亜美「どいてよ」
竜児「お、おう」
亜美「もうっ…」
亜美(…高須君が座っていたせいで、お尻が暖かい…)
竜児「悪い、なんだか居心地がよくて。今どくから」
亜美「別に、どかなくてもいいけど」
竜児「ん?」
亜美「よいしょっと」ギュウギュウ
竜児「お、おい、川島?」
亜美「別にいいでしょ?亜美ちゃん重くないし」
竜児「まぁ…そうだが…」
亜美「ふふーん」
冬月「入ってるな」
ゲンドウ「ああ」
キーンコーン...
竜児「やべ、予鈴鳴ったぞ」
亜美「………」
竜児「おい、川島。そろそろ降りてくれ」
亜美「嫌」
竜児「は?」
亜美「もう少しこのままでいようよ、高須君」
竜児「いや、でも次の授業が…」
亜美「サボッちゃお?」
竜児「まずいだろ…」
亜美「私は動かないもん」
亜美「どうしても行きたいなら、力尽くでいってね?」
竜児「う……」
キーンコーン....
竜児「………」
亜美「あーあ、授業始まっちゃった」
竜児「お前のせいだろ…」
亜美「なんでー?亜美ちゃんをどかして行けばよかったのに」
竜児「それは………」
亜美「ほらほら、亜美ちゃんのか細い腰を掴んでどかすだけでしょ?」グリグリ
竜児「ば、馬鹿!押し付けるなって…」
亜美「どうして?」
竜児「いや、それは、だから、その…」
亜美「ふふ、変な高須君」
高須(まずい。川島の身体、柔らかくていい匂いがする)
高須(身体の一部が大変な事に…!)
亜美「あれ?高須君、もしかしてさ」
高須「な、なんだ?」
高須(バレたか………?)
亜美「朝風呂入ってきたでしょ?」
亜美「何だかいい匂いするもん」
高須「お、おう…」
高須(よかった…バレてない……)
亜美「ところで、私のお尻を下から持ち上げてる硬いの、何?」
高須「 」
亜美「ねぇねぇ。何かな、高須君」
高須「それは、えーと…」
亜美「………」ニヤニヤ
高須「あう………」
亜美「……ま、別にどうでもいいんだけどねー」
亜美「ん…ちょっと向き変えるね」ノソ...
高須「え?あ、あぁ……」
高須「って、何やってんだ!?」
亜美「ん?別に、座る向き変えただけだけど?」
高須「いや、おまえ、これ…」
亜美「人と話すなら、面と向かわなきゃダメでしょ、やっぱり」
高須「 」パクパク...
キタエリ「私ってほんと馬鹿」
亜美「ねぇねぇ、高須君」
竜児「な、なんだ…」
亜美「亜美ちゃん思うんだけど、大河ばかり高須君のお世話になってるのって不公平じゃない?」
竜児(俺があいつの晩飯作ってやったりしてる事言ってるのか?それなら)
竜児「まぁ、いくらかはそうかも知れないな…」
亜美「でしょ?」
亜美「そういう訳で、これからは亜美ちゃんの事もお世話してよ!」
竜児「………は?」
>>34
高須Jr.「 」ビンビン…
がんばれ若本
竜児「世話って言われてもな...俺にできることなんて高が知れてるぞ」
亜美「そうじゃないよ、普通は大河じゃなくて亜美ちゃんを優先するべきってことが分からないの高須君は」
竜児「いや別に大河は近所だから...」
亜美「近所だから......何よ」
竜児「近所だから世話してるだけで...優先とかは...」
亜美「......なら」
亜美「なら亜美ちゃん...高須君の家に引っ越す...」
竜児「は、はぁぁぁぁぁ!?」
竜児「引っ越すって川嶋...」
亜美「本気だし、亜美ちゃんやるって言ったらやる女だけど」
竜児「いや、そんなんで意地なんか張るなって...」
亜美「張ってないし......別に」
竜児「......」
亜美「......」
竜児「はぁ、分かった...じゃあ今日の夜お前の家の世話に行くよ、それでいいだろ?」
亜美「むっ、高須君の家は?」
竜児「それはダメだ」
亜美「む~......ふふ」
竜児「ん?どした?」
亜美「何でもねーよ♪」
富沢「ちょっと待ってろ」
放課後~亜美宅~
竜二「で・・・世話って具体的に何をすればいいんだよ」
