ライナー「本気で壁内の人類抹殺」【安価】(177)
サシャ
傷ついた心を癒される
ライナー「まさかサシャに傷ついた心を癒されるとはな……」
ライナー「くそっ!まさかサシャとの会話でなんかほのぼのして、あれ?これダメじゃないか?過去に人殺ししてほのぼのはダメじゃないか?と泣いてしまった!」
ライナー「そして!食糧庫から盗んだ食べ物とはいえ、お腹空いてるから悲しくなるんですよね~って全部くれるとは思わなかった!」
ライナー「朝まで隣で話聞いてくれると思わなかった!」
ライナー「ということでサシャは戦士にとって危険な存在だから>>7する!!」
接待
ライナー「サシャは戦士にとって危険な存在だから接待する!!」
ライナー「接待?考えても仕方ない!」
――寮――
ライナー「金、金」ゴソゴソ
ベルトルト「ライナーなにしてるの?」
ライナー「ちょっとサシャを接待する料理の為に町に買い出しにな」
ベルトルト「接待?ライナーってサシャと仲良くなりたいの?」
ライナー「なに言ってんだ!逆だ!俺の全財産を使ってサシャを死にたいと言わせてやるんだよ」
ベルトルト「はぁ(またとち狂ったこと考えて…)」
―――
――
―
――食堂――
サシャ「まだ夕食でも無いですよ?」
ライナー「良いから来るんだよ!お前なんか今に泣かせてやるからな!」
サシャ「私ライナーになにかしましたか?あらいい匂い」クンクン
ライナー「これを見ろ!」バサッ
サシャ「なんと!?料理が大量!お、お肉まで!!」
ライナー「今日は敵であるお前が泣き叫ぶまで接待するからな!!」
サシャ「食べていいんですか!?」
ライナー「いいぞ。これが食の拷問ってやつだな」ドヤッ
サシャ「美味しい!美味しいよ!」ガツガツ
ライナー「相変わらず汚い食い方だ!ほらぶどうジュースだぞ!水しかない訓練所じゃ貴重だろうが!!」トクトク
サシャ「んぐっ」ゴクゴクッ
サシャ「美味しい!!///」
ライナー「豚みたいに食い漁りやがって!ほらこっちの肉料理も一口いかが?」スッ
サシャ「あむ」モグモグ
サシャ「おいしいぃぃ!!」
ライナー「段々、こんな贅沢してる自分が嫌で死にたくなって来ただろう!!あぁ!?どうなんだこの野郎!馬鹿野郎!」
サシャ「>>14」
上
サシャ「こんなに美味しいものいっぱい食べれたら死ぬ気なんておきませんよー、あ、ライナーにもお裾分けしてあげますね」スッ
ライナー「なんだよ」
サシャ「お裾分けですよ?」
ライナー「くっ!俺は逃げん!!」バクッ モグモグ
サシャ「美味しいですよね」ニコッ
ライナー「うん。美味いな」
サシャ「やっぱり一人より二人の方が美味しいですよ」モグモグ
ライナー「そうだな」
ライナー(違うだろ!?俺はサシャを抹殺する為に接待してるんだろ!!)
サシャ「こっちもどうぞ~」スッ
ライナー「美味い美味い」アム モグモグ
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「珍しく膝を抱えてどうしたの?」
ライナー「完敗だ……俺はサシャに完敗しちまった……」
ベルトルト「接待したんじゃなかった?」
ライナー「したぞ!料理をたらふく食べさせてやった!あーんもしたりされたりした!!」
ベルトルト(それただのバカップルの食事じゃないか)
ライナー「あいつは手強い!最後にはあれ?この子凄くいい子じゃないか?って壁内の人類の強さを見せつけられたよ!!」
ライナー「だが負けない!サシャは手強すぎた……次は簡単に抹殺出来そうな>>19を攻めてやる!」
クリスタ
ライナー「次は簡単に抹殺出来そうなクリスタを攻めてやる!」
ベルトルト「ライナーじゃ勝てないと思うなぁ……」
ライナー「舐めるなよ!?クリスタくらい簡単に抹殺してやる」
――庭――
クリスタ「……」ザクザク
ライナー「よお、クリスタ何してるんだ?」
クリスタ「ライナー、今は花の植え替えをしてるんだよ?綺麗でしょう?」
ライナー「まぁな。お前花壇の担当だったのか?」
クリスタ「ううん。なんとなく、誰もやらないからやってるだけ」
ライナー「ふーん(結婚しよ)」
ライナー(違うだろ!!)
