真美「HOP」やよい「STEP」美希「JUMPなのー!」(406)


~自宅~

P「…で、なんで涼が居るんだ」

涼「涼ちゃんって呼んでください」

涼「プロデューサーさん♪」

P「涼、仕事はどうした」

涼「りゅんりゅん♪」

P「いやいやいや、答えろ」

涼「私、プロデューサーさんにお礼がしたくて」

P「それなら事務所で……って」

P「何で俺の家の住所を知ってるんだ」

涼「……」

涼「りゅんりゅん♪」


P「まぁ、住所は良いとしてだな」

P「お礼って、なんだ?」

涼「…」ガサゴソ

涼「コレです!」

P「あ…これって」

涼「プロデューサーさんの大好きなロ

P「シャラーップ!」

涼「プロデューサーさん…」

P「うぅ、まぁ確かに好きだけどさ」

涼「よっ、喜んでくれましたか!?」

P「……はい」


涼「それで、プロデューサーさんに一つお願いがあるんですけど…」

P「な、なんだよ」

涼「私を」

P「涼ちんを?」

涼「私をっ!」

P「だからなんだよ」

涼「プロデュースしてください!」

P「ふーん」

P「………」

涼「い、良いんですか!?」

P「……」

P「は?」


P「ちょちょちょ」

P「い、意味がわかんない」

涼「あっ、じゃあもう一度

P「ちがうちがう」

涼「え?じゃあなんなんですか?」

P「ま、まず涼ちんに質問させてくれ」

涼「は、はい」

P「その服はどうした」

涼「あっ、これですか?」

P「いちいち回って見せなくていいから」


涼「買ったんです」

P「……へ?」

涼「だから、買ったんです」

P「ほ?」

P「か…買った?」

涼「はい!私、あの日に愛ちゃん達と一緒に買い物に」

P「それって、愛達は乗り気だったのか?」

涼「うーん、愛ちゃんには最初反対されたんですけど」

涼「買い物している内に愛ちゃんの方から服を選んでくれる様になって」

P「あんの馬鹿…」


涼「で、私を765プロに

P「まて!また質問が終わってない」

涼「うー」

P「で、涼ちん」

涼「涼ちゃんって呼んでください」

P「……」

P「876プロの方には言ったのか?」

涼「まだ言ってません」

P「だろうと思った…」

P「ほら、行くぞ」

涼「765プロにですか!?」

P「ちげーよ馬鹿」


涼「だったら何処に」

P「876にだ」

涼「あっ!事務所に行って説明してくれるんですね!?」

P「……とりあえずまなみさんに会わないと」

涼「まなみさんに?」

P「当たり前だろ、仕事抜けて迷惑かけたんだから」

涼「それだけですか?」

P「それだけって…」

P「…(今は嘘ついといた方が良いかもな)」

P「いや、涼の事でもな」

涼「765プロに入る事をですね!?」


~876プロ、事務所~

ガチャ

P「失礼しま

愛「あー!涼さんをさらった変態さん!!」

P「相変わらず声だけはデカイな愛は」

愛「声だけってなんですか声だけってー!」

絵理「おはようございます」

P「おはよう、絵理」

愛「なんで無視するんですかー!」

P「うっさいだまれ!!」

まなみ「あら、お久しぶりです」


P「あっ、お久しぶりです」

愛「また無視したー!」

P「絵理、頼む」

絵理「はい、わかりました」

愛「絵理さんまで!?」

P「ほらっ、ガキはすっこんでろ」

愛「あー!また私の悪口を

絵理「愛ちゃん、邪魔しないの」


まなみ「それで、どうしたんですか?」

P「あはは…ま、まぁだいたいは予想通りです」

まなみ「……あ」

まなみ「涼クンの事?」

P「はい、すみません、涼が変わったのは俺のせ

まなみ「ありがとう!」

P「は?」

まなみ「涼クンを目覚めさせてくれてありがとう」

P「……」

まなみ「そ、それで涼クンは何処かしら!?」

P「…(駄目だここの事務所)」


P「涼なら俺の車に」

まなみ「車!?駐車場に居るのね!」

まなみ「こうしちゃ居られないわ!」

まなみ「涼クーン!」ダタッ

バタン

P「あ、」

絵理「プロデューサーさん」

P「あ、絵理…」

絵理「涼さん、もしかして」

P「あぁ、朝っぱらから俺の家に」

絵理「プロデューサーさんの家ですか」


絵理「あの、近くにコンビニがあるプロデューサーさんの家に…」

P「ん?」

絵理「あそこの近くの自販機、一番左上の所だけ何故か光らないんですよね」

P「え、絵理?」

絵理「あっ、そういえば最近オープンした近くのパン屋さん!」

絵理「結構評判なんで

P「お前か、涼に教えたのは」

絵理「……」

P「つーかなんで知ってるんだ」

絵理「…」

P「oi」


ガチャ

まなみ「涼クン連れてきたわよー!」

涼「うぅ、プロデューサーさぁん」

P「知らねーよ」

愛「涼さん!」

絵理「可愛い…」

涼「あの時二人に選んで貰った服だよぉ」

まなみ「そ、それよりプロデューサーさん」

P「は、はい」

まなみ「涼クンが先ほどから765プロに入るんだの一点張りで」


愛「えー!?涼さん辞めちゃうんですかぁ!!?」

P「ゔぅ、頭痛くなるわ」

P「その声量をもっと歌に活かせよ」

愛「なななっ!?変態さんに言われたく無いですよーだ!」

涼「愛ちゃん!プロデューサーさんに向かってその言い方は許さないよ!」

愛「うっ、涼さん…」

絵理「それで、なんで涼さんは876プロを辞めるんですか?」

まなみ「そうよ涼クン、やっと女の子アイドルとして開花したのに」

涼「だからです!」

P「あぁ、頭痛い…」


涼「私を!」

涼「本当の自分に出会わせてくれたプロデューサーさんに」

P「もうやめてくれ…」

涼「この人について行きたいんです!」

まなみ「涼クン…」

涼「お願いします、まなみさん!」

P「馬鹿言うな!俺の都合は無視かよ」

愛「変態さんは黙ってて下さい!コレは私達の問題です!」

P「俺だって大問題だよ!」

愛「うー、がるるるるぅ」

P「シャラーップ」


まなみ「うーん、涼クンがそこまで言うなら」

愛「まなみさん!?」

P「おい!?負けんなよ!!」

まなみ「だってぇ」

P「あ"ーもう!」

P「まなみさん、ちょっと顔かしてください」

まなみ「はい?」

P「少しお話が」

愛「なななっ!?涼さんには飽き足らずまなみさんにまで!?」

絵理「愛ちゃんは黙ってて」

愛「うぅ」


P「で、どういうつもりですか」

まなみ「え?」

P「いや……あの言い方だと涼をうちに渡すみたいな言い方でしたよ」

まなみ「うーん、あんなに真剣な涼クンを見たのは初めてだったし…」

P「いや、涼は876プロのアイドルでしょう」

P「ただでさえ少ないんですから涼が欠けるとなると」

まなみ「そうなんですよねぇ」

P「……(やっぱ駄目だここの事務所)」


P「……」

P「あっ!そうだ!」

まなみ「はい?」

P「えっと、涼達のスケジュール表って有りますか?」

まなみ「あっ、はい!」ガサゴソ

まなみ「えーっと」


まなみ「はい、どうぞ」

P「ありがとうございます」


P「…(ゔっ)」

P「あ、あはは…(可哀想な位真っ白だ)」

まなみ「や、やる気はあるんですよ?」

P「こ、これは酷い」

まなみ「すみません」

P「いえいえ、寧ろ好都合です」

まなみ「えっ?」

P「えーと、今、社長は」

まなみ「は、はい、社長なら今は…」

まなみ「居ますね」

P「っと、じゃあちょっと行ってきます」

まなみ「社長に会いにですか?」


P「で、お願いが有ってきました」

石川「それで、お願いとは」

P「えーと、」

P「少しの間、愛達を任せてくれませんか?」

石川「何故かしら」

P「…」

