小鳥「プロデューサーさん!プロデューサーさん!」P「ん?」(423)

小鳥「大好きですっ!」

P「」

誰か書いてください><

P「……」

小鳥「プ、プロデューサーさん?」

P「……がるな」ボソ

小鳥「……え?」

P「粋がるなクソババア!!」バン

小鳥「!?」ビクゥ

P「三十路手前のババアが色気付いてんじゃねぇよ!!死ね!!」スタスタ

P「冗談でも二度と言うなよ!次言ったら唯じゃおかねぇからなっ!!」バタン

小鳥「……」

小鳥「……ふへ」ビクンビクン

>>8
すばらしいです!是非続きをオナシャス!

土台作ってやったんだから鬼畜Pの人後は任せた

>>16
書いてくださいオナシャス!
アニマスでの小鳥さんとの絡みもっとみたいです

P「なにそれドッキリ?」

小鳥「ドッキリでこんなこと言いません!」

P「え?なに?マジなの?」

小鳥「マジです!」

P「じゃあアレだね、ごめんなさいだね」

小鳥「な、なんでですかっ!?」

P「だって音無さんでしょ?どうせ同人のネタにしようとか思ってんでしょ?」

小鳥「なっ……!そんなことありませんよ!」

P「えー、でも無理ですよ」

小鳥「理由を教えてください!」

P「だって俺プロデューサーだし」

小鳥「意味が分かりませんよ!」

P「……クソがっ」ガン

美希「ハニー?何荒れてるの?」

P「あ?……ああ、美希か。別に」

美希「えー。別に何も無いのに、そんなにゴミ箱に八つ当たりはしないと思うなー」

P「別に体した事じゃねーよ」

美希「ふーん」

P「あんのクソババア……」

美希「クソババア?小鳥のこと?」

P「信じらんねぇよアイツ」

美希「何があったの?」

P「あんのババア、俺の目の前で信じられない事を言ったんだよ」

美希「……ハッ!まさか」

P「しがない事務員の癖にアイスはハーゲンダッツが好きだとか抜かしやがったんだ!!」

美希「告は……え?」

P「OLの分際でハーゲンダッツ?ハッ、ざけんな!焼き鳥にしてやろうと思っちまった」

美希「……あー、うん。まぁ」

P「美希もそう思うだろ!?」

美希「えっ!?ま、まぁ。因みにハニーは何のアイス好きなの?」

P「はぁ?スーパーカップに決まってんだろ」

美希「あー、ミキも好きなのー」

P「お、そうか!美希も分かってるな!王道こそ至高!!」

美希(まー、本当はミキはパナップ派だけど)