クリスタ「ライナーは何かしてたの?」ザクザク
ライナー「俺か?俺は戦士としての戦いに来たところだよ」
クリスタ「戦士?兵士じゃなくて?」ザクザク
ライナー「おう、そして!ターゲットはクリスタ!お前だ!!」
クリスタ「私?私ライナーと喧嘩なんかしたくないよ……」
ライナー「問答無用!!」
ライナー「あっ、でもどうやって攻めたらいいかわからんな……よし!困ってる部分を攻めてやる!!」
ライナー「ということでクリスタの悩みを教えろ」
クリスタ「>>23」
私よりライナーの方が心配だよ
最近何か思い詰めたような顔してることが多いよね?
何かあったの?私でよかったら相談にのるよ?
クリスタ「私よりライナーの方が心配だよ。最近何か思い詰めたような顔してることが多いよね?」
ライナー「そうか?自分じゃ分からないが……」
クリスタ「何かあったの?私でよかったら相談にのるよ?」
ライナー「……実はだな」
クリスタ「うん」
ライナー「……」
ライナー「ちがあああああう!!」
クリスタ「ライナー?」ビクッ
ライナー「なんでターゲットにする奴らが良い子なんだよ!俺は抹殺する為に行動してんだよ!!俺の心配とかいらないんだよ!!」
クリスタ「抹殺ってなに……ライナー物騒だよ」
ライナー「今の抹殺のターゲットはお前なんだよ!」
ライナー「少しは誰かに片想いしてるとか!成績が伸び悩んでるとか!交友関係で困ってるとか!そういうの言えよ!」
クリスタ「そんな……私はライナーが心配で……」
ライナー「抹殺しようとしてる奴に心配されても困るし!それじゃ困ってること利用して嫌がらせ出来ないじゃないか!この野郎!馬鹿野郎!!」
クリスタ「>>27」
じゃあ…私があまりにも女神すぎて困ってることかな
クリスタ「じゃあ…私があまりにも女神すぎて困ってることかな」
ライナー「それは自分で言うことか?」
クリスタ「女神でしょう?」
ライナー「すまんが、どう返したらいいかわからん。とりあえず、なにか困るようなことがあるのか」
クリスタ「なんか崇められるじゃないけど、周りがそういう女神らしさを求めてくるのがちょっと窮屈かなぁ」
ライナー「そうか、なら宗教でも起こしたらどうだ?沢山人を集めて、私財を騙し取ってやれよ」
ライナー「いや、そもそも女神ってお前……はははは」
クリスタ「>>30」
私は前世から女神なの
前世ではクリスチーヌと呼ばれていたのよ
クリスタ「私は前世から女神なの、前世ではクリスチーヌと呼ばれていたのよ」
ライナー「前世とな?」
クリスタ「女神は女神に生まれ変わるんだよ」
ライナー「……手強いな。なんか別の意味で手強いな」
クリスタ「逃れられない運命……女神困っちゃう」
ライナー「あの……クリスチーヌ?」
クリスタ「今はクリスタだよ!」
ライナー「お前疲れてんだよ。今日は陽射しも強いからさ、頭がちょっとやられちゃったんだよな。抹殺は別の機会にしてやるから医務室行くか?」
クリスタ「>>34」
だ、大丈夫だよ!
ライナーに笑ってもらおうと思って冗談で言ったんだけどすべっちゃったみたいだね
ごめんね?
