槍水「お前と麗人は付き合っているのか?」
佐藤「えっ、 やだな~先輩、そんなわけ無いじゃないですかw」
槍水「だが、今のお前達のやり取りを見ていると、そうとしか思えないんだが…」
佐藤「そうですか?ただ著莪と半額弁当の食べさせあいをしてるだけですけど?」
著莪「佐藤、あーん///」
佐藤「おう、あーん」
槍水「…」(私がおかしいのだろうか?)
佐藤「じゃあ今度は僕の番だな」
佐藤「あーん」
著莪「あ、あーん///」
槍水「…」
槍水「なあ… 佐藤」
佐藤「なんですか?先輩」
槍水「もう一度だけ聞く、本当にお前は麗人と付き合っていないんだな?」
佐藤「当たり前じゃないですか、おかしなコトを聞くんですね先輩はww」
槍水(もう何も言うまい…)
著莪「…」
白粉「サイt佐藤さん」
佐藤「ん?なんだ白粉?」
白粉「佐藤さんは著莪さんと、その… お付き合いしているんですか?」
佐藤「はあ?違うって、 何言ってんだよ白粉」
白粉「そうですか?じゃあ、今佐藤さんが著莪さんから渡されたソレはチョコレートじゃないんですか?」
佐藤「ああ、チョコレートだよ、今日はバレンタインデーだからな」
白粉「…」
白粉「じゃあ、お付き合いしてるってコトじゃないんでしょうか?」
佐藤「いや、僕は義理チョコを貰っただけだって」
白粉「でもソレ、なんだか凄く手作り感があっておまけにハート型なんですけど…」
著莪「///」
佐藤「うん、確かにそうだけどだからなんなんだ?」
白粉「…」
白粉「いえ… なんでもないです…」(無自覚?)
佐藤「変な白粉だなーww」
著莪「…」
白粉「槍水先輩…」
槍水「なんだ?白粉」
白粉「あの二人… お付き合いしてるわけじゃないんですよね…」
槍水「ああ… そうらしい…」
白粉「でもあれ… どう見てもカップル同士が相合傘をしてるように見えるんですけど…」
槍水「そうだな…」
白粉「そうですよね…」
槍水「だが佐藤が違うと言っていたから違うんだろう…」
白粉「そうですよね、佐藤さんが否定してましたよね…」
槍水「ああ、否定していた…」
白粉「ですよね…」
槍水「…」
白粉「…」
二階堂「おや? 変態と湖の麗人じゃないか」
佐藤「おう、二階堂… つうか僕のことを変態と言うのはやめろ」
二階堂「断る。 ところで二人揃ってデートか?」
著莪「///」
佐藤「いや、違げーよ。買い物だよ、買い物」
二階堂「買い物?」
佐藤「ああ、著莪が水着選ぶの手伝ってくれって言ってきたからさ」
二階堂「…」
二階堂「…そういうのをデートと言うんじゃないのか?」」
著莪「///」
佐藤「はあ?お前この暑さで頭やられたんじゃないのか? 著莪の水着選びを手伝うのがどうしてデートに繋がるんだよ」
二階堂「お前達… 付き合ってるんじゃないのか? どう見てもカップルにしか見えんのだが…」
佐藤「お前…… 頭だけじゃなく目の方もおかしくなっちまったんだな…」
二階堂「…」
佐藤「安心しろ、今度いい病院を紹介してやるからな…」
二階堂「そうか…だが遠慮しておこう…変態がうつる」(もう、疑問を抱くのは止めよう…)
著莪「…」
白粉「槍水先輩…」
槍水「言うな… 白粉…」
白粉「佐藤さんが著莪さんに耳かきをして貰っているんですが…」
槍水「ああ… 確かにそう見えるな…」
白粉「しかも膝枕で、ですよね… 私、目が疲れているんでしょうか?」
槍水「安心しろ白粉、私にも麗人に膝枕をされて耳かきをしてもらっている佐藤が見える…」
白粉「…」
白粉「槍水先輩、やっぱりあの二人… 」
槍水「佐藤が否定している…」
白粉「で、でも…」
槍水「つっこんだら負けだぞ… 白粉…」
白粉「……はい」
槍水「…」
白粉「…」
茶髪「あら?あれ変態と湖の麗人じゃない?」
顎鬚「ああ、確かにあの二人だな」
茶髪「手なんか繋いじゃって… 熱々カップルね///」
坊主「いや、アレはそうじゃないらしい…」
茶髪「えっ!?」
