女子A「きゃー!!助け…
ザシュッ
宙を舞う女子Aの頭
教師「みんなしねぇぇぇぇ!!!」
右手に包丁を持ち、とても正常とは思えない言葉を吐く1年4組の担任
男「なにがどうなっているんだ…」
教師「うああああああああ!!!」
血眼の教師 まき散る血飛沫
DQN1「や、やべぇよ…やべぇよこれ!!」
DQN2「うわあああああ!!にげっ…逃げろぉ!」
慌てだすクラスメート
男「気が狂ってやがる…」
友「おい!ななぼさっとしてんだよ男!逃げねーとやべーよ!」
男「ああ けど…」
女子B「いやああああ!!なんで開かないのぉ!」
男子C「こ、ここ…こっちもだ!あかねぇぞぉぉ!!?」
二つあるドアはなぜか開かないようだ
男「俺たちは包丁持った狂人とこの部屋に閉じ込められたってか?」
男「なんとかしないとな」
教師「うおおおおおお!!!!!」
教師は新たに標的を見据える
女子Cだ
女子C「やだ…来ないで…」
震える女子C
教師「うああああああ!!!!」
女子C「来ないでぇぇぇぇぇ!!!」
男「くっそ!」ガタン
男は椅子を持ち上げ教師に向かって投げ飛ばす
教師「!!」
教師「ふ…ふざけんなあああああ!!!」
バキン!
教師は椅子を殴り砕いた
男「なっ…」
友「な、なんつう力だ…」
教師「しねよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
方向転換した教師の向かう先は…男だった
男「ちぃっ」
やっぱり斬首式はごくありふれた光景だったんだな
教師「どいつも…こいつもしねえええええええ!!!」
友「や、やべえよ…逃げねぇと!!」
男「………」
友「おい!」
男「早く俺から離れろ」
友「はぁ!?」
教師「ぐぎぎぎぃぃぃぃぃ!!!!!」
包丁を振りかざし、いよいよ教師が男へ迫る
男「………被験者か…」
教師「しねねねねねねぇ!!!!」
教師「うがああああ!!!」
男「首を軽々切り裂き、椅子を殴り砕くその人並みならぬ腕力…間違いないな」
友「おい男ぉ!!」
女子J「きゃあああああ!!」
教師「おおおおぉぉ!!!!」
男の目の前まで来た教師
包丁を振りかぶり男の首を狙う
男「俺も被験者でね」
教師「うおおおおぉぉぉ!!!!」
教師「!? ぐぉっ!」
なんと男は教師の振る包丁をよけ、教師にボディーブローを決めていた
男「だが俺はあんたのような失敗作とは違う」
教師「ぐっ…ごぉっ…おげぇっ!」ビチャビチャ
男がしゃべり終わった途端教師は嘔吐する
その拳は内臓を潰していた
教師「ぐぐぐっ…なんだ…お前…!」
男「痛みはあまり感じないだろ?内臓を潰されたのに」
教師「はぁ…はぁ…」
男「まあ俺と対等に考えちゃダメか」
教師「ぐふっ…」どさっ
教師はその場に前屈みに倒れた…
友「す…すげぇなお前!」
女子C「かっこいい…」
二人の会話など聞こえていなかったクラスメート達は安堵とともに男に羨望の眼差しを向けた
男「ふぅ…」
男(これは事故なんかじゃない…
奴らが故意にあの教師に能力を発現させたんだ
ということはやはりここに俺が逃げ込んだこともバレたのか…)
男(ここに閉じ込めたのもあの教師に俺を殺させるためか
だが…俺を殺すためとはいえ他のクラスメートもいるってのに
やはり連中のやることは腐ってやがる…!)