クリスタ「だ、大丈夫だよ!」
クリスタ「ライナーに笑ってもらおうと思って冗談で言ったんだけどすべっちゃったみたいだね。ごめんね?」
ライナー「あ……すまん」
クリスタ「ううん、気にしないで」
ライナー「花壇手伝うわ」
クリスタ「ありがとう」ニコッ
ライナー「この肥料使うのか?」
クリスタ「この花壇にはね。そっちの花壇には別の花を植えたりするからまた違うんだけど」
ライナー「色々知ってるんだな」
クリスタ「こういうのは手をかけただけ綺麗に咲いてくれるから」ニコッ
ライナー「そうか」
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「また膝を抱えてどうしたの?やっぱりクリスタは無理だったでしょ?」
ライナー「抹殺しようとしたんだが、なんか気まずくなって一緒に花壇を手入れした」
ベルトルト(園芸好きなカップルじゃないか)
ライナー「これで2敗だ……壁内の奴らはやっぱり強敵すぎる」
ベルトルト「もう諦める?」
ライナー「いや!このくらいじゃ負けない!あの二人にもリベンジ抹殺してやるし!他の奴らも抹殺してやるよ!」
ライナー「次は>>38に挑む!」
アルミン
ライナー「次はアルミンに挑む!」
ベルトルト「アルミンねぇ」
ライナー「賢い奴との戦いは避けられないだろ」
ベルトルト「はぁ、そうだね」
――図書室――
ライナー「アルミンといえば図書室だな」
アルミン「……」パラッ
ライナー「ターゲット確認!抹殺する」スタスタ
アルミン「あれ?ライナーも読書?」
ライナー「お前を抹殺する為に一つ質問がある」
アルミン「抹殺?えっと……何事?」
ライナー「お前が今一番欲しい本はなんだ?」
アルミン「二冊あるけど>>44と>>46かな」
エレンとミカサと肩を並べていたいのに、守られてばかりで悔しいので身体技術の本
ksk
アルミン「二冊あるけど、エレンとミカサと肩を並べていたいのに、守られてばかりで悔しいので身体技術の本と兵法書かな」
ライナー「二冊とは欲張りさんめ。兵法書なら俺が持ってるやつをやろう」
アルミン「いいの?」
ライナー「いいぞ。そして、今から付き合え」
アルミン「寮に戻るの?」
ライナー「違うな。お前の願望の手伝いをしてやろう」
アルミン「願望の手伝い?」
ライナー「ついてくればわかる。まぁそんな度胸もない弱虫なら読書して夢だけ見てろ」
アルミン「行くよ!」
――裏庭――
ライナー「よく準備体操はしておけよ?」ボキボキ
アルミン「うん。けど裏庭でなにするの?」ググッ
ライナー「エレンとミカサに守られてるだけの弱虫を卒業したいんだろ?」
ライナー「あいつ等も抹殺する気だからな、どうする?友達が殺されるのを傍観するのか?」
アルミン「なに言ってるの?」
ライナー「俺を倒してみ?」スタスタ
アルミン「ライナーなにを言ってるんだ……」
ライナー「ほれほれ」ドスッドスッ
アルミン「痛い、痛いよ……」
ライナー「抵抗したらどうなんだ?お前はサンドバッグかよ」ドスッドスッ
アルミン「痛いってば……やめてよ」
ライナー「そうやってエレンとミカサが助けてくれるの待つのか?情けない奴だな、仲間も見殺しにするんじゃないか?」ドスッドスッ
アルミン「痛いよ……」
ライナー「せっかく稽古に付き合ってやろうってのに……本当につまらない奴だな。殴り返してこいよ、今までの格闘術訓練でなにも学んで来なかったのかよ」
ライナー「今の俺は敵なんだぞ?倒さないと大事な二人が殺されるぞ?」
アルミン「>>53」
暴力に対して暴力で返すなんて…哀しいじゃないか
人はもっと愛し合うべきなんだ
君に慈悲を
誠の愛を
アルミン「暴力に対して暴力で返すなんて…哀しいじゃないか」
アルミン「人はもっと愛し合うべきなんだ。君に慈悲を、誠の愛を」
ライナー「……ん?強くなりたいんだよな?煽らないとやる気が出ないタイプなんじゃないのかよ」
アルミン「ライナーの親切は本気で殴ったりしてない時点で分かってるよ」
ライナー「なら真面目にやれよ……」
アルミン「ライナーはやっぱり優しいね。これからも稽古つけてくれる?」
ライナー「……仕方ない。お前が自分から死にたくなるまで付き合ってやる」
アルミン「ありがとう」ニコッ
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「その姿も見慣れたね。アルミンにも負けたの?」
ライナー「いや、兵法書をやってこれから格闘術訓練とは別に稽古をつけてやることになった」
ベルトルト(師弟?)
