蘭「目が覚めたら体が縮んでしまっていた」(114)
蘭「私の名前は毛利蘭。幼なじみで高校生探偵の新一と遊園地に遊びに行った時、黒ずくめの男達の怪しげな取引現場を目撃したの」
蘭「取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から迫るもう一人の仲間に気付かなかった」
蘭「その男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら」
蘭(6)「体が縮んでしまっていた!」
警官「おーい!こんな所に女の子がいるぞ!」
警官「家出か?とりあえず所に連れていこう」
警官「おじょうちゃん、もう大丈夫だよ」
警官「あっ逃げた!」
蘭「どういうこと?どうして体が…」
ジン『この試作品を試してみよう。毒殺しても体内から毒が検出されないすぐれものだ』
蘭「あの薬のせいで…?」
犬「わんわん!」
蘭「キャー何この犬大きすぎない!?」ダッ
蘭「どういうこと?どうして体が…」
ジン『この試作品を試してみよう。毒殺しても体内から毒が検出されないすぐれものだ』
蘭「あの薬のせいで…?」
犬「わんわん!」
蘭「キャー何この犬大きすぎない!?」ダッ
工藤宅前
蘭「ハァ…ハァ…とりあえず走って新一の家まで来たけど…」
蘭「新一なら、なんとかしてくれるよね…」
アガサ「おや?蘭くんにそっくりの女の子じゃのう」
蘭「阿笠博士!」
アガサ「なんでわしの名前をしっとるんじゃ?こんな夜中に…怪しい子供じゃ」
蘭「私!毛利蘭よ!」
アガサ「蘭くんはJKじゃよ」
蘭「私だってJKなのよ本当は!」
アガサ「そのスタイルでJKじゃと?怪しい子供じゃ!来い!警察に突き出してやる!」
蘭「じゃあこれならどう?」スッ
ドコォッ
アガサ「電柱を拳で…もしかして…蘭くんなのか?」
蘭「初歩的なわざよ、阿笠博士」
アガサ「ふむ、なるほどのぅ」
蘭「博士って凄い博士だったよね?どうにかして!」
アガサ「蘭くん!このことは決して他の者に言ってはならん!」
蘭「えっどうして」
アガサ「その組織とやらに知れたら、なんやかんやで君の周りの人間にも危害が及ぶじゃろう」
蘭「なんやかんやで」
新一「おーい博士ーいるんだろー?」ガチャッ
アガサ「!まずい!新一じゃ!」
蘭「しんい」バッ
アガサ「言ってはならーん!」
アガサ「新一になにかあってもよいのか!」
蘭「!」ハッ
新一「博士ー俺ちょっと蘭のこと探しに行ってくるよ」
アガサ「お、おおそのことなんじゃが新一」
アガサ「蘭くんは突然試合を思い出したと言って合宿に行ってしまったのじゃ」
新一「そうなのか?なんで博士がそんなこと知ってんだよ?」
アガサ「わしと蘭くんはメル友じゃ」
新一「ふーん」
新一「お?なんだよその女の子?まさか犯罪じゃねーだろーなぁ」
アガサ「なんてことを言うんじゃ!親戚の子で、今日から預かることになったんじゃ」
新一「へー…」ジーッ
蘭「………」
新一「こいつ蘭じゃねーか」
蘭「!!」
蘭『新一!こんな姿になっても私のことわかってくれるなんて』ジーン
蘭「あ、あのね!しんい」
新一「なーんてな!」ポンッ
新一「しかしそっくりだなぁ小さいころの蘭によぉ」ナデナデ
蘭「」
新一「んじゃ博士、蘭が無事なら俺は帰るわ」
アガサ「おお、わかった気をつけるんじゃぞ」
新一「気をつけるもなにも隣じゃねーか」バーロー
アガサ「そうじゃの」
新一「じゃあな」ハハッ
蘭「……」
おいまてよ・・・
てことは、灰原のポジションは元太ってことにうわあああああああああああああああああああああああああ
アガサ「さて」
蘭「………」
