乃々「森久保乃々の世界一カワイイぼのらじ…どうして続いたんですか…」 (63)

乃々「責任を取るっていうのは、どういう事なんでしょうね」

乃々「NN:ハラキリ切腹丸さんからのメールです」

DeNAベイスターズの中畑監督が続ける、という事が正式に発表されました。昨年CSに行けなかったら私はクビです! と言っていましたが、なんだかんだで続行みたいですね。続けることが責任を取ることなのか、それとも辞めることが責任をとることなのか。乃々さんはどう思いますか?

乃々「……私に聞かれても。一応これでも、ドラゴンズファンの娘ですから……。因みに落合英二選手のサイン家にあります」

乃々「責任の取り方は……、人それぞれだと思います。もりくぼとしては、辞める=逃げるとは違うと思います」

乃々「ですので、もりくぼはなんやかんやの責任とってラジオパーソナリティー辞めます」

乃々「みなさんがとって欲しい責任、募集します……ではタイトルコール」

乃々「ノーライフ・ノーラジオ、はっじまっるよー……」

OP アンインストール 石川智晶
http://youtu.be/ps0_QRzlp9k

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381080824

乃々「みなさんこんばんわ、そしてさようなら。森久保乃々です」

乃々「今日は後ろ向きな曲から始まりました。ぼのらの、というアニメの曲です」

乃々「……すみません、嘘です。嘘つきはアイドル失格ですね」

乃々「前奏がこう聞こえるのは私だけでしょうか? もうええああああええって」

乃々「もりくぼの声はもうええああってことですよね? ……違いますか。間違えたので、今すぐ番組からアンインストールします」

乃々「ノーライフ・ノーラジオ二回目が始まりましたが……まず皆さんに言いたいことがあるんです。良いですか?」

乃々「私は前回、解任要求や苦情をどしどしと募集しました」

乃々「平成のラジオ史に残るであろう後ろ向きな番組でしたからね。明日頑張ろう! って人たちのからすれば嫌がらせ以外の何物でもないです」

乃々「だからダンボールいっぱいに苦情が来ていると思っていました。まぁ実際はHPへのメールで事足りるんですが……」

乃々「便利な世の中です。うかうかしていたら置いてかれますし老いて枯れます。……文章にしないとわかりにくかったですね、日本語の面白さは」

乃々「ですが……、私の期待とは裏腹に番組に届いたメールは続け、だとかゲストマダー? とかそんなメールばかりでした。あろう事か黒歴史発掘企画なんて沢山のメールが来たみたいです」

乃々「……はっきり言います、皆さんどうかしています。狂ってます」

乃々「いくつかメール拾いますね。NN:37番さん」

ネガティブで軽快なトークに惚れました、みくにゃんのファン辞めて森久保のファンになります!

乃々「……祥太郎の方ですか? すみません、親戚の名前を出して」

乃々「思うんですけど……、なぜみくさんのファンをやめてまでもりくぼのファンになろうと思うんでしょうか? むしろ逆だと思います」

乃々「みくさんのファンクラブ会員の特典って知っていますか? みくさんデザインの舐め猫免許証が貰えたり、毎月みくさんのオフショット写真が届いたりと至れり尽せりです」

乃々「私はまだそこまで売れていないアイドルなので……、少し質素といえば質素です」

乃々「と言うか入らないでも大丈夫です。入会費でコンビニのおでんを買ったほうがいいと思います」

乃々「だから理解が出来ないんですよね。ネタにマジレスするなと言われても、これがぼのスタイルです。あらゆる自称に後ろ向きに立ち向かいます……やっぱり逃げます」

乃々「続いては、NN:超高校級のキモ男さん……。なんかすみません。もう少し自分に自信を持ってください。ちなみに私は超中学級の絶望です」

乃々ちゃんこんばんは! 前回の放送、音楽寅さんじゃなくてこっちを聞いていました! 後ろ向きで終わらせたがっているのがアリアリと伝わってくるのに、何故か妙にツボに入っちゃいました!
ところで……、この番組の略称ってなんですか? ぼのらじですか? ののらじですか? 僕はののらじに一票です!