ベルトルト「ライナーは壁内の人類を抹殺するんだよね……?強くしてあげるのはどうなの?」
ライナー「ベルトルト、俺って戦士なのか」
ベルトルト「そうだよ!?ライナーは戦士だよ!!」
ライナー「……だよな!俺は戦士だよな!!そうだ!絶対抹殺!!」
ライナー「次の>>59こそ!!」
ミカサ
ライナー「次のミカサこそ!」
ベルトルト「これまた……強敵を」
ライナー「ちょっと自信がなくなって来たからな、あえて強者に挑む!」
ベルトルト「僕なら恐いから遠慮したい……」
ライナー「行ってくる!!」
――廊下――
ライナー「おっ、都合よくミカサがいたな」
ミカサ「……」スタスタ
ライナー(しかし、どうやって攻めるか皆目見当がつかん。ここは当たり障りのない日常会話から切り出すか)
ライナー「よお、ミカサ。珍しくエレンと別行動なんだな」
ミカサ「>>63」
エレンとはぐれた
ミカサ「エレンとはぐれた」
ライナー「エレンがグレた?」
ミカサ「エレンはそんな悪い子じゃない」
ライナー「すまんすまん。まさか街中とかじゃなく、訓練所ではぐれたとか言われると思ってなかったからな」
ミカサ「見た?」
ライナー「いや、俺は会ってないが」
ミカサ「ならそっちの方角にはいないということ」
ライナー(これは何かに利用出来るか?)
ライナー(いや、一緒に捜してやろうか?とかだと、ただのいい人になっちまうしなぁ)
ミカサ「先を急ぐ」
ライナー(自由な奴だな……)
ミカサ「なぜついてくるの?」
ライナー「たまたま方向が同じなだけだ、ついでにエレンも一緒に捜してやるよ」
ミカサ「ありがとう」
ライナー(結局なにも浮かばないからとりあえず行動を共にしてみる)
ライナー「何だかんだで訓練所も結構な広さなんだよな」
ミカサ「うん」
ライナー「闇雲に捜しても仕方ないと思うんだが、エレンの奴から今日の予定とか」
ライナー「なにか行かないといけない場所や、誰々と話しがあるんだったとかなにか聞いてたりしないのか?」
ミカサ「>>69」
わからない。
アルミンに何か相談にしていたようだけど私が行くとすぐに話をやめてしまった(シュン
ミカサ「わからない。アルミンに何か相談していたようだけど私が行くとすぐに話をやめてしまった」シュン
ライナー「ほう」
ライナー(ミカサに聞かれて困るようなことなのか)
ライナー「ん?というか、普通に寮にいるんじゃないか?」
ミカサ「そうかもしれない」
ライナー「そうかもしれないって、女子のお前が入れない男子寮で話すのが自然な流れだろ」
ミカサ「確かに、見てきてほしい。出来れば……」
ライナー「どんな話をしてたのかもだろ?」
ミカサ「うん」
ライナー「わかったよ」
――寮――
ライナー「アルミン発見」
アルミン「やぁ、ライナー」
ライナー「エレンは一緒じゃないのか?」
アルミン「エレンならトイレだよ?」
ライナー「そうか、アルミンに訊きたいことがあるんだがミカサに聞かれたら困るような話を二人でしてたのか?」
アルミン「なんでライナーが」
ライナー「ミカサ本人からな。しょんぼりしてたぞ?お前らに仲間外れにされたと思ってるんじゃないか?」
アルミン「ミカサ……」
ライナー「で、内容は?もちろん内容次第じゃちゃんと配慮する」
アルミン「>>74」
もうすぐミカサの誕生日なんだよ
あとはわかるでしょ?
アルミン「もうすぐミカサの誕生日なんだよ。あとはわかるでしょ?」
ライナー「なるほど、そういうこてなら本人には言えんな。しかし、男子寮で話すべきだろ」
アルミン「ははは……ちょっとうっかりしてたかな」
ライナー「上手く言っといてやるよ」
アルミン「ありがとう!」
――庭――
ライナー「エレンなら男子寮に居たぞ」
ミカサ「ならよかった。安心」
ライナー「もともと訓練所のどこかにはいる訳で……そこまで心配するようなことでもなかった気がするんだがな」
ミカサ「それで、話の方は」
ライナー「それな」
ライナー(待てよ、ここで実はお前の誕生日の話してたんだよ!とか言ったらサプライズは無くなって喜びが半減!)