亜美「そりゃあ料理に掃除にお洗濯に決まってんじゃん♪」
竜二「はぁ?なんで俺がそこまでしなくちゃいけないんだよ!」
亜美「だーめ♪大河と同じようにお世話してよね」
竜二「はぁ・・・わかったよ」
亜美「そーね・・・まずはお洗濯からしてもらおうかしら」
亜美「亜美ちゃん溜めちゃってさ~」
竜二「た、溜まってるっt」
亜美「へ?」
竜二「い、いや、なんでない...」
~洗面所~
竜二「こ、これが川嶋の下着・・・」
竜二「ちょ、ちょっとくらいなら、い、いいよな?」キョロキョロ
竜二「くんくん・・・こ、これが川嶋の匂い・・・」
高須Jr「ムクリ」
竜二「い、いかん!収まれ高須Jr!」
竜二「危ねぇ、頭が吹き飛ぶかと思ったぜ・・・」
竜二「ちゃちゃっと終わらせるか・・・」
竜二「おーい川嶋、洗濯終わったぞー」
亜美「あ、高須くん?こっちも掃除終わったわよー」
亜美「流石高須くんお手製高須棒ね、亜美ちゃんびっくりしちゃった」
竜二「おうおう、そりゃよかった。でー、残るは料理か・・・」
竜二「そういや川嶋の親御さんは?飯とか勝手にやって大丈夫なのか?」
亜美「...うん、パパもママも最近仕事が忙しくてさ、あんまり帰ってこないんだ」
竜二「あー...なんか悪いこと聞いちゃったな、すまん」
亜美「いいっていいって!それより早く晩御飯の支度するわよ高須くん!」
竜二「おう!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
亜美「んーっおいしっ♪」
竜二「うお、うまいなこれ!いつも以上にうまいぞこれは」
亜美「亜美ちゃんの愛情のお・か・げ♪」
竜二「作ったのはほとんど俺だろ」バシッ
亜美「いてっ、でもでもぉ、亜美ちゃんのぉ、愛情は、ホンモノだよぉ?」
竜二「わ、分かったからそんなに近づくな!」
亜美「んもぉ高須くんったらひど~い」
竜二「でもさ、こうして二人で料理作って食べてたら、なんだか夫婦みたいだよなぁ」
亜美「夫婦って高須くん言い過ぎ~、亜美ちゃんと高須くんじゃ釣り合うわけないじゃん?」
竜二「た、例えの話だよバカ」
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ーーーー
ーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
竜二「(ベッドが一つしかないから一緒にって・・・)」
竜二「(うお!?やばい・・・川嶋の奴すんげぇいい匂いする・・・)」
亜美「高須くん顔真っ赤だよ~?どうしちゃったの~?」
竜二「なな、なんでもねーよ」
亜美「うふふ、でも今日はありがとね」
亜美「亜美ちゃんね寂しかったんだ、パパもママも帰ってこないし、学校では猫被っていい子ちゃんぶっちゃってさ」
亜美「甘えれる人が欲しかったのかな」
竜二「それが・・・なんで俺になるんだよ」
亜美「高須くんは亜美ちゃんが猫被ってるって知ってても普通に接してくれるじゃんよっ」
亜美「あと・・・逢坂さんといつも仲良くしてるから・・・奪いたかったの・・・」
竜二「川嶋・・・お前・・・」
亜美「あー、今のナシナシ!」
亜美「今日は本当にありがとうね、高須くん」
竜二「おう、俺も川嶋が喜んでくれたなら満足だ、それに楽しかったしよ」
亜美「それでー、さ!お礼をしたいんだけど・・・」
竜二「お、お礼?(まさか体で・・・なんてなっ、ははは)」
亜美「あ、今エッチなこと考えたでしょぉ?」
竜二「そ、そんなことねーってば!」
亜美「うふふ、こっち向いて目瞑って」
竜二「ん・・・」
亜美「・・・」チュッ
亜美『うふふ、これが亜美ちゃんからの最初のお礼よっ』
終わり
いろいろとgdgdだったけど見てくれた人ありがとう;;
続き誰かはよ
竜二じゃなくて竜児かwww
これ以上は無理です;;
救世主来て;;
このSSまとめへのコメント
続きかいてください(^ ^)