ほむら「困ったわね…」(128)

ほむら「いつまで経っても病院の匂いは慣れないわね」

ほむら(あの世界でも結局まどかを救えなかった)

ほむら(あの時美樹さやかが動かなければ…どこまであの子は愚かなのかしら)

ほむら「ほむむ…」

ほむら「今回は色々実験してみましょう」

ほむら「まどかに執着すると他の要因に潰されるということは」

ほむら「逆にまどかとの接触を最低限にして…その分周りに気を配る」

QB  「逆転の発想だね」

ほむら「居たの淫獣」

QB  「初対面の相手に随分な言い草だね。ところでそのまどkrターン!

ほむら「ふむ」

早乙女「はい、それじゃ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

さやか「すげー美人!才色兼備緑黄色野菜!」

まどか「何か思い出せそうで思い出せないよ!」

ほむら(これまでのループを踏まえて、美樹さやかの想いは叶えさせないと毎回不味い事になる)

ほむら(まぁ叶っても最後には魔女化するのだけど…)ホププ

さやか「なんかにやにやしてるんだけど…」

仁美 「楽しいことでもあったのでしょうか」

まどか「私もたまにしちゃうんだよねーウェヒヒ」

モブA 「暁美さんって前は「ミッション系の学校で部活はやって無かったわ」

モブB 「」

ほむら「ちなみにリンスinのスーパーで売ってたシャンプーよ」

モブC 「OH…」

ほむら「ごめんなさい少し気分が優れなくて」(キリリ

ほむら「申し訳ないけど保健室まで案内してもらえないかしら。えぇと…志筑、仁美さん?」

仁美 「え?」

さやか「おーおー!流石美少女転校生お目が高い!我が見滝原中学のアイドル仁美を指名するとはねー!」

まどか「あ、あのっ私保険委員だし付き添いなら私が」

ほむら「彼女に頼むから結構よ」

まどか「あ…ご、ごめんね!私つい調子に乗っちゃて…ウィヒ…」

ほむら「気にしないで。じゃあ連れてってもらえる?保健室」

仁美 「は、はい。ではこちらへ…」

ほむら(うああああああ!まどかまどかごめんなさいごめんなさいこれもあなたのためらのおおお!)

ほむら(スーハースーハー!大気中にあるまどスキー粒子を吸引して落ち着くのよ暁美ほむら!)

仁美 「あの…」

ほむら「何かしら」

仁美 「暁美さんは「ほむらでいいわ」

仁美 「ほ、ほむらさんはその…なぜ私を?」

ほむら「…」

ほむら(いつもと違う流れをと思って志筑仁美にしてみたのだけど…どう返答しようかしら)

ほむら「…あなたが一番私の好みだったからよ」

仁美 「そうなんですの…ってえぇ!?」

仁美 「ま、まままさか暁美さんがそのような趣味を持っていたなんて!」

仁美 「でもいけませんわ!これは禁断の、愛の形ですのよ~!!」ドドドドドッ

ほむら「ほむらで……居ない」

ほむら「行ってしまったのね。禁断の愛に導かれて」(ドヤァ

ほむら(はっきりとした接触は初めてだったけど中々面白い子ね)

ほむら「さて教室へ戻ろうかしら」

仁美 (暁美、ほむらさん…)バックンバックン

さやか「あ、転校生戻ってきた…って一人?仁美は?」

ほむら「用事があるとかで途中で別れたのよ」

さやか「あらぁ謎の美少女転校生も見滝原のアイドルには敵わなかったかー」

まどか「ちょっとさやかちゃんっ。ごめんね?暁美さん」

ほむら「ほむらでいいわ」

まどか「あ、うん…じゃあほむらちゃんごめんね?」

ほむら「気にする必要はないわ」

仁美 「はぁ…」

まどか「あ、仁美ちゃん!おかえりっ」

さやか「あんた転校生ほったらかしてどこ行ってたのよー」

仁美 「それはそのぅ…」チラッ

ほむら「…」

仁美 「あ、少しお腹の調子が悪くって」

さやか「なんだ詰まってんのー?野菜食べな野菜!」

まどか「さやかちゃん!」

仁美「うふふ…いいんですのよまどかさん」

============================================================================================

さやか「しっかし転校生アンタすごいね。頭脳明晰体力満タンでどこの完璧超人だー!って感じ」

ほむら「そうかしら」

まどか「体育の時間もすごかったよねー皆の視線釘付けだったもん」

ほむら「まぁ色々とやっちゃってるからね…」

まどか「え?」

ほむら「なんでもないわ」

さやか「ちょっと不思議ちゃんなところが萌えポイントなのかもなぁ…ねぇ仁美?」

仁美 (ボー)