美希「フルーツミックス味とか最高なの!」

P「……は?」

P「え……美希。俺の聞き間違いならいいんだけど、今何て?」

美希「え……み、ミキはフルーツミックス味とか好きかなーって」

P「……」

美希「ハニー?」

P「さよなら」スタスタ

美希「ハニー!?」

P「お前は何も分かってない。二度どスーパーカップを口にするな。次はアイドルだろうが承知しないぞ、クズが」

美希「……」

美希(……あれ?何か身体が暑いの…)カァァ

P「クソが、何がフルーツミックスだ。アホか」

P「さーて、今日はコンビニでスーパーカップでも買って行くか」

~コンビニ~

P「……やっぱりバニラだよな。チョコクッキー(笑)」

真「あ、プロデューサー!!」

P「真!買い物か?」

真「あ、はい!ちょっとアイスでも買おうと思って」

P「ふーん……ってお前、まさかその手に持ってるの買おうと思ってたりはしないよな?」

真「え、そうですけど」

P「いやいや、冗談はやめろよ。真も変な事言ってさー」

真「?」

P「……え、マジで言ってんのか?正気か!?」

真「え、でも美味しいじゃないですか」

真「ピノ」

P「……熱は、ないな」ピト

真「何をしてるんですか!」

P「いや、ちょっと信じられんのだけど」ヒキ

真「何がですか!ピノ美味しいじゃないですか。チョコでコーティングされた中に少しシャリっとしたバニラ。最高ですよ」

P「……こりゃヤバイ。重症だな」

真「だから何がですかぁ!!」

P「ピノとか常識的に選択としてあり得ないだろ」

真「む……いくらプロデューサーでもピノの悪口は許しませんよ」

P「いや、悪口とかじゃなくて常識的に無いんだよ」

真「なっ……どこがヤバイ悪いんですか!!」

P「そうだな。まず溶けるのが異常に早い。開けてから1分で溶け気味とかアホか?それとチョコがくどい」

真「そっそんなこと……」

P「もう溶け始めてるんじゃないか?そのピノ(笑)」

真「あっ……」

P「まぁそれをナシにしてもアレだな。量。数が圧倒的に少なすぎるんだよ!値段のわりにさ!6個!少なっ!?からあげクンかよ」

真「で、でもチョコミント味とかキャラメルとか美味しいです!」

P「バニラで勝てないから他に頼るんだろ?」

真「ちっ違います!」

P「星が出たからラッキーですかぁ?」

真「……」

P「ま、そういう事だ。ピノなんてやめとけ」

真「じゃあプロデューサーはどうなんですか!何のアイスがいいんですか!」

P「そりゃあ……」

真「……まさかだとは思いますけど、そのスーパーカップとか言いませんよね?」

P「……どういう意味だ」

真「いえ、あそこまで言っておいて自分はスーパーカップとか言うんだったら……」クスッ

P「……」

ちっくしょー書きたかったあぁあババアを救いたかったぁあ

>>41
別スレ立てていいのよ…?チラッチラッ

俺それ読みたい

すみません立てなくて良いです、今は>>40さんに期待

真「だって、スーパーカップとか。いつの時代のものですか(笑)化石ですよ。化石」

P「何だと……」

真「確かに量は多いかもしれないですけど?あの単調な味。半分でもう無理ですよ。すぐ飽きます」

P「でもなぁ!蓋を開けた時の……」

真「ああ、胸焼けしそうですよね。うへぇって。特にバニラとか」

P「……」

真「ああ、でも最近は中蓋付いたんでしたっけ?よかったなぁ。それにスーパーカップとかネーミングセンス無いですよね~。スーパーとか馬鹿みたいです」

P「そうか、よく分かったよ。真」

真「やっと分かってくれましたか!じゃあ僕とピノを」

P「お前はやはりおかしくなってしまってるんだ。お前は悪くない」

真「へ?」

>>48
機会があったら書いてくれよ!
小鳥さん救済してほしい

保守

P「そのピノ買ってやるよ。いや、もう一つ買ってやる。外で食おうか」

真「いいんですか!?ありがとうございます!」

P「ああ、いいよ。うん」

真「へへっや~りぃ!じゃあ買ってきますね!」

P「……ああ」

~外~

P「よ~く味わって食えよ?」

真「はい!あー、やっぱりピノは最高です」モグモグ

P「……」

真「んっ……はい、もう食べ終わりました!」

P「やっぱ早いな食い終わるの」

真「へへっ。でもあんなピノの事悪く言ってたのにどうしたんですか?」

P「いや、まぁ俺も鬼じゃないしさ」

Pに何があったのか

真「?」

P「ピノ。好きなんだろ?真は」

真「はい!大好きです!」

P「じゃあ、最後に食わせてやりたいしなぁ。最後のピノ、美味しかったようでよかったよ」

真「……え?」

P「じゃあ行こうか。真」ニコ

真「えっと……何処に?」

P「お前の洗脳を解いてやる。感謝しろよ?」

真「あのっ……て、うわぁ!手を引っ張らないでくださいよ~」

P「安心しろ!お前にとっても俺にとってもいい事だからな~!ハッハッハ」

保守

~次の日~

亜美「まこち→ん!!ピノ買ってきったよ→」

真美「一緒に食べよ→!!」

真「……え?」

亜美「はい!まこちんの大好きなピノだよ!」コト

真「あ、うん」

真美「ん~!おいし→」

亜美「あ!それ亜美のだよ!」

真美「早いものがち→!」

真「……」

亜美「あれ?まこちん食べないの?貰っちゃうよ?」

真「あ、うん。いいよ」

真美「なん……だと」

亜美「あのまこちんが……ピノを譲る……!?」

真美「兄ちゃーん!!まこちんがおかしくなっちゃったよー!!」

P「ん、どうした?」

亜美「まこちんがピノいらないって!!あんなに大好きだったのに!!」

P「何だそのことか。真は別におかしくなってないぞ?寧ろ正常になったんだよ」

亜美真美『え→』

P「なぁ真?真の好きなアイスは何だ?」

真「……そりゃあスーパーカップバニラに決まってますよ!」

P「だよな~!うんうん」

亜美「おお……なんと」

真美「そっか→まぁスーパーカップもおいし→けどね」


伊織「……さっきから変な顔してどうしたのよ」

美希「つ、ついにやりやがったの……」

伊織「はぁ?何がよ」

貴音さんはパルム好きそう

P「さて、アイスでも食うか!」

真「スーパーカップバニラですね!僕も分もお願いします!」

P「ああ、一緒に食おうな!」ガチャ

P「……」

真「どうしたんですか?プロデューサー」

P「あ、いや。悪戯がな?悪質な」

真「え?」

P「誰だよこんな事すんのは……ったく。この牧場しぼりは捨ててと」

雪歩「あー!!なにしてるんですかぁ!」

P「ん?」

雪歩「私のアイスどうしてゴミ箱に捨てるんですか……」

P「……そうか、それ雪歩のか」

雪歩「はぁ、そうですけど」

P「真」

真「これはいけませんね。ギルティです」

だれがMOWなんだろう。いおりんかな?

真「雪歩、よく聞いて」

雪歩「な、何?真ちゃん」

真「今のその手に持ってる牧場しぼりは偶々チャレンジ的な感じで買ってきたんだよね」

雪歩「え?違うけど」

真「……つまり、雪歩は」

雪歩「私、牧場しぼり大好きなんだ。真ちゃんもどう?」

真「いや、僕はいいよ」

雪歩「そう、残念。美味しいのになぁ」

真「あのさ、雪歩。バニラアイス好きなの?」

雪歩「うん。大好き」

真「じゃ、じゃあさ!牧場しぼりよりも美味しいバニラあるじゃんか」

雪歩「え?うん、でも私は牧場しぼりが好きだし……あ、でも小鳥さんに貰ったハーゲンダッツのリッチバニラは美味しかったなぁ」

真「へ、へぇ……」

雪歩「あ、でも冷蔵庫に入ってたスーパーカップはないなぁ。アレは正直嫌い」

真「……」

雪歩も洗脳される…

真「……そっか」

雪歩「だって何か薄いんだもん。私はもっとミルクの味のバニラが好きなんだよねぇ」

真「うん、もういいや」

雪歩「真ちゃん?」

真「ゴメン、雪歩。僕……これ以上雪歩と話してたら雪歩を傷つけちゃうから……」スタスタ

雪歩「真……ちゃん?」


P「どうだった?」

真「残念ですが、雪歩はもうダメです」

P「そうか……牧場しぼりか。アレは駄目だな」

真「はい」

P「そうか……」

真「あ、そうだ」

P「ん?」

真「そういえば、ハーゲンダッツのバニラは美味しいって言ってましたね~」

P「……あんのクソババア……!!」

実際、ここまで名前が出てきたアイスの中じゃ
ハーゲンダッツが別格だろ

>>79
値段が段違いだもの

P「雪歩を助けださないとな……あんな偽物のバニラに現を抜かしてるなんて」

真「可哀想に……」

P「でもなぁ……」

真「早く雪歩を助けてあげないと!」

P「う、そうしたいのは山々なんだが……」

P(昨日の真ので結構消費しちゃったんだよなぁ)

真「プロデューサー!!」

P「……仕方ない。雪歩は真に任せる」

真「ええ!?僕がですか!?」

P「ああ、真。お前が雪歩を正しい道に導いてやってくれ」

真「……ぼ、僕が雪歩を」

P「無理か?」

真「……いえ、やります。このまま雪歩がスーパーカップの素晴らしさを分からずに牧場しぼりなんていうゲテモノに手を出し続けるなんて!僕は我慢出来ない!!」

P「真……。お前ってやつは……」ウル

ねえ、なんなのこれ
アイスとかいいから

>>83-84
俺も小鳥さんとPのSS読みたかったけどこれはこれで面白いかなって

保守

P「真は立派になったな……」

P(にしても、問題はあのババアか……)

P(ハーゲンダッツとかあんなリッチなもん買えるかよ……クソが)

伊織「ちょっ!ちょっとなんなのよー!!」

P「ん?」

伊織「何これ……」

P「どうしたー?」

伊織「いや、冷蔵庫がアイスばっかりで」

P「あ、すまん」

伊織「しかもおんなじのばっかじゃないの……」

P「別に食ってもいいぞ?」

伊織「え、まぁ……たまには庶民のアイスってのもいいかもしれないわね」

伊織「……なんか清清しいほどにバニラって感じね」

P「まぁ、それが売りだからな」

伊織「じゃあ、いただきます」パク

伊織「……」

伊織「……マズ」

P「……」ピク

伊織「何コレ、まっずいわね。もういいわ、あげる」

P「……なんだと?」

伊織「やっぱりこんなもんよね。この伊織ちゃんの舌には合わないわ」

P「……伊織。見損なったよ」

伊織「はぁ?」

P「伊織はやっぱりそういう人間だったんだな」

伊織「は?ちょ……何言ってんのよ。たかがアイスくらいで」

P「たかが……だと?」

伊織「何よ。たかがアイスでしょ」

さて、いおりんは何派なのだろうか

P「アイスを馬鹿にするな!!!」バン

伊織「ひっ……いきなり怒鳴らないでよ!!」

P「アイスはなぁ……そんなに甘いもんじゃねえんだよ!!」

伊織「アイスは甘くてなんぼでしょ……」

P「そういう意味じゃない!!!」

P「アイスはな……人間にとって大切な心の拠り所なんだよ……」

伊織「はぁ?」

P「特にその頂点!!そのスーパーカップバニラはアイス界の王道!!常にTHEアイスとして歩いてきた」

P「言わば……それは、今のアイス業界の原点であり、頂点なんだよ!!」

伊織「んな大げさな……」

P「コンビニアイスでそのスーパーカップが置いてない場所なんてそうそうねえんだ。それくらい……人々にとってスーパーカップってのは愛されてるんだ」

P「お前は!今!それを全て、否定したんだ」

伊織「……人には好みとかあるじゃないの」

P「確かにそれはある。だが、アイスをたかがアイスと一括りにする……それはいけない」

伊織(……めんどくさくなってきたわね)