ライナー(なんて小物思考!一瞬でもそんなこと考えた自分が情けない)
ミカサ「なにか深刻な話だった?」
ライナー(そうだ!実はエレンの余命が……とかはすぐバレるけどミカサは慌てるか。しかし、それがどう抹殺に繋がる……わからん)
ライナー「エレンとアルミンが話してたのは>>78だってさ」
アルミンがいじめられてないか
ライナー「エレンとアルミンが話してたのはアルミンがいじめられてないかだってさ」
ミカサ「アルミンがいじめられてるの!?誰に」ギロッ
ライナー「俺を睨むなよ。そういう話をしてたらしい」
ミカサ「でも、なんで私が言ったら話をやめたの」
ライナー「そりゃ、アルミンだってもう訓練兵なんだから女の子に助けてもらうって訳にもな」
ライナー「訓練所で周りの目もある。あと、お前は過保護過ぎる面があるからな」
ミカサ「でも……」
ライナー「別にわざとお前を仲間外れにした訳じゃないんだから心配するなって。男のプライドの問題だ」
ミカサ「私は仲間外れじゃない?」
ライナー「そうだ。むしろお前は二人から大切に思われてるよ」
ミカサ「?」
ライナー「まぁ、話の内容も伝えたしアルミンのことを大事に思うなら、今は見守っといてやるべきだ。それじゃあな」
ミカサ「うん。訊いて来てくれてありがとう」
ライナー(これでミカサの誕生日が来ればめでたしか)
ライナー(……あれ?俺なんか忘れてね?なんか当初の目的があったような……なんだったけな)
ライナー(寮に戻れば思い出すか)
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「無傷で戻って来たのはよかったけど、成果はなにもなさそうだね」
ライナー「いや、だってさ?誕生日が近い奴を抹殺なんかしたらエレンもアルミンも、ミカサと仲が良い女子も悲しむだろ?」
ベルトルト「だいぶ抹殺と矛盾してないかな?」
ライナー「それに、ミカサって巨人化して戦う死闘でしか結果が出なさそうだし……それもなんかなぁ」
ベルトルト「ライナー、君は本当に戦士なんだよね?」
ライナー「当たり前だろ!ミカサはあれだよ!いきなりラスボス的な奴だったからだよ!!」
ライナー「見てろ?次の>>86は簡単に抹殺だ!」
教官
ライナー「見てろ?次の教官は簡単に抹殺だ!」
ベルトルト「どの教官?」
ライナー「そりゃ……芋といえばサシャって理屈と同じで教官といえばキース教官だろ」
ベルトルト「サシャといえばパンじゃない?」
ライナー「どっちでもいいんだよ!なに食ってても可愛いんだから」
ベルトルト(惚れとんのか)
ライナー「とりあえず、見てろ?明日にはキース教官が死んだって話題で訓練所は持ちきりだからな」
ベルトルト「あー、まぁ頑張ってね」
ライナー「任せとけ!!」
――教官室――
ライナー(無計画に教官室の前に来てしまった)ウロウロ
ライナー(どうするか、今までは話してる内に何かしらうやむやにされて結果的に抹殺失敗になっていた気がする)ウロウロ
ライナー(いきなり斬りかかる?いや、目立ちすぎる)ウロウロ
ライナー(薬かなにかで眠らせる?そんな薬は持ってないしなぁ……)ウロウロ
キース「おい」
ライナー「うっひゃ!!」
キース「教官室の前で何をウロウロしている。邪魔だ」
ライナー(ターゲット来た!!ヤバイどうしよう!?)
ライナー「>>94」
相談したいことがあるのですが今ご都合はよろしいでしょうか!
ライナー「相談したいことがあるのですが今ご都合はよろしいでしょうか!」
キース「ブラウンが相談か。珍しいな」
ライナー「はっ!」
キース「かまわん。入れ」
ライナー「失礼します!」
――室内――
キース「そこに座って待っていろ」
ライナー「はっ!(なんかその場しのぎで相談があるとか言ったけどどうしよう)」
ライナー(というか、教官は何をしてるんだ?)
キース「飲め」コトッ
ライナー「コーヒーですか?」
キース「苦手か?」
ライナー「いえ!ありがとうございます!」
ライナー「……」ズズッ
ライナー「おぉ、美味いです」
キース「そうか、それで私に相談とはなんだ?」
ライナー「相談ですね、相談……」
キース「なにかあったんじゃないのか?」
ライナー(どうしよう!貴方を抹殺したいんです!とか言えないだろ!)