さやか「んん?仁美ー?仁美ったら!シーウィード!!」

仁美 「はっ!なんですのさやかさん」

さやか「せっかく私らで転校生の歓迎会開いてやってるのにアンタ全然喋ってないじゃない。どうしたのよ?」

仁美 「ごめんなさいちょっと考え事をしてまして…」

まどか「大丈夫?保険委員の私で良かったらお話聞くけど…」

仁美 「大丈夫ですわ。ありがとうまどかさん」チラッ

ほむら(気遣いのできるまどか可愛いよぉまどちゅっちゅまどちゅっちゅ)

さやか「そんなに辛いの?水分とるといいらしいよ」

まどか「もうっさやかちゃん!」

さやぁ「ごめんごめん…何か困ってるなら相談してよね、仁美」

仁美 「お気遣いありがとうございます」

さやか「でさー!恭介ったらさー」

仁美 「あら、もうこんな時間…ごめんなさいお先に失礼しますわ」

さやか「今日はフェンシング?合気道?」

仁美 「お茶のお稽古ですの。フェンシングなんて習った覚えありませんわ」

まどか(合気道は習ってるのかなぁ)

ほむら「じゃあ私達も解散しましょうか」

さやか「そだね。あ、帰りにCDショップ寄ってもいい?」

まどか「いいよ。また上条君のーーー」

ほむら「志筑仁美。今日はありがとう」

仁美 「えっあ、いえこちらこそ…その…」

ほむら「帰り気をつけて。また明日」

仁美 「え、ええ!ではまた!」

さやか「こらー転校生!さやかちゃんにお礼は無しなのかー!」

ほむら(美樹さやか…今回は少し媚びておこうかしら)

ほむら「鹿目まどか、美樹さやか。今日は誘ってくれてありがとう。おかげで学校に馴染めそうだわ」

さやか「お代は明日の宿題見せてくれる券で簡便してあげよう!」

まどか「さやかちゃん!…私達も楽しかったよっありがとうほむらちゃん」

ほむら(まどかぁー)

さやか「じゃあ私らはこのままCDショップ寄ってくんだけどアンタはどうする?」

ほむら「色々あったし今日はここで帰らせてもらうわ」

まどか「そっかぁじゃあほむらちゃんまた明日ね!」

さやか「じゃあね」

ほむら「ええ、さようなら」

ほむホーム

ほむら「さて…気分はどうかしら淫獣」

QB 「ん”-!ん”むぅー!」ブルブル

ほむら「お前を殺しても別個体で復活することは知ってる。それならいくらでも対処できるわ」

QB {ん”ん”ーっ!」ビクビクン

ほむら「殺しはしない。そのまま一生大人しくしてなさい」

QB (わけがわからにゃいぃよお゛お゛お゛ぉ)プシャァッ

ほむら(さて、滑り出しは順調なようだけど…)

ほむら(最初からQBと会わせないことで契約を回避。勿論他の奴らが存在すれば話は違ってくるけど)

ほむら(現状を見る限り存在できるのは一固体までのようね)

ほむら(後はマミさんとの接触と杏子への対応だけど)

ほむら(インキュベーターが居なくなったとなると彼女は必ず探索に向かうでしょうね)

ほむら(念話がどの程度まで有効かわからないし早めに手を打ったほうがいい…か)