坊主「こないだ俺等二人もアレを見たとき、からかってやったら変態のヤツが…」
佐藤『著莪が手袋忘れてきて手が冷たいって言うからこうして僕の手袋を二人で片方ずつ使って』
佐藤『残った方の手をこうして繋いで寒くないようにしてるだけですよ。 なあ?』
著莪『うん…///』
茶髪「ねえ… それって付き合ってるってコトじゃないの?」
顎鬚「俺もそう思ったからアイツにそう言ったら…」
佐藤『えっ、まさか~ww ないない』
顎鬚「って、アイツが…」
茶髪「…そう …なんだ…」
坊主「ああ… そうらしい…」
茶髪「…」
顎鬚「…」
坊主「…」
沢桔 梗「あら、どなたかと思えば変態さん」
沢桔 鏡「変態さん、ご無沙汰しております」
佐藤「ああ、二人ともこんにちは」
沢桔 梗「女性下着売り場に男性の姿が見えましたので、どなたかと思えば変態さんとは…」
沢桔 鏡「露出癖の次は女装趣味でも?」
佐藤「いやいや!違いますって!今日は付き添いで…」
沢桔 梗「付き添い?」
著莪「おーい佐藤!こんなのはどうかな?/// …げっ!?」
沢桔 梗「まあ///」
沢桔 鏡「著莪さんはもうこの殿方に下着を選んでもらうほどなのですね」
著莪「こ、これはですね…///」
佐藤「僕はもうちょっと大胆なヤツが好みだな」
沢桔 鏡「著莪さんはすっかり変態さんの好みに染め上げられているのですね」
沢桔 梗「まあまあ///」
著莪「///」
佐藤「やだなー大げさですよ~ ただ意見を求められたから自分の意見を言っただけじゃないですか」
沢桔 梗「まあ、もう当然のように仰るなんて…///」
沢桔 梗「今日はクリスマスですものね、著莪さんったら勝負下g「節度ある交際をしてくださいね」
著莪「///」
佐藤「?… お二人は何を買いに来てるんですか?」
沢桔 梗「私達はクリスマスケーキを受け取りにきたのですわ」
佐藤「おっ!そうだ僕達もケーキを買わないと…」
沢桔 梗「もしかして今日はお二人でクリスマスをお過ごしになるのですか?」
佐藤「ええ、そうなんですよ。 なあ?」
著莪「う… うん///」
沢桔 梗「まあまあ/// 聖夜をお二人でお過ごしに?」
佐藤「そうですけど?」
著莪「///」
沢桔 梗「性夜を「姉さん、ボロが出る前に行きますよ」
沢桔 梗「そうね、私達はお邪魔なようだし///」
著莪「///」
佐藤「そんなことないですよ 別に恋人達の邪魔をしてる訳でもないんですから」
梗 鏡「えっ…」
著莪「…」
佐藤「?」
沢桔 梗「今なんと?」
沢桔 鏡「恋人ではない?」
佐藤「?…そうですよ」
沢桔 梗「一緒に著莪さんの下着を選んだりしてるのに?」
佐藤「別に特別な事じゃないでしょう?」
梗 鏡「…」
佐藤「?」
著莪「…」
沢桔 鏡「姉さん行きましょうか…」
沢桔 梗「えっ、鏡?… でも…」
沢桔 鏡「それでは失礼致します、超ド変態さん」
沢桔 梗「ご、ごきげんよう変態さん、著莪さん…」
佐藤「ああ… はい…」
著莪「…」
佐藤「なんだろう急に… 僕なにか変なこと言ったっけ?」
著莪「…」
著莪「なあ、佐藤…」
佐藤「ん?」
著莪「二人っきりだな…」
佐藤「そうだな」
著莪「今の私達の状況を言ってみて…」
佐藤「僕の膝の上に著莪が座ってて、それで僕が著莪を後ろから抱きしめている」
著莪「正解…」
佐藤「?」
著莪「でも… 恋人同士じゃないんだよな…?」
佐藤「そうだけど?」
著莪「そうだよな…」
佐藤「当たり前じゃないか」
著莪「当たり前… だよな…」
佐藤「ああ」
著莪「(当たり… 前… )」ジワッ…
佐藤「だってさ…」
佐藤「僕ら結婚して夫婦なんだぜ」
著莪「…」
著莪「えっ…?」
著莪「えっ? えっ? なにそれ怖い」
佐藤「おいおい、覚えてないのかよ著莪?」
佐藤「子供の時に…」
『高校を卒業したら佐藤のお嫁さんになってやるよ』
佐藤「って、言ってたじゃないか」
著莪「へ…?」
佐藤「だから去年、高校を卒業と同時に籍を入れたんだけど…」