伊織「あー、分かった分かりました!食べればいいんでしょ?食べれば」

P「む……?」

伊織「アイスを馬鹿にしてごめんなさいね。ったく」パクパク

P「ま、分かればいいんだけど」

伊織「……ん」

伊織(あれ、何か……あれ?コレ、結構イケる?)パクパク

伊織「……ご馳走様」

P「どうだった?」

伊織「……ん」

伊織「まぁ、偶には……食べてもいいかも。ってたまにだから!ハマった訳じゃないわよっ!」

P「そうか」ニヤ

P(ふ、ヤハリな。何故かスーパーカップには中毒性がある。ハマる奴にはとことんハマるのだ)

伊織「何ニヤニヤしてんのよ!!」

P「いや、べっつに?冷蔵庫にあるの好きに食べていいからな」

伊織「余計なお世話よ!」

いおりんちょろいなwww

P「でも良かったよ。やっぱり伊織は俺の思ったとおりの人だったよ。悪く言ってすまんな」

伊織「はぁ!?も、もういいからどっか行きなさいよ!馬鹿っ!」

真「プロデューサー」

P「お、真か。雪歩はどうなった?」

真「……すみません。結構意思が固いみたいで」

P「そうかぁ……仕方の無い奴だな」

真「まったくです」

美希「ねーねーハニィ」

P「あ、フルーツミックス()。どうした?」

美希「む……バニラだって好きなの」

P「フルーツミックスとどっちが好きなんだ?」

美希「バニラ」

美希(嘘だけど)

P「えーホントか?」

美希「ホントだよー!」

P「……で、美希。何か用か?」

美希(フフン、ちょろいの)

美希「ミキねー思うんだけど」

P「ん?何を」

美希「多分この事務所でスーパーカップ好きな人ってそんなに多くないと思うなぁ」

P「……何でそう思うんだ?」

美希「だってミキ、みんながアイス食べてるのは良く見るけど……スーパーカップ食べてる人は見たことないの」

P「なんだと……」

美希「まぁ、ミキが見逃してるところもあるかもしれないけど」

P「なるほど。俺の思った以上に深刻な事態のようだな」

真「恐ろしい……」

美希(たかがアイスで大げさなの。まぁ絶対に口には出さないけど)

美希「ねぇハニー」

P「ん?」

美希「ミキ、ハニーの役に立った?」

この美希は報われない

P「ああ、ありがとな」

美希「じゃ、じゃあ今度の週末……」

真「調査しましょう!!プロデューサー!!」

P「ん、そうだな。コレは765プロの沽券に関わる問題だからな」

真「じゃあ僕アンケート作ってきます!!」タッタッタ

P「いや、俺も手伝おう!!」タッタッタ

美希「…………」

猛暑日に食べるクーリッシュは最高

>>124
握手

~数日後~

P「……コレはヒドイな」

真「はい、コレが今の765プロの現状です」

P「何てことだ……この事務所がまさかここまで無法地帯になっていたなんて」

雪歩「うう……怖いですぅ」

真「大丈夫?スーパーカップ超バニラでも食べて落ち着いて」スッ

雪歩「あ、ありがとう。真ちゃん」パク

P「とりあえず、一度徹底的に話し合う必要がありそうだ。それで今後を決めよう」

真「そうですね……」

雪歩「みんなおかしいですぅ。スーパーカップこんなに美味しいのに……」

P「よし、今からみんなを事務所に集めよう」

真「はい!」

IDが変わってない……だと?