ほむら「まぁ今回は捨て回だしどうでもいいわよね」

ほむら「さぁ寝ましょう。アニメ版もてんてー版も二人まとめて愛してあげるわ」

ほむら「ほむーん!まど枕ほむほむ!ほっむむーん!」

まどか「おっはようー」

さやか「おはよ…って転校生!なぜここに!」

ほむら「偶然そこで鹿目まどかと会ったから」

まどか「ウェヒヒ、朝からラッキーだよ」

さやか「ん、何か言った?」

まどか「なんでもないよー」

仁美 「遅くなってすみません。おはようございます」

さやか「遅いぞー危うく転校生を迎えに寄こすところだったよ」

まどか「仁美ちゃんもおっはよう!」

ほむら「おはよう」

仁美 「あ、お、おはようございます…ほむらさん…」

さやか「んんー?転校生だけ特別待遇かー!こんちくしょうめー!」

まどか「昨日から調子悪そうだけど大丈夫?私保険委員だしいつでも頼ってね」

仁美 「ええ。ご心配なく…」チラッ

ほむら「? 体調が悪いならあまり無理しないほうがいいわよ」

仁美 「あ、ありがとうございます!ほむらさん!」

ほむら「ほむぅ…」

さやか「ほーう…ほうほうほーう」

まどか「ふくろうのモノマネ?40点かなぁ」

さやか「何言ってんのよ…仁美よ仁美」

まどか「仁美ちゃん?なんか様子おかしいよね…保険委員の私を頼ってもいいのに」

さやか「あれは病気よ。さやかちゃん確信しちゃいました」

まどか「えぇ!?保険委員の私ですらわからなかったよ…」

さやか「すばりあれは恋の悩みね!!」

まどか「ウェヒ!?仁美ちゃんが?うっわー何かすごいね!」

さやか「しかもただの恋じゃないわよあれは…言うなれば禁断の恋ってやつ」

まどか「おぉー…禁断の恋って王女様と兵士みたいな?」

さやか「まぁ当たらずとも遠からずってとこ…まぁ今は様子見が最善かもなぁ」

まどか「恋って難しいんだねー」

仁美 「それで、その時の先生が…」

ほむら「興味深いわね」(まどか!今恋って聞こえた!まどかが恋って言った!)

さやか「完全にあたしら蚊帳の外だし…」

ほむら「zzz…」

さやか「授業中なのに余裕すぎだろ…大丈夫なのあいつ」

まどか「ウェ…先生怒ってるよぉ」

仁美 「ほむらさん、ほむらさんっ」コソコソ

ほむら「んー…」

教師 「はい暁美さん!この問題を証明してみなさい!」

ほむら「できました」

教師 「どうかしてるぜ!」

ほむら「んむー…zzz」

さやか「ミッション系の学校って実はすごい進学校だったのかなあ」

まどか「どうして?」

さやか「あれだけまともに授業聞いてないのに全くミスをしない」

仁美 「毎日しっかり予習してるんでしょうか…」

さやか「そんなレベルじゃない気がするわあいつの場合」

教師「そこ!静かにする!美樹さん次の英文の訳しなさい!」

さやか「えっ!?あ、えーと…パス1で…なんちゃって…あは」

教師 「立ってろ」

さやか「ホントバカ」

まどか「ティヒ…」

ほむら「ほむーん」バビョーン

さやか「5mくらい飛んだよね今」

まどか「身体軽いのかなぁ」

さやか「いやいや…」

仁美 「ほ、ほむーん!」ピョン

さやか「仁美…」

まどか「仁美ちゃんもすごいね!」

教師 「こいつらほんとに中学生なの?」

さやか「さぁさぁお昼ですよーさやかちゃんがパクパク食べまくっちゃいますからねー!」

まどか「今日はきよしの顔型お弁当なんだー!」

さやか「うおっ怖いわよそれ…」

まどか「茜のそらのー打掛けをーっ」

仁美 「あら?ほむらさんは?」

さやか「何か先約があるとかでさっさと出て行ったよ」

まどか「誘ったんだけどねー残念…」

仁美 「そうなんですの…」

ほむら(統計によるとマミさんはお昼休み屋上に時間POPする)

ほむら(きたわね…心なしかやつれてる気がするけど…)

マミ 「ふふ…今日も一人でランチタイム。華の中学生なのにね…」

マミ 「QBも最近見ないし…こんなラードの塊なんて誰も相手にしてくれないのかしら」

ほむら(…)

ほむら「あーお腹減ったわー一人ぼっちで食べるご飯は美味しくないわー」(迫真)

マミ 「っ!」

マミ 「も、もしもし…水橋さん?また私に頼りたいのかしら」

ほむら(繋がってない電話で必死に取り繕う姿って物悲しいわね)

ほむら「あの、巴マミさんですよね?少しお時間いいですか」

マミ 「えぇ、あいつらは戦争を始める気よ…私の考えは変わらないわ。ではまた、ティロ・フィナーレ」

ほむら「はぁ…」

マミ 「な、なな何かようかしら!?お金なんて持ってないわよ!」

ほむら(最初の私より酷い…)

ほむら「まずはこれを見てもらえるかしら」

マミ 「!…なるほど。同業者ってわけね」

ほむら「えぇ。あなたと争う気は無いの。話を聞いてもらえるかしら」

マミ 「あら、なわばりの主張でもするのかしら?」

ほむら「まずはご飯食べましょうか」

マミ 「え…」

ほむら「お弁当、出さないの?」

マミ 「だ、出すわよ!今出すの!」

マミ 「ふぅん…つまり共闘したいってことね」

ほむら「理解が早くて助かるわ。この辺りの地理は詳しくなくて困っていたのよ」

マミ 「グリーフシードの取り分はどうするのかしら」

ほむら「多く魔力を消費した方に優先して使いましょう。判断はあなたに任せるわ」

マミ 「概ね理解できたわ。私もあなたもメリットはあれどデメリットは特に無いし」

マミ 「でもひとつ腑に落ちない点があるのだけど」

マミ 「あなたかなりの魔力を持ってるわよね。大抵の魔女は一人で楽に倒せるはず」

マミ 「共同戦線を張る以上あなたの真意が知りたいわ」

ほむら(…)

