござるな」

ユン「まぁ薬草の調達がてらで・・・」

のび太「よし、まずはそこに行こう!そして君、これからよろしくね!」

ピロピロピロ!

キューブが仲間になった!

______

なおり草群生地
______

アキラ「確かここら辺にいたはずだ」

のび太「どこにいるんだろう」

高原「・・・いたぞ!」

みんな「何!?」

???「!!」スタコラ

高原「ちっ・・・先に逃げられた・・・」

ユン「いましたよ!」

みんな「えっ!?」

???「!!」スタコラスタコラ

ユン「ごめんなさい、逃げられました・・・」

サンダウン「・・・・・・・・・」

のび太「すばしっこい奴だなぁ」

サンダウン「・・・・・・・・・」ジロッ

???「・・・・・・・・・」ガサガサ

サンダウン「隠れてないで諦めて出てきたらどうだ」

???「ウガァ~~~ッ!」バサッ

サンダウン「遅い・・・」チャキッ


ハリケンショット


ババババババキュン!

???「っ・・・」ドサッ

サンダウン「こんなものか・・・」スチャッ

のび太「スゴイや!一瞬にしてあれだけ撃つなんて!」

???「ウ・・・ウホァ・・・」

のび太「言葉が通じない?アキラ君、ちょっとこの子の心を読んでみて」

アキラ「わかった・・・・・・・・・!!」

高原「どうした?」

アキラ「こいつ・・・言葉が通じないんじゃない・・・言葉を知らないんだ!」

みんな「えええっ!?」

のび太「と、とにかく、君も一緒においでよ!怖くないよ!」スッ

???「ウホッウホッ!!!」ガシッ


ポゴが仲間になった!

______

魔王城前
______

のび太「ダメだ・・・入口がどこにも見当たらない」

アキラ「ホントにないな・・・」

おぼろ丸「忍者屋敷のように壁が裏返る仕掛けでもないでござる・・・」

高原「うーん・・・流石に俺でもこれは叩き壊せないか・・・」

キューブ「」ピロピロピロ

ユン「あっ!あの剣!あの剣を使うんですよ!」

のび太「ああっ!?その手があったか!」

ブスッ・・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

のび太「開いた!」

ID変わった


のび太「気味悪いなぁ・・・」

サンダウン「・・・・・・・・・」

高原「それだけ黒幕が潜んでる可能性が高いって事だ」

おぼろ丸「高原殿にしては珍しくまともな考えでござるな」

高原「だから余計なお世話だって」

ユン「しかし広いですね・・・」

アキラ「広いようで狭い、狭いようで広い・・・」

ポゴ「ウホウホ」

キューブ「」ピロピロピロ

あれ?山じゃなかったっけ?

のび太「だいぶ奥まで進んだな・・・」

サンダウン「黒幕は近い・・・」

おぼろ丸「!!・・・・・・不気味な像が・・・・・・!!!!」

高原「おぼろ丸?像がどうした・・・!!!」

アキラ「こ、こいつは・・・」

>>68
ごめん山だった



高原「オディ・オブライト!?」

おぼろ丸「尾手 院王!?」

ユン「オディワン・リー・・・」

アキラ「インコ像じゃねえか・・・!」

サンダウン「O・ディオ・・・!」

キューブ「」ピロピロピロピロピロピロ!!

ポゴ「!!!ウホッウホッ!!!」


のび太「・・・・・・・・・・・・・ジャイアン・・・!?」

のび太「いよいよだ・・・」

高原「おそらく・・・この扉の先に黒幕がいる」

おぼろ丸「気を引き締めていくでござるよ」

アキラ「こんな危ない目にあわせておいてただじゃおかねえからな」

サンダウン「私にも・・・帰る場所がある・・・」

ユン「老師様・・・どうか力を・・・」

キューブ「」ピロピロ・・・

ポゴ「・・・・・・」


のび太「行くぞ!!!」ダッ

魔王オディオ「よくぞここまで来た・・・」

のび太「お前が犯人か!早く僕達を元の世界に帰してくれ!」

魔王オディオ「そう焦るな・・・私からも言いたい事がある・・・」

魔王オディオ「君達は英雄になった……しかし他の人間たちは一体何をした?
……助けをこうばかりだったろう。
自らを危険にさらさないで
他力本願に しあわせだけは求める……
そんな人間なぞ
救うに値しないということ……」

高原「・・・」
おぼろ丸「・・・」
ユン「・・・」
アキラ「・・・」
サンダウン「・・・」
キューブ「・・・」
ポゴ「・・・」

のび太(あれ・・・僕なにかやったっけ・・・?)

魔王オディオ「そして次に君達のことだ。
さいわい、君達は戦いに勝って
大切なものを手に入れた……
だがそれらも しょせん
一方的な欲望ではないのか?
自分にとって大切なもの……
それを守るためならば
他者を傷つけていいのか……?」

のび太(僕はただジャイアンに仕返しをしようと思ってただけなのに・・・)

魔王オディオ「お前達もこの世界に住んでいたみにくい人間たちと同じだ……
あいつらと同じように……
己の生き様を後悔しながら……
別れを告げさせてやろう……
悩みと苦しみに満ちた
その罪深き人生に……!!」



ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・


オディオモール
オディオマウス
オディオアイ×2

のび太「ついに最後の戦いだ・・・」

高原「こいつを倒せば・・・」

おぼろ丸「全てが終わる・・・」


高速粘弾


ビュッ

高原「ぐっ!?」

のび太「高原さん!?」

高原「ちくしょう、少し感傷に浸りすぎていたようだ・・・」

キューブ「」ピロピロピロ!