女子C「あの…ありがとね?男君いつも暗いのにすごいんだね」ニコッ
男「ああ…うん」
DQN2「あんぐらい俺だってww」
メガネ「おいお前らそのくらいにしろよ
人が一人死んでんだぞ」
女子D「あ…」
DQN2「…そう…だよな…」
男「みんな…」
クラスメート達が全員男見る
男「こうなったのは全部俺のせいなんだ」
女子B「え?」
DQN1「ど、どういうことだよ」
メガネ「まさか…教師にああなるまでの精神的苦痛を与えたのが貴様、というわけではあるまいな?」
男「その線はたぶんない…奴がとち狂ったのは…」スタスタ
DQN3「なにを?」
女子E「ドア?」
男がドアの前に立つ
DQN2「おい、そりゃ俺ら3人でも開かなかったんだぜ?お前が開けられるわけ…」
ガタァン
DQN1「開い…た…?」
DQN3「嘘だろ…あんな簡単に」
男「もう隠すことはできないだろうから自白する
俺は鉄筋コンクリートを握り潰せるしバイクと相撲もできる
ボーリングのボールだって鼻くそみたいに丸められる
その他にも人間の能力を超越している…超人といってもいいのかもしれない
そんな奴なんだ俺は」
DQN1「………………」
女子C「………………」
メガネ「………………」
友「………………」
DQN2「ぷwwわはははははww厨二病はもう卒業しろよww」
DQN3「ありえねーよwwボーリングのボールを鼻くそwww」
男「こいつが暴走したのは…」
男は床に倒れている教師を見る
男「俺と同じ実験を受けたせいなんだ
こいつは見る限りじゃせいぜい俺の力の3分の1程度だろう
こいつの自我が崩壊し狂乱したのはその実験の副作用のようなものだ」
DQN1「黙って聞いてりゃつまんねー話ばっかしやがって」スクッ
DQN2「おーwwやっちゃえやっちゃえーww」
DQN1「それで俺らをビクつかせようってか?」
男「違う」
DQN1「じゃあやってみろよコラァ!
俺にステゴロのタイマンで勝ってみろや!」
男「やめてくれ」
DQN1「おらぁ!」
ドゴッ
男「うっ」
DQN3「決まったぁ!DQN1の必殺内臓クラッシュブローだ!」
DQN2「男死んだろこれwwwwww」
男「悪いが俺は痛みを感じない
それに…」
DQN1「ぐあああああ!!!」
DQN2「!?」
DQN1の手首は恐ろしく曲がっていた
男「車でひかれてもビクともしない」
ざわっ ざわわっ
DQN3「マジかよ…スー○ーマンじゃねぇかよ…」
男「目から炎はでない」
男「まあこれでみんなわかってくれたか?」
男「わかってくれたら早くひなn」
ゴァン!!
DQN2「マジだwwww机でぶん殴っても机が壊れたwwwあああっ!!?」
DQN2の足が宙を浮く
男「おい 体はスー○ーマンみたいでも俺の性格はけして正義の味方ってわけじゃねぇんだよ」
DQN2「ググ…ゴベェン!ゴベェン!」
DQN2「うぐっ」どさっ
男「ここは連中に狙われる みんな早く逃げるんだ」
女子B「よくわかんないけど…」
男子F「逃げたほうがよさそうだな」
メガネ「……フン………」
友「男…」
友が男に寄ってくる
男「友…」
友「お前にそんな秘密があったなんて俺知らなかったよ」
男「言わなくてごめん」
友「いや…ただお前を怖いって思う俺がいたり…なんちって!」ニカッ
男「友?」
友「俺とお前はなにがあっても友達だよな!」
男「あ、ああ!」
男「さあ急いでー外に出たらとりあえずこの学校には近づくなよ
このあたりは一気に危険になるからな」
男「俺が職員室に行って先生たちに事情をある程度説明して、他のクラスの奴らも帰るように連絡してもらえるように頼んでみる」
男(奴らが手を打ってくるまであとどれくらいだ?
なるべく急いだほうがいいな)
友「男!俺にもなにか手伝わせてくれないか?」
男「友…わかった 先生達を説得するのを協力してくれ」
友「オッケー」
男「よし職員室へ向かおう」
友「おう」
他のクラスメートはメガネが先導しすみやかに校舎を出ようとしていた
メガネ「さあ早く!これ以上危険に晒されるのは皆ゴメンだろう!?」
DQN1「いてぇよぉ…」
DQN2「ゲホッゲホッ」
DQN3「ちぇっ 危険なら男が守ってくれりゃいいのによぉ」
メガネ「うちのクラスの奴は全員いるな!
よし それではこのまま昇降口まで…ん?あれは…理科の先生?」
理科教師「………………」
理科教師「君たち、なにを、しているんだ、」
メガネ「ああ…ちょっと大変なことになってるらしくて
その件については男君から聞いていただければ…」
理科教師「黙れ!」
ヒュン
いつの間にか理科教師はメガネの目の前に移動している
メガネ「えっ?」
ドゴォン!!