乃々「こんな感じのメールがたくさん来ていました。……別に略さなくていいと思います」

乃々「だって略したら……、愛着わいちゃうじゃないですか。ののらじだとか、ぼのらじだとか。そうしたら余計辞めにくくなるんですよ?」

乃々「えっ? 番組的にはノノラジ? ……どれでも良いと思います。ぼのらじでも、ののらじでも。今更もりくぼの運命は変わらないということみたいですし」

乃々「でも……ぼのらじは割と好きです。ノーライフ要素0ですが……」

乃々「そして……、もうひとつ多かったのが。こちらです、BN:地獄姉妹さんから。あっ。BNって言うのは、ぼののネームの略です」

ゲストとかの予定ってありますか~?

乃々「ちなみに感想はなく、これだけでした。感想を言うまでもない、ということなんでしょう」

乃々「良いんです、褒められてもなにも出ませんし」

乃々「また、この他にも色々な方から、ゲストのお話をもらいました。やっぱり私の独り放送は無理があったんでしょうね……最初からわかっていたことじゃないですか」

乃々「そんな皆様と私に朗報です。2回目ですが早速ゲストが来ます。これでメインパーソナリティーと言う責務から解放されます」

乃々「やったね、ぼのちゃん。出番が減るよ」

乃々「ちなみに、誰が来るか聞いていません……。だからものすごく不安です」

乃々「出来れば凛さんとか卯月さんみたいな場馴れしている人がいいです。私も楽できますから」

乃々「逆に大人しい人だったら……。ひたすら音楽を流して逃げると思います。仕方ないです、ブッキングした人に文句言ってください」

乃々「ゲストの方はすでに準備済みのようですね。どうかベテランさんが来られるよう、皆さんも祈っておいてください」

乃々「ではここで一曲。BN:ダバダーさんからのリクエスト。これ探すのに苦労したみたいです。伊集加代さんで、めざめ」

http://youtu.be/kU8FfM4HmMg

乃々「だばだー……」





乃々「違いが分かる人になれない、ぼのらじ」



乃々「……正直逃げ出したいです」

乃々「さっきはゲストが楽しみみたいなノリでしたけど、そんなことないです。むしろ怖いです」

乃々「顔見知りならまだしも、全く知らない相手が来たらどうしましょう。松岡修造さんとかこられたら、間違いなく死にます」

乃々「ダバダーって流れている間、ずっと顔見知り来いって願っていました。もしこれで初対面の相手が来たら、もりくぼ神様の存在を信じないことにします」

乃々「それでは……、ゲストさんいらっしゃーい……」

幸子「ボクが一番最初のゲストだなんて……、ここのスタッフのみなさんはボクがどれだけカワイイかを良く分かっていますね!!」

乃々「救世主キターーーーー!!!」

幸子「ええ!? い、いきなりなんですか!? 普段出さないような大声出して!!」

乃々「分かってます。みんな幸子さんがカワイイってことを分かっています。幸子さんの前ではもりくぼはただの手羽先です」

乃々「だから……パーソナリティー変わっていただけないでしょうか……?」

幸子「っ! こ、今度は土下座ですか!? ええっと! こ、これ……台本あるんですよね!? ねぇ!?」

乃々「一生のお願いです、私の仕事全部変わってもらえませんか……」

幸子「ね、年貢を回収するお役人の気持ちが分かった気がします……」

乃々「すみません、あまりの嬉しさに暴走してしまいました。もりくぼのファンを辞めてください」

幸子「ファン辞めてもらっていいんですか……」

乃々「ええ、私を応援しても不毛ですから……」

幸子「今まで色々な仕事をしてきましたが……ひょっとして今回は凄くハードな仕事なんじゃ……」

乃々「……そんなことないです。もりくぼの代わりに番組を盛り上げてくれれば……、私は安らかに眠りますので」

幸子「ボク、ゲストなんですよね?」

乃々「いや、すでにパーソナリティーです。今からこの番組は、カワイイ輿水幸子のカワイイラジオになりましたので」

幸子「なぜでしょう。カワイイと言われても全く嬉しくないです」

乃々「どうぞお願いします」

幸子「ほ、ホントに番組乗っ取っちゃうんですか? 流石のボクもココはどうすべきか分からないんですけど……」

乃々「感覚でどうにでもなります」

幸子「アバウトですね……。それでは始まりましたカワイイ輿水幸子のカワイイラジオ! パーソナリティーはこのボク! 輿水幸子がお送りします! これで良いんでしょうか……」

