カレン「ヤキモチを焼くアリスは可愛いデス」 (64)

カレン「(アリスはいつも可愛いデス)」

「(しかし、ヤキモチを焼くカレンといったら・・・)」

「(それはもう、天使のような可愛さデース♪)」

「(だからシノにちょっかいを出してアリスを妬かせるのはやめられませんネ)」

「オハヨーゴジャイマース」

こけし「おはようございます」

アリス「おはよー!」

カレン「えへへ、シノ」チュ

こけし「あ、あらあら」

カレン「シノ!?」

自分の事を可愛いと

>>3
やべえ間違えた

カレン「(アリスはいつも可愛いデス)」

「(しかし、ヤキモチを焼くアリスといったら・・・)」

「(それはもう、天使のような可愛さデース♪)」

「(だからシノにちょっかいを出してアリスを妬かせるのはやめられませんネ)」

「オハヨーゴジャイマース」

こけし「おはようございます」

アリス「おはよー!」

カレン「えへへ、シノ」チュ

こけし「あ、あらあら」

カレン「シノ!?」

アリス「カレン!人前でキスなんかしちゃダメだよ!」

カレン「まあまあ、いいではないですカ」

「あいさつ代わりですぜ」

アリス「日本ではそういうのを人前でやっちゃダメなの!」

こけし「まあまあ、落ち着いてください」

「アリスにもしてあげますね・・・///」チュ

アリス「ふえぇっ!?////」

カレン「(良かったデスネー♪)」

カレン「シノ、今日は手をつなぎましょうヨ)」

アリス「!?」

シノ「いいですよー」

カレン「えへへ、シノの手あったかいデース」

「手をつなぐのはいいですよネ、アリス?」

アリス「い・・・いい・・・よ」ギギギ

カレン「(いい感じに妬いてマス♪)」

シノ「(アリス・・・?)」

アリス「ぐぬぬ・・・」ギギギ

シノ「カレンの金髪は今日もきれいですねー」

カレン「そうですカー?」

シノ「ちょっと触らせてください」

カレン「どーぞどーぞ」

シノ「わあぁ・・・」キュンキュン

アリス「うぐぐぐぐ・・・」ギギギ

カレン「(アリス可愛いデース♪)」キュンキュン

アリス「ねえシノ」

シノ「なんでしょう?」

アリス「あ、あの・・・」

「わ、私とも、手、つながない?」

シノ「はい、よろこんで!」

「・・・あ、でも」

アリス「どうしたの?」

シノ「荷物が離せないので・・・今はちょっと」

アリス「」

シノ「~♪」

アリス「・・・」モヤモヤ

カレン「シノはいいにおいがしますね」

シノ「カレンこそ、上品な香りがしますよ~」クンクン

アリス「(クンクンしてる・・・!)」

「こ、こらシノ!犬じゃないんだからっ!」

シノ「アリスも嗅いでみてください、いい香りですよ♪」

アリス「ぐぬぬ・・・」ギギギ

カレン「(妬いてマス、妬いてマス♪)」

綾「・・・ねえ陽子」

陽子「何?」

綾「今日のアリス、なんだか暗くない?」

陽子「え?別にそんなこと・・・」

アリス「ギギギ」モンモン

陽子「・・・暗いな」

綾「でしょ?何かあったのかしら・・・」

陽子「アリスのことだから、シノ絡みじゃないか?」

アリス「ねえシノ」

シノ「はい、なんですか?」

アリス「教科書の20ページにある、ここの問・・・」

カレン「(今が狙い時デース!)」

「ハーイ、シノ!」

シノ「あら、カレン」ニッコリ

「どうしたんですかー?」

アリス「・・・ッ」ウルッ

「(な、泣かない!泣いてないもん!)」

アリス「(シノ・・・シノ・・・)」

「(だめ!授業に集中しないと!)」

「(・・・シノ)」

「(少し前まで、こんなことなかったのに)」

「(シノったら最近、カレンのことばっかり)」

「(私のこと、どう思ってるんだろう・・・)」

烏丸「・・・あら?」

「(アリスさん、元気なさそう・・・)」

キーンコーン

シノ「お腹空きましたー」

アリス「シノッ!お弁当食べようね!」サッ

綾「(すばやい)