P「よし、みんな集まったか」

律子「あの、一体どうしたんですか?」

P「このためにこの日をみんなオフにしたからな」

律子「で、何のためなんですか」

P「まぁ、何だ。真夏の今、暑いよな」

千早「夏ですから当たり前なのでは?」

P「じゃあ、食べたくなるよな?」

貴音「あいすですね」

P「その通りだ。貴音」

春香「えっもしかしてアイス奢ってくれるんですか!?」

P「……その前に確認しておくことがある」

P「みんなアイスの一番といえば、スーパーカップだよな」

『えー!!』



P「そうか、お前らの気持ちは良く分かった」

亜美「まぁ美味しければ何でもいいけどね→」

真美「そうだよね→」

春香「ジャイアントコーンが美味しいですよ~」

貴音「雪見だいふく……アレは誠に美味でした」

律子「私は手の汚れないクーリッシュとかですかねぇ。始めはカッチカチですけど」

やよい「うっうー!ガリガリ君が一番ですー!」

真「……」

雪歩「コレはひどいです……」

P「く……認めたくなかったが、まさかここまでとは」フラ

真「プロデューサー!!」

雪歩「あわわ」

P「ち、千早。お前は何だ……確かアンケートには特になしと書かれていたが」

千早「いえ、別に何でも……」

P「じゃ

千早「あ、そういえば最近あのクレープのアイス食べましたがアレ美味しかったです」

P「クレープ屋さん……あんなものを……」

真「あ、あずささん……何を食べて」

あずさ「ジャンボよ~?私コレ大好きよ」

美希「ハニーが戦慄しているの……」

雪歩「プロデューサー!気をしっかり持って!」

P「すまん、ここまでヒドイとは……」

響「ドラゴンフル」

美希「沖縄は黙ってるの」

響「……」

P「美希、お前はスーパーカップが一番だよな」

美希「ミキ、パナップが好きなの。スーパーカップなんてヤッ」プイ

P「……」イラ

小鳥「まぁ、全てを入れてもハーゲンダッツの前には敵わないんですけどね」

P「あ?焼き鳥にするぞ。成金ババアが」

小鳥「……」ビクン

P「ま、まぁいいや……一人ずつ聞いておこうか。その狂った考えを。じゃあ春香」

春香「ジャイアントコーン美味しいですよ~?どこから食べても美味しいですし。チョコのパリッっとしたのも癖になります!アッキーナも言ってたじゃないですか」

春香「それに今はスペシャルの抹茶!アレは美味しいですよ~。今まで抹茶味とかそんな好きじゃなかったですけど、ジャイアントコーンのおかげで私変われました!」

P「こりゃヒドイな」

真「まるで信者ですよ……宗教に取り付かれている感じです」

雪歩「助けてあげないと……可哀想な春香ちゃん」

春香「あー、何かすっごく食べたくなってきちゃったなぁ」

P「春香……」

春香「ちょっと買ってきますね!」タッタッタ

P「コレは……」

真「プロデューサー」

P「ん?」

真「ちょっと来てください」

P「なんだよ」

真「正直不味いです。この状況……みんな思った以上に泥酔してますよ」

P「ああ」

雪歩「あの、ここは私たちも少し妥協するしかないんじゃ」

P「は?」

雪歩「ひっ……」

真「言いにくいですけど、バニラだけじゃ……バニラが一番だっていうのは分かるんですが……スーパーカップのほかの味もアリにするくらいじゃないと」

P「なるほど。確かに……」

P「チョコミント味は、美味かったしなぁ

P「よし、採用」

真「じゃあ、そのテイストでいきましょう!」

雪歩「私、他の味買ってきます!」

P「よしっ。コレでありったけ買って来い!」

雪歩「ええ!?こんないっぱい……持ちきれませんよ!」

真「……やっぱり僕が行くよ」

雪歩「真ちゃん!」

真「雪歩、僕の代わりにプロデューサーのサポート……よろしくね」

雪歩「……うん。私、真ちゃんみたいにうまくできるかわからないけど……頑張るね!」

P「おまえら……」ウル

真「じゃ、僕行って来ます!!」ダッ

P「頼んだぞ!」

P「……さて、真が来るまでに説得をしなければな……こいつらが邪道に走ってるのを正さねば」

P「貴音。お前はスーパーカップの良さを分かってると思ったが」

貴音「確かに冷蔵庫に入ってるすぅぱぁかっぷを食べましたが……アレは甘すぎます」

P「はぁ!?バニラが甘いのは当たり前だろうが!!」

貴音「ですが、あの量であの甘さでは……」

P「お前大食いキャラじゃんか!量が多い方がいいだろ?」

貴音「アイスは適量でないとお腹を下してしまいます。それに量だけであれば業務用で良いのでは?」

P「グ……」

P(何で業務用とか知ってるんだよコイツ)

雪歩「きっ聞き捨てなりません!!」

P「雪歩!!」

雪歩「聞いてみれば甘さがどうのこうのって!スーパーカップバニラはアレが丁度いい甘さなんです!!」

貴音「はぁ。そういう貴女は確かアレよりも甘い牧場しぼりなるものを食していた記憶があるのですが」

雪歩「あんな甘ったるいのなんて邪道ですぅ!!」

貴音「なんと……面妖な」

P「雪歩……成長したな……」

貴音「ですが、萩原雪歩。雪見だいふくは外のモチモチした食感と、中のバニラのシャリっとした食感の両方が楽しめる。誠に素晴らしいアイスなのです」

P「何かどこかで聞いたような事を……」

貴音「それに雪見だいふくはバニラのみでは無いのですよ……?」

雪歩「え……」

貴音「生チョコレート味というものがあります。アレはなんと、バニラの中に生チョコレートが入っているのです……」

雪歩「え……そんな」

貴音「そう、ノーマルであっても二つの食感が楽しめる上に。隠しだまもあるのです」

雪歩「3段階……」フラ

P「雪歩!!」

貴音「どうです……?食したくなってきたでしょう。実は冷蔵庫の中に……」

雪歩「はぅ……」

P「雪歩!負けるな!!」

雪歩「プロデューサー……私……もう」

貴音「雪見だいふくこそ至高。単調な味などすぐに飽きてしまうものなのですよ……?」

P「雪歩……」

雪歩「プロデューサー……もし、私がこの精神攻撃に耐えられたら……何かしてくれますか?」

P「ああ、何でもしてやる!!約束する!!だから負けるな!!雪見厨の言葉になんか惑わされるな!!」

雪歩「約束……ですよ……?」

P「ああ、分かっ

貴音「お待ちなさい!」

雪歩「!?」

貴音「……すぅぱぁかっぷバニラは素晴らしいアイスだと認めましょう」

P「え……」

貴音「雪見だいふくも、金輪際口にするのは止めます」

P「どうして……何でいきなり」

貴音「女とは……我慢をする生き物なのですよ?あなた様」

P「そ、そうか。よく分からんがお前がそう言ってくれて嬉しいよ!やっぱ最高だよな!スーパーカップ!!」

貴音「ええ。とても……」チラ

雪歩「……」

P「いやぁ貴音。お前がこんなに分かるやつだとは思わなかった」

貴音「あなた様の好物です。私も大好きになるのは必然です」パク

貴音(別にすぅぱぁかっぷも美味しいですし美味しければ何でも構いません)

P「そっかそっか」ナデナデ

貴音「ん……」

雪歩「…………」

美希「ふむ……なるほど」

やよい「どうしたんですかー?」

美希「巧妙な手口なの……ミキもそれいただきなの」ニヤ

小鳥「ハーゲンダッツ美味しいんですけどねー」パクパク


P「むぅ、やよい……」

やよい「はいー!」

P「お前は何故ガリガリ君?」

やよい「そりゃあ、62円ですしー!何よりアタリ付きですよ!?当たったらただでもう一本です!うっうー!お得ですー!」

P「……」

P「で、他には?」

やよい「おいしいですー!」

P(ただの氷じゃねえか……)

