P「俺の私生活が知りたい?」 (116)
小鳥「そういえばあんまりプロデューサーさんの私生活って知らないなって思いまして」
P「はぁ…といっても面白くないですよ?あんまり遊びにも行かないし」
小鳥「そうなんですか?」
P「まぁ…仕事が忙しいってのもありますし、帰って飯食って寝るだけですよ」
小鳥「むむむ…隠しますね」
P「いや、そんなわけでは…」
小鳥「じゃあ教えてくださいよ!し・せ・い・か・つ!」
高木「私もぜひ、知りたいものだねぇ」
P「社長!」
高木「アイドルの子たちのことはなにかと知る機会も多いが…プロデューサーである君のことはあまり知る機会がないからね」
小鳥「ですね」
P「たしかにそういわれてみればあんまり自分のことを話すときもないような気も…」
高木「………!ティンときたよ!小鳥君、君に密着取材を頼もう!」
小鳥「…へ?」
高木「なに!同じプロの仲間として、相手のことを知ることは大切なことだよ。君にはしばらく彼と共に過ごしてもらおうじゃないか」
P「え、えぇ~!?ま、まずいですよそれは!」
小鳥「そ、そうですよぉ!ま、まだお付き合いもしてないのに同棲だなんて…キャっ☆」
高木「…よし、彼の近くのホテルを何日か押さえたよ。しばらくはそこに滞在してくれたまえ小鳥君」
小鳥「…で、ですよねー」
P「まぁ…そういうことなら、特に見られて困るものもないですし」
高木「よし、なら今日からぜひ始めてくれたまえ」
小鳥「…と、いうことなのでよろしくお願いします」
P「こちらこそ、なにも面白くないと思いますけど」
小鳥「ふふ、そんなことないですよ!」
小鳥「(思わぬチャンスが舞い込んだわ…ふふ、ここで一気に…密着させてもらいますよプロデューサーさん!)」
小鳥「ぐふ、ぐふふふふ…」
高木「ふふ、ふふふふふふ」
P「…なにごともなきゃいいけどなぁ」
小鳥「はい、今日のお仕事も終わりです」
P「ふぅ…お疲れ様でした」
小鳥「…よし!じゃあ帰りましょう!プロデューサーさん!」
P「あ、はい。今日はみんなも直帰ですし…あがりますか」
小鳥「楽しみだなぁ…そういえば、私プロデューサーさんの家ってどこにあるのか知らないですね」
P「あ、○×町です」
小鳥「…となると電車ですね」
P「はい、じゃあ行きましょうか」
小鳥「あ、帰りにスーパーとかあります?晩御飯作りますよ!」
P「本当ですか!いや…なんだか悪いな、あはは」
小鳥「いいんですって!ほらほら!行きますよ!」
P「ちょ、ちょっと押さないでくださいよ!」
小鳥「ほらほら~!」
P「…混んでますね、電車」
小鳥「そ、そうですね…私帰りはいつも歩きなので…帰宅ラッシュすごいですね」
P「…音無さん、こっちに」
小鳥「は、はい?お、おひゃっ」
小鳥「(む、胸板が!ち、近い!んふ!)」
P「今日は特に混んでるな…」
小鳥「しょ、しょうですか…」
P「苦しくないですか?」
小鳥「…大変心地よいです」
小鳥「(夢見心地…時よとまれ)」
???「キャッ」ドンッ
P「だ、大丈夫ですか?ってあれ」
小鳥「………え?」
律子「いたた…あ、お疲れ様です」
小鳥「り…律子…さん?」
小鳥「あ、あはは…偶然ですね」
律子「二人とももうあがりですか?って…あー、今日はみんな直帰か」
P「そうなんだ、しかし今日はすごいな」
律子「ええまったく…おかげで息苦しいったらありゃしない」
P「ほら、こっちこいよ」
律子「どうもでーす」
小鳥「(ず、随分となれた様子で…)」
小鳥「律子さんもこっちの方向だったんですね?」
律子「そうなんです、あれ?言ってませんでしたっけ?」
P「俺も聞いたことは無かったな、ここ最近毎日のように会うから気にしてなかったけど」
小鳥「ん?」
律子「そういえば、最近毎日会いますねー」
P「行きも帰りも毎回おんなじ車両に乗るなんて奇遇だよな」
律子「奇遇ですね」
小鳥「…き、奇遇ってレベル?」
律子「なにかいいました?」
小鳥「い、いえなにも…」