乃々「良いと思います。それじゃあ私はゆうなまするんで……」

幸子「い、一旦CM!!」

CM>ダバダー




乃々「もりくぼのくせに生意気だ」


乃々「……プロデューサーに怒られちゃいました」

幸子「そりゃそうですよ! パーソナリティーが途中でゲームし出すなんて前代未聞です! ……よく前回放送できましたね」

乃々「前回は一人だったので……。幸子さんが甘えさせるから悪いんです」

幸子「あれ? ボクのせいなのかな? ボクが間違ってるのかな?」

乃々「仕方ないです。これ以上ふざけると、きらりんルーム行きみたいですから……幸子さんが」

幸子「ボクですか!? いや、そこはパーソナリティーの領分じゃ……」

乃々「私が本気を出せば、きらりさんでもネガティブにすることが出来るんです。ちょちょいのチョイですよ」

幸子「その本気をラジオに向けて欲しいです」

乃々「おっと、紹介できずでしたね。まぁ有名過ぎてする必要もないと思いますけど……」

幸子「輿水幸子です! 当然、リスナーの皆さんは知っていますよね! なんてったって、ボクはカワイイんですからねっ!」

乃々「拍手……パチパチパチ」

幸子「あのっ、もう少し盛り上げれませんか? なんだか独り相撲しているみたいなんですけど……」

乃々「テンションの高いもりくぼをご所望ですか? ……引きますよ?」

幸子「なら大丈夫です。変なテンションは142’sで間に合ってますので。栽培したキノコをお裾分けしてくれたりと凄くいい子なのは重々分かってますが、未だに吹っ切れた時のテンションには慣れないので……」

乃々「あぁ、隣人さんですね。彼女がゲストでも良かったかもしれません。無言が心地いいですから。流す曲はジョン・ケージの4分33秒をエンドレスです」

幸子「放送事故って言うんですよ、ソレ」

乃々「ちなみにジョンさんはキノコ研究もしてたとか……すみません、話題が広がりません。全国のジョン・ケージファンの皆様ごめんなさい、責任とってベニテングダケ食べます」

幸子「あの子がゲストに来た時にしたらどうでしょうか、その話題は。しかもそれ、毒キノコですよね」

乃々「でも配管工は食べてますよ?」

幸子「毒で大きくなっているんです」

乃々「ところで。リスナーもパーソナリティーもゲストが誰なのか分かっていませんでしたが」

幸子「サプライズはお手の物ですよ! 特にボクのカワイさが有れば、全リスナーを驚愕させることだって出来ますよ! その代わり、質問メールが来ないというのが考えものですが!」

乃々「折角なので質問メール読みますね。幸子さん、答えてください」

幸子「ほへっ? リアルタイムで募集しているんですか?」

乃々「いや……、リスナーの中にはこの人が来るんじゃないか? って予想して質問を送ってきている人もいるんです」

乃々「大体がニュージェネとかトライアドといった有名どころですが、中には幸子さん宛に来たメールもあるんです」

幸子「それは殊勝なファンですね! カワイイボクから特別にカワイイブロマイドをプレゼントしちゃいます!」

乃々「では一通目……BN:ミュウツーのギャグ集さんからです」

幸子さんに質問です! 今年の紅白はモノクマ音頭で出場されるんですか!?

幸子「……はい?」

乃々「モノクマ音頭って曲、出されてましたっけ?」

幸子「記憶にないんですよ? To my darling...の間違い……じゃなさそうですね。似てすらないですし」

乃々「あっ……、失礼しました。こちらのメールは、小林幸子さんがぼのらじに来た時用のメールでした」

幸子「そっち!?」

乃々「良く良く見ると、幸子さん宛は幸子さん宛でも、小林幸子さん宛ばかりですね」

幸子「そんなに望まれてるんですか!?」

乃々「……小林さんは来られないと思います。皆さん高望みしすぎです」

幸子「もしかして、全部小林さん宛ですか?」

乃々「いや。中にはコシミズさん宛のもありますね。声優さんですけど」

幸子「じゃ、じゃあ僕宛のメールは?」

乃々「あっ、一件ありました」

幸子「一件ですか……。なんか凹みますね」

乃々「安心してください。もりくぼ辞めろメールなんて一通も来ていませんから」

幸子「それが普通じゃないでしょうか」

乃々「仕方ないといえば仕方ないですね。事前にお知らせしていませんでしたし。むしろこのBN:オオバッヤッシーさんこそ、真の輿水幸子ファンと呼ぶべき存在じゃないでしょうか? ……女性の方っぽいですけど」

幸子「それもそうですね! この方にはボクのカワイイオフショット写真を送りますね! 女性の方でもボクのカワイさにはイチコロですよ!」

乃々「では質問を読みますね?」

カワイイボクと142’sに入りたいんですけど、どうすればいいでしょうか?

