あかり「京子ちゃんと結衣ちゃんを同じ部屋に閉じ込めてみた」(167)

※書き溜めはないのでスローペースかもしれない
※スレタイから分かる通り京子と結衣がメインです、綾乃さんはお引き取り下さい

結衣「・・・・・・んっ」

結衣「・・・あれ?」

結衣「私の部屋で寝たはずなのに・・・」

京子「すぅ・・・すぅ・・・」

結衣「おい、京子っ」ユサユサ

京子「ラムレーズンうめぇ・・・むにゃむにゃ・・・」

結衣「起きろって!」ユサユサ

京子「ん~・・・?」

京子「・・・ってあれ?ここどこ?」

結衣「私もわからない・・・けど」

京子「けど?」

結衣「私たち、寝てる間に誘拐されたとか・・・?」

京子「そんなまさかぁ~」

結衣「だってこの部屋、いろいろおかしいよ」

結衣「窓無いし、ドアも外側から鍵がかかってて開けられないし」

京子「えっ」

京子「完全に閉じ込められてるじゃん!?」

結衣「そういう事」

結衣「とりあえず、食べ物とかあるかどうか探さないと・・・」

結衣「・・・って京子、何やってんの」

京子「ラムレーズンの臭いがする」クンクン

結衣「犬かお前は」

京子「こっちだ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「・・・」

結衣「・・・」

京子「・・・普通に設備が全部揃ってるんだけど」

結衣「・・・食べ物もあるし」

京子「あ、ラムレーズン見っけ」

京子「ラムレーズンうめぇ!」

京子「結衣も食べてみなよ」

結衣「え?別に私は・・・」

京子「いいからいいから」グイッ

京子「はい、あーん」

結衣「あ、あーん・・・」

パクッ・・・モグモグ

京子「おいしい?」

結衣「・・・う、うん」

京子「良かった~」

結衣「そういえば京子」

京子「ん?なに?」

結衣「そっちにミラクるん全巻置いてあるよ」

京子「えっ!?」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「す、すごい・・・!」

京子「幻の4巻限定版まであるよ!」

結衣「『ご自由にお取り下さい』・・・?」

京子「やったぁ!まさかこんなところで手に入るなんて!」

結衣「私たち、誘拐されてるんだよな・・・?」

京子「ホントに誘拐なのかなぁ」

結衣「さぁ・・・」

グー・・・

京子「あ」

結衣「・・・しょうがないな、京子は」

結衣「適当になんか作るから、ちょっと待ってて」

結衣「できたよ」

京子「おーっ!オムライス!」

京子「いただきまーす!」

結衣「そんなに慌てて食べなくてもいいだろ」

京子「だってお腹空いてるんだもん」

京子「それに、結衣の作ったオムライスおいしいし」

結衣「・・・そっか」

京子「・・・あれ?照れてる?」

結衣「て、照れてねーよ!」

京子「結衣はツンデレだもんな~」

結衣「つ、ツンデレって・・・」

京子「たまには『京子大好き!』って言って抱き着いて来たりするとか・・・」

結衣「だ、誰がそんな事・・・」

京子「・・・」

京子「・・・じゃあ、私の事嫌い?」

結衣「えっ、いや、そういうわけじゃ・・・」

京子「・・・」ショボーン

結衣「(あ、本気でへこんでる・・・)」

結衣「・・・あぁもう!」

結衣「京子大好き!」ダキッ

京子「・・・」

京子「・・・ふふっ」ニヤリ

結衣「ハメやがったな」

京子「素直じゃない結衣が悪いんだよ~だ」

結衣「そういう京子はどうなんだよ」

京子「えっ?私?」

京子「結衣大好き!」ダキッ

結衣「えっ」

京子「『えっ』ってなんだよー」

結衣「いや、まさかホントにやるとは・・・」

京子「うわーん!結衣ひどーい!」

結衣「あ、ごめん・・・」

京子「・・・それよりさ」

結衣「ん?」

京子「・・・暑い」

結衣「あぁ、確かに・・・」

京子「クーラー起動!」ピッ

結衣「あったのかよ」

京子「えいっ」ピッ

京子「そりゃ!えいやーっ!」ピッピッ

京子「うおりゃーーーっ!!!」ピッ

結衣「・・・何やってんの」

京子「28℃より下に下がらないんだよー!」

結衣「え?」

結衣「・・・ホントだ」

京子「これが・・・シュタインズ・ゲートの選択か・・・!」

結衣「なんとかゲートってなんだよ」