律子「…そういえば、どうして小鳥さんが電車に?たしか徒歩通勤で」
P「あ、ああ!こっちのほうに用があるらしいんだ」
小鳥「…そ、そうなんですよ!ちょっとツ○ヤにBDを借りに行こうかなって!」
律子「なるほど、近くにないんですか?レンタルショップ」
小鳥「な、ないんですよね~…不便ですよね!不便!」
律子「そうですね…私もよくCDとか借りに行きますよ」
小鳥「で、ですよね~!あはは!」
P「あ、着きますよ音無さん」
<○×駅~足元に気をつけて~
小鳥「そ、そうですね!じゃ、じゃあここで!」
P「俺もここだから、また明日な律子」
律子「はーい、お疲れ様でしたお二人とも」
小鳥「お疲れ様です!」
P「お疲れさん!」
…ガタンゴトン…ガタンゴトン
小鳥「…お、驚きました…まさか律子さんがいるなんて」
P「最近よく会うんですよね…あ、説明が長くなりそうだったんでごまかしちゃいました」
小鳥「あ、はい。全然大丈夫です!」
小鳥「(そのほうが都合がいいですし…)」
P「じゃあ、行きましょうか、帰りにスーパーですね?」
小鳥「そうですね、行きましょう行きましょう!」
律子「…ツ○ヤ…ねぇ」
律子「さーって、次で降りて乗り換えなきゃ」
律子「…まったくの反対方向って面倒ね、引っ越そうかしら」
スーパー
P「なに買います?」
小鳥「そうですね…ジャガイモと豚肉とにんじんと…」
P「…お、もしかして」
小鳥「…ふふ、私意外と料理できるんです、あとしらたきと~いんげんと~」
P「…これは、期待できそうだなぁ」
小鳥「(ふふふ、練習に練習を重ねついに完成した小鳥特製肉じゃがでまず胃袋からわしづかみにして)」
P「あ、おーい!真ー!」
真「あ、こんばんわ!プロデューサー!」
小鳥「!?」
P「こんばんわ、どうしたんだこんなところで?」
真「いや~、お父さんに牛乳かってこいって言われちゃって!」
P「なるほど、おつかいか…お疲れさん」
真「いえいえ~、ボクも飲みますからね!」
小鳥「ま…真ちゃん?」
真「あ、小鳥さん!こんばんわ!買い物ですか?奇遇ですね!」
小鳥「え、ええ…そうなのよ!真ちゃんもおつかいお疲れ様」
P「って、昨日も牛乳買いに来てなかったか?」
小鳥「き、昨日も?」
真「あはは、そうでしたね!」
P「真の家の消費は激しいな」
真「ん~、そうですかね?家族で飲んだらすぐですよ!直ぐ!」
P「でも何回も買いに来るのはめんどうだろう?」
真「そうでもないですよ?それに近いですし!」
小鳥「そ、そうなのね~…」
P「あ、買うものはそれで全部ですか?」
小鳥「え?あ、はい」
P「じゃあ俺会計しちゃいますね!」バッ
小鳥「あっ」
P「まっててくださーい!」
真「………」
小鳥「………」
真「なんだかはしゃいでるなー、プロデューサー」
小鳥「そ、そうかしら?」
真「…あれ、なんで小鳥さんの買い物をプロデューサーが会計するんだろう」
小鳥「そ、それはあれよ!一回で会計したほうが楽でしょ?ね?」
真「…それもそうですね」
小鳥「そ、そうなのよ~…あはは…」
P「ふぅ…お待たせしました」
真「…じゃ、ボクもこれ買って帰りますね!」
小鳥「え、ええ…気をつけて帰ってね?もう夜だし…」
真「大丈夫ですよ!すぐそこですから!じゃっ!」
P「おーう!また明日な!」
小鳥「…あ、あはは…今日はなんだかよく会う日ですね」
P「そうですか?最近真もこのスーパーでよく会うからなぁ…」
小鳥「…も?」
P「真の家ってそういえば知らないけど、近いなら今度挨拶に行かないとな…」
小鳥「…そ、そうですね」
P「じゃあ、行きましょうか音無さん」
小鳥「あ、はい…き、気のせい気のせい…よね?」
P「楽しみだなぁ…音無さんの料理」
<アリガトウゴザイマシター
真「…あ、お父さん?うん、今買ったよ牛乳」
真「ごめんごめん、いつものスーパーはちょっと高くてさ」
真「うん、これから全速力で走って帰るよ!え?うーん…そうだなぁ」
真「1時間くらいかな」
P「ここが、俺のマンションです」