ライナー(というか、コーヒーも美味いし、何だかんだで悪い教官じゃないんだよな……でも、俺は戦士だしベルトルトには大口叩いて来たし)
キース「他言はしない。その点は安心しろ。言って楽になることもあるぞ」
ライナー「>>98」
キース「>>100」
俺は兵士失格なのかもしれません。
訓練ではそれなりの成績を出せてはいます。
ですが、いざ実戦となった時に本当に戦えるのか、自信がないんです
↑
ライナー「俺は兵士失格なのかもしれません」
ライナー「訓練ではそれなりの成績を出せてはいます。ですが、いざ実戦となった時に本当に戦えるのか、自信がないんです」
キース「なるほど」
キース「確かに巨人は恐ろしい。その恐怖に呑まれて死んでいく新兵を私は何人もみてきた」
キース「だかな、ブラウン訓練兵。私は貴様はそいつらとは違うと思っている」
ライナー「教官?」
キース「それがなにかまではわからんが、貴様には確かな目的があるのだろう」
ライナー(おぉ……見透かされてる)
キース「それを果たすためなら貴様はどこまでも強くなれるはずだ」
ライナー「……」
キース「それに貴様は同期の連中を嫌いではないだろう。貴様ならやつらを引っ張っていってくれると私は思っているのだがな」
ライナー「はは……そこまで過大評価して貰えると嬉しくもあり、少し複雑ですね」
キース「複雑か」
ライナー「いえ、胸の内を吐露して少し楽になった気がします。それに、教官が訓練兵をしっかり見ていてくれたという意味でも気概が湧きました」
キース「そうか、それならいい」
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「早いね。手際が良かったんだねって褒めるべきかまたダメだったのと訊くべきか」
ライナー「いやー教官はやっぱり教官だな!ありゃ死んじゃダメだよ」
ライナー「やっぱりさ、結局、壁外だろうが壁内だろうが尊敬出来る人間には死んでほしくないよな!?」
ベルトルト「また無理だったんだね?」
ライナー「コーヒーが美味かった」キリッ
ベルトルト(休日の昼下がりかよ)
ベルトルト「次は誰と抹殺という名の談笑すんのさ」
ライナー「失敬な!殺るんだよ!俺は戦士だから殺る!!」
ライナー「>>107を泣き叫ぶくらい残酷に始末してやる!!」
リヴァイ
ライナー「リヴァイを泣き叫ぶくらい残酷に始末してやる!!」
ベルトルト「リヴァイってまさかリヴァイ兵士長?」
ライナー「その通り!今までのはウォーミングアップ!狙うは大物!人類最強だ」
ベルトルト「遺書用意しとく?」
ライナー「やれやれ、敵にそんな親切心は要らないだろうが」
ベルトルト「いや、ライナーの」
ライナー「俺の?」
ベルトルト「さすがにそろそろ死ぬかなって」
ライナー「舐めんな!俺は戦士ライナー!たかが人間に負けるかよ!!」
ベルトルト「なるほど」
――調査兵団本部――
ライナー「たのもー」コンコン
リヴァイ「あん?」ガチャ
ライナー(なんか小さいの出てきた)
ライナー「すみません。リヴァイ兵士長に会いたいんですけど」
リヴァイ「なんだ」
ライナー「不在ですか?」
リヴァイ「だからなんだ」
ライナー「伝言残せってことですか?」
リヴァイ「だから、俺が本人だ」
ライナー「……本人?」
リヴァイ「そうだ。用はなんだ」
ライナー「えーい!!抹殺する!俺と戦え!!」
リヴァイ「>>112」
この俺に直接訓練を申し出るとは、なかなか骨のある奴じゃねえか
リヴァイ「この俺に直接訓練を申し出るとは、なかなか骨のある奴じゃねえか」
ライナー「訓練じゃなくて殺し合いですよ!!」
リヴァイ「そうか、だが生憎と俺は忙しい。訓練兵を卒業して調査兵団に入ったらいくらでも相手してやるよ」
ライナー「今ですよ!今この場で俺と殺し合いをしてください」
リヴァイ「……なるほどな。ようやく理解した。少しここで待ってろ」
ライナー「逃げるんですか!?人類最強が訓練兵を相手に逃げるんですか!?」
ライナー「聞けよ!!」
――――
――
―
ライナー「何十分待たせるんだよ!馬鹿正直に待ってる俺も俺だけど」
リヴァイ「待たせたな」
ライナー「立体機動装置を着けて……ない!!」
リヴァイ「そんなものは必要ないだろ。ほら、これをやるから持って帰れ」
ライナー「はい?」