ほむら「単純に寂しかったから。というのはダメかしら」

マミ 「寂しい…」

ほむら「私は常に一人で戦ってきたわ。途方も無い時間を、終わりの無い出口を探してひたすら」

ほむら「今にもこの張り詰めた線がプツリと切れてしまう。そんなギリギリのところに私はいるの」

ほむら「そろそろ誰かに寄りかからないとダメになってしまいそうなのよね」

ほむら「だから…あなたを頼りたいの。巴マミ」

マミ 「ズキューン」

ほむら(決まったわ)

マミ (きたわ…きてしまったわ…約束の時が…)

マミ (思えば誰かに頼られるなんていつぶりかしら…これがエリシオン…)

マミ 「いいわ。共闘しましょう」

ほむら「ありがとう。あなたのような人に出会えて良かった」

マミ 「いいのよ…私達はもうファミリーでしょう?」

ほむら「ファミ…?え、えぇきっとそうね」

マミ 「うふふ。これから二人でがんばりましょうね」

ほむら「ほむぅ」

まどか「あ、ほむらちゃん!」

ほむら「まどかぁー!」(はしたないわよ。鹿目まどか)

まどか「」ビクッ

さやか「うわっ?」

仁美 「ほむらさん?」

ほむら「おっと。皆どうしたのかしら」

さやか「いや、気のせいかな?あはは」

ほむら「しっかりしなさい、食事の後は胃に血がいくから気をつけることね」

仁美 「ふふ、おかしなほむらさんですわね」

ほむら(さて放課後はどう動くか考えないと)

マミ 《暁美さん、聞こえてる?》

ほむら(できれば上条恭介のところに行って美樹さやかに上条フラグを立てたいのだけど…)

マミ 《暁美さん!聞こえてるかしら!暁美さん!》

ほむら(タイミングを誤ったのかしら…)

マミ 《チャネリング・ブーニベルゼなのに…おかしいわね…暁美さーん!》

ほむら(あぁもう!集中できない!)

ほむら《ごめんなさい。考え事をしていたの》

マミ 《あぁよかった。聞こえてないのかと思ったわ》

ほむら(心の耳栓でもあればいいのに)

マミ 《それで暁美さん!放課後なんだけど…》

ほむら《えぇ、見回りね?》

マミ 《それはまた今度でいいわ。今日は二人の出会いを祝福しましょう》

ほむら《祝福?》

マミ《お友達記念パーティよ!》

ほむら(ぬぅ…)

