たかし「この世の全てを解明したったwwwwwwwwwwwww」(164)

たかし「……ニート歴今日で5年目か……」

たかし「俺このまま死ぬんだろうなあ…… なんだったんだろうなあ俺の人生は……」

たかし「……」

たかし「まあ今更どうしようもないし今を楽しむか。2chでもしよう」

カチッ

たかし「なんかいいスレたってねえかなあ……ん?」


『【滅亡】古代遺跡から謎の方程式が発見される(351)』

393 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[] 投稿日:
解明できたら1億ってまじかよwwwwwwwwww

394 名前:! 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (長野県)[!] 投稿日
ユニバーサルメカトル図法


395 名前:名無しさん@涙目です。(岩手県)[] 投稿日:
どうせいつものアレだろ


396 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 (空)[sage] 投稿日:
>>211
アホすぎワロタw それアインシュタインじゃねえしwww

397 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[sage] 投稿日:
産業で

398 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[sage] 投稿日:
長すぎて読む気がしない


たかし「なになに……? 解明できたら日本円で一億もらえんのか……
長すぎて貼れないためURLへ……って……どんだけ長いんだよ」
カチッ

たかし「なかなかひらかねえ……重い」


たかし「お、やっと開いた」

たかし「うおっ、画面いっぱいに文字列が……これ全部文字に起こした奴大変だったろ……」

たかし「数字とか所々に書いてあるけど意味わかんねえ……
ていうか長さハンパねえ……どんだけスクロールすりゃいいんだよ」

グリグリグリグリグリグリグリグリグリ

たかし「ふう、やっと最後までいったか……」







……







たかし「ん?」





たかし「え?」

たかし「うそだ」




たかし「じゃあ」


たかし「もう」




……



妹「おにいちゃん、ごはんだって」ガチャッ


妹「!?」


たかし「ぅあ……」


妹「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


親父「どうした!」

妹「お兄ちゃんが! お兄ちゃんが! ハサミを喉に!!!!」

親父「うおっ……馬鹿野郎!!!!!!!」

親父「救急車呼べ!!救急車!!!おいたかし!!!!いくらなんでも自殺なんて……!!!!」


たかし「ぁ……」


親父「たかしーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」


たかし「」





……




たかし「はっ!」

たかし「キョロキョロ」

たかし「……ゆ、夢か……」

たかし「……」ドキドキ

たかし「リ、リアルな夢だったな……鮮明に思い出せるぞ……」


たかし「ν速でへんな記事みつけて……それで俺は……」


たかし「……」


たかし「俺なんで自殺したんだ……?」


たかし「おかしいな……すごいリアルで鮮明に覚えてるのに……そこだけ思い出せない……」


たかし「……」


たかし「まあ夢だしな……気にしないで2chでもやるか……」



『【滅亡】古代遺跡から謎の方程式が発見される(351)』

293 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[] 投稿日:
解明できたら1億ってまじかよwwwwwwwwww

294 名前:! 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 (長野県)[!] 投稿日
ユニバーサルメカトル図法


295 名前:名無しさん@涙目です。(岩手県)[] 投稿日:
どうせいつものアレだろ


296 名前: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 (空)[sage] 投稿日:
>>211
アホすぎワロタw それアインシュタインじゃねえしwww

297 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[sage] 投稿日:
産業で

298 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[sage] 投稿日:
長すぎて読む気がしない






たかし「……」

たかし「これってさっきと……」

『長すぎて貼れないのでURLは各自で 【ttp:………】』


たかし「……」

たかし「……これをみたら……」


カチッ…



たかし「……」


ジジジ……


たかし「……」


ジジジ……


たかし「……やっぱ遅いな……」

たかし「あれ?」


404 Not Found

304 名前:名無しさん@涙目です。(新疆ウイグル自治区)[sage] 投稿日:
消えたwwwwwwwwwwwwwww

305 名前:名無しさん@涙目です。(SB-iPhone)[sage] 投稿日:
消えたぞ?