やよい「あのー?」

P「なぁ、やよいってスーパーカップ食べたことあるか?」

やよい「無いですけど」

P「」

雪歩「」

貴音「やよい。冷蔵庫にたくさんありますよ」

やよい「え、アレ食べてもいいんですか?」

貴音「あなた様。やよいにすぅぱぁかっぷを上げても……」

P「あ、ああ。構わないよ」

貴音「では参りましょう。やよい」

やよい「うっうー!」

P「……やよい」ホロ

貴音『やよい、どうですか?』

やよい『うっうー!超おいしいですー!』

貴音『勿論です。超バニラなのですよ?』

やよい『超ですか!すごいですー!』

P「スーパーカップを今まで食べたことが無いなんて……」

雪歩「可哀想すぎますぅ……」

P「やよい、これから毎日スーパーカップを食わせてやるからな」

P「で、あずささん。さっきから何を食べてるんですか」

あずさ「え?プロデューサーさん知らないんですか?チョコモナカジャンボですよ~」

P「へぇ、そうですか」

あずさ「美味しいですよ~」

P「本気で言ってます?それ」

あずさ「はい~」

P「……モナ王と何が違うんだよ」ボソ

あずさ「……プロデューサーさん?今なんて?」

P「はぁ、類似商品ありますし……何の違いかと」

あずさ「少し表に出ましょうか」

P「つーか何の違いが?」

あずさ「そう、ですか。まさかプロデューサーさんがそこまで愚か者だとは思いませんでした……」

P「なんだと……?」

あずさ「モナ王とジャンボはまったく違いますよ?そんなことも分からないなんて」

P「……へぇ、じゃあ何なんですか。同じモナカアイスでしょう」

あずさ「分かりました。ちょっと来てください。付きっ切りで話してあげますね?」グイ

P「え、ちょ……」バタンガチャ

雪歩「え……」

美希「ちょっ!!ハニーが拉致されたの!!」

美希「……ハニーが部屋に監禁されてもう3時間なの」

雪歩「始めはプロデューサーの声も聞こえてきたのですが……」

貴音「不覚……私がやよいとアイスを堪能してるうちにこのような……すみません、あなた様」

響「なーやよい。ドラゴンフルーツシャーベットも美味しいんだぞ……」

やよい「それってコンビニで売ってるんですかー?」

響「いや……でもお店なら」

やよい「うっうー!ならいらないですー!」

響「……」


あずさ「ふぅ」ガチャ

P「……」

美希「あっ出てきたの!」

あずさ「プロデューサーさんも物分りが少し良くなくて時間が掛かってしまったわぁ~うふふ」

雪歩「プロデューサー……?」

P「……」

あずさ「では、プロデューサー」

P「チョコモナカジャンボはモナカとバニラの間に板チョコを挟み食べたときにパリッっというチョコの感覚を楽しめさらにモナカとバニラの味の上にチョコを入れることでより(ry」

美希「うわぁ……」

雪歩「ぷ、プロデューサーさぁぁん!!」

貴音「あなた様……」

あずさ「あらあら~。ではプロデューサーさん。プロデューサーさんの一番好きなアイスは何ですか~?」

P「チョコモナ……」

あずさ「……プロデューサーさん?」

P「うぐぐ……」

雪歩「スーパーカップ超バニラですよね!!プロデューサー!!」

P「俺は……」

あずさ「どうしたんですか~?さっきまでちゃんと言えてたじゃないですか~」

P「チョコモナカジャ……」

雪歩「プロデューサー!!駄目ですぅ!!」

伊織「馬鹿!!しっかりしなさいよ!!」

貴音「水瀬……伊織」

あずさ「あらあら~。どうしたのかしら~?伊織ちゃん」

伊織「あずさ!あんたなんて事してんのよ!!それとアンタもアンタよ!何本気でやられちゃってんのよ!!」

P「俺は……」

伊織「アンタが好きなのはこのスーパーカップ超バニラでしょ!?ほら!!」

P「お、ぉぉ……」

伊織「私に無理やり食わせたのにアンタがそんなんでどうすんのよ!!それに……」

伊織「……アンタの所為で私もコレ大好きになっちゃったんだから!!責任取りなさいよ!馬鹿ァーー!!」

P「ムグ」バク

P「!?」

P(この口に広がる程よく濃厚なバニラの舌触り……そして鼻から吹き抜けるバニラの独特の息……)

P「……そうだ。俺は、スーパーカップ超バニラこそ最高にして唯一のアイス」

P「俺はスーパーカップ超バニラが大好きだー!!!」

伊織「……ふん、そうよ。アンタはそうでなくちゃ困るわ。まったく、世話が焼けるんだから」

あずさ「……アレだけ詰め込んだのに」

P「すみませんね、あずささん。俺のこのアイスにかけている愛はそんなやわなもんじゃないんです」

美希「えー、その割には結構洗脳されてたの」

P「はい、そこのパナップ狂は黙ってて」

美希「パナップおいしいの!」

雪歩「え……ゲテモノ趣味だったんですね」

貴音「それは……特殊な趣味ですね」

美希「パナップはそんな変なアイスじゃないのー!!」

P「あずささん、次は俺の番ですね」グイ

あずさ「えっ!」バタンガチャ

美希「……え?」

雪歩「ええー!!」

貴音「……選択を間違えてしまったのでしょうか」

美希「そしてまた3時間が過ぎたの」

貴音「もう夕刻ですね……」

雪歩「それにしても、真ちゃんは何処までアイス買いにいったんだろ……後春香ちゃんも帰ってこないし」


P「みんな待たせたな!!」ガチャ

あずさ「……」

雪歩「ど、どうでしたか」

P「ふ、あずささん。貴女の一番好きなアイスは?」

あずさ「……勿論、スーパーカップ超バニラです~」

P「うんうん、あずささんも正しい道に導けた。よかったよかった」

雪歩「よかったですぅ」

亜美「よかったね→」

真美「ね→」

P「ん、お前たち。スーパーカップ食べるか?」

亜美真美『食べる→!!』

P「ん、よしよし。じゃあ俺と一緒に食おうか!」

亜美「おいし→」

真美「うま→」

P「最高だ……やっぱりなぁ」

あずさ「そうですねぇ。今までこんな美味しいアイスに気づかなかったなんて~」

やよい「うっうー!」

雪歩「バニラの王様ですぅ……」

貴音「なかなか癖になるものですね」

伊織「あー!!それ私のよ!!!」

亜美「も→らい!」

真美「いただき→!!」

伊織「あんた達!!返しなさいよ!!」

ギャアギャア

千早「……」ジー

P「ん、どうした千早」

千早「みんな美味しいと言ってますけど」

P「ん、美味いぞ?ほら」スッ

千早「え、いいんですか?」

P「ああ、たくさんあるしな」

千早「そうですか……では、お言葉に甘えて」

千早(プロデューサーの食べかけ……プロデューサーの食べかけ……)