シノ「はーい」

カレン「シノー!アリスー!一緒に食べるデス!」

アリス「(またカレン・・・)」

「(だめ・・・友達に嫉妬だなんて・・・!)」

シノ「(アリス・・・?)」

カレン「(アリスのヤキモチをもっと見たいデース!)」

「(嫉妬の炎に薪をくべましょう!)」

「(なんて、私も難しい日本語使えるようになりましたネ・・・)」

「シノ、あーん」

アリス「ッ!?」

シノ「あーん・・・んー、おいしいです♪」

アリス「(わ、私の手作りのお弁当なのに・・・!)」

「そ、そんな・・・」

カレン「どうかしましたカ?」

アリス「う、ううん!なんでもないよ!」

カレン「あーん」

シノ「ぱく」

カレン「あーん」

シノ「ぱく」

アリス「し、シノ!口の周りにご飯粒ついてるよ!私がとってあg」

カレン「じゃあ、私がとってあげマース」ペロ

アリス「~~~~~~~~~~~~~!?」

シノ「あ、ありがとうございますー」

アリス「・・・ッ」ジワ

アリス「(シノ・・・私のシノ・・・)」

「(誰にも渡さないはずだったのに)」

「(そうだよね・・・カレンの方が綺麗だし、スタイルもいいし)」

「(私なんかよりカレンの方がシノにふさわしいんだ)」

「(シノだって、カレンといる時の方が幸せそうだし)」

「(私なんて、どうせ・・・)」ウルッ

「(シノはもう、私のことなんて・・・!)」ウルウル

シノ「(アリス・・・?)」

カレン「シノ?どうしたデス?」

シノ「あ、いえいえ、なんでもないです」

カレン「そうデスカ」

「では、続きをしましょう!あーん」

シノ「ぱく」

カレン「あーん」

シノ「ぱく」

カレン「えへへ、なんだか私たち夫婦みたいですネ」

シノ「そうですねー」

アリス「・・・」

カレン「私が夫で、シノがお嫁さんですネ」

シノ「あらやだ、照れますねー」

カレン「シノ、大好きデス」

シノ「私もです、カレン」


私  も  で  す  、  カ  レ  ン

アリス「・・・ッ!!」ダッ

シノ「あ、あら?アリス!?」

カレン「(しまったデース!!限度を超えてしまいマシタ!!)」

「し、シノ。私はちょっとトイレへ行ってくるデス)」

シノ「あ、はい」

「(アリス・・・)」

カレン「(出来心とはいえ、アリスを怒らせてしまいマシタ)」

「(すぐやめるつもりが、いつの間にか長引いてしまったようデス・・・)」

「(責任は私がとらないと・・・)」

「ごめんなさいデス、アリス・・・」

「私がヤキモチなんて妬かせようとするから・・・!」

カレン、後悔の念を抱きつつ校内を走る。

アリス「ぐすっ・・・シノ・・・うぅ・・・」

「(シノに会いたくて日本語勉強して)」

「(シノに会いたくて日本まで来て)」

「(全部シノのためだったのに・・・)」

「(私なんかじゃ、シノに気に入ってもらえない・・・)」

「私、今まで何のために・・・」ジワッ

「うぅっ・・・!」ボロボロ

カレン「アリス・・・どこデース?」

シノ・・・シノ・・・グスン・・・

カレン「おや」

「このトイレからアリスの声がするデース」

「このままではアリスがヤンデレ化してしまいマス」

「ヤンデレは時にテロをも起こし、神にも戦を仕掛けると聞きマシタ」

「ここは私が責任を取ってアリスのヤンデレ化をストップシマス!」

「とりあえず思いを伝えることデス」

「アリスー!」

アリス「・・・カレン?」

この子、ピュアな外人キャラをカレンに食われて
最近ゲス路線に転向したよね

>>33 アリスの方がピュアです


カレン「オタノミモース!」

アリス「ど、どうしたのカレン」

カレン「アリス・・・ごめんなさいデス」ドゲザ

アリス「ええぇ!?大和田!?」

「あ、あの・・・どうして謝るの?」

カレン「実はデスネ・・・」

カレン、自分のしてきたことを話す。

アリス「そ、そうだったんだ」

「(そう思うと、なんだか恥ずかしいな・・・//)」

カレン「それでデスネ」

「シノの近くにいて分かったことがあるのデス」

アリス「分かったこと?」

カレン「イエス。それは・・・」

「シノがアリスのことを一番好きだということデス」

アリス「ほぇ!?」

「ほ、ほんとに・・・?」

カレン「もちろんデース!」

「間違いなく、シノはアリスラブですヨ!」

アリス「そ、それはどういう」

カレン「詳しく話すとデスネ」

「シノは、私と話していてもアリスをチラ見していマス」

アリス「////」

カレン「話題も、アリスが中心デス」

アリス「////」

カレン「あと、シノは私と手をつないでもあーんしても反応ナシですガ」

「アリスにキスした時だけはほっぺた赤かったですヨ」

アリス「~~~////」

カレン「アリスは、シノのこと好きデスカ?」

アリス「え?・・・そ、それは」

「・・・だ、大好きだよ!////」