アガサ「君が見た男二人、というのは長身で銀色の髪の男と太った男じゃったかの」
蘭「うん、そうだけど…」
蘭「ねぇ博士」
アガサ「なんじゃ?」
蘭「やっぱり新一には言うべきだと思う」
蘭「新一って推理バカだけど、でもやっぱり新一すごいもん」
アガサ「それはならんと言ったはずじゃ」
蘭「どうして…?」
アガサ「よく考えてみろ、蘭くんと新一は幼なじみじゃ」
アガサ「蘭くんの死体があがらないとなれば、まずまっさきに新一が疑われるじゃろう」
アガサ「新一くんはよくも悪くも有名人なのじゃ」
新一「蘭!? らあああああああああああああああああああああんんんんんんんん!!!!!」ドピュッピュッピュッピュ
アガサ「まずやつらは蘭くんの生死を確認…いや、そんなことするまでもなく、新一を、蘭くんのご両親を、友人を」
アガサ「一人残らず消して、何も証拠が残らないようにすると思わんかね?」
蘭「………」
蘭「でも…でも新一なら…」
アガサ「蘭くん…」
ピンポーン
アガサ「まぁ暖かいお茶でも飲んで落ち着いておくのじゃ」コトッ
アガサ「はーい!誰かね?こんな時間に」
アガサ「哀くんにも穴はあるんじゃな・・・」ゴクリ
女「あの!工藤新一さんは!」
アガサ「新一?家におると思うが…」
女「それがお留守で…」
新一「博士ーさっきの子供のことだけど…」ガチャッ
女「工藤新一さんですね!?」
新一「え、お、おう」
女「私、広田雅美といいます!父を!どうか父を探して下さい!」
新一「人探し…ですか、わかりました、では僕のうちに」
雅美「はいっ…!」
アガサ「………」
アガサ「まったく騒がしいのぅ」
アガサ「そういえば新一、さっきの子供がどうとか…まぁよいか」
どの娘でもなくてごめん…
アガサ「どうかね蘭くん、少しは落ち着いたじゃろ」
蘭「………」コクン
アガサ「そうじゃ蘭くん、しばらくこのままの姿でいなければならんのじゃ、名前を聞かれては困るし、今の内に考えておこうかの」
蘭「名前…」
アガサ「そうじゃのぅ…」
一週間後
アガサ「なかなか思い付かんもんじゃのう」
蘭(もうなんでもいい気がしてきた…)
アガサ「江戸川乱歩からとって、江戸川あゆみというのはどうかね!」
蘭「もうそれでいいです」
新一「よぉ博士ー久しぶり!」
アガサ「新一、久しぶりじゃのぅ、なにをしとったんじゃ、一週間も」
新一「いやそれがいろいろ大変でさ…」カクカクシカジカ
アガサ「なにぃ!父親探しに殺人事件に謎の大男に10億円強盗事件にこの間の女性が死んだじゃと!?」
新一「ふーんその子名前江戸川あゆみっつーのか」
新一「いいなぁ…」
アガサ「そうじゃ!あゆみくんを学校に行かすのをすっかり忘れておった!」
アガサ「いろいろなことはわしがなんとかするから今から行って来るといい」
蘭「えっ、わ、わかりました」
新一「そんなんで大丈夫なのかよ」
アガサ「全く問題ない」
読んでくれてる人がいるみたいだから一応注意しとく
自分は今出先で手元には単行本の73巻と74巻しかない
したがって話の内容が原作と違う所があるかもしれん
記憶力の無さには自信がある方だ
先に謝っとく すまんこ
学校
歩美「わぁ~私と同じ名前だぁ!よろしくね!江戸川さん!」
元太「おいその髪どうなってんだ?」
光彦「可愛い…」
蘭「みんな、よろしくね」ニコッ
歩美「私学校案内してあげる!」
蘭「6年間通った場所を案内さるてもなぁ…」
歩美「6年間…?」
蘭「あっ!こ、これから6年間通う学校を案内してもらえてとても助かる!」
歩美「えへへ」
光彦「ぼ、僕も案内します!」
元太「じゃあ俺も行くぜ!」
蘭(なんとか溶け込めて…る…?)