リヴァイ「あれだろ?訓練所で度胸試しってやつをして、俺は人類最強に喧嘩売れるって他の奴らに見栄張っちまったんだよな?」
リヴァイ「逃げずに来たのは評価してやるし、手ぶらじゃなんだろうからそれを持って帰れ」
ライナー「なんですかこれ?」
リヴァイ「>>118だ」
俺特製のたいへんよくでしましたバッジだ
光栄に思え、調査兵団でもこいつを持ってるヤツは片手で数えるぐらいしかいないぞ
リヴァイ「俺特製のたいへんよくできましたバッジだ。光栄に思え、調査兵団でもこいつを持ってるヤツは片手で数えるぐらいしかいないぞ」
ライナー「いるんですか」
リヴァイ「優秀な奴はいるからな。訓練頑張れよ」
ライナー「……はい」
ライナー「……」トボトボ
ライナー「……」トボトボ
馬「ヒヒン?」
ライナー「もう、戦士じゃなくてもいいんじゃないかな」ナデナデ
馬「ヒヒン……」ペロペロ
ライナー「負けない!俺は負けない!」
――寮――
ライナー「……」
ベルトルト「辛気くさいよ。また無傷だし、どうせ相手にもされなかったんでしょ?そもそも会えたの?」
ライナー「会えたぞ」
ベルトルト「抹殺は?」
ライナー「無理だった。代わりに、リヴァイ兵士長特製のたいへんよくできましたバッジを貰った」
ベルトルト「兵士長って意外とお茶目な人なんだね……」
ライナー「訓練頑張れってさ。調査兵団に入ったらちゃんと相手してやるって」
ベルトルト「なるほど、もうこれで諦めがついただろ?」
ライナー「>>122」
上
ライナー「お前だ!ベルベルト!」
ベルトルト「名前も違うし、僕は壁内の人類じゃない」
ライナー「うっさい!一回くらい勝ちたいんだよ!!」
ベルトルト「見境が無くなった奴ほど哀れなものはないよ?」
ライナー「だまれぇぇぇ!!意外と他の奴らがいい人ばかりだったから、お前みたいな腹黒ならスカッと倒せる気がするんだよ!!」
ベルトルト「腹黒じゃないし!?」
ライナー「なんでもいいから参った!ライナーには負けたよって言いやがれ!!」
ベルトルト「誰が言うか!!」
ライナー「さぁ、参った!ライナーには負けたよ!はいせーのっ!!」
ベルトルト「あんまりふざけてると僕だって怒るからね!」
ライナー「俺の自信が崩壊しそうなんだよ……」
ベルトルト「こんな無茶苦茶なやらせで回復するような自信なら、粉々に砕けてしまっていいよ!!」
ライナー「おい、発言に気を付けろよ」ギロッ
ベルトルト「な、なんだよ……」
ライナー「俺はお前の秘密を握ってるんだぞ?」
ベルトルト「!?」
ライナー「アニに……お前の秘密の>>127言っちゃうぞこら!!」
こっそりアニのパンツを盗んでパンコキしてること
ライナー「アニに……お前の秘密のこっそりアニのパンツを盗んでパンコキしてること言っちゃうぞこら!!」
ベルトルト「何のことかな」
ライナー「とぼける気か?」
ベルトルト「なんの証拠があるの?言いがかりはやめてよ」
ライナー「証拠か……」
ベルトルト「いつもケツがどうこう言ってるライナーじゃあるまいし……僕がそんな変態みたいな真似するわけないじゃないか」
ライナー「とぼけるんだな!?」
ベルトルト「だーかーらー証拠は?」
ライナー「ない!」
ベルトルト「ほらー酷いよライナー……見損なったよ」
ライナー「証拠があるわけないだろ!アニのパンツだぞ!?」
ベルトルト「そうだね」
ライナー「俺が持ってたらおかしいし、お前のことだから見つかるようなヘマはしないだろう」
ベルトルト「そんな事実自体が無いんだけどね。疑ってごめんなさいはー?」
ベルトルト「証拠も出せないのに僕に変な言い掛かりつけてごめんなさいはー?」
ライナー「ぬぅ……」
ベルトルト「謝ってよ」
ライナー「>>131」
上
ライナー「…なら別の秘密をバラす!」
ベルトルト「はぁー?いやいや、先に僕に詫びるのが筋だよね」
ライナー「だまれぇぇぇ!!今度の秘密は絶対にライナー参った!僕の負けだ!言わないでくれって泣くからな!!」
ベルトルト「どうせそんなもの無いんだろ?ライナーはちょっと妄想癖があるからね……困ったもんだよ」
ライナー「良いんだな!?切り札は最後に取っとくもんなんだぜ?」ニヤッ
ベルトルト「とりあえず言ってみなよ……聞いてあげるからさ」
ライナー「>>137」
ベルトルト「>>139」
お前がユミルに惚れてるって事だ!そうだろ?
