紅莉栖「岡部を無視し続けるとどうなるか」(118)

紅莉栖(最初は厨二病で笑って誤魔化すけど、だんだんと素になって最後は慌てふためるはず)

紅莉栖(幸いにも今日は岡部とラボで二人っきり……無視をするには最適ね)

紅莉栖(ふふふ、岡部。あんたが悪いのよ?日頃の恨み、晴らさせてもらうわ!)

岡部「なあ、助手」

紅莉栖「…………」

岡部「聞いているのか?クリスティーナよ!」

紅莉栖「…………」

岡部「………?」

岡部「ふん、まあいい……」

紅莉栖(ふむん、とりあえず最初は徹底的に無視ね。余裕ぶってるのも今のうちよ)

岡部「………」

紅莉栖「…………」

岡部「…………」

紅莉栖「…………」

岡部「………」

紅莉栖「…………」

岡部「…………」

紅莉栖「…………」

二時間後

岡部「…………」

紅莉栖(あれ?岡部が全然話しかけてこない)

一方その頃ラボでは・・・

 ドコドコドン             ミ   ))←岡部             Mrブラウン 
       I    /            //        /        ↓ 
   _  ヽO丿    __      /O>      O セックス!!      (      ○」
  ( () ∧/ ←鈴羽 〔 TV 〕       __  /V \       _/ ̄   「/
   I ̄I   )       || ̄.||        |PC | /> ←ダル   三  ノ○ 三/> ←まゆしぃ

紅莉栖(ちょっと、岡部!話しかけてきてよ!こじゃあ無視できないじゃない)

紅莉栖「………」ジー

Prrrrr

岡部「電話………まゆりか」

ピッ

まゆり『トゥットゥルー☆まゆしぃです。オカリン、いまラボにいるの?』

岡部「ああ、そうだが」

まゆり『あのね~いまバイトが終わって、まゆしぃはこれからフェリスちゃんと一緒にご飯を食べに行くのです。それでね、オカリン。オカリンも一緒にどうかな~って』

岡部「もう、そんな時間か。ああ、俺も行く」

まゆり「紅莉栖ちゃんもいる~?」

岡部「ああ。誘ってみるか?」

まゆり『うんっ』

岡部「なあ、助手よ」

紅莉栖(よしっ!話しかけてきた!さっそく無視よ!)

紅莉栖「…………」プイッ

岡部「おーい、聞いているのか?」

紅莉栖「…………」

岡部「ふむ……もしもし、まゆり。どうやら助手は来ないみたいだ」

まゆり『そっか~まゆしぃは残念です』

岡部「まあ気に病むな。代わりと言ってはなんだが、俺が他のラボメンも誘っておこう」

まゆり『ほんと?えっへへ~ありがとうオカリン♪』

岡部「気にするな、俺は狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶真なのだからな!フゥーハハハ!」

まゆり『えっへへ。じゃあ、みんなを誘ったらまた電話してね~』

岡部「ああ、わかった。またあとでな」

ピッ

岡部「――と、言うわけだ助手。俺は今から少し出掛ける。帰るなら戸締まりをしっかりとしていけよ」

バタン

紅莉栖「…………」

紅莉栖「………えっ?」

次の日ラボ

まゆり「えっへへ~昨日は楽しかったね、オカリン♪」

岡部「ふん、まあ……たまには悪くないだろう」

フェイリス「ニャニャ~ルカニャンの料理の腕にはフェイリスも驚いたニャン。ルカニャン、ルカニャン!メイクイーンで働いてみないかニャン?」

ルカ子「えっ、えっと、ボクはその……男ですよ?」モジモジ

ダル「男の娘の猫耳メイドとか……ああ、ヤバい鼻血が」

鈴羽「もう~父さんったら」

萌郁「昨日は……楽しかった」

紅莉栖「」

まゆり「紅莉栖ちゃんも来れば良かったのにね~」

フェイリス「そうだニャン。せっかくみんなでプリクラ撮ったのに」

紅莉栖(えっ?)