次の瞬間メガネの体は壁をめり込んでいた
女子F「きゃーーーー!!」
DQN1「なっ…」
うわあああああああ ざわ ざわ
男「!」
友「今の音はなんだ!?」
男「わからん!上から音がした!まさか…」
理科教師「君たちは、なにを、しているんだね?」
ゆらゆら、と理科教師が1年4組のクラスメートに近づいてくる
DQN2「な、なんだよいまの…」
DQN1「は、て、てめえ調子乗ってんじゃねーぞおらぁ!」
DQN1が理科教師に向かって走り出した
理科教師「君は、問題児の、DQN1君、じゃないか」
ヒュン
DQN1「き、消えた?」
DQN3「後ろぉ!!」
DQN1「え?」
理科教師「遅い、」
グジュッ
男「こっちか!?」
男「ダメだ…いねぇ どこなんださっきの音は」
友「男ーこっちもいなかったぞ」ハァハァ
男「ちっ まずいな
まさかもう動き出したってのか?」
友「おい…」
男「なんだ?なっ…」
友「どういうことだよ こりゃ…」
男「英語教師…だよな あれ」
男達の目の前には昨日まではにこやかに英語を教えていたミッシェル先生がいた
しかしその顔は美人だった原型はなく、目は上にひんむき、よだれは止まることなく顔の右側は慢性的に上がっていた
英語教師「ぅぅ」
男「これは…」
英語教師「ぅぅぅぅぅ!!!」
走り出す英語教師
友「おい…」
男「下がってろ 俺より後ろにいれば死ぬことはない」
友「お、おう」ガチガチ
男「どうやら俺が間違っていたよ先生
俺らの担任、教師は自主的に実験に体を差し出したのかと思っていたが違ったみたいだ
これは組織の奴らが先生達に無理矢理被験させたようだな」
英語教師「ぅぅぅぅぅ!!!」
英語教師「ぅああああっ!!!」
英語教師が飛んだ その飛距離はゆうに10メートルは飛んでいた
男「なにっ!?」
友「…」ガチガチ
英語教師「ぅぅぅああ!!」
男「どういうことだ…この飛距離は」
英語教師「はぁぁぁぁぁ!!」
男に接近した英語教師が歯をむく
男「くっ!このぉ!」
バキッ グチッ
男の拳が英語教師の顔をとらえた
英語教師「ホキャアッ!」どさっ
英語教師の鼻骨をへし折り10メートルほど吹き飛ばす
英語教師「ぅぅ…」がくっ
虫のように天に腹を向け英語教師は息絶えた
男「ふぅ」
友「おい さっき飛距離がとかびっくりしてたのはなんなんだ?まさかお前でも想定外のことだったのか?」
男「ああ…俺は自分のことを超人だと言ったな
けど俺にはあんな風に体を軽々と飛ばすことはできないんだ」
友「そ、そうなのか?」
友「それじゃ敵が速く動いたらお前は…」
男「ああ 対応できないかもしれない」
男(だがおかしい…あの実験は俺が最初の被験体
そこから俺をオリジナルとして他の被験者達に能力を発現させていた
つまりうちのクラスの担任を含む他の被験者は俺のクローンなはずなのに…)
男(まさか俺が組織から逃げている間に連中は新たな方法で別能力の発現方法を見いだしたというのか…だとしたらまずい
この俺、オリジナルを超える能力体が産み出されていても…おかしくない)
男「やっぱり友…お前もここを離れよう」
友「なに言ってんだよ!俺はお前の役に立ちたいんだよ!
お前がその体のことを隠してる間俺はなにもしてやれなかったろ?
な?俺にもお前の役に立たせてくれ!
多少危険でも大丈夫だって!」
男「ああ わかったよ」
理科教師「なははは、はははは」
理科教師「さて、ターゲットが、いるんだったな、
はて、誰だっけ、なぁ?ああそうだ、男、だったな、あいつかなははは、ははは」
DQN3「や、やべぇよこいつ…ころ…殺される…」
女子G「たす…けて…たすけてぇぇぇぇぇ!!!!」
理科教師「うるさい、なぁ
騒がしい子は、こうだよ、」
ヒュン
理科教師は一瞬にして女子Gの首を持ち元の位置に戻ってみせた
女子E「きゃあああああああ!!!!」
理科教師「君も、うるさい、なあ」
理科教師「なは、ははははは」
女子E「」ビクン!ビクン
首のとれた女子Eは魚のように跳ねじきに息絶えた
DQN3「もう7人も殺されちまった…ああ…」
男子B「あんた頭いかれてるよ!なんで俺らを殺すんだよ!