306 名前:名無しさん@涙目です。(三重県)[] 投稿日:
これは……

307 名前:名無しさん@涙目です。(茸)[sage] 投稿日:
なんか表示されないけどサーバーエラー?



たかし「消えてる……」

たかし「夢の中ではみれたのに……」

たかし「……」


たかし「もしかしてただのデジャブなのか……?」



たかし「なんかそんな気がしてきた……」


たかし「第一ホントにそんな夢見たっけ……」

たかし「うん気のせい気のせい」


たかし「さーて違うスレでも漁るか……」


ヴヴヴヴヴヴヴウヴヴヴヴ

たかし「!?」

携帯「ヴーー!ヴーーー!」

たかし「二年くらいならなかった俺の携帯が……」

たかし「ちゃ、着信……」


ピッ

たかし「も、もしもし……?」

ゆうすけ『おっ、つながった。おーいたかし俺覚えてる?』

たかし「……」

たかし「ゆ……ゆうすけ……?」


ゆうすけ『おーそうそう! めっちゃ久しぶりやなー!』


たかし「え?ゆうすけなの?中学のときの同級生の?」


ゆうすけ『そーそー』


たかし「ま、まじか……」
たかし(もっと陰キャラだったのにリア充っぽくなってやがる……)


ゆうすけ『おれさー!中学卒業以来はじめてこっち帰って来たんだよね!
だからせっかくだからさー! ひさしぶりに遊ばない? ケンジもいるぜ』

たかし「え、えぇぇ……」

たかし「いや、俺は……」


ゆうすけ『ん?なに?ケンジ? ……あ、たかしちょっとまってて』

ゆうすけ『え? たかしいるならイヤ?』

たかし「……」


ゆうすけ『あ、おい! ったくよー分かったよ、じゃあな』



ゆうすけ『おっ、たかしー? やっぱケンジなし。用事があるってさ』

たかし(聞こえてたっての……)


ゆうすけ『まーいいや、今からそっちいくからさー待っててよ。住所変わってないっしょ?』

たかし「え? まじでくんの……?」

ゆうすけ「いくっていくってwwwえ? いやなの?」

たかし(い、行きたくないけど……まあゆうすけ昔親友だったしな……)

たかし「わ、分かったよ……下で待ってる……」

ゆうすけ「おっけー」

ピッ

たかし「……ふぅ……」

たかし「……なんかめんどくさいことになったな……はぁ……」


ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

たかし「ん? またか。なんかあったのか?」

たかし「あれ? 着信じゃない……カレンダーの予定……?」

たかし「なんかおれ今日予定いれてたっけな……」


ピッ










『いくな』

たかし「な、なんだよこれ……」


たかし「『いくな』って……今からしようとしてることのことか……?」


たかし「……こ、これイタズラだよな……妹とかの……」


たかし「……」


ピンポーーーーン


たかし「ビクゥ!」


ゆうすけ「たかしーー!きたぞー!!!」


たかし「は、早いな……」

たかし「気になるけど……でもさすがにもう下に来てるしいかないわけには……」

たかし「……」






ガチャッ

ゆうすけ「よーひさしぶり」

たかし「う、うん……」




ゆうすけ「あっちに車止めてあるからいこうぜ」

たかし「うん……」


ゆうすけ「いやあ、お前変わってねーなあww」


たかし「ま、まあね……あ。で、でもさ。行くってどこに?」


ゆうすけ「あ、それはな……」

?「もーー! たかしくん読んで来たのー?」

たかし「!?!?!?」

ゆうすけ「おー、よんだぞよんだぞ」

たかし「え? 女の子? え?」

ゆうこ「へーこれがたかしくんなんだ」

たかし「え? 誰? 誰?」

ゆうすけ「俺の彼女」

たかし「!!?!?!?!?」





車内

ゆうすけ「よーしいくぞー」

ゆうこ「しゅっぱーつ!」

たかし(気まずい……)

ブゥゥゥゥウゥゥゥゥゥゥン

ゆうすけ「……」

ゆうこ「……」

たかし「……」







たかし(なんで俺呼ばれたんだ……)