幸子「これは難しい問題ですね! 大前提として、身長は142cmです。それ以上でもそれ以下でもいけません!」

乃々「意外といませんからね、142cmって。ちなみに、有名人だと米良美一さんがいます。四捨五入すると143cmみたいですけど」

乃々「もののけ姫です、どうですか? 歌唱的にはかなりの厚みが出ると思います」

幸子「……ティーンエイジャー限定で」

乃々「それと身長が伸びたらどうするんですか? よくある永遠の17歳みたいに惰性で続けていくんですか? 142とか言いながら150cmだったら詐欺だと思うんです……」

幸子「結構辛辣ですね!」

乃々「すみません調子に乗りました……、ブラジルまで穴掘って埋まってます」

幸子「間違いなく途中で力尽きますよね」

乃々「そうですね……。もりくぼはブラジルまで穴を掘ることもできないダメドルですから……」

幸子「ドリルでも無理です」

乃々「ではここで一曲お聞きください」

幸子「ボクの曲ですね! なんならここでアカペラしましょうか?」

乃々「BN:ミュウスリーだっぴさんから。小林幸子さんで、風といっしょに」

幸子「まぁ、そんな気はしてましたけど」

乃々「諦めの境地ですね……。皆さんももりくぼのこと諦めませんか?」

幸子(何がそこまで後ろ向きにさせるんでしょうか……)

http://youtu.be/_o-cjWD2H6I




乃々「同時上映、もりくぼの夏休み」


乃々「さてさて……。今回はゲストとして幸子さんも来てくれているので、一緒にこのコーナーに挑戦してもらいます」

乃々「森久保乃々、一刀両断……」

乃々「まぁ、よくあるお悩み相談コーナーです。前回アレだけ湿っぽい回答をしたのに、またメールが来るなんて。本当に物好きな方々ですね」

幸子「ボクに相談ですか? まぁボクの悩みといえば、あまりのカワイさでまわりに迷惑をかけていないか心配なんですけど」

乃々「大丈夫です、迷惑だなんて思っていませんから。むしろ私こそが迷惑そのもの……」

幸子「と、とにかく! ざっと行きましょう! まったく、目を離したらすぐに後ろ向きになるんですから!」

乃々「もりくぼの特技はムーンウォークですから……。前向きながら後ろにいけます」

幸子「どういう自己アピールですか」

一刀両断、開始!

乃々「BN:ごめんなさいと素直に言える大人になりたい」

売れ残ったペットたちは何処へ行くんですか?

乃々「……誰にも知られず消えていきます。もりくぼみたいですよね」

幸子「BN:エスパーマッミ」

超能力を使えるようになるにはどうすればいいですか?

幸子「知りませんよ……は無しですよね。早寝早起きしてください、ボクのカワイさという超能力の秘訣はそれです」

乃々「BN:新世界の神」

い゛ろ゛も゛の゛役じがごね゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛よ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛

乃々「色物役すら来ない人だっているんですよ? この番組のパーソナリティーでよければ変わっていただけると幸いです」

幸子「BN:セイラーマーキュリー」

ワンコに名前をつけたいんだけど、どんな名前がいいかな?

幸子「当然! ボクのように奥ゆかしくカワイイ名前をつけるべきです! 幸子と名付けてくれてもイイですよ?」

乃々「BN:ハーレム王になんか俺はならない」

漫画とかラノベでよくあるハーレム物が嫌いで嫌いで仕方ありません。暗に漫画を読むなっていっているんでしょうか?

乃々「分からなくはないです。現実でモテない人たちが自分を投影して慰め合てるだけですから……。漫画を卒業するいい機会かもしれませんね。私もパーソナリティー中退します。それと少女漫画に入れ込んでごめんなさい」

幸子「BN:ハンバーグラー」

ピエロばかり目立ってしまい、僕らの存在が消えちゃいました。どうすれば復活できますか?