し、し、しらない
ライナー「お前がユミルに惚れてるって事だ!そうだろ?」
ベルトルト「し、し、しらない」
ライナー「何というかお前の好みって色々なんだな。アニは性欲って感じか?わからんが、ユミルが本命か?」
ベルトルト「だから知らないってば!」
ライナー「動揺したじゃないか。もう図星みたいなもんだろ?」
ベルトルト「いやいやいやいやいやいや」
ライナー「じゃあ、お前がライナー参った!僕の負けだ!って言わないと今からユミルに行くぞ!?」
ベルトルト「はぁ!?」
ライナー「行くぞ?良いんだな?」
ベルトルト「>>144」
待って!まだ心の準備が!
ベルトルト「待って!まだ心の準備が!」
ライナー「知らん!俺は行く!!」ダッ
ベルトルト「待って!!本当に待って!!」
――――
ライナー「あっいた」
ユミル「……」スタスタ
ベルトルト「ライナー待つんだ!本当にやめろ!!」
ライナー「ユミル!!」
ユミル「あん?ライナーと、ベルトルさんか」
ベルトルト「本当に待つんだ!ライナーやめるんだ!!」
ライナー「ユミル、ベルトルトがお前に惚れてるってよ」
ユミル「>>150」
ベルトルト「>>152」
あはは、マジよベルトルさんアニのパンツを盗んでたのはフェイクかよ
見てたのか
ユミル「あはは、マジかよベルトルさん。アニのパンツを盗んでたのはフェイクかよ」
ベルトルト「見てたのか」
ライナー「見てたのかじゃねぇよ。意外な結末だし、やっぱり盗んだんじゃないか」
ベルトルト「……弁解を、させてくれないか」
ライナー「黙れ!もう参った!とか負けだとかはいらん!この変態が!お前恥ずかしくないのか!?アニが泣くだろうが!」
ベルトルト「だから弁解をさせてくれないか?」
ライナー「いらーん!せめてもの情けだ!さっさと寮に帰れ!!」
ベルトルト「……」トボトボ
ライナー「ついでにユミルを抹殺するぞ」
ユミル「は?」
ライナー「俺は壁内の奴らを抹殺することを決意したんだよ」
ユミル「なんだ?熱でもんのかよ」
ライナー「無い!ユミルもなんだかんだで強敵っぽいが……」
ユミル「私は馬鹿みたいなことに付き合ってやるほど暇人じゃないんだがな」
ライナー「ふっ、あの世じゃ有り余る時間が待ってるぞ」
ユミル「はぁ?」
ライナー「お前の弱点なら知ってるぞ。クリスタだよな」
ユミル「あ゛?」ギロッ
ライナー「クリスタに>>158しちまうぞ!こら!!」
ちゅー
ライナー「クリスタにちゅーしちまうぞ!こら!!」
ユミル「ダハハハハ!ど、童貞野郎がキスとか!片腹痛いわ!」
ライナー「む」
ユミル「生憎と私のクリスタはそんな尻軽じゃないんでな、お前なんかが簡単にキス出来るわけねぇだろ」
ライナー「むぅ……」
ユミル「冗談は顔だけしてくれよ~もしくは、人生やり直してまともな野郎に生まれ変わって出直してこいよな」
ライナー「ぬぅ……そこまで言わなくても良いじゃないか」
ユミル「クリスタにキス出来るなんてことはありえねぇよ!バーカ!」
ライナー「ただでさえ……色々と負け続きで自信を喪失してるのに……」
ユミル「お前がとち狂ったこと言い出すからだよ」
ライナー「……いいよ、もう帰るよ」
ユミル「おう。ん?クリスタじゃねぇか」
クリスタ「珍しい二人組だね」
ユミル「おっ!ベルトルさんのもライナーが言ったし!ライナーのも私が言ってやるよ!!」
ライナー「トドメを刺す気か……」
クリスタ「なにが?」
ユミル「聞けよ!ライナーの奴あれでお前とキスしたいんだってよ!笑えるよな!?」
クリスタ「>>164」
友達からなら
クリスタ「友達からなら」
ユミル「……なに?」
ライナー「すまん、もう一回言ってくれないか?」
クリスタ「えっ?友達からならいいよ?」
ライナー「……」
ライナー「やっぱり、抹殺とかは良くないよな」キリッ
クリスタ「そうだよ?物騒なこととか言わないで花を育てたりしよ?」
ライナー「そうだな。キース教官にも期待されたしな。俺は立派な兵士になるよ」キリッ
クリスタ「うん!一緒に頑張ろう」
ユミル「な……なんだと……」
ライナー「兵士!なるぞー!!」
クリスタ「オーッ!」
おわり
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