P「愛達を鍛えようと(うわぁ!?なにいってんだよ俺)」


P「あ、愛達はハッキリ言ってまだまだ未熟です(もうこうなったら言いたい事ぶちまけるYO)」

石川「……」

P「ですから少しの間、うちの事務所でレッスンをさせてみようかと思いまして」

P「あっ!も、もちろん交通費などはコッチが持ちます」

P「スケジュールもこっちが管理させてもらいますので、そちらは何もしなくて大丈夫です」

P「こ、これが愛達にとって刺激となり…」

P「せっ、成長するきっかけになれば良いかなぁ…と」

P「ど、どうですか」

P「い、石川社長」

石川「……」


石川「……」

P「だ、駄目……ですか?」

石川「…」

石川「良いわよ」

P「はひっ!?」

石川「ただし、一つ条件が有ります」

P「は、はい…」

石川「今から二ヶ月間、彼女達をそちらに預けます」

P「あっ、はい」

石川「そちらの社長には私の方から言いますが…貴方の方からも言ってください」

P「は、はい!」

P「あの……それで、条件と言うのは」


石川「それは二ヶ月後にわかる事です」

P「は、はぁ…」

石川「……お願いします」

P「へ?」

石川「愛、絵理、涼」

石川「彼女達を…」

石川「どうか、お願いします」

P「あっ、頭を上げてください」

P「三人は俺が責任を持って面倒を見させてもらいます」

石川「はい」

P「そ、それでは失礼します」

バタン


愛「えー!?」

絵理「私達が」

涼「プロデューサーさん!」

ギュウ

P「うわっ!?く、くっつくなっての!」

涼「りゅんりゅん♪」

まなみ「でも、本当に良いんですか?」

P「あははは…」

P「…この間になんとか涼を説得させます」ボソボソ

まなみ「あっ……はい」

愛「な、なんで私達まで…」

絵理「私は寧ろ嬉しいかな」

愛「絵理さんまで!?」


P「ってと、とりあえず駐車場に行くぞ」

愛「私はまだ行くって言ってませんよ!」

P「じゃあくんな」

愛「!?」

P「じゃあ二人とも、駐車場に行っててくれ」

涼「はーい!」

絵理「あの、車は」

P「あぁ、後ろにスライムのぬいぐるみが積んであるからすぐ分かると思う」

絵理「はい、じゃあ先に行って待ってます」

愛「絵理さん!?」

涼「じゃあ愛ちゃん、またね」

愛「涼さん!?」


愛「あっ…」

P「で、どうするよ」

愛「……」

P「どうしますか?」

愛「わ、私は涼さん達に着いて行くだけです!」

P「へぇ」

愛「変態さんに着いて行く訳じゃ無いです」

P「つーか、その変態って呼ぶの止めろよ」

愛「嫌です!事実ですから!」

P「んだと声でか女」

愛「んななっ!?」

P「事実ですから!www」

愛「がるるるるぅ!」


~駐車場~

涼「あっ!プロデューサーさん」

P「おー、ごめんごめん、待たせちまった」

愛「うぅ…」

絵理「愛ちゃん、いい加減素直になりましょう」

愛「わかってますよぉ…」

涼「じゃあ行きましょう!」

P「涼、お前は後ろだぞ?」

涼「…」

涼「はやく行きましょう!」

P「おい、なんで隣に座ろうとする」


~♪

P「あっ、美希から電話だ」

絵理「星井さんから?」

愛「やっぱり変態さんです!あんな可愛い人から電話なんて!」

P「お前なぁ、美希は俺がプロデュースしたユニットだろ!それに旅館であったじゃねーか」

愛「混浴してたじゃないですか!やっぱり変態さんですね!!」

P「うっぐ…」

愛「ほら!言い返せないじゃないですか!!」

P「もうお前無視する」

愛「ななっ!?」

カチャ

P「はい、なんですか~?」

、/ /ヽ  |       :::::::::::::::::::::::/  / \ ∧/
 、 /  /,、 |       ::::::::::::::::::::/ __ |    | /   ___    _  __ _
 > \/ ゙´ i,      ..::::::::::::::::/  ''‐' ゙i;  ./  ┌┘└‐┐< ゙''"l| |/ >

 ‐フ _ ,-、 ゙i:     ...::::::::::::/   ,,-、 ゙'─|     フ 广| ┌'<,,''>「゙二゙了
 ‐' / i ヽ '__ |;    ...::::::::::/  __ ヽ !,. /|    .く_//"o .ヽ,冫>| .= |
 、 ゙、 | / ノ \  .:::::::::/   ゙‐',,-‐゙'´ く  |      ゙''‐-^ヽ'ヽ' l」゙アノ
 .\ ゙'´ ヽ/ ,-、 ゙i; .::::/ ,,,,,;;;-=ニ、'"、ァ  ,二|      />   l二二l
 ::゙i,\ レ _゙‐''´ ン‐'",,,;;;;-''''''く~´  ノ  / .::|     //   ゙--,  ノ
 :...゙i ゙!、 リ  ,イ´ ''",へ ,;ァ  \/  く  .::::|     \\   /  L,,,
 ゙、::゙l,. ゙!、  |    ヽ,,ノ ,-‐、  /フ \,;-‐|      ,,,,\>  ヽ/ヽ-┘
 . 1.::ヽ、ヽメ .i|   ,ヘ   <.,,,,,ノ  `"_,,,,,-==|    ┌┘└─┐┌──┐
  |.i..::;;i´\゙i込、,, ゙"  _,,,,,;;-==〒''O ノ  .|    フ 广| ┌‐'  ゙'フ ,-‐┘
  | ゙i ::| ヽ、゙'゙'l;、 ゙ヽ-‐'''"ヽ!,    `ヽ-‐'"   |    く_/ /"o .ヽ  ( (__
  | !;,:|  ゙'',;゙'''''''二 ,,;- ヾ-────┬==|     ,-゙‐-''^''   ゙‐--┘
  | |..i|   / ,,‐'",,,  ヾ==≡ニニ    \ .:::|    ,┘ヽ' ̄l
  ゙! ゙| i| /,;‐''"~               i| .::|    ゙フ /| |
  .! ゙!:}'" _.,,,,,       ,,,,,_     / .:::!、   ヽl |  | ‐フ
  ゙i, |:::゙i''=;,、;;;/   _,,,,;;-=、 ヾ,i   / ..::::::\.   └'  ゙'''"
  ゙!, ゙ヽ,゙i, '!ヽ_=─'''"    ,__)  /  ./ ..:::::::::::`>   _ _
   ゙i,. ヽ'i ゙i ::フ二ナ──'''",,,,i'  "  / ..::::::::∠-''フ. / // /
   .入 !i  |/二/''"''ヽ-‐'" / ,,   / ....::::::::::::::/ / // /
   / \ l| |‐、/       /  /  ./  ...:::::::::::/  /_//_/
  ./   ヽ| | |''      ,‐''i  "  ./  ..::::::::::::く  /フ /フ
 /     | .!, ゙ヽ--‐─‐'''"ノ    / ....::::::::::::/ \~  ~
       .l| .\__    ,/    / ....:::::::::/    \
       ゙|、-‐─ニ,'''"--=、  ノ ...:::;;;-''"  ,,,;;-=''" \
        !,     ゙ヽ、  ,,,/─'''",,,,;;-‐'''"_,,,,;;-'''"  \
        ゙ヽ、     ゙'''"_,,;-ニ二-─'''''" ,,,,-==''"   \/
          `゙'''-─‐'''"~゙'ヽ、    ,,,==二‐''"