ゆうこ「あー、今メールきたけど幸子も聡美もこれないって」

ゆうすけ「そっかー……じゃあ結局三人だけかあ」

たかし「……」

ゆうこ「人数多い方が怖くないんだけどねー……」

たかし「……」

たかし「!?」

たかし「こ……怖くないって……どこいくの……?」

ゆうすけ「あーそれはな」

ゆうすけ「ゆうこ俺のスマホとって」

ゆうこ「はーい」

ピッ

ゆうすけ「これだよ」




【滅亡】古代遺跡から謎の方程式が発見される(1000)


たかし「……!」

ゆうこ「はっしゃ!」

たかし(ウッ……!)

ゆうすけ「ゆうこ俺のオナホ擦って」

ゆうこ「はーい」

ドピュ

ゆうすけ「出たよ」

たかし「これって……」

ゆうすけ「あ、やっぱ知ってる? お前2chよくみてるもんなあ」

たかし「……」

ゆうすけ「これのさ、リンク先んとこみた?」

たかし「みたけど……」

ゆうすけ「この遺跡さ、この近くだってとこもみた?」

たかし「……は?」

ゆうすけ「いやだから、この近くにあるわけ」

たかし「いや、これたしか外国のどっか遠いとこだったでしょ」

ゆうすけ「ちげーよ、よく見てみろ」


たかし「……」

たかし「ほんとだ……」


ゆうすけ「俺らさ、この手の話大好きなわけ」
ゆうこ「大好きなわけ」

ゆうすけ「だからみにいこーと思ってさ。でも二人じゃ怖いからお前誘った」

たかし(……いや、でもたしかに外国だったような……
ていうか日本にそんな古い遺跡なんて卑弥呼とかのやつしかないんじゃねーの……)

たかし「でもべつにただの遺跡なら怖がる必要なんて」

ゆうすけ「はあ? お前ちゃんと全部スレ読んだのかよ」

たかし「?」






ゆうすけ「この遺跡呪われてんだよ……」



たかし「え」


ゆうすけ「過去にこの遺跡の中とかで死んでる奴が何人もいるんだ」

ゆうこ「きゃーこわーい」

ゆうすけ「だからあんま調査されてなかったのかな。よくわかんねーけど詳しくはソース元読めよ」

たかし「……」

たかし「たしかに……書いてある……」


ゆうすけ「な? まあそれだけならアレだけど
それプラス古代文明の謎の方程式とか燃えてくんじゃん。完全に何かあるぜここ
一回は目でみときたいわけよ」



ブゥゥゥゥ


ゆうすけ「お、ついた。降りるぞ」

ガチャ

たかし(か、かえりてえ……)