小鳥「ほー…ここが…」
P「はい、じゃあその…どうぞ」ガチャッ
小鳥「…お、お邪魔します」
P「はい、ただいまっと」
小鳥「…では、失礼して…おー、意外と片付いてますね」
P「たんに物が少ないだけですけどね」
小鳥「いえいえ、清潔感があっていいことだと思いますよ?」
P「物は言いようですね」
小鳥「まぁまぁ、じゃあ早速料理作っちゃいますね!」
小鳥「(なんだか今日はいろいろあったけど、これからが勝負よ小鳥!)」
小鳥「醤油は…あるわね、だいたいそろって…あ、みりんがない」
P「あー…さすがにみりんなんか使わないからないですね…」
小鳥「あー…まぁ、無くても出来ますから!大丈夫です!」
P「…あ、すこし待っててください、ちょっと調達してきますから」
小鳥「調達?」
P「すぐ済みますんで!ちょっと待っててくださいね!」ダッ
ガチャッ
小鳥「あ!…別に無くても作れるのに…それに調達って…スーパーに戻るのかしら?」
<ピンポーン!ガチャッ!ア、コンバンワー!
小鳥「…なるほど、お隣さんから借りるのね」
<アラアラ~ソレハタイヘン、チョットマッテテクダサイネ
小鳥「………ん?」
<アリガトウゴザイマス!ジャアマタアシタ!ハイ~
P「ふぅ、お隣さんから借りてきました!」
小鳥「そ、そうですか…」
P「いやぁ…ちょくちょく助けてもらって悪いなぁ…今度お礼しなきゃ」
小鳥「…あ、あの…ちなみにお隣さんってのは…」
P「え?ああ、言ってませんでしたっけ?あずささんですよ」
小鳥「ああ…やっぱり…そうですよねー」
P「なんでも前済んでたアパートじゃ防犯的にちょっと不安だって言ってたんですよ」
小鳥「え、ええ…それは聞いてましたけど…」
P「いやー、まさか隣に引っ越してくるなんてびっくりですよね!」
小鳥「…あ、あはは…ですね」
P「それ以来なにかと手伝ってもらって…たまに晩御飯の差し入れとかしてくれるんですよ」
小鳥「そ、そうですか…」
P「こんどお礼しなきゃなー」
小鳥「…お、お料理…しちゃいますね」
P「あ、お願いします」
小鳥「(…偶然よね、偶然)」
P「じゃあ俺はお風呂でも入れてきます」
小鳥「あ、はーい!」
小鳥「…よし、聞かなかったことにしよう」
小鳥「…今日はそれどころじゃないわ、小鳥、頑張るのよ」
小鳥「あとはちょっと煮込むだけです!」
P「すでにいい匂いが…早く食べたいですね!」
小鳥「んっふっふ~…自分でいうのもあれですが、自信作ですよ」
P「おお、それは…期待してますね」
小鳥「はい!どうぞ期待してください」
P「…あ、お湯止めてこなきゃ!」ダッ
小鳥「いってらっしゃーい」
小鳥「…ふふ、あとは胃袋をつかむだけ…ぐふふふ…あ」
小鳥「犬の壁掛けカレンダー随分と可愛いの使ってるんだなぁ…プロデューサーさん」
小鳥「もう11月か…そろそろおわりね~、11月は柴犬なのね」
小鳥「…ついつい気になっちゃうわね、12月はなにかしらっと」ペラッ
小鳥「………」
小鳥「おおおおおおおおっ!?!?」ズササササ
小鳥「………い、今…犬の目が光ったような…というより目が合ったような…」
小鳥「ひ、光の加減よね!はー…おどろいたー!」
小鳥「…12月は…そう、ミニチュアダックスか…あ、あはは…可愛いわね」
小鳥「…可愛い…可愛いけど…黒目に穴が開いてるわね…」
小鳥「………11月も…目に穴が開いてるわね」
小鳥「あ、11月と12月のわんちゃんの目の位置が重なるのね…なるほど」
小鳥「………」
小鳥「壁に穴は…無いわね」
小鳥「………き、気のせい気のせい!これで壁に穴なんてあったらできすぎですよ~も~!」
小鳥「もう、プロデューサーさんったらきっと飾るときになにか失敗したのね!」
小鳥「こんど新しいカレンダー買って来てあげないと!」
小鳥「…うん、ないない」
P「ふぅ、あふれちゃってたな」
小鳥「おおっ!!」
P「音無さん?」
小鳥「な、なんでもないです!ご、ご飯食べましょう!ね?ね?」
P「…ふぅ、ご馳走様でした」