教師 「暁美さん!このもんd「ワイマール憲法です」ウオアアアー!」

さやか「先輩の家に?」

まどか「お呼ばれしたの?」

ほむら「ええ」

仁美 「まあ…」

さやか「このさやかちゃんの誘いを蹴って何してるのかと思ったら今度は上級生を落としてたのか!」

まどか「今度?」

仁美 「まぁまぁ、それでほむらさんは放課後はその、先輩の方と?」

ほむら「ええ、それで折角だしあなた達も一緒にどうかと思ったのだけれど」

さやか「ほほーう流石転校生!古参への扱いを心得てきたようですなぁ」

まどか「先輩かぁーどんな人なんだろ?優しい人だといいなぁティヒヒ」

ほむら「志筑仁美。あなたはどうかしら」

仁美 「すみませんが今日もお稽古があるので…」

ほむら「そう。残念ね」

さやか「たまにはサボってもいいんじゃないのー?窒息しちゃうよそのうち」

仁美 「ごめんなさい…」

まどか「仕方ないよ。また今度一緒に遊ぼうね?」

仁美 「ありがとうございます…」

ほむら「志筑仁美。あなたは今自分のやるべきことをやりなさい」

仁美 「そう…ですわね」

ほむら「…今日がダメでも明日がある。明日がダメなら明後日がある」

ほむら「未来があるというのは素敵なことよ

仁美 「ほむらさん…」

ほむら「予定のない日があれば事前に教えなさい。今度どこか出かけましょう」

まどか「わ、私も!私も一緒に行きたいなー!」

ほむら「えぇ、もちろん。美樹さやかもいいわよね?」

さやか「ここで拒否する人間なんていないでしょ…当たり前じゃない」

仁美 「みなさん…」

ほむら「さてそろそろ行かないと頼りになる先輩が泣いちゃうわね」

さやか「なるのかならんのかどっちなのよ…」

ほむら「それじゃあまた明日。…仁美」

仁美 「!…は、はい!また明日!」

マミ 「そわそわ」

マミ 「そわそわ」

マミ 「暁美さん…遅いわね…お友達も来るって言うから準備したのに…」グスッ

  \ポンピーン/

マミ 「ついにきたか…!」

マミ 「マミ・トモエ いきます!!」

マミ 「よ、よよようこそ!いらっしゃい!歓迎すわっ!」

ほむら「こんばんは。巴マミ」

さやか「すげー美人がまた一人!何が起こった見滝原!」

まどか「こんにちはっ、ほむらちゃんの友達の…」

マミ 「ケ、ケーキもあるの!あがってちょうだい!」

ほむら《落ち着きなさい。会話になってないわよ》

マミ 《こんな大人数が来るなんて初めてなのよ!!》

ほむら《頼りになる先輩を見せ付けるんじゃなかったの…》

ほむら「じゃあお邪魔しましょうか」

まどか「素敵なお部屋…」

さやか「これが出来る女の部屋かぁ…参考にしとかないと」

マミ 《一人暮らしだから遠慮しないで!》

ほむら「口に出して喋りなさい」

まどか「え?」

ほむら「なんでもないわ」

さやか「あのーなんかいい匂いがするんですけどこれは…」

マミ 「え、あぁ、ケーキを焼いてみたのよ。久しぶりのお客様だしね」

さやか「美人ってすげー!」

マミ 「お口に合うといいんだけど」

さやか「んー!めちゃうまっすよ!」

まどか「すっごく美味しいです!」

マミ 「ふふ、ありがとう…」チラッ

ほむら「…」パクパクホムホム

マミ 「…」チラッチラッ

ほむら「…美味しいわね」

マミ 《やったわ!暁美さん!私今猛烈に感動してるわ!》

ほむら《だだ漏れよ》

さやか「ところでぇーマミさんはぁーどうしてぇー転校生とぉ知り合ったんですかぁー」

まどか「あ、それ私も知りたいです!」

ほむら「…」

マミ 《わかってるわよ。魔法少女のことは秘密。よね?》

ほむら《お願いするわ。巴マミ》

マミ 《任された!ってね》

マミ 「お昼ご飯を食べてたら暁美さんに声をかけられたのよ。初めての私に優しくしてくれたわ」

ほむら「ぶふぉっ!」

さやか「ナンパですか!?美人ってインチキだ!」

まどか「ほ、ほむらちゃん…そんな…」

ほむら「ちょっと待ちなさい!間違って無いけど間違ってるわ!誤解よ!」

マミ 「私に頼りたいんですって。結構可愛いわよね彼女」

さやか「そこまで言わせるなんて美人ってすげー!」

ほむら「ぐぬぬ…」

さやか「うわっもうこんな時間!?そろそろ家に帰らないと!」

まどか「あ、ほんとだ…またママに怒られちゃうよ」

ほむら「それじゃあそろそろお開きにしましょうか」

マミ 「あ、あら。別に泊まっていってもいいのよ!?」

さやか「いや、明日も学校ですし…」

マミ 「気にすること無いじゃない!」

まどか「あ、あはは…」

ほむら「駄々をこねるのはやめなさい。今日でお別れというわけでもないのだから」

マミ 「あ…そうね。うん、無理言ってごめんなさいね」

マミ 「私達ファミリーですものね!」

さやか(ファミリー?)

まどか(コンビニ行きたかったのかなぁ)

さやか「それじゃ、今日はありがとねー」

まどか「面白い先輩とも知り合えたし楽しかったよ!ほむらちゃん!」

ほむら「えぇ、二人とも気をつけて帰ってね」

さやか「明日もおくれるなよーほむら!おやすみー!」

まどか「ばいばーい」

ほむら「ほむら…ね」

ほむら「なんかもうワルプルギスの夜とかどうでもよくなってきたわ」

ほむら「困ったわね…ふふ」



書き溜めなくなったので終わり。ほんとは仁美ルートにしたかったけど広げすぎた
後日また書き溜めて別スレでやろうかなぁとも思ってます まる

ウェヒヒww間違えてたwww初SSなんで勘弁してww

>>77
>ほむら「…今日がダメでも明日がある。明日がダメなら明後日がある」

>ほむら「未来があるというのは素敵なことよ


おい、何て素敵な台詞だよ…
泣いたわ

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