ゆうこ「きゃーこわーい」

ゆうすけ「さすがに閉鎖されてんな……まあ入るけど」

たかし「ちょ、壁よじ登っていくのかよ」

ゆうすけ「悪いかよ、ゆうこ先のぼれ、俺が押してやる」

ゆうこ「きゃー」

スタッ

ゆうすけ「ふー」

たかし「はぁ……はぁ……」

ゆうこ「きゃー」

ゆうすけ「さて、謎の方程式は石版かなんかに刻まれてたんだっけ
となると奥だな、進むか」



スタスタ



たかし「ねえ、これバレたら捕まるんじゃないの?」

ゆうすけ「ばれねーだろばれねー」

ゆうこ「あ、あそこの部屋広くなってるよ」

ゆうすけ「マジか! じゃあ俺が一番乗りだ!」ダッ

たかし「あっ、おい」

ゆうこ「じゃあ私も~」ダッ

たかし「……」

タッタッタッタッタ

ゆうすけ「……」


ゆうこ「……」



ゆうすけ「すげーな……」

ゆうこ「大きいね……」


たかし「はぁ、まってくれよ」




ゆうすけ「おーいたかし、お前も早く来いよ! すげーでけーぜ!」

たかし「ちょっとまってよ……もうつくから……」タッ


たかし「……」

たかし「!」

……ッ


ザァァ……

ザァァ……



たかし「あれ?」

ゆうすけ「……」

ゆうこ「……」

たかし「え、? ここどこ?」

ゆうすけ「今更何いってんだ……」

たかし「え? え?……うぉっ!!! 眼の前崖じゃん!!!」



ゆうこ「早くしなくちゃ……早く……」

ゆうすけ「もう覚悟は決まったな……? いくぞ」

たかし「え? えええ!? ちょ! 手放せよ!!!」

ダッ

グィ

たかし「ちょ!ばかやろ!」

ゆうすけ「」

ゆうこ「」

たかし「し、死ぬううううううううああああああああああああああああああああああああああ」











たかし「はっ!」


たかし「ま、また夢……!? ……いやでもここ……」

たかし「ビルのオフィス……? なんでこんなとこに……」

新人「先輩、ここどうやるんすかね」

たかし「……」

新人「先輩ってば」




たかし「……え? 俺?」

新人「他に誰がいるんすか……」

たかし「い、いやでも先輩て……え!? なんで俺スーツなの!?」

新人「先輩大丈夫すか……? ここ会社っすよ……?」

たかし「……」

たかし「す、すまん……ちょっとトイレいかせてくれ……」

新人「うぃーす」


洗面台
ジャーーーーー

たかし「……な、何が……どうなって……」

たかし「!」

たかし「な、なんだよこれ」

たかし「なんだよこの顔……」



たかし「なんで俺こんな老けてんだよ……!!!!!!!!!!!」

ガチャッ

新人「先輩だいじょうぶっすかー?」

ガシッ

新人「!? なんすか!?」

たかし「教えてくれよ!!!俺はどうなったんだよ!!!なんでおれこんな老けてんだよ!!!」

新人「ちょ、やめてください、そりゃ先輩もう50なんすから……」

たかし「ご、50……」

新人「自分の年くらい……」

たかし「うそだ!!!!!!!!!!!」

新人「ちょ、」

たかし「うあああああああああああああああああああああああ」

新人「ちょ、暴れて」

たかし「ああああああああああああああ」

ブンブン

新人「ちょ、暴れるのは危ないですって!!」

たかし「あああああああああああ」

新人「あ、危なっ」バシッ


たかし「ぎゃっ」ガッ


新人「ちょ……先輩……? 今頭洗面台にぶつけました?」

たかし「」

新人「大丈夫っすか? ちょ、先輩?」

新人「先輩? せんぱい! せ…ぱ……! ……い……」



たかし「はっ!」

たかし「はぁ……はぁ……」

キョロキョロ

たかし「はぁ……はぁ……はぁ…………」

キョロキョロ

たかし「お……俺の部屋……」

たかし「……」

たかし「日付は!」


たかし「……○○年……○月○日……あ、あってる……」

たかし「……ス……スレは!!」

ピッ
ウィィィィィィィン

たかし「……」カチッカチッ

たかし「な、ないぞ……」

たかし「古代遺跡がどうとかなんてスレはひとつも……」


コンコン

たかし「ビクッ」

ガチャッ

妹「おにいちゃーん ご飯だってー」

たかし「い、妹か……はぁ……」

妹「そんなに汗かいてどうしたの?」

たかし「いや……ちょっとな……あ! そうだ、ゆうすけ来てないよな?」

妹「ゆうすけ? 誰それ」

たかし「いや、俺が中学のときめっちゃ遊んでたヤツいたじゃん。
お前も一緒に遊んだこと何度かあるだろ。ゆうすけだよゆうすけ」

妹「知らなーい。来てないんじゃなーい?」

たかし「いや知らないってことはないだろ」

妹「知らないもんは知らないしー」

たかし「じゃあちょっとまってろよ! 卒業アルバムでみせてやるからさ!」

ガサガサ

たかし「あった……! ほら、俺とゆうすけ同じクラスで……」

たかし「ゆ、ゆうすけ……? あれ……? どこにも……」

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