小鳥「お粗末さまでした、どうでした?」
P「いやぁ…美味しかったです!」
小鳥「ほっ…よかったー…ちょっと不安だったんですよね」
P「なにをいいますか、ばっちりでしたよ」
小鳥「ふふ、あんまり褒めないでくださいよ~」
P「いやぁ…音無さんはいいお嫁さんになりますね」
小鳥「へっ!?」
P「ほら、にくじゃがってお嫁さんに作って欲しい料理No.1じゃないですか」
小鳥「そ、そうですか?へー知らなかったなー!」
P「これだけ上手く作れるなら…これはもう最高のお嫁さんですね!」
小鳥「あ、あはは…そんな、私なんて…」
小鳥「(…これは、完全につかんだわね)」
P「…あ、そういえばまだありますか?」
小鳥「え?あ、はい!余分に作ってあるので明日にでも食べてもらえば」
P「あー、もちろん明日も食べさせてもらいますけど…ちょっと差し入れしたくて」
小鳥「差し入れ?あずささんですか?」
P「あ、いえいえ、あずささんは明日早いからもう寝るそうです」
小鳥「へ、へぇ~…大変ですね」
P「まぁ、差し入れってのは反対の隣部屋なんですけどね」
小鳥「なるほど、量はあるので大丈夫ですよ」
P「ならよかった!いや~…普段あんまり食べてないっぽいので」
小鳥「ほうほう」
P「じゃ、ちょっと持っていきますね!」
小鳥「あ、じゃあ包みますよ」
P「すみません、ありがとうございます」
小鳥「ちなみにどんな子なんですか?お隣さんは」
P「どんな子?…あ、もしかして言ってませんでしたっけ」
小鳥「へ?」
P「もう一人のお隣さんは千早ですよ?」
小鳥「ち…千早…ちゃん?」
P「ええ、もう引っ越してきてから結構たちますけどね」
小鳥「し、知らなかった…」
P「いや、俺も最近まで知らなかったんですよ」
P「実家から米がすごい送られてきて、それをおすそ分けしようと思ってたずねたら…なんとって感じで」
小鳥「は、は~…」
P「それからまぁ、ちょいちょいご飯をね」
小鳥「な、なるほど」
P「そうそう、そこのカレンダーとかも実は千早がくれたんですよ」
小鳥「へ?」
P「いや、俺の部屋を見て「殺風景ですね、せめてカレンダーくらい飾ったらどうですか?差し上げますから」って」
小鳥「………」
P「男の俺があんな可愛い犬のカレンダーなんて…ちょっと恥ずかしいんですけどね、ついつい嬉しくて…あはは」
小鳥「あ、あははー」
P「でもたまーに犬と目が合ってるような気がするんですよね…俺、結構犬好きなのかな」
小鳥「き、気のせいじゃないと…思ったり」
P「なに馬鹿なこと言ってるんですか、カレンダーですよ?」
P「じゃあ、ちょっと差し入れしてきますね」
小鳥「あ、はい」
<ガチャッ
小鳥「………」
イイオヨメサン
小鳥「ひぃ!!」
<チハヤー、オウコンバンワ、ジツハバンゴハンノサシイレデ、アア、ソウソウ
小鳥「…へ、部屋のスイッチ…オーフ…」カチッ
小鳥「犬の目から光が出てる………」カチッ
小鳥「…蓋、あるんだなぁ…」
<ガチャッ
P「すごいな千早、なんで俺の部屋に音無さんが来てるのわかってたんだろう…」
小鳥「…こ、声がしたんじゃないですかね」
P「あー、かも知れないですね…ちょっと音量さげなきゃな」
小鳥「そ、そうですね…あはは」
P「…あ、もう9時ですね」
小鳥「…そろそろ帰りますね?」
P「あ、はい!送っていきますよ」
小鳥「ぜ、ぜひ!お願いします!」
P「え、ええ…もちろんですが」
小鳥「きょ、今日は一人じゃ…帰りたくないかな~…って」
<ドンッ
小鳥「ひぃ!!」
P「ん?千早転んだのかな?」
小鳥「い、行きましょう!プロデューサーさん!」
P「え?わ、わかりましたからそんな急がなくても」
小鳥「は、早くお風呂にはいりたいなーって!」
小鳥「さ、寒いですね…はぁー…」
P「もう11月ですからね」
小鳥「…て、手が寒いなー…なんて」
P「…あー、手でもつなぎます?」
小鳥「…ふふ、そうですね!寒いですし!」
P「えっと、じゃあその」
小鳥「し、失意礼して~」
バウバウッ!!