著莪「婚姻届とかどうしたわけ?」
佐藤「そんなの子供の頃にとっくにお互い署名して判も押してたろ」
著莪「じゃあなんで私達一緒に暮らしたりしてないわけ?」
佐藤「マジで忘れてたのか? 婚姻届に署名した時にお前がいろいろと段取りを決めてたじゃんか」
佐藤「僕が婚姻届を保管しておいて卒業と同時に提出してくるとか」
佐藤「実際に一緒に暮らし始めたり、周りに知らせたりするタイミングなんかは全部、自分が指示するからそれまで僕は大人しくしている事とか」
著莪「…」(そういえば昔、そんなコトを言ったような…)
佐藤「どうかしたのか?」
著莪「そ…」(でも…)
佐藤「そ?」
著莪「そんな昔の約束、ハッキリ覚えてる分けないじゃん!!!」
佐藤「!?」ビクッ!
著莪「バカッ! アホッ!」
佐藤「いや~ あんなに念入りに打ち合わせしてたからてっきり覚えているものだと…」
著莪「アホ佐藤…」
著莪「…」
佐藤「…」
著莪「ジャンケン…」
佐藤「えっ?」
著莪「負けた方が問答無用で謝る。私、グー出すから!」
佐藤「え、え? ちょ「ジャーンケーン…!」
「ポン!」
著莪「…」グー
佐藤「…」チョキ
佐藤「ごめんなさい…」
著莪「あと100回」
佐藤「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ry」
佐藤「ゼイ… ごめんなさい… ゼイ… 」
著莪「…」
佐藤「や、やっと終わり…」
ギュッ!
佐藤「お、おい!?著莪!?」
著莪「ごめんなさい…」ジワ…
佐藤「…」
著莪「勝手に…グスッ…約束してたのに…グスッ…」
著莪「忘れててごめんなさい…」
佐藤「著莪…」
佐藤「落ち着いたか?」
著莪「うん…」
佐藤「そっか…じゃあ早速で悪いんだけど、今から著莪にプロポーズするよ」
著莪「なんかおかしくない?」
佐藤「しょーがないだろ…婚姻届は受理されちまったんだし…」
著莪「…まあ、なんかこの方が私達らしいかもね」
佐藤「あのさ…」
著莪「なに?」
佐藤「まさかとは思うけど断ったりしないよな…… 僕のプロポーズ…///」
著莪「バーカ…」
著莪「受けるに決まってるっての♪」
おわり
見てくれてサンクス
もう一本昔に書いたヤツがあるけど見る?
作風がまったく違うけど
>>64
ベントー?
>>65
イエス
了解
ただ先に風呂と飯を済ませてくる
1時間ぐらいで戻れると思うけど、そのとき残ってたら書く
保守サンクス
今ざっともう一本の方に目を通した
石岡君のエピソードがあるんだがココではマズイかな?
石岡君の部分を今から削るのは難しそうだ…
どうしよう?
取り敢えず書くわ
石岡君を知らん人はスルーしてくれ
佐藤「著莪ってカワイイよな」 著莪「えっ!?」
--------------------------------------------------
その日、自分で言うのもなんだが僕は朝から違和感を感じていた。いや正しくは過去一週間にわたって徐々に蓄積された物がついに今日、表面化したといったほうが良いだろう。
何処がどうおかしいかと言うと、まず今日は日曜日なので寮で朝食が出ないため僕はコンビニに朝食を買いに出かけた。
本当はスーパーで購入した方が安上がりなのだが残念ながら、まだ開店時間には間がある、
昨日マンガを購入するための最後の手段として晩飯を食べないという暴挙に出たせいで空腹の度合いがすでに限界であった。
だが例えどんな空腹、もしくは苦境、はたまた不幸に見舞われようとも、この世に生を受けた以上は生きる義務があると僕は思う。そう、あの日の石岡君のように…
あれはクラスのマドンナ的存在の広部さんの誕生会前日の事。
石岡君は丁度そのとき手持ちのお金が無く、プレゼントを買えないと僕に相談しに来た。
相変わらず、おっちょこちょいの石岡君である。
あれほど数ヶ月前からコツコツと貯金していたお金はどうしたんだろうか?