美希『ハニー、何時になったら事務所に来てくれるの?』

P「わ、わるい、今からい

愛「なんで無視するんですかー!」

P「うっさい!耳元で喚くな馬鹿」

愛「馬鹿って言う方が馬鹿なんです!」

美希『ハニー?誰なの今の声』

P「んあ?あぁ、この前の

愛「また無視するんですか!?」

美希『……遊んでるんだ』

P「へ?」

美希『ミキ達に内緒で』

P「ちょっ、み、美希!?」

プツッ


P「……」

絵理「どうしたんですか?」

P「い、いや…なんでもない」

涼「早く行きましょうよープロデューサーさん」

P「う、うん…」

愛「と、とりあえず行ってみて決めれば良いかな」

P「…(うわぁ、美希の奴絶対勘違いしてるよ)」

P「あっ、じゃあ適当に座って…」


~事務所~

P「おはようおはよう」

小鳥「おはようございます…」

小鳥「あら?そちらの三人は」

真美「あっ!」

やよい「あの時のー」

美希「絵理ちゃんに、涼ちゃん」

美希「それに……えっと」

愛「愛ですよ!美希センパイ!」

P「あはは、今日から一緒に仕事する様になった三人だ」


涼「本日からお世話になる事になりました秋津涼です、よろしくお願いします」

絵理「お、同じく、本日からお世話になります水谷絵理です、よろしくお願いします」

愛「はい!今日からお世話になります!日高愛です!!よろしくお願いします!」

小鳥「私はここの事務員の音無小鳥です、よろしくお願いします」

P「あれ?そういや真達は」

小鳥「あっ、今日は皆休みですね」

P「ふーん、まぁ明日でも良いけどさ」


涼「本日からお世話になる事になります、秋津涼です、よろしくお願いします」

絵理「お、同じく、本日からお世話になります水谷絵理です、よろしくお願いします」

愛「はい!今日からお世話になります!日高愛です!!よろしくお願いします!」

小鳥「私はここの事務員の音無小鳥です、よろしくお願いします」

P「あれ?そういや真達は」

小鳥「あっ、今日は皆休みですね」

P「ふーん、まぁ明日でも良いけどさ」


真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「んへ?なんだ?」

真美「どおして愛ぴょん達がここに?」

P「んーとな、今日から765プロで一緒に働く事になったんだ」

やよい「本当ですかー?」

P「あぁ、でな、お前達のすんばらしい所を見せつけてほしいってわけ」

真美「真美達のすんばらしい所?」

P「そっ!お前達の後輩と思ってくれて構わない」

愛「ちょっ!?な、何勝手にきめ

絵理「愛ちゃん」

愛「絵理さん…」

絵理「これはチャンスなのよ?」

絵理「星井さん達から色々教えてもらえる機会なんだから」

美希「ミキ達の後輩…」

あばばばほんとだ秋月になってなかった^q^


P「ま、まぁそういう事だ、今日は俺達の見学って事で」

涼「はーい!」

絵理「分かりました」

愛「はーい…」

美希「愛」

愛「は、はい!?」

美希「なんなのその態度」

愛「えっ?」

美希「愛はミキ達の後輩なの、だからビシッとするの」

愛「あっ、は、はい!」

真美「んっふっふ~真美達は厳しいからね→」

やよい「うっうー!だったら早速始めましょー!」


美希「ノリノリで行くNOー!」

真美「マミマミミキミキ」

やよい「UっUっUー!」

絵理「…」

愛「…」

涼「プロデューサーさん、やっぱりH×Hは凄いですね!」

美希「チェケラー!」

真美「YO→!」

やよい「終わりだYO!」

P「しまった…美希達はHIPHOPだった」


P「あ、あの…」

絵理「やっぱり凄い…」

P「へ?」

愛「うんうん!やっぱり美希センパイ達は凄いです!!」

美希「あったりまえなNO!」

真美「真美達のリズムについてこれますかなぁ→?」

やよい「UっUー!」

涼「プロデューサーさん!私達も良いですか!?」

P「え…い、いや、お前達はJPOPだろ?」

愛「音楽な事には変わりません!!」

美希「愛、ノリノリでいくNOー!」

愛「はい!美希センパイ!!」


P「…」

小鳥「プロデューサーさん、お茶ですよー」 コト

P「あっ、ありがとうございます」

小鳥「愛ちゃん達、すっごいやる気ですね」

P「あははは……はい」ズズズー

P「うーん、少し濃いかな」

小鳥「ぴよ!?」

P「コーヒー買ってくるか」

バタン

小鳥「ぴよ…」


自販機「のヮの」

P「えっと、マウンテンはっと…」

P「あったあった」ピッ

ガチャン

自販機「のヮの」旦那、当たりですぜ

P「おっ!当たった」

P「じゃあブラック飲んでみようかなぁ」

ガチャン

自販機「のヮの」またのおこしを

P「うひひ、ラッキー」


ハァッハアッ


男1「居たか?」

男2「いや…」

男1「くっそ!見失った」

男2「どうする?俺達の任務は奴の抹殺、失敗は許されんぞ」

男1「分かってる、もう一度周囲を探すぞ!」

ダッタッタッタ


春香「ハァハァ…」

春香「……いったか」

春香「あはは…何でだろ」

春香「まさか961がこんなにしつこく私を追いかけ回すなんてなぁ…」

春香「そんなにバレたく無いのかな?」

春香「八百長や、ヤクザ関連…」

春香「あーあ、こんな事なら入るんじゃなかった」


春香「さてと、そろそろ場所を移さないとね…ばれちゃうし」


ガチャ

P「… …小鳥さん?」

小鳥「…」ズズズー

P「な、なにしてるんすか」

小鳥「プロデューサーさんの為に入れたお茶を飲んでるんです」ズズズー

P「…」

小鳥「せっかくプロデューサーさんの為に入れたのに…」

P「ほら、コーヒー」

小鳥「入りません」プイッ

P「…」

小鳥「…」ズズズー


P「…」カシュ

エメマン「のヮの」

P「…」

小鳥「私よりコーヒーなんですね」

P「は、はぁ?」

小鳥「私が入れたお茶より、コーヒーなんですね」

P「おい、さっき私よりって言っただろ」

小鳥「…」ズズズー

P「…」

ゴクゴク

小鳥「やっぱり私よりコーヒーなんですね」

P「…」

小鳥「ぴよぴよ」

P「えーと、もうすぐ10時になるな」

P「おーい!休憩だぞ」

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「んあ?なんだぁ真美」

真美「愛ぴょん達すっごいよ!」

やよい「私達が一日掛けて覚えた所をもう覚えたんですよー!」

絵理「楽しいね、HIPHOPって」

愛「うん!すっごい楽しい!!」

涼「プロデューサーさぁん!」

P「は、はい、なんでしょうか」

ギュウ

美希「!?」

涼「やっぱりプロデューサーさんに着いて来て正解でした」

P「わ、分かったから離れろ」

涼「りゅんりゅん♪」


P「…なぁ涼」

涼「なんですか?」

P「ま、まぁお前は男だから多少は許すがな」

涼「私は女の子です!」

P「……」

P「だ、だったら腕に掴まるの、やめてくれないか」

愛「うー!また涼さんを自分の物にしようとしてる!!」

美希「ハニー…」

真美「どうしたのミキミキ?」

美希「いや、なんでもないの」


P「涼はコーヒー飲むのか?」

涼「えっ?」

P「いや、飲むのかなぁって」

美希「!?」

涼「えっと、私は

美希「ハニー!」

P「んあ?なんだ美希」

美希「ミキ、今すっごくコーヒーが飲みたい気分なの!」

P「あっ、だったらちょうど良いや」

P「はい、これ」

美希「ありがとうなのー!」


美希「……」

P「どうした美希」

美希「す、すっごく苦いの…」

P「まぁブラックだし甘くは無いわなぁ」

美希「…」

ブラック「のヮの」おい嬢ちゃん、や、やめ

トポトポトポ

P「お、おい!なに捨ててんだよ」

美希「飲めるわけないの!」

P「お前が欲しいって言ったんだろ」

美希「無理なものは無理なの!」


P「だ、だったら最初から欲しいとか言うなよ!」

美希「っ!?」

P「いや、間違いじゃないだろ」

美希「……」

P「?」

美希「ハニーの馬鹿」

P「はい?」

美希「も…もう」プルプル

美希「もう知らないの!」ダタッ

P「おい美希!」

バタン

P「あ……行っちゃった」


P「はぁ…」

真美「ミキミキ行っちゃったね」

P「真美、居たのか」

真美「えへへ、真美は何時でも兄ちゃんのそばにいるよ→」

P「真美は可愛いなぁ」ナデナデ

真美「兄ちゃんに褒められちった→」

~♪

P「…美希からメールか」カチャ


差出人:美希

件名:

本文

ミキの頭もナデナデしてほしいYO→

真美だけズルいNOー!


P「おい、美希、扉の向こうに居るんだろ」

~♪

P「…」カチャ

差出人:美希

件名:どうしてわかったNOー!