幸子「カワイさが足りないんじゃないですか? ボクだって努力はしてますよ! どうですか! 伝わりますよね、このカワイイカワイイ僕の姿が!」

乃々「BN:ガッチャメェン」

何でもかんでも実写にする風潮はどうかと思います

乃々「もりくぼみたいなのがいるから、オリジナルで面白い話が作れないんです……。察してあげてください」

幸子「BN:早川健」

お前さんは確かにカワイイ。チチッ、しかしどうやら日本で2番目だ!

幸子「言ってくれますね!! ですがボクは日本一カワイイ! これは自明の理なんですよ?」

乃々「BN:天帝の母親」

息子がHなゲームをしていたので注意したら、ハサミで刺されそうになりました。僕に逆らう奴は親でも殺すだなんて! 私たちの教育が間違っていたんでしょうか?

乃々「……取り敢えず部屋から刃物一般を取り除きましょう。多分それは厨二病ってやつです。数年後に恥ずかしがるタイプのアレです。もりくぼは現在進行形で黒歴史を築いてます。誰かSOSに気づいてください」

幸子「BN:ブラックウェル」

幸子のお腹をパンパンして泣かせたいです。僕って変態でしょうか?

幸子「ば、万死に値します! ……そもそもいつからボクが腹パンされるアイドルになったんですか? いくらカワイイ顔を傷つけたくないからって、ボディに逃げるのは止めてください。髪の毛の先から足の爪まで、全身が無事であって初めてカワイイボクになれるんですから」

しゅーりょー!

幸子「なんでしょうか? 森久保さんに負けじと後ろ向きな質問が多かった気がします」

乃々「類は友を呼ぶんです……」

幸子「この企画ではみなさんからの疑問や質問を森久保さんがズバッと解決するみたいです」

乃々「ハードル上げないでください……ぼののライフは既にマイナスに振り切ってます」

幸子「以上森久保乃々、一刀両断でした! ってなんでボクが仕切っているんですかね。カワイイからですか? なら仕方ないです!」

乃々「……時間稼ぎに一曲流します。子門真人さんで、ガッチャマンの歌」

http://youtu.be/8NrFXM_2nto




乃々「……白いスケジュールのもりくぼー」


乃々「はぁ……、今回もやるんですね。振り返らなければ良いものを、どうして私たちは敢えて黒歴史という過去の絶望へと向かっていくのでしょうか……」

乃々「……ノノポエム」

幸子「えーと。森久保さん? なんだか今まで以上にやるせない顔をしていますけど」

乃々「幸子さんは知らないんですね。この……茨に素手で触れるような苦行としか言えない企画を……」

幸子「そ、そんなに恐ろしい企画なんですか?」

乃々「ええ……。実際前回放送でもりくぼは……強烈な目眩と吐き気に襲われました。当分関口宏さんの顔は見れないです」

幸子「ど、どんな内容だったんですか……」

乃々「願うならば、軽いジョブぐらいでいいんです。好きな子に告白できなかったとか、そんな甘酸っぱいやつでいいんですよ?」

乃々「幸子さんは黒歴史ってありますか? ないですよね」

幸子「断定されちゃいましたけど……、勿論有るわけないじゃないですか。威風堂々、とにかくカワイイボクに知られたくない過去ですか? 必要とあれば、生まれてから今日までのボクのカワイイ列伝を語ってあげていいですよ?」

乃々「是非ともお願いします。こんな企画なんてふぁっきんです、幸子さんの話の方が盛り上がります。もりくぼ、銃声とダイヤモンドしとくんで」

幸子「そ、そう言われると帰ってやり辛いんですけど。それと隙あらばゲームしようとしないでください」

乃々「えっ、やらないとダメですか? ……この世界には逃げ場なんか存在しない様です。なんて残酷なんでしょうか」

乃々「幸子さん、覚悟しておいてくださいね。……シャレにならないですから、冗談抜きで」

幸子「ど、どんなのが来るんでしょうか……」

乃々「BN:エビドリアンさんから」

私の黒歴史を聞いてください。携帯電話を買ってもらったばかりの頃、まだ周囲には持っている子も少なかったのでいつも自慢していました子でした。着うたも好きだったアニメのテーマソングにしていて、30秒ほどだというのに、マナーモードにしないでいつも聞いていました。