ていうかなんだよその力ぁ…」ガクン
理科教師「え?この動き、速い、だろう?うらやましいかな、なはははは
あげないよ、気付いたら、こうなってたんだ
それに、とても、人を殺したい気分に、なる、うん
なはは、はははははは」
理科教師はもぎとった男子Bの首を地面に転がし、
理科教師「なはは、はははははは」グチャ
踏み潰した
DQN3「ひぃぃ」
女子C「やだ…死にたくない…よ うぅぅ…」
理科教師「んん?次に、うるさいのは、君かな?」
女子C「ひっ…いや…助けてぇ…!」
男子G「こ、こっちくんなよ!」ドカッ
女子C「いやぁ!」
理科教師「なはは、はははははは」
女子「せんだみつおゲーム!」
理科教師「なはなは」
理科教師「なはは、はははは、ははははは」
理科教師「人でなし、な君から、殺そうかな、なはは、はは」
男子G「え?」
理科教師「ひゅっ、とね」
ヒュン
理科教師はとった男子Gの首を蹴り飛ばし、それは女子Cの元へ転がした
女子C「いや…いやああああああ!」
理科教師「なはは、なははは、ははは」
理科教師「余興も、おわり、かな
なはは、はははははは」
理科教師「なはは、はははははは」
友「そこまでだ!」
友の声が死体だらけの殺伐とした廊下に響く
理科教師「な、ん?」
理科教師が振り向いたと同時に男が腕を振りかぶっていた
理科教師「わー、男ぉ、なはは、はははははは」
バキッ!
理科教師「グナァッ」ドゴォン
男が理科教師を殴り飛ばした
理科教師は受け身もとれずに壁まで吹き飛ばされる
男「くっ ここまでやられてるなんて…みんな 来るのが遅くなって本当にすまなかった…」
女子C「ひっく…ひっく…」
友「大丈夫だ もうあいつにはなにもさせない」
男「ああ おそらくあんたには悪意はなかったんだろうが今のあんたは別だ、理科教師
ぶち殺させてもらうぜ」
理科教師「なはは、はははははははははは…
なはは、なはははははは」
男「……」
理科教師「なはは、やるねぇ、
だが、私について、来られる、かな?」
ヒュン
男「は、速いっ」
女子C「男君!」
理科教師「首、もらい、」
ガシッ
理科教師が男の首を掴みもぎ千切ろうとする
しかし、
理科教師「な、首が、抜けない、!」
男「人間相手に消えても俺には効かないっ!」
男が腕を振りかぶる
理科教師「なはは、はははは、そう何度も、食らわない、さ」
ヒュン
理科教師はあっという間に男の元を離れてしまった
男「速すぎる…!」
理科教師「なはは、はははははは
これもこれでワクワクするねえ!」
男「まあそりゃそうか…まともな自我を持てるってことは成功体なわけだからな
能力の出来も英語教師とは段違いだな…」
理科教師「なはは、はははははは
君に、いいことを、教えてあげよう」
男「…?」
理科教師「う、し、ろ」
男「後ろ?」
男「なっ」
国語教師「男…なぜかお前を殺さなければならんようだ…」
男「二人、か…」
理科教師「なはは、はははははは終わり、だねぇ」
男「うおおおおお!!」
国語教師「む…」
男が国語教師に殴りかかる
国語教師「むん」
ガチン!
男「! これは…鉄…?」
国語教師「これが鉄壁の体だ」
男「なるほど やっと俺のクローンか」
国語教師「いや…」ニューン
国語教師の腕が溶けたように原型をなくす
男「なにっ!?」
国語教師「これが鉄の体だ」ニューン シャキーン
男「腕が…槍に…」
国語教師「ぬん!」
国語教師が鉄の腕槍を構え男へ刺した
ガキィン
男「よし 効かないな」
国語教師「さすがはオリジナル…」ばっ
国語教師「ならば」ニューン ググッ
男「今度は…ハンマーか」
国語教師「むん!」
男「こいつはちょっとばかし危ない、な」
ぶん ぶん ぶん
男は国語教師の鉄の腕槌をかわし続ける
国語教師「ちっ」ハァハァ
男「おらぁ!」
国語教師がばてたところに男がもう一度を殴りかかる
ガチン!
男「やっぱり、かたいな…」
国語教師「理科教師!こいつで男を刺せ!」ぶんっ
すると国語教師は鉄の槍を作りそれを理科教師に投げた
理科教師「なはは、はははははは
私の速さ、と国語教師さん、の攻撃力で、威力倍増、ですね」
男「まずい…あの速度で突き刺されたら…」
理科教師「なはは、ははははははぁ!」
ヒュン
男「くぅっ!」
ズビュッ!
男「かはっ…!」
男の足は、光の速度の鉄の槍で貫かれていた
男「ぐあああああああ!」
理科教師「それ、もう、一回!
なはは、はははははは」
ヒュン
男「!」
友「男ぉ!」
女子C「男君!」
理科教師「なはは、ははははははぁ!!!」
国語教師「次こそ胸を貫かれておしまいだな」
メガネ「待てぇ!!」
理科教師「な!?さっき、殺したはず、じゃ、」
国語教師「殺した…?こいつの体には傷一つ見えんが…」
理科教師「いや、確実に、壁まで、吹き飛ばした、はず!
めり込ませた、はず!」
メガネ「ああ、めり込んだ 壁がな」
理科教師「馬鹿、な、」
国語教師「ふむ…」
男「メガネ…お前…」
メガネ「特別なのは貴様だけではないんだよ、男」
メガネ「俺も…超人だ」
理科教師「くそ、さっさと、殺す」
国語教師「ぐっ…なんだこの感じは…」
理科教師「ようやく、来ましたか、国語教師さん
どうやら、われわれは、男と一定時間、接触している、と、自爆、するよう、組み込まれている、ようでね」
男「なにっ!?連中そこまでして…」
メガネ「とりあえずもうこの教師どもは殺す以外救いようはない、ってわけだな」
ダッ
男「おいメガネ!」
メガネ「俺は壁にめり込んでいる間十分休んだ!イケる!」
理科教師「この、メガネ野郎!」
ヒュン
メガネ「速いな…だが…見えてるぞ」キィィィィィィィィン
男「なんだ!?」
メガネ「俺の動体視力なら光さえとらえることができる」
メガネ「男!俺のすぐ後ろだ!」
理科教師「なにっ!?行く、ポイントを、先読み、された!」
国語教師「させん!」
メガネの後ろに回りこんだ理科教師を、殴ろうとしている男の前に国語教師が立ちふさがった!
男「おい見てろよ これが…オリジナルだ!!」
バキンッ!…ピシビシ パァン
男の拳は国語教師の鉄の体を貫き理科教師を伸びた
理科教師「な、ななななぁぁぁぁぁ」
ゴキッ!
理科教師「ぶるぁぁっ」ドゴォン
再び壁まで吹き飛ばされる理科教師
理科教師「ぁ…あ…」
国語教師「ゴフッ」パタタタ どさっ
メガネ「さすがだな オリジナル」
男「結構ギリギリだったけどな」
友「あ…す、すげぇ!なんだよメガネ!お前もそれだったのかよ!」
メガネ「騒ぐな うっとうしい」
男「大丈夫か?みんな」
女子C「うええええん」グスグス
男「よしよし」
男「やっぱりここは危険すぎるな」
メガネ「ああ いざという時は僕が、と思っていたがまたさっきのようにならないとも限らないからな」
男「残りのうちのクラスの奴らは15人…なんとしても守りぬかなけりゃな」
友「教師が全員敵の可能性があるんだ」
女子C「そんな…」
DQN3「うちの学校には30人以上教師がいるんだぞ?」
男子Y「それが全員敵になるってこと?」
男子Z「やばいなそれ」
男子X「こえぇよぉ…」
キモオタ「ぶひひ怖くねーしww」
女子H「もうやだよ…私うちに帰りたい…」
女子M「うちもだよ…どうしてこんなことになっちゃったんだろう…」
女子O「ぜんぶ男のせいなんだよ」
女子T「ちょっと!そんな言い方ないでしょ?」
DQN5「あーうるせえよ お前ら静かにしろよ」
しーーーーん
メガネ「DQN5 久々に学校に来たのに災難だったな」
DQN5「ああ けどお前らの秘密を知れたから災難続きではないぜ」
男「みんな 迷惑をかけてホントにすまないと思ってる」
男「あれ 3人たらなくないか」
女子T「あ、さっき2人トイレ行ってたよ」
男「危ないってのに…」
友「あれ、でもそれでも一人たりねーぞ」
女子H「ああ さっきからずっとそこにいるよ」
ぼっち「………………」
友「あ…ま、まあこれで全員だな」
男「よし」
メガネ「まず第一はここからの脱出だな」
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