やすな「ソーニャちゃんを無視し続けたらどうなるか」(70)

やすな「セーフ!」

ソーニャ「遅刻ギリギリだな」

やすな「ああ、今日先生に当てられそう!」

ソーニャ「日ごろから予習しておけば慌てることはないだろう。私は教えてやらないからな」

やすな「ねえ、この辺の答えってわかる?」

ソーニャ「だから自分でや」

「うん、多分こうじゃないかな」

やすな「なるほど」

ソーニャ「?」

「今日がんばってね」

やすな「うん、ありがとう」

やすな「よーし、これでばっちりだ!」

ソーニャ「そういうのは自分でやらないとダメだろ」

やすな「当てられる前にもう一度予習を」

ソーニャ「おい、聞いてるのか?」

やすな「ふんふん~♪」

ソーニャ「やすな?」

昼休み

やすな「今日のお弁当は何かな~」

ソーニャ「・・・」

やすな「うん、いつも通りののり弁!いただきまーす」

ソーニャ「おい、今日はこっちに来て一緒に食べないのか?」

やすな「・・・」モグモグ

ソーニャ「おいってば」

やすな「・・・」モグモグ

ソーニャ「・・・」

ソーニャ「まぁ、別に私もお前なんかと食べたくはないけど・・・」

放課後

ソーニャ「・・・」

やすな「終わったー。帰ろうっと」

ソーニャ「・・・」

ソーニャ「さてと私も帰るかな」

やすな「みんなじゃねー」

「あ、じゃあねー」

「折部さん、また明日ー」

ソーニャ「あ・・・」

ソーニャ「何だ今日のあいつは・・・」

翌日

ガラッ

ソーニャ「・・・」

やすな「それでねそれでね」

「へー」「そうなんだー」

ソーニャ「(やすな、今日はもういるのか)」

ソーニャ「(昨日も朝は登校中会わなかったし)」

ソーニャ「まぁ、絡まれなくなって逆に清々するか」

やすな「だからそこで私は」

「あはは」「折部さんおもしろーい」

ソーニャ「・・・」


ソーニャ「・・・」

やすな「さてと、今日の1時間目は~」

ソーニャ「やすな」

やすな「あれ、教科書?」

ソーニャ「おい」

やすな「あったあった」

ソーニャ「お前昨日から私のこと無視してないか?」

やすな「・・・」

ソーニャ「なぁ、無視してるよな?」

やすな「・・・」

ソーニャ「い、言いたいことがあるのならはっきり言え」

やすな「・・・」

ソーニャ「・・・」

やすな「・・・」

ソーニャ「ふん、じゃあいい。勝手にしろ」

やすな「・・・」

昼休み

ソーニャ「・・・」チラッチラッ

やすな「あー、お腹空いた」

ソーニャ「・・・」

やすな「お弁当食べようっと」

ソーニャ「・・・」ドキドキ

やすな「ねえ」

ソーニャ「!」

ソーニャ「な、何か用か?」

やすな「今日そっちで一緒にお昼ご飯食べてもいい?」

「うん、いいよー」「私の机使って」

ソーニャ「あ・・・」

ソーニャ「・・・」モグモグ

「折部さんのお弁当おいしそうだね」

やすな「お母さんが作ってくれたやつだけどね」

ソーニャ「・・・」モグモグ

「へー、そうなんだ」

やすな「そっちのもおいしそうだよ。1個おかず交換しない?」

ソーニャ「(あいつ実は友達多いよなー)」

ソーニャ「(いつも一緒にいるから気づかなかったけど・・・)」

やすな「あはは」

ソーニャ「・・・」モグモグ

おい、まだか

しょうがない、おれが書く

放課後

ソーニャ「やすなっ!」

やすな「早く帰ってテレビみよーっと」

ソーニャ「……」





ソーニャ「あれから、やすなが私を無視続けて、1ヶ月がたった…」

おれには無理だった

ソーニャ「別に、いつもの日常に戻っただけだ。気にすることはない」

あさ

やすな「おはよー!!」

ソーニャ「!?」

モブA「おはよー、やすなちゃん」

ソーニャ「……」



ソーニャ「もう我慢の限界だっ!!こうなったら、脅してでも聞き出してやるっ!!!」


モブA「やすなちゃん」

やすな「なに?」


モブA「最近、ソーニャさんと話してる所見てないけど、何かあったの?」




やすな「あの娘はもうどうでもいいよ」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年12月19日 (金) 21:15:45   ID: GtS-YOJN

うわ、だいぶ前のやつじゃん

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