俺「クソッ！捕まる前に逃げるか・・・」

ﾌﾟﾙﾙﾙ･･･ﾌﾟﾙﾙﾙ････

友達「よぉ俺か！どうしたんだよこんな時間に。久々に強盗でもするのか？」

俺「どこのブラックジョークだ？ハゲ散らかすのは頭のてっぺんだけにしとけ」

友達「お前も言うじゃねえか。で・・・なんのようだ？」

俺「実は理由あって男だけで集まりたいんだ。」

友達「まさかお前もソッチの道か・・・男のナニに興味が・・・」

俺「馬鹿か。興味あったら結婚なんてしてねえ。」

友達「とりあえず今からそっちに行くぜ。」

俺「ああ。ほかのやつらも集めといてくれ。」

友達「おう。」

ﾋﾟｯ


友達「今日もペダル野郎どもが道を塞いでやがる・・・」

友達「このクソどもが！車道は自動車のためにあるんだ！テメエらのような
チャチな自転車のためにはねえ！」ﾌﾟｯﾌﾟｰ

ﾄﾞﾝｯｸﾞｼｬｯ

友達「最高だぜ・・・・・」

そのころ・・・

俺「このままじゃ見つかるぜ・・・」

ｶﾞﾀｯ

七海「俺くん・・・そこにいるの？」

俺「チクショウ！」ﾀﾞｯ

霧切「いたわよ！」

俺「誰か助けてくれ！」

友達「乗れ！」

俺「助かったぜ相棒」

友達「まさかサツに捕まるほどの改造したトラックが役立つとはな」

俺「今だに山奥で好き放題してるのか？お前もいい人見つけろよ」

友達「この前にお袋にも同じこと言われたぜ。でも運命の人なんているわけねえ」

俺「とりあえずほかの奴らに電話するか・・・」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ････

九頭竜「誰だ？」

俺「よぉ。最近はどうだ？」

九頭竜「俺か。どうしたんだ？」

俺「理由あって男だけで集まりたいんだ」

九頭竜「すまねえ・・・ペコに監視されててよ・・・次の時に呼んでくれ・・・」

俺「ああ。じゃあな」

ﾋﾟｯ

俺「次はあいつだな・・・」

ﾌﾟﾙﾙﾙ････

弟「兄さんか？」

俺「よお。久々だな・・・」

弟「これからネットで女でも捕まえるのか？」

俺「一夫多妻でも浮気はしないぞ。男で集まりたいんだよ」

弟「ドキっならぬウホッか・・・」

俺「おまえはネットのしすぎだ。たまには外に出たらどうだ？」

弟「夜には出歩いてるよ」

俺「予定だと夜だから安心しろ。あとで電話する。」

弟「じゃあな兄さん」

友達「なかなか集まらねえな・・・」

俺「まあな。次は友達2だな」

ﾌﾟﾙﾙﾙ････

友達２「どうした？」

俺「よお。男でパーティーでも開かないか？」

友達２「いいな。いつやるんだ？」

俺「夜中だ。来るか？」

友達２「もちろんだ行かせてもらうぜ。友達も来るんだろ？」

俺「ああ。」

友達２「久々に3人で集まれるのか・・・でも嫁が心配なんだよな・・・」

俺「おまえの嫁なら大丈夫だろ。」

友達２「でも丁度心霊番組があるからアイツがトイレいけなくなりそうなんだよな・・・」

俺「心霊番組か。使いようによってはエロ展開になるぜ」

友達２「同感だな。抱きついてきたらもうウハウハだよな」

ｺﾞｽｯ

友達２「いてえええ！！！スネはやめてくれよ！うわああああああああ」

西園寺「おにぃ・・・そういう目的で見てたんだ・・・・へぇ・・・・」

友達２「あれは話の流れに合わせただけで・・・やめろおおおおうわあああああ」

俺「骨は拾ってやるよ・・・・」

友達「かかあ天下ってやつか？昔の家庭ではありがちだったらしいな」

俺「どこの家庭も大抵そうなるぜ。」

友達「とりあえず花村のスケベに頼むか」

ﾌﾟﾙﾙﾙ････

花村「誰だい？可愛い女の子？それともイケメンの男の子？」

俺「どっちでもないさ。一夫多妻の2次派さ」

花村「なんだ俺か！まさかボクのために可愛い女の子を誘拐・・・」

俺「下ネタばかり言ってるとセラピーの先生のところにブチ込むぞ」

花村「え！？先生とブチ込むなんてとんでもない！いくらなんでもそれは」

俺「おまえのエロさは弟よりひでえな・・・男だけでパーティーを開くから
お前に会場と料理を頼みたいんだよ」

友達「このクソ野郎！次にオレに聞こえる声で下ネタほざいたら埋めるぞ！」

花村「おひいいいいいいっ！」

俺「おいおい落ち着け！」

友達「あの野郎・・・次やったらトンカツにして食ってやるぜ」

俺「とりあえず準備はしてくれるみたいだからな。次は左右田にだな」

左右田「よぉ！どこのどいつだ？」

俺「一夫多妻の男さ」

左右田「俺か！どうした？まさか女湯でも覗きに・・・」

俺「おい・・・・相席の相棒がアーバンの下ネタのおかげでイラついてるんだ。
あまり下ネタ言うとヤバイぞ」

左右田「マジかよ・・・それで何する予定なんだ？」

俺「男だけのパーティーを開く予定なんだよ。既婚者だけでな。」

左右田「なるほど・・・つまりはいろんな奥さんがやってる婦人会みたいな
アレか。」　

俺「エロからホラーやグロからコメディやアニメやドラマや映画なんでもありだぜ。いい飯も
食える最高の集まりだぜ」

左右田「でもソニアさんが許してくれるか・・・・？」

俺「許してくれるとは思うけどな。」

左右田「そういやおまえの弟来るのか？」

俺「ああ。でもアイツの嫁は画面のなかだけどな・・・」

左右田「アイツとは技術勝負してんだ。楽しみにしててくれよ」

俺「でもアイツは5分で帰らせる。アーバンとアイツが下ネタ言いだしたら
恐ろしいからな」

左右田「チリアド山にでも置き去りか？」

俺「ストリップバーの前に置き去りのほうがいいだろ」

俺「とりあえずまた夜にな。」ﾋﾟｯ

俺「着信か・・・日向からか。」

俺「よう。どうした？」

日向「夜に既婚者だけのパーティーやるんだろ？」

俺「ああ。」

日向「実は今日暇なんだよ・・・オレも行ってほかのやつらも連れてきていいか？苗木とか葉隠とか十神とか
沢山いるけど」

俺「いいぜ。人数は多い方がいいしな・・・じゃあ既婚じゃない連中にも連絡回しとけ。」

日向「わかった。またかけ直すよ」

俺「ああ。」

友達「よし・・・今夜は酒飲んで大暴れだ！」

俺「おまえはサツにケンカでも売るつもりか？」

友達「酔っ払いながらサツとカーチェイスか！想像しただけでナニがやべえ」

俺「お前も下ネタ言うなよ・・・」

友達「これくらいならいいんだよ」