幸子「今では当たり前ですけど、昔は持っている人の方が少なかったですもんね」

乃々「ちなみに私の着うたは森田童子です……」

幸子「気が滅入りませんか、それ」

乃々「大丈夫です、常にサイレントマナーモードですから……。どちらにしても連絡なんて滅多に来ませんし……」

そんなある日のこと。入院していた祖父が亡くなり、お葬式に行くことになりました。その時私は携帯電話をマナーモードにし忘れていたんです。

幸子「あっ……嫌な予感が」

厳かに式が行われる中、事件は起きてしまいました。友達がメールを送ってきたせいで、携帯電話がなってしまったんです。

よみがーえーれー
http://youtu.be/HjqCH_COwDw

……と。さすがのお坊さんも吹き出してしまうし、全員の注目を浴びてしまうしで今後一生立ち直ることのないトラウマを背負うことになりました。その日以来、お葬式には携帯電話を持っていかないようにしています。

幸子「あ、あぁ……。笑っていいのか悲しむべきなのか……今のボクには理解できません」

乃々「シャーマンキングと言う作品のOPですね……。すみませんけどこのネタ、どこかで見たことある気がするんです……。それでも結構キツいですけど」

乃々「前回のに比べるとマシなんですけど……」

幸子「もし自分がこんなことをしたらと思うと……ボクでもきついです」

乃々「初見さんにはやっぱり毒が強いみたいです。それじゃあこのコーナーはおわ……」

乃々「まだ有るんですか……? どうやら今回は小ワザがたくさんみたいです」

幸子「BN:橘キャロルさんからです」

私の黒歴史を聞いてください。2chに初めてレスする時に、アドレス欄にバカ正直に自分のメールアドレスを書いてしまいました。幸い実況スレで流れが早くてすぐに落ちましたが、もしものことも有るので、その後すぐにアドレスを変更しました。そんな私も今では立派なネラーです。……少し前に個人情報漏れましたが

幸子「黒歴史って言うんですか、これ……」

乃々「現在進行形で大変なことになってませんか? 2chなんて絶対見ないです。もりくぼのスレがあったところで、どうせアンチスレです」

幸子「ボクはアンチスレも見ますけどね! ピーピー言ってても、ただ単にみんなカワイイボクに嫉妬しているだけですよ!!」

乃々「……前向きですね」

乃々「最後に……BN:アウストラロピテクスさんです。……本能的にこれはヤバそうです」

高校生の時テレビではお笑いブームがあって、つまらないネタでも笑ってくれているんだから、俺たちなら爆笑じゃね!? と学園祭で志願して漫才をすることになりました。その時ほかの友達からバンドに誘われたんですけど、
『ドレミファソラシドで何ができる? 笑いには……無限大の可能性があるんだ』
と格好つけて断りました。

幸子「う、よ……読めてきました」

乃々「そうなんです……、吐き気を催すんですよ人の黒歴史って」

相方と入念にネタの打ち合わせもして、親に見せたら笑ってくれたのでこれはいける! っと思ってステージに立ちました。学祭のオープニングで、一番最初でした。
『はいどうもー! アウストラロピテクスでーす!』
僕たちは勢いよく飛び出し、爆笑必至のネタを披露しました。軽快なボケとツッコミの応酬、手応えを感じたんですが……。
会場に響いたのは僕たちのやりとりだけでした。見事に、滑ってしまったんです

幸子「ぐぁばぁ!! お、お腹に一発ブローを受けた気分です……」

乃々「続きますよ?」

ここ笑うところ! と言ってみても、シーンと静まり返っていて校長先生だけが笑ってくれました。最終兵器に用意していた下ネタも盛大に滑ってしまい虚しさだけが残ってしまいました。
その後例のバンドが見事な演奏をして、学園祭はなんとか盛り上がった状態で始まりました。当然彼らはモテにモテて、ボーカルに至っては僕が気になっていた女の子と付き合い始めました。
ドレミファソラシドで何が変わるか? ……彼女が出来るんです。笑いの無限の可能性が残したものは、失笑と嘲笑と絶望でした……。曲がりなりにもプロって凄い、改めてそう思いました