本文

だったら早く迎えにきての

ミキはすぐそばにいるYO


P「…」

真美「ミキミキ、なんだって?」

P「いや、ちょっと頭冷やしたいから探さないでだってさ」

ガチャ

美希「ハニー!ミキはそんな事一言も言ってないの!」


P「練習に戻るぞ」

美希「……」

バタン

P「あっ!」

真美「ミキミキ、また行っちゃったね」

P「すまん真美」

真美「なぁに兄ちゃん?」

P「ちょっと美希捕まえてくるからその間、頼むな」

真美「んっふっふ~任せてよ!」

P「ありがと」


~駐車場~

Pの車「のヮの」嬢ちゃん、わかったからボンネットに乗るのはよしてくれないか

美希「ぐやじいの」

美希「……」

美希「確かに涼ちゃんは可愛いけど」

美希「ハニーは男の子の方が好きなの?」

美希「ハニー…」

P「っおい!なにボンネットに寝そべってんだよ馬鹿」

美希「…」

ダタッ

P「おい美希!」


美希「ハニー!こないで!!」

P「へ?」

美希「追いかけてこないでほしいの!」

P「ぁ…」

P「うん、わかった」

美希「え"」

P「行ってらっしゃい」

美希「は、ハニー?」

P「とっとと行けYO」

美希「ハニー…」

P「チェケラ」

美希「そんなのって……」

美希「そんなのってないのー!」

ダタッ

P「行ってらっしゃーい」


~事務所~

ガチャ

P「いよっし!昼間で頑張るぞー!」

やよい「うっうー!」

真美「お→」

愛「あれ?美希センパイはどうしたんですか?」

P「さぁ?」

絵理「さぁって…」

P「それより、今からちょっと行きたい所が有るんだけど、良いかな?」

涼「プロデューサーさんが行きたい所なら何処でも付いて行きますよ」

P「ありがと、涼ちん」

涼「りゅんりゅん♪」

愛「あー!また涼さんを誘惑してる!」


~車内~

P「いやぁ、美希が居なくなったからちょうど五人で助かった」

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

やよい「何処に行くんですかぁ?」

P「とりあえず仕事をな」

絵理「お仕事ですか」

P「そっ、言っとくけど研修期間中はバリバリ働いてもらうからなー」

愛「お仕事なら大歓迎です!」

P「はいはい、じゃあ行きまっせ」


ブロロロロ

美希「…」


P「よーし、ついたずぅおお!」

真美「お→」

やよい「ここはぁ」

愛「コンサート会場?」

絵理「プロデューサー、まさか」

P「いやいや、とりあえずはだけどな」

真美「真美達、歌歌えるの!?」

P「今は無理だけどな、とりあえず聞いて見るだけ」

涼「プロデューサーさん、着いて行って良いですか?」

P「まぁ、別に」

涼「ありがとうございます!」


P「じゃあ涼ちん、ここで待っててな」

涼「…」

P「ん?どうした」

ギュウ

涼「プロデューサーさん…」

P「おいおい、なんだよ」

涼「絶対帰ってきて下さいね?」

P「あ、当たり前だろ…すぐ戻るって」

涼「本当ですか?」

P「あぁ、約束すっから」

涼「……はい」

P「じゃあいってくる」ナデナデ

涼「きゃっ」

P「ん?あ、あぁ、すまん」


~車内~

真美「おー、ラブラブですなぁ」

やよい「うっうー、プロデューサーも嬉しそうですー!」

絵理「…男同士」

愛「絵理さん?どうしたんですか?」

絵理「えっ!?い、いや…なんでも」

愛「変な絵理さん」

真美「おっ!やりますなぁ→」


男「あら、あんた765プロの」

P「おはようございます自分、765プロの者ですが」

男「あれだよね?竜宮小町の」

P「うっ…」

P「すいません、竜宮小町では無いのですが」

男「あっ!あんたあれかい?ヒップホップの」

P「は、はい!H×Hをご存知で?」

男「あっはっはっ、知ってるよ、最近出てきたよね…つっても何ヶ月まえからかな」


男「で、コンサートをやりたいと」

P「大それた物じゃなくて良いんです、ミニライブ程度で良いんで」

男「うんうん、別に良いよ、好きに使ってくれ」

P「ほ、ほんとですか?」

男「兄ちゃん、俺は嘘が嫌いでね」

P「あ、ありがとうございます!」

P「あっ、それと」

男「ん?」


P「ただいま」

涼「プロデューサーさん!」

P「ほら、車に戻るぞ」

涼「はい!」

P「つーか外で待ってたんだな、別に車ん中で待ってて良かったのに」

涼「だってプロデューサーさんと約束したから…」

P「涼ちん…」

涼「…」

P「あはは、ありがと」

涼「りゅんりゅん♪」


~車内~

P「うっし、ライブとってきたぞー」

真美「本当!?」

P「あぁ、本当」

真美「やったー!」

やよい「うっうー!」

愛「ら、ライブ…」

絵理「久しぶりだね」

涼「うん!私、頑張る」

真美「兄ちゃん兄ちゃん、だったら真美、頑張っちゃうからねー」

P「あはは、期待してる」


P「美希にも連絡いれとかないとなぁ」

愛「あー!運転中に携帯は駄目なんですよー!」

P「はいはい、じゃあ真美、美希によろしく伝えといて」

真美「おっけーだよ兄ちゃん!」

やよい「プロデューサー、お昼までまだ時間が有りますけど、どうしますかー?」

P「うーん、どうしよっかぁ」

真美「だったら事務所に帰って練習しよーよ!」

絵理「私も真美ちゃんに賛成です」

P「じゃあそうするかぁ」

真美「えへへ→頑張ろうね、おねえちゃん!」


美希「…あっ、真美からなの」ピッ

美希「もしもし?」

真美『あっ!ミキミキ?今何処ー?』

美希「今は……」

美希「教えないの」

真美『えっ?ミキミキ?』

美希「ハニーに代わってほしいの」

真美『うん、わかったー、兄ちゃん兄ちゃん、ミキミキが代わってって』

P「今無理だからって言っといてくれ」

真美『ミキミキ、兄ちゃん今は無理だ


プツッ

美希「ハニー…」


~コンビニ~

P「うっし、お菓子でも買いますか」

真美「やったー!もちろん兄ちゃんのおごりだかんね→」

P「へいへい、さっ、行くぞ」

絵理「あ、あの」

P「ん?どうした絵理」

絵理「今から練習に戻るんですよね?」

P「うん」

絵理「だっ、だったら早くも

P「コレが俺の方針だから」

絵理「えっ」

P「なはは、ほら、絵理も早く入れよ」


P「うっわ、ババロア売ってないし」

真美「兄ちゃん、真美コレがいい」

P「じゃあカゴにいれてくれ」

やよい「うーん…」

P「やよいも好きな物で良いからなぁ」

やよい「ありがとうございますー!」

愛「はーい!私コレとコレ、それにコレと


P「お前は少しは遠慮しろ!」

愛「えー!?」

P「えーじゃないYO」


春香「…」グー

春香「あはは、もうすぐ昼かぁ」

春香「お金は有るんだけどねぇ…」

春香「一目に着く所に出られないって辛いよ…」

春香「私、アイドルだったのになぁ…」

春香「あはは、どうしよ」


ガチャ

春香「!?」

男1「見つけたぞ裏切り者」

春香「……はぁ、私別に裏切ったつもり無いんだけど」


男1「…」ジャキ

春香「どうしたの?撃たないの?」

男1「天海春香」

春香「なぁに?」

男1「もう一度考え直せ、今から社長の元へ

春香「嫌だ」

春香「戻るって決めたんだもん」

春香「皆の所へ」

春香「……」

春香「765プロに戻るって」


男1「……綺麗だな」

春香「えっ?」

男1「いや…なんでもない」

春香「…」

男1「すまない、コレも仕事なんだ」

春香「痛く無い様に頭を狙ってね」

男1「あぁ」

春香「……」


ダーンッ


~駐車場~

P「はあぁ!じゃあ昼まであと1時間ちょっとだけど」

P「頑張るぞ」

真美「おー!」

愛「おー!!」

やよい「うっうー!」

真美「愛ぴょんノリノリだねぇ→」

愛「えへへ、プロデューサーさん!早く練習に行きましょうよ!」

P「やっと名前で呼んでくれた」

愛「私、先に行ってますね!」

真美「あっ!だったら真美達勝負しよーよ愛ぴょん!」

真美「どっちが先に事務所につけるか」

P「はいはい、ヨーイドン」


P「ってと」

絵理「あの、星井さんは」

P「ん?今から電話する」

P「絵理も事務所に戻ってな」

絵理「は、はい…」

P「さてと」カチャ

~♪

P「美希の奴、どこいるんだろ」

おやすみ、もう限界です

美希のキス以上の展開を求めて来たぞ

と思ったらまた俺得なところで・・・


保守なの

>>193
もうお前が書いたらどうだ?
そしたら何でもし放題だぞ

美希「ハニー、ミキね、HIP-HOPで食べて行こうと思うの!」P「…」
美希「ハニー、ミキね、HIP-HOPで食べて行こうと思うの!」P「…」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1317275985/)

美希「ミキミキ」真美「マミマミ」やよい「うっうっうー!」
美希「ミキミキ」真美「マミマミ」やよい「うっうっうー!」 - SSまとめ速報
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真美「HOP」やよい「STEP」美希「JUMPなのー!」
真美「HOP」やよい「STEP」美希「JUMPなのー!」 - SSまとめ速報
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美希『ハニー?』