京子「アニメの主人公の台詞を真似してみました」

結衣「何やってんだか」

京子「・・・あんまり涼しくないね」

結衣「だな・・・」

京子「・・・汗かいて来た」

結衣「風呂入る?」

京子「えっ?あるの?」

結衣「向こうにあるけど・・・」

京子「じゃあ入ってくるね」

結衣「その前にお湯沸かさないとダメだろ」

京子「あ、そっか」

京子「お湯沸いたっぽいね」

結衣「そうだな」

結衣「どっちから先に入る?」

京子「えっ?一緒に入ればいいじゃん」

結衣「いや、でも・・・」

京子「遠慮するなって~」グイグイ

京子「結衣~早く脱ぎなよ~」

結衣「や、やっぱ私は京子の後に・・・」

京子「えいっ!」バッ

結衣「うわあぁ!な、なにすんだよ!?」

京子「だって結衣がなかなか脱がないんだもん」

京子「しかし胸大きいな~、結衣は」

結衣「そ、そんな事・・・」

京子「けしからん」モミッ

結衣「ひゃぁっ!?」

京子「おっ、可愛い声」

京子「いてて・・・なんで叩くんだよ~」

結衣「お前が変なことするからだろ」

京子「昔はよくやってたじゃん」

結衣「やってねーよ、風呂は一緒に入ってたけど」

京子「そうだっけ?」

京子「まぁいっか、じゃあ洗いっこしよう!」

結衣「えっ!?」

京子「そんなに驚かなくても・・・」ショボーン

結衣「あ、ご、ごめん・・・」

京子「じゃあ、私が先に結衣の背中洗うよ」

結衣「わ、わかった・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「ふんふんふーん♪」ゴシゴシ

結衣「・・・」

京子「あれ?結衣、手が止まってるよ?」

結衣「あ、なんでもないよ・・・」

京子「?」

京子「はい、終わりー♪」

結衣「じゃあ、私の番だね」

京子「ちゃんとやってよ~?」

結衣「わ、わかってるって」

結衣「・・・」ゴシゴシ

京子「・・・」

結衣「・・・」ゴシゴシ

京子「・・・」

京子「あの~・・・結衣さん?」

結衣「・・・な、何?」

京子「力入り過ぎてて痛いんですが・・・」

結衣「あ、ごめん・・・」

結衣「ふぅ、さっぱりした」

結衣「あれ?京子?」

京子「背中がまだヒリヒリする・・・いてて」

結衣「ご、ごめん・・・」

京子「別に気にしなくていいって、このぐらい平気だから」

結衣「・・・そ、そう?」

京子「気を取り直してゲームでもやろっか」

結衣「あるの?」

京子「あるよ、そこに」

結衣「あるのかよ・・・」

ちょっと早いが今のうちに飯食ってくる

19時になったら書き始める
それまでしばしお待ちを

結衣「結構いろいろあるな・・・」

京子「あっ、『ミドルバスターズ』もある!」

京子「結衣はどれがやりたい?」

結衣「じゃあ・・・この『ナモリパーティ2』とか」

京子「おっ、懐かし~」

結衣「昔はよくやったよな、64」

京子「それじゃ、レッツスタート!」

京子「うおりゃああああ!!!」カチカチカチ

結衣「・・・」カチカチカチ

京子「あー!負けたー!」

京子「あと少しだったのに~」

結衣「総合的には京子が勝ってるでしょ」

京子「このゲームはいつ逆転されるかわからないから油断できないんだよ」

結衣「そこまで真剣にやるゲームでもないでしょ、これ」

京子「一応勝負じゃん」

結衣「まぁそうだけど・・・」

結衣「あ、負けた」

京子「よし!勝ったぁ!」

結衣「じゃあ、そろそろ夕飯作ろうかな」

結衣「何がいい?」

京子「ラムレーズン!」

結衣「それはデザートだろ」

京子「じゃあ麻婆豆腐」

結衣「了解、じゃあちょっと待ってて」

結衣「痛っ・・・」

京子「どうした?結衣?」

結衣「いや、ちょっとね・・・」

京子「あっ、血出てる・・・」

京子「ちょっと待ってて!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「はい、絆創膏」

結衣「あ、ありがと・・・」

京子「あとは私に任せて!」

結衣「え、でも・・・」

京子「平気平気、料理ぐらい私にもできるって」

結衣「本当に大丈夫かなぁ・・・」

結衣「・・・」

結衣「・・・」ソワソワ

京子「できたーっ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「はい、どうぞ」

