【安価】僕達の奇妙な冒険【オリキャラ既存能力】 (80)

スレタイにあるとおりです
キャラはオリジナル
能力は原作にあるスタンドや波紋技のみ
舞台は現代の現実世界

人物像や行動などを安価します
ですが>>1個人的に書きたい場面もあるのでそこは頑張ります
スマホで書き込んでるので文量がばらばらになります
覚悟はいいか?



夏休みの深夜、校庭
僕は無我夢中で走っていた

GYAOOOOOOOO!!!

後ろから恐竜が迫ってきていたからだ
本でしか見たことのないTレックス
夢だ夢だと自分に言い聞かせたところでどうにもならない

僕「だ、だれか助けて!」

そこに現れたのは
>>2

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381592500

花京院

すいません
原作キャラは「まだ」ですが出す予定はありません
完全にオリキャラで進めたいと思ってますんで再安価します
>>5

同姓や同名も考えたんですが
ちょっとややこしくなりそうなんで
ほんと申し訳ない

同年代くらいの明るい感じの、ポニーテールの少女

こんな風に書けばいいのかな?

>>5
わかりやすくてありがたいです
名前も再安価しますんでその時はよろしくお願いします


目の前に現れたのは一人の少女だった
助けてと叫んだものの、このままではあの子も危険だ

僕「逃げて!大人、警察に連絡し…」

僕が叫んだセリフが終わらないうちに彼女はこちら側に向かって走り始めていた

驚く暇もなく彼女は僕の横を通り過ぎ
恐竜の元へ

僕「危なっーー」

僕の悲鳴じみた声と恐竜の牙が迫り来るのはほぼ同時

ヤバい
あれは避けられない

とっさに目を瞑ろうとしてしまった

だから彼女の側に現れたモノはぼんやりとしか見えなかった

少女「ーーシルバー・チャリオッツ!!」

それから、恐竜が細切れになるスプラッタも直視せずに済んだ

唖然

驚いたなんてもんじゃない
漫画の登場人物にあったようなものだ
スタンドも月まで吹っ飛ぶ衝撃

そう、スタンド
シルバー・チャリオッツ
中世の騎手のように鎧に身を包み、レイピアを掲げるその姿は見間違えようもない

少女がこちらへ歩み寄ってくる

彼女「災難でしたね」

彼女はそう言った

彼女「あれは近くの動物園から逃げ出した動物です」

僕「…は?」

なにを言ってるんだ

彼女「いまエジプトのほうから連れてこられている新種の爬虫類です。かなり凶暴なので射殺してしまいましたが、一般の方にけががなくて良かった」

僕「こ、細切れになってますけど」

少女「…は、配置していたスナイパーが間違って一斉に発砲したようで」

シラを切るつもりのようだ

僕「>>10

そのチャリオッツどうしたんですか?

僕「そのチャリオッツどうしたんですか?」

僕の言葉に少女は驚きの表情を浮かべる

そして定番のセリフ

少女「私のチャリオッツが見えるの?」

僕「もうバッチリと」

少女「どのくらい」

僕「月夜なのでそりゃもうキラキラと」

少女「いまなんのポーズしてる?」

僕「コロンビア」

少女「正解」

なるほど、やっぱりスタンドは一般人には見えないのか

…お?てことは僕もスタンド使いの才能あり!?
ちょっと嬉しい…

いや、さっき襲われたんだ
やっぱり敵はいるんだろうな

少女「なるほどね…」

そう言って彼女は一歩後ろへ下がる

少女「お前がスケアリー・モンスターズの本体だったのね!」

僕「ち、違うよ!?」

なんてこった
僕はどうすれば…

説得するか?話を聞いてくれるだろうか
逃げるか?スピード自慢のチャリオッツから逃げられるのか?
あるいは…もっといい手段が…

>>14

敵なら呑気にチャリオッツ見えてるとか言わないって普通

僕「て、敵ならスタンドが見えてるなんて言わないですよ!」

少女「あら、最近この街にスタンド使いがどんどん増えてるって知ってて言ってるの?ここ最近の殺人事件の被害者もスタンド使いだってことも!」

僕(どこの杜王町だそれはっ)

少女「私を油断させようったってそうはいかない。チャリオッツ!!」

僕「クソっ」

ダメだ、話を聞いてくれない
けど凄いことを聞いた
この街には他にも多くのスタンド使いがいるらしい
しかも、彼らを狙った殺人事件も起きていると



僕「僕襲われてたじゃないですか!」

少女「…」


少女「問答無用」

僕「ギャアーっ!」

やばい
本格的に話を聞いてくれない…

>>18

この状況ならこっちがスタンドを出せるとしてもその前にあなたが攻撃できるんだから話くらいしてもいいのでは?