P「あっ、美希、お前何処に居るんだ?」

美希『…』

P「美希?」

美希『当ててほしいの』

P「は?」

美希『ミキが何処に居るか当ててほしいの』

P「おい、ふざけてないで戻って来いっての」

美希『ふざけてないの』

美希『ミキ、本気なの』


P「本気なのって…」

P「もう昼になるんだぞ?」

美希『ハニー、当ててほしいの』

P「……」

P「えっと、実は駐車場の近くに居るとか?」

美希『ぶっぶー!違うの』

P「ぐっ、なんかムカつくなその言い方」

美希『ハニー、さぁ、答えるの』

P「えー…」

P「俺の家か?」

美希『ぶっぶー!少しおしいの』

P「…」


P「ヒント位くれ」

美希『美希に関係している所なの』

P「美希に?」

美希『ハニー…』

P「……」

P「えっと、じゃあ…」

美希『……』

P「…」

P「わかんね」

美希『そんなのってないの…』


P「じゃあな、俺皆の所にか

美希『ハニー!』

P「っつ!大声出すなよ、鼓膜がイカれる」

美希『あっ、ごめんなさい…』

P「じゃあな」

美希『ハニー…じゃあねなんて言わないでほしいの』

P「はぁ?」

美希『またねって言ってほしいの』

P「そっか、またな」

美希『ハニー!!』

P「いっつぅ」

美希『少し位ノってほしいの』

P「はぁ?意味が分からないんだが」

美希『ハニー…』


P「で、結局何処に居んだい美希君?」

美希『……』

美希『マイホームなの』

P「…分かった」

P「分かってるけど俺、美希の家に行きたく無いの」

美希『ハニー…』

P「……」

美希『……』

美希『きつつき』

プツッ

P「わっほい!?」

P「……切られた」


~美希の部屋~

美希「あっ…」

美希「ミキ……今」

美希「……」プルプル

ボフッ

ベッド「のヮの」ぐぇあっ!?ダイブすんなよ嬢ちゃん


美希「やっちまったのー!」

美希「嘘つきって言おうと思ったのに」

美希「間違えたのー!」ジタバタ

ベッド「のヮの」ぐぎぎぎ、いたいからのたうちまわるなYO


P「はぁ…迎えに行きますか」

P「っと、その前に」


~事務所~

ガチャ

小鳥「あっ、プロデューサーさん」

P「あの」

小鳥「はい?」

P「少しの間で良いんですけど」

小鳥「ぴよ?」

P「愛達をよろしくお願いします」


小鳥「……」カキカキ

P「?」

小鳥「ぴよぴよ」スッ

P「な、なんだよこの紙」

小鳥「ぴへへ」

P「…」

『今日、仕事が終わったら電話してください』

P「あの、なんだよこれ」

小鳥「ぴよぴよ」

P「しなかったら?」

小鳥「約束出来ないなら今から私、帰ります」


P「あ、あのな」

小鳥「じゃあお疲れ様でした」

P「ぐっ!?」

小鳥「どうしますかー?」

P「……」

小鳥「ぴよぴよ」

P「わ、分かったよ」

小鳥「ぴよ!?」

P「そのかわり、愛達を頼んだぞ」

小鳥「ぴへへwww」

P「じゃあ俺は行ってくるから」

小鳥「はい!愛ちゃん達は私にお任せ下さい!」


~レッスンルーム~

P「おーい!」

真美「あっ、遅いよ兄ちゃ→ん」

やよい「UっUー!」

愛「SOですよー!遅いですよー!」

絵理「プロデューサー、速く練習をしまSHOW」

涼「私も早くプロデューサーにLessonひてほしいです」

P「お前ら…影響受け過ぎ」


真美「えっ、またどっか行っちゃうの?」

P「あはは、ちょっとな」

愛「あー!サボる気なんだ!」

P「違うYO」

涼「プロデューサーさん、私も着いて行って良いですか?」

P「うーん、今は駄目……かな」

涼「そんな…」

P「あー、そんな落ち込むなよ涼ちん」

P「帰ったらちゃんとレッスンしてやるから」

涼「約束ですよ?」

P「あ、あぁ、約束するから」

涼「りゅんりゅん♪」

…たかつきζ*'ヮ')ζ


絵理「プロデューサー」

P「頼んだぞ、絵理」

絵理「えっ」

P「この中じゃ絵理が一番お姉さんなんだし」

絵理「あ、は、はい…」

P「すぐ戻ってくるから、その間愛と涼を頼む」

絵理「……」

P「絵理?」

絵理「はい、任せてください」

P「にひひ、ありがと」

絵理「はい」

P「じゃあ行ってくっから、真美、やよい、愛達の指導」

P「4649」

真美「まっかせっなさ→い」

やよい「うっうー!」


~駐車場~

バタン

車「のヮの」かっ飛ばしますぜ、旦那ぁ!

P「はぁ、美希のあのわがままっぷり」

P「いい加減直してくれないかなぁ」

ブゥオオン

車「のヮの」イェアー!!

ブロロロロ


ドサッ

男1「…ぐっ」

春香「なんで頭を狙わないかなぁ…」

春香「おかげで私、死ねなかったよ」

男1「銃弾が……効かない…だと」

春香「お兄さん」

春香「ありがと、おかげで弾の補充が出来ましたー」

男1「…ははっ、なら良かった…」

男1「俺は無駄死にじゃな……いんだな」

春香「……お兄さん」チャキ

春香「生まれ変わったら…」

春香「また会おうね」ニコ

男1「はっ……やっぱ綺麗だな」

男1「笑顔……」

パーンッ


春香「…」

おい!あっちから銃声が聞こえたぞ!

奴だ、逃がすなよ!!

はっ!


春香「……」

男1「…」

春香「お兄さん、私、絶対帰るからね」

春香「お兄さんの事、忘れないよ」

ゴソゴソ

春香「お兄さん…いっぱい弾持ってるね」

春香「…」スッ


ゴクンッ

春香「……っぷ」

春香「鉄の味と……酷く焦げ臭い火薬の味がする」

男「居たぞ!」

男2「気をつけろ、奴は丸腰で人を殺せるらしい」

男3「ふっ……正に化け物、怪物か」

春香「怪物?……化け物?」

春香「やだなぁ、私は私だよぉ」

チャキ

男「なんだ?両手を伸ばして」

男2「ははっ、おい見てみろ!あいつ、指で銃の形作ってやがる」

春香「天海春香…」

春香「765プロの………」

春香「アイドルだから」

パンパンパーン


キキイィイ

車「のヮの」着きましたぜ旦那

バタン

P「はぁ、結局俺が美希の家に行かなきゃなんないのね」

P「えーと、インターホンインターホンっと」

ピンポーン

P「……ありゃ?」

ピンポーン

P「出ないな」

~♪

P「美希からか」カチャ

美希『ハニー?』


P「あぁ、俺だけど」

美希『もう!着いたら電話くらいしてほしいの』

P「っと……今家に居るんだよな」

美希『うん、そうだよ?』

P「インターホン、壊れてるのか?」

美希『ううん、そんなことないの』

P「なら何故出ない…」

美希『今はパパとママが居ないから…』

P「……出たくないと」

美希『ミキ、今はハニーとしか会いたくないの』

P「はぁ、分かったから開けてくれ」

ガチャ

美希「ハニー!」

P「扉の前にいたんかい!」


P「ほらっ」

美希「ハニー?」

P「皆待たせてるんだ、帰るぞ」

美希「……」

バタン

ガチャ

P「ちょっ!?美希!」

嫌なの!行かないの!!

P「だったらどうすればいいんだよ」

ミキの家に入るの

P「入ってどうするんだよ」

ハニー…


P「美希ー」

美希「どうしたのハニー?」

P「あーけてくっれー」

美希「っ!い、嫌なの!!」

P「そこまで力込めて言わなくても…」

美希「だったら入るの」

P「嫌なのー」

美希「だったらミキ、行かないの!」

P「美希…」

美希「ハニー…」

P「……分かったよ」

ガチャ

美希「ハニー!」ダタッ

ギュウ

P「ぐぇあっ!」


美希「じゃあ早くいこ?」

P「……」

美希「ハニー?」

P「…」ギュッ

美希「苦しいの」

P「家から出たよな」

美希「……」

美希「あ」

P「おらー!車へGOじゃーい!」

美希「は、離すの!」


~車内~

美希「…」

P「じゃっ、帰りますか」

美希「嘘つき…」

P「は?」

美希「ミキを騙したの」

P「世の中そんなもんなの」

美希「ハニーの嘘つき」

P「はいはい、じゃあ行きますよっと」

車「のヮの」ぶるるん

ブロロロロ


車「のヮの」おっと、黄色ですぜ旦那

キキッ

P「…」

美希「…」

P「……(うーん、長いなぁ)」

美希「……」

ガチャ

P「ちょっ!?」

美希「……嘘つき」

バタン

P「み、美希!?」

車「のヮの」青ですぜ


P「ちょちょちょっ!?」

P「はぁ!?な、なにやってんNO!」

P「はっ?は、はっはぁ?」

プップー!

オラー、早く進めや先頭車ー!