小鳥「ひぃ!!」
P「うぉ!!」
???「あ、こら!いぬ美!人にほえちゃダメでしょ!めっ!」
小鳥「い、犬?」
P「お、響か、こんばんわ」
響「はいさい!こんばんわだぞ!プロデューサー!ぴよ子!」
P「今日も散歩か?」
響「うんっ!なんだかいぬ美、このルートが気に入っちゃったらしくて」
P「そうか、ほらいぬ美~、お手」
小鳥「…さ、散歩か…あはは」
響「…あれ?そういればなんで二人ともこんな時間に一緒で………はっ…まさか!!」
小鳥「ち、違うのよ響ちゃん!?これはそのアバンチュールとかそういうのではなくてそのオシゴトのあの!」
響「二人で遊びに行ってたんだな!ず、ずるいぞ!自分たちがお仕事がんばってるのに二人で遊びに行くなんて!」
小鳥「…そ、そうなのよ~ちょっと時間ができちゃって~」
P「ほ~らいぬ美、よ~しよしよし」
響「こんどは自分も連れてってよねっ!」
小鳥「え、ええ!今度は一緒に行きましょうね!ほら、プロデューサーさん帰りますよ!」
P「よーしよしよし…ふぅ、いぬ美は可愛いなぁ…やっぱり俺は犬派なんだろうな」
小鳥「じゃじゃあね響ちゃん!」
響「うん!気をつけて帰るんだぞ!」
P「響も気をつけて帰るんだぞ?」
響「いぬ美がいるからなんくるないさ~」
小鳥「じゃ、行きましょうプロデューサーさん!」
P「あ、はい、じゃあな響~また明日~」
響「また明日ね~!!」
響「…ぴよ子からプロデューサーの部屋のにおいがしたぞ」
響「…まぁ、そういうときもあるよね!」
響「千早とあずささんのにおいもしたのは…まぁいつもどおりだしなんくるないなんくるない!」
響「よっし!帰るぞ!いぬ美!」
ズルズルズルズル
響「う~…いぬ美、ちょっとは自分で歩いて欲しいぞ…ここまでくるのに全部引きずってきたんだから…」
いぬ美「バウッ」
響「こんどはハム蔵に逃げ出してもらうことにするぞ…はぁ」
ズルズルズルズル
P「ここがこれから止まるチャオ☆ホテルですね」
小鳥「あ、ここまでで大丈夫ですから」
P「そうですか?じゃあ…あ、ご飯ありがとうございました」
小鳥「いえいえ!私がやりたくてやったことですから!」
P「それでも、ありがとうございます」
小鳥「え、えへへ…いえ、喜んでもらえたならなによりです」
P「じゃ、じゃあその…おやすみなさい」
小鳥「はい、おやすみなさい」
P「また明日~」タッ
小鳥「は~い!………あ、あの!!」
P「はい?」
小鳥「………お、お気をつけて」
P「…あはは、ありがとうございます!じゃあ!」
小鳥「…おやすみなさーい!………あ」
<オヤ、キグウデスネアナタサマ、コヨイハツキガキレイデ…
小鳥「………今日は、すごかったわね」
小鳥「765プロ、大丈夫かしら…いろんな意味で」
Plulululululu
小鳥「あら?フロント…からかしらね?はい?」
「音無小鳥様へフロントに言付けがございましたのでお伝えします」
小鳥「言付け?」
「はい、テンカイシュンコウ様というお方から」
小鳥「…誰かしら?」
「用件は、『にくじゃがはうまくできましたか?』だそうです」
小鳥「!?」
「それでは、失礼します」
ツーツーツーツー
小鳥「あ、あはは………今日は、電気をつけて寝よう」
小鳥「…私、生きて帰れるかしら…」
続く
寝る、おやすみー(^o^)ノ
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テンカイ シュンコウ 何者だろー(棒)