僕「ひゃ、百歩譲って僕がスケアリー・モンスターズを使えるとして、僕の周りに生き物は居ない。僕自身が変身するにしても君のチャリオッツの方が早いだろう!」

少女「…」

僕「ほら、僕はなにもしない。だから話だけでも聞いてくれ、君からの質問も答える」

そう言って両手を上げる
これでダメなら逃げるしかない…



少女「いいわ、私の質問にちゃんと答えられたら無実だって信じてあげる」

よかった
戦い大好き戦闘民族ではないみたいだ


少女「まず、どうしてこんな時間に学校に?」

僕「夏休みの宿題で使うノートを取りに」

少女「こんな時間に?」

僕「いままで使ってきた奴(ノート)じゃないと認めてくれないから」

少女「…教科は?」

僕「数学」

少女「…うぇ、もしかしてあの白髪先生?」

僕「そう」

少女「あの人厳しいからなぁ………コホン」

それからいくつかの質問に答えて僕は解放された
少女は謝罪してきたけど、僕も若干興奮状態だったから気にせずに許せた
実際助けて貰ってるからな

で、僕はいまなにしているかというと

僕「勝手に学校に入っていいんですか?」

少女「いいのよ、バレなきゃ問題ない」

深夜の学校へ不法侵入していた

少女曰わく、丁度仲間が集まっているらしい

目的地は
>>22
トイレなど、複数人集まれない場所は無しで

校舎裏

連れてこられたのは視聴覚室

その教室の大きなスクリーンの前に人影

少女「あれ、ほかのみんなは?」

?「あとから来る。…後ろの人かい?『Dio』に襲われてたいたというのは」

少女「はい、それにスタンドも見えるようで」

少女と影の会話を聞きながら僕は記憶を確かめていた
影の声に覚えがある
地方都市にある学校だけあって在校生も多い
隣の少女も面識はないもののこの学校の生徒だった
なのにあの影の声には聞き覚えがあった

確か学校で…
あれは…いつだったか…

>>28

そうですね、酉は今日中につけときます

大分時間経ったし書きます

よく屋上や校舎裏で一人で叫んでたりする学校一の変人な少年の声

そうだ
声なら多分全校生徒が知っている
学校の色んな場所でよくわからないことを叫ぶ先輩だ

宇宙人の襲来、ウイルス蔓延、恐竜復活
そんなことを叫んでは周囲から白い目で見られていた変人だ

僕もあまり関わりたくないと思った
けど、少女と会話する彼は理路整然とした態度だ

それに

僕「普段叫んでるあのセリフ、スタンドの事だったんだ」

先輩「そう、さらに言えば僕は囮でね。敵をおびき寄せる役割をになってる」

なるほど
普通ならおかしい発言も当事者にとっては笑えない
暗に、自分はお前の存在を知ってるぞ、と言ってるようなもんだ

原作でもスタンドの本体を探すのに苦労する場面が多かったけど、これは一つの手段になる

僕「どうして、ここまでしてスタンド使いを探しているんですか?」

先輩「スタンド使いを裁くのは同じスタンド使い、というのもあるが…」

先輩「僕らは『矢』の影響でスタンドを手に入れた」

少女「その時、家族も刺された奴がいるのよ」

僕「その人は…」

先輩「…あの漫画を読んだ事があるなら、知っているだろう」

知らなかった
この世界にも矢があったなんて
それに、被害を受けている人や仇を打とうと行動している人がこんなに近くにいたなんて

僕「でも、僕は矢に襲われてませんよ?」

先輩「なら生まれつき才能があるんだろう」

なるほど…

少女「今の所は恐竜を使う奴、仮に『Dio』と呼称している人物を追ってる。原作がアレだっただけに期待も大きいかな」

僕「凄いことやってるんですね、ポルナレフさん」

少女「私は名前で呼んでよ!」

僕「名前知りません」

少女「…あぁそう、私の名前は…
>>32

星城浄音(せいじょうきよね)