カレン「oh!相思相愛デース」

アリス「ふえぇ!?////」

カレン「最近覚えた御名御璽デース」ドヤァ

アリス「カレン、それを言うなら四字熟語だよ」

「御名御璽は畏れ多くも帝より賜るものだよ」

カレン「そ、そうでしたカ」

アリス「(そ、相思相愛・・・//)」ポワワ

カレン「アリス。時は来たれりデス」

「今日の夜、思い切ってシノに告白するデース!」

アリス「こ、こくはく・・・!!」

「で、ででででもシノと私は女の子同士ですし」

カレン「アリスの愛は国境を越えマシタ」

「なら、性別も越しちゃいましょうヨ!」

「(うまいこと言ったデス)」

アリス「な、なるほど・・・」

夕方

カレン「それじゃ、また明日デース」

「(アリス、頑張れデス)」

アリス「じゃあねー」

シノ「また明日ー」

アリス「・・・ゴクリ」

「ね、ねえシノ」

シノ「はい、なんでしょう」

アリス「あの・・・importantな話があるの」

「(英語出ちゃったあああああくぁwせdrftgyふじこlp;)

シノ「?」

アリス「オホン。大事な話があるの」

シノ「大事な・・・?」

アリス「うん」

「あのね・・・私・・・、シノのこと・・・」

「好きなの」

シノ「はい、私もでs」

アリス「そ、そういう好きじゃなくて!」

「もっとこう・・・その」

シノ「分かってますよ」

アリス「・・・え?」

シノ「普通の好きじゃなくて・・・」ギュ

「こういうのでしょう?」

アリス「し、シノ・・・////」

シノ「アリス・・・私からも大事な話があります」

アリス「は、はいっ」

シノ「私、アリスのこともカレンのことも好きです」

「でも・・・好きの種類が違うんです」

「カレンのことは金髪少女として、友達として好きです」

「その代わり、アリスのことは」

「・・・アリスとして好きです」

「アリスだから好きなんです」

「金髪とか、友達とか、そういうものではなく」

「アリスだから・・・」

アリス「ししししシノののの////」

シノ「もう、照れすぎですよアリス」

「告白してきたのはアリスの方でしょう?」

アリス「そそそそうだけどぉ・・・」

シノ「まあ何はともあれ、これで私たち今日から」

「・・・一歩踏み込んだ関係になりましたね」

アリス「ふ・・・踏み込んだ・・・?」

シノ「俗に言う、その・・・」

「恋人、でしょうか」

「もう、言わせないで下さいよ恥ずかしい////」

アリス「」

シノ「アリス!?しっかり!」

大宮家

アリス「あーん」

シノ「ぱく」

アリス「あーん」

シノ「ぱく」

勇「・・・ねえ二人とも」

「なんだか、昨日より仲良くなってない?」

シノ「そ、そんなことないですよ!」

アリス「ま、前と変わらないよ!」

勇「ふーん(こりゃ付き合い始めたな)」

「(今夜が初夜かな・・・)」

翌日

カレン「オハヨウゴジャイマース」

シノ「おはようございます」

アリス「おはようカレン!」

カレン「(シノとアリス・・・恋人つなぎしてマス)」

「(どうやら告白はうまくいったようデスネ)」

シノ「カレン?どうしたのですか?」

カレン「あっ、いえいえ!なんでもないデース!」

カレン「(アリスは幸せそうな顔をしてマス)」

「(シノも幸せそうデス)」

「(それはとってもいいことデス・・・なのに)」

「(なんだか・・・寂しいデス)」

「(アリスは、もうシノのものデスネ)」

「シノには勝てないデース」

シノ「???」

アリス「(シノがまたカレンのことばっかり見てるよぅ・・・)」

アリス「シノ!」

シノ「どうしました?」

アリス「またそうやってカレンのことばっかり・・・」ゲキオコ

シノ「そんなことありませんよ?」ギュ

アリス「あっ」

カレン「oh!」

シノ「ほら、私はこうしてアリスを一番大切にしているではありませんか」

「登校中のハグなんてめったにしないんですよ///」

アリス「シノ・・・////」

アリス「私のシノがくれた初めてのプレゼント」

「それは登校中ハグでした」

「それは、甘くてクリーミーで、」

「私は特別な存在なのだと感じました」

「今では、私のお嫁さん」

「シノにあげるプレゼントは、勿論ペロチュー」

「なぜなら、彼女もまた、特別な存在だからです」


シノ「アリス・・・ちゅ」


アリス「ん・・・シノぉ・・・ちゅぱ」

シノ「んん・・・ちゅるっ・・・」

勇「(やってるやってる)」

おわり

くぅ~疲れましたwこれにて完結です!


初夜描写なくてごめん
よかったら感想書いてけ

初夜書けや

>>58
まあ許せや

同じ人物が話すときに「」の前の人物名がなくなるのはちと読みにくいと思いました

>>61
ごめん

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