きっと彼の事だ直前になってうっかり使い込んでしまったに違いない。
そのてん僕は昨日、石岡君の貯金箱をちょっと借りたので軍資金の心配は一切要らない。
相談の末に僕のアイデアでプレゼントの代わりに一発芸を披露する事に決定
石岡君はよろこんで帰っていった、ただ帰り際に…
『昨日泥棒に入られて貯金箱が盗まれるなんてついてないな…』
…と、ぼやいていた。
まあ人生そんな事も有るさ、強く生きろ。
話を本筋に戻そう…
コンビニに行く途中に最初の違和感に気づく。
前方約30メートル先に居る犬を散歩させている年齢50歳前後のおばさん。
そのおばさんを見た瞬間あろう事に僕はこう思ってしまったのだ。
(あれ? あのおばさんカワイくね? 美人じゃね?) …と。
別にこれといって何の変哲も無いスーパーに出没する大猪ようなおばさんに、である。
断っておくが僕にその手の趣味は断じてない!
そのおばさんは僕を見るなり怪訝そうな顔をして足早に立ち去ってしまった。一体どうしたというのだろうか?
その後コンビニで朝食を購入、その帰り道の事である今度は前方20メートル先の曲がり角から犬を散歩させているおじいさんが出てきた
そしてその瞬間またしても違和感に気づく、しかも今度の違和感の対象はおじいさんの方ではなかった。
(あれ? このメス犬、美犬じゃね? モロ僕の好みじゃね?)
しかも僕は瞬時にこの犬の性別がメスであり、しかも発情中であると理解できたのだ…
重ねて断っておくが僕は種の違うものに興奮するようなド変態では断じてない!
そんな紳士な僕を見ておじいさんは一目散に逃げていった、その目には恐怖している事が見て取れたが一体どうしたというのだろう?
そこから寮に帰り着くまでに茶髪と顎鬚と坊主の3人に会ったが3人とも僕を見た瞬間に脱兎のごとく逃げていった。
逃げる際に茶髪が「警察を呼ぶわよ!この変態!!!」と言っていたが何のことだかサッパリ分からない。
そういえば今日の茶髪はアノ日だったな… おや? なぜ僕は茶髪がアノ日だと分かったのだろうか?
まったく持って謎である。
そしてココに来て更なる違和感、もっともコレはその前2回の時もそうだったのだが、なぜか下腹部に違和感がある。
なんだか締め付けられて苦しいような?
まあ、気のせいだろうと自分に言い聞かせて帰路を急ぐ事にした。
なにせ、この空腹感の前にはこの程度の事など些細な事だ。
「ハア… ハア… ココまで来れば… 大丈夫よね…?」
変態こと佐藤 洋から逃げ出しておよそ5分、これだけ走れば仮に彼が追ってこようと撒くことができたはず…
「よかった…」
私は心の底から安堵する、それほどまでに寒気をおぼえた。
普段から彼がそれとなく他の一般女性と比べるといささか発育の良い自分の胸を見ている事には気づいていた
例えそれが他の男性に比べかなりの頻度であったとしても、『変態』の二つ名を考えれば自ずと納得もいく、所詮そんなレベルだ
だが、今日の彼は明らかに常軌を逸していた。
あのこちらに気づいた瞬間、全身をくまなく舐めまわす様な彼の視線、
全身から立ち上る野獣のようなオーラ、
そして極めつけは傍目にも明らかにソレと分かる勢いで膨張していたあの『変態』の股間のテント
率直に言って今日の彼はとても…
「怖かった…」
そう呟き私はまたその時のコトを思い出して身を震わせる
寮に戻ると充電中の携帯に著莪からのメールが来ていた
内容はと言うと… 暇なのでココに遊びに来る、というかもうすぐ寮に着くところだから。とのことだった。
あいつは僕が都合が悪くて会えないとか考えないのかな? もっとも用事なんて皆無だけど…
僕は取り敢えずコタツに入りスイッチを入れ、著莪に取られるかもしれないと急いで朝食を胃の中に押し込む、
おかげで味わうなんてことは出来なかったが腹の虫は収まったようだ。
そこにジャストタイミングで…
「オッス、佐藤!」
勢い良く部屋のドアを開て著莪のご登場…
ホント元気だよな… コイツ。
だが人間、元気なのが一番なのさ。
そう、あの日の石岡君のように…
広部さんの誕生会当日の事。
僕は前日に当時人気のあったファービーを石岡君が広部さんにプレゼントする予定だったと聞き、それじゃあキミが代わりにファービーのモノマネをすれば良いと提案していた
そして当日…
僕は芸は最初のつかみが大事だと考た。
彼が広部さんの家に行く前からファービーの格好をしていれば絶大なインパクトがあるのでは?