少女「星城浄音」

僕「活かした国旗といえば?」

浄音「星条旗じゃない!」

先輩「落ち着けポルナレフ」

浄音「フランス人でもない!生粋の日本人よ!」

僕より背の低い子が顔を真っ赤にして喚いてる
このいじられ気質は確かにポルナレフだ


僕「そういえば他にもスタンド使いの仲間がいるですか?」

先輩「ん、あぁそうだよ。かく言う僕の名前は>>36、持っているスタンドは>>39

酒蔵 吟(さかぐら ぎん)

ラバーズ

ちょっと外に出てました
心配かけてすいません



吟「酒蔵吟、スタンドはラバーズ」


僕「えぇ、作中でも群を抜いて攻撃力のないスタンドですか…」

吟「それでもかなり使えるんだよ?ラバーズは迎撃には向いてるし、相手も迂闊に攻撃出来ないからある程度隙も生まれるから」

僕「でもそれって先輩がラバーズだって知ってないと…」

そこまで言ってから気づいた
普段先輩が叫ぶ狂言の一つにこんなセリフがあった

『僕には恋人がいる!見えないけど!』

あれもまた敵へのメッセージだったようだ

僕「…先輩」

吟「ん?」

僕「大変ですね…」

僕は同情の念を抱かずにはいられなかった

それから俺はいろいろ話を聞いた
とりあえず俺のスタンド能力が開花するまでは彼らに守ってもらい、その後は彼らに協力する

この街には僕の家族は居ない
まずは自分の身を守れるようにならないと

それから彼らの仲間が揃うのを待った
この場にいる二人以外にあともう三人

内一人はスタンド使いじゃないそうだ

吟「まぁ、身内を襲われたからって自分も襲われるとは限らないってこと」

随分いやな気分にさせられる話だ


しばらくして一組の男女が視聴覚室にやってきた

吟「?『会長』、『先生』は?」

会長「腰をやったらしい、今日は来れないそうだ」

吟「あぁ…はい…」

会長と呼ばれた、背の高い男の先輩
さっきからしかめっ面で僕を睨む女の子(たぶん同学年)
今日来られない先生という人物

さて、まずは誰のことから話を聞いていこうかな

>>47

チャリオッツ使いのポルナレフ系女子から

会長と呼ばれた人の顔を確認する
見覚えのある顔
ていうか

僕「生徒会長!?」

間違いない
いつも全校集会なんかで喋ってる彼だ

僕「アナタもスタンド使いだったんですか…」

会長「まぁね。と言っても実はこの中では一番未熟でね、まだスタンド像も出せないんだ」

僕「そうなんですか…、ちなみにどんな?」

浄音「聞いて腰抜かすんじゃないわよ!」

会長に聞いてるのに横から浄音が入ってきた
そんなに凄いのか

吟「まぁ、この中では一番だろうな」

会長「そのことなんだが」

盛り上がりかけた場を会長の言葉が抑えた

会長「俺の能力は彼には話さないでおきたい」

僕「…え?」

会長「敵に情報を渡すのは良くない。流す情報は囮と切り込み隊長だけにしておくのが相場だ。それに今回の敵は『Dio』、原作でも重要人物だった者と同じスタンドを持つ者が、今までのように無力化出来るとは限らない」

吟「今回は慎重に事を進めるってことだな」

なるほど
話の感じからして、裁くと言っても今までは死の制裁は加えなかったわけだ

今回初めて人を殺すかも知れない
そんな覚悟が会長から感じられた

僕「わかりました、僕はそれで構いません」

そのうち必要になれば自然と教えてくれるだろうしね



…あまり会長の事はわからなかったけど、まぁ信用できる人なのはもともと知ってるし大丈夫だろう

?「つまり、アンタは信用されてなくて必要なくなれば切り捨てられるってことよ」

いきなりそんなことを言われた

さっきから僕のことを睨んでる子だ
何度か廊下ですれ違った記憶がある

僕「まぁ、今はそれで仕方ないと思いますけど」

?「…生意気」

なんでこんなに敵意剥き出しなんだろう

?「スタンドをアンタに教える義理も無いわ。みんな教えちゃダメだからね」

吟「んないじめっ子みたいな」

?「うるさい!」

会長「こいつのスタンドはだな」

?「会長のスタンドは」

………

なんという悪い空気

彼女に恨まれるような覚えもない
一体なんなんだろう…

眠くなってきたんで今日はここまで

僕「あ、あの!先生っていう人は?」

空気に耐えかねた僕は新しい話題を振ることにした

吟「そのまま、この学校の教師だよ、この学校という場を提供してくれてる」

…え?

僕「それって…」

会長「そう、この学校の>>56だ」

権限的に教頭以上でお願いします
理事会の役職でも可
偉ければ偉いほど今後の活動の規模が大きくなります

会長

会長「理事会長だ」

僕「この学校のトップじゃないですか!?」

会長「じゃなきゃたった数名の生徒の為に学校を提供するなんて横暴がまかり通るわけ無いだろ?」

確かに

浄音「わざわざ夏休みの間の部活や補修の為に他の同系統の施設の使用許可も出したそうだからね」

吟「つまり夏休みの間、この学校には僕達と敵しか来ないって訳だ」

巻き込まない為にか
今更ながら、僕は事の大きさを知った
既に死者も出ている戦いだ
彼らも並大抵の『覚悟』では無いだろう

僕も、『覚悟』を決めなくてはいけない

次の日
僕は朝から夏休みの宿題を持って学校に来ていた

彼らスタンド使いチームも学校に集まっている
吟さん(そう呼べと言われた)を囮にして敵を待つ
それに昨夜の恐竜の残骸を調べるのだ

その日集まったのは生徒会室
病気になりそうなほどの痛々しい日光は分厚いカーテンで遮られている
今部屋に居るのは僕と星城さん、それと初めて会う『先生』だ

吟さんは別室
会長と…名前も教えてくれなかった彼女は恐竜の所だ

暇つぶしの宿題も午前中でノルマは終わってしまった
これからどうしようか…

1星城さんに話しかける
2先生に話しかける
3恐竜の所へ行ってみる
4吟さんの所へ行ってみる
5その他

話しかける場合は会話の内容も
>>64

すいません安価し直します
>>67までで出てきた選択を多い順に行います

age
20時頃投下します
それまでは一応安価有効としておきます

遅れてすいません


そういえば、僕はこのスタンド使い集団やスタンドのことをあまり知らない

僕「星城さん、ちょっといいかな」

まだ宿題を終わらせられていない彼女は手を止めずに返事を返した

浄音「なに?」

僕「スタンドについて、もう少し知りたいんだけど」

僕の投げかけた言葉に星城さんは少し考える素振りを見せた後、
手を止めてこちらに向き直った

浄音「空想してたのより、ずっと辛いものよ?」

浄音「時を止めるとか炎を操るとか何でも直すとか、空想してるだけなら楽しいのに」

彼女達はみな家族を傷つけられて自分だけ生き残った人達だ
家族の命と引き換えに手に入れた異能の力

忌々しく感じるのも当然か

僕「最初、どう思った?スタンド能力を開花させたときは」

浄音「…>>69

ラバーズって安全圏内での暗殺に徹したら最強だぞ

黙れウジ虫

再安価
↓1

これから安価下にすると思うんで
そのへん気をつけてくださいm(_ _)m

>>70
これ安価の奴だったのか
先入観で違うと思ってしまいました、申し訳ない
今回は再安価の方でいきます


浄音「家族が死んだって気づいた後だったから、嬉しくはなかった。
こんなものより普通の生活を送りたかったな…」

そう言った彼女はとても悲しそうだった
涙は見せないのに、その顔は泣いているようにも見えた

浄音「けど、手に入れた以上は使わない手はない。このチームの斬り込み隊長として、これ以上犠牲者が出ないように頑張らないと」

でもその瞳には、強い決意が宿っているようにも見えた

僕「僕に、できる事ってあるのかな」

そう言わずにはいられなかった

浄音「…気持ちは嬉しいけど、スタンドを持ってないままじゃなにができるでもないし」

星城さんは冷静に言葉を紡いでいく

浄音「そもそも、普段すること全然無いんだけどね」

僕「ええ!?」

浄音「だって、吟さんの囮作戦しかこっちから手を出しにくいし。
会長はなにかやってるみたいだけどよくわかんないし」

僕「えっと、あの子は?」

浄音「?…あぁ、○○さんのこと?」

↓6までで出てきたものから>>1が選びます
これでとりあえず一通りの登場人物の呼び名が決まります

連投は30分間を開ければ二回までは良しとします

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