ほむら「まどかが黒い下着を着けていた……」(149)

まどか「たまには昼休みに運動するのも楽しいね」

さやか「でしょー?」

仁美「汗が出るのは嫌ですけど」

さやか「まぁまぁ、しょうがないじゃん」

まどか「それにしてもほむらちゃんバスケット上手いんだね」

ほむら「普通よ」

まどか「あーあ、私だけ運動神経よくない……」

ほむら「気にすることないわ……ん?」

ほむら(汗でうっすら透けたまどかのシャツ……まさか下に見えてるあの色は……)

ほむら「黒!?」

まどか「どうしたの?」

ほむら「な、ななななんでもないわ、ごめんなさい」

さやか「変な転入生」

仁美「あなたには負けますわ」

さやか「だよねー……おい」

ほむら(そんなまさか、あの頭お花畑ホンワカパッパなまどかが黒い下着を……!?)

ほむら(まさか下も黒なんじゃないでしょうね……)ジッ

さやか「汗かいたさやかちゃんが魅力的だからってじろじろ見ないでよね」

ほむら「ファブリーズされないうちに黙りなさい」

さやか「せめてエイトフォーにしてよ」

まどか「暑いから午後はこのまま受けようかな」

ほむら(だめよ!だめだめ!)

仁美「それはオススメできませんね」

まどか「どうして?」

仁美「インナーが見えるのは好ましくありませんわ」

ほむら(そうよ、まどかをあんな男子中学生共のいやらしい視線に晒すなんて考えられないわ)

さやか「まどかのブラなんか誰も見ないって」

まどか「ひ、ひどい!」

さやか「あれ?じゃあ見られたいの?そ・れ・と・も、見せる相手がいるの?」

まどか「み、見られたくないし見せる相手もいないよ……」

さやか「あはは、ごめんごめん」ギュッ

まどか「もー」

さやか「可愛いまどかをエロ男子に見せれないよね」

ほむら(たまに美樹さやかになりたい)

授業中

さやか「あっつー」パタパタ

まどか「さやかちゃんボタン開けすぎだよ……」

ほむら(まどかの下着が気になって集中できない……)

ほむら(そもそも何故黒を……わ、私だってそんなの持ってないのに)

ほむら(確かにお洒落したいお年頃なのはわかるけど、ピンクとか可愛いので良いじゃない!)

ほむら(黒なんて……)

ほむら(もし、もしも、あの優しくておっとりしたまどかをベッドに押し倒して)

ほむら(少し怯えながらもその実あんな下着を着けていたとしたら……)

先生「ではこの問題を……暁美さん」

ほむら「はい、我慢できません」

先生「はい?」

ほむら(まどかの前で恥を……)

さやか「うわ、今週掃除当番じゃん」

まどか「あ、ほんとだ、ほむらちゃんもだね」

ほむら「えぇ」

さやか「魔法でパパッと終わらせられたいいのにな」

ほむら「そんな祈りを捧げた魔法少女はこの世に一人もいないでしょうね」

さやか「う、うるさいな」

まどか「そういえばほむらちゃんもマミさんも魔法少女なのに箒に乗って飛んだりしないんだね」

さやか「言われてみれば」

ほむら「いつの時代の話よ……」

さやか「ちょっと男子ー真面目に掃除しなさいよー」

中沢「やってるけど」

さやか「ごめん、言いたかっただけ」

まどか「私が塵取り持つね」

ほむら「えぇ」サッサ

ほむら(さすがにスカート押さえるわよね、見えないか)

まどか「ゴミ出してくるね……お、重い」ヨタヨタ

中沢「片方持つよ」ヒョイ

まどか「ありがとー」

ほむら「むっ……私も行くわ」

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
10. Dies irae

SS予定は無いのでしょうか?

まどか「風が強いねぇ」

中沢「そうだね」

まどか「と、飛ばされそう」ヨロヨロ

中沢「そっちも持とうか?」

まどか「大丈夫……」

ほむら(何を仲良くやって……)

ビュオーン

まどか「わぁっ!!」バサッ

ほむら「っ!?」

中沢「うへ、目に埃が」

ほむら(く、くくく、黒!黒いまどか!まどかが黒!)

ほむら(上下セットだったなんて……)ガクリ

中沢「いてて……」ゴシゴシ

まどか「な、中沢くん」

中沢「ん、なに?」

まどか「み、みみ、見た?」

中沢「えっ、何を?」

まどか「だから、その……」

ほむら「見たのか見てないのかハッキリ言いなさい!!」

まどか「ほむらちゃん!?」

中沢「な、何か知らないけど、俺は今目のゴミとってたから何も見てないって」

ほむら「本当でしょうね?」

中沢「本当だって!」

まどか「よかったぁ」ホッ

中沢(ラッキースケベって実在するんだな……生きてて良かった)

翌日

まどか「おはよー」

さやか「おっはよー」

ほむら「おはよう」

仁美「おはようございます」

男子「おっ、エロパンツが来たぞ」

まどか「ん?」

中沢「バカ!でかい声出すなよ!な、なんでもないよ」

さやか「挙動不審だなー、いやらしい話してたんでしょ」

中沢「あ、あはは」

男子「まさか鹿目がなぁ……暁美とかならわかるけど」ヒソヒソ

中沢「あんまり言うなって」ヒソヒソ

男子「俺も見てみたいもんだ」ヒソヒソ

体育館

先生「今日は雨なので男女とも体育館での授業になります」

さやか「えー」

先生「文句言わない」

先生「男子はバスケットか……女子もバスケでいいか」

さやか「適当だなぁ」

先生「皆、準備運動はしっかりしてくださいね」

まどか「はーい」

男子「なぁ中沢よ」

中沢「なんだよ」

男子「こう、ハーフパンツに浮かぶパンツラインってたまらんよな」

中沢「お前親父臭いな」

ほむら(まどかの後ろをキープしなきゃ!)

まどか「えいっ!」シュッ

ボイーン

まどか「外した……」

さやか「ドンマイドンマイ!ほら、守るよ」

ほむら「まどかには悪いけど……もらったわ」シュッ

仁美「ハーフラインから決めるなんて……」

さやか「魔法使ったでしょ」

ほむら「さぁ、なんのことかしら」

さやか「せんせー、暁美さんが魔法使ってまーす」

ほむら「信じるはずないでしょ」

男子「くっそ、今日は白かよ鹿目のやつめ!」

中沢「こっちの試合に集中しろよ!」

まどか(何か視線を感じる……)

ほむら(今日は白なのね)

まどか「はぁはぁ」

男子「見ろよ中沢、息を切らしながらも頑張る姿、美しいと思わんか」

中沢「お前はこっちを頑張れよ!負けてんだぞ!」

男子「そんなボールより美樹の胸見ろよ、意外とあるぞ」

中沢「えっ、マジで」

男子2「中沢!パス!」

中沢「えっ」

バシーン!

男子「ナイス顔面キャッチ」

中沢「うるせぇ……あ」ポタポタ

先生「余所見してるから鼻血など出すんだ」

中沢「すいません、保健室行ってきます」

先生「男子の保険委員は休みか……しかたない、鹿目!」

まどか「はい?」

保健室

中沢「ごめんな、そっちも試合中だったのに」

まどか「いいよ、どうせ私あんまり役に立ってなかったもん」

中沢「いやいや、真面目にやらない奴よりマシだよ」

まどか「そうかなぁ」

中沢「そうそう」

中沢(鹿目って良い匂いがするな)

まどか「あ、ここ切れてるよ」

中沢「ボール当たったとこ?」

まどか「うん、絆創膏貼るね」

中沢「自分でやるからいいよ」

まどか「ついでだから」

中沢「大丈夫だって」

まどか「もー、動いちゃだめ」

中沢「本当に大丈夫……おわっ!」

まどか「わっ!」

ドガッシャーン!

中沢「あいててて……ん?なんだこの感触」モニュモニュ

まどか「んっ……!」

中沢「え、いや、待って、これは違うんだ」モニュモニュ

まどか「……」

中沢「神に誓ってわざとじゃない!」

まどか「でも二回触ったよね……」

中沢「あれは手が勝手に!」

まどか「……」

中沢「これから触りますよなんて言うと思う!?」

まどか「……」

中沢「事故!不幸な事故だったんだ!」

まどか「事故で済ませるんだ」

中沢「あ、いやいや、全部俺が悪い!土下座でも全裸ドジョウすくいでも何でもやるよ!」

中沢「でも本当にわざとじゃないし悪気も無かったんだって!」

まどか「……」ジッ

中沢「う……」

まどか「わかった、信じるよ」

中沢「ほ、本当!?」

まどか「中沢くんはそんなことする人じゃないもんね」

中沢「う、うん」

まどか「でもこれは二人だけの内緒ね、恥ずかしいから……」

中沢「もちろん!」

まどか「あ!むしろ中沢くんも忘れて!絶対忘れて!」

中沢「わかった!今すぐ忘れる!」ガン!

まどか「なにしてるの!?」

中沢「頭打って忘れようかと」

まどか「ふふっ、そこまでしなくていいよぉ」

中沢(しばらく手は洗わないでおこう)

放課後

さやか「まどかが抜けたせいで負けちゃったじゃんかー」

まどか「ご、ごめんね」

ほむら「まどかが勝手に抜けたわけじゃないでしょ……中沢くんは大丈夫だったの?」

まどか「え……」

さやか「どうかした?」

まどか「う、うん!鼻血もすぐ止まったし元気だったよ!」

ほむら「そう」

まどか「……」

さやか「顔赤いよ?」

まどか「そ、そんな日もあるの!」

男子「お前なんでさっきから指閉じたり開いたりしてんの?」

中沢「忘れないようにだよ」

男子「何を?」

中沢「感触」

男子「意味がわからん」

中沢「まぁまぁ、これは二人だけの秘密だからな」

男子「何かわからないけどムカつくな」

中沢「ふっ……うげっ!」ドムッ!

マミ「ご、ごめんなさい!急いでたので」

男子(うは、超美人)

中沢「だ、大丈夫ですよ」

マミ「本当にごめんなさい!お詫びはまた!」

男子「よっぽど急いでたみたいだな」

中沢(あの弾力……まさか……)

男子「今の人胸大きかったなぁ、触ってみてぇ」

中沢「……ふっ」

男子「なに勝ち誇ってんだ」

中沢「お前、いい年して胸触ったこと無いの」

男子「お前も無いだろ!」

中沢「そういうことにしといてやるよ」

男子「まさか……」

中沢「想像に任せる」

男子「なんて言うか、単純に死んでもらいたい」

翌日

まどか(男子が見てくるような……気のせいかなぁ)

イイナァ、オレモサワリテェ

ダマレッテ

まどか(うぅ、なんかやな感じ)

ほむら(どいつもこいつもやたらとまどかを見てるわね……何なの……?)

オレモハナヂダソウカナ

ソノママシネ!

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