そう思い石岡君に進言すると彼もその案を了承した。
僕と石岡君はまず広部さんの家の近くにある公園のトイレの中で準備を開始。
10分後そこには10人の人が見たらその内の9人は変tゲフンゲフン、リアルファービーとして見るであろう。パンツ一枚でボディペインティングを施された石岡君の姿があった
僕としても満足のいく会心の出来だ。
笑いを堪えるのが大変だったけど…w
本当は全裸の予定だったのだが彼が頑なにパンツを脱ぐ事を拒否した為、やむなく彼の意思を尊重しパンツにはペイントを施さずそのままの状態にしておいてあげた。
その後、広部さんの家に向かう予定だったのだが。
私立烏田高等学校心霊現象調査研究部と名乗る人たちが石岡君をぜひ研究したいというので1時間だけ貸してあげた。
けっして差し出されたアイスに目が眩んだわけではない…
1時間後…
そこにはファービーのような耳を取り付けられた石岡君の姿があった、
羨ましくなってその耳を取ろうとしたらなぜか取れない。
心霊現象調査研究部の人達によるとその耳は実はアンテナの役目を果たしており
たまたま今回、石岡君がファービーのボディペインティングをしていたので、その格好にあわせたモノにしてくれたんだとか。
ちなみにこの耳型のアンテナは石岡君の神経と繋がっていて取り外しは困難だと聞かされたが…
まあ、大した問題じゃないようなので深くは考えない事にした。
かくしてボディペインティングを施され白ブリーフ 一枚を身にまとい頭に神経と接続された第二の耳(耳型アンテナ)を持ったリアルファービーこと石岡君が誕生した。
「石岡君、大丈夫だった?」
「ナデナデシテー」 「ナデナデシテー」
うん、元気そうで安心した。
話は現在に戻る
「う~寒い寒い、おっ!コタツじゃん、突撃ー!」
ズボッ!と勢い良くコタツに足を突っ込む著莪。 だが次の瞬間
「うわっ!?なんだよこれ! 冷てー!!」
悲鳴を上げる著莪…
うん、暖かいと思って入って冷たかったときのコタツのヒンヤリ感はすごいよね
「うう~寒いよ~冷たいよ~ 暖めてよ~サト~」
そう言って今度は隣に来て僕に抱きつく著莪、まったく…
でもこの寒い中バイクで風をきってココまで来たのだから、まあしょうがないかなと思い僕も著莪を抱きしめてやる。
ちょっと休憩を
ところでエロっているのか?
>>141~147までで多数決
もろちん!
著莪以外も
おk把握、あんまり期待しないでくれ…
エロはこれから書くからちょっとペース落ちる
>>143
エロではないが白梅様と内本君は出る
「どうだ?」
「ん~、暖かいし佐藤の匂いがする~」
「なんだよ、匂いって…」
「私 好きだよ、佐藤の匂いって… 」
なんのこっちゃ? けどなんだろう?今日のこいつはすごく…
佐藤「著莪ってカワイイよな」
著莪「えっ!?」
僕は今、著莪に何と言った?
小さい頃からいつも一緒にいてこれまで抱きつかれたり押し倒されたり一組の布団で一緒に寝たりした事は多々あったがそこまで過剰に意識した事は無かったぞ
それが今日はどうしたことだ?
「おいおい、何まじめな顔して言ってんだよ、どこかで頭でも打ったんじゃないのか佐藤?」
確かに今日の僕は朝からおかしいのは事実だ。だがそれでも…
「いや、何回見直してもお前はすごく魅力的に見える」
「えっ///」
なに真顔で従姉弟を口説いてんだ?この男子…
「ハ、ハハ… なんか照れるな/// 佐藤にそんなこと言われるなんて…///」
奇遇だな僕も照れているところだ…
「でもさ!」
「その… 凄く嬉しいよ///」
なんだろう、この顔を真っ赤にしてモジモジしているカワイイ生き物は…
「ありがとう…///」
これはもう押し倒して良いですよね、押し倒して良いですか?