結衣「ちゃんとできてる・・・」

京子「結衣よりは下手だけどね」

結衣「じゃあ、いただきます」

京子「あ、ちょっと待って!」

京子「はい、あーん」

結衣「な、なんでまた・・・」

京子「え~、いいじゃん」

結衣「し、しょうがないな、京子は・・・」

京子「では改めて・・・はい、あーん」

結衣「あ、あーん・・・」

パクッ・・モグモグ

結衣「あ、おいしい」

京子「ホントに!?」

結衣「うん」

京子「よかったぁ~・・・」

京子「あまりのマズさに結衣がぶっ倒れたりしたらどうしようかと・・・」

結衣「ねーよ」

京子「ちなみに、隠し味はオイスターソースだよ」

結衣「えっ」

京子「では私もいただきま~す」

京子「ふぅ、ごちそうさま~」

結衣「じゃあ、デザートでも食べよっか」

京子「私はもちろんラムレーズン!」

京子「結衣は?」

結衣「プリン」

京子「ハーゲンダッツにそんな味があったのか・・・!」

結衣「っていうかデザートがハーゲンダッツしか入ってない冷蔵庫って一体・・・」

京子「犯人はお金持ちなのかな」

結衣「さぁ・・・」

京子「私も将来は毎日ラムレーズンが食べれるようになりたい!」

結衣「毎日食べてたら流石に飽きるでしょ」

京子「そんなことないって~」

結衣「風呂どうする?」

京子「ん~、もう一回入っとく」

結衣「じゃあ京子先ね」

京子「なんで別々に入りたがるんだよ~」

結衣「だ、だって・・・」

京子「問答無用~!」グイグイ

結衣「あ、ちょっと・・・!」

京子「あ~、いい湯だな~」

結衣「・・・」

京子「どうしたの結衣?顔赤いぞ?」

結衣「な、なんでもない・・・」

京子「?」

京子「ふぅ~、さっぱりした~」

結衣「・・・京子っ」

京子「ん~?」

結衣「着替えが・・・」

京子「着替えがどうしたの?」

結衣「着ぐるみパジャマしかない・・・」

京子「え?別にいいじゃん」

結衣「うぅ・・・」

京子「パンダとウサギか・・・じゃあ結衣がパンダね」

結衣「えー・・・」

京子「この前も似たようなの着たじゃん、ほら早くっ」

結衣「・・・」

京子「さて、私はウサギのでも着るかぁ」

京子「じゃーん!どう?」

結衣「う、うん・・・似合ってる」

京子「っていうかまだ着てなかったのかよ~」

結衣「だ、だって・・・」

京子「部屋の中とはいえ下着姿で歩き回るのはどうかと思うよ」

結衣「わ、わかったよ・・・」

結衣「・・・ど、どう?」

京子「うん!可愛いぞ結衣!」

結衣「か、か、可愛い・・・!?」

京子「?」

結衣「ううん・・・なんでもない」

京子「さて、じゃあ今夜は・・・」

結衣「寝る」

京子「えーっ!?」

京子「今日は何曜日?」

結衣「月曜日だけど」

京子「そう!今日は魔女っ娘ミラクるん放送日!」

結衣「あー・・・そういうことね」

京子「あ、でも寝たいなら結衣は寝てても・・・」

結衣「いや、私も一緒に起きてるよ」

京子「じゃあ一緒にミラクるん見よう!」

結衣「そうだな」

京子「でもどうやって時間潰そうかな~」

京子「まだまだ時間あるし・・・」

結衣「うーん・・・」

結衣「あっ」

京子「なんかあった?」

結衣「私たち、今日学校サボったことになるんじゃ・・・」

京子「・・・確かに」

京子「まぁ、1日ぐらい大丈夫でしょ」

結衣「危機感ないな・・・」

京子「だって閉じ込められてる割には快適だし・・・」

京子「正直このままでもいいや」

結衣「なんでだよ」

京子「だって、その方が結衣とずっと一緒にいられるじゃん」

結衣「なっ・・・!」

京子「あ、照れてる?」

結衣「照れてねーよ!」

京子「素直じゃないなぁ」

京子「あ、もうそろそろミラクるんだ」

結衣「やっとか・・・」

京子「えーっと、リモコンリモコン・・・あった」

京子「テレビ起動!」ピッ

ミラクるん『私、やっぱりライバるんの事が・・・』

ライバるん『ミラクるん・・・』

ミラクるん『ギガギガ団との戦いが終わったら・・・その・・・』

ライバるん『・・・うん、わかってる』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「いや~、今週は最高だったよ!」