P「あっ、くっそ」

ブロロロロ

P「と、とりあえずその辺に停めて美希を追っかけないと」

P「あーもう!あんのクソ女ぁああ!」


美希「…」

タッタッタッタッ

美希「ハニーの馬鹿」

美希「ミキ達を見ないであの男の子の事ばかり見てるの…」

美希「……」

美希「もう知らないの!」

タッタッタッタッ


美希「……」グー

美希「うぅ、お腹空いたの…」

美希「お財布もお家に置いてるの」

美希「……」カチャ

~♪

美希「うぅ」グー

美希「早く出てほしいのぉ…」


P「…」ピッ

P「今何処なんだ」

美希『近くの公園なの…』

P「はぁ…で、なんの用だ」

美希『お腹空いたの』

P「……」

P「うわっ、もう昼だし」

美希『ハニー…』

P「分かった、ちょっち待ってろ、すぐ行くから」

美希『本当?信じていいの?』

P「あぁ、任せろ」

美希『ハニー…』

美希『うん!ミキ、待ってるの』

プツッ


美希「ハニー!」

P「はぁ、お前迷惑かけすぎ…」

美希「ご、ごめんなさい」

P「うーん…」

P「ほら、行くぞ」

美希「え?」

P「とりあえず事務所に」

美希「い、行きたく無いの!」

P「皆でメシ、食べに行こうぜ」

美希「……」グー

P「ほらっ、とりあえず……な?」

美希「わ、分かったの」


~事務所~

ガチャ

P「たっだいまー!」

真美「兄ちゃん遅いよー、真美達もう動けなーい」

やよい「ぅっぅー…」

P「なははは、ほらっ、ご飯食べに行くぞー」

真美「本当!?」

P「あぁ、もう12時過ぎてるし」

真美「じゃあ真美、車で待ってるねー」

P「はいはい、空いてるから適当に座っててくれ」

真美「愛ぴょん、やよいっち!競争だよ→」


小鳥「プロデューサーさん」

P「な、なんすか…」

小鳥「…」グルルル

P「あはは、すんごい音」

小鳥「ぴよぴよ」

P「い、嫌ですよ?」

小鳥「ぴ!?」

P「当たり前じゃないっすか!」

小鳥「プロデューサーさん!」

P「それに、俺の車、ごに

小鳥「ぴよー!!」


小鳥「私も着いて行って良いですか?」

P「…」

小鳥「ありがとうございます!」

P「いや、良いとは言ってな

小鳥「ぴよー!」

P「…」

小鳥「じゃあ私も車で待ってますね」

P「いや、だから無理だ

小鳥「ぴーよー!!」

P「…」

小鳥「ぴよぴよ」


~車内~

車「のヮの」ちょいと厳しいですぜ旦那

真美「あはは!せまいよ兄ちゃーん」

P「す、すまん…」

真美「えっ?良いよ、真美この方が楽しいから」

涼「きゃっ!ま、真美ちゃん、何処触って」

真美「んっふっふ~真美に逆らうのは禁止だよ→」

美希「き、キツイの…」

小鳥「ぴへへ(プロデューサーさんの隣ゲットですよ!)」

P「後ろに五人はなぁ…」


P「で、何処に行くか決めて無いんだけど」

真美「だったら真美、あ

小鳥「海が見えるレストランな良いです!!」

P「夢見んな」

小鳥「ぴよ…」

美希「ミキはハニーと一緒ならど

涼「プロデューサーさんの行く所なら何処でも良いですよ」

P「おっ、さっすが涼ちん、文句の一つも言わないんだな」

涼「りゅんりゅん♪」

美希「……」

ムニュ

涼「ぎゃおおおおん!」

P「ど、どうした涼ちん!?」

美希「なんでもないの」


愛「涼さんほんとに可愛いですよねぇ」

涼「ありがと、愛ちゃん」

真美「うんうん、真美から見てもすっごく可愛いもん」

涼「真美ちゃん…」

やよい「はい、すっごく可愛いですー」

美希「……」

涼「ほ、星井さん?」

美希「…」

涼「ぎゃおおおおん!?」

P「なーんな後ろ盛り上がってんなぁ」

小鳥「プロデューサーさん、そこ左です」


P「左?」

小鳥「はい、近くのファミリーレストランならこの道が一番近いですね」

P「…」

小鳥「プロデューサーさん?」

P「いや、頼りになるなぁって」

小鳥「ぴへ!?」

P「ありがとうございます」

小鳥「なななな、なっ、何言ってるんでしかぁ」

P「ん?いや、頼りになるなぁって」

小鳥「そっ、そんな褒めないでくださいよぉ」

P「あっ、ここは」

小鳥「右ですね」

P「りょうかーい」


~ファミレス~

P「うぇ、結構人居るなぁ」

真美「どうするの?」

P「うーん、少し待つかな」

美希「ハニー」

P「んへ?どうした美希」

美希「話しがあるの」

P「あ、あぁ」

真美「……ねえねえやよいっち」

やよい「なんですかぁ?」

真美「兄ちゃん達に着いてってみようよ」

やよい「うっうー、面白そうですー!」


美希「ねぇハニー」

P「なんですか美希さん」

美希「あのね、さっきの事…」

P「ん?ああ、もう忘れた」

美希「えっ?」

P「俺忘れっぽいから」

美希「ハニー…」

P「なんかしたっけ?美希」

美希「……ううん」

美希「なんでもないの」


P「じゃあ皆の所に戻るか」

美希「うん!」

真美「あれあれ?もう終わっちゃったの?」

P「ま、真美」

やよい「ほんとですねぇ」

美希「やよい?」

P「お前等つけてきたのか…」

真美「だって心配なんだもーん」

やよい「そうですよぉ、私たち同じチームの仲間なんですからー」

P「二人とも…」


真美「ほら!早くいこーよ」

P「…そうだな」

やよい「愛ちゃん達も待ってますよー!」

P「あはは、確かに」

真美「じゃあ皆で競争だね」

美希「ミキ、負けないの」

P「つーか俺が負ける訳無いだろう」

真美「あっ!じゃあ兄ちゃんが負けたらどうする?」

P「うーん……」

ダタッ

やよい「うっうー!?」

美希「は、ハニー!ズルいの!」

もう限界だばばばば

眠いとかじゃ無いの、愛達が思った以上に扱い辛くてキツいんだYO

うぅ…頑張ります、一時間程休憩下さい、即興で書いてて初めて壁にぶつかりましたすいません


P「んあれ?千早…」

真美「千早お姉ちゃん!」

美希「それに響まで居るの」

千早「プロデューサー?」

響「千早にやよい、それに美希までいるぞー!」

P「お前等、なんでこんな所に」

響「自分達、曲作りの為にここに来てるのさー」

P「へー、休みの日に乙な事で」

千早「プロデューサー、此方の方々は」

小鳥「あっ、私が紹介しますね」


P「今日から765プロで世話する事になったってわけ」

響「自分、我那覇響!響でいいぞ」

千早「如月千早、千早で良いわ」

愛「おぉ、難狂う無いさの千早さんに響さんだぁ」

絵理「やっぱり凄い…」

響「そんな硬くならなくていいぞー!」

P「まだ二人は食べてないよな?」

千早「はい、これから食べようかと」

真美「だったら真美達と食べようよー!」

響「自分もそうしたいぞ!皆で食べた方が絶対美味しいさー!」

P「千早、一緒にどうだ?」

千早「プロデューサーが言うなら…」


P「で、新曲の方は順調なわけ?」

千早「いえ…それが」

響「ゔー、自分と千早の考えが中々合わなくて頭ん中ぐちゃぐちゃだぞ」

P「まぁ仕方ないわなぁ」

真美「あっ、真美コレが食べたい!」

やよい「私もそれで良いですよー」

美希「ハニーは何にするの?」

P「へ?俺?」

美希「うん、ミキはハニーとおな

涼「私はプロデューサーさんと同じのでいいです」

P「うーん、だったら涼ちんと食べれるのにするかなぁ」

美希「!?」


美希「ハニー!?」

P「ん?どうした美希」

美希「み、ミキもハニーとおな

涼「だったらコレにしませんか?一人じゃ多いと思うんで」

P「あー、じゃあコレにしよっか涼ちん」

涼「りゅんりゅん♪」

美希「……」

千早「美希、彼女、随分プロデューサーと中が良さそうだけど」

美希「……野郎なの」

千早「えっ」

美希「涼ちゃんは男の子なの」


千早「なっ」

響「へー、君、すんごく可愛いな!」

涼「ありがとうございます、響さん♪」

響「えへへ、響さんって、恥ずかしいぞ」

美希「…ちなみに千早さんよりあるの」

千早「……」

美希「バスト」

千早「…くっ」バキッ

P「うおい千早、なに箸折ってんだよ」

千早「なんでもありません、かえてきます」