岡部「ふん、プリクラなどというスイーツ(笑)御用達の……」

オカリン「でもオカリン、結構ノリノリだったじゃん」

岡部「だ、黙れ!スパーハカー!貴様だって鈴羽とのツーショットで気持ち悪いくらいニヤけていたではないか!」

鈴羽「え~でも岡部倫太郎も椎名まゆりとツーショットで撮ってたじゃん」

紅莉栖(なん……だと……?)

岡部「ぐっ、あ、あれはまゆりがどうしてもと言うから」

萌郁「でも……岡部君。昨日のプリクラ……待ち受けにしてる」

岡部「な、なぜそれを!?」

失敗した

紅莉栖(あれ?いま岡部が二人いたような)

ダル「にしても、ほんとそっくりだよな~オカリン」

岡部「ああ、全くだ。正直、似すぎて気持ち悪いがな」

オカリン「ふん、気持ち悪いとはなんだ!なんたって俺は岡部倫太郎の息子なのだからな!フゥーハハハ!」

まゆり「えっへへ~笑い方も同じなのです」

フェイリス「でも、こっちの凶真は髭も生やしてないし、髪型も違うニャン」

ルカ子「でも岡部さ……じゃなかった……オカリンさん、白衣は着てるんですね」

オカリン「何を言う!白衣はマッドサイエンティストの正装なのだ!」

萌郁「すごく、そっくり……」パシャ、パシャ

紅莉栖(………は?)

岡部「だが、まあ……未来の息子がこうなるのはちょっと……」

ダル「それが僕の未来の娘と付き合ってるってのは……正直ワロエナイお……」

紅莉栖(えっ……はい?)

鈴羽「まあまあ、未来じゃお互い両親公認の仲なんだし」

フェイリス「ニャニャ~スズニャン、にやけてるニャ~」

鈴羽「そ、そんなこと!」

萌郁「照れ隠し……」パシャ、パシャ

ルカ子「でも、凄く二人ともお似合いです」

まゆり「未来のオカリンは愛されてるね~」

オカリン「フゥーハハハ!誉めろ誉めろ!もっと誉めろ!」

ダル「うぅ……やっぱり複雑な気分だお」

岡部「……俺もだ」

岡部「くっ……俺だ。聞いてくれ、今度の機関は本気だ。未来から俺の息子を名乗る男が刺客として送られてきた」

オカリン「ああ、それはこちらも把握している。安心しろ、その男は味方だ。戦いは激しくなるだろうが……そいつが一緒なら大丈夫だろう。健闘を祈るぞ、狂気のマッドサイエンティストよ」

岡部「ああ、お前もな……

岡部「エル……」

オカリン「プサイ……」
岡部・オカリン「コングルゥ」

岡部「………」

オカリン「………」

オカリン「ふん」ドヤァ

岡部「なんで混ざってくるんだよ!」

オカリン「愚問だな!俺も貴様と同じ、機関から追われる狂気のマッドサイエンティストだからだ!」バサァ!

岡部「………鬱だ」

紅莉栖(えっ?やっぱり岡部が二人?なんで……?)

フェイリス「ニャニャ、そう言えばクーニャンは昨日いなかったから知らないのニャ」

紅莉栖(!まだ喋ってないのに)

まゆり「えっへへ、あのね~あっちの髭がなくて前髪が垂れてるオカリンは未来のオカリンの子なのです♪」

紅莉栖「な、に……?」

紅莉栖「な、なによそれ!ちょっと待って……未来の岡部に子どもがいるってあ、相手は誰なのよ!?」

ルカ子「そ、それが……」

萌郁「秘密……らしい」

紅莉栖「秘密?なんで……」

鈴羽「そうしないと、未来に影響が出るんだ。今年は、岡部倫太郎の結婚相手が決まる年。いま下手に私たちがアクションを起こすと未来が変わってしまうんだ」

本来ならまゆりルートの予定だったけど>>24で世界線が変わってしまった

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