結衣「・・・」

京子「結衣?」

結衣「な、何!?」

京子「いや、なんかボーッとしてたから・・・熱でもあるの?」

結衣「ううん、平気平気」

京子「?」

京子「じゃあそろそろ寝よっか」

結衣「そうだな」

京子「よいしょっと・・・」

京子「ほら、結衣も早く早くーっ!」

結衣「・・・う、うん」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

京子「・・・えいっ」ギュッ

結衣「うわっ!な、何するんだよ!?」

京子「結衣あったかい・・・」

結衣「ば、馬鹿・・・」

京子「ねぇ結衣」

結衣「何?」

京子「寝る前に大暴露大会しよっか」

結衣「えっ?」

京子「じゃあ私から行くよ・・・せーのっ」











「」









結衣「なっ、なっ・・・!?」

京子「えへへ、キスしちゃった」

結衣「き、京子・・・?」

京子「えーっと、コホン」

京子「じゃあちゃんと聞いててね」











京子「結衣、大好き!今までも、これからも、ずっと一緒だよ!」









結衣「そ、それって、こ、告白・・・?」

京子「私はそのつもりだけど・・・」

京子「・・・どう、かな?」

結衣「え、えっと・・・」











結衣「私も・・・京子の事が好き!だから・・・これからもずっと、一緒だよ・・・!」









京子「・・・」

結衣「・・・」

京子「な、なんか、恥ずかしいね」

結衣「そ、そうだな・・・」

京子「・・・」

結衣「・・・」

京子「明日になったら、ここから出られるといいね」

結衣「う、うん・・・」

京子「・・・」

結衣「・・・」

京子「・・・おやすみ、結衣」

結衣「おやすみ、京子・・・」

※部屋の様子は赤座家のテレビに生中継されています

あかね「あらあらうふふ」

ちなつ「終わった・・・全部終わった・・・」

綾乃「あ・・・あぁ・・・」ガックリ

千歳「最高やねぇ・・・」ドバー

あかり「み、見てるこっちが恥ずかしくなるよぉ・・・!」

あかね「じゃあ、そろそろ終わりにしましょっか」

あかり「う、うん、そうだね・・・」

あかり「じゃあ西垣先生、よろしくお願いします!」

西垣「よし、せーのっ」



ズドーーーーーーーン!!!!!!!



京子「えっ!?な、何!?」

結衣「あ、あれは・・・!」



りせ「・・・」つ『ドッキリ大成功』


京子「え?マジ?」

結衣「っていうかドア開ければいいのに・・・」

あかね「ちなみに、部屋の様子は全部見させてもらったからね」

結衣「えっ!?」

あかね「カップル成立、おめでとう」

結衣「あ、ど、どうも・・・」

京子「いえーい!」

千鶴「(これで邪魔者は消えた・・・遂に姉さん×杉浦さんの時代!)」

あかり「京子ちゃんと結衣ちゃんを同じ部屋に閉じ込めてみた」



櫻子「結論!」

向日葵「閉じ込める必要無かった・・・ですわ」



あかり「あぁ!?最後の決め台詞がぁーっ!?」






Fin

というわけで終わり

京子ちゃんが酷い目にあうSSしか書いてなかったので普通のが書きたかった
前書いたのは完全に結衣×京子だったので今回は京子×結衣にしますた

提案者は一応あかりのつもり
ただあかねが一番ノリノリな上に千鶴にとっても好都合です

過去作晒し

結衣「あかり、ちなつちゃん、高校入学おめでとう」
結衣「あかり、ちなつちゃん、高校入学おめでとう」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314444298/)
結衣「タイムリープ?」
結衣「タイムリープ?」 - SSまとめ速報
(http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1314780270/)
京子「飲むと直後に見た人を好きになっちゃう薬かあ……」(乗っ取り)

なんだかんだで全部みた
次はあか×あかで

>>150の中で結衣×千歳なんてアリ?

>>153
あか×あか・・・悪くないな
そのうちひまさくも書きたい
>>155
正直保護者ポジ同士は無理があると思います

疲れたしネタ切れしてきたのでしばらく身を引いて読者側に回るお
しばらくがどのぐらいになるかは知らん

ではさらば

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom