P「はあ、パーティーか」
春香「はい!プロデューサーさんもぜひ!」
P「うーん…でもなあ、仕事が…」
春香「開始は夜からですし、ちょっとくらい遅くなっても大丈夫ですよ」
P「…でも若い女の子たちに混ざってってのも…」
春香「小鳥さんも呼びましたよ」
P「それ失礼じゃない?」
春香「社長も時間合わせて出席するって言ってましたし」
P「はあ…分かった、行くよ行けばいいんだろ?」
春香「やった!」
P「それで場所と時間は?」
春香「明日の19時から伊織の家です」
P「明日ってのも急だな…」
春香「○○駅に18時半集合で、そこから伊織の家から車が迎えにきてくれるらしいです」
P「ほえぇ~…豪華だこと」
春香「それでですね…」
P「?」
春香「せっかくだからみんなおめかししていこうってことで」
P「嫌な予感がする」
春香「今からドレス買いに行きましょう!」
P「いやそりゃあ二人とも今日の午後は何も無いけど」
春香「えぇ~いいじゃないですか~」
P「女子の買い物は長いしなあ」
春香「ちょっとだけ!ちょっとだけだから!」
P「別の意味に聞こえるぞそれ」
春香「だってヒマなんですもーん」
P「別にいいじゃないか、普段着で」
春香「だって伊織はドレス着るって言うんですもん」
P「他のみんなもドレスなんて持ってないだろ」
春香「やよいとか亜美真美はサイズ合うから伊織が貸すって」
P「千早、真、雪歩」
春香「千早ちゃん番組で衣装貰った真はなぜか知らないけど持ってる雪歩は自前の着物着る」
P「なぜカタコト」
春香「私だって自分のが欲しいんですよー」
P「……」
春香「プロデューサーさんプロデューサーさぁん」
P「だー!仕方ないな!」
春香「えっ」
P「今書類まとめてるからちょっと待っとけ」
春香「い、いいんですか!?」
P「自分から言っといてそれはないだろ」
春香「やったー!プロデューサーさんとデートだー!」
P「デートとか言うなデートとか」
春香「えへへー」
P「…ったく」
P「よし、じゃあしまむらに行くか」
春香「おい!おーーーーい!!」
P「お前すっかりバラエティ慣れしたなあ」
春香「プロデューサーさんのとってくる仕事に問題があると思います」
P「それは悪いと思ってる」
春香「ホントに悪いと思ってますか?」
P「はは、それじゃあそこの洋服屋に行こう」
春香「プ、プロデューサーさんあんなオシャレなお店知ってるんですか?」
P「番組のスタッフさんに前教えてもらったんだよ、参考になるかと思って」
春香「参考?」
P「…あー、お前たちの衣装とかにな、その」
春香「そっかー、参考ですかー、えへへ」
P「ニヤニヤすんな」
春香「プロデューサーさん!ドレスですよ、ドレス!」
P「そりゃあ見れば分かるよ」
春香「あ、コレかわいい~!向こうのやつも!」
P「まあゆっくり試着でもしてきな」
春香「はーい!すみません店員さーん!」
P「店の中では静かにしろよー」
春香「んー、かわいいの買えたなー」
P「はは、それはなにより」
春香「…まあ値段もそれなりにしましたけど」
P「また頑張って稼げばいいさ、バラエティで」
春香「私だってドラマとか出たいですー」
P「まずはどんがら癖を直さないとな」
春香「むー」
P「まあお前が芝居の稽古頑張るんだったらこっちだって頑張って仕事取るけどな」
春香「が、頑張ります!」
P「おう、頑張れ」
春香「ところで」
P「ん?」
春香「プロデューサーさんはいいんですか?」
P「んー、まあいつも通りスーツでいいんじゃないか?」
春香「ダメですよ!せっかくの機会なんだし」
P「でもそういう堅苦しい服装苦手なんだよ…」
春香「黒ばっかりじゃなくてもっとキレイな色とか似合うと思うんですけどねー」
P「そこらへんの感覚はよく分からん」
春香「…よし!」
P「?」
春香「私がプロデューサーさんの服を見立ててあげます!」
P「い、いいよそんなの!」
