事務所

P「喉渇いたな…スタドリでも飲むか」

P「あれ、栓抜きが無い、どうすっかなー」




まゆ「（うふふ…できる女のまゆはこんな時のために栓抜きを常備してます）」

まゆ「（二人で愛の共同作業ですよぉ）」

まゆ「Ｐさ」

智絵里「ﾁｮ…ﾁｮｯﾌﾟです」

ｻﾞｼｭｳ　　ｶﾗﾝ　　　ｺﾛｺﾛ

P「おっ、ありがとうな智絵里」



まゆ「」

まゆ「（え？智絵里ちゃんの手がブレたと思ったらスタドリが鋭利な刃物で斬られたみたいに）」

P「智絵里は気が利くな」

智絵里「え…そんな事無いです…たまたまですよ」

P「ホントホント、こんないいタイミングでやってくれるんだから、ナイスですね」

智絵里「あ、あうう…そんなに褒めないで下さい」
ﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ　　　　　ｽﾊﾟｧ

まゆ「（ふ、振りまわす手から風斬り音が聞こえ…あ、ああっ！風圧でみくちゃんのポスターが斬れたぁ！？）」

P「ははは過ぎた謙遜はむしろ良くないぞ？」
ｺﾞｸｺﾞｸ

智絵里「プロデューサーさん…」

まゆ「あ、あの…ちょっと待ってください」

P「ん？まゆ？」

智絵里「はい、どうしましたか？」

まゆ「その、どうしても突っ込まないといけないですけど…その…今」





きらり「まゆちゃん、そこから先はきらりに任せるにぃ☆」

まゆ「え、きらりさん、いつのまに…」

P「きらりまで一体どうしたんだ？」

きらり「んっふっふ…それはにぃーねー」

ﾋｮｲ

きらり「ゴミをぽいぽい捨てしちゃ…めっ☆だよ！」

まゆ「えっ」

智絵里「あ…ご、ごめんなさい！」

P「そうか、そうだった、斬ったビン口が落としたままだったか…ごめんなまゆにきらり、気づかなかったよ」

まゆ「（違います、そんな些細な事じゃないです）」

きらり「はいはーい☆それじゃＰちゃん、それ貸してー☆」

P「おうよ」

きらり「んにゅにゅ…よいしょよいしょ」

まゆ「（空になったビンと割れた破片をくっつくけて何…っ！）」

きらり「きらりんぱわー☆」
ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳｯ

まゆ「ひっ？！」

P「流石だなー」

智絵里「はい、いつ見ても素敵です」

きらり「にゃはっ☆かんせーっ！」

まゆ「（く…っついちゃった…いや、一回り大きさが縮んでぇ？！）」

きらり「ばっちし☆後はちゃんと空き瓶のゴミ箱さんにぃ☆」

ｶｺｰﾝ

P「うん、ちゃんとゴミは分別して捨てないとな、地球環境を一人一人が守らないと！」

きらり「にょわっ☆」

智絵里「はいっ！」

まゆ「………え、あ、はい」

………
……
…



お仕事終わりの事務所


モバP「ふう、疲れたな…」

まゆ「（うふふできる女のまゆはこんな時もバッチリですよぉ）」

まゆ「（お疲れのＰさんを優しく励まして癒してあげます、甘えてくれてもいいんですよ…まるで内助の功…うふふ）」

まゆ「Ｐさ」




茜「ただいま帰りましたー！！！！」

光「ただいまプロデューサー！！！！」


まゆ「ああん」

まゆ「（あ、茜ちゃんに光ちゃん…勢いに負けて出るタイミングを失っちゃった）」



P「元気だなお前ら…仕事終わりだってのに」

茜「はい！お仕事終わって絶好調です！」

光「今日もファンの皆に元気を与えられたからな！！」

P「そうか…何よりだ…」

茜「…？あの、プロデューサー、もしかして、疲れてるんですか？！」

光「何っ！？そういえば顔色が……大丈夫か！！しっかりしてくれ！！」

P「じゃあとりあえず声のボリュームを下げて欲しいな」

まゆ「（むう、Ｐさんはお疲れなのにあの二人ったら）」


茜「駄目ですよプロデューサー！そんな時こそ明るくいきましょう！」

光「ああ！そんな顔してちゃ元気も逃げちゃうぜ！」

P「しかし無い袖は振れないからな…」




まゆ「（…ちょっとお仕置きが必要ね、まゆが何とかしないと）」

まゆ「あなた達…それくらいにし」



茜「じゃあプロデューサーアレやりましょう！765プロのやよいちゃんのアレを！」

P「…アレか」

茜「はいっ！！！」

光「アレ？アタシは知らないけど、どういうのなのさ？」

茜「それはね光ちゃん、まずこうして手を上げて…っ！」
ｽｯ

光「こう？」
ｽｯ

P「……………」
ｽｯ