千早「んむ」パク

P「どうだ、うまいだろ?」

千早「……ええ、とっても美味しいです。今まで食べたアイスのなかでダントツで」

P「そ、そうか!!千早もついに分かってくれたか!!」

千早「はい」

P「千早は物分りが良くて助かるよ」

千早「おいしい……」パクパク

P「さて、律子。後はお前だけなんだが」

響「あれ、自分は?」

律子「アイスぐらい好きなのでいいじゃないですか……」

P「クーリッシュに現を抜かしてる律子を放っておけないんだよ!」

律子「放っておいていいですよ!そんなこと!!」

P「大体クーリッシュの何がいいんだよ!そもそもアイスじゃねえだろあんなの!!」

律子「は?じゃあ何だって言うんですか!!」

P「アイスっぽい何かだよ!!」

律子「っぽいって何ですか!!それアイスじゃないですか!!」

P「ちげーよ!全然アイスじゃねーよ!飲むヨーグルトと同じ感じの違うだよ!!」

律子「う……別にいいじゃないですか。飲むアイス」

P「アイスは食!飲違う!!」

律子「そんな固定概念に捉われてる方がいけないんです!!」

P「この分からず屋……」

律子「そっくりそのままお返しします」

何でこんな寒い時期にアイスのSS書いてんだろ
需要無さ杉だろ。寝る

と思ったけど途中で投げるのは癪だから5時まで残ってたら続き書いてみる
アイスの他にすればよかった。俺そんなにアイス詳しくないし

P「律子!!俺はお前をそんな我儘な子に育てた覚えはないぞ!!」

律子「そんな覚えはありません。つーか私とそこまで歳変わらないでしょうが」

P「え……いや流石にそれは」

律子「まぁ今のは言い過ぎですけど」

P「クーリッシュなんてやめとけ。飲むアイスとか違うだろ?始めから溶けてるもんじゃねーか」

律子「まぁ、そうとも取れるかもしれないですけど」

P「それにバニラならこのスーパーカップの方がいいって」

律子「別にスーパーカップも嫌いじゃないですよ。クーリッシュの方が手軽に食べられるのがいいんです」

P「ぐ……」

雪歩「何だか手強そうだね……クーリッシュなんてスーパーカップに比べたら雲泥の差なのに」

貴音「そうですね。この癖になる何かは他のアイスでは味わえません」

伊織「全く何なのかしらね。美味しいけどそこまでじゃないのに何故かすっごく食べたくなるのよね」

あずさ「そこがこのアイスのいい所なんでしょうね~」

美希「ふーん。ミキ、飽きちゃうけどなぁ」

雪歩「……味覚障害?」

千早「食べたいざかりの歳なのに可哀想に」

美希「いやいや、そんなんじゃないし!ていうか千早さんいつのまにかナチュラルに混ざってて気付かなかったの!」

千早「私はプロデューサーの言葉が正しいと信じてるから」

美希「千早さんまでいつのまに毒されているなんて……ハニーのスーパーカップ教恐るべし……なの」

>>94
>伊織「何コレ、まっずいわね。もういいわ、あげる」

>P「……なんだと?」

伊織様の食べ残しを前にして冷静すぎるだろ

律子「はいはい、プロデューサーがスーパカップが好きなのは分かりましたけど、私は自分の好きなアイスを食べますからね」

P「律子……お前」

律子「何ですか」

P「それでいいのかよ!」

律子「……はぁ、何がですか」

P「そんな一つのアイスに拘ってていいのかよ!っつってんだ!!」

律子「どの口が……」

P「大体クーリッシュなんて買ってすぐに食べられないわ、溶けたら溶けたですぐデロッデロになるわ、夏場ぐらいしか食べたくなるときはないわ……いいとこないだろ!」

律子「失礼な!!クーリッシュを愚弄しないでください!!」バン

P「!?」

律子「クーリッシュはですね……そんな上辺だけのものじゃないんですよ!!」

律子「まず、クーリッシュはそれこそ始めはカチカチかもしれません。ですが、それは逆に言えば長所なんです!!!」

P「何!?」

律子「そう、始めはカチカチ……つまりそれって自分がどんな固さの状態で食べられるか決められるってことですよね……?」

P「はっ!」

律子「シャリシャリの状態で食べることも、トロトロの状態で食べることも……その両方ですら可能ですよ?」

律子「さらにクーリッシュは種類も豊富です。スーパーカップに負けないくらいにね」

P「何……」

律子「カプチーノ味なんて私は大好きですよ?アイスの甘みに絡むアイス独特のカプチーノ味のほろ苦さがつき抜け……絶妙なマッチ具合」

律子「単調な味とは違うんですよ……。今時工夫がなくちゃアイス業界も生き残れません」

P「だがスーパーカップは……」

律子「スーパーカップ。確かに有名ですよね?でもそれって……ブランド力ってやつじゃないんですか?」

P「な……」

律子「ブランド力がチカラをつけていって、実際に味は大したことないなんて……珍しい話じゃないですよね?」

P「そんなことはない!!!」

律子「どーだか」

P「り、律子め……パイナポーの分際で言わせておけば……」

律子「誰がパイナポーですか!!」

P「スーパーカップは名ばかりじゃないんだよ……」

律子「アレですよね。心酔しきってる人には何を言っても無

P「律子!!!」

律子「!」ビク

P「いいだろう、そこまで言うならスーパーカップがそのブランド力だけではないと証明してやる」

律子「へ、へぇ。いいですよ?やってみてください」

P「クク……後悔するなよ?今のうちにその飲むアイス()と別れの挨拶をしておくんだな……」

亜美「お→!兄ちゃんカッコE!」

美希「ミキには死亡フラグ建てまくりの小悪党にしかみえないの……」

雪歩「それすらもフラグです!!」

美希「えー……」

雪歩「プロデューサーは一日最低5回はスーパーカップ超バニラを食べている猛者です!そう簡単には……」

美希「うぇ……流石にそれはヤバイの」ヒキ

P「俺はぁ……もう駄目だぁ……」

美希「……思った通りなの」

雪歩「ど、どうしちゃったんですかぁ!プロデューサー!!」

P「あいつ……相当のアイス通だった……」

雪歩「アイス通……!!」

P「ああいう理系っぽいタイプ苦手なんだよ……くそぉ」

雪歩「そんな……」

P「俺の何処が悪かったんだ……」

貴音「あなた様」

P「貴音!?」

貴音「恐らく律子、彼女は相当のアイス通……いえ、唯のアイス通ではありません」

P「まさか……」

貴音「私は彼女が毎回色々なアイスを食しているのを知っています。そしてそれは恐らく他の皆も……」

貴音「彼女は色々な食し、吟味し……様々なアイスの上を渡り歩いてきた。その上であのクーリッシュを選んだのです」

貴音「そう、彼女こそ……アイスマスター」

P「アイスマスター……そんなの無理だろ……」

貴音「いえ、諦めるのはまだ早いです。あなた様」

P「どういうことだ……?」

貴音「あなた様はまだ武器が少ないのです。彼女は数々のアイスの海を掻い潜ってきた猛者。一筋縄ではいかないでしょう」

貴音「ですが、武器を増やせば……こちらにも勝機は十分にあります」

P「武器……?」

貴音「すぅぱぁかっぷは……超バニラのみではないのです」

P「そ、そうか……!?いや、だが……しかし」

貴音「超バニラはとても素晴らしいものでしょう。私もそう思います。ですが、秋月律子……彼女に一つの武器だけでは……」

P「そうか……バニラ以外か……」

貴音「あなた様……」グス

P「俺が、超バニラ以外を……」

雪歩「プロデューサー……」ジワ

伊織「……」グシグシ

美希「え、何でみんな泣いてるの?」

真「ただいま帰りましたー!!」バン

雪歩「真ちゃん!」

亜美「おお→!!」

真美「アイスいっぱいだ→!!」

真「いやー、結構時間掛かっちゃったなぁ……あ、プロデューサー!大丈夫ですよ?ドライアイスも入ってるんで溶けてないです!!」

P「そ、そうか……」

貴音「あなた様……どうやら、丁度良いタイミングのようですね……」

P「そうだな……」

伊織「大丈夫よ」

P「伊織……」

伊織「同じスーパーカップでしょ。アンタの期待を上回ってくれるはずよ。私はそう、信じてる」

P「……だな。スーパーカップはそう、いつも俺の想像を軽く上回る……そういうアイスだ」

美希「じゃあ、ミキはフルーツミックス!」

P「フルーツミックスか……始めは馬鹿にしてたな……」

美希「ハニー。フルーツミックスおいしいんだよ?」

P「美希はコレ好きなんだよな」

美希「うん!だーいすき!」

P「そうか。真、俺にフルーツミックスを」

真「えっ!?」

雪歩「真ちゃん」

真「あんな超バニラなプロデューサーが……」

貴音「あの方は成長するのです……アイスマスターと合い並ぶために」

真「プロデューサー……」

P「真、お前も超バニラの他を食べるんだ。ほら」

真「コレは……メロン!!」

雪歩「じゃあ私は……このチョコチップを……」

P「フルーツミックス……」

美希「大丈夫なのハニー。美味しいから!」

美希「それとも、勇気が出ない?ならミキが食べさせてあげよっか?」

P「う……そうだな」

貴音「お待ちな

美希「!?ハニー!はい!あ~んなのー!!」

P「んあー」

P「ん」パク

美希「どお?美味しい?」

P「!!!!」

P(何だコレは……!!様々なフルーツが理不尽に主張するわけでもなくりんごの甘みから柑橘の酸味が広がりパイナポーがそれをコーティングする……最後に梨のようなサッパリとした後味)