春香「ダメです!みんなにもプロデューサーさんの新境地見せてあげましょうよ!」
P「新境地って…」
春香「よーし!まずは向こうのお店ですよー!」グイグイ
P「ばっ…!あんな高い店は財布が…っ!」
春香「私が頑張って稼ぎますからー!」
‐パーティー当日‐
やよい「伊織ちゃんドレスありがとー!」
亜美「んっふっふ~、こりゃあ亜美たちがせくち→女優になる日も遠くないですな→」
真美「あずさお姉ちゃんもうかうかしてられませんな→」
あずさ「あらあら~、でもみんな似合ってるわよ~」
伊織「まあこの伊織ちゃんのドレスなんだから当たり前よね!」
響「それは違うと思うぞ…」
美希「おにぎりは無いの?ねえおにぎりは?」
貴音「たまにはこのような催しも良いものですね」
雪歩「貴音さんの着物もステキですぅ…」
律子「雪歩が貸してあげたのよね?私も着物にすればよかったかしら」
千早「あら、律子のドレスも大胆でステキよ」
真「いやー、みんなかわいいなあ!」
高木(菊地君はなぜ魔法少女みたいな服装なんだろう…)
小鳥「それにしてもプロデューサーさん遅いわねー」
伊織「もうそろそろ着くって連絡あったわ、あと10分くらいだって」
千早「春香もいっしょなのよね?」
律子「昼から収録だったのに長引きすぎでしょ…」
亜美「なんかはるるんのリアクションが面白すぎて急に新コーナーができたんだって」
響「春香は相変わらずすごいなー(良い意味で)
キキーッ! バタン!
やよい「あっ!着いたみたいですー!」
雪歩「春香ちゃんの新しいドレス楽しみだなぁ」
あずさ「プロデューサーさんもおめかししてくるらしいわよ~」
貴音「それはなんと…胸が高鳴りますね」
春香「お待たせしましたー!」ガチャッ
美希「プロデューサーやっと来たの!」
真「!」
小鳥「わあぁ…きれいなドレス」
千早「似合ってるわよ、春香」
春香「えへへ、ありがと千早ちゃん」
律子「それにプロデューサー殿もいつもと雰囲気違いますね」
P「ど、どうも…」
真「ふわぁ…」
真美「姉ちゃん、すっごいせくち→だよ→!」
伊織「普段スーツばっかりだから意識してなかったけど…アンタなかなかスタイル悪くないじゃない」
P「う、うるさい…///」
響「あはは、プロデューサー照れてるぞ!」
P「こ、こんな胸元があいてる服着たことないんだよ!」
あずさ「私もうかうかしてられませんね~」
P「う、うかうか…?何の話…?」
雪歩「プロデューサーの白いドレスとってもステキですぅ!」
貴音「お似合いですよ、あなた様」
P「うっ…からかうなよ///」
高木「いやー、やっぱりキミもアイドル活動をすべきじゃないかね?」
P「社長まで…やめてくださいよ」
亜美「姉ちゃんの『Do-dai』聞きた→い!」
ワイワイ ガヤガヤ
P「まったくあいつら…めちゃくちゃ疲れた…」
春香「プロデューサーさん」
P「春香か…お前が私にドレスなんて着させなければ…」
春香「でも似合ってますよ?」
P「…まあ褒められて嫌な気持ちにはならないけど…」
春香「ふふ」
P「それに財布の中身がなあ…ドレス、ネックレス、ピアスとか…」
春香「いいじゃないですか、私が稼ぐんですから」
P「はは、じゃあ私も頑張って仕事とってこないとな」
「プロデューサー!ビンゴ大会始まりますよー!」
「はやく来るのー!」
P「今行くー」
春香「あはは、大人気ですね」
P「うるせー」
P「さーて、ビンゴで一等賞でも貰ってくるかなー」
春香「私は四等の高性能体重計狙いで!」
P「あ、そういえば明日の仕事なんだけど」
春香「はい?」
P「ライオンと遊ぶって内容だから肉は控えとけよ」
春香「おーーーーーーーーい!!!!」
おわり
春香さんがかわいいってのと女Pを書きたかったらこうなった
ちゃんと練らなきゃダメですね、出直してきます
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