組織
志保「お姉ちゃん…」ゴクッ シュルルルル シュワワワ~
毛利探偵事務所前アメザーザー
志保「ここが毛利蘭の…うっ…」パタッ
小五郎「ウィーヒック今日も月が綺麗だねーっとぉ♪」
小五郎「ああ?たっ大変だぁ!女の子が倒れている!!」
学校
先生「はい皆さん♪いちたすいちは?」
みんな「にぃ~っ♪」
蘭(勘弁して…)
先生「ハイ皆さん、今日は転校生がいますよ」
ざわざわ ダレダロー オンナノコダトイイナー カワイイコガイイナー
蘭「江戸川あゆみ・・・空手家さ」
スッ
志保「灰原哀です、よろしく」
先生「灰原さんの席はー…」
灰原「」スッ
蘭(えっ…私の隣に…)
灰原「ジッ…」
蘭(………)
光彦「昨日ドラマで探偵学園Qというのを見ました」
光彦「とても面白かったです」
元太「探偵ってなんだ?くえんのか?」
歩美「やだぁ~元太くん食べ物のことばっかり!」
蘭「探偵…か…」
光彦「江戸川さん?」
蘭「あ、探偵っていうのはね、セツメイセツメイ」
元太「で?それくえんのか?」
歩美「元太くんいい加減にして」
>>87
わろた
,. -――‐- 、
∠--_、__,. , ---\
/:∠二、 ´_二二_'ヽ
__/ / ,. ― ミヽ /,. ―-、ヾ,マ、_
__/,、匸:| { ● }}={{ ● } |::] ,、ヽ__
r―/: :|├/ヘヽゝ--彡'―ヾミ ---'ノノヾ┤|: :├: 、 ほれ、元太くん
/: : : : :ハ Y `三三{_ _}三三´_ Yノ : ノ: : :} うな重じゃぞ~
V: : : : : :`| ({{ : : : : : : ≧≦: : : : : : : }}) |: : : : : ノ、
` ヾ: :_ -ヽ  ̄マ ̄ ̄  ̄ ̄タ ̄ / :: : : :}
■□■ \ ` ー---‐ ´ /ヽ
□■□■ ` ー .____, - '"
■□■ /  ̄ ̄丶
\ \ / 。 ハ l
\ \ / /__l l
\ \ / / _ ノ
\ \ / / ̄ ̄
`ζ )
(( )、 、
、\ 丶
丶 \ \
\ \ ヽ
\ \ 丶
\ \ \
\ \ 丶
\ \ ヽ
ノ ノ )
⊂´ ⊂ _/
歩美「でもそれ面白そう!歩美たちもやろうよ!」
光彦「いいですね!とっても楽しそうです!」
光彦「じゃあぼくたちは今日から少年探偵団です!」
元太「じゃあ俺リーダーな!」
蘭「(笑)」
歩美「灰原さーん!」
歩美「灰原も一緒にやらない?少年探偵団!」
灰原「………」
元太「おいほっとこうぜ、そんな無口なやつ」
光彦「元太くんはクールビューティという言葉を知らないんですね」
元太「なんだそれ?くえんのか?」
歩美「元太くん」
靴箱
光彦「今日も事件の依頼入ってませんねー」
元太「つまんねーなぁ」
灰原「………」
蘭「こういう日もあるよ」ニコッ
歩美「そうだよねー江戸川さん!」
男の子「あの…」
男の子「探して欲しいんだけど」
元太「猫なら探さねぇぞ!」
男の子「違うよ!僕のお兄ちゃんだよ!」
蘭「お兄さん行方不明なの?」
男の子「そうなんだ!だから頼むよ、きみたち探偵なんだろ?」
光彦「はぁい!任せておいて下さいよ!」
元太「じゃあこいつんちいこうぜ!」
蘭「そうね、何か手がかりがあるかも…」
歩美「江戸川さん、テレビの探偵さんみたい!かっこいい~!」
高校
園子「ちょっと工藤くん!」
新一「あー?」
園子「最近蘭とメールしか繋がらないし、合宿合宿って、いつまで合宿するつもりよ!試合はいつなのよ!」
新一(確かに…)
新一「うるせーお前にそんなこと言われなくても俺がちゃんと調べてるよ!」
園子「しっかりしなさいよね!旦那なんだから!」
新一「ばっバーローそんなんじゃ…」
アッカーン もう アッカーン
あっそういえばそうだった気がする
この続きはコナンを愛するみんなで完成させて下さい
自分はコナンが大好きなのにコナンくん出て来ないからやる気なくした
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