P「美味い!!」

美希「でしょー!!」ニコ

美希「はい、もう一口!」

P「あむ」パク

P「コレは美味い!!新たな発見だ……!!」ワナワナ

貴音「どうやら……道は開けたようです。……出来れば私自身が導きたかったものですが、ここは引くとしましょう」

P「美希、馬鹿にしてすまなかった」

美希「ハニーが分かってくれて嬉しいの」

P「そうか……こんなに」

真「プロデューサー!!メロンすっごく美味しいです!!」

雪歩「私こんなにチョコが美味しいと思いませんでしたぁ」ウットリ

P「よしっ!他の種類も全部食うぞ!!」

美希「おーなのー!」

P(こうして俺は数日間に掛けて色々なスーパーカップの味を確かめた)

P(基本のバニラを初め、抹茶やイチゴ、白桃……一見、えっ……っと思う杏仁豆腐も。が、やはりスーパーカップはどれも素晴らしいものであった)


P「ふ……スーパーカップこそ至高」ゴゴゴゴゴ

美希「おお……何だか別人のような気迫なの」

真「すごいです!流石ですプロデューサー!!」

雪歩「すごい……」ウットリ

貴音「コレでこそ……私たちのプロデューサーです」

P「みかんヨーグルトを食べたばかりだからな!!」

真「僕はバナナチョコを食べました!!」

雪歩「ふふ、見て伊織ちゃん。コレ、今では珍しいミント表記のチョコミントだよ~」

伊織「なっ!なんてレアモノ!!」

貴音「あなた様……今こそ、決戦の時です」

P「貴音……お前のおかげで俺は成長できた。俺はお前に感謝しきれないよ」

貴音「あなた様」

P「今度、一緒にスーパーカップ巡りをしような……」

貴音「……はい」

P「……じゃあ、行くか。あのパイナポーのところに」

一同『はい!』

律子「……まぁ、すぐそこにいますけどね。後パイナポーじゃないって何度言えば……ったくもー」

P「律子、いや……アイスマスターリッチャン!!俺はお前を越え……真のアイスマスターになってやる」

律子「何なんですかアイスマスターって……」

P「で、お前未だにクーリッシュなの?」

律子「そうですけど、何か」

P「そうか、そりゃいかんな」

律子「またその話ですか。もう好きにさせてくださいよー」

P「いや、お前はスーパーカップを誤解している」

律子「またバニラですか?」

P「いや、お前にはコレだ」

律子「え……。!?」

P「そう、キャラメル味……だ」

P「お前カプチーノが云々って言ってたな。コレ食ってみろよ、俺の奢りだ」

律子「……まぁ、奢りなら」

美希「掛かったの!」

貴音「術中に嵌りましたね……コレで彼女も終わりです」

雪歩「私たちが三日三晩考えたあの技が……」

真「プロデューサー……!!」

律子「では、いただきますね」パク

律子「む、美味しいですね」

律子「実際のキャラメルのように甘ったるいしつこさはなく、逆にほどよい甘さでアイスを引き立てていて……」

P「ああ、それがスーパーカップキャラメル味の魅力だ」

律子「ですが……やはり後味は……」

P「そうくると思って次はコレだ!!」スッ

律子「抹茶味……!!」

P「キャラメルの唯一の難点は後味がやはりキャラメルの甘みが残ってしまうこと……」

律子「ぐ、そこで抹茶……!!」

P「そう、この真夏日……アイスを二つ食べるのなんて造作もないことだろう。そう、お前は今……このスーパーカップ抹茶味を口にしたいと思っているんじゃないか……?」

律子「う……」

P「まさか、クーリッシュカプチーノか?キャラメルの後に……?ふふ、いいぞ選べよ。クーリッシュカプチーノか、スーパーカップ抹茶か……」

P「律子、素直になれよ。お前が欲しいのが何なのか……。お前の口をサッパリしてくれる……そうだろ?」

伊織「水でも飲めムグ!……って何すんのよ!!」

真「伊織は黙ってて!!」

律子「いえ、私はクーリッシュ抹茶味を……」

P「おい、本気で言ってるのか?お前なら……分かってるはずだ」

律子「ぐ……」

P「クーリッシュは……アイスの後のアイスには不向き……そうだろ?」

律子「卑怯です……」

P「そんなこと分かってるさ。だが、お前のためだ」

律子「……もー!早くくださいよ!!スーパーカップ抹茶味!」

P「ふ……」

貴音「ついに決まりましたね」

雪歩「ここから堕ちるのはもう時間の問題ですね」

真「でも、僕クーリッシュ食べたことないから分からないんだけど不向きって何で?」

貴音「クーリッシュは元々すぐに何処でも食べられるをテイストにされた商品なのです」

貴音「つまり、甘くないものの食後などでは絶大な効果を発揮されますが……」

貴音「固形アイスを食した後にクーリッシュは……本来の旨みを発揮できないのです」

真「へぇ……」

貴音「ですが、律子。彼女は見落としがありました……」

真「見落とし?」

貴音「そう、そのクーリッシュも一つの突破口があったのです。それを突かれたら……危険でしたが。彼女もまた、未熟だった……という事なのです」

真「抹茶味のクーリッシュで駄目なら……ああ!!」

貴音「そう、あえて……マンゴーなどのより甘いものを足す。ダブルスイート方を使えば……まだこの勝負、分かりませんでした」

雪歩「でも、それは……」

貴音「そう、あの方はそれすらも計算に入れていた。彼女は性格上そのようなチョイスはしない、と。彼女の性格などを熟知した……プロデューサーならではの所業」

真「そうか……やっぱりプロデューサーはすごいや!!」

貴音「味の組み合わせ……上級者になればなるほど、コレが重視される。厳しい世界なのです」

雪歩「奥が深いですぅ……」

貴音「そう、そして……すぅぱぁかっぷこそ、それを一番引き出せる。シンプルだからこそ……自分の工夫を表に出せる、最強の武器になるのです」

美希「じゃあ全部入ったフルーツミックスは最強なの!!」

貴音「アレはスペシャルです。本来のすぅぱぁかっぷとはまた別」

美希「え、そうだったんだ……知らなかったの」

貴音「冒険心……それも取り入れる。素晴らしいものなのですよ、美希」

P「ま、すぐに食べられないクーリッシュよりもこっちの方がすぐ食べられるもんなぁ」

律子「わ、私は認めませんからね!」

P「口ではそう言っても……」

亜美「兄ちゃんエロ→イ!!」

真美「ヘンタ→イ!!」

P「なっ、茶化すな馬鹿!!」

貴音「勝負、あったようですね」

P「ああ、ありがとな。貴音」

貴音「いえ、私も学ばせてもらった身……お互い様ですよ、あなた様」

P「ふ、だがやはり最強は超バニラだがな」

貴音「ええ、それは間違いなく……」

小鳥「ハーゲンの方が美味しいのになぁ」

美希「ねーねー。ハーゲンだって」

P「あの成金は放っておこうな?嫌味な性格が移っちゃうぞ?」

美希「うん、わかったのー」

貴音「すぅぱぁかっぷ……事務所の皆の心を一つにする……The world is all one」

P(かくして、第1次アイス革命は終結した。美希もパナップを捨てスーパーカップを愛すようになった。俺もバニラだけに固執せず新たな味の革命を起こし進化することが出来たのだ)

P(それとこの日の夜、忘れ物があって事務所に戻ったら響が独りでスーパーカップをもそもそ食べていたので朝まで付き合ってやった)

P(ああ、そういえば春香は出てった後、真に調教されて今やジャイアントコーンなんて眼中にもなくなっていた。いやはや、良かった)

P(それから俺たちはスーパーカップを愛し続けたことにより、明治乳業からスーパーカップのCM出演、イメージキャラクター起用、かくして765プロはスーパーカップの看板アイドルとなった)


P「最高のCMだ……」

美希「ねーねーハニー!ミキ輝いてる?」

P「ああ、どんなときよりも最高に輝いてる」

美希「えへへ。やったの」

雪歩「看板アイドルなんて……夢のようですぅ」

真「このためにアイドルやってきて良かったと思ったよ」

貴音「すぅぱぁかっぷ……超バニラは何故こうも……私を狂わせるのでしょう」

伊織「ちょ、ちょっと何よコレ!!!!」

P「どうしたー?」

伊織「信じられない……」ワナワナ

雪歩「え……嘘。そんな」フラ

真「雪歩!しっかり!気を持って」

貴音「……!!」

貴音「……そうですか。やはり……いや、コレもまた運命。この戦いは避けては通れぬ道」

P「……なんだよコレ」

P「今週の人気ナンバーワンアイス……爽」

P(そう、ロッテ爽バニラ味。コレはスーパーカップ超バニラの相対に位置づけられるアイス)

P(長年、大体はこの二つに別れいつも派閥を争っているのだ)

貴音「イメージキャラクターは……ジュピター」

雪歩「……全面戦争ですぅ!!」

真「爽なんて!!許せないよ!!」

P「当たり前だ!!後からひょっこり出てきた分際で……キャリアに違いを見せ付けてやるよ……」

真「ではさっそく行動に

貴音「お待ちなさい!!」

真「え……」

貴音「まずは落ち着くのです。爽は……生半可な状態で挑むのは無謀の極まり。自らを滅ぼすのみですよ?真」

雪歩「で、でも……爽派が増え続けるなんて……我慢の限界ですぅ!!」

美希「ミキあのバニラの中に氷入ってるのきらーい。結構大きくて食べ難いのー」

律子「だけど、それが好きって言う人がいることも事実」

貴音「ええ、一筋縄ではいかない。言わばすぅぱぁかっぷと爽は……たけのこときのこの関係のようなもの」

P「宿敵……」

伊織「ちょっと!だからってこのまま爽に好き勝手させるつもり!?私は我慢できないわ!!」

貴音「貴女の気持ちも分かりますが……」

伊織「だったら水瀬財閥の力を使って爽を……」

P「駄目だ!!」

伊織「え……」

P「それじゃ、駄目だ」

伊織「何でよ!!じゃあアンタはこのままでいいっていうの!?」

P「違う!!」

伊織「じゃあ何なのよ!!」

P「そんなんじゃ生ぬるい……爽なんてモノはそんなチャッチャと終わらせちゃ駄目なんだ」

P「より深い絶望を味あわせ……永遠に後悔するような苦しみを与える。それぐらいしないと駄目なんだよ」

伊織「……そ、そう。私が軽率だったわ」

P「分かればいい……」

春香「かつてないほどプロデューサーさんが怒ってる……」

千早「それほど許せないのね。爽……」

あずさ「でも、一体何をすれば爽派を地獄のどん底に突き落とせるのかしら~」

貴音「中途半端な方法では逆効果になる可能性もあります」

P「そうだな。生半可な方法じゃ逆襲される……相手が太刀打ちできないほど一方的に潰す……!!」

貴音「……長い戦いになりそうですね」

P「ふ、爽を潰せるのなら……構わないさ。何年掛かろうがな……」

P「だが、唯ネガティブキャンペーンをしても意味がないだろうな……」

貴音「巧妙に手口を探さないとなりませんね……」

美希「でも、いい方法なんてあるの?」

P「む……確かジュピターは961プロだったな。961プロは大きい会社だし」

伊織「やっぱり、水瀬財閥に……」

P「いや、それは最後の手段に取っておこう。どうしようもなくなったときは……伊織、頼む」

伊織「ん」

あずさ「やっぱり……外部が駄目なら内部からとかかしら~」

P「そうか……危険だが、それしかないな」

貴音「ですが、そのためには直接接触する必要がありますよ」

P「ああ、そうだ。それにこちらの思惑がばれたらいけない……リスクはでかい」

律子「最悪、こちらの評判も下がりますよ」

P「何、こちとら切羽詰ってるんだ。どんな方法を取っても爽は潰さないと」

亜美「兄ちゃん悪→!」

真美「デビルカッコE!!」

P「ただいま」ガチャ

真「どうでした!結果は!?」

P「はは、門前払い」バン

律子「そりゃそうですよ」

P「何でだよ」

律子「いきなり乗り込むとか……ヤクザですか」

P「だってさー」

律子「はぁ……潰すならもっと的確でいい方法があるじゃないですか」

P「なんだと!?」

律子「公共の場を設ければいいんですよ」

貴音「それは危険です。戦争になりますよ?」

P「……」

雪歩「ぜ、全面戦争ですね!!」

P「もしやれば本当にそうなるだろうな」

貴音「ですが……」

伊織「やっちゃえばいいのよ!!」

伊織「それとも、スーパーカップが爽なんかに負けるとでも思ってるわけ!?」

P「そう……だな。伊織の言うとおりだ」

真「そうこなくっちゃ!腕がなりますよー


貴音「……そうですか。私はあなた様について行きます。ずっと」

P「貴音……」

うわぁぁ今思い出したけどアッキーナのCMはザクリッチだった…しにたい

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