幸子「」

乃々「以上3名の方にはノノポイント贈呈します……要りませんよね? それと……アウストラロピテクスさんにはこの曲を送ります」

乃々「桃黒亭一門で、ニッポン笑顔百景」
http://youtu.be/j40a8CEgg_Y

幸子「」




乃々「親戚に無理やりアイドルにさせられたもりくぼとときまして、余命1日のコロンブスとときます。その心は、今更こうかいしても遅いです」



幸子「はっ!」

乃々「目、覚めましたか? 私はもうこの世を見たくないです」

幸子「ええ……。あまりの痛々しさに気を失ってしまいました」

乃々「黒歴史って人体にも作用するんですよね。黒歴史量産機の私は存在自体が毒です。芸能界のガンです。摘出してください」

幸子「誰もそこまで言ってないじゃないですか」

乃々「ノノポエムでは皆さんの黒歴史を募集しています。本当に悪趣味な企画です、責任者出てきてください。責任取るならもりくぼが泥をかぶります」

乃々「フリートークのお時間です。どうぞお願いします」

幸子「えっ?」

乃々「私は指示待ち人間ですから。でも番組降板の指示はなくてもこっちで判断します。降ります」

幸子「なんでそんなに辞めたがるんですか? ボクにはわからないです」

乃々「むしろどうして続けるのか、もりくぼには分からないです。こうやって実績のない新人アイドルが冠番組を持つんですよ? 世間の皆さんはこう思います。ゴリ押しだと」

幸子「需要があるってことです!」

乃々「次回から剛力彩芽さんがパーソナリティーを……」

幸子「以上フリートークでした!」

乃々「さて、朗報です。番組の終わりが近づいてきました」

幸子「なんだかんだ後ろ向きでしたけど、終わるとなると名残惜しいですね」

乃々「そんなに名残惜しいなら、次回もその次の回も来てください。徐々にパーソナリティーを交代していきましょう」

幸子「ほかの仕事が入ってます! カワイイから仕方ないですね!」

乃々「絶望的です……。次回以降のゲストもお喋り上手な方を希望します……そうじゃないと、大変なことになりますよ」

幸子「どこの家庭の医学ですか」

乃々「宣伝ってありますか? いや、長々と付き合ってもらったのも宣伝の為なんですよね……」

幸子「なんでそう卑下するんですか。宣伝ですね、色々有りますけどボクのデビューシングル『To my darlimg』が絶賛発売中です!」

幸子「そして! 1stフォトアルバム『SACHIKO STYLE』も発売決定ですよ! カワイイボクの姿がこれでもかってぐらいありますよ! 買わない人はどうかしています!」

乃々「リスナーの皆様から抽選で3名様に幸子さん直筆サイン入り写真集をプレゼントです。当選は発送を持ってお知らせします」

乃々「ついでに、もりくぼの詩集『ノノノノ』もヤフオクで絶賛出品中です。そもそも定価で買う人はどうかしています」

幸子「定価で買ってください!」

乃々「最後になりますけど、幸子さん。本当に申し訳ございませんでした……」

幸子「謝らないでくださいよ! まぁ、ボクも楽しめましたし? 呼んでくれたらまた行きますよ! ゲストとして」

乃々「先読みされましたか……。あっ、これ毎回やるんですね……。HPからダウンロードできる着ボイス。今回はこちらです」

幸子『ぐぁばぁ!』

幸子「よりによってそれですか!? 嫌ですよ断末魔をダウンロードだなんて! これにしてください!」

乃々『救世主キターーーー!!』

乃々「っ! そ、それは遠慮して欲しいです。もりくぼらしさ0ですから……。テンション高い乗って恥ずかしいんです……何でもはしませんけど止めてください……」

幸子「知ったこっちゃないですよ!」

乃々「最終回もいつもと同じ流れでしたね」

幸子「始まったばかりですよね!? まだまだ続きますよ! ボクも来ますよ!」

乃々「次回も来て欲しいんですけど……、無理は言えないですね。次のゲストさんに期待します」

乃々「リスナーの皆様からもこの人が来て欲しい! ってリクエストがあれば、採用するかもしれません、とのことです。出来るだけお喋りな人をお願いします。その裏でもりくぼは静かにしていますので」

幸子「最後までそのテンションなんですね……」

乃々「この番組は森久保乃々と」

幸子「銀河一カワイイボクこと輿水幸子がお送りしました!」

乃々&幸子「まったねー!」

ED Mr.children しるし
http://youtu.be/YmiuPiXTKJA

乃々「……だーりんだーりん」

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