はい、良いに決まってます。
自分の中でオーケーが出たのを確認した僕は著莪を押し倒して…
その柔らかそうな唇を奪う
柔らかく温かな著莪の唇の感触。
少しだけ乱暴に押し当てられた感触。
僕は唇を割って著莪の口内にヌルリと舌を侵入させる。
「ふぁ、んっ……チュゥ……チュプッ、ぁ……」
ヌルヌルとした唾液を互いに交換して絡めあう。
「チュッ…… ぷはッ」
名残惜しいが唇を離す。
すると著莪の舌先からぼくの舌先に唾液で一筋の糸が繋がっている
率直に言って凄く興奮しました…
「いきなりディープキスかぁ…」
著莪がつぶやく、嫌だったのだろうか?
僕の心の中ではゴーサインが出ていたというのに…
「ごめん…」
「ふつう相手の意思を確認してからするもんじゃないか?」
「ごもっともでございます…」
やはり嫌だった様だ…
「でも…… 佐藤にだったら… 良いかな…///」
神様、仏様、ついでに父上、母上、僕をこの地上に生み出してくれてありがとう…
佐藤 洋は今日、大人の階段を上ります
私は今、佐藤に抱きかかえられた末にベッドに押し倒されている ・・・ いやいやいや!!ちょっと待って!どうしてこうなった訳?
状況を整理してみよう…
まず、佐藤の部屋に遊びに来てコタツに入る… コタツの中が想像以上に冷たかったのでいつも通り佐藤に抱きついて暖めてもらう。
佐藤が「やれやれ…」みたいな仕草をした後、私を抱きしめてくれる。
私が佐藤の匂いが好きだと告げ、アイツは良く分かってないみたいな顔をする。
うん。何もおかしい事はない、問題はこの後だ。
佐藤が私をカワイイと、すごく魅力的だと言った?
小さい頃からいつも一緒にいてこれまで抱きつかれたり押し倒されたり、一組の布団で一緒に寝たり、一緒にお風呂に入ったり…
さすがに最近は一緒に入ったりはしてないけどさ…
色々あったけどそこまでお互い過剰に意識した事は無かったのに、それが今日はどうして?
私がいつもの調子で返しても真剣な顔してクッサイ言葉を口にする… 割とマジで鳥肌が立った…
でもそんな感じに流されてついお礼を言ってしまった… こんなの私らしくないぞ…
佐藤の奴キスまで、おもいっきりディープなヤツ…
しかも私も結局成り行きでOK出しちゃったし、ハア… 黒歴史確定だよ……
まあでも… なるようになるか。
さて、これからどうしよう?
取り敢えず勢いで著莪をベッドに連れてきたは良かったがこの先どうすればいいのかサッパリ分からない。
所詮僕もただ用意されたマニュアルに従うだけの現代っ子… 突然のイレギュラーには対処できないというのか・・・ショックだ……
いや、ちょっと待てよ… そうだ!マニュアルがあった!!
僕がこれまで資料として集めていた18禁教科書の数々、その内容を思い出して実行すれば。
よし早速……… あれ? なぜかすぐに思い出せないぞ…
なぜだ! あれほど毎日欠かさずオn勉強をしていたはずなのに思い出せないなんて… ん? そういえばココ一週間ほどその勉強をしていないような?
はっ! 思い出したぞ!
あれは一週間前…
白梅が持ち物検査という名の憂さ晴らし(寮の僕の部屋限定)で僕がコツコツ集めた秘蔵の教科書たちを強制的に没収するという暴挙に出たのだ
女帝白梅様が去った後、そこには教科書の代わりにティッシュ1箱が置かれているだけだった…
「昨今の紙のリサイクル事情は大変厳しいのですがあなたには特別にティッシュ1箱を恵んで差し上げましょう・・・ あと…」
「殴っていいですか?」
僕の隣で内本君が「いいなー いいなー 羨ましいよ~」と、ほざいていたので彼を盾にすると次の瞬間… 「ぽうッ!」そう言い残して彼は窓ガラスごと吹き飛んでいった
更にその後…
「あなたのせいで手が汚れたので蹴って良いですよね、蹴って良いですか?」
「手が汚れたのにどうして足g
僕の意識はそこで途絶えた。
おかげで僕はこの1週間あまり禁欲状態が続きついに今日、50前後のおばさんはおろか、メス犬にまで欲情して…
なんて事だ… こんな精神状態でこれから著莪となんて無理だ
だが…
われに返ると目の前に顔を赤らめて目を閉じている著莪の姿が…
前言撤回!
この状況で据え膳食わぬは無理でございます…
とにかく何とかしなければ!
僕は精神を集中させ教科書の内容を思い出そうとする、結果ある文章の一部を思い出す。
『そしてサイトウは観念して尻を差し出した』
この際文字でも構わない。
よし!取り敢えず僕は尻を出せば良いのか!
「待ってろ、今すぐに…」カチャ… カチャ… ゴソゴソ…
「えっ!いきなり…///」
ズル! ボロン…
だが僕はズボンとパンツを下ろした瞬間に気づく
コレ、昨日見た白粉の小説の文章じゃん…
ハア… ジョニー、やっちまったぜ…
僕は取り返しのつかないミスを犯しちまったんだ…
さあ!哀れな変態を笑うがいいさ、アハハ…ハハ… ハ…
「うわー なんかスゲー、グロテスクだな佐藤の…///」
あれ?これって大したミスじゃないのか…?
「なあ、お前のも見せてくれよ…」
「う… 良いけどさ…///」
よっしゃあー!!!!!!
久し振りに見る(昔一緒にお風呂に入っていた時に見て以来)著莪のソコは髪の毛と同じ金色で上品に彩られており、
「まじまじと見るなよ…///」
僕が見とれていると著莪が真っ赤な顔をして抗議の声を上げる。
自他共に認められる紳士である僕とした事が何たる不覚だ、女性を辱めるなんて
「あ… ごめん…… じゃあ、触ってみる事にする」
「えっ」
そう言いつつ僕は著莪のソコに触れる、著莪が何か言いかけたようだが気にしない事にした。
「おお…」
それまで知識としては知っていたが悲しい事に実際にソレを見たことも触れた事も無かった僕はおもわず声を上げる…
「すげー綺麗なピンク色だな…」
「なに… 言ってんだよ…///」
「しかし… 本当に綺麗だな…」
「///」
「これはもうアレだな、舐めるしかないですよね、舐めていいですか?」
僕はどこぞの白梅様のごとく自分に自分で納得して著莪のソコに舌を這わす、
「やっ/// まっ、待って佐藤!///」
待つわけが無い…
「ハア… ハア… 」
「…」
5分後、そこには荒い息使いの著莪と女体の神秘の一部を堪能して恍惚の表情を浮かべる僕が居た。
だって初めてなんだもん! などと考えて居ると
「バカ… バカ!・・・ バーカ!!!」
著莪が抗議の声を上げる。バカがゲシュタルト崩壊しそうだ…
「バカ…///」
なんだ…このカワイイ生き物は。
{これはもう抱きしめるしか無いですよね、抱きしめて良いですか?」
「ソレ、佐藤の中では流行ってんのか?」
冷静にツッコミを入れてくる著莪、 早くもいつもの調子を取り戻している。
もっと照れているところを見たかったのだが…
著莪のソコに僕のモノをあてがう。 先ほどのアレでソコからは愛液が溢れていてヌルヌルになっている。
これだけ濡れていれば何とか入るはず! 多分…
「ココ… で良いんだよな?」
いまひとつ確証がもてない… これが童貞ゆえの悲しいところだ。
「ココだよ、佐藤…」
そう言って著莪が誘導してくれる
「じゃあ… 挿れるぞ…」
「いいよ、来て……///」
僕はゆっくりと腰を推し進めていく…
ズプズプ……
「んっ……ぁぐっ……!」
ギチギチと狭い彼女の中を押し広げていく感覚。
「い…っ……ぅんっ……ぐ……!」
痛みを必死に堪えている著莪… 僕のモノは半分ほど入ったところだった
「大丈夫か?」
「いっ… 痛い… ごめん、ちょっとだけこのままで…」
「わかった」
「ん… だいぶ楽になった、佐藤おまたせ… もういいよ」
「無理すんなよ?」
そう著莪に告げて僕はさらに腰を押し進める…
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