小鳥「あっ、来ましたよー」

涼「プロデューサーさん」

P「ん?どうした涼ちん」

涼「あーん」

美希「なっ!?なにやってるの!?」

愛「涼さん!男の子同士それは無いですよ!!」

真美「兄ちゃんと仲良しだもんね→」

絵理「あっ、真美ちゃん、こぼれてる」

真美「ありがと!おねえちゃん!」

千早「…」プルプル

響「千早?どうし

バキッ

響「わわっ!?な、なんで自分の箸まで折るんだぞー!」

千早「かえてくるわ…」

P「ほら、皆言ってるし、それはやめろっての」

涼「プロデューサーさん…」

愛「こらー!涼さんを泣かせたら私が許しませんよ!」

P「じゃあどうすれば良いんだよ馬鹿」

愛「がるるるるぅ!」

P「ああ"!?」

愛「絵理さーん」

ギュ

絵理「はいはい、怖くない怖くない」

真美「兄ちゃん、真美も真美も」

真美「あーん」

パク

P「うん、おいひい」

真美「えへへー」

千早「……」


美希「…千早さん」

千早「どうしたの美希」

美希「今だけはライバルとしての感情を捨てるの」

千早「美希?」

美希「このままじゃハニーが駄目になっちゃうの」

千早「…」

美希「千早さん、涼ちゃんをハニーから引き剥がすお手伝いをしてほしいの」

千早「わかった……協力する」

美希「ありがとうなの」


P「うぅ…」

涼「プロデューサーさん、あーん」

P「だ、だからさ涼ちん…」

涼「真美ちゃんのは食べて私のは食べてくれないんですか?」

P「ゔぅ」

真美「兄ちゃん、食べちゃいなYO」

やよい「プロデューサー、別に嫌がる必要は無いんですよぉ?」

小鳥「そうですよプロデューサーさん(男の子同士、最高ぴよwwww)」

愛「うー、涼さんが遠くへいってしまってる…」

絵理「愛ちゃん、寧ろ喜ぶべき事だと思うよ」

愛「え?な、何でですか?」


絵理「涼さんは今まで女装アイドルに対して少なからず抵抗があった筈」

愛「まぁ確かにそうですけど…」

絵理「でもあの日以来涼さんは変わった」

絵理「涼さんは今私たちよりずっと先にいるの」

愛「あたし達よりですか…」

絵理「うん、だからね、私たちも涼さんに負けない様に頑張らないと」

愛「涼さんに……負けない様に」


千早「それで、どうすればいいの」

美希「ミキに考えがあるの」


愛「で、でも涼さんはあの変態さんに」

絵理「プロデューサーの事?」

愛「そうでしよ!あの変態さんのせいで涼さんが」

絵理「愛ちゃん……こう考えてみたらどうかしら」

愛「?」

絵理「涼さんは男の子、プロデューサーも男の子」

愛「もちろんそうですよ!」

絵理「いいえ、愛ちゃんは涼さんの事を女の子としてみているの」

愛「うっ…」

絵理「だからプロデューサーが涼さんにセクハラしてると勝手に思い込んでしまってる……」

絵理「違う?」

愛「ち、違わない……かも」


絵理「だからね、アレは友情なの」

愛「友情…」


涼「プロデューサーさん、私にも食べさせてください」

P「うっ…」

真美「いけいけ兄ちゃ→ん」

やよい「うっうっうー!」

P「あ…あ、あーん」

パク

涼「…」モグモグ

涼「美味しいです、プロデューサーさん」

小鳥「良かったですねぇ(ぴよー!!キタぴよー!!)」

愛「アレが……ですか」

絵理「えぇ、友情…」


愛「絵理さん、あたし、分からなくなってきました」

絵理「大丈夫、あなたなら」

愛「あたしなら…」

絵理「そう、どんなことにもへこたれない愛ちゃんなら」

愛「……は、はい」

愛「あたし、間違ってました」

愛「あたしは!」

愛「どんなことにもへこたれない、とつげき豆タンクです!!」

絵理「頑張ろうね、愛ちゃん」

愛「はい!絵理さん!!」


P「だ、だからって同じ飲み物にストロー二本は無いって」

小鳥「プロデューサーさん、涼ちゃんが可哀想です!」

P「お前は黙ってろ!」

小鳥「ぴへへwww」

ごめんなさい、少し早いですがとつげき晩ご飯です

よくよく考えたらまだこれ、一日もたってないんですよね…これならがんがん書けそうです


はやくDSの買いに行きたい…


真美「ごちそうさまー!」

やよい「うっうー!美味しかったですー」

涼「プロデューサーさん、美味しかったですね」

P「あ、あぁ」

涼「りゅんりゅん♪」

愛「プロデューサーさん!」

P「んひ?どうした愛」

愛「ごちそうさまでした!とっても美味しかったです!」

P「あ、あぁ、どうも」

愛「さっ!早く帰って練習です!」

P「なんかやけにやる気だな」

愛「当たり前ですよ!」


美希「ハニー」

P「ん?」

美希「千早さんと響も連れてってほしいの」

P「じ、事務所にか?」

響「へ?自分、今日は

千早「我那覇さんは黙ってて」

響「ゔぅ…」

千早「プロデューサー、私達も良いですか?」

P「そりゃあ練習するのは構わないが」


P「乗れないぞ?ただでさえ察にばれたら捕まるのに」

美希「大丈夫なの」

P「な、なにが大丈夫なんだ?」

千早「音無さんに運転を任せれば」

響「おー!ピヨコに任せるのか」

小鳥「えっ」

美希「それでハニーは美希達と帰るの」

P「ま、まぁそうするしかないか…」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!?」

千早「音無さん、お願いします」

小鳥「ぴよ…」


涼「プロデューサーさんが歩いて行くなら私もつい

美希「シャラーップなの!!」

涼「ゔぅ」

美希「涼ちゃんは早く事務所に行って練習してるの!」

P「だ、だったら美希も一緒にかえ

美希「ハニー!!」

P「…」

美希「涼ちゃん……早くいくの」

涼「は、はい…」

P「涼ちん」

涼「プロデューサーさん?」

P「すぐ戻るからな」

涼「は、はい!」

美希「!?」


P「じゃあ小鳥、頼んだ」

小鳥「は、はい…」

P「………今日」

小鳥「ぴよ?」

P「仕事終わり、呑みましょう」

P「俺が出しますから」

小鳥「ぷ、プロデューサーさあぁん」

P「ほら、早くいってください」

小鳥「わ、わかりました!」

真美「じゃあねー!」

やよい「先にいってまーす」

車「のヮの」

ブロロロロ


響「ゔぅ、どうせなら自分も車に乗りたかったぞ…」

千早「我那覇さんは黙ってて」

響「ゔー!なんで自分が弄られなきゃならないのさー!」

美希「響は黙るの」

響「ゔあ"ー!もう動きたく無いぞー!!」

P「お、おい響」

美希「ハニー、こんな奴ほおっておくの」

千早「プロデューサー、行きましょう」

P「お、おまえら…」

響「自分、絶対に動かないぞ!!」

美希「だったらそこで立ってればいいの」

響「ゔぅ…」


P「な、なぁ、本当に置いてきて良かったのか」スタスタ

美希「響はわがままが過ぎるの」スタスタ

千早「プロデューサーは我那覇さんに甘過ぎです」スタスタ

P「…」

P「俺戻るから」

美希「ハニー!?」

千早「ど、どうしてですか!?」

P「いやいやいや、当たり前だろ」

ダタッ

美希「ハニー!」


美希「な、なんでなの…」

千早「美希…」

美希「ハニーに甘えたら突き放されて」

美希「ミキから逃げ出したら追っかけてきてくれなくて…」

美希「でも別の子には甘いの、甘過ぎるの!!」

千早「…」

美希「千早さん、ミキはどうしたらいいの?」

美希「もうミキ、分からないの…」

千早「美希…」


P「そーれーがーきーみの」

P「ひびき~」

響「ぁ、プロデューサー」

P「迎えに来ちゃいましたぁ」

響「ゔぅ…」

響「プロデューサーあぁあ!」

ギュウ

P「どわっ!急になんだよ」

響「美希達にのけものにされたぞおぉ」

P「おいおい、お前の方が年上だろ」

響「でも美希の方がえらそうだぞお"ぉお」

P「わ、わかったから俺のズボンで涙を拭くなよ」


P「ったく、ほら、行くぞ」

響「ぐ…ぅ…」

響「うん…」

P「そうそう、響のその素直さは感心する」

響「…あ、ありがと」

P「じゃあ戻りますか」

響「うん…」

P「正直な」

響「?」


P「愛達の事」

響「ど、どうしたんだぞ」

P「お前等二人の力が必要なんだ」

響「自分達の?」

P「あぁ、『難狂う無いさ』の力がな」

P「美希達の『H×H』はジャンルが違うからなぁ」

響「ひ、HIPHOPのことか?」

P「そうそう、愛達は響と同じJ-POPだからさ」

P「真達はまた少し違うから」

P「だから二人の力が必要なの」

響「う、うん」


P「まっ、だからじゃないんだけどな」

響「へ?」

P「いやいや、それだけが理由で響を迎えに来たわけじゃないってこと」

響「うーん、難しいぞ」

P「そりゃあ、困ってる女をね」

響「?」

P「いや、ほっとけないなぁって」

響「へんなプロデューサー…」

P「なはは、コレばっかは男にしか分からんよ」

P「ほらっ、行くぞ」

響「うん!」


春香「はぁ……」

春香「さっきの黒服、私の抹殺が目的って言ってたなぁ」

春香「やっぱり沢山居るのかなぁ」


春香「あはは、これじゃ夜もあまり動けないかも…」

春香「せっかく財布を手に入れたのになぁ」

春香「使えないんじゃ意味が無いよ」


春香「えっと、何か無いかな」

ゴミ箱「のヮの」

ガサガサガサ

春香「あっ!凄い!」

春香「パンの耳がこんなに!」

春香「うん、これで今日は大丈夫そうだね!」

ガサガサ

春香「いっただっきまーす」

ハム

春香「…」モグモグ

春香「あはは……あんまり味がしない」


春香「…」モグモグ

春香「諦めないよ」

春香「私、絶対に諦めない…」

春香「もう一度、皆の元に帰るまで」

春香「私、泣かない…」モグモグ


ザザッ

春香「…ち」

黒服「居たぞ!」

春香「雑魚が」チャキ

黒服「はっ、それで銃のつもりか?」

春香「私の指……」

春香「凄いよ?」

パーンッ


美希「…」

千早「プロデューサー」

P「おー、わざわざ待っててくれたのか」

響「…」

P「ありがと、千早」ナデナデ

千早「あっ…」

美希「!!??!」

P「あっ、悪い、何時もの癖で頭撫でちまった」

千早「……」

P「す、すまん…」

千早「は、はやく行きましょう」

響「千早…さ、さっきは」

千早「我那覇さん、私の方こそごめんなさい」

響「あ……う、うん!」


千早「私達がですか?」

P「そっ、愛達に力を貸してほしい」

響「自分はもうやるって決めたぞ!」

千早「水谷さんたちを…」

P「千早になら出来ると思うんだが…駄目かな」

千早「ぷ、プロデューサーは」

P「ん?」

千早「プロデューサーは私達を信じて言ってくれてるんですよね…」

P「あ、あぁ…そだよ?」

千早「……頑張ります」

千早「私達で良かったら力を貸します」

P「あはは、サンキュー」


美希「…」



P「うーん、まぁ一度あいつ等の歌を聴いてくれ、それで悪い所をさ」

千早「はい、わかりました」

響「自分はダンスを教えるぞ!」

P「期待してるぞ響」

響「なんくるないさー!」





美希「おかしいの…ミキだけのけものなの」


~事務所~

P「ただいまー」

愛「遅いですよ、プロデューサー!!」

P「いっつぅ、五月蝿いっつーの」

愛「これがあたしの特徴ですから!!」

P「なに開き直ってんだよばか」

愛「馬鹿じゃないです!日高愛です!!」

P「うぐぐ…うっせぇ」

真美「おっかえりー!」

P「おう、ただいま」

やよい「うっうー!早速練習再開ですー!」


美希「…」

真美「ミキミキ→」

美希「……なんなの」

真美「兄ちゃんはね」

美希「ハニーがどうしたの」

真美「今のミキミキ、大っ嫌いだと思うよ?」

美希「…」

真美「兄ちゃんはね」

美希「しっ、」

美希「知った様な口、聞かないでほしいの!!」

真美「ミキミキ?」

美希「真美にハニーのなにが分かるの!?」


真美「知った様なじゃくて、知ってるよ」

真美「ミキミキよりはね」

美希「う、うるさいの…真美にハニーの事なんて分かる訳ないの」

真美「わかるよ」

真美「だってさ…」

真美「兄ちゃんが真美に教えてくれるもん」

美希「……意味が分からないの」

真美「んっふっふ~教えたげる」

美希「な、なにを…」

真美「兄ちゃんの事」

美希「……ハニーの…事」


真美「兄ちゃんはね、真美達の事知りたがってるんだよ?」

真美「ミキミキはそれに気づいてた?」

美希「は、ハニーが…ミキを?」

真美「そっ!あの日、『H×H』が結成した日からね→」

美希「ミキ達が…集まった日から」

真美「そうだよ、だって兄ちゃんはね」

真美「真美達を輝かせようと必死だったもん」

美希「ミキ達を…」

真美「竜宮小町が結成してから765プロは軌道に乗れたよ?」

真美「でもそれは竜宮小町だけ」


真美「真美も悔しかった、亜美だけが先に先に行っちゃって…」

真美「ミキミキもさ、竜宮小町に負けたくないから兄ちゃんに声をかけたんだよね?」

美希「……」

真美「真美もね、亜美に負けたくないから兄ちゃんに声をかけたんだよ」

美希「…」

真美「ミキミキは多分忘れちゃってたんだよね?」

美希「……うん、忘れてたの」

真美「兄ちゃんはね、真美達のわがままに付き合ってくれたんだと思うよ?」

美希「ハニーが…」


真美「真美はそう思われるのが嫌だった」

真美「だからいっぱいいっーぱい!」

真美「兄ちゃんに真美を見せたんだ!」

真美「そしたらね、兄ちゃん笑ってくれたんだよ?」

真美「真美の事、知れて嬉しかったって」

真美「真美の事、もっと知りたいって」

美希「ハニーが……真美を」

真美「ミキミキ」

真美「素直になってもさ、わがままじゃ兄ちゃんは受け入れてくれないよ?」

美希「み、ミキはわがままなんかじゃ」

真美「それだよ→それがミキミキのいけないところ」


真美「……置いてかれちゃうよ?」

美希「えっ」

真美「兄ちゃんもさ、ミキミキの事分かりたく無いって思っちゃうよ?」

美希「……」

真美「真美は兄ちゃんに着いて行くよ」

真美「だって真美」

真美「兄ちゃんの事が大好きだもん」

美希「っ…」

真美「ミキミキ…」

美希「なんなの……言いたい事いったら早く

真美「真美は!」

真美「真美は一人もかけてほしくないって思ってるよ!!」

真美「『H×H』は真美達三人のユニットだもん!」


美希「っ!」

真美「あの日、みんなで違ったもんね!」

真美「絶対、絶対絶対」

真美「竜宮小町を超えるって!!」

美希「……」

真美「ミキミキ」

美希「真美…み、ミキ……ミキっ」

真美「待ってるよ!」

美希「…まみ……」

真美「追っかけてきてよ!」

真美「また四人、同じペースで…」

真美「歩こうね!ミキミキ!!」


美希「っ!」

真美「あの日、みんなで誓ったもんね!」

真美「絶対、絶対絶対」

真美「竜宮小町を超えるって!!」

美希「……」

真美「ミキミキ」

美希「真美…み、ミキ……ミキっ」

真美「待ってるよ!」

美希「…まみ……」

真美「追っかけてきてよ!」

真美「また四人、同じペースで…」

真美「歩こうね!ミキミキ!!」


美希「……っ…ぐ…ゔっ…」

真美「はい、ミキミキ!ハンカチだよ」スッ

真美「兄ちゃんはね?落ち込んでる顔と泣いてる顔が大っ嫌いなんだよ?」

美希「…ゔん……うっ…、ん」

真美「じゃあ真美は行くね、愛ぴょん達にびしっびし指導しなきゃなんないから!」

美希「あ"……ぁりがっ…」

真美「ミキミキ……」

真美「またね、待ってるよ!」

バタン

美希「…ぅ"あっ…あぁ…」プルプル


P「どうだ、千早」

千早「……悪くは、ない」

愛「やったー!絵理さん!あたし褒められたよー!」

絵理「愛ちゃん、褒められては無いと思うよ…」

千早「日高さん」

愛「は、はい!」

千早「声量は間違い無く三人の中ではダントツよ」

愛「あ、ありが

千早「でもね、ただ大きい声を出すだけなら誰にだって出切るの」

愛「あぅ…」

千早「……でもね」

千早「磨けば絶対に光るの」

愛「千早さん…」

千早「頑張りましょう」

愛「は、はい!!」

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