ハイスピードオペ

高原「おっ・・・ありがとうな・・・」


高速粘弾


ユン「甘いっ!」


不射の射

アキラ「見事な反撃技だな」

サンダウン「・・・・・・・・・」

ハリケンショット

ババババババキュン!!

オディオアイ「」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・

サンダウン「片目は潰したぞ・・・」

おぼろ丸「かたじけないでござる!」

忍法矢車草

おぼろ丸「はあああっ!」

ポゴ「ウホッウホッ!!!」ガボラッチョ

のび太「ドカン!!!ドカン!!!」

バシィッバシィッ

オディオアイ「」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

のび太「やった!後は口とモールだけだ!」

高原「はっ!」

通打

ゴキィッ

アキラ「おらぁっ!」

ローキック

オディオマウス「」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

のび太「よしっ!後はモールだけ・・・」

バチィン・・・バチィンバチィン・・・

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

バサッ・・・



ピュアオディオ



アキラ「なんだこいつ!?」

高原「動揺するな!気を抜けば死ぬぞ!」

のび太「そうだよ!みんなでこいつを倒すんだ!」

サンダウン「今だ・・・!」

ハリケンショット

ババババババキュン 999

サンダウン「・・・」チャキッ


セントアリシア


ブゥーン・・・・・・キャァァァァァーーー‼

ポゴ「」

のび太「ポゴ!!」

おぼろ丸「石化してるでござる!とにかく奴を止めるでござる!」

のび太「そんなこと言ったって・・・!!来る!!」


セントアリシア


ブゥーン・・・・・・キャァァァァァーーー!!!!

高原「ぐっ・・・くそっ・・・」

のび太「高原さああああん!!!!」

アキラ「のび太!お前はキューブと一緒に2人を手当てしろ!」

サンダウン「奴への攻撃は私と!」

おぼろ丸「拙者と!」

ユン「僕がやります!」

のび太「みんな・・・ありがとう」

キューブ「」

ハイスピードオペ

のび太「あった・・・これを・・・!」

ヨシュアの実

高原「うっ・・・」

のび太「高原さん!」

高原「これ・・・のび太がやってくれたのか・・・ありがとうな・・・」

ハリケンショット
忍法矢車草
旋牙連山拳

サンダウン・おぼろ丸・ユン「うおおおおおおお!!!!」

おぼろ丸「のび太殿!」

ユン「とどめはのび太さんがやってください!」

のび太「えっ!?」

サンダウン「私達に構わず!」

キューブ「」ピロピロピロ!!

アキラ「迷う時間はねぇぞ!」

ポゴ「ウホッ!!!」

のび太「みんな・・・」

高原「のび太・・・やれ!」

のび太「はいっ!!!」スチャッ

のび太「魔王オディオ!!!」

ピュアオディオ「・・・」

のび太「これで終わりだ!!!」




ドカン!!!




ピュアオディオ「グオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」

魔王オディオ「・・・・・・」

スゥー・・・・・・

ドサッ

オルステッド「完敗だ・・・!私の負けだ・・・!」

オルステッド「さぁ・・・とどめを刺せ・・・!」

のび太「・・・・・・・・・」クルッ

高原「のび太!?とどめを刺さなくていいのかよ!?」

のび太「・・・・・・ここでやったら・・・オディオと変わらないよ・・・」

のび太「さぁ、帰ろう・・・」

のび太「・・・・・・」




待て・・・!



のび太「!!!」

オルステッド「知るがよい!オディオの意味を!

それは‥‥

太古の昔より‥‥

はるかなる未来まで!

平和なる時も‥‥

混乱の世にも!

あらゆる場所!

あらゆる時代に!!

戦いの火ダネとなるものッ!!

それは人間が存在する限り

永遠に続く『感情』なのだ‥‥

その感情の名を‥‥

『憎しみ』あるいは‥‥

『オディオ』というッ!!

高原「この俺の怒りがッ!てめえをブッつぶす!!」

尾手 院王「ゲッ・・・ゲコッ・・・ゲコゲコッ」おぼろ丸「・・・!」

オディワン・リー「ふん・・・しょせん付け焼き刃よ!」
ユン「心山拳奥義!旋牙連山拳!」

アキラ「ざけんなよ‥‥そんなカッコに ならなくてもな‥‥
一つにはなれんだよ! なあ‥‥
 そうだろ  松ッ!! 」

高原「大激怒岩盤割り!」

おぼろ丸「忍法矢車草!」

ユン「旋牙連山拳!」

アキラ「バベルノンキック!」

サンダウン「ハリケンショット・・・!」

キューブ「」メーザーカノン

ポゴ「ウホホッ!」ドゲデスデン


のび太「・・・」

「誰だ!そこでにやにやしてるのは!なんだのび太か、俺が寝ぼけてるところをよくも見たな!許せねえ!」

「うわぁっ、ドラ・・・・・・っ!!」

「ケンカならドラえもん抜きでやろう・・・!」

「ほほう・・・おまえエライな・・・そうこなくっちゃ」

ジャイアン「どんなもんだ!二度と俺様に逆らうな!」

のび太「待て!まだ負けないぞ」

ジャイアン「なんだお前・・・?まだ殴られたいのか?」

のび太「何を!勝負はこれからだ!」

ジャイアン「ふう・・・ふう・・・これで懲りたか・・・何度やっても同じことだぞ・・・はあ、はあ、いい加減に諦めろ」

ガシッ

ジャイアン「!?」

のび太「僕だけの力で君に勝たないと・・・・・・」





ドラえもんが・・・安心して・・